人心掌握と地域貢献を
自らの存在意義として
情熱を注いでいます。

INTERVIEW

大平支店 支店長 根本 保治 1995年入行

人間同士のふれあいを土台に

 すべての人に平等に与えられている時間の中で、長い時間をともに過ごしているのが支店の仲間です。支店長としてどうやって支店を盛り上げていくかを考えながら、常に笑顔があふれる職場をつくろうと取り組んでいます。

 実は今の私があるのは、27歳の時にお世話になった支店長のおかげです。当時、銀行を辞めたいと思っていた私が、その支店長のもとで渉外係のおもしろさに目覚め、仕事が楽しくてたまらなくなりました。その後、たくさんの人情味あふれるお客さまと出会うことができました。忘れられないのは、大企業の役員であったお客さまの資産承継のお手伝いをした時、疎遠になっていたご子息との間を取り持ったこと。「根本さんでなければ家族とこんなに距離が近くなることはなかった」と大変感謝され、その後も良いおつきあいが続いています。

 こうした経験を経て、支店長の仕事は人心掌握に尽きると思いました。部下との面談を重視し、何でも本気で言い合える間柄になるよう努めています。お客さまに対しても、仕事以外の話もできるようになることが大事。そうして、栃木銀行のファン、さらには自分のファンになっていただくのが理想です。

地元で無限の可能性を掘り起こす

 支店のある栃木市大平町に貢献したいという思いは非常に強く、それができなければ私が支店長でいる意味がありません。この町は無限の可能性を秘めています。例えば、ビール麦の父といわれる明治期の農業先覚者・田村律之助(1867〜1932年)は大平町の出身で、栃木県はビール麦(二条大麦)の生産が日本一です。その功績をたたえる「田村律之助顕彰会」との関わりがきっかけで、地域の人に縁が広がっていきました。これは目先のお金の話ではなく、将来に向けての種まきにつながります。他にも、まだ知らない地元の魅力がたくさんあり、出会えていない素晴らしい人もたくさんいるはずです。地元を掘り起こせば、銀行としてできることはどこまでも広がるでしょう。銀行は、製造、物流、建築などあらゆる業種に携わることができ、自分が融資をした小さな会社が、やがて栃木から世界に羽ばたくかもしれません。そのお手伝いができるのも、銀行の大きな魅力です。今の栃木銀行の地盤を築き上げてくださった先人たちに感謝し、次の世代(行員)にお客さまの夢をつなぐことが、私に課せられた使命だと考えています。

INTERVIEW インタビュー動画

MESSAGE 学生の皆さんへ

会社選びのポイントは、従業員の表情やしぐさなどに表れる雰囲気にあると思います。企業風土をつくるのは人であり、人こそが企業の財産だからです。次の世代を担う皆さんが何をできるか考え、それを行動に移せる職場を探すことが大切です。その選択が栃木銀行であればと願っています。栃木県の未来を一緒につくっていきましょう。