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くすぐり小説スレッド- 1 :くすぐり好きの名無しさん:2008/08/18(月) 18:46:30 ID:NLHxYjQs
- 読んで字の如くです。
短編・長編構わず書き込んでいきましょう。
- 2 :くすぐり好きの名無しさん:2008/08/18(月) 21:17:14 ID:zOTi9uDk
- 俺はくすぐった。
「くすぐったーい!やめてー!」
-完-
- 3 :くすぐり好きの名無しさん:2008/08/20(水) 10:41:31 ID:vs4NT2gc
- 俺は水着の美少女をくすぐった。
「くすぐったーい!やめてー!」
それでもくすぐりの手を休めない。
「もっとくすぐったーい!やめてー!」
彼女はくすぐられすぎてぐったりしてしまったようだ。
-完-
- 4 :くすぐり好きの名無しさん:2008/08/20(水) 10:42:19 ID:vs4NT2gc
- みなさん、この調子で発展させていきましょう!
→いいえ、この調子で書き込んではいけません。
- 5 :jyu:2008/08/21(木) 20:21:13 ID:t2jen6Ww
- プリシア・テスタロッサ事件から7ヶ月。高町なのははいつものようにロストテクノロジーの回収命令を受けていた。
「危険度C。楽勝だね。」
余裕綽々でなのははロストテクノロジーを手に入れた。帰る途中になのはは綺麗な草原を見つけた。
「ふぅ、まだ時間もあるし一休みしていこうかな。」
なのはは草原に降り横に寝っ転がった。
「いい気持ちー、今回のロストテクノロジーは楽だったしなぁ。」
チラリと手に持ったロストテクノロジーをみる。こうしてみると只の丸いボールのようだ。
「んっ、綺麗な赤い宝石がついてる。レイジングハートみたいだなぁ。」
なのはは何の気なしに赤い部分をのぞき込んでみた。その瞬間光が発射され・・・
「きゃっ!」
完全に不意をつかれたなのはは気を失ってしまった。
目が覚めるとなのはは青い壁が取り囲む空間にいた。
「しまった、油断した。レイジングハート!」
なのはは愛用の魔法の杖の名前を呼ぶが反応はない。どうやら魔法が使えないらしい。
「困ったな・・・どうしよう・・・」
突如壁から青い手が出現しなのはの両手両足を掴んだ。
「何、なんなの?」
唐突に起きた出来事になのはは動揺を隠せない。しかしそんななのはを置き去りに事態はどんどん進行してゆく。さらに壁からいくつもの青い手が増えなのはをくすぐり始めたのだ。
「ちょっ、あはは、やめ、あはは、くすぐったい!」
全く事態が飲み込めないまま僅か小学3年生の幼い身体を身動きもとれない状況でくすぐりまくられる。首筋を撫でられ脇の下を刺激される。脇腹を揉まれ身悶えさせられるかと思うと太ももを引っかかれる。なのはの受ける苦痛は凄まじいものだった。
だが状況は更に悪化する。足元に再び青い手が現れなのはの靴を脱がし始めたのだ。
「うひゃひゃ、やめ、ははは、あしの、はは足の裏はだめー」
以前なのはは友達のアリサにくすぐられたことがあった。その時に足の裏もくすぐられたのだがまさに気が狂うような刺激だった。それが今は拘束状態。しかも体中をまさぐられている。
なのはは服がはだけるのも構わずに暴れた。しかししょせんは幼い女の子の力。トリプルAランクの魔法少女でも魔法が使えない今大した抵抗も出来ないままなすがままにされてしまう。
「あはっ、ほんとにだめ、許してー、あひゃひゃひゃ。」
かりかりかりかりと足の裏を撫でられなのはは体をくねらせ悶絶する。身体は刺激から逃れようと動いているのだがまるで役には立っていない。ただ踊っているように見えるだけだ。
青い手はなのはの足の裏を弱点と知ってか知らずか執拗に責め立てていたがしつこく責めた結果徐々に黒いソックスが破れていった。
素肌の部分に青い指がふれた瞬間なのはは弾かれたように右足を上げた。拘束されているにも関わらずである。あまりのくすぐったさに身体が限界以上の力をだしたのだ。
「あはははは、ごめん、ごめんなさい!ごめんなさい!靴下は、靴下だけは許してくたさい!ひゃひははは!おね、ははお願いします!」
なのはは心から懇願したが相手はロストテクノロジー、要するに機械である。慈悲も意思もない。
ソックスを破りとられ裸足になった少女の柔らかな土踏まずや足の指の間まで念入りにくすぐっていく。
「ひぎゃはふひゃはは、くすぐったー、はははは!やだーやめてーお願い!ひゃはは!誰か!誰か助け!」
なのはの思考にはもはやくすぐったいということしかない。笑いすぎで涙ももう枯れ果て普段なら恥ずかしがる胸部の露出や下着のことすら気にする余裕すらない。まさに限界だった。
「・・・・・・!」
なのはは雷のような光と共に地獄のようなくすぐりが止まるのを感じた。
「大丈夫、なのは!」
任務中のなのはがあまりにも帰りが遅いのでアースラがフェイトを派遣した。そこでロストテクノロジーと痙攣しているなのはを発見したのだ。フェイトは得意の雷魔法で起動していたロストテクノロジーを麻痺させた。
「良かった、外傷はないみたい・・・」
フェイトは眠っているように見えるなのはの体を見回し安心したように呟いた。
「全く、色んな人に心配かけて・・・任務中にお昼寝するなんて帰ったらお仕置きされちゃうよ。」
なのはの災難はまだ続くかも・・・
- 6 :くすぐり好きの名無しさん:2008/08/21(木) 23:56:12 ID:k6mqWTUs
- 「・・・ん?」
かれんは目が覚めた。
「ん~、何かとってもいやらしい夢を見たわね。」
そう、今までのは全て夢だったのだ。
完
- 7 :尻尾が9本もあったら邪魔だろjk ◆h44221MlYo:2008/08/24(日) 02:20:23 ID:Amy2itOI
- 「ふぁ~…あ。退屈じゃのう…」
玉藻は大あくびをひとつすると、9本の尻尾をふるふると揺らした。
「ぼたん、あざみ。何か面白い事はないのかえ?」
ぼたんとあざみは、何年も前から玉藻の側に仕えている侍女だ。尻尾が1本しかない普通の妖狐だが、
良く働き、良く尽くしてくれるので玉藻はとても可愛がっていた。
「そうですねぇ……今日は風が爽やかですから、夕涼みを兼ねて野点でもいたしましょうか」
「茶か。…そうじゃな、水ようかんなぞ食いながら、熱い茶を一服喫するのも一興じゃ。よし決めた。
茶会をしよう。ぼたん、あざみ、さっそく準備せい」
「はい玉藻様」
二人の侍女は、いそいそと茶会の準備に取り掛かった。
後に、大江山の酒呑童子、崇徳の大天狗と並んで日本三大悪妖怪に数えられて恐れられた、九尾の狐。
現代に伝わる伝承では、その美貌をもって鳥羽上皇に取り入り、その絶大な霊力をもって人々を虐待した
悪い妖怪と伝えられている。
しかし、それはあくまで後世の人間がこしらえた御伽噺。
本当の九尾の狐、玉藻前(たまものまえ)は、平穏な時間を愛し、孤独と退屈を嫌う優しい妖怪であった。
- 8 :尻尾が9本もあったら邪魔だろjk ◆h44221MlYo:2008/08/24(日) 02:25:08 ID:Amy2itOI
- 那須野の山奥にひっそりと佇む、玉藻の小さな御殿。
その庭先に緋色の敷物を広げて、3人だけのささやかな茶会が行われた。
茶会と言っても各々が自由に茶を立てて自由に飲むというだけで、小難しい作法や決まり事は一切ない。
気楽な浴衣姿で、よく冷えた水ようかんをつつきながら景色を眺めているだけで玉藻は満足なのだ。
季節と共に変わりゆく野山を愛で、茶を喫し、興が乗れば俳句や和歌などを詠んでみる。
玉藻はそんな時間を過ごすのが好きだった。
「ん~。良い気分じゃ。ぼたん、あざみ、苦しうない。お前たちも足を伸ばしてくつろぐがよいぞ」
玉藻の許しを得て二人は足を崩した。だがこの時、ぼたんの身体にある異変が起きていたのだ。
ぼたんは取り澄ました顔をしているが、玉藻はぼたんの不自然な動きを見逃さなかった。
「ん? 何じゃぼたん。ひょっとして、足が痺れたのかえ?」
玉藻がとびっきりのイタズラを思いついた、という顔でぼたんのそばににじり寄ってきて隣に座った。
「い、いえ! ぜぜぜ全然大丈夫です! ホントです玉藻様! ホントに何ともないですから!」
実際は少しも大丈夫ではなかった。座っている時はまったく感覚がなかったが、足を崩した直後から
痺れが切れた時特有のイタ苦しい感覚が足全体を襲っているのだ。
「ほほ~う? 痺れてはおらぬのじゃな? なれば触っても平気じゃろ?」
玉藻はそういってニタァ~っと笑うと、9本の尻尾をぼたんの脚に近づけた。艶やかな金毛に覆われた
美しい尻尾を怪しく揺らして挑発する。ぼたんは逃げたくても足が痺れていて動けない。
ぼたんが何か言おうとするのを遮るように、玉藻は尻尾をぼたんの脚にしゅるりと巻きつける。
「※⇔㍊♂㈱〆~~~~~ッ!! んぁああん! た、玉藻様ぁ! 許してくださいぃ~ッ!!」
痺れた足をもふもふと愛撫されたぼたんは、言葉にならない悲鳴をあげて悶えた。
「ふふ…わらわに嘘をつくからそういう目に遭うのじゃ、ばか者め」
嘘をつかなくても恐らく同じ目に遭わされていたに違いないとぼたんは思ったが、それは黙っていた。
- 9 :尻尾が9本もあったら邪魔だろjk ◆h44221MlYo:2008/08/24(日) 02:30:28 ID:Amy2itOI
- ぼたんの足の痺れはようやく治まったが、玉藻の攻撃はまだ始まったばかりだった。
「く…くすぐったいですぅ! 玉藻様!」
ぼたんの両足に絡みついた玉藻の尻尾が、足全体をサワサワとくすぐっているのだ。
さらに玉藻は、尻尾の先端を使ってぼたんの足の裏をコチョコチョとくすぐった。柔らかい毛で
土ふまずや指の間を重点的に責め、ぼたんを激しく悶えさせる。
「た、た、玉藻様ッ!! 私ひひっ! あははッ! くす…くすぐったがりなんです!! 後生ですから…!
くすぐりだけは許してくださいぃひひひゃはははははははッ!!」
玉藻に仕え始めて以来ずっと隠し通してきた弱点を暴かれてしまったぼたん。
当然、イタズラ好きの玉藻が『ならば許してやろう』などと言うわけがない。
「いーや許さぬ。嘘つきはくすぐりの刑と決まっておる。もっとも、さっき決めたばかりじゃがな」
玉藻はそう言って楽しげに笑うと、尻尾をぼたんの浴衣の中にするすると滑り込ませ、柔らかい毛で
ぼたんの素肌を優しく撫ではじめた。まるで無数の筆で全身を責められるようなくすぐったさだ。
「キャハハハハハハッ! くすぐったひひひひッ! ゴメンなさい! ゴメンさない!!」
ぼたんはクネクネと身体をよじり、玉藻の尻尾から逃げようと必死にもがいた。だが玉藻は7尺弱(約2m)
もある9本の尻尾をぼたんに絡みつかせ、抵抗を許さない。
「クックック…無駄じゃ無駄じゃ。わらわの尻尾から逃げられると思うてか。それそれ、笑え! 苦しめ!」
ぼたんにとって一番不幸なのは、玉藻がいつにも増して上機嫌な事だ。ぼたんをくすぐってからかうのが
楽しくて仕方ないのだろう。この分だと玉藻が飽きるまで終わらないかも知れない。
「ひ! んぁあ! 腋の下ダメです! おへそもダメですぅ!! そんなトコくすぐっちゃダメですぅうう!」
尻尾でもふもふされるだけでもくすぐったいのに、玉藻はぼたんの弱点を的確にみつけ、そこに尻尾の
先端を立ててコチョコチョと攻撃してくる。
玉藻のイタズラはまだまだ終わりそうになかった。
- 10 :尻尾が9本もあったら邪魔だろjk ◆h44221MlYo:2008/08/24(日) 02:35:29 ID:Amy2itOI
- 「おね…お願いですぅ! もう…! あははッ!! やめて…くださいぃひひひッ!!」
ぼたんはジタバタと暴れるが、どんなに手足を動かしてもくすぐったさから逃れられない。
浴衣を脱がされたぼたんの全身に太くて長い玉藻の尻尾が巻きつき、空中に浮かされているのだ。金毛に
触れていない部分がほとんどないという状況なので、むしろ動けば動くほどくすぐったくなってしまう。
「きゃひひははははははっ! いつまで…! いつまで続くんですかぁははははははッ!!」
「そうじゃな…もうそろそろ四半刻(30分)になるから、許してやってもよい。お前次第じゃがな」
尻尾全体をもふもふと動かしてぼたんを笑い悶えさせながら、玉藻は意地の悪い質問をする。
「お前が一番くすぐられたくない場所は何処じゃ? 正直に言えば、許してやらぬ事もないぞ?」
ぼたんは考えた。一番くすぐられたくない場所がどこなのかは分かりきっている。自分の身体なのだから。
だがその場所を正直に白状すれば、イタズラ好きの玉藻の事だ。きっとそこを集中的に狙ってくる。
だが待てよ、とぼたんは思う。四半刻近くもの間、玉藻はぼたんの全身をくすぐり続けていた。もう既に
自分の最大の弱点を見抜いているかもしれない。だとしたら、ここで嘘をついても見抜かれるのではないか。
そもそも“嘘つきはくすぐりの刑”という理由で始まったくすぐり責めなのだ。ここで嘘をつくのは危険
なのではないか。いやしかし…
なかなか答えないぼたんを見て、玉藻は苦笑しながら言った。
「ばか者。お前の考えなぞ手に取るように分かる。そうやって何でも打算的に考える事が悪い、とわらわは
言っておるのじゃ。少し反省せい。お前の弱点はここじゃろ?」
そう言って玉藻は、ぼたんの左の脇腹に数本の尻尾を集め、少し強めにぐりぐりとくすぐった。
「うぁああははははッ! ゴメンなさいぃいひひははははははっ! ソコだけは許してくださいぃ~ッ!!」
やはり玉藻は的確にぼたんの弱点を見抜いていた。玉藻のイタズラはまだ続きそうだった。
- 11 :尻尾が9本もあったら邪魔だろjk ◆h44221MlYo:2008/08/24(日) 02:40:23 ID:Amy2itOI
- 「んん~? ぼたん、お前はくすぐられて感じておるのかえ?」
「そ…そんな事…あははははっ! ありません…!」
「ほう…? それはおかしいのう?」
玉藻はぼたんを包んでいる尻尾の中に右手を差し入れ、ぼたんの秘所にそっと触れた。
「…んぁあっ!」
「くすぐりに感じておらぬのなら、なにゆえこんなに濡れておるのじゃろうな?」
指についた愛液をぼたんに見せ、玉藻は意地悪く笑った。
「そ、それはぁはははッ! 尻尾が…! 玉藻様の尻尾がこすれるからぁ…ッ!」
身体に巻きついた玉藻の尻尾が花弁や乳首に触れるたび、ぼたんの全身に甘い痺れが奔るのだ。
「ふふふ…今度は素直なのじゃな。これが良いのかえ?」
玉藻はぼたんの脚の間に尻尾を差し入れ、もふもふと優しく撫でた。
「んぁあああああああああッ!! た、たま、たまもさまぁああああッ!!」
たまらない快感に、ぼたんは涙声で絶叫し、イヤイヤと首を振った。
その様子をずっと羨ましそうに見ていたあざみ。両手で自分の尻尾をきつくつかんで何かと戦っていた。
しっかりと自分の尻尾をつかまえておかないと、無意識のうちに自分の尻尾で自分の秘部をなぐさめて
しまいそうなのだ。
(いいなあ…ぼたんは…私も玉藻様の尻尾でもふもふしてもらいたいよ…)
そんな事を考えながら離れた位置に座ってもじもじしているあざみを、玉藻は見逃さなかった。
「ふふ…あざみ、良い子にして待っておれ。ぼたんの後にお前も可愛がってやるほどにな」
あざみは今にも暴れ出しそうな自分の尻尾を抱きしめながら、うんうんと何度も頷いた。
- 12 :尻尾が9本もあったら邪魔だろjk ◆h44221MlYo:2008/08/24(日) 02:45:08 ID:Amy2itOI
- 「んあ… ふぁあ… たまもさま… きもちいいですぅ…」
股間を何度も何度も尻尾で撫でられ、乳首を尻尾の先でくすぐられ、ぼたんは甘い声をもらしていた。
ようやくくすぐりの刑から解放されたものの、今度は快感責めにされている。
「ん。可愛い奴じゃ。良いのか? わらわの尻尾は気持ちよいのかえ?」
「んんん… すんごくきもちーですぅ……」
相変わらず身体中に尻尾が巻きついたままもふもふと動いているのだが、くすぐったさを感じない。
まるで全身を優しく愛撫されているかのような、不思議な快感。そして安心感。
実はくすぐっていた時とは尻尾の動かし方が逆で、尻尾の毛並にそって撫でている。玉藻の匙加減一つで
くすぐったくも出来るし、気持ちよくも出来るのだ。
(玉藻様の尻尾、あったかくてやわらかい… それに…お日様の匂いがする…何だかしあわせ…)
今まで味わった事のない快感にうっとりしているぼたん。
だが、絶頂がすぐそこまで迫って来ていた。
「た、たまもさま…ふぁ…ダメです…! んん…! と、とんじゃいますぅ…!」
「良い良い。飛んでも良いぞ、ぼたん。許す。許すから存分に果てるがよい」
玉藻の尻尾がぼたんの秘洞をそっと押し広げ、隠れていた陰核を尻尾の先端で優しくくすぐった。
「ふぁあああああッ! た、た、たまもさまぁああッ! とんじゃうううううううッ!!!!」
びくんびくんと身体を激しく痙攣させ、ぼたんは果てた。
放心しているぼたんを敷布の上にそっと寝かせた玉藻。次はあざみを可愛がってやる約束だ。
玉藻はあざみを尻尾で抱きよせながら、思った。
(こんなに身近に、こんなに可愛い遊び相手がおったのじゃな… 茶も良いが、コレも良いのう…)
新しい遊びを発見した玉藻は子供のように浮かれながら、あざみの身体に尻尾を巻きつけ始めた――
-了-
- 13 :くすぐり好きの名無しさん:2008/08/25(月) 01:02:39 ID:pCm6oRmQ
- GJです。
狐っ娘いいですよね。
- 14 :くすぐり好きの名無しさん:2008/08/25(月) 11:41:30 ID:NZgajtU6
- 萌えさせて頂きました。
もふもふくすぐり良いなぁ。
- 15 :自分より小さい生き物には優しくしろ ◆h44221MlYo:2008/09/01(月) 01:29:02 ID:hIB3BjFE
- 花屋の一日は忙しい。早朝の仕入れから始まって、花の世話、商品の陳列、客の相手、フラワーアレンジ、
店の掃除、帳簿付けと、枚挙にいとまがない。
男が経営する店は小さく、近所の常連くらいしか来ないのでいくらかマシだが、従業員を雇う余裕がないので
すべてを一人でこなさなければならない。毎日が忙しくて彼女をつくるヒマもなかった。
店をたたんでもっと楽な仕事を探してもいいが、両親が遺してくれた店だし、一応黒字経営だし、常連客との
付き合いも長い。
それに何より、男は花が好きだった。
夕方、店を閉めて残った仕事を片付けていると、倉庫から何やら鳴き声のようなものが聞こえてきた。
「…ん?」
最初はネズミかと思ったが、耳を澄ませて聞いてみると、どうも言葉を喋っているように聞こえる。
男は仕事を中断し、店の裏手にある倉庫の扉を開けてみた。
「あはははは…っ! ダメダメ! お願いだから這いまわらないでぇ! にゃはははは! くすぐっ…!
そ、そんなトコなめちゃ…! うぁあっ! ゆるして! ソコだけは許してぇえ!! きゃははははははッ!」
男は、倉庫の中で騒いでいるモノの正体を見た。ハエ取り紙に変な生き物がぶらさがっている。
(なんだコレ…?)
人間の女の子のような形をしているが、大きさは着せ替え人形ほど。背中にトンボのような透き通った羽が
ついていて、服は着ていない。
一言で表現するとすれば、西洋のファンタジーに登場する“妖精”であった。
- 16 :自分より小さい生き物には優しくしろ ◆h44221MlYo:2008/09/01(月) 01:34:56 ID:hIB3BjFE
- 「キャハハハハハハハッ!! ダメだって! ソコだけは…! ソコだけはホントにぃいいひひひひ!!」
どうやら妖精は、害虫駆除用に設置したハエ取り紙にからまり動けなくなっているらしい。その上、
数匹のハエにたかられて身体中を這い回られ、舐め回されているという状況のようだ。
ハエがハエ取り紙にくっつかず、彼女の身体ばかりを舐めまわすのは、きっと彼女が美味しそうだからだ。
いや性的な意味ではなく、彼女の全身に花の蜜が付着していることが原因だろう。
ハエだって汚物や死体ばかりを食べているわけではない。他の昆虫と同じく甘いものが大好物なのだ。
「うひひひひひっ! な、なんで腋の下とかおへそばっかり舐めるのよぉおおおッ!」
それはきっと、蜜がくぼみにたまりやすいからだろう。
妖精が背中を向けていてこちらに気づいていないのをいい事に、男はしばらくの間悶える妖精を観察して
いたが、ふと、イタズラを思いついた。
(ま、助けるついでにちょっとだけ…)
倉庫の棚から、花に付着したアブラムシなどの害虫を駆除する時に使う筆を取った。これなら妖精を
傷つけずにハエを追い払う事が出来る。
とりあえず背中やおしりを這いまわるハエを追い払ってやろうと、妖精の身体をフサフサと撫でた。
「きゃひ!? あはははははははッ! 今度はなにひひひ!? くすぐったい! やめてぇえええええ!」
何の前触れもなく、柔らかい毛で背中とおしりをくすぐられた妖精が激しく暴れた。
「助けてやるからじっとしてろよ。もう大丈夫だからね~」
男は妖精のおなかや腋の下に筆を這わせ、悪いハエを追い払った。
「ひひゃはははははッ! だ…ッ! 大丈夫じゃないぃいひひひッ! 許して人間のひと~ッ!!」
ハエに舐めまわされるより遥かにくすぐったい攻撃に、妖精は激しく笑い悶えたのだった……
- 17 :自分より小さい生き物には優しくしろ ◆h44221MlYo:2008/09/01(月) 01:40:31 ID:hIB3BjFE
- 妖精は、男の仕事机の上に寝かされていた。全身にハエ取り紙がくっついて、動けないままである。
引っ張って剥がそうとしたらひどく痛がるので、男はとりあえすハエ取り紙をハサミで切り、そのままの
状態で仕事机まで連れて来たのだ。
「さて…これを剥がすのは大変な作業だな…一体何があったらこんな状況になるんだよ」
男はボディソープを水で薄めた石鹸水をつくりながらため息をついた。
「あうぅ…その…いつも遊んでたお花畑でね、摘んだお花がたくさん入った箱があって、ふかふかで
気持良さそうだったからそこで寝ころんでみたの…そしたらいつのまにかホントに寝ちゃってて…」
どうやら、今朝仕入れた花の中にオマケとして入っていたらしい。
「でね、気がついたらさっきの部屋で…出口を探してたら、このネバネバするやつにからまっちゃって…」
「バカだなぁ……あ~あ、こんなにベトベトになっちゃって…」
男は筆の先に石鹸水をつけ、妖精の二の腕あたりにぺたぺたと塗った。
「んんんッ!! ちょ…待っ…! くすぐったいってば!」
そうだろうとは思っていたが、案の定妖精はくすぐったそうに身をよじる。しかしハエ取り紙に動きを
封じられているため抵抗が出来なかった。
「ま、そうは言ってもどうせ動けないんだから観念しなさい。もう絶対に痛くはしないから」
「ああっ! その顔! 絶対に悪い事考えてる! くすぐったい事しようとしてる!」
図星だった。男は、妖精が両腕を閉じられないのいい事に、筆の先端で妖精の腋の下をコチョコチョした。
「いひひやははははははッ! そ、そんなトコ何もついてないじゃないひひひひっ!!」
「いやいや、キミからは見えないだけで、ベトベトがついてるんだって。なかなか取れないなぁ~コレ」
男はいい加減な事を言っては筆を動かし、妖精の腋の下をしつこく責め続けた。
- 18 :自分より小さい生き物には優しくしろ ◆h44221MlYo:2008/09/01(月) 01:45:11 ID:hIB3BjFE
- 「きゃひひひひっ! ちょ…おねが…ッ!! わき…ひひひっ! ひゃめへへへっ!!」
妖精は必死に抵抗を試みるが、ハエ取り紙にべっとりとくっついた手足は動かす事が出来ない。
男は妖精の腋の下と脇腹を重点的にくすぐっている。そこにハエ取り紙がくっついているから、ではなく、
そこを責められた時の妖精の反応が可愛いからである。
「そういえば、おなかとおへそをハエに集中攻撃されてたな。キレイに掃除しなきゃね」
男は妖精のおへそのまわりを筆でネチネチとねぶった。
「ひう! くすぐ…っ! ぁははははははッ!! やめ…! 息が… 息ができにゃひひひはははははっ!!」
ハエに這いまわられるだけで悶えてしまうほどくすぐったいポイントを、柔らかい筆で撫でまわされ、
妖精は夢中で暴れた。だが勿論、ハエ取り紙のネバネバに自由を奪われた手足では防御が出来ない。
「あれあれ? 足の裏もベトベトだね? 待ってな、すぐにキレイにしてやるから」
男はそう言うと、今度は妖精の小さな足の裏に柔らかい筆先を押し付けた。
「やめ! やめぇえええへへひゃひひはははははははっ!! くすぐ…っ! くすぐったぁいひひひひっ!!」
妖精は脚をじたばたと動かして足の裏責めから逃げようとするが、動かせる範囲は限られている。
どんなに暴れてもくすぐりから逃げる事が出来ない。
どこをを責めても期待以上にくすぐったがる妖精にテンションが上がった男は、妖精をハエ取り紙から
解放するという当初の目的を忘れ、身動きの取れない妖精をくすぐって笑い悶えさせる作業に没頭した。
「キャハハハハハハハハッ! はやく…! はやく解放してぇええへへへへへへっ!! もういい…!
