全国目指し スキル競う 電話応対コンクール県大会

 顧客から受けた電話応対のスキルを競うコンクールの県大会が4日、開かれました。

 ことしの大会には、企業のカスタマーセンターに勤める社員など、合わせて30人が出場しました。

 競技では、カタログギフトの販売会社の営業担当という想定で、インターネットでの購入を検討する顧客に対応します。

 持ち時間は3分で、▼コミュニケーションのスキルや▼電話越しの印象などを基準に審査します。

 出場者は、分かりやすさなどを意識しながら、顧客に対して、ホームページの操作の説明や要望にあった提案を行っていました。

 今回、優勝したのは、柳川綾香さんで、11月15日に開かれる全国大会に出場します。

秋の全国交通安全運動 期間中の死者3人

 9月21日から30日に行われた「秋の全国交通安全運動」について、期間中に発生した交通事故による死者は、前の年と同じ3人となりました。

 県警交通総務課によりますと、川口市内で酒気帯び運転で一方通行の道路を逆走して乗用車と衝突し、乗用車を運転していた男性が死亡するなど、死者数は前の年と同じ3人で、いずれも交差点で事故が発生しています。

 都道府県別では、埼玉県はワースト7位でした。一方、人身事故の件数は393件で、前の年の同じ時期に比べ59件減少しました。

 また、負傷者も65人減少し468人、物件事故も473件減り3862件でした。

 県警はことし11月に、自転車の「ながら運転」や酒気帯び運転に罰則を科した改正道路交通法が施行されることなどを見据え、10月1日に専門チームを発足させていて、啓発や取り締まりの強化を目指していきます。

“紛争の実情 知って” ガザ派遣医師が高校生と語る

 紛争が続くガザの現状を高校生たちに知ってもらおうと、現地で負傷者を治療した日本人の医師が、さいたま市内の高校でトークセッションを行いました。

 トークセッションが企画されたのは、さいたま市立浦和南高校です。去年10月から始まったガザの紛争に、医師として4度派遣された安藤恒平さんが学校を訪れ、3年生の33人と意見を交わしました。

 4日ははじめに、現地に5月に開設した野外病院が紹介されました。病院ではこれまでに、24000件以上の手術が行われています。また、けがの治療だけでなく、対話を通して、心のケアを行うスペースもあるということです。

 高校生による安藤さんへの質問コーナーも企画され、生徒たちは、安藤さんとの交流を通して、ガザの医療現場の実情を学んでいました。

立教大学生が制作 朝霞のまち歩きMAP

 観光を通して地域活性化を目指そうと、産学連携協定を結んでいる立教大学と武蔵野銀行が制作した「坂」をメインに巡るまち歩きMAP「ぶらって朝霞」が完成し、4日、朝霞市に贈呈しました。

 制作したのは、立教大学の観光学部の学生たちです。

 まち歩きMAP「ぶらって朝霞朝霞の坂」は立教大学観光学部の学生9人が、まち歩きを繰り返し市内にある坂の多さが魅力と考え「坂を主軸に朝霞を巡る」をテーマに1年半かけて作りました。

 マップには、学生が推す17の坂の写真や特徴が掲載されていて、坂を経由してたどり着く市内の観光スポットを紹介しています。

 まち歩きMAP「ぶらって朝霞朝霞の坂」は、朝霞市役所や武蔵野銀行の支店などで配布される予定です。

障害者雇用推進へ 鴻巣市で合同面談会

 障害のある人たちを対象にした雇用合同面談会が鴻巣市で開かれました。

 面談会には、障害がある10代から70代の男女およそ90人と、障害者の雇用を検討している物流や家電量販店などおよそ20社が参加しました。

 参加者は興味がある企業のブースを訪ね、自身の障害を説明し職場で配慮してもらいたいことなどを伝えました。

 これに対し企業の担当者は、仕事の内容がイメージしやすいように職場の動画を見せながら、参加者の相談に応じていました。

 4日の面談会をきっかけに企業とマッチングした参加者は、今後、業務を実際に体験し面接などを経て採用が検討されるということです。

さいたま市の文化芸術 パネルで紹介する企画展

 さいたま市の代表的な文化芸術やスポーツイベントをパネルで紹介する企画展が、市内で開かれています。

 企画展では、来年3月までの半年間、テーマを変えながら市内の文化芸術やスポーツイベントを紹介します。

 現在は、大宮の「鉄道」と「盆栽」、そして浦和の伝統産業、「ウナギ」をテーマにパネルが展示されています。

 また、会場では11月2日に開催される自転車ロードレース、「ツール・ド・フランスさいたまクリテリウム」を特集したコーナーも期間限定で設けられました。

 本場・フランスで去年、行われた「ツール・ド・フランス」で入賞を果たした選手4人のサイン入りのジャージなどが展示されています。

 また、大会の表彰式で使用されるバックボードのレプリカもあり、記念撮影を楽しむこともできます。

 「さいたまクリテリウム」の特集コーナーは10月9日、「鉄道」と「盆栽」のパネル展示は11月中旬まで開かれます。

 その後は、スポーツイベントが「さいたまマラソン」、文化芸術は「人形」と「漫画」にテーマが変わります。

 企画展は、さいたま市浦和区の埼玉りそな銀行さいたま営業部1階ロビーで、来年3月まで開かれます。