17日午前7時ごろ千葉県市川市の住宅で「家の中が荒らされている」と、この家の住人で夜勤から帰宅した72歳の女性から警察に通報がありました。
住宅1階の窓ガラスが割れていて、家にあった財布から現金が抜き取られ、金庫も物色された形跡があったということです。
捜査関係者によりますと室内にはハンマーや粘着テープが残されていたほか住宅にとめてあった車もなくなっているということで、警察は何者かが盗みの目的で住宅に侵入したとみて被害の詳しい状況を捜査しています。
また、首都圏で相次ぐ闇バイトを実行役にした一連の事件と手口などが似ていることから関連を調べることにしています。
現場はJR武蔵野線の船橋法典駅から北に直線距離で1.6キロほど離れた住宅と畑が点在する地域です。
千葉 市川 住宅で室内荒らされる 一連の事件と関連捜査 警察
17日朝、千葉県市川市の住宅で窓が割れて室内が荒らされているのが見つかりました。捜査関係者によりますと室内にはハンマーや粘着テープが残されていたということで、警察は詳しい状況を調べるとともに首都圏で相次いでいる闇バイトを実行役にした一連の事件との関連を捜査しています。
近くに住む人「今まで事件も起きたことがない とても不安」
近くに住む30代の男性は「のどかで、地元ではない人が来たら目立つようなところで、今まで事件も起きたことがありません。子どもを育てているので、とても不安です。防犯にももっと努めていかないと子どもの安全も守れないのかと思います」と話していました。