くすぐったいのはもういいからぁあははははははっ!!」
男が操る筆の動きが次第に加速し、それに比例して妖精の笑い声も激しくなっていく。
時間にして10分近く、妖精は涙を流して悶え続けた。
- 19 :自分より小さい生き物には優しくしろ ◆h44221MlYo:2008/09/01(月) 01:50:06 ID:hIB3BjFE
- 「ホントに…! ホントに苦しいって…! ちょ…! タイム! タイムタイムッ!!」
本気で苦しそうな妖精の悲鳴を聞いた男は、ようやく妖精の身体から筆を離した。
「ゴメン、怒ってる? キミが可愛いからついイタズラしたくなっちゃって…」
「んん~……怒ってはいないけど…そのフサフサする奴、くすぐったすぎるよ…他の方法ないの…?」
男がわざと関係ない場所をくすぐっている事はもう分かっているし、男に悪意がないのも分かってる。
そもそも、邪悪な人間には妖精の姿は見えないはずである。妖精は、自分の姿が見えるというこの男に
興味津々で、次は何をされるのかと内心ワクワクしているのだ。
「他の方法もあるけど…筆じゃダメ? コレも悪くないと思うんだけどな…たとえばホラ…」
そういって男は、彼女の一番敏感な部分を筆でコチョコチョと優しく撫でた。
「んうぅううぅん…っ!? んあ… ぃひゃ… ひゃぁ… らめぇえええ…」
妖精は甘くわなないた声をあげ、全身をびくんびくんと痙攣させる。
ハエ取り紙に拘束されて閉じる事が出来ない両足の付け根を、石鹸水を含んだ柔らかい筆で撫でられたのだ。
筆の感触は、人形サイズの妖精にしてみたら無数の小さな舌で舐められているようなものである。足の裏や
腋の下、おなかなどを攻撃されればくすぐったいが、股間だけは刺激の種類が全く違った。
「んぁああ… きも…ちい…ぃ…! ぞくぞくって…するぅ…!! こんなの……はじめてぇ…!」
オナニーもした事がない彼女にとって、この快感は未知の領域だった。
「やめて欲しい時は言うんだよ。言うまでは続けてあげるから」
男はそう言ってくれたが、妖精はいつやめてもらえばいいのかが分からない。こんな快楽は初めてなのだ。
「そんなの分かんないぃ…! きもちくて……もう…もう何も考えられないのぉおおお!!」
筆で大切な所をくすぐられ、妖精は何度もイカされた。しかし結局最後まで「やめて」とは言わなかった。
自分が何度絶頂を迎えたのかも分からないまま、妖精はうっとりとされるがままになっていた――
- 20 :自分より小さい生き物には優しくしろ ◆h44221MlYo:2008/09/01(月) 01:55:09 ID:hIB3BjFE
- 妖精はようやくハエ取り紙から解放され、お風呂を楽しんでいた。土鍋にお湯を張った即席のバスタブだが、
人形サイズの妖精には十分な広さである。
「大丈夫? 熱くない?」
「うん……あったかくてすんごくきもちーよ…」
妖精はお湯というものを今日初めて見た。水浴びは毎日かかさずしているが、温かい水に触れた経験はない。
初体験のお風呂がよほど気持ちいいらしく、妖精は脱力して幸せそうな溜息を何度も漏らした。
「あんまりいつまでも入ってるとのぼせるから、そろそろ上がりな」
「うん…分かった……あなたがそう言うならそうする…」
妖精は男の指につかまって湯船から上がると、羽をぱたぱたさせて水気を飛ばした。飛沫が飛び散り、
男の顔にふりかかる。
「…っ! 目に入った…」
「あっ! ゴメン! ゴメンね?」
「あー、平気平気。ほい、これで身体拭いて」
男が広げてみせたスポーツタオルを見て、妖精が首を傾げた。考えてみれば当たり前の事だが、妖精の
世界にはタオルで身体を拭く習慣などないのだ。
「…そりゃそうか。んじゃあ羽たたんでそこに立ってみ」
男はスポーツタオルを半分に折り、妖精の身体をそっとくるんでやった。
「んん…ッ! な、なんか……へ…変な感じぃ…」
タオル生地が身体にこすれるのがくすぐったいのか、妖精は男の手の中でふるふるっと震える。
その反応を見た男は、またしても新しいイタズラを思いついたのだった。
- 21 :自分より小さい生き物には優しくしろ ◆h44221MlYo:2008/09/01(月) 02:00:12 ID:hIB3BjFE
- 「お風呂上がりで濡れたままでいると風邪ひくから、ちゃんと拭かないとね」
そう言って男は、タオルでくるんだ妖精を両手で抱き、タオルの上からむにむにと揉んだ。
「んぁあん…! やめ…やめてぇ… く、くすぐったいよぅ…!」
妖精は身体をくねらせるが、男の手から逃げる事は出来ない。それどころか、タオルが巻きついている
ので満足に動く事すら出来ない。
「こんな風にしたらもっとくすぐったいかな?」
男はタオルの上から妖精のワキに親指を立て、ぐりぐりと動かした。途端に妖精が激しく暴れ出す。
「ひゃああっはははははははっ! ダメ! わき…ッ! ぐりぐりしちゃやだあひゃははははははッ!!」
指一本だけの攻撃で、くすぐりというほどの動きではないのだが、筆でイジメていた時とは明らかに反応が
違う。皮膚の表面を筆先でコチョコチョするだけのくすぐりよりも格段に効いているようだ。
妖精は男の親指を押しのけようと必死に抵抗している。それならばと男は反対側のワキにも人差し指を立て、
左右のワキを同時にぐりぐりし始めた。
「きゃははひはははひゃはははははッ!! くすぐったいぃいひひひはははっ! やめ…! ひゃめ…!!
待っ…! あはは! キャハハハハハハハハハッ!! ぐりぐり禁止~ッ!!」
両方のワキを責められた妖精は、さながら釣ったばかりの魚のように男の手の中でクネクネと悶える。
妖精は何とか男の指を止めようと抵抗を試みるが、身長30cm足らずの妖精の力では、握力65kgの手には
抗えない。しかも手の上に乗せられて背中側からぐりぐりされているので、動いてもワキから指を離す事が
出来ないのだ。
「ちょ…っ! あぁあんッ! おね…ッ! お願いぃひひひひ! 止めて…! ぐりぐり止めてぇへへへ!!」
妖精は懇願するような目で男を見ている。本当に止めて欲しい、と目で訴えているのだ。
男が手を止めると、妖精は安心したように男の手の上でぐったりと力を抜いた――
- 22 :自分より小さい生き物には優しくしろ ◆h44221MlYo:2008/09/01(月) 02:05:15 ID:hIB3BjFE
- 「わぁ……ふっかふかだぁ…」
ベッドに寝かされた妖精は、その柔らかさと肌ざわりを楽しむように、うつ伏せになって頬をこすりつけた。
ベッドと言っても、フラワーアレンジで使うバスケットの中に折り畳んだバスタオルを敷いただけの即席
ベッドだ。妖精のために男が急遽こしらえたものだが、妖精はとても気に入ってくれたようだ。
「やっぱり…優しいひとだ……あんなにたくさんのお花を大切にしてるひとが、悪いひとな訳ないもん…」
妖精の善悪の判断基準がいまいち分からないが、男は今のところ“いいひと”に分類されているらしい。
面白半分で様々なイタズラを繰り返したにもかかわらず、だ。
「怒ってないの? あんなに色々イタズラしたのに…?」
「ホントにやめて欲しい、って時はやめてくれたもん……今のぐりぐりも、さっきのフサフサするやつも…
それに、あんなにくすぐったい事されたのも、あんなに…きもちー事…されたのも、初めてだから……」
妖精は耳まで真っ赤にしながら、もじもじと答えた。
彼女いわく、そもそも妖精の姿が見える人間に出会える事が稀なのだという。妖精は人間と友達になりたいと
常々思っているが、自分達の姿が見える人間がほとんどいない為、なかなか思うようにいかないのだと。
「私ね…人間のひとのお友達、初めてなの……だから……今日はとっても……楽しかった……明日も…………」
妖精の話には続きがあったようだが、最後までは聞けなかった。言い終わる前に眠ってしまったのだ。
(明日も……何だろうな…)
妖精は無防備に寝息を立てている。その気になれば色々イタズラも出来るが、とても気持良さそうに
眠っているのでさすがにその気にならない。
男はバスケットをそうっと持ち上げて寝室の出窓に置き、部屋の明かりを消した――
- 23 :自分より小さい生き物には優しくしろ ◆h44221MlYo:2008/09/01(月) 02:10:16 ID:hIB3BjFE
- ―― エピローグ ――
「キミの故郷なんだけど、花の仕入れ先を調べたらどうやら長野あたりだな。店が休みになったら送ってって
あげるから、それまで待っててくれる?」
妖精は積み荷に紛れて空輸されてきたのだ。東京から長野まで自力で飛んで帰るのは無理だろうから、男が
車を飛ばして長野まで連れて行くしかない。しかし…
「……帰りたくない…」
「え?」
「もう少し…ここにいたら迷惑かな? お花屋さんのお仕事お手伝いするから…もう少しだけいちゃダメかな?」
妖精はベッドの上にぺたんと座って、泣きそうな顔で男を見上げている。
「もっと…もっとあなたと一緒にいたいんだよぅ…」
ついにはしくしくと泣き出してしまった。
「ちょ…何も泣く事はないだろ……」
「ひっく…だって……せっかくお友達…できたのに…」
妖精は何度も何度もしゃくりあげながら、どうしても一緒にいたいんだと言って譲らなかった。
「分かった分かった。好きなだけウチにいていいから…泣くなよ」
「ホント…? ホントに一緒にいてもいい…? 迷惑じゃない……?」
男は、これほどまで自分になついてくれる妖精が可愛くて可愛くて。
「迷惑だなんて一度でも言ったか? いつまでもメソメソしているようなら、実力行使で笑わせてやる!」
男は指先を使って妖精の全身を優しくくすぐり始めた。
「キャハハハッハハハハハハハハッ! ダメェヘヘヘヘッ!! ダメだけど…! 嬉しい…ッ!!」
妖精の世界には、何万年も前から語り継がれる伝説があった。
一人の人間を愛し、一人の人間に愛された妖精は、人間になれるのだと言う。
この後、男はとても可愛い女性と結婚して幸せな家庭を築く事になるのだが、その女性が何処の誰なのかは
誰も知らない。たった一人を除いて… ― fin ―
- 24 :くすぐり好きの名無しさん:2008/09/01(月) 11:46:17 ID:TLvaelv6
- GJです!感動系が混じっていて心があったかくなりますね
- 25 :くすぐり好きの名無しさん:2008/09/03(水) 01:06:08 ID:pTw8d69E
- 妖精の可愛らしい姿が読んでいて伝わってくる感じですね。
幸せなストーリー展開も素晴らしくGJです。
- 26 :ルゥ:2008/09/04(木) 18:45:32 ID:rPnD7GMc
- 妖精もくすぐられかたも可愛らしくて素晴しかったです。
くすぐり小説でこんなに良いラストがあるとは・・・・・感激しました!
- 27 :暇つぶし前編、前置き長し:2008/09/05(金) 14:41:07 ID:.uqTovNA
- 「さて、困ったな」
道に迷い立ち往生する俺、見渡せば、右も左も木々ばかり。
海外旅行に来たはいいが、ちょっと、見た事もない森林に誘われてみればこの様だ。ハッハ。
しかし、笑ってられないのも確か。日も少し傾き始めているし、このままではホテルに戻れるかも怪しい。
「取りあえず、道にでも出られればなぁ」
もう一度左右をゆっくり見渡して、落ち着いたためか、耳にチョロチョロと水音が聞こえてきた。
「これは、近くに川があるのか」
川沿いに行けば、道に出られるかもしれない。
早速、荷物を背負いなおし、俺は、水音の聞こえる方へ向かって歩き出した。
- 28 :暇つぶし前編、前置き長し:2008/09/05(金) 14:43:24 ID:.uqTovNA
- 歩く事5分、
舗装されてない土道を踏みしめ見つけた川は、驚くほど澄んでいて、また大きかった。
「随分と綺麗な川だな」
「……クスクスクス、ソウ?」
感嘆の溜息を吐いた俺の後ろで、突然可愛らしい笑い声が聞こえ、俺は慌てて振り返った。
そこにいたのは、雪のように白い肌をした少女。
ネグリジェのような、薄い衣装に身を包み、こちらを見てニコニコと笑っている。
「あぁ、えっと、君は?」
「ワタシ? ワタシハルサルカ。アナタハ迷子?」
微妙にイントネーションがおかしいようだが、言葉は通じる。
早速、事情を説明すると、ルサルカは笑いながら、川の向こうを指差した。
「街ナラアッチニアルワヨ」
「ゲゲ、参ったな。この近くに橋はある?」
「ナイワ」
いよいよ参ってしまった。川はそれなりに深そうだし。渡るにしても、橋を探してるうちに夜になりそうだ。
だが、ふと気付いた。なら、この少女はどこに住んでるのか?
「なぁ、君は一体…」
「ネェ、ムコウニ渡リタイ? 渡リタイナラ、ワタシガ連レテ行ッテアゲヨウカ?」
質問を遮り、ルサルカが俺に問うてきた。気圧されて、俺は思わず頷く。
「あ、ああ、渡れるなら渡りたいが」
「ジャア、ワタシト遊ンデ♪」
「遊ぶ?」
少女の目がギラリと光り、この時になって俺はようやく理解した。
この少女が、……人間ではないということに。
「ナゾナゾシマショ、答エラレタラ、ムコウニ渡シテアゲル。デモ、答エラレナカッタラ……」
ルサルカの足元から水が広がり、俺の足元にまで広がり始める。
まるで、水の糸に捕らえられたように、俺の脚は水に縛られてしまった。
狼狽する俺の顔を見ながら、ルサルカは俺の前で指を曲げて、両手を突き出した。
「アナタノ体ヲ、沢山、沢山クスグッテ遊バセテモラウワ…。クスクスクス…」
- 29 :暇つぶし前編、前置き長し:2008/09/05(金) 14:46:00 ID:.uqTovNA
- 詰まるところ、俺はこのルサルカ、と言うか魔物に見初められてしまったわけだ。
だが…、正直、怖さはあまり感じなかった。
罰が擽りだから負けても大丈夫、なんて甘い考えではない、相手は魔物だから、負け=死と考えた方が無難だ。
それよりも、ナゾナゾならこちらにも勝ち目があるからだ。後は、問題のレベルにもよるが。
「……勝負する前に、一問練習させてくれないか?」
「ウ~ン…、マァ、イイワ、ジャア問題、目ノ前ノ川ノ名前ハ?」
川の名前か…知らん。
「おい、川の名前はお前たちが勝手につけた名前とか言わないだろうな」
「ソンナ事シナイワ、ツマラナイジャナイ」
よし、勝負事については真面目にやってくれるようだ。それなら、こちらにも勝ち目は十分にある。
だが、今は相手を油断させておいた方がいい。俺が、答えを間違えると、ルサルカはニヤリと口元を歪めた。
「ザンネン、ハズレ。ジャ本番イクワヨ」
「………」
「コノ川ニハ、アル物語ガアルノ。ソノ物語ノ名前ハ?」
物語、そんな事言っても、俺は旅行者だ。皆目見当がつかない。
「クスクスクス……」
それは、ルサルカにも分かってるようで、俺を嬲るように見つめている。
頭の中は。既に俺をどう料理するかで一杯なんだろう。
「おい、ルサルカ」
「ナァニ? 降参?」
「もしも、この問題が解けたらお前はどうする。川の向こうに連れて行くだけってのは不公平だろ」
「………」
ルサルカは少し考えたような素振りをした後、新たな提案を出してきた。
「ジャア、アナタノ願イヲ一ツ聞イテアゲルワ」
「よし、約束は守れよ」
「デモ、解ケナカッタラ…、死ヌマデ一生クスグリ続ケルワヨ。……クスクスクス」
物騒な発言にさすがにヒヤリとする。やはり魔物だ。迂闊な事をしてたら、あっという間に餌食だったな。
- 30 :暇つぶし前編、前置き長し:2008/09/05(金) 14:47:55 ID:.uqTovNA
- 「サア、答エハ?」
「ちょっと待ちな、ルサルカ。勝負はこれからだ」
「??」
疑問符を頭に浮かべるルサルカの前で、俺は荷物の中から、ノートPCを取り出し、起動させる。
そして、素早く携帯にあるGPSと照らし合わせ、位置を特定。川の名前を導き出す。後は物語だけだ。
「頼むぜ先生」
大手検索サーチエンジンの中から関連語句を入れ、答えを探す。答えは、多少時間は掛かったが、問題なし。
「ソ、ソンナズルイ!」
「何がずるいだ、俺が答えられそうにないナゾナゾ出しといて。さあ、約束どおり俺を向こうへ渡してもらおうか」
「クッ…」
渋々とルサルカは俺を抱きしめると、そのまま、フワリと浮かび上がって俺を向こうの岸まで運んでくれた。
「コレデイイデショ」
「待った、もう一つの約束を果たしてもらうぜ」
ギクっと、ルサルカの体が反応する。
「俺が勝ったら、なんでも願いを聞くっていったよなぁ」
「ナ、ナニガ望ミヨ」
「フッフッフ、何にしようかなぁ。億万長者にしてもらうか、いや、それとも奴隷になってもらおうか」
だが、ルサルカは、馬鹿にしたようにケラケラと笑い始めた、
「ワタシニソンナ能力ハナイワ。アト、ワタシハコノ水辺シカイラレナイノ」
「あ、この野郎。じゃあ、全然、役に立たないじゃないか」
「ソウネ。残念デシタ。クスクスクス…」
落胆する俺をあざ笑うルサルカに、すこし、イラついてきた。だが、痛めつけたりと言うのは性に合わんし…、
そこで、ふと俺は気づいた。コイツ自身が面白い事を望んでいたな。
「よし、決まったぞ。ルサルカ」
「クスクスクス……何ガ望ミ?」
「望みは、これだよ」
俺はルサルカの、後ろに回りこみ、その脇に両手を這わせてグニュグニュと揉みしだいた。
「イ!? ヒャァッ、ナッ、アヒャハハハハヒヒヒアハ!!」
「お前さんが望んだ事だ、俺が満足するまで愉しませてもらうぜフヒヒ」
- 31 :暇つぶし前編、前置き長し:2008/09/05(金) 14:48:34 ID:.uqTovNA
- ここまでです、後編はまた気が向いたら書きます、
- 32 :くすぐり好きの名無しさん:2008/09/05(金) 19:04:33 ID:9zTVIbWY
- おお、GJです!
後編楽しみにしてますー
- 33 :<削除>:<削除>
- <削除>
- 34 :暇つぶし後編:2008/09/07(日) 12:07:06 ID:KNg51MR.
- 「アフフフフフフ、キャハハハハハ・・ッハハハハ、 アッッハハハハハハ!!」
ルサルカは必死に俺の腕から逃れようと体をくねらせるが、そうは問屋が卸さない。
俺は、体重をかけて、ルサルカをうつ伏せになるように押し倒し、そのまま、わき腹に指を這わせた。
「ッ! 嫌ッ! 離シッ、クッ、クククク…クヒャッ」
まだなぞる様な動きなので、そこまで苦しくはないのだろう。
だが、反応を見るに、随分と敏感なようだな。
「ルサルカ君、暴れちゃ駄目だよ、ゲームのルールだろ」
「クッ、アヒヒヒ…、ニ、人間クセニ…」
「ほう、そういう事言うのかね」
少し、カチンときた俺は、ワンピースの隙間から手を差し入れ、直接、背中をコチョコチョと擽ってやる、
途端に、ルサルカは体を跳ね上げて暴れだした。やっぱり相当弱いようだな。
「ほれほれほれ」
「止メッ! エェヒャハハハハハハッ! アッヒャハハハハハッヒヒヒヒャヒハハハッ!!」
必死に逃れようとじたばたするが、背中に乗ってる俺を振り払う事はどうしても出来ず、
足をバタバタとさせて、ただ悶えるルサルカ。うーむ、可愛い。
更に、わき腹をわしづかみにして、肋骨辺りをグリグリと押してやると、
まるで暴れ馬のように、全身で反応を表してくれた。
助けを求めるかのように、両手を思いっきり伸ばし、足をバタつかせるルサルカ。さながらロデオ状態だ。
「ヤッヤメェェ、ヒハハハハア!! クスグッタイ! ヤメテェェェ!! キャヒッヒヒッヒィィィ~!!」
「ウム。よきかな、よきかな」
「キャッアハハハハッハッハ!! ヒッ、ヒッヒッヒィィィィ~!!」
スベスベヒンヤリした、ルサルカの肌を楽しみながら、
くすぐりを楽しんでいた俺だが、魔物にも体力の限界があるのか、
段々、息が荒くなって、抵抗が弱くなってきた。少し抑えてやるか。
- 35 :暇つぶし後編:2008/09/07(日) 12:07:38 ID:KNg51MR.
