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移動の制約を解放し、街での生活を豊かにしていきたい。LuupのMarketing部は、社会のために汗をかく。

“街じゅうを「駅前化」するインフラをつくる”というミッションを掲げ、電動マイクロモビリティのシェアリング事業を展開するLuup。電動・小型・一人乗りのマイクロモビリティを包括的に取り扱い、ファースト・ラストワンマイルの移動手段を確立し、全ての人が自由に移動できる未来を目指しています。

「LUUPでワープ!」、「大阪タダ乗りフェス」、直近は「銭湯・サウナ開拓フェス」など、大規模なキャンペーンを積極的に展開しているLuup。これらの企画は、Marketing部が行っています。今回は、Marketing部のリーダーを務める高木僚平さんにお話を伺いました。
高木さんは、新卒でサイバーエージェントに入社し、広告営業を経験。その後、データアナリストへ転身し、多くのサービスを担当しました。電通デジタルへの転職後はスタートアップや大企業の新規事業に関するコンサルティングを経験。電通グループ内での自社サービスの立ち上げにも関わりました。

生活を変えるイノベーション、それがLUUPだと思った

ーLuup入社までの経緯を教えてください。

直前まで新規事業を2年ほどやっていたのですが、どうにもこうにも上手くいかなくなってしまったんです。もちろん会社に残る選択肢もありましたが、自分としては環境を変えて次の挑戦をしたいと思っていたときに、エージェントから紹介してもらったのがLuupでした。
Luupという名前は知っていましたが、「キックボードの会社」だと思っていましたし、志望度はそんなに高くなかったんです。ですが、話を聞いてみると「キックボードの会社」ではなく、「街のインフラに本気で取り組んでいる会社」だったんです。“街じゅうを「駅前化」するインフラをつくる”というミッションに惹かれ、真に生活を豊かにするサービスだと確信し、Luupを選択しました。

少し話は逸れますが、全自動衣類折りたたみ機ロボット「ランドロイド」の開発元であるセブン・ドリーマーズ・ラボラトリーズが2019年に破産しましたよね。実はそのニュースで絶望したんです。私は妻と子供2人の4人家族なのですが、4人分の洗濯物をたたむのに1日30分かかるんです。30分間無心でたたんでいますが、その作業をロボットがやってくれたらQOLは大きく向上しますよね。ランドロイドは人々の生活を変えるイノベーションだと思っていたので、破産のニュースを見たときは心底がっかりしました。
いま、たくさんのスタートアップが様々なサービスを展開していますが、本当に人々の生活を良くするためのサービスって、限られていると思うんです。LUUPは、まさに、全ての生活者の生活を変えるもの。そこに感銘を受けました。

ミッションだけではなく、Luupで働く人たちが非常に素晴らしい人たちばかりだったことも、Luupに入社を決めた理由の一つです。
役職がない人もある人も、各々が起業していてもおかしくないほどのスキルとバイタリティを持った方ばかりです。尊敬できる社員に囲まれて仕事ができています。
さらに代表である岡井の人柄にも惹かれました。ビジネスパーソンとして優れているのはもちろんのこと、人として魅力的なんですよね。多くの人が岡井と話すと岡井を好きになって応援してくれる。それは私が考えるCEOとして最も必要な条件でもあり、特にLuupのような難易度の高い事業を率いるためには、より欠かせないと思っています。

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Marketing部が定める、3つの役割

ーMarketing部のメンバー構成を教えてください。

自分を含めて社員が3名で、業務委託やインターンの方々にも関わっていただいています。ブランディングは経営戦略に関わるので自分が直接音頭をとっていて、プロモーションやキャンペーンは社員の2人に担当してもらっています。業務委託の方には主にコンテンツマーケティングを担当してもらっていて、「LUUP letter」というオウンドメディアの記事をつくったり、SNSを運用してもらったりしています。

ーMarketing部の業務内容を教えてください。

今期は、LUUPの露出を増やすことを一番に置いて、マーケティングの戦略を考えています。ただ、露出を増やしたいからCMやろう!という話ではありません。正しいブランドかつLUUPにとって適切なチャネルで露出を増やすことが重要だと思っています。そうすることで、ポートやユーザー数が増え、ライドが増えるはず。KPIを新規ユーザー数に置き、その数値を伸ばすために3つの機能にフォーカスすることにしました。

1つ目は、ブランドストラテジーです。
LUUPが、ユーザーや企業、街全体に信頼され、選ばれるサービスであるために、どんなコミュニケーションが大事なのか、ということを考えています。LUUPが単に電動キックボードを広めようとしているだけ、と思われては失敗です。

2つ目は、企画宣伝です。
キャンペーンや広告出稿などをしていきます。例えばキャンペーンについて、直近ではLUUPのユースケースを想起させるような「銭湯・サウナ開拓フェス」を行いました。また、今年のGWには、「LUUPでワープ!」キャンペーンを実施し、駅構内でのOOHも展開しました。

3つ目は、コンテンツマーケティングです。
TwitterやInstagramといったSNSの運用、LUUP letterの運営、ユーザーやポートオーナー向けのメルマガ配信を行っています。

ー高木さんが担当したマーケティング事例で、印象的なものはありますか?

