「核のごみ」の最終処分地を選ぶ過程です。3段階の調査が行われます。

まずは10日、佐賀県玄海町が受け入れを表明した「文献調査」です。施設に影響するような地層の変動や地下資源などがないかを調べます。
次の段階がボーリングなどによる「概要調査」です。
最後に行われるのが「精密調査」です。地下に施設を作り、処分地に適するかを調べていきます。
このように、施設の建設へ向けた《調査》だけでも約20年がかかることになります。
さらに調査を次の段階に進めるには、該当する《市町村長》と《都道府県知事》の賛成が必要です。
周辺自治体の住民への説明を進めるとともに、長崎県のように隣県で生活する住民への説明が行われるのかが今後注目されます。