札幌で強盗傷害事件 容疑者を逮捕 首都圏の事件との関連も捜査

10月5日に札幌市の住宅で79歳の住人男性が押し入ってきた男に縛られてけがをしたうえ現金3万円を奪われる強盗傷害事件があり、警察は25歳の容疑者を逮捕しました。首都圏ではことし8月以降、闇バイトを実行役にした似た手口の事件が相次いでいて、警察は関連がないか慎重に捜査しています。

10月5日午前1時すぎ、札幌市豊平区月寒西の住宅に男が押し入り、この家に住む79歳の男性が粘着テープで縛られるなどして手にけがをしたうえ、現金3万円を奪われました。

警察は周辺の防犯カメラの映像などを調べた結果、千歳市青葉の建築作業員、鈴木陸容疑者(25)を18日午後、強盗傷害の疑いで逮捕しました。

警察の調べに対し容疑をおおむね認めていて「強盗に入って3万円を受け取ったが返した」などと供述しているということです。

東京、埼玉、千葉、神奈川の1都3県ではことし8月以降、闇バイトを実行役にした強盗などの事件が少なくとも14件確認されていて、粘着テープを使うなど手口に似ているところがあることから警察は関連がないか慎重に捜査しています。

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