- わき腹を揉み解していた手を止めると、ルサルカは荒い息をしながら、マグロのように動かなくなった。
あ、時々ピクピクと痙攣してるから、マグロではないか。
「ハ……、ハヒヒッヒ……ゲホッゲホッ」
「さて、どうかな、ルサルカ。俺としては、もう少し楽しみたいんだが」
「ヤ、ヤァァ……、モウ止メテェェ!」
俺が手をワキワキさせながら、ルサルカの腰に当てると、
ルサルカはそれを必死に止めようと、後ろ手のままつかんで来る。
まぁ、体力を使い果たしたせいか、殆ど無駄な抵抗だが。
「ゴメンナサイッ! 謝ルカラッ! ダカラ、モウ許シテクダサイ…」
すっかり、従順になったね。でもね~。
「俺を死ぬまで擽るとか言ってなかったっけ」
「ア、アレハ。ソノ…。冗談デ」
「ほっほ~う」
「ヒャウッ! ヤ、ヤメテ、ソンナトコ…。ヒッ」
背骨の辺りをなぞりながら、俺は先を促す。、
「でもなぁ。君、何人かくすぐり殺してるんだろ」
「ソ、ソンナ事…ヒャア! シ…シテマセン。…クッ、クヒヒヒヒッ」
「さっき、ちょっとルサルカで調べてみたら、人を擽り殺す悪い妖精って出てたぞ」
「アヒッ! ソ、ソレハ…北ノ方ノルサルカデス…アヒャッ!」
「でも、人間くすぐるのは好きなんだろ」
「ハ…、エ、エット…。ソノ。………ヒッ! ヒャハハハハハッハハアハッ!!」
返答に詰まったので、くすぐりを開始する。
今回は足をつかんで、土踏まず辺りを引っ掻き攻撃だ。
「ハハハッハアハハハ、ハイィィ! 好キデス! 何人モ気絶スルマデクスグリマシタァァ!!!」
「そうかい、じゃあ、俺も気絶するまでで許してあげるよ」
「ヤメッ、イヒャハハハハハハハアァァァアア!!!」
体を反転し、両足を抱え込んで、その白い足の裏をかきむしるように引っ掻く、
その度に、ルサルカが逃れようと暴れるが、それが出来ないのがマウントポジションと言うものです。
「なんか、楽器みたいだな。ほ~れ、コチョコチョコチョ…」
「ヒャヒャハッ!! 足ガツッチャウゥゥ~!! イヒヒヒャハハッハハハハアアハハハッ!!」
「あ~、こちょこちょ娘はよぉ~♪」
「アアアッハッハッハ!!ヒャッハッハッハッハアアッハハッハハア!!」
とりあえず、即席歌を三番ほど歌いながら、彼女の足の裏をひっかき、撫で回し、弄り倒して開放してやった。
- 36 :暇つぶし後編:2008/09/07(日) 12:08:11 ID:KNg51MR.
- 「ゼッ…、ゼェ…ゼェ…」
息を荒げながら、もう、ピクりとも動かないルサルカ。
仰向けに転がすと、涙やら涎やら鼻水やら垂れ流しながら、
真っ赤に染まったルサルカの可愛い顔が見えた。
「さて、そろそろ…終わりにするか」
「ホ…ホント…」
「うん、本当」
一瞬、ルサルカの顔が喜び溢れる。俺は笑いながら、そんな仰向けのルサルカに跨った。
「エ…」
「言っただろ、気絶するまでって。ここからはノンストップでいくから」
「ソ、ソンナ…、イヤァア!! モウヤメ……!」
「はい、スタート」
すでに涙目になったルサルカのお腹を、マッサージするように揉むと、
これは相当効いたのか、ルサルカは肺に残った息を全部吐き出すかのように、笑い始めた。
「イヒャハッハハアアア!! クッ、クルヒイイイイイィィ!!
クハッハッハァァァァ~!! ヒヒハフエファィィィ~!! アヒイィイイ!!」
しかし、本当に柔らかい肌だなこの子。胸も控えめだし、
ぶっちゃけ、人間だったらどう見ても犯罪です。そんな事を考えながら、俺は胸元へと手を移す。
ち、違うよ。やましい事なんてないよ。俺は紳士と言う名の変態だよ。
「ウヒャハハハハハ!! イヤアアハハハハハッ!! ヤメヘッヘッヘッヘェ~!!」
あ、さすがに、抵抗が激しくなった。生意気な。こうなったら実力行使だ。
抵抗できなくなるまでくすぐり責めだな。
「ウヒヒヒッヒッヒッヒィィ!! シウウゥゥシウゥゥゥゥゥゥ~!!」
- 37 :暇つぶし後編:2008/09/07(日) 12:08:30 ID:KNg51MR.
- 手始めに、脇の下をくすぐってから、脇腹、お腹と、
もう一度地獄のフルコースを味わわせた結果。
さすがに、体力が尽きたのか、ルサルカは虚ろな眼で、目立った反応をしなくなった。
口は半開きのまま、嗚咽とも笑い声とも取れる声を出し続けている。
「ア…ァァッ……ヒヒャ…ヒ…」
「むぅ、ちょっとやりすぎたか」
よし、お詫びに少し気持ちよくしてあげよう。紳士として。
細かい事はさておき、俺は、ルサルカのワンピースをめくり上げた。紳士として。
「……はいてないでござるよ」
まぁ、魔物だしなぁ。毛も生えていない。相手が人外で本当によかった。
外道? 何を言うか、一歩間違えば俺がこうなる所だったんだ。
これくらいは、当然の権利と言うものだ。
「さて、と。フフフフ…フヒヒ」
俺はルサルカの胸に手を当て、軽く揉みしだく。
「ア…ソンナ……イヤ…」
ルサルカはちょっと身悶えしたが、体力が残ってないのか、
それとも、これ以上を望んでいるのかたいした抵抗は見せなかった。
俺は、そのまま彼女の体に舌を這わせる。弱い刺激に、時折、彼女がピクりと反応する。
緩やかなな前戯に、ルサルカの体が、少しずつ温められてゆく。
「ン……、ア……」
「どうする、嫌ならやめるよ」
「エ? ア……」
突然の俺の言葉と打ち切られた快感に、思わず零れ出た自分の言葉に戸惑ったのか、
ルサルカは少しうろたえながらも、顔を紅く染めて、つぶやいた。
「………モット」
「だが断る」
「…エ」
「この俺のもっとも好きな事は、エロを期待(読者含む)する相手にNOと言うことだ!」
そして、素肌に這わせていた愛撫を、今度はくすぐりへと変え、
俺は腋の下と脇腹をコチョコチョと激しくくすぐり、地獄の責めを始めた。
「イ、イヤァ、モウウゥ~!! ラメエェェ~!!!
ァヒャヒャアハヒヒヒヒヒャハハッハァァ~!!
イヒッヒッヒッヒイィィィ~! ヒヒッヒイイイイイイヒヒィィィィィィ~!!
ダメェェェェ!! ウヒャッハッハアアッハッハ!! ソコハダメェェェッヘッヘヘ!!
素肌を直接くすぐられ続け、残った体力をくすぐりで奪われ続けたルサルカが、
涙や涎だけでなく、尿まで漏らしながら、
ようやく失神と言う名の安息を得たのは、これから20分後の事である。
- 38 :暇つぶし後編:2008/09/07(日) 12:09:33 ID:KNg51MR.
- 「あ~、今日で旅も終わりか」
帰りの飛行機で俺は大きく溜息を吐いた。
「色々と、楽しい旅だったな」
と言いつつも、俺は様々な観光地よりも、あの少女の事が一番印象に残っていたりする。
瞼を閉じれば、今も彼女が笑い悶えるあの姿が蘇ってくる
失禁させたおかげで、洋服をクリーニングする羽目になったのもいい思い出だ。
スチュワーデスから貰った、コーヒーを飲みつつ。俺は、窓下に広がる地上の森を見下ろした。
「ありがとうな、ルサルカ。いい思い出が出来たよ」
この、喜びがルサルカにも伝わるといいなとワザとらしく思いつつ、俺はつぶやくのであった。
森の奥、大人10数人が抱え込めるかという太さがある大木の虚、
そこに一人の少女が訪れていた。
「……レシ! レシ!」
少女の呼びかけに応じ、のっそりと姿を現したのは、頭にヤギのような角を生やし、
上半身は人間の女性だが、下半身が毛皮に覆われ、獣の蹄の脚を持った、2メートルを超える大柄な魔物だった。
「ほほう。ルサルカか、久しいのう」
「レシ…、貴女ニ頼ミガアルワ」
「頼み? これまた珍しい、一体何かね」
「アル人間ノ所マデ、私ヲ連レテ行ッテ欲シイノ」
レシと呼ばれた魔物は腕組みをして、大木に寄りかかった。
スイカほどはありそうかという巨大な乳房が、ムニュっと潰れる。
「人間じゃと、なんで、わざわざ」
「……訳ハ聞カナイデ」
唇をかみ締め、ルサルカは何かに耐えるように拳を握り締めた。
「ドウシテモ、コノ手デ殺シテヤラナキャ気ガ済マナイ人間ナノヨ!」
「ふ~む、まぁ協力してやってもいいが、お前さん、水辺からあまり離れられんのじゃないかね」
「ソレナラ大丈夫」
ルサルカは指にはめてあった、蒼い宝石をあしらった指輪をレシに手渡す。
「ソレハ、母様カラ貰ッタ魔法ノ指輪。コノ中ニ水ノ魔力ガ籠メラレテイルノ。
コノ中デ時々休メバ、ワタシハ遠クデモ行ケルワ」
「ナルホドのう、だから、ワシに頼みにきたのか」
指輪を何度かすかしながら、レシはそれを自分の指にはめる。
「ところで、その人間は男か、女か」
「男ヨ、若イ男」
ルサルカの言葉に、レシの顔が酷薄に歪んだ。
「それはいいのう。その人間を捕まえたら、ワシにも貸してくれんか」
「エエ、モチロンヨ」
クスクスクス、とルサルカは笑みを返す。
妖精を怒らせた人間は古来より、その復讐の前に無残な最期を遂げる。
それは、ルサルカ達も例外でない。
「フフフ…、絶対逃サナイ。ドコヘ行ッテモ捕マエテ、ワタシトレシで、死ヌ寸前マデクスグッテアゲル。
ソノ後ハ、水ノ中デ母様と姉様や妹達モ合ワセテ、狂イ死ニスルマデクスグッテ、
死ンダ後モ魂ヲクスグリ続ケテ、永遠ニ苦シメテヤルワ…。クスクスクス…」
自分の手の中で、笑い苦しみながら懺悔する男の顔を想像しながら、ルサルカは不気味に笑い続ける。
そんなトリップ状態に入ったルサルカに、レシが声を掛けた。
「おい、ルサルカよ。ワシからも一つ頼みがあるのだが」
「エ、ナァニ?」
「何、簡単な事じゃ」
ニタリと笑うと、レシはルサルカを押したおし、その脇腹をコチョコチョとまさぐり始めた。
「ハヒヒヒャハヒャヒャヒ~~~ハッハッハキヒイ~~、ナ、ナンデェェエ!」
「何、せっかくじゃし、お前さんをくすぐらせてもらおうと思ってな。
こんな事出来る機会は、そうそうないからのう。ホッホ。じゃあ、楽しませてもらおうか」
「ヒヒハアヒャハヒヒヒャキヒヒャハハヒヒヒ!!
フフフス、フスフッタハハヒヒャイイイ~~!!!」
人気のない森の奥で、少女の可愛らしい笑い声が、
いつまでも、いつまでも響き渡った。
- 39 :くすぐり好きの名無しさん:2008/09/07(日) 12:13:55 ID:KNg51MR.
- 以上です、ルサルカ(ルサールカ)とレシ(レシエス・レチエス)はどちらも、
人間をくすぐり殺すと言われる、悪魔や妖精ですね。詳しくはググろう。
主人公は果たして、捕まって地獄に落とされてしまうのか、
それとも、返り討ちにして、奴隷調教してしまうのか。
気が向いたら、また書きます。それでは、失礼致しました。
- 40 :くすぐり好きの名無しさん:2008/09/07(日) 21:14:47 ID:zM7u5ZQU
- GJでした!
ぜひまた暇潰しに来てください!
- 41 :くすぐり好きの名無しさん:2008/09/08(月) 01:34:33 ID:Q62mZeG.
- GJです!このルサルカは萌える・・・
そして所々に散りばめられたネタのせいか
ある意味主人公男性にも萌えてしまうw
- 42 :くすぐり好きの名無しさん:2008/09/12(金) 00:31:39 ID:64Nw0kHw
- 「こちょこちょこちょー。ほらほら、我慢我慢」
誰もいない放課後の教室。
8歳ほどの少女――秋見香奈という――が、
左右の机に手を置いたまま、前後から同じほどの年齢の少女たちにくすぐられていた。
背後から少女の腋をこちょこちょと責めているのは島石ついな。
正面から脇腹をぐにぐにと揉み込んでいるのは広船真希。
秋見は、時折「ひぐっ」「ぐっ」など呻き声をあげ、
泣きそうな顔になりながらも耐えている。
「あはは、楽しい~。ねえねえ、もっとくすぐっても良い?」
後ろから島石が声をかける。
嫌だと言ってももっと喜ばせるだけだと解っているので秋見は、
「好、きにっ! しなさいよっ!」と答える。
「うふふふ、本当に良いのぉ? こんなに辛そうなのに、無理しなくてもいいんだよぉ?」
広船がニヤニヤとわざとらしく笑いながら指先を秋見の脇腹に突き立て、
ぐりぐりと食い込ませる。
二人の動作は少しもがっつかず、嬲る側の余裕をひけらかすようにゆっくりと
優しく、遊びが多い。勿体ぶってわざと指先をひらひらさせたりを繰り返す。
そうかと思えばいきなり激しい容赦のないくすぐりを二人同時に浴びせかけたり、
さわさわと焦らすようなくすぐりを首や膝裏など微妙なポイントに行ったり、
変化に富んでいて先にどのような責めが待ち構えているのか少しも予想させない。
秋見は二人の間で電気に撃たれ続けているかのように体を跳ねさすが、
両手は決して机から離すことがない。
「あはははは、びくんびくんしてる。『くやしい、でも感じちゃう!』ってやつ?」
どこでそんな言葉を覚えてきたのか島石が言う。
- 43 :くすぐり好きの名無しさん:2008/09/12(金) 01:21:47 ID:64Nw0kHw
- 最近世界にちらほらと現れ始めた能力者たち。
島石ついなは、その一人だった。
能力は、ものとものを接着し、固定すること。
秋見は彼女の力によって、
両手の平を机に、靴の裏を床に、足を靴に固定されてしまい、
完全に動きを封じられてしまったのだ。
机の足と床ももちろん固定されている。
秋見も能力者の一人だったが、
それぞれの能力にはそれを打ち消す「弱点」があり、
彼女はそれを島石に知られ、何もできなくされてしまった。
そして彼女は島石の「罰」を受けている。
- 44 :ネタに困ったら原点に帰ってみるべし ◆h44221MlYo:2008/09/17(水) 22:37:07 ID:2aW0Pwk6
- T帝国は謎の多い国だった。国境に高い壁を建設して外部との接触を拒み、国内の情報を決して漏らさない。
だが世界でも指折りの広大な国土を持つ国なので、近隣諸国はT帝国の情報を欲しがっていた。
近隣諸国は何度もスパイを潜入させ、T帝国の内情を調べようとした。しかし、無事に生還したスパイは
ただの一人もいない。
そんな折、一人の男がT帝国からJ王国に亡命を求めてきた。
「亡命者からの情報によると、T帝国の西側にある軍事施設の一角に、捕虜を収容するための施設があるらしい。
過去に我が国が送ったスパイもこの施設内に監禁されている可能性が高い」
J王国情報部の上官は、亡命者の話をもとに作成した軍事施設の見取り図を指しながら説明した。
「アルファ諜報員、大変危険な任務になると思うが、この施設を調査してもらいたい。施設の構造や実態の
把握、隠しカメラと盗聴器の設置などが君の仕事だ」
「は、はい!」
アルファと呼ばれた女性諜報部員はしゃちほこばって敬礼をした。情報部に配属されて初めての単独任務だ。
「いいかね、アルファ諜報員。最も優先すべきは、君の生還だ。どんなに深くまで潜入しても帰ってこられなければ
意味がない。たとえ成果がなくても、君が危険だと感じたら逃げ帰ってきていい。誰も責めない。必ず帰って来い。
出来るか?」
「はい! がんばります!」
アルファは元気に返事をした。
J王国の新人スパイ、アルファは張り切って諜報活動にあたった。何人もの先輩たちが挑戦し、誰一人生還
出来なかったT帝国への潜入捜査を、自分が任されているのだ。
「がんばらなくちゃ…! がんばって、みんなを助けなくちゃ…!」
新人諜報部員のアルファには熱意があった。だが残念な事に、圧倒的に経験が不足していた……
- 45 :ネタに困ったら原点に帰ってみるべし ◆h44221MlYo:2008/09/17(水) 22:40:20 ID:2aW0Pwk6
- 亡命者からの情報をもとに、アルファはT帝国の捕虜収容施設に潜入した。情報通りの場所に施設への
入口があり、情報通り警備が手薄だった。
(なんだか随分カンタンに潜入出来たな……これも亡命者さんの情報のおかげだね!)
普通のスパイなら亡命者の情報を鵜呑みにはしない。実際に現場に行って、本当に情報通りだった場合、
真っ先に罠である可能性を考えるものである。亡命したと言っても所詮は敵国の人間なのだ。
だがアルファは経験不足で、しかも今回が初めての単独任務ときている。順調に潜入出来た事で安心し、
気が緩んだ。これが罠である可能性を失念した。
この判断ミスの代償は、あまりにも大きなものとなる……
亡命者が一番安全だと言った通気ダクトの中を、アルファはほふく前進で移動していた。
「えっと…亡命者さんの話では、このまま進めばT字路があるはずで…」
アルファは亡命者が書いた内部見取り図をペンライトで照らしながら、自分の居場所を確認する。
今のところ、見取り図には寸分の狂いもない。
「よし…このまま進めば…施設の一番…奥まで…行け…る…はず………………?」
アルファは自分の身体に異変を感じた。思うように手足が動かない。
「な……なんだか……身体の力が……抜け…る……これは……ガ…ス……?」
通気ダクトの中に特殊なガスが充満しているらしい、と気づいた頃にはもう手遅れだった。
「やばい……うご…けない…… …… …にぇむ…いぃ……」
ガスの効果で身体の力が抜け、すさまじい眠気が襲ってきた。
(ダメ! ここで寝たらダメ! 逃げなきゃ! 我慢して逃げなきゃ…!)