やはり、今年のGWに実施した「LUUPでワープ!」でしょうか。LUUPとして初めての大規模なOOHでした。

LUUPを利用したことがない方にとっては「電動キックボードって、そもそも何が良いの?」と思われる方も少なくありません。そういった方に対して、最も分かりやすい利用シーンとして「電車で行くと遠回りだけど、LUUPだと最短距離でたどり着ける」ということをキャンペーンを駅で直接訴求しました。
例えば、中目黒から三軒茶屋は直線距離だと近いですが、電車で行こうとすると、一度渋谷まで行って乗り換えなければなりません。しかし、LUUPだと最短距離で行くことが可能です。まさに「LUUPでワープ!」を体感してもらえたキャンペーンだったと思います。

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更に、Twitterで「#この道をワープしたい 総選挙」キャンペーンも同時期に実施しました。LUUP公式Twitterアカウントの該当投稿のリツイート数=投票数として、「どのルートでワープしたいか」を競う総選挙キャンペーンです。1位になったルート近隣のポートは、5月下旬以降の1週間、ライドが無料になるというものでしたが、街の方々がどこの移動にペインを抱えているのかも分かった事例でした。

社会のために働いているという気持ちになれる

ー高木さんが思う「Luupならではのカルチャー」は、どんなところでしょうか?

Valuesの一つにある「Mission First」という強烈な行動指針は、まさにLuupを体現するものだなと思いました。とにかくこの会社は”街じゅうを「駅前化」するインフラをつくる”というミッションのもとに動いています。「自分のために」ではなく、「会社のために」という思いでもない。あくまでも、「社会のために」働いているという気持ちになれるのが、Luupの好きなところです。だから、自分たちの部だけが目標を達成してもしょうがない、他の部の成功を願いながら、連携し、会社全体で一丸となって働けていると思います。

ー高木さんから見たLUUPのマーケティングの面白さ、難しさ、やりがいを教えてください。

LUUPは非常に複雑なサービスです。to Customer、to Businessだけでなく、to Governmentの要素もあるサービスで、アプリで完結せず、ハードウェアもあります。加えて、車道を走る以上、車やバスとの共存関係を築く必要があるため、ユーザー以外の人たちにもコミュニケーションを取る必要があります。
こんなにも複雑なサービスだからこそ、LUUPのマーケティングをやりきれたら、どこの企業でも通用するんじゃないかと思っています。難しさにやりがいを感じられたり、楽しめたりする方が、LUUPに向いているんじゃないかと思います。

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LUUPならではのマーケティングの解を見つけたい

ー今後Luupでどのようなことに挑戦していきたいですか?

自分が挑戦したいWILLは特にないのですが、やらなければならないと思っているMUSTはあります。それは、LUUPならではのマーケティングの解を見つけること。LUUPは、非常に複雑なサービスのため、他の成功事例が通用しません。その中で、勝ち筋を見つけなくてはいけません。

ーどんなメンバーと一緒に働きたいですか?

今のMarketing部のことを考えると、マーケティングの専門性も必要なので、長くマーケティングを経験されてきた方が来てくれるのは嬉しいです。ただ、マーケティングの中でも特に限られた分野だけの経験だと、入社後に苦労するかもしれません。なぜなら、LUUPは新しく複雑なサービスなので、「今までのマーケティングでこうやって成功してきた」という体験が、逆に邪魔をする可能性もあります。とは言え、マーケティングの実務経験がないと難しいとも思います。

ーLUUPの未来に対してワクワクしていることはどんなことですか?

日々、我々のミッションが達成された世界を想像しながら仕事をしています。本当に街じゅうにLUUPが溢れたらいいなと思っていますし、そうなったときに「どう生活が変わるのか?」ということを想像しています。
例えば、近所のスーパーやコンビニなど、よく利用する施設はもちろんのこと、マンションの玄関にもポートがあるでしょう。これまで牛乳を買い忘れたことに気が付いても、再び買いに行くことが億劫ですよね。それが、LUUPがインフラになった世界では、億劫な気持ちになることなく、すぐに買いに行けます。行動範囲が飛躍的に広がるんですよね。

それに、これまで移動時間は「その先の目的」を達成するために仕方なくかけている時間だったと思います。LUUPの移動は「楽しさ」も含まれていますから、行動範囲が広がる上にその過程が楽しいものになり、生活自体が楽しくなっていくはずです。

もっと先の未来は、道路にマイクロモビリティ専用レーンができたり、自動運転が導入されているかもしれませんし、お子さんを連れている方やお年寄りの方も簡単に安全に乗り降り出来るような車両も開発されているかもしれません。こういったワクワクした想像は、社会のインフラレベルで物事を考えている企業ならではのことだと思っています。

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Luupでは、マーケティングマネージャーの採用を行っています!少しでもご興味を持ってくださった方は、お気軽にご連絡ください!



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