SNSに「好きです」52歳女が元同僚の30代男性の職場に押しかけ…ストーカー容疑で逮捕 警察3度警告も「好きな気持ちを抑えることができず」
FNNプライムオンライン
赤いフレームの眼鏡をかけ、警察署から出てきた女。 ストーカー規制法違反の疑いで逮捕された、佐藤文野容疑者(52)です。 付きまといの被害を訴えているのは30代の男性。 現場は、被害男性が働く千葉・船橋市内のスーパーです。 警察によりますと、佐藤容疑者は9月17日から29日の間、スーパーの店員として働く被害男性の出勤日に毎回来店し、付きまとった疑いが持たれています。 佐藤容疑者が執拗なストーカー行為に及んだ理由は何だったのでしょうか。 付きまとい行為が始まったのは2年前。 当時、佐藤容疑者は現場となったスーパーで被害男性の同僚として働いていて、男性の自宅に押し掛けるなどしていたといいます。 この時は、男性からの相談を受けた警察が警告したことで、付きまといはなくなりました。 しかし、1年後の2023年5月、すでにスーパーを辞めていた佐藤容疑者から、被害男性のSNSに「好きです」「お付き合いしてください」といったメッセージが届いたのです。 この行為に対し、警察が再び警告を発し、事態は収まりました。 ところが2024年7月、被害男性が働くスーパーに、佐藤容疑者が何度も姿を見せるようになったのです。 この行為により警察から3度目の警告を受けていた佐藤容疑者。 にもかかわらず、9月も付きまとい行為を続けたことから今回の逮捕に至ったのです。 警察の調べに、佐藤容疑者は「好きな気持ちを抑えることができず、働いている姿をどうしても見たくてお店に行きました」と供述し、容疑を認めているといいます。 佐藤容疑者はまた、「このくらいのことで逮捕されるとは思わなかった」などとも話しているということです。