首都圏連続強盗の4事件、通信アプリの同一アカウント名から実行役に指示か 関連を捜査

警視庁の看板=東京都千代田区
警視庁の看板=東京都千代田区

東京都練馬区で9月に男性が車で連れ去られる事件があり、逮捕された実行役らが指示を受けた相手の通信アプリのアカウント名が、首都圏の連続強盗事件のうち、神奈川、埼玉両県で起きた計3事件の指示役とみられる人物のアカウント名と同じだったことが17日、捜査関係者への取材で分かった。警視庁などは4事件の関連を調べる。

アカウント名が一致していたのは、8~9月に起きた神奈川県の厚木市と鎌倉市、さいたま市の強盗事件。逮捕された実行役らのスマートフォンを解析し、確認した。

練馬区の事件は9月10~11日に発生。路上などで40代男性にバールや木刀で暴行を加え、乗用車に押し込んで連れ去りけがを負わせた疑いで、警視庁が計5人を逮捕していた。闇バイトに応募したとみられる。

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