千葉の監禁容疑者の指紋、横浜の強盗殺人現場から検出 関連を捜査へ
千葉県市川市で男らが住宅に押し入り、連れ去られた住人の女性が17日夜に保護された事件で、監禁容疑で現行犯逮捕された住所・職業不詳の藤井柊(しゅう)容疑者(26)の指紋が、住人の男性が手足を縛られて死亡した横浜市青葉区の住宅から検出されていたことが捜査関係者への取材でわかった。神奈川県警は両事件で実行犯が重複している可能性があるとみて調べている。
県警によると、死亡した無職後藤寛治(ひろはる)さん(75)は粘着テープで手と足を縛られ、硬いもので殴られた痕が顔や体にあった。司法解剖の結果、死因は全身打撲による出血死で、15日ごろの死亡と推定された。
捜査関係者によると、青葉区の事件でリュック姿の男が確認されていたことも判明。千葉県でも、似たようなリュックの男が確認されていたという。住宅に押し入って被害者を縛る手口なども共通していることから、神奈川県警は関連を調べている。
後藤さん宅からは現金約20万円がなくなっていた。玄関横の高窓が割られ、室内はタンスなどの引き出しが開けられたままだったという。(稲葉有紗、村上潤治)
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