頭の中では警鐘が鳴っているのだが、どうしても身体が言う事をきかないのだ。
(眠っちゃダメ… ダメなのに……ああ…すんごく気持ちよくなってきた……)
アルファの意識は急速に遠のいて行き、そして途切れた――
- 46 :ネタに困ったら原点に帰ってみるべし ◆h44221MlYo:2008/09/17(水) 22:43:21 ID:2aW0Pwk6
- 「う……んん…?」
「ずいぶん遅いお目覚めですね、スパイさん」
アルファが目を覚ますと、そこは通気ダクトの中ではなかった。アルファは石造りの部屋の真ん中に転がされ、
三人の女に囲まれていた。
「ここ…ふぁ……ろこ…?」
まだガスの効果が残っているらしく、うまく喋れない。手足も多少は動かせるものの力が入らず、起き上がる
事は出来そうになかった。
アルファはのろのろと首をめぐらせて周囲を見渡した。広い部屋のようだが調度品の類が一切なく、かわりに
怪しげな装置や拘束具が部屋中に並んでいる。
(拷問室だ……)
部屋の様子を見渡しただけで、アルファは自分が置かれた状況を理解した。世界広しといえども、三角木馬と
水車を並べて陳列するような部屋は、拷問部屋か歴史資料室くらいのものだ。
「自分が置かれている状況が飲み込めたか?」
「うふふ…そうだよ? 今からつらいつらーい拷問が始まるんだよ~?」
男の子みたいな喋り方をする三つ編みの女と、子供っぽい喋り方をするポニーテールの女が、ニヤニヤと
笑いながらアルファのそばにしゃがみ込んだ。この二人はアルファと同年代くらい――未成年に見える。
「拷問の前に、簡単な身体検査をさせていただきます。全身スーツの中に危険物を隠し持っている可能性が
ありますから。二人とも、見落としがないようくまなく調べてくださいね」
敬語を話すロングヘアの女がリーダー格のようだ。この女だけ少し年上か。
「らじゃっ!」
「はーい!」
返事をした三つ編み女とポニーテール女は、おもむろにアルファの全身を服の上からまさぐりはじめた。
「ふあぁははは…っ! くひゅぐったひひひッ! ひゃめれ…! ひゃめれえええへへへへへへへッ!!」
指の腹でマッサージするような動きでアルファの全身をを調べる二人。アルファはくすぐったさに笑い悶え、
必死に抵抗を試みるが、ガスの効果で力が抜けているアルファは緩慢な動きしか出来ない。
「ホラ、暴れるな。全身を調べ終わるまでやめないからな」
「おとなしく検査を受けられないってことは、服の中に何か隠してるって事かな?」
「ひ…ひがう……くひゅぐ…ッ! あひゃははははははっ! らめ…! ひょこはらめぇええええッ!!」
二人のくすぐり責め…もとい身体検査は、いつまでもねちっこく続けられた。
- 47 :ネタに困ったら原点に帰ってみるべし ◆h44221MlYo:2008/09/17(水) 22:46:13 ID:2aW0Pwk6
- 「きゃははははははッ! にゃめれ! ひゃめへぇえへへははははははははははっ!」
三つ編み女の手がアルファのおなかをしつこくまさぐる。ポニーテール女はアルファの脚やおしりを入念に
揉んだり撫でたりしていた。
アルファは身体をよじり、足をばたばたさせて逃れようとするも、その動きはまるでスローモーションだ。
彼女たちの手を捕まえることは出来ず、彼女たちの手から逃れることも出来ない。
「ひゃめれ! んにゃあはははははははははッ! にゃにも…! かくひてにゃああははははははははッ!!」
アルファが着ているスパイスーツは、柔らかくて伸縮性に富んだ生地でつくられた全身タイツのようなものだ。
その為くすぐりに対する防御力はゼロ。いやゼロどころか、生地の表面がスベスベしていて指を踊らせやすい為、
むしろくすぐりに対する防御力はマイナスである。
「撫でまわすだけでくすぐったいのか? これじゃ先が思いやられるなぁ」
「みてみて! このコ乳首立ってるよ~? ひょっとしてくすぐられるの好きなの~?」
ポニーテール女がアルファの胸の突起を指先でコチョコチョと弄った。スパイスーツは薄手で身体にフィット
する素材なので、乳首の突起も臍のくぼみも隠せないのだ。
「好きじゃにゃいぃいいひひひはははははははははッ! おにぇがひひひッ! もうゆるひてへへへへへッ!!」
アルファは激しく笑い悶え、必死にくすぐりの停止を訴え続けた。
「おいおい…こっちはまだ思いっきり手加減してるってのに、もうギブアップかよ?」
「マッサージしてるだけなのにねぇ。指を立てて全力でくすぐったらどうなっちゃうのかな?」
三つ編み女とポニーテール女が言うとおり、こんなのは序の口だ。並のスパイなら、またスパイじゃなくても
我慢強い娘なら、笑い悶えるほどくすぐったい責めではないのだ。せいぜいムズ痒い程度だろう。
アルファが着ているスパイスーツがくすぐりに弱いということや、ガスの効果で筋肉が弛緩していることを
差し引いても、アルファの感度の高さは異常――病的ですらあった。
「ふふふ…どうやらずいぶんとくすぐり甲斐のある獲物を送り込んできてくれたみたいですね…二人とも、
かわいそうだからそのくらいで許してあげてください」
身体検査という名のくすぐり責めからようやく解放されてグッタリとしているアルファを、ロングヘア女は
酷薄な目で見下ろしながら、サディスティックに笑ったのだった――
- 48 :ネタに困ったら原点に帰ってみるべし ◆h44221MlYo:2008/09/17(水) 22:49:14 ID:2aW0Pwk6
- たっぷりと身体検査をされた後、アルファはスパイスーツを脱がされ、両手に鎖つきの枷をはめられて天井から
吊るされた。両腕を斜め上に引っ張られた状態で立たされている。顔には目隠しをされていた。
足は拘束されていないのだが、身体検査でクタクタになるまでくすぐられた直後なのでほとんど力が入らない。
鎖に支えられて何とか立っているのが精一杯という有様だ。
「キレイな身体…肌がすっごくキレイ…」
ポニーテール女がつぶやくように言ったのが聞こえて、アルファは顔を赤くして俯いた。動けなくされて身体を
ジロジロ観察されるのは、たとえ相手が同性であっても恥ずかしい。目隠しをされているから尚更だ。
「ふふ…… さて、スパイさん。そろそろ拷問を始めさせてもらいたいんですが、拷問の最中に漏らされても
困りますから、今ここでオシッコしちゃってください。みんなで見てますから」
ロングヘア女は、軽い口調でとんでもない羞恥プレイを要求してきた。
「そ、そそそんなこと出来ません…! お願いですからおトイレに…おトイレに行かせてください…」
実は、あの身体検査を受けている時からずっと尿意を催していたのだ。あのまま身体検査を受け続けていたら
ガマン出来ずに漏らしていたに違いない。
「くすぐられてお漏らししちゃう方がお好みなんですか? わかりました」
「ち、違っ! ふぁああ! にゃひひひははははははッ!」
アルファのお願いには耳も貸さず、ロングヘア女は両手に持った羽根ボウキでアルファの腋の下をくすぐった。
アルファは鎖をがちゃがちゃいわせて暴れたが、勿論腕を下ろすことは出来ない。
「もうやだああははははははッ! くすぐったい…ッ! くすぐったいのキライですぅううううッ!!」
だが意外にも、腋の下への攻撃は5秒くらいで終わった。
(あれ…? ずいぶんアッサリと許してくれたな…)
と、アルファが気を抜いた瞬間、今度はおなかで羽根ボウキが踊り始める。
「ひひゃあははははッ!? おな…! おにゃかダメぇええへへへへッ! 苦しいですようぅッ!」
その攻撃も、やはり5秒ほどで終わる。その次は背中を5秒。その次は内ももを5秒。次はおしりを5秒……
(これは…キツい……! こんなの続けられたら…オシッコ漏れちゃうぅ…)
目隠しをされたアルファには、次にどこをくすぐられるのか分からない。いつくすぐられるのかも分からない。
長時間くすぐられ続けるような苦しさはないが、無警戒の場所を突然くすぐられると、そのたびに括約筋が緩んで
ダムが決壊しそうになるのだ。
「も…もう……おト…おトイレに…行かせ…! んぁあははははははははッ!!」
必死に責め苦に耐えてはいるが、もう長くはもたないという事を、アルファ自身も感じ始めていた。
- 49 :ネタに困ったら原点に帰ってみるべし ◆h44221MlYo:2008/09/17(水) 22:52:20 ID:2aW0Pwk6
- 「ああ、いいですねえその格好。もうそろそろ限界みたいですね」
アルファは両足をきつく閉じてふとももをこすり合わせ、必死に尿意と戦っていた。
「そんなに辛いんなら、もう許してあげましょうか?」
ロングヘア女が優しい口調で問うと、アルファは何度も何度も首を縦に振った。
「わかりました。それじゃあ二人とも、このスパイさんを楽にしてあげてください」
三つ編み女とポニーテール女が近づいてくる気配がした。
(よかった…やっとおトイレに連れて行ってもらえる…)
アルファは甘い事を考えているが、勿論そんなわけはない。ここは拷問室なのだ。
「ほら、楽にしてやるから足の力抜けって」
三つ編み女とポニーテール女の二人は、おもむろにアルファの左右の足を抱え、無理矢理開かせた。
両手は鎖でつながれているので、空中で大股開きさせられた格好だ。
「だ! だめええええええッ! 漏れちゃう…! 漏れちゃうよぉおおおッ!!」
「だから、あきらめて楽になっちゃえよ。どうせいつまでも我慢出来やしないんだから」
「そうそう。それにさ、これだけ我慢したんだもん。思いきり出しちゃえば気持ちいいよ~?」
足を開かされただけでもつらいのに、二人はアルファの足をがっちりと抱えたまま、足の裏をコチョコチョと
くすぐり始めた。
「ひあ! あはは…ははは…! やめ…やめてえへへへへッ! 漏れちゃう…からぁ…はははははははっ!!」
アルファのアソコがヒクヒクと震えている。もう決壊寸前だった。
「よく頑張りましたけど、これでゲームセットですね」
ロングヘア女の羽根ボウキが、アルファのワレメを優しくくすぐった。
「んんんッ! ああぁ… みないでぇ……」
ついにダムが決壊し、勢いよく放出された尿が拷問室の床に水たまりをつくる。
(恥ずかしい…! けど…このゾクゾク感は嫌いじゃないかも…)
放尿は1分以上止まらず、最初は恥ずかしさに身悶えしていたアルファも、開放感がもたらすゾクゾクに
身を委ね、止まる頃には痺れるような快感に酔っていた。
が、ロングヘア女の次の一言がアルファを再び驚愕させる事になる。
「じゃあ次は、大きい方も出しちゃいましょうか」
すでにロングヘア女の羽根ボウキが、アルファのおしりの穴をくすぐっている。
「無理無理無理! いやぁははははッ! それだけは絶対に許してくださいッ!」
アルファがロングヘア女の責めに屈し、人生最悪の恥辱を受けたのは数分後の事だった――
- 50 :ネタに困ったら原点に帰ってみるべし ◆h44221MlYo:2008/09/17(水) 22:55:20 ID:2aW0Pwk6
- 「さて、それではそろそろ拷問を始めましょうか」
ロングヘア女が事もなげに言った。あれほど酷い目に遭ったというのに、まだ拷問は始まってもいないのだ。
アルファは拷問室の隅にあるベッドに寝かされ、手足を拘束されている。
「もう…もうくすぐりは嫌……何でも喋るからくすぐりは許してください……」
身体検査と拘束羽根責めで散々笑い悶えさせられたアルファは、本格的な拷問が始まる前に、早くも心が
折れていた。
「あら、それは駄目ですよ。何もされていない今なら色々な嘘を思いつきますから。人間は本当に死ぬ寸前
くらいの苦痛を与えられた時だけ正直になるものなんです」
ロングヘア女はもっともらしい事を言っているが、口から出まかせである。ドSの彼女たちは、アルファを
くすぐったがらせて楽しみたいだけだ。実はアルファが持っている情報になど少しも興味がない。むしろ、
簡単に喋ってもらっては困るのだ。
「死ぬ寸前って……! そんなの無理です…! くすぐりだけは許して! 本当に許して! ほどいてぇ!!」
アルファはジタバタと暴れて手足の拘束具を揺らした。手足に嵌められた枷とベッドをつないでいるのは
頑丈なゴムバンドで、ゴムだから力を込めればいくらか融通が利くが、力を抜いている間は四方に引っ張られ、
ピクリとも動けない。
「無駄ですよ。この拘束具から逃れる事は出来ませんから。さ、始めますよ~?」
身動きがとれないアルファの身体に、三人の手が近づいてきた。見せつけるように指をワキワキと動かし、
アルファの身体をくすぐろうとしている。
「や…やめ…」
「うふふ……スパイさん。くすぐり地獄へようこそ」
三人の手が、一斉にアルファの全身をくすぐりはじめた。
- 51 :ネタに困ったら原点に帰ってみるべし ◆h44221MlYo:2008/09/17(水) 22:58:07 ID:2aW0Pwk6
- 「きゃひひゃははははははははははははははッ! やめ…! ひゃめれええへへへへっ! くしゅぐ…ッ!
いにゃあはははははははははッ!! ストップ! ストップぅひひはひゃはははははははははははははッ!!」
6本の手によるくすぐり責めは、アルファの想像を遥かに凌駕するものだった。
「キャハハハハハハハッ! ひひ…! ひひひひひはははははははッ!! 苦し…ッ! 苦しいよおおっ!」
3人はそれぞれ右半身担当、左半身担当、足担当と役割を分担し、身体の各所にある急所を余すところなく
くすぐり続ける。
「やだあははははははッ! 許してェヘヘヘヘヘヘッ! 何でも喋る! 何でも喋るからあははははッ!!」
アルファは必死に身体をよじって少しでもくすぐりから逃れようとするが、ゴムバンドに引っ張られた
手足は思うように動かせず、すぐに元の体勢に戻されてしまう。
感度が人並みの女の子でも、拘束されて3人がかりでくすぐられたら耐えられるものではない。病的なほど
敏感でくすぐったがりのアルファにとってはまさに地獄の責め苦だった。
「それでは、まずお名前を教えてください。コードネームで結構ですよ」
「あひゃははははッ! ある…ひゃ…! ははははる…ふぁ…! あぅ…ふぁああははははははッ!!」
質問に答える間も3人のくすぐり責めは容赦なく続く。少しでもも早くこの責め苦から解放してもらいたい
アルファは、質問には何でも答えるつもりでいるのだが、くすぐられ続け、笑わされ続けているため、たった
3音の名前が言えないのだ。
「それじゃわかんないなぁ。自分の名前も言えないのかよ?」
「ちゃんと言えるまでやめたげないからね~」
三つ編み女とポニーテール女は、アルファの腋の下と脇腹を集中的にくすぐり、喋る余裕を与えない。
「ふひゃぁあははははッ! あははるふぁはははッ! あはははははははッ!」
自分の名前を言う。たったそれだけのことが出来ないまま、笑い悶え続けること15分。
「あはは…! ある…ふぁ! はひひひひっ! あ、あるふぁ! あるふぁああはははははははッ!!」
「あるふぁ? アルファさんですね?」
足担当のロングヘア女が、アルファの足の裏を指先でコリコリと掻きながら聞き返す。アルファは夢中で
首を縦に振って肯定した。
「分かりました、アルファさん。ちゃんとお名前を言えたので、ちょっとだけ休んでいいですよ」
3人の手が止まり、アルファに一時の休息が与えられた。
(苦しかった……こんなの続けられたら死んじゃうよ…)
この後、今までよりも遥かにくすぐったい責め苦を受ける事になるとは、想像もしていなかった……
- 52 :ネタに困ったら原点に帰ってみるべし ◆h44221MlYo:2008/09/17(水) 23:01:14 ID:2aW0Pwk6
- 「アルファさん、これが何だか分かります?」
休憩時間をもらい、ようやく呼吸も落ち着いてきたアルファに、ロングヘア女は透明の液体がはいった
ガラス瓶を見せた。
「……? わ、分かりません……」
ロングヘア女は瓶のフタを取り、中の液体をアルファのおなかに垂らす。
「つ、冷た…ッ! こ、これ…何ですか…?」
「ふふ…これは、エッチする時に使うラブローションですよ」
ロングヘア女はローションを指ですくい、その粘り気をアルファに見せた。
「媚薬みたいな効果はありませんし、身体に害はありませんから安心してください」
そういってロングヘア女はアルファの全身にローションを垂らしはじめた。三つ編み女とポニーテール女が
掌を使ってそれをアルファの全身に塗り広げていく。
「ふぁ……! ちょッ…! んぁああ…… やぁあん……!」
全身をヌルヌルと愛撫されたアルファは、あまりの気持ち良さに思わず甘い鳴き声を洩らしてしまった。
「アルファちゃん、そんなにキモチいいの~?」
ポニーテール女はアルファの乳首をちゅくちゅくと弄りながら意地悪く訪ねた。素直に認めるのは悔しいから
強がって見せたいが、ローション愛撫が気持ち良すぎて言葉が出てこない。
「ずいぶんキモチよさそうですねえ、アルファさん。でも、ちょっと爪を立てると…」
ロングヘア女が、ローションまみれになったアルファのおなかに軽く爪を立て、優しく掻いた。その直後――
「ひぎ…ッ! きひひひゃはははははははッ! くす…! やめ…! あひひははッ!!」
それはアルファが今までに体験した事のない種類のくすぐったさだった。ローションが潤滑剤の役割をして、
普段なら痛いはずの刺激をくすぐったさに変えているのだ。
「覚悟はいいか? アタシたちT帝国くすぐり拷問チームの本領はここからだぞ?」
耳元で囁く三つ編み女の言葉が聞こえたような聞こえないような……
全身に30本の爪を立てられたアルファは、想像を絶するくすぐったさにただただ笑い悶えるしかなかった――
- 53 :ネタに困ったら原点に帰ってみるべし ◆h44221MlYo:2008/09/17(水) 23:04:15 ID:2aW0Pwk6
- 三つ編み女は、アルファの脇腹、腋の下、横乳に爪を立ててコチョコチョと責め続ける。
ポニーテール女は、アルファの胸やおなかの上で爪を踊らせてくすぐっている。
ロングヘア女は、ローションまみれの指でアルファの足の指の間をクチュクチュと責めつつ、土ふまずを
グリグリと引っ掻いている。
暴力的、あるいは殺人的といってもいいほどのくすぐり責めだった。
「あ…! はは…は…! か……! ヒ…ッ! 死……じゃう… ひひ…… やめ……!! 死……!」
うまく呼吸が出来なくなったアルファは、唯一自由に動かせる首をぶんぶんと振って、狂ったように
暴れ続けた。だが手足を拘束するゴムバンドはわずかな抵抗も許してくれない。
最早拷問でもなんでもない。くすぐりの刑だった。
「あはは。このままくすぐり続けたら死んじゃうかもよ?」
「壊れる事はあっても、そうそう死にゃしないよ。徹底的にやるよ」
「壊しても構いませんよ。彼女に聞きたかった事は名前だけですから」
3人はローションでヌルヌルになったアルファの全身を手加減なしにくすぐり続けた。
「ひゃひ……! ぐる…じい……! ひひひ…! もう… いっそ…殺……してへへへ……ッ!!」
アルファは生まれて初めて死にたいと思った。死んだら楽になれると考えた。
勿論、3人はアルファの願いをかなえてはくれない。
死ぬより辛いくすぐり責めを、アルファは何時間も、何日も、何週間も受け続けたのだった――
- 54 :ネタに困ったら原点に帰ってみるべし ◆h44221MlYo:2008/09/17(水) 23:07:10 ID:2aW0Pwk6
- ―― 1か月後 ――
「ようこそスパイさん。T帝国謹製の脱力催眠ガスの味はどうでした?」
通気ダクトから潜入を試みたものの、ガスを嗅がされて眠ってしまった女スパイが、床に転がっていた。
「ああ、そのスパイスーツは見たことがあります。J王国の諜報員さんですね? 性懲りもなく同じルートで
潜入して来て…… アルファさんを助けに来たんですか?」
「ア、アルファは……無事……なの…?」
「ご自分の目で確かめてはいかがですか?」
拷問室に用意されたモニターに、アルファの姿が映し出された。
『キャハハハハハハハハッ!! くすぐったあい! もっと…もっとくすぐってぇ! 手加減しないで…!
もっとくすぐったくしてくれないと気持ちよくないのぉッ!!』
モニターに映ったアルファは、完全に壊れていた。くすぐられる事でしか快楽を得られなくなり、自ら
くすぐられることを求めるくすぐり奴隷と化していたのだ。
(アルファ…かわいそうに…)
純情でまっすぐで可愛かった昔のアルファを知る者としては、今のアルファは見るに堪えなかった。
「心配しなくても、すぐにアルファちゃんと同じ所に送ってあげるからね」
ポニーテール女がニヤニヤと笑いながら、女スパイの太ももを撫でた。
「私は……何を…されても……屈しない……んだから……」
ガスの効果で身体の自由が利かないながらも、女スパイは気丈に言い放った。
「そうですか。まあ頑張ってみてください。では今から、身体検査をさせていただきます…」
彼女もまたくすぐり責めに屈し、アルファと同じくすぐり奴隷になるのだが、それはまた別の話である――
- 55 : ◆h44221MlYo:2008/09/17(水) 23:14:25 ID:2aW0Pwk6
- 以上です。お目汚し失礼しました。
くすぐり好きの間ではベタと言っていい女スパイ拷問モノを書いてみた
ベタネタだから楽に書けると思ってたんだけど…ちっとも楽じゃなかった…
俺はキツネ娘とか妖精とか、人外の方が向いているのかも知れない…
- 56 :くすぐり好きの名無しさん:2008/09/17(水) 23:34:05 ID:dgk7GJfY
- リアルタイムで遭遇。 GJだぜ! d('-'*)
性感責めの混ぜ方や最後の“堕ち”から伺える
苦痛・快感共に「性感<<<くすぐり」と取れるハード表現がストライクでした!
でもちょっと気になったのがアルファさんのキャラ…
ドS拷問官3人の強個性もあって、アルファさんが薄く感じました。
3人にはある髪型の描写さえ、彼女だけありません…よね?(´・ω|
ともあれ、長文お疲れ様でしたー ヾ(*>ω<)ノ
- 57 : ◆h44221MlYo:2008/09/18(木) 00:13:39 ID:0k5Jb.7M
- >>56
自分でも分かってるんだけど、俺は登場キャラの容姿を描写するのが苦手なんだ。
真っ先に克服しなきゃなんない課題なんだよなー…
拷問官の3人の髪型が設定されているのは、名前を付けるのがメンドくさかったからなのよw
おかげで唯一名前を与えられたアルファが浮く事に…
妄想を文章に起こすのも難しいもんだなw
- 58 :くすぐり好きの名無しさん:2008/09/18(木) 01:26:20 ID:HB/hlahM
- たまにはエノーラのことも思い出してあげてください・・・
- 59 :のりの:2008/09/20(土) 17:45:03 ID:YxsiEdUI
- カスミはロケット団につかまっていたそしてくすぐられていた
カスミ「あはははははははうひひひひひひひひひひひひひぐひぉゃうううううううううう
くすぐったい死んじゃううくくくくくくくくくくくくくひひひひひひあははははくくくくくかっこ
」
- 60 :くすぐり好きの名無しさん:2008/09/22(月) 00:26:59 ID:9X7aSRCw
- 幸せ一杯の笑顔でくすぐられる妖精さんもいいけど
堕ちエンドはやっぱりいいなあ。
- 61 : ◆h44221MlYo:2008/09/22(月) 20:20:55 ID:sXSFSUWk
- どちらかと言うとハッピーエンドを書く方が好きなので、ハードな話を書くのは
結構なエネルギーを使いますねー
風属性の魔法使いが火属性の魔法を無理して使うようなモンですよ。
超ハードで誰も救われないようなくすぐり小説が得意な職人はいませんかねぇ
自分で書くのは苦手だけど、読むのは好きなので
- 62 :くすぐり好きの名無しさん:2008/09/23(火) 00:45:52 ID:Aie1k4vE
- 超ハードで誰も救われないようなくすぐり小説か、うーむ。
罠にはめられ捕獲された姉妹、「君がギブアップしたら妹を気が狂うまで徹底的にくすぐる」
と脅された姉は必死でくすぐりに耐える。
しかし精神が限界に達した姉の前に現れたのは既に堕とされた後の妹。
「お姉ちゃんが狂うまでくすぐったらご褒美にいっぱいくすぐってくれるんだって」
妹はそう言うといびつな笑顔を浮かべたままくすぐりマシンのスイッチを押した。
数日後、二人の通う学校に磔になった姉妹の姿が。
磔台から伸びるマジックハンドにくすぐられる姉妹の目に、理性の光はもう無かった……
少女をさらっては、くすぐり以外のことを考えられなくなるまでくすぐる『連続くすぐり魔』。
連続くすぐり魔は最初に獲物をくすぐりで失神させてから誘拐する、という手口から各学校では
くすぐりに耐えるための訓練が毎日行われる(勿論本当は逆効果)。
気の弱いある少女は訓練と称してクラスメートにくすぐりによるいじめを受けていた。ある日の
放課後、失神するまでくすぐられた少女が目を覚ますと見慣れぬ場所にいることに気付く。
既に意識を失っていた少女は、失神させる手間が省けたためあっさりさらわれてしまったのだ。
助けてくれと懇願する少女だったが、くすぐり魔がその頼みを聞くわけもなく……
村の祭りで神への供物となることが定められた少女。若い娘がくすぐられるときに出す悲鳴を
好む『神』を呼ぶため、祭壇の上で縛られた少女は神官達の手で徹底的にくすぐられる。
そして姿を見せる異形の『神』。神は形状、大きさともに様々な触手で少女の体をくすぐり、
彼女が死を覚悟したときに神はその体を飲み込んでしまう。
かくして神の一部となった少女は、その体内で死ぬことも発狂することも出来ず永遠にくすぐられる
ことになるのだ。
こんな感じだろうか。プロットはすぐ出て来るんだけど形にするのはしんどいんだよな……。
- 63 : ◆h44221MlYo:2008/09/23(火) 01:19:52 ID:XUMO67ZI
- >>62
ああ…どれも救われない……実にいいw
でも確かに、プロット打ってからそれを仕上げるのは大変な作業だよね
- 64 : ◆AjN2xCq7C6:2008/09/23(火) 04:07:20 ID:Aie1k4vE
- トリップつけてみるか。
>>62の話1つ書いてみた。今日は満ち潮だったらしい。
森神様
森神はサンヴァールの村を守る守護神である。その力は大きく大地には豊穣をもたらし、
天からは雨の恵みをもたらす。外敵からの守護も行い、この村を襲おうとした盗賊や兵隊
が丸ごと姿を消したという話は後を絶たない。だが、森神がもたらすのは救いだけではな
かった。彼か、彼女か、性別の分からないその神がこの村を守るのはここが大事なエサ場
だからだ。
そう、森神は人を食う。それが古き時代に人と神の間で交わされた契約であり、今も行わ
れる『神への供物』という儀式であった。
森の中に開けた大きな広場。そこに巨大な石で作られた祭壇がある。苔むしたその石達は
いつの時代からそこにあるのか、またいかなる技術でもってこの巨石をここまで持ってき
たのかは定かではない。今この村に伝わっているのは、この祭壇で行われる儀式のことだ
けであった。
「さて、そろそろ始めるか」
「………!……!!!……!!」
老神官が生け贄を見下ろしながら呟く。猿轡をかまされた今年の生け贄は何事かをわめい
ているが、その内容に神官達は興味がなかった。
森神のたたりは恐ろしい。1年に1人の供物の儀式を怠ったり、神官が生け贄に手を出し
たりすれば森神のたたりはたちどころに村を襲うのだ。飢饉や干ばつのみならず、時には
森神の尖兵が村に現れ、何人もの娘をさらっていったり、幼子ばかりを捕らえ泣き叫ぶ親
たちの前で気が狂うまでくすぐったりしていった。故に供物は捧げねばならない。だが、
隣人の身を神の供物とすることに心が痛まないわけはない。
そんな中、今年は実にちょうど良い供物がやって来た。森神を退治して名を上げようとす
る身のほど知らずな若い冒険者達である。
「ああ、ついでだから教えておこう。お主の仲間の男達は既に森の奥へ捨ててきてある。
村の者以外がこの森に入ればほどなく森神様に食われるからの、今頃は骨も残っとらんだ
ろうよ。もう一人の女はくすぐり漬けにして抗えぬようにした。来年の儀式まで飼ってお
いてやるからの、1年後にはお主と同じ場所に行くことになる。だからまあ安心して供物
となってくれ」
「………!!!!……!!!」
「用意できました」
「うむ、ではやろうか」
生け贄に捧げられた娘、名をレイナという、は怒りと悔しさのあまり涙を流していた。寂
れた村に巣くう怪物を倒して一旗揚げようと、気心の知れた仲間と共に村に来たのが2日
前。「生け贄を求める恐るべき怪物を倒して下され」という言葉と共に村の長老が示した
報酬の額と、村での歓待振りに騙された自分の愚かさが許せない。料理に入れられた薬で
意識を失い、気が付けば下着同然の姿で巨石のアーチの下に両手両足を大きく広げた姿で
縛られていた。
- 65 : ◆AjN2xCq7C6:2008/09/23(火) 04:07:51 ID:Aie1k4vE
- 「まずは秘薬を馴染ませるとするか」
レイナの後悔をよそに、神官達は淡々と準備を進める。
ツボの中のねっとりとした液体を大きめの刷毛にべったり付けると、それをレイナの肌に
塗り始めた。
「ふがっ…!が…はあ…っ!!ぐう、ふうう!」
(何なのよこれ…ぬるぬるして気持ち悪い……うう、くすぐったい)
レイナの心を読んだ訳ではないだろうが、神官の一人が顔をゆがめたレイナに説明してやる。
「これは人間の肌の感覚を鋭敏にする秘薬だ。塗ると少しの刺激でたいそうくすぐったく感
じるようになる。まあ効果の程はすぐに分かるだろう、自分の体でな」
神官達は一回塗った場所も何度も塗り直す。その繰り返しの中で、レイナは神官の言葉の意
味を理解し始めていた。
「んがああっ!!ふお!ふおああ!!」
(くすぐったい!くすぐったあい!!)
最初気持ち悪かった秘薬の感触が次にむずがゆくなり、身悶えせざるを得ないくすぐったさ
に変わり、今や枷のことも忘れて暴れるほどのくすぐったさであった。
「効いてきたようだな」
そう言うと老神官は猿轡を外した。もともと呪文を唱え魔法を使われることを警戒しての猿
轡だったが、薬が効いた後ではもう関係がない。この薬が塗られた者は魔法を使えなくなる
のだ。原理は不明だがそのように伝わっているので神官達はそれを有効に使う。
レイナ自身も、自分の元に魔力が集まらないことを自覚していた。どうにもならない状況に
絶望感が心を満たす。
「お願い…お願いします……ここでのことは誰にも言わないから、だから助けて!!」
「森神よ、盟約に従い供物をここに捧げまする!」
「おねが……ひゃあああっ!!!」
レイナの必死の命乞いを黙殺した神官が、彼女の胸の下を指先でつーっと撫でる。その途端
薬を塗られているときよりもきついくすぐったさが彼女を襲う。
「ひゃあっははははははは!!!やめ…ぐひゃひゃひゃひゃはははは!!!!」
他の神官達も脇の下や足の裏、臍などを思い思いの手段でくすぐる。ツボを押すように4本
の指を脇腹に突き立て、爪の先でこするように腋を掻き、小さな絵筆で臍をいじくり回す。
「やだあはははははは!!死ぬ、ひんじゃうからあああ!!きひっきゃははははは!!」
『オオオオオオオォォォォォォン!!!!!!』
森の奥から響くその声を聞いた瞬間神官達の体が強張る。
「早いぞ、もうおいでになったのか!」
「今年は飢えておられるようじゃの。急ぎ帰るぞ」
「かしこまりました」
- 66 : ◆AjN2xCq7C6:2008/09/23(火) 04:09:01 ID:Aie1k4vE
- 神官達はそれこそ蜘蛛の子を散らすような勢いで一気に逃げ去り、その場にはレイナだけが
残される。
「…ハア…ハア…こんな、こんなのイヤだよ…うう…ん、んふう…」
乱れた呼吸を整えながらも、肌を撫でる風の感触だけでまたくすぐったくなる。
だが、チャンスであった。神官達が姿を消した今、神とやらが姿を見せるまでにこの拘束から
逃げられれば……。
ベチャリ!!
「ひいっ!?」
現実はそんなに甘くなかった。何かが粘着質な音を立てながらレイナの足に巻き付く。
首を動かして周りを見ると、そこには色彩、形状、大きさの異なる何十、何百という触手が埋
め尽くしていた。
「ひ…い…!いやあっ!?やだ!やだあ!!誰か助け…」
ぞろり。
「ぎゃあっはああははははははははああ!!?」
太股をこする感触に思わず絶叫した。植物の葉のように薄く、幅の広い触手が表面を埋め尽くす
突起でレイナの太股を舐めていったのだ。そのくすぐったさは先ほどまでの神官によるものとは
またひと味違う。人の手では決して不可能な人外のくすぐりであった。
(太股だけでこんなにくすぐったいのに、他の所もやられたら……ひいいい!?)
まるで見せつけるように、レイナの顔の前に様々な触手が突きつけられる。すべすべの表面を持
つ触手、靴べらのような形で小さないぼいぼがびっしり生えた触手、無数の細い触手が寄り集ま
った触手、綿毛のようなものがびっしり生えた触手……。目の前でゆらゆらと揺れているそれら
を見ているだけで、頭が勝手にそのくすぐったさを想像してしまう。それらの触手群は、レイナ
にその感触を堪能させるかのように、1種類ずつ彼女の体に張り付いていった。
「ひい、ひいいいっ!腋、舐めるの……く、きゃはははは!!」
人の舌のような形の赤紫の触手が、レイナの腋の下をべろりべろりと舐めていく。
さらに舌先がちろちろと撫でる感触に、レイナは笑いを堪えられない。
「ひゃははははははははは!!!足!あしいいい!!!抜い、あはははあ!?抜いてえええ
ええひひひひははははははははは!!!!」
太い筒状の触手が、レイナの爪先から膝までを一気に飲み込む。足枷は森神に触れた途端砕け散
っていたが、そんなことを気にする余裕はレイナにはない。ブーツのように足をすっぽり覆う筒
の中では、無数の小さな触手が休み無く動いていたからだ。特に、足の裏のシワをなぞるように
こすっていく堅めの触手と、指の間をなめ回すミミズのような触手の群はたまらないくすぐった
さをレイナに与え、彼女は肺の中の酸素を残らず吐き出すかのように笑いと絶叫を強いられる。
「へひいっ!?」
ズボッ!という強烈な音と共に、レイナは自分の脳が揺さぶられるような衝撃を感じた。左右の
耳に触手が突き込まれたと気付くと同時に、またしても未体験のくすぐったさが彼女を狂わせる。
「みみい!?耳が…あひゅはああ!?これ、くしゅぐった…あ、ああああ!?」
- 67 : ◆AjN2xCq7C6:2008/09/23(火) 04:09:28 ID:Aie1k4vE
- ふさふさの綿毛が耳の中でピストン運動や回転を繰り返す。
実際には鼓膜までも到達していないのだが、レイナは脳が直接くすぐられるような錯覚を感じた。
白目を剥き、涎をだらだらとあふれさせながら体を仰け反らせる。
「あ、ああ!?そこ、そこはあ!」
ぬるぬるの触手がレイナの秘所をいじくる。今までの苦しさに満ちたくすぐったさと違って性的な
快感が彼女の本能を揺さぶる。もちろん未だ彼女の足は触手に包まれているし、耳には綿毛が入っ
たままだが、今はそれらは動きを止めている。ちゅくちゅくと音を立てながら女の悦びを与える森
神。だがその求めるところはくすぐられる女の悲鳴だ。
「やだ、ダメ……そこ!あ、イク……イ…いひひひひゃははははははははは!!!!?」
絶頂を迎えようとしたその瞬間、動きを止めていた触手だけでなく無数の触手がレイナの全身に吸
い付き、一斉にくすぐり始めた。
「キャハハハハハ!!!はひっ!イク!イッてるのに……くすぐりがあああはははははははは!!
やだああははひひひひひひ!!?あははははあああああああああ!!!」
快楽と、くすぐったさがない交ぜとなってレイナの精神を狂わせていく。くすぐりの苦しみから逃
れようと分泌された脳内麻薬も組み合わさって、レイナの脳にくすぐりと快感が同じラインで刻ま
れていく。
「きゃあはははははは!!イクっ、イッて…!あはっはひいっ!?……くあ!……あ……か、あ…
…………」
くすぐったさと気持ちよさの混ざった恍惚感の中、笑いすぎて空気を吐きすぎたレイナの意識は朦
朧としだす。だが森神はくすぐりの手を止めない。酸素を求めて口をぱくぱくさせるが、体は彼女
の求めに反し声にならない笑い声を吐き出し続ける。
(ダメ……息、苦しくて…死んじゃう……のに、気持ちいい、よ……)
触手群に全身を包まれ、絶え間ないくすぐったさの中で彼女の意識は闇の中に堕ちた。
「………?」
唐突に意識が戻る。
(……あれ?私、死んだんじゃ……)
「お目覚めかしら」
「……誰?」
- 68 : ◆AjN2xCq7C6:2008/09/23(火) 04:09:59 ID:Aie1k4vE
- そこは肉色の空間だった。光源がどこにあるのかも分からないのに妙に明るいその空間は、壁も床
も天井も全てが触手で満たされている。レイナは自分が壁の中に埋まっていることに気付いた。
「な、何なの!?ここ!」
「ここは森神様の中よ。私達はここで森神様の一部としてずうっと生きているの」
「なあっ!?」
衝撃的な事実を、レイナの右側の壁に埋まった女が語る。彼女が言うにはここは森神の腹の中で、
供物として捧げられた娘達は神の肉体と一つになって死ぬことも狂うことも無くなり、ここで永遠
に嬲られながら生きていかねばならないらしい。
「そんな……ずっとくすぐられて、死ぬこともできないなんて…ウソでしょう!?」
「本当よ。まああきらめて森神様の与えてくれる快感を楽しみなさい。そうすればここでの生活が
少しは楽しくなるわよ」
「いやよそんな……あはははははははははは!何!?何かが動…きゃあはははははあ!」
レイナの埋め込まれた壁そのものが蠕動するかのように震え、そしてレイナの肌を何かが蹂躙していく。
「あら始まった。これからそれがずっと続くんだから早く慣れなさいな」
「慣れるわけ…!えへへへへははははは!!いやだあ!たひゅけて、たひひひひひいい!!!」
もがくことすら出来ず、レイナはただくすぐりを甘受する。
「あはははははははははは!!!は、はひゅ!?ひいいひひひはははははひゃはははははは!!
ぎゃははははははは!!や、やらああ!!はひいいい!!」
絶望して心を閉ざしても、くすぐられすぎて発狂しても、心臓発作を起こしても、呼吸困難で窒息
死させても、神の力はレイナに休むことを許さない。たちどころにレイナは癒され、精神も肉体も
健康そのものへと再生される。
永遠にくすぐり続ける肉の牢獄、彼女たちが救われる日はいつか来るのだろうか。
- 69 : ◆AjN2xCq7C6:2008/09/23(火) 04:14:14 ID:Aie1k4vE
- うーむ、急拵えのせいかエロさも絶望感も足りないかな。
超ハードってところまでは届かなかった気がする。
- 70 :くすぐり好きの名無しさん:2008/09/23(火) 05:04:18 ID:I2.pqMKs
- だが、間違いなく良い仕事した。
少なくとも俺は歓喜してるw
どこら辺からハードになるかは個人差が有るよな。耐性や経験と言うのかな?。
慣れてない人はコレで十分ハード。
俺みたいに壊れてるのは脳姦近くまでおk、とかになっちゃうからな~。
- 71 :くすぐり好きの名無しさん:2008/09/23(火) 19:18:50 ID:XUMO67ZI
- >>69
十分ハードっすよ…
そして急拵えでこれだけ書けるのが凄い。GJっした!
自分で「超ハードな奴を…」と言っておきながらこんな事言うのもアレだけど、
どこまでいったら超ハードなのかは確かによく分からないね。>>70の言うとおり
『気が狂うまでくすぐる』の上に『死ぬまでくすぐる』があって、さらにその上に
『狂う事も死ぬ事も許されずにくすぐられ続ける』がある
あたらめて考えるとかなり特殊なジャンルだよなぁ…くすぐり小説って奴は…
- 72 :くすぐり好きの名無しさん:2008/09/23(火) 21:43:00 ID:E7.uMZ06
- 一番辛いのは逃げられるのに逃げられない状況だろjk
友達や家族が捕まっていて腕を下げたら酷いことをすると脅されて拘束もされてないのに腕を下ろせない
周りからくすぐられるのが好きとか言われて辱められた挙げ句最終的にボロボロになった大切な人の姿が・・・
絶望と共に狂気に堕ちる主人公
あと69gj
- 73 :くすぐり好きの名無しさん:2008/09/24(水) 00:38:31 ID:mEUyVyUU
- 『くすぐり処刑』
①実際に笑い死に
②絶妙な加減によって死ねない
③死んでも蘇生
自分は色々シチュは浮かぶもののなかなか文章に出来ぬ。
>>69素敵だぜ、素敵過ぎる! (`・ω・)b GJ!
- 74 : ◆AjN2xCq7C6:2008/09/24(水) 01:27:49 ID:Ga7SCOCo
- おお、結構感想が来てる。ありがたやありがたや。
これほどの執筆スピードが出たのは初めてなので自分でも驚いております。
3時間で出来たとか生まれて初めてだ。
しかし毎回腋ばかりくすぐってる気がするな。
未開拓の尻と背中に挑んでみるか、電気アンマを混ぜるか、痒み責めを
試してみるか。
どこまでがくすぐり責めのジャンルに入るのか、難しいところだ。
- 75 : ◆AjN2xCq7C6:2008/09/27(土) 01:51:22 ID:I4Fz5ozs
- 色々試行錯誤中。今回はややホラーテイストで。
学校の怪談
「なんかね、真夜中の学校に来ると不思議なことがあるらしいよ」
「不思議なことって……普通怪談てもっとピンポイントに絞れるもんじゃないの?
二宮金次郎の像が動くとか、ピアノが勝手に鳴るとか。何でそんな大雑把なの?」
「さあ……バドミントン部の先輩からちょっとだけ聞いた話だし、詳しい話は知らない
の。でも、その不思議な現象に出会うと幸せになれるらしいよ?」
「ますます訳分かんないんだけど。何よ幸せって」
「さあ……?」
志穂が姫乃からそんな話を聞いたのが10日前のこと。あまりに適当すぎる怪談に逆に
興味を持った志穂は、バスケ部の先輩に姫乃から聞いた話について尋ねてみることにす
る。その結果、踊り場の大鏡に写る人影、壁から生えた無数の手首、溺死した水泳部の
幽霊がロッカーに引きずり込む、などの具体的な話がいくつか出てきた。出てきたのだが。
「幸福が訪れるってのは何なのよ…」
夜の学校に現れる『何か』に接触することができればとてつもない幸福を授かることが
出来る。意外なことに、一番多く出てきたのはこの噂だった。志穂は姫乃と一緒にアイ
スを食べながら、怪談にしちゃわけがわからなすぎる、とぼやいていた。
「じゃあ確かめてみる?」
「へ?」
「実際に夜の学校に来てみれば分かるでしょ?」
かくして、志穂と姫乃は夜の学校に忍び込むことを決めたのであった。
「しっかし、今時こんなボロい学校もそうそうないわよね」
「セキュリティも何もないもんね」
町の財政が厳しすぎる現状、この中学校の校舎を新しくする予算などどこにもなかった。
加えて教師達の警戒が適当すぎたのも彼女たちがやすやすと侵入できた要因の一つである。
「それで姫乃、どこから行くの?」
「場所が具体的なのは水泳部の更衣室と2階の廊下、あとは2階と3階の間の踊り場だよ
ね。とりあえず3階から順番にぐるっと回って行こ」
「オッケー」
懐中電灯を持って廊下を進む2人の少女。志穂は普段から明るい性格だが、人気のない夜
の学校はさすがに少し嫌なのか、口数がいつもより少ない。姫乃は普段と変わらないおっ
とりとした喋りなので、怖がっていないのかと志穂は思っていたが、いつのまにか志穂の
手をしっかりと握っていた。
(なんだ、この子もやっぱり怖いんだ)
- 76 : ◆AjN2xCq7C6:2008/09/27(土) 01:52:00 ID:I4Fz5ozs
- 志穂もまたしっかりと姫乃の手を握り返して、3階の廊下をおっかなびっくり進んでいっ
た。各教室の中も覗きながら歩いていたのだが、3階を1周したところで問題が起きる。
「あの……志穂ちゃん?実はその……トイレに行きたいの」
「は?」
来る前に行っておけよ、と思った志穂だが口には出さない。なんだかんだ言っても姫乃は
大事な友達なのだ。こんな状況で苛める気にはなれない。志穂は頼まれた通り、姫乃が用
を足し終えるまでドアの外で待ってやることにした。
「志穂ちゃん!?お願いだから勝手にいなくならないでね!」
「分かってるって。あんたこそ花子さんとかそういうのが出たら大声で助けを呼ぶのよ。
ドア蹴破ってでも助けに入ってやるんだから」
「ふう…」
ハーフパンツとショーツを膝まで下ろし、和式便器の上にしゃがみこむ姫乃。もう1度ド
アの向こうにいる志穂に呼びかけようとして異変に気付いた。
(……あれ?)
声が、出なかった。志穂ちゃん、そこにいるよね?そうしゃべろうとしたのに、口がぱく
ぱくするだけで喉から声が出てこない。いや、喉だけではなかった。思わず立ち上がろう
としたのに、体も動かない。
(え?ええ!?何、まさか金縛り!?)
思わぬところで出くわした怪現象に姫乃は怯える。だが次に現れたものを見て姫乃は心臓
が止まるほど驚いた。
手が、手首から先だけの灰色の手が、壁からずるりと生えてきたのだ。
(いや!いやああああ!!!!)
首の動かない姫乃の視界にはいるだけで10以上の手首が壁から出てきた。壁から離れた
それらは、ふわりと宙に浮き上がる。手首から先だけの人間の手らしきものが視界を埋め
尽くす様は、悪夢そのものだった。
(やだ!近づいてこないで!!)
ざわざわと蠢めく指先を姫乃に見せつけるようにしながら、ゆっくりと姫乃に近づいてい
く無数の手。その先端が姫乃の体に触れようとした瞬間、個室内に持ち込んだ懐中電灯の
明かりが消えた。
(誰か助けてえええ!志穂ちゃあああああん!!!!)
真っ暗闇になった女子トイレの個室の中で放たれた姫乃の声なき悲鳴が、ドア一つ隔てた
ところにいる志穂に届くことはなかった。
- 77 : ◆AjN2xCq7C6:2008/09/27(土) 01:52:27 ID:I4Fz5ozs
- 最初に感じたのは冷たさだった。全身にくまなく触れる冷たい指先。そこから自分の命が
吸い出されるような気がして、姫乃は恐怖で気が狂いそうだった。いっそ気絶した方がま
だ楽だったろう。だが無数の手は姫乃にそんな楽な結末を与えはしない。
指先はいっせいにざわめき、姫乃の体をくすぐり始めた。
(何されてるのこれ!?く、くすぐったいい!やめてえええ!!!)
2つの手が、人差し指と中指で背中をすうっと撫でていく。ひんやりとしているが意外に
なめらかな指先で背骨に沿ったラインを上下に撫でられると、恐怖とは別のゾクゾクとし
た感覚が広がっていく。肋骨の隙間を指でぐりぐりと突かれると、初めは軽い痛みが、続
いて激しいくすぐったさが体を震わせる。ぐりぐりと、あるいはさわさわと、緩急をつけ
た腋へのくすぐりはさっきまでとは違った意味で姫乃を狂わせようとする。
(くすぐったい、くすぐったいいいい!!こんなの聞いてないよお!?)
「……あ………あ…………!」
くすぐったくて無理矢理笑わされている、表情だけを見ればそう思えるが姫乃の口からは
かすかな声しか漏れていなかった。本来なら大声で笑い狂うところだが、金縛りによって
それが封じられている今、押し込められたくすぐったさが姫乃の体の中で暴れ狂い、くす
ぐったさが何倍にも増幅されているようだった。
1本の指が臍をほじくり、別の手は下腹部を手のひらで優しくさする。また別の手は太股
の付け根を指圧するように親指で押し、また別の手は膣口と肛門の間、俗に言う蟻の門渡
りを拳骨でぐりぐりと刺激する。
(あ、だめ!出ちゃう!くすぐられて漏らしちゃううう!)
下腹部への刺激は、限界に近かった姫乃の括約筋を容易く緩ませた。
シャーッと勢いのある音が便器の中に叩きつけられる。無論その間もくすぐりは続けられ
ている。姫乃の排泄を助けるように、尿を一滴残らず絞り出すかのように、無数の指先が
くすぐり続ける。
(おしっこが気持ちいいのに、くすぐりが、きつくて……わ、わけがわかんないよう……
志穂ちゃん助けて……私、おかしくなっちゃうよ…)
声こそ出さないもののそれ以外のものはみんな出ているのか、姫乃の顔は涙と鼻水と涎で
ドロドロになっていた。
「あ……か………!?」
尿の勢いが弱まりちょろちょろと出るようになった頃、姫乃の両目はぐるんと裏返り、そ
のまま彼女の意識と肉体は手首達に埋め尽くされた。最後に感じられたのは、くすぐった
い、ただその思いだけだった。
- 78 : ◆AjN2xCq7C6:2008/09/27(土) 01:52:51 ID:I4Fz5ozs
- シャーッという噴出音がドアの中から聞こえてくる。
(姫乃ってばよっぽど我慢してたのね。おしっこの音、消すの忘れるくらいだし)
しばらくして音が止み、今度はトイレの水を流す音がする。
そしてがちゃりと、ドアの鍵が開けられた。
「姫乃、随分たくさ…ん……」
結構長い時間排尿し続けていたことを揶揄しようとした志穂は、個室の中を見て絶句した。
「ひめの……?」
個室の中には誰もいなかった。まるで最初からそこには誰もいなかったように。だが、床の
上に転がった明かりの消えた懐中電灯が彼女がいたことを証明する。
「ウソ……ねえ、悪ふざけはやめてよ……姫乃……」
声が震えているのが志穂自身にもよく分かった。背中を嫌な汗が流れ落ちたのも。
念のため他の個室も覗くが、やはり誰もいない。
「何よ……これ……」
姫乃は女子トイレの中で消えてしまった。いや、消されてしまったのだ。夜の学校に出ると
いう『何か』に。
「……いや……」
姫乃は消された。じゃあ自分は?いったいどうなってしまう?
それを考えた途端耐え難い恐怖が志穂を襲った。
「いやああああああ!!!」
絶叫し、志穂は駆け出した。とにかく、この学校から逃げなきゃ。そう思い、階段までダッシ
ュする。今まで出したことのないスピードで、志穂は一気に階段を駆け下りていった。
だが。
『志穂ちゃん!』
「姫乃!?」
2階から1階に降りる途中、志穂は確かに姫乃の声を聞いた。思わず声のした方に懐中電灯ご
と向き直る。
『志穂ちゃん』
「……え?」
声がした方には大きな鏡があった。1階と2階の間の踊り場の鏡、そこに姫乃が映っていた。
「姫乃……?」
- 79 : ◆AjN2xCq7C6:2008/09/27(土) 01:53:16 ID:I4Fz5ozs
- 姫乃は志穂の横に笑顔で映っている。だが、志穂の横には誰も立っていなかった。
『志穂ちゃんひどいよ、私のこと置いていくんだもん』
「あ……え……?」
そう言って、姫乃は志穂の後ろから抱きついた。
……そこに姫乃はいないのに、姿は見えないのに、確かに抱きしめられる感触があった。
「ひ、姫乃!これいったい…」
『そんな志穂ちゃんにはおしおきしちゃうよ』
言うが早いが、姫乃は志穂の体をくすぐり始めた。背中から抱きついて志穂のお腹をしっかり抱
え込むように捕まえ、右手で左の脇腹を、左手で右の腋をくすぐる。
「わわ、わひひひはは!!何やってんの姫乃……コラ!ちょ……やめ……いひひひひ!」
『ダメだよ志穂ちゃん。もっといっぱい笑わなきゃ』
「腋はヤバイって……あはははは!ダメ…放し…きゃはは!」
姫乃に抱きつかれている部分はぴくりとも動かない。まるで機械で固定されているみたいだった。
「あふうっ!何なの、この状況!うふ、うふふ…いい加減に…」
『やっぱりみんなに手伝ってもらった方がいいかなあ』
「みんなって……ひいいいいいい!!?」
姫乃にくすぐられることで若干薄らいでいた恐怖心だが、その光景のせいで一気に限界に近づいた。
鏡に映る無数の手、手、手…。鏡の中だけに映っているそれらの手は、一斉に志穂の体に殺到した。
「いやああ…あひひひひ!?やだあっ!た、助けて…くひいっ、ひひひひいいい!」
鏡に映っている、無数の手が自分の体をびっしり埋め尽くす姿はおぞましいものだったが、志穂に
はそんなことはどうでもよかった。姫乃にくすぐられたのが子供だましに過ぎないと思えるほど、
これらの手によるくすぐりは苛烈だった。
『いっぱいくすぐられたその先にね、本当の幸せがあるんだって。だから志穂ちゃん、私と一緒に
幸せになろう?』
「ぎゃあははははははは!!やだあ!!あははははは!そんなのぉ!くひ、ぎひひひはははは!!」
手は服の下に潜りこんで繊細に、乱雑に志穂をくすぐり続ける。同じ場所に同じ刺激を与え続けて
はくすぐりに慣れてしまうため、緩急をつけながら様々なバランスで全身にくすぐりを送り込んで
くる。何本かの手は志穂の足を持ち上げ、上靴を脱がして足の裏をぐりぐりと刺激する。
「えへへへひひはははは!!ダメ、こんなあああはははははははひひひひひ!!ひひひひいいい!
ぎゃはははあ!?あ、あああひひいいいい!きゃははははははは!!!」
ジョロロロロ……。
刺激が強すぎたのかとうとう失禁してしまう志穂。だがくすぐりの手はやむどころか、さらにその
ペースを上げていく。そして姫乃と同じように志穂もまた、おしっこが止まるのとほぼ同時に気絶
してしまうのだった。
「ねえねえ知ってる?夜の学校に行って『何か』に出会ったら幸せになれるって話」
「何、そのアバウトな話」
「ウソじゃないって。ほら、B組の二人、行方不明になった奴いたじゃない。あいつら夜の学校に
行ってその何かに出会ったから帰って来れなくなったんだって」
「行方不明がなんで幸せなのよ…」
「それがね、B組の子が見たらしいのよ。踊り場の鏡で。消えた二人がすごく幸せそうな顔で鏡に
映ってたらしいよ」
勉強のことも、部活のことも、人間関係のことも、将来のことも。全てを忘れて、ただひたすらく
すぐられることだけを考える新しい生活。夜の校舎に住まう何かに囚われた志穂と姫乃は、間違い
なく幸せであった。それがどんなにいびつな幸せであっても。
- 80 : ◆AjN2xCq7C6:2008/09/27(土) 01:57:09 ID:I4Fz5ozs
- 考えてみると、今までくすぐられた後で解放される話って一度も書いたことが
ないな。ソフト路線って難しい。
- 81 :くすぐり好きの名無しさん:2008/09/27(土) 03:01:25 ID:mcKjkIfc
- GJでした!
こういうホラーゲーム出ないかなぁ… 『THE・大量地獄』みたいな悪ノリをやらかす
D3パブリッシャーあたりから
しかし、ずいぶん飛ばすなぁ… 満ち潮続いてるんですか?
俺は元々遅筆な上に、潮干狩りが出来るほどの引き潮なので全然進みません
アイデアだけがたまって行くよ……
- 82 :くすぐり好きの名無しさん:2008/09/27(土) 21:35:33 ID:I4Fz5ozs
- 今週は満ち潮どころか神が来てるらしい。
吹き上がるエロ妄想をそのままキーボードに叩きつけたら
自分でも驚くくらいのすげえ勢いで書き上がってしまった。
そして今度はエロじゃない話が書けなくなるのであった。
- 83 :くすぐり好きの名無しさん:2008/09/27(土) 22:40:32 ID:mcKjkIfc
- 森神様の加護ですかねw
レイナを捧げたからw
- 84 : ◆AjN2xCq7C6:2008/09/28(日) 15:38:39 ID:ll4BG0yg
- 君の考えたくすぐりシーンスレの>>13のSSが素晴らしく、なんか
あふれる物があったので書き上げた。インスパイアという奴か。
心を操る力、抵抗はしない、お風呂場でくすぐり、というのが
ツボだったらしい。
- 85 : ◆AjN2xCq7C6:2008/09/28(日) 15:39:56 ID:ll4BG0yg
- 誰も彼女の存在に不審を感じない。
誰も彼女の言葉を疑わない。
誰も彼女に逆らえない。
そんな女がいた。
彼女の紡ぐ言葉は真実となる。
それが彼女の力だった。
彼女は美しい女、可愛い少女が大好きだった。
そしてそれらの美女、美少女をくすぐるのを何より好んでいた。
言霊使い
ぬらりひょんという妖怪がいる。人の家に上がり込み勝手に飲み食いするが、
家人の誰もが家の主であると疑わないため追い出されることがないという妖
怪だ。この伝承は創作だという指摘があるが、このぬらりひょんにも近い能
力を持った人間は実在する。今回はその人物の生活を見てみよう。
舞台となるのは篠崎家。父親は出張で家を空けているので、今この家にいる
のは母親由希子と、6年生になる娘の朝美だけだった。
午後6時、女は篠崎家で夕食をご馳走になっていた。篠崎親子と女には全く
面識はないのだが、当たり前のように食事が用意され、また女も当たり前の
ようにそれを食べていた。だが、この程度は彼女の能力の一端に過ぎない。
腹が膨れた女はその力を思う存分発揮しようとしていた。
「由希子さん、マッサージしますんでこっちに来てもらえます?」
「あら、悪いわね」
頼み込むかのような言い方だが、彼女の言葉に逆らえる人間はいない。皆、
自発的に彼女の言葉に従ってしまうのだ。操られているとも知らず。
「じゃあやりやすいように服を脱いで下さい。下着もですよ」
「ええ、分かったわ」
女に言われるまま、篠崎由希子は当然のように居間で服を脱ぎ出す。肌を晒
すのを好まない普段の由希子を知る者が見たら、驚くことだろう。
一糸纏わぬ裸体となった由希子は彼女の言うまま居間の畳の上に座り込み、
足を投げ出す。由希子の背後に座った女は、おもむろに由希子の腋に手を入
れ、敏感な部分をくすぐり始めた。
「ひゃあっ!マッサージって…あは、あはは…そんな所…」
「ダメですよ、暴れちゃ。ほら、腋を閉じてないでもっと腕を上げて下さい」
「ああ、だって…ふふふ…くすぐったくて…」
言われるままに腕を上げるが、くすぐったさに身をよじる由希子。そんな由希
子の耳元で、女は囁く。
「でも、由希子さんはくすぐられるのが好きでしょう?」
「え……?あ、そうです…くく…」
「じゃあ言ってみてください。『由希子はくすぐられるのが大好きです』って」
「は、…はい。ん…由希子は……うう、ふふうっ…くすぐられるのが…あひ…
大好きです…」
- 86 : ◆AjN2xCq7C6:2008/09/28(日) 15:40:34 ID:ll4BG0yg
- 女の言葉はそれだけで聞いた者の認識を狂わせるが、それを自ら口にさせるこ
とで呪縛はより深く心に刻み込まれる。
「じゃあ素直に言えた由希子さんにはご褒美です。そーれこちょこちょこちょ…」
「あは、はははは!?ダメ!それ…きゃはははは!!」
女はさわさわと軽く触れるだけだった指先を少し深く押し入れ、ごしょごしょと由
希子の腋をくすぐる。耳元から入り込んでくるこちょこちょという言葉も、由希子
の脳内で反響してくすぐったさを倍増させるかのようであった。
「くすぐられるの気持ちいいですよね。腋だけで思う存分イッていいんですよ?ほ
ーら、もうイキそうでしょ?」
女が語った言葉は真実となる。故に、女に『イキそうでしょう』と囁かれた者は本
当に絶頂へと導かれてしまうのだ。
「あひひひい!?あはは、あ、ああイク…イッちゃう…ううふふうはははは!!
はひゃははははははははははは!!!!」
股間の茂みの中に潤いを生み出しながら由希子は果てる。言葉だけで相手を絶頂に
導くことすら可能な女にとって、くすぐりで快楽を与えるなど、正確にはくすぐり
を相手の脳内で快感に変換してやることなど造作もなかった。
由希子のむっちりとした肉体がくすぐりに悶え、柔らかな美乳がぷるぷると震える
様を楽しんだ女は、次のターゲットを娘の朝美に移す。
「由希子さんもすっきりしたみたいだし、朝美ちゃん、一緒にお風呂入らない?」
「あ………分かりました」
普段と違う母親の様子に顔を赤くしながら見入っていた朝美だが、女の言葉で我に
返ると素直に同意を示した。女によって認識が狂わされている朝美にとって、由希
子が裸になっていたのもくすぐられていたのも日常の延長のように感じられる。だ
が、艶のある声と表情が朝美を興奮させ、そして期待させていた。自分も、母親み
たいにくすぐられるかもしれないと。今の朝美にとってくすぐりは忌避すべき事態
ではなく、興味の対象であった。
「じゃあ私達は先にお風呂に入ってますから、少ししたら由希子さんも来てくださ
いね?大事なことを教えますから」
余韻に浸る由希子にそう言うと、女は朝美を連れて脱衣所へ向かった。
裸になり、2人で向かい合わせになって湯船に浸かりながら朝美は女の方をじっと
見る。視線の先にあるのは20代だという女の均整の取れた肉体でも、くつろいで
いる表情でもない。先ほど別の生き物のように動き、由希子を腋だけで狂わせた、
女の指先だった。朝美がその指が自分の体の上を這い回ることを想像していると、
風呂場のドアを開けて由希子が浴場に入ってきた。
「ごめんなさい、遅くなって」
由希子は既に裸になっていたのだが、久方ぶりに味わう絶頂が由希子から力を奪い、
再起動するまで随分時間が掛かったのであった。なお篠崎家の風呂はかなりゆったり
してるので、3人同時にはいることも可能である。
- 87 : ◆AjN2xCq7C6:2008/09/28(日) 15:41:05 ID:ll4BG0yg
- 「気にしないで下さい」
「それで、大事なことって言うのは何かしら」
「朝美ちゃんの体の正しい洗い方、ですよ」
意味ありげに視線を向けられ、朝美は思わず口の中のつばを飲み込んだ。
風呂場用の椅子に朝美が腰掛け、その右側に女がしゃがむ。朝美の左側には由希子が
立ち、左右から朝美を挟む形になっている。
「やっぱり…特別な洗い方とかあるの?」
「思春期の女の子は心も体も繊細ですからね。優しく、丁寧に洗ってあげなきゃいけ
ないんですよ。例えば汗のたまりやすい腋なんかは…」
「ひゃあ!?」
女は朝美の腕を掴んで持ち上げると、脇の下にそっと口づけた。
「舌できれいにするのがいいですね」
そう言うと女は、まだ毛の生えていない朝美の腋の窪みを舌でほじくり返すように舐
め回し、それから腋全体に唾液を塗りつけるように舌を這わせた。
「ひ…ひいひひひひひひぃぃ!?お姉さん!?それ…ヤバ…はははははは!!」
「こら朝美、腋を閉じない。ちゃんと腕を上げておかないと洗えないでしょう?せっ
かくちゃんとした洗い方教えていただいてるっていうのに…」
「いぃひはははは!!だ…って、だってえ!こんな、の…んひひひぃ!?」
「由希子さんもやってみて下さい。空いた手は他の場所をくすぐるのを忘れないよう
に。朝美ちゃんは頑張って万歳しててね」
「お母さんまでぇ!?だめぇ、わき、わきが…はひゃあははははあぁぁ!!」
女の言葉通りに、由希子は一心不乱に朝美の左腋を舐めながら脇腹の肉を突くように
くすぐっていた。
「じゃあ朝美ちゃん、今度はおしっこしてみようか。私の言ったとおり、できるよね」
「はいぃ…んふうぅはわあ!?はぁ、はひぃひひひぃ!しますぅ!」
「朝美ちゃんがおしっこを出し始めたら、くすぐりのペースを上げて下さいね」
「分かったわ」
朝美にとっておしっこを出すというのは我慢するよりよっぽど楽だった。お漏らしし
ないように必死で力を入れている下腹部を解き放つだけなのだから。チョロチョロと
いう音はすぐに聞こえてきた。
同時に、女と由希子は動きを早める。二人の舌の先端は激しく腋をいじり、腕を持ち
上げていない方の手はお腹や太股に刺激を与え続ける。
「キャハハハハ!!わき、ダメ!!く、くしゅぐったくてへへぇっ!あひ、ひひい!?
ひゃふうふふふうひひははははははああああああ!!」
大声で叫びながら体を大きく仰け反らせる朝美。彼女は今人生で始めての絶頂を迎え
ていた。
少し待ち、朝美が落ち着いた頃合いを見計らって女は優しく声をかける。
- 88 : ◆AjN2xCq7C6:2008/09/28(日) 15:41:30 ID:ll4BG0yg
- 「どうだった?くすぐられながらおしっこをするのは」
「ハア…ハア…気持ち、よかったです…」
上気した顔の朝美を見て女は満足げに笑みを浮かべる。
「気に入ってもらえてよかった。じゃあ明日からはおトイレに行くときは私を呼んで
ね。朝美ちゃんが用を足しやすいようにたっぷりくすぐって手伝ってあげるから」
「え?…あ、あの……」
「よかったじゃない朝美、くすぐられながらおトイレさせてもらえるなんて贅沢、普
通はできないわよ?」
「う、うん……その…お願いします」
「任せてちょうだい」
常識のすり替えが順調に進んでいることを喜びながら、女は次の洗い方に移ることにす
る。手のひらに出した液状ボディーソープをこすり合わせ、軽く泡立てながら由希子に
次の洗い方を教えた。
「次は優しくもみ洗いです。朝美ちゃんがにゅるにゅるした感覚をたっぷり楽しめるよ
うに注意しながら、石鹸を肌に馴染ませて下さい」
「はい。……その、どうやればいいの?」
「まずはこうやって、塗り込むように」
「あっ……んんっ…!」
そう言って女は朝美の多少膨らんだ胸をなで回す。手のひらが円を描くように乳房に触
れていく。発展途上の朝美の胸は強く揉まれると痛みを感じるが、今のような優しい刺
激はむしろ心地よく感じる。
「それからこうやってくすぐってあげて下さい」
「んう!?は……くくくぅ…ふ、ふふふ…」
女の指がピアノの鍵盤にするように朝美の乳房を叩く。皮膚をつつくようなその刺激に
朝美は思わず声を出した。
「さ、由希子さんも一緒に。朝美ちゃんの全身に石鹸を塗ってあげましょう?」
「お母さん…!そこっ、ああ……キャハハハアァッ!あひ、ひぃ…」
「朝美、こうしたらどう?」
「あはあぅっ!く、くすぐったいよ、せなかが…うくくく…にゅるにゅるして……あ!
お姉さん、それ、恥ずかしいひひひぃ!?あしのうらああぁ!?だめぇ!」
「足も汚れがたまりやすいですから、土踏まずのところとか、指の間とか、念入りにこ
すってあげて下さいね。ほら、朝美ちゃんもっと足を上げて恥ずかしいところがよく見
えるようにして」
「んくぅ!?ゆびのところ、ひ、ひひ!…ごしごししちゃ…あはははは!」
「由希子さん、お股の所もしっかり洗ってあげて下さいね」
「朝美の大事な場所ですものね」
「キャハッ、はははは、あひぃんっ!?だめぇ…わたし、また…」
「我慢しなくていいんだよ。ほら、もう1回イッちゃいなさい」
「く、くく、くくうぅぅふふふふひひひいいぃぃ!!あははは!?あああははひひはは
はははああははあああああ!!!」
- 89 : ◆AjN2xCq7C6:2008/09/28(日) 15:41:53 ID:ll4BG0yg
- 2回目の絶頂を迎え、ぐったりしている朝美を由希子が抱きかかえている。
「もう少し寒いシーズンになったら、湯冷めしないように1回湯船に浸けてあげるんで
すけどね。今はその心配もありませんからこのまま続けちゃいましょう」
女はそう言って2つあるスポンジを1つ由希子に渡す。
「まだ洗うの?朝美は結構疲れてるみたいなんだけど」
「手でこすっただけじゃあ垢や汚れは落ちませんよ。じっくり石鹸を肌に馴染ませた上
で今度はごしごしこすってあげるんです」
「まあ…」
「すっかり肌も敏感になってますから、普通にスポンジで洗うよりもずっとくすぐった
いんですよ。朝美ちゃんも嬉しいでしょ?今までのよりもくすぐったいよ?」
「う、うん…くすぐったいの好きぃ…」
体から力を抜き、とろんとした瞳で朝美は女の言葉を肯定する。
「じゃあ始めましょう。今度は力を入れて、しっかりこすって下さいね」
「ええ」
「きゃはあぁぁ!!あ!あんっ!?」
しゅっしゅっとスポンジの動く音がする度、朝美が気持ちよさそうな悲鳴を上げる。二
度の絶頂とくすぐりによる刺激のせいで肌の感覚が鋭敏になった朝美は、きめ細かなス
ポンジが皮膚表面の汚れをこそげ落としていく度に、痒くてたまらない場所を掻きむし
ったような爽快感と、朝美を高みへと押し上げる性的な快感、そして今まで以上の耐え
難いくすぐったさに見舞われていた。すっかり体力を失ったのか刺激に対して暴れるこ
とはなく手足を僅かに震わせるだけだったが、刺激の強さは今までの比ではなく、朝美
は、体を洗い終えてもらうまでにさらに二度絶頂を迎える羽目となった。
「あ………はあ………!…ん……」
体を洗い終わった後今度は髪も洗われた朝美は、由希子の胸に抱かれながら湯船に浸か
っていた。もう指一本動かす気力もなかった朝美は、抱きしめたまま腋と脇腹を軽くく
すぐる由希子の成すがままとなっていた。
「こうやってくすぐり続けるといいのね?」
「ええ、しっかり暖まるようにくすぐってあげてください」
「それにしてもあなたにちゃんとした体の洗い方を教わってよかったわ。朝美もこんな
に気持ちよさそうで……。ふふ、最近じゃあこんなふうにこの子を抱きしめてあげるこ
ともなかったんだけど、あなたのおかげで朝美との距離が縮まった気がするわ」
「気がするだけじゃ駄目ですよ。朝美ちゃんのことは由希子さんがちゃんと面倒を見て
上げなきゃ。これからは毎日こうやって一緒にお風呂に入って、しっかりくすぐってあ
げるようにして下さい」
「そうね、そうさせてもらうわ」
だが女は由希子の言葉に満足しなかった。もっと念入りにくすぐりの習慣を刻み込むた
めに、由希子と朝美自身の口で宣言させることにしたのだ。
- 90 : ◆AjN2xCq7C6:2008/09/28(日) 15:42:27 ID:ll4BG0yg
- 「ちゃんと私と約束して下さい。『これからは毎日朝美ちゃんとお風呂に入って、たっ
ぷりくすぐってあげる』って」
「分かったわ。私はこれから毎日朝美と一緒にお風呂に入って、たっぷりくすぐってあ
げることを誓います。これでいいかしら?」
女の前でした約束や宣言は、強固な呪縛となって口にした人間を縛る。由希子自身は全
く意識していないが、由希子は今自分自身に暗示をかけたことになるのだ。こうなって
しまえば、例え女がこの家を離れた後でも由希子が朝美へのくすぐりをやめることはな
くなってしまう。
「ええいいですよ。じゃあ次は朝美ちゃんね。『これからは毎日お母さんとお風呂に入
って、しっかりくすぐってもらいます』そう約束して?」
「は、い……これからは…ん……まいにち、お母さんと一緒にお風呂に入って…いっぱ
いくすぐってもらいます…」
「よくできました。ご褒美にしっかりくすぐってあげるね」
「あひっ!あ、あ、ああああ!!あはは…はは、ははひひひいぃぃ!」
これでこの親子の常識は書き換えられた。自分の成した結果に満足しながら、女は朝美
へのくすぐりを強めるのであった。
「由希子さん、じっとしていてくれないと危ないですよ」
「ご、ごめんなさい。だけど、これ……んくうっ!」
疲れ切った朝美を寝かしつけた後、耳掻きを手にした女は由希子のへそをかりこりと引
っ掻いていた。たまらないむずがゆさに由希子は身をよじるが、その度に女に叱られて
いた。
「汚れはないみたいですし、次はこっちのフサフサで…」
「う…んん…!おへそ、そんなにされちゃあ…くっふふ…!」
女は耳掻きの反対側に付いている梵天をへその中で軽く回転させ、さらにふーっと息を
吹き込んでへそ掃除を終わりにする。動けない状態が続いてつらかった由希子は、一息
つくことが出来た。一方、時計を見た女はそろそろ寝る時間ですね、と呟く。
「だけどその前に……由希子さんのことをもっとくすぐってあげないといけませんよね」
「え?ああ、ええと……私は別に…」
「恥ずかしがらなくてもいいですよ。お風呂で朝美ちゃんがくすぐられてイッちゃった
のを、あんなに羨ましそうに見ていたじゃないですか。由希子さんは腋しかくすぐって
ませんからね。朝美ちゃんみたいにいっぱいくすぐられたいって思ってたんでしょう?」
女の指摘に、由希子は顔を羞恥で真っ赤にして沈黙することで答えた。
「心配しなくても由希子さんが満足するまでたっぷりくすぐってあげますから。我慢せ
ずに、いっぱい声を出して下さいね?」
「あ、ああ…ダメ、ダメよこんなの、こんな、んひひひひひひひひっはははっはっはは
ひひ!!あはっあははははっ!!!」
その日篠崎家では、深夜まで幸せそうに笑う声が響いていたという。
- 91 : ◆AjN2xCq7C6:2008/09/28(日) 15:42:59 ID:ll4BG0yg
- さて、それから篠崎家がどうしたかというと。
女はその痕跡を完全に消し、由希子と朝美はその存在すら記憶してはいない。だが、彼
女に刻み込まれたいくつかの習慣は篠崎家に残ったままであった。
朝美は毎朝由希子と一緒にトイレに入り、くすぐられながら排泄することを習慣づけら
れている。さらに学校でトイレに行った際には必ず『くすぐられている自分』を想像し
ながら排尿するよう躾けられており、最近ではおしっこをする度にくすぐられた時の感
覚がフラッシュバックしてイキそうになる有様だ。夜には由希子の胸に甘えながらお風
呂でくすぐられ、その体はどんどん敏感になっていった。
由希子の方は、くすぐられて淫らに体をくねらせ笑い悶える朝美の姿に興奮をかき立て
られくすぐる悦びに傾倒していく一方で、徹底的にくすぐられる悦びも満たされたいが
為に出張から帰ってきた夫に激しくくすぐって欲しいと懇願した。二つ返事で引き受け
た夫のお陰でくすぐられたいという欲求も満たされたが、夫が疲れているときや昼間は
そうもいかない。そのため現在彼女は強力なくすぐりマシンの購入を目論んでいる。
名前も名乗らなかった不思議な力を持つ女、彼女のお陰で篠崎家は少しばかり冷えかけ
ていた家族の絆を取り戻し、くすぐりという輪で縛られた幸せな家庭に生まれ変わった
のだった。
- 92 : ◆AjN2xCq7C6:2008/09/28(日) 15:50:28 ID:ll4BG0yg
- 人が人をくすぐるのも、くすぐられたあと解放されるのも
初めて書いた。なかなかいいもんだ。
しかし好き放題やれるキャラって楽しいな。
- 93 :くすぐり好きの名無しさん:2008/09/28(日) 17:09:51 ID:jMYALXIM
- GJ!
そして速えw
くすぐりが取り持つ家族愛…幸せそうでいいですねー
- 94 :収穫祭中!?:2008/09/29(月) 12:34:07 ID:zbo/buIc
- なんだ、秋だからってここまで豊作は凄いな・・・
やっぱくすぐりは快楽責めにするのが良いね~。
楽しく、くすぐられてハッピー。容赦なく責めて壊される。
どちらも一興ですな~。
- 95 :くすぐり好きの名無しさん:2008/10/23(木) 23:06:42 ID:eBzpHDwc
- ライタ氏のハルカの絵を見てぱっと書いてみた
そこは深い森の奥・・・。その奥でハルカはサトシたちに内緒で特訓しようとしていた。
そんなとき彼女は現れた。ナチュラルハーブの香りを漂わせるアロマお姉さんだ。
アロマ「あら、こんなところで何をしているのかしら?ここら辺は危ないわよ?」
ハルカ「あ、はい!ここで特訓しようと思ってて・・・。」
アロマ「あら、じゃあ私が相手してあげようかしら?1人より効率がいいわよ。」
ハルカ「えっ本当ですか?お願いします!」
互いにボールを構え、戦闘準備に入る。アロマお姉さんが動いた。
アロマ「うふふ・・・、出てきて!モジャンボ!!」
ハルカ「モジャンボ・・・?見たことないポケモンね。でも負けない!いけ~、ワカシャ・・・!」
しかしその瞬間、ハルカはモジャンボの触手に素早くからめとられてしまった!ハルカは動くことができない・・・。
ハルカは触手によって無理やり腕を上げさせられ、更に足首も触手に縛られてしまった。
ハルカ「えっちょっと、何するの!?どういうこと!?」
アロマ「ふふふ・・・、私ってすごい負けず嫌いなの。あなた炎系出そうとしたでしょ?
万が一負けたら嫌だから・・・トレーナーを直接倒すことにしたわ♪」
ハルカ「な・・・何言ってるの!?は、放してっ!!」
アロマ「ここなら邪魔も入らないし・・・。たっぷり苛めてあげる・・・♥モジャンボ、やっちゃって♪」
するとモジャンボの触手が動きだし、まずハルカの靴を脱がし裸足にしてきた!
その後器用な触手はハルカの服をするする脱がしていく・・・。ハルカは下着を見られて顔を赤くしている。
ハルカ「な・・・何するの!!?お願い止めて!私の負けでいいからっねっ!?」
アロマ「トレーナーがすぐに負けを認めては駄目よ♪大丈夫、攻撃技は使わないから・・・♥」
お姉さんはクスッと笑うとモジャンボに命令した・・・。
アロマ「モジャンボ・・・、『くすぐる』攻撃よ♥たっぷり笑わせてね♪」
ハルカ「ひっやめ・・・いやぁぁはははははははっ!!?ひっひひひひひひっ!!」
モジャンボは命令通りハルカをくすぐり始めた!触手がウネウネと動きだし、
ハルカの脇の下、腹部、太股、脹脛、足の裏など、とにかくハルカの体中をモジャンボの手と触手が徘徊した。
もちろんスパッツやパンツの中にも触手が入り込んでいる・・。全身をいきなりくすぐられ、大暴れするハルカ・・・。
ハルカ「ひゃははははははぁぁぁっちょっまっあひゃひゃひゃはははっ!く、苦し、ひっ死、死ぬふふふふふふぅぅぅぅっ!!!」
アロマ「ああ♥何ていい声なのかしら♪モジャンボォ、もっとくすぐってあげなさぁい♥」
ハルカ「きゃはははははははぁはぁぁぁはははっだめっとめっひひひひひひひぃぃぃぃっ!!!」
くすぐり地獄はまだ始まったばかり・・・。お姉さんはクスッと笑い、笑い狂うハルカを観察するのであった・・・。 つづく?
- 96 :くすぐり好きの名無しさん:2008/10/24(金) 01:06:27 ID:o9cED/Gg
- >>95
GJ!!!!
続編希望ですb
- 97 :くすぐり好きの名無しさん:2008/10/24(金) 02:05:13 ID:hscqnVBQ
- これはたまらん!
もしハルカがくすぐられ過ぎて狂ってしまってもロゼリアのアロマセラピー
で「こんらん」を直してやれば大丈夫w
というかタッグバトルと称してモジャンボがくすぐりながらロゼリアがアロ
マで癒し続けたらすごいことになりそうだ。
- 98 :くすぐり好きの名無しさん:2008/10/24(金) 12:17:03 ID:Nm0/TvZo
- 要望があったので続きです・・・
そこは深い森の奥・・・。その奥から何やらすごい笑い声が響いている。
アロマ「うふふ・・・♥モジャンボ、『くすぐる』攻撃よ♪」
ハルカ「あひゃはははははぁぁっぁくっくふふひひひぃぃ!もうやめへぇぇぇぇ!!」
ハルカは体を拘束され、モジャンボの執拗なくすぐりを受け続けていた・・・。
ハルカの汗のせいで触手は滑りを増し、全身を容赦なくくすぐってくる・・・。
アロマ「ポケモンだったらステータスがガタ落ちしてるでしょうねぇ・・・♪どう?くすぐったいでしょう♥」
ハルカ「いやぁぁぁはははははやははひゃははぁぁぁ!!しぐっもやべでぇぇぇ!あひひひひひっ!!」
アロマ「ああん♥いいわぁ♥やっぱり人が悶え苦しむ姿を見るのは最高ね♪もっと笑い狂ってちょうだいねぇ、ふふふ・・・♪」
ハルカ「ぎゃはははははははははっ!!そこだめっそこはだひゃはははははははぁぁぁぁっ!!!」
アロマ「あらぁ?あなたひょっとしてくすぐり弱いの?でもまだ瀕死にはなってないわよねぇ・・・♪」
ハルカ「いひひひひひひひひひっ!も、もうだめぇぇぇぇ!しぬっしっあはやはははあははは!!!」
アロマ「当然よねぇ?『くすぐる』ってダメージ受けないんだもの♥ただ攻撃と防御を下げるだけよ?死ぬわけないじゃない♪」
ハルカ「いひゃはははははったすけ・・・へひひひひっだずげでぇぇぇぇぇ!!!!ぎゃははははっ!!!」
アロマ「いくら叫んでも無駄よ♪実はこの森ゴニョニョがいっぱい生息してるのよ。『防音』ってのが発動してるから外に音が漏れないのよぉ♥」
ハルカ「そっそんにゃはははははははははぁぁぁぁ!!!?いきがっいきがぐるじひひひひひひっ!!」
アロマ「モジャンボ♥技が使えなくなるまで『くすぐる』を継続して♪後でちゃんとご褒美あげるから♥ただし気絶させちゃ駄目よ♪」
モジャンボは嬉しそうに鳴くと、死なない程度にくすぐりを続けた。触手がどんどんハルカの体を侵食していく・・・。
ハルカは笑い過ぎで涙が溢れていた。腹筋や顔の筋肉も笑い続けたせいで疲労していた・・・。
だがお姉さんは止めるつもりはなかった。
アロマ「あらあら・・・、泣いちゃったの?そうよねまだ子供ですもんね・・・。モジャンボ止めて!」
ハルカ「へうっ!ひ・・・やっと・・・おわ・・り・・・?」
アロマ「うふふ・・・♪だーめ♪まだあなたヒットポイント全く減ってないでしょう?攻撃技使ってないしね♥ここからが勝負の本番よ♪」
ハルカ「い・・・いやぁ!もう許してぇぇぇ!!もう笑いたくないぃぃぃ!!」
アロマ「もうっ♥じたばた暴れちゃって・・・♥たまらないわぁ♥モジャンボ、もっと彼女を笑わせてあげて♪」
ハルカ「いや・・・く・・・くく・・・ひっうう・・・あくっ誰が・・・笑うもんですか・・・!!」
アロマ「我慢しちゃうなんて楽しませてくれるじゃない♪そんなあなたにプレゼント♥」
お姉さんはスプレーを出すと、ハルカの体にまぶしてきた!それはスプレー式ローションだった・・・。もちろん滑りが良くなり・・・。
ハルカ「ひ・・・いぎゃはははははははははぁぁぁ!!!むりむりしんじゃうぅぅぅぅぅ!!!」
アロマ「もっと後に使う予定だったんだけど・・・まあいいわ♪ローションの効果すごいでしょ?ふふふ・・・我慢なんてするからよ♥」
ハルカ「ぎひゃはははははははぁぁぁぁ!!!ごべんばざいぃぃぃぃぃやべでぇぇぇひひゃはははははっ!!!!」
お姉さんはハルカの苦しむ姿を満足そうに見つめながら、こっそりピーピーリカバーを用意するのであった・・・。 多分つづく
- 99 :くすぐり好きの名無しさん:2008/10/24(金) 14:52:25 ID:0Im6XRj6
- >>98 GJです!!
できればまた、続きをぜひ!!
- 100 :ライタ:2008/10/24(金) 19:09:46 ID:kpWtZTSg
- 拝見しました~。
素晴らしいSSを書いていただいてありがとうございます!使えば使うほど、
抵抗力が無くなる技は完璧ですね。続きをぜひお願いします!
自作イラスト投稿版が出来た様なので、昔に描いたラフ絵を貼っておきます。
設定とかは何も考えてないです・・・w
ttp://i-bbs.sijex.net/imageDisp.jsp?id=nikuniku22&file=1224842775544o.jpg
- 101 :くすぐり好きの名無しさん:2008/10/24(金) 23:13:48 ID:Nm0/TvZo
- まさかライタ氏本人に絶賛していただけるとは・・・感激です!
ライタ氏の絵はいつも保存しています!これからも頑張って素晴らしいくすぐり絵を描いてください!
・・・という訳で続きです
ハルカはモジャンボの容赦ないくすぐり攻めにより笑いまくっていた。
そしてアロマお姉さんはその様子を楽しそうに眺めていた・・・。
アロマ「うふふ・・・♪ポケモンだったら攻撃も防御も最低まで下がってるでしょうねぇ・・・♥」
ハルカ「いひゃははははははははっ!!あひひひひひひひひぃぃぃっ!!!」
アロマ「何て良い笑い声・・・♪もっと聞かせてちょうだ~い♥くすぐりって最高よねぇ♪あなたもそう思うでしょう?」
ハルカ「あはやははっははははあはははぁぁぁっぜんぜんおぼわなぃぃひひひひひぃぃぃぃぃっ!!!」
アロマ「まだあなたにはくすぐりの素晴らしさが分からないのね・・・♪私がたっぷり教えてあげるからねぇ♥」
ハルカ「もういやぁぁぁぁぁはははははははぁぁぁっ!!!もうやべでぇぇぇぇぇ!!!」
アロマ「しょうがないわねぇ♪ちょっと!くすぐり中断して!」
お姉さんの言葉でモジャンボのくすぐりがぴたっと止まる。ハルカの命はお姉さんに握られているのだ・・・。
アロマ「チャンスをあげるわ♪今度は私がくすぐるから、あなたはそれに耐えるの♪5分間笑わなかったら解放してあげる♪」
ハルカ「ひぃ・・・ひぃ・・・ほ・・・ほんとに・・・?」
アロマ「もちろん♪その間モジャンボはくすぐらないわ♪どう?」
断れば間違いなくくすぐり殺されるだろう・・・。選択肢は1つしかなかった。
ハルカ「・・・わ・・・わかった・・・ひぃ・・・ひぃ・・・我慢する・・・。」
アロマ「うふふ・・・♪見てるだけじゃ物足りなかったのよ♥あなたの体・・・くすぐり甲斐がありそうだわぁ♥」
そう、言葉から分かる通り、お姉さんは大のくすぐりマニアだったのだ。
持ってるポケモンもほぼ全て『くすぐる』を覚えているという・・・。
アロマ「じゃあいくわよぉ♪タイマーセット♥ほ~ら、こちょこちょ・・・こちょこちょこちょこちょぉ♥」
ハルカ「ひぃっ!?くっくく・・・く・・・っくくく・・・くっひぐっあ・・・んんっひ・・・。」
アロマ「懸命に耐える姿もなかなかいいものね・・・♪ふふっ肌スベスベねぇ・・・♥こちょ・・・こちょ・・・♪」
ハルカ「ひぐっうっく・・・くく・・・くすぐったいぃぃ・・・。」
アロマ「まだ1分しか経ってないわよぉ?頑張って我慢してくれなきゃ楽しめないでしょ、さわさわ・・・なでなで・・・♪」
ハルカはお姉さんの絶妙なくすぐりに悶えながらも必死に耐えた。お姉さんのしなやかな指がハルカの体を撫で回す・・・。
ハルカは体をよじらせ逃れようとするが、モジャンボがそれを許さない・・・。
アロマ「あと1分かぁ・・・もっとくすぐりたかったけど・・・そろそろ本気出しちゃうわね♥」
ハルカ「え・・・ひっひぃ!!?あ・・・あぐ・・・ぐぐぐぅ・・・!」
お姉さんは急に激しくくすぐり始めた。ただくすぐるのではなく揉んだり突いたり・・・。
ハルカは体中の筋肉に力を込め、顔を赤くして我慢し、笑いを噛み殺した・・・が無駄な努力であった。
何故ならモジャンボのくすぐりでステータスが下がっていたからだ。その体はいつもより敏感になっていた・・・。
ハルカ「あ・・・あ・・・あひゃははははははっ!!!」
アロマ「やっと笑ってくれたわねぇ♪やっぱり笑顔が1番!我慢は体に毒よねぇ♪」
その瞬間、ハルカのわずかな希望は粉々に砕け散った・・・。そして再び絶望が襲うことになる・・・。 つづく
- 102 :くすぐり好きの名無しさん:2008/10/26(日) 09:57:30 ID:u5np4Lgk
- アロマ「さあて♪笑っちゃった子には罰ゲームよねぇ♥」
ハルカ「い・・・いやぁぁぁっ!!もう許してぇぇ!!!」
ハルカは必死に抵抗するが、モジャンボに拘束され動けない!
その間にお姉さんはモジャンボにこっそりアイテムを使う・・・。モジャンボのPPが回復した!
アロマ「ふふふ・・・♥モジャンボォ♪PPがなくなるまで『くすぐる』攻撃よ♥」
ハルカ「やめ・・・ひ、ひひひゃはははははははははははははぁぁぁぁっ!!!」
アロマ「う~ん♪いい声♥PPがなくなるまで笑い続けてね♥」
ハルカ「ぎゃはははははっ!!いひひひひひひひひひぃぃぃっ!!にゃほほほほほほほぉぉぉっ!!!」
ハルカはそれから30分近くノンストップで笑い続けた・・・。ハルカのもがき苦しむ姿を見て
お姉さんは恍惚の表情を浮かべている。そう、彼女はドSでもあったのだ。
アロマ「どう?くすぐったくて気持ちいいでしょう?」
ハルカ「いぎゃはははははははははははっきぼじよぐないぃぃぃぃっげほっうひゃはははははっ!!!」
そんなやり取りが続くうち、とうとうモジャンボのPPがなくなったのだ。
くすぐりが止まると、さっきまで大暴れしていたハルカが、まるで糸が切れた操り人形のように動かなくなった。
ぜぇぜぇと苦しそうに呼吸し、体を痙攣させ、顔をクシャクシャにし、ぐったりとうなだれてしまったのだ。
いかにくすぐりが凄まじいものだったか分かる。お姉さんはティッシュでハルカの顔を綺麗にしてあげた。
ハルカ「う・・・くっう・・・。」
アロマ「あらぁ?何で泣いてるのかしら?不思議なこともあるのねぇ・・・。」
お姉さんはハルカの脇腹をすす~っと撫でる。ハルカの体がビクッと震えた。
ハルカ「う・・・もう・・・放して・・・。もう・・・いいでしょう・・・?」
アロマ「あなた、『笑う門には福来たる』って言葉知ってる?せっかく私が笑わせてあげたのに・・・。
何で泣いてるのかしらねぇ?あなたには笑顔の方が似合うわよ♪」
ハルカ「う・・・ひ・・・。」
アロマ「分かったわ!まだくすぐり足りないのねっ♪私がもっと笑顔にしてあげる♥」
ハルカ「!!!!!!!!?」
お姉さんの別のボールから新しいポケモンが出てきた。エイパム、クチート、ドーブルだ。
もちろん全員『くすぐる』を覚えている。ハルカにとっては悪夢のような光景である。
アロマ「私ね、子供の笑い声が大好きなの♪もっと笑わせて悲しい気持ちを吹き飛ばしてあげる♪」
ハルカ「ちがうぅぅぅ!泣いてるのはくすぐられたせいなの!悲しくて泣いてるんじゃないのよぉ!もう止めてぇぇぇ!」
アロマ「そんなに怒鳴らないで、笑って笑って♥」
ハルカ「やめ・・・いひひひひひひひひひひぃぃぃぃぃっ!!?あひゃひひひひひひっ!!」
くすぐり地獄はまだ終わりそうにない・・・。 つづく
- 103 :くすぐり好きの名無しさん:2008/10/26(日) 11:27:45 ID:dPmOPzWc
- ビジュアルから考えてエイパムとドーブルは相当キツイなw
GJです。
- 104 :くすぐり好きの名無しさん:2008/10/26(日) 14:11:31 ID:u5np4Lgk
- ここで補足
アロマなお姉さんは草タイプ専門なはずなのに何故他のタイプを使っているのか?
それは本当は彼女がアロマなお姉さんではないからです。変装してるのです。
つまり『くすぐりマニアのアロマが勝負を仕掛けてきた』って感じで、
名前がアロマなんですね。相手を欺くためにこのような紛らわしいことをしてるのです。
・・・すいません。本当は他のバリエーションが欲しかっただけです。
- 105 :くすぐり好きの名無しさん:2008/10/28(火) 20:21:21 ID:b9xE/Hic
- ハルカ「あっひゃははははっ!!きゃひひひひっ!!うっくぅ・・・。」
アロマ「どう?私のポケモンたち、とっても素敵でしょ?ふふふ・・・♪」
ハルカ「ひぃ・・・ひぃ・・・。」
ハルカの目の前でドーブル、クチート、エイパムがニヤニヤ笑っている。
恐怖で思わずハルカの顔が引きつる・・・。
アロマ「みんなぁ♥『くすぐる』攻撃よぉっ♪もっと彼女を笑わせてあげてぇ♥」
ハルカ「いやぁっ!もうやめ・・・ひっくく・・・く・・・くひゃはははははははぁぁぁっ!!!」
ハルカに拒否権はなかった。3匹のポケモンはハルカの体中をくすぐり回した。
エイパムは長い尻尾を器用に使い腋の下をくすぐり、
クチートは頭から生えている大きな口で(歯は引っ込めている)ハルカの腹部を挟み、舌を使って腹をくすぐり、
そしてドーブルは見るからにくすぐったそうな筆で足の裏をくすぐり・・・。
そのくすぐったさはモジャンボのときより凄かったかもしれない・・・。
ハルカ「いぎひひひひひひひひぃっっっ死ぬっしぬしぬふふふふぅぅぅっっっ!!!!」
アロマ「うふふ・・・♪3匹とも違うくすぐり方だから効くでしょう♥」
ハルカ「あぁぁぁひゃはっはっはっはっは!!!ぼうやべれへひゃひひひひっ!!!」
アロマ「ふふっ♪どう?そろそろくすぐったいのが快感になってきたんじゃない?」
アロマはくすぐりを止めてハルカに聞いた。ハルカは頭を横に振った・・・。
ハルカ「こ・・・こんなことしてっ許されるとでも・・・思ってるの・・・!?」
アロマ「そう・・・。じゃあもっとくすぐりまくって気持ち良くしてあげる♥はーい、くすぐり再開~♪」
ハルカ「ちょっま・・・あひひひひひひひひひひっくひゃははははははははぁぁぁっ!!!!」
アロマ「あなたがくすぐりの素晴らしさに気付くまでいくらでもレクチャーしてあ・げ・る♥覚悟してねっ♪」
ハルカ「にひひひひひゃはははははははぁぁぁぁぁぁっうっごほっもうやだぁぁぁぁぁぁひゃははははは・・・っ!!!!」
ハルカはあまりのくすぐったさに気が狂いそうになったが、ロゼリアから取ったアロマセラピー効果のある
香水を定期的に吹きかけられ、その理性を無理やり維持されていた・・・。
このままでは死んでしまう!命の危機を回避するため、笑いながらも必死に頭を働かす。そして・・・。
アロマ「どーお?くすぐりの良さが分かった?分からないならもっと続けるけど・・・♪」
ハルカ「ひひひひひひひっ!わがり・・・わがりまじだぁぁぁぁ!!ひゃはははっだがらやべでぇぇぇぇ!!!!」
アロマ「本当に!?お姉さん嬉しいわぁ♥あなたも大人の仲間入りね♪」
そう言わなくては殺される・・・。だからハルカは仕方なくそう言ったのだ。
解放してもらって、そして隙をついてポケモンを出して助けてもらおう、そう思っていた・・・が。
アロマ「くすぐったいの好きになったんならアレをしても大丈夫よねぇ・・・クスクス・・・♥」
ハルカ「あ・・・アレ・・・?何・・・言ってるの・・・?早く解放して・・・。」
アロマ「何言ってるの?あなたはこれから『くすぐりフォーメーションX』の実験台になるのよぉ♪くすぐり好きなら問題ないでしょう?」
ハルカは絶望した・・・。そして真の地獄がハルカを襲う・・・。 つづく
- 106 :くすぐり好きの名無しさん:2008/10/29(水) 16:02:53 ID:qfVelRX2
- ハルカが笑い死ぬのも時間の問題か・・・GJです!
- 107 :くすぐり好きの名無しさん:2008/10/30(木) 03:36:51 ID:Edy7AGtQ
- もうこのスレに釘付けな自分がいる訳だが。
ここ本当にレベル高い物書きさん多いよな。
- 108 :くすぐり好きの名無しさん:2008/10/30(木) 12:41:36 ID:5swQ0vmY
- 自分もそう思う
続き楽しみです
- 109 :くすぐり好きの名無しさん:2008/10/30(木) 17:44:53 ID:5swQ0vmY
- 自分は逆にハルカにくすぐられたいと思った
だれか書いてくれないかな
- 110 :くすぐり好きの名無しさん:2008/10/30(木) 23:07:47 ID:151NFtLE
- 続き楽しみにしてます。
カスミverも期待してみたかったり...☆
- 111 :くすぐり好きの名無しさん:2008/10/31(金) 14:00:30 ID:ahT5O0zI
- カスミverですか・・・ライタ氏がカスミの絵を描いてくだされば書くかも・・・
アロマ「ちょっと待っててねぇ♪今最強メンバー連れてくるから♥」
ハルカ「・・・・・・!!?」
アロマ「さっきまであなたをくすぐっていた子たちはまだ未熟なのよ♪またね♪」
お姉さんは行ってしまった・・・。その間に逃げようとするが、モジャンボに拘束され動けない・・・!
30分後、ハルカが無駄な抵抗をしている間にお姉さんが帰ってきてしまった。
アロマ「おまたせ♥『くすぐりフォーメーションX』しちゃおうかしらねぇ・・・♪」
ハルカ「いやっ!いやぁっ!これ以上やられたら死んじゃうぅぅぅっ!!!」
アロマ「・・・じゃああなたに最後のチャンスをあげるわ♪今私の手元には最強メンバーが
揃ってる訳だけど・・・。1体ずつ順番にあなたをくすぐっていくわ♪それで5体中1回でも
1分以上耐えられたら解放してあげる♥モジャンボは拘束係ね♪どう?」
ハルカ「・・・やるっ!挑戦するっ!!」
というかハルカに選択する権利はなかった・・・。
アロマ「じゃあまず1体目よ♪出ておいで、エテボース!」
ハルカ「エテ・・・ボース?」
アロマ「もうゲームは始まってるのよ♪やっちゃいなさい♥」
ハルカ「ひ・・・ひぃぃぃっ!!?」
エテボースはさっきのエイパムの親である。もちろんくすぐりもこっちの方がうまい。
2本の尻尾を手のように使い、ハルカの腋の下をこちょこちょとくすぐり、
さらに本当の手で脇腹をくすぐってくる・・・。
ハルカ「く・・・ひ・・・ひひゃはははっ!!っああ!?」
アロマ「はい、残念♪でもまだ4回チャンスあるし落ち込まないで♪次はこの子よ♥」
2番手はなんとキュウコンであった。キュウコンは『くすぐる』使えないはずじゃ・・・。
だがその疑問は無意味であった。キュウコンが沢山あるフサフサの尻尾で、膝から下を包んできたのだから・・・。
尻尾がハルカの膝から下を覆い、からみついてきたのだ!まだ動かしてないのに、すでにハルカは笑いかけていた・・・。
アロマ「ふふふ・・・♪キュウコン、尻尾をフリフリしてあげなさい♥」
ハルカ「やめ、ひっっっ!?う・・・くっくく・・・くすぐったぃぃぃ・・・!!」
アロマ「どう?モコモコフサフサでたまらないでしょう?キュウコン、スピードアップよぉ♥」
尻尾が左右に動くたびに、くすぐったさがハルカを襲う!尻尾が足の裏に巻き付き、脹脛を這い・・・!
ハルカ「い・・・い・・・いひひひひひっ!あはははははっ!!」
アロマ「あらあら・・・、また失敗?残念ねぇ♪クスクス・・・♥」
ハルカ「うう・・・(このままじゃやばいかも・・・!)。」
アロマ「じゃあ3体目よ♪ベロベルト、出番よ♪たっぷりナメナメしちゃってね♥」
ハルカ「えっちょ・・・ひぐっちょやめっくあ・・・あっくひっ!!」
ハルカに今までとは違うくすぐったさが迫って来た。ベロベルトは長い舌を伸ばし
ハルカの腹に巻き付け、唾液を潤滑液にゆっくりと上下に動かしてくるのだ。
巻き付かれたせいで腹・背中・脇腹全てが舌によってくすぐられている訳だ。結果はもう見えていた。
ハルカ「いぎゃはははははははっにょほほほほほほほほぉぉぉっ!!!」
アロマ「ああん♪素敵な笑い声♥あとチャンス2回しかないわよぉ?ふふふ・・・♥」
ハルカ「こ・・・こんなの我慢できる訳ないじゃないっ!お願もう許してよぉ!!」
アロマ「だ~め♪挑戦するって言ったのあなたでしょ?それに私が育てたポケモンよ?簡単にクリアできる訳ないじゃない♪」
とうとうチャンス2回になってしまったハルカ・・・。残り2体は誰なのか?
そしてハルカは耐えられるのか・・・? つづく
- 112 :くすぐり好きの名無しさん:2008/10/31(金) 20:28:48 ID:EU5ZeZYA
- いいですねー
- 113 :くすぐり好きの名無しさん:2008/11/02(日) 10:02:10 ID:/xrWT2xs
- うわぁ・・・くすぐったそう・・・
- 114 :くすぐり好きの名無しさん:2008/11/03(月) 22:28:50 ID:CHNVqhRE
- 続きが気になる~・・・
遅くてもいいので続き希望!
- 115 :くすぐり好きの名無しさん:2008/11/04(火) 03:22:27 ID:7iAUrbtg
- 誰かTOLOVEるの「古手川唯」のくすぐり書いてくれないかな。
あの性格の唯が、宇宙人に拉致られて意に反して笑わされちゃうとか!
- 116 :くすぐり好きの名無しさん:2008/11/04(火) 10:49:22 ID:NCu.AqzE
- アロマ「ほーら、出てきなさい♪」
出てきたのはエレキブルであった。またハルカの知らないポケモンだが、今はどうでも良かった。
アロマ「さあ♪存分にくすぐったくしてあげて♥」
ハルカ「ひっひぃ!?」
エレキブルが背中の2本の触手をハルカに巻き付けてきた!
だがそんなにくすぐったくない・・・。ハルカは驚いたが、このチャンスを逃すまいと思った。だが・・・。
アロマ「もちろんこれで終わりじゃないわよ♪エレキブルゥ~、やっちゃいなさ~い♥」
ハルカ「いふっぎゃ・・・っくく・・・く・・・な・・・なん・・・で・・・!?」
そう思ったのも無理はない。触手はただ巻き付いているだけで全く動いてないのだ。
にも関わらず、全身にくすぐったさが襲いかかって来ている・・・。ハルカはただ耐えるしかない・・・。
だがおかしい、体に力が入らないのだ。必死に腹に力を込めようとしても、穴だらけのタイヤのように抜け出てしまう。
アロマ「そろそろ説明してあげる♪今エレキブルはね、あなたの体に超微弱な電流を流しているのよ♪」
ハルカ「な・・・そっそれって・・・くふっうひ・・・くっく・・・!?」
アロマ「この超微弱な電流は痛みではなくくすぐったさを与えているの♪体中の筋肉が電流によって細かい伸縮を繰り返してね、
それを体はくすぐったいって思っちゃうの♥だから力も入らないって訳♪」
ハルカ「そん・・・な・・・ひぃっあっくう・・・!!」
アロマ「我慢しても無駄よぉ♪分かりやすく言うと体内からくすぐってるんですもの♪体も超敏感になってるはずよ♥ねえ?」
お姉さんが合図をすると、エレキブルの触手がクネクネと動き、ハルカの皮膚を刺激する。
普通の状態なら我慢できる範囲だったが、今の敏感な状態のハルカにとっては地獄のくすぐりであった・・・。
ハルカ「くっく・・・やめ・・・かひっあっあ・・・うくっひ・・・!!!」
アロマ「全身くすぐったくておかしくなりそうでしょ?あと20秒だから頑張ってね♥」
ハルカ「あっぐ・・・も・・・もう・・・くっくっだ・・・めっめひひひひひひひひひぃぃぃっ!!!」
アロマ「あ~んもう・・・せっかく応援してあげたのにぃ・・・♥残念でしたぁ♪」
とうとうチャンスが最後の1回になってしまった・・・。ハルカに絶望感が覆いかぶさる。
ラストはどんな恐ろしいポケモンだろう・・・。ハルカが体をビクビク震わせていると、お姉さんが最後の1体を出してきた・・・。
アロマ「私の最強のポケモンよ♪ヨノワール、挨拶して♪」
ハルカ「ヨノ・・・ワール・・・?」
アロマ「この辺じゃ見ないでしょ?さてと、じゃあ初めてあげて・・・クスクス♥」
だがヨノワールは何故かハルカの頭に手をかざし始めた・・・。何をする気なのか分からず震えるハルカ・・・。
そしてその様子を楽しそうに見つめるお姉さん・・・。
だが次の瞬間、ハルカにすさまじいくすぐったさが襲ってきた!!
一切くすぐられていないのに何故?実はこれはヨノワールの能力のせいである。
お姉さんによってくすぐりのプロとして育てられたヨノワールは、相手の精神に入り込み、
精神そのものをくすぐれるようになったのだ。つまりは幻術の類だ。
今ハルカは脳や精神に直接くすぐったい感覚を送りこまれている・・・。
そのせいでハルカはまるで全身をくすぐられているような感覚に支配されているのだ・・・。
視神経にもそれは影響し、今ハルカの目には大量の触手や筆などが見えているだろう・・・。
ハルカ「いぎゃはははははははっっっ!!!いぎひひひひひひひひぃぃぃっっっ!!!」
アロマ「うふふ・・・♥ゲームオーバーねぇ♪ヨノワール、ストップよぉ♪」
ハルカ「・・・・・・。」
アロマ「あらあら・・・。あまりにも気持ち良すぎて寝ちゃったみたいねぇ・・・♥
疲れてるみたいだし寝かしといてあげましょうね♪目が覚めたら・・・クスクス♪」
こうしてハルカの挑戦は終わった・・・。果たしてハルカの運命は・・・? つづく
- 117 :くすぐり好きの名無しさん:2008/11/04(火) 13:38:36 ID:7GYtk7dk
- いつも読ませて頂いておりますが、激しくGJ!
次回はいよいよ、くすぐりフォーメーションX発動なるか?w
- 118 :くすぐり好きの名無しさん:2008/11/04(火) 18:57:36 ID:wX7ljYhk
- いいですね。
次回に激しく期待です♪
>>115
そのシチュエーション最高です!
自分も古手川唯、好きなんで♪
- 119 :くすぐり好きの名無しさん:2008/11/08(土) 12:12:38 ID:zpQRceAI
- ハルカが目を覚ますと、さっきと状況が少し違っていた。
ハルカの体は仰向けに寝かされた状態でX字に拘束されていたのだ。
下で仰向けになっているモジャンボの上に乗せられ、触手がハルカを縛る・・・。
アロマ「ふふっ♪目が覚めたみたいねぇ♥気分はどう?」
ハルカ「・・・・・・!!?」
その時ハルカは驚いていた。さっきより体の疲れが癒えており、ガラガラになっていた喉も治っていたからだ。
アロマ「気付いたぁ?もっと沢山笑えるように薬で回復してあげたのよぉ♪これからアレをやるんですもの♥」
ハルカ「い・・・いやぁぁぁっ!!もう私十分笑ったでしょぉぉぉっ!!もう放してよぉぉぉっ!!!」
アロマ「何言ってるのかしら・・・、これからが楽しい所なのに・・・♪クスクス・・・♥」
ハルカはその場で狂ったように暴れまくった。だが動かせるのはほんの僅かで、モジャンボの強力な触手の前では無意味であった。
くすぐられたくないという感情がハルカを支配していた。必死に抵抗するハルカを見てお姉さんは妖艶な笑みを浮かべる・・・。
アロマ「そんなに怖い顔しちゃってぇ・・・、人生スマイルが1番よぉ♪こちょこちょ・・・こちょ・・・♥」
ハルカ「ひっひぐふっっっ!!!?いやっいやあははは・・・!!もうひひひ・・・笑いたくないぃぃぃ・・・!!!」
アロマ「大丈夫♪これから一生分くらい笑わせてあげる♥『くすぐりフォーメーションX』でね♥こちょ・・・こちょ・・・♥」
ハルカ「もうやだぁぁぁはははは・・・!!そんなのされだくないぃぃぃひひひひひぃぃぃ・・・!!」
アロマ「ああんっ♥遠慮するなんてダ~メ♪あなたの全力の笑い声が聞きたくてウズウズしてるんですもの・・・♥こちょこちょ・・・♥」
ハルカ「いぎひひひひひっ!!ちょっまっあひゃはははははっ!!」
アロマ「あら、私ったらつい興奮しちゃって・・・♥うっかり自分でヤッちゃう所だったわ♪」
アロマはハァハァ言いながら顔を赤らめ、体をくねらせていた・・・。
男が見たら色々大変なことになるであろう・・・。今のハルカには関係ないが・・・。
アロマ「さて・・・と♪いよいよ『くすぐりフォーメーションX』を発動するわよぉ♥」
ハルカ「いやぁぁぁあぁぁぁぁあぁ!!!はなしてぇぇぇぇ!!おねがいしますぅぅぅぅぅぅっ!!!」
ハルカにとっては死刑宣告のようなものであった・・・。泣き叫ぶハルカを見てお姉さんはゾクゾクしている。危険な女だ・・・。
アロマ「ふふっ♪そう言えばいつもこの辺になると皆泣き叫んで命乞いするのよねぇ♪
何でかしら?せっかく究極のくすぐりを受けられるのに・・・不思議ねぇ?クスクス・・・♥」
ハルカ「み・・・皆・・・!?」
アロマ「そうよぉ♪あなたの前にもこの『くすぐりフルコースセット』を体験させてあげた人がいたのよ♪
皆嬉しそうに笑い狂ってたっけ・・・♥最後は何故か動かなくなっちゃったけど・・・♪」
ハルカは少しでも時間を稼ごうとお姉さんに食いつき、質問を繰り返した。
ハルカ「あ・・・あなたの目的は何なの!?何でこんなことを・・・!!?」
アロマ「私の趣味って部分もあるけどぉ・・・、お店のためでもあるわねぇ♪」
ハルカ「・・・み、店・・・?」
アロマ「そう言えばまだ話してなかったわねぇ・・・♪いいわ、教えてあげる♥」
お姉さんの目的とは!?そしてハルカに最大の危機が・・・! つづく
- 120 :くすぐり好きの名無しさん:2008/11/08(土) 15:37:45 ID:k3CZpcx6
- うーむ、頭の中にいろいろ書きたい妄想が浮かんで仕方がない(′・ω・)
- 121 :くすぐり好きの名無しさん:2008/11/08(土) 17:32:43 ID:y18olSUo
- >>120
遠慮なくぶちまけてしまいなYO
- 122 :くすぐり好きの名無しさん:2008/11/10(月) 15:30:53 ID:cIyCqXRE
- うーん・・・先が気になる・・・
- 123 :くすぐり好きの名無しさん:2008/11/13(木) 23:41:40 ID:Hu.2G3CQ
- アロマ「実はね・・・私『こちょこちょバー』っていうお店のオーナーなのよぉ♪」
ハルカ「こ・・・こちょ・・・?」
アロマ「そう♥表向きは普通のお店なんだけどね♪本当はくすぐりマニアが集まるくすぐり屋さんなの♥
くすぐり関連のグッズを販売したり、色々なシチュエーションでくすぐったりくすぐられたりするのよ♪」
ハルカ「・・・じゃあ何で私がっ!?関係ないじゃない!!」
アロマ「そうねえ・・・誰でもいいんだけどねぇ・・・♪実は今からやる『くすぐりフォーメーションX』はね、
来月から店で新コースとして追加予定なのよねぇ♪つまり分かる?あなたは練習のための実験台ってこと♥」
ハルカ「れ・・・練習って・・・!!」
アロマ「だって店でお金を取ってやる訳だしぃ・・・万が一お客さんに何かあったら大変でしょう?
あなたでどれぐらいが限界か試させてもらうってことよぉ♪クスクス・・・♥」
ハルカ「あ、あなた最低よっ!!この人でなしっ!!悪魔ぁぁぁっ!!!」
アロマ「ふふふ・・・♪みんなぁ♥準備運動は終わりよぉ♪本番だと思って頑張るのよぉ♥」
ハルカ「や・・・いやぁぁぁっ!!来ないでぇぇぇっ!!!」
アロマ「あっついでに言うと、『くすぐりフォーメーションX』はくすぐられるのが大好きなマニアでも
悶絶するレベルにするつもりだから♪覚悟してねぇ♪たっぷり笑ってちょうだい♥クスクス・・・♥」
アロマはサディスティックな笑みを浮かべ、5体のポケモン全員に指示をする・・・。
『くすぐりフォーメーションX』・・・。体をX字に拘束し、さっきハルカがされたくすぐりを全て一斉に行うのだ・・・。
それから数秒後、音の響かないはずの森の中でハルカの絶叫のような笑い声が響き渡った・・・。 一応完
- 124 :くすぐり好きの名無しさん:2008/11/14(金) 01:12:44 ID:H91myc4k
- GJっした!
特別な理由も因縁もないのにくすぐられる、って話はいいですよね
拷問やお仕置きなどと違ってこうなったら終わりってのがないから、くすぐられている
側にしてみれば終わりの見えない(そして理不尽な)生き地獄…
ヨイな…
- 125 :くすぐり好きの名無しさん:2008/11/15(土) 00:15:33 ID:6LWWx8Iw
- いやよかったです。
ただ、肝心のフォーメーションXの描写が少ねえー!
- 126 :くすぐり好きの名無しさん:2008/11/25(火) 07:38:10 ID:nnEabbjA
- >>115
古手川唯のくすぐりSSとか凄く見てみたいですな!
自分も唯大好きなんで!
- 127 :くすぐり好きの名無しさん:2008/11/25(火) 20:23:10 ID:cdJCtqgU
- ToLOVEるのナナのくすぐりみたいな それかティファ
- 128 :くすぐり好きの名無しさん:2008/11/26(水) 01:42:50 ID:DJ5u.0ak
- とある世界のとある森の奥にある、まるで人の気配のしない大きな洋館の前に、ひとりの少女が降り立った。
少女の名前はフェイト・テスタロッサ。長い金髪をツインテールにまとめた幼い少女にしか見えないが、AAAランクの魔術師である。現在彼女は最近この近辺で起こっている連続魔法少女誘拐事件の調査のためにここに来ていた。なんでも、ここ何週間かで何人かの魔法少女がこの周辺で姿を消しているらしいのだ。どんな相手にせよ、魔法に関わる者を何人も誘拐する相手、油断はできない。
「…バルディッシュ、行くよ!」
そう相棒に声をかけ、ゆっくりと中に入る。中は特に怪しい感じのしない普通の建物だった。
「誰もいないのかな?」
思わずそう呟いてしまうほど人の気配を感じない。フェイトはお化けなんてものがいるとは信じていないが、思わず震えてしまうような雰囲気が漂っている。
「とりあえず進もう」
ほんの少しの恐怖をふり払うために少し大きめの声を出して自分を元気付けると、一番近くにあったドアに手をかける。
その瞬間、突然床が開き、体が落下する感覚と共に、何かガスのようなものが下から吹き付けてきた。
「しま…」
罠だと気付いたときにはもう遅く、声を上げる暇すらなく、フェイトは深い眠りに落ちていった。
「……ぅ…ん……ここ…は…??」
フェイトが目を覚ますとそこは先程までいた部屋とは違い、洋館の中であるなどとは全く感じさせない実験室のような場所だった。バルディッシュを呼ぶが反応はなく、また魔法を使おうとすると、いつの間につけられたのか、首に巻き付いている何かの装置のようなものが魔力を拡散させてしまう。おまけに粘着質な白い触手なようなものに手足を大の字に固定され、全く身動きの取れない状態にされてしまっていた。
「あら、お目覚めかしら?」
フェイトが途方に暮れていると、部屋のドアが開き、三人の女性が入ってきた。
いや、女の子と言った方がいいかもしれない。一人はフェイトより少し大きいかなと感じるくらいのすらっとした体型で、綺麗な長い黒髪の女の子。もう一人は眠そうな表情でくせっ毛を弄んでいるこれまたフェイトより少し年上かなと感じる子。最後の一人はフェイトと同い年か、それ以下だと思われる。元気で悪戯の好きそうなくりっとした目の茶色いショートヘアーの子である。
「まったく~!セレーネの催眠ガスは強力過ぎるんだよ!おかげで待ちくたびれちゃったじゃんか!」
「まあまあミカ、落ち着いて。私が出てもよかったんだけど、ちょっと別の仕事があったのよ」
「エミーニぃ、ちょっとやり過ぎじゃありませんでしたかぁ?この世界の子をあんなにしちゃったらいくら多少の無茶が認められていても本部でお仕置き受けることになっちゃうかもしれませんよぉ?」
「その時は連帯責任よ。だから秘密にしててね?お願い!」
「…仕方ないですねぇ」
どうやら黒の長髪がエミーニ、くせっ毛がセレーネ、ショートがミカというらしい。
「あなた達が最近起きている誘拐事件の犯人ですか?」
「うん、そうよ」
フェイトが尋ねるとエミーニと呼ばれていた子が答える。
「どうしてこんなことをしているんですか?」
「う~ん…いつもだったら答えたりしないんだけど…あなたすっごく可愛いし、いいわ、特別に教えてあげる。私たちはこの世界を調べるためにとある組織から派遣されてきたのよ。それでこの世界の魔法レベルとかの調査のために何人かの女の子に『協力』してもらってたの。まぁ女の子を選んだりしてるのは私達の趣味ね」
「こんな風に自由を奪ったりすることが協力って言うの?」
「う~ん…こっちにもいろいろあるのよ。詳しくはお仕置きが怖いから言えないんだけど、てきるだけ見つからずにやりたいのよ」
「もぉ~、そんなにベラベラしゃべっちゃってぇ…ホントにお仕置きになってもしりませんよぉ」
「大丈夫よ。さて…それよりこっちもいろいろ教えたんだし、あなたにもいろいろ質問させて。まずはあなたの名前を教えてくれないかしら?」
「………」
「あら、だんまり?仕方ないわね…準備して」
エミーニがそう言うと動けないフェイトの周りに三人が集まり始める。
「じゃ、これからさっき言った私達の趣味の部分を見せるわね」
「そんなに硬くならなくても平気よぉ、痛いこととかはしないからぁ」
「そうそう。むしろもう楽しくて病み付きになっちゃうんだからっ♪」
一体何をするつもり?フェイトの頭の中にこれからされることをへの疑問が浮かんだが、次の瞬間与えられた刺激によってそんなものは吹き飛んだ。
- 129 :くすぐり好きの名無しさん:2008/11/26(水) 01:48:22 ID:jsV6P9ao
- 「ひゃっ!…な、何を…きゃふっ!」
「何って…くすぐりよ」
そう。三人は大の字で剥き出しになっている幼いフェイトの体をくすぐり始めたのだ。
「ぅく…ぁう…くく…な、なんで…んん!…こんな……ひゃうっ」
エミーニは首筋、ミカは脇腹、そしてセレーネは太腿をくすぐる。三人のくすぐりは軽いタッチだが、慣れているのか小さな動きでフェイトに悩ましい刺激を与えている。
「趣味っていったでしょぉ?私達、可愛い女の子をくすぐっていじめるのが大好きなんですよぉ」
「そーそー、この世界の調査もほとんど終わりだし、最後に思いっきり遊びたかったんだ♪」
そう言っている間もまるで愛撫のようなくすぐりの手は止まらず、動けないフェイトは妖しい刺激に対して我慢することしかできない。
「大丈夫よ、調査後の処理とかが全て済んだら誘拐した子たちはみんな解放するから。それより、そろそろあなたの名前、言いたくなったんじゃない?」
「ぅぁ…ん…ぅくく…な、名前なんて…んくぅ!しって…どうする…ひゃふふ!」
「もちろん、もっと可愛いがるためよ。名前がわかってる方が親近感も湧くでしょ?」
そんなことを言われて素直に名乗ることなどできず、フェイトはいつのまにか赤く上気してしまった顔を背けることで精一杯の拒絶の意思を示す。
「ねえ~もういいでしょ~?あたし我慢できないよ~」
「う~ん、そうねぇ…」
どうやらミカは早く思い切りくすぐりたくて仕方ないらしい。だがエミーニは少し考えるような仕草を見せた後、首筋をくすぐっていた手を止めてフェイトの足元に移動し、ブーツを脱がし始めた。
「~っ!や、やめ…きゃふふ!ぅぅ…そ、そこは…ぁふ!」
「うふふ、なら言うことがあるでしょ?」
「ぁぅぅ…ぅくっ!ふぇ、フェイト!ひゃうくく…フェイト・テスタロッサ!」
思わずフェイトが名前を叫ぶと、エミーニは笑顔を浮かべる。
「よくできました。それじゃあフェイトちゃん、ご褒美にこの可愛い足の裏、こちょこちょしてあげる♪」
「そ、そん…ゃ、ぁうくくっ!ひゃははは!ぁあっ~!やめ、やめきゃははは!んぁあっ~!」
「エミーニずるい~!あたしもやるー!こちょこちょこちょこちょ~♪」
足の裏をくすぐり始めたエミーニを見て