横浜市の死亡男性宅に複数の土足跡 外から侵入し物色か 首都圏の強盗事件との関連視野

高齢男性が倒れているのが見つかった住宅=16日午後1時58分、横浜市青葉区(共同通信社ヘリから)
高齢男性が倒れているのが見つかった住宅=16日午後1時58分、横浜市青葉区(共同通信社ヘリから)

横浜市青葉区の住宅で住人の男性が死亡しているのが見つかった事件で、土足による跡が室内に複数残されていたことが17日、捜査関係者への取材で分かった。戸棚が物色されており、神奈川県警は犯人が外部から押し入った可能性があるとみて、首都圏で相次ぐ強盗事件との関連を視野に捜査を進める。

県警は、死亡した男性をこの家に住む無職後藤寛治さん(75)と確認。妻と2人で暮らしていたといい、妻は外出していて無事だった。玄関は鍵がかかっておらず、脇にある窓の一部が割られていた。

16日午前9時半ごろ、近隣住人が「玄関ドア脇の窓が昨日から開いたままになっている」と110番し、警察官が脱衣所で血を流して倒れている後藤さんを見つけた。遺体には複数の打撲痕が広範囲にあり、手足は粘着テープで縛られていた。

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