ゴー宣DOJO

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小林よしのり
2017.1.9 04:39日々の出来事

15歳の本物の尊皇派の意見


今日は成人の日らしくて、どこも連絡がつかん。

しかも3連休だったらしくて、よくそんなに休みまくって

経済的にやっていけるものだ。

みんなわしより裕福なのか?

 

逆賊派の産経新聞に「陛下のご意思尊重すべきだ」という

読者の意見が載っている。

これがなんと15歳の中学生である。

譲位の「否定的意見の中に見逃せない見解がある。それは

一度譲位を認めると、将来の天皇に恣意的な早期譲位の

可能性が生じるという考えだ。しかし、「認める」とは何事

だろう。われわれは何様なのだ。人権や人のあり方を制限

することを良しとしない現代において、なぜ天皇は生き方

を他人に決められなければならないのか。」

「われわれに人情があるのなら、陛下のご意思を尊重して

皇室制度を変えていくことも考えるべきだ。」

 

なんという賢い少年だろう。

ディズニーランドで成人式をしている新成人たちに、

これほどの国体を論じる知力があるだろうか?

 

自称尊皇派の逆賊が産経新聞には集結しているが、

15歳にしてその欺瞞性を喝破している少年がいる。

 

この少年、「ゴー宣道場」に来ればいいのに。

本物の尊皇派、本物の保守がいっぱいいるのに。

小林よしのり

昭和28年福岡生まれ。漫画家。大学在学中にギャグ漫画『東大一直線』でデビュー。以降、『東大快進撃』『おぼっちゃまくん』などの代表作を発表。平成4年、世界初の思想漫画『ゴーマニズム宣言』を連載開始。『ゴーマニズム宣言』のスペシャル版として『差別論』『戦争論』『台湾論』『沖縄論』『天皇論』などを発表し論争を巻き起こす。
近刊に、『卑怯者の島』『民主主義という病い』『明治日本を作った男たち』『新・堕落論』など。
新しい試みとしてニコニコ動画にて、ブロマガ『小林よしのりライジング』を週1回配信している。
また平成29年から「FLASH」(光文社)にて新連載『よしりん辻説法』、平成30年からは再び「SPA!」(扶桑社)にて『ゴーマニズム宣言』、「小説幻冬」(幻冬舎)にて『おぼっちゃまくん』を連載開始し話題となっている。

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第119回 令和6年 11/2 SAT
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テーマ: ゴー宣DOJO in広島「原爆の悲惨さはなぜ伝わらないのか?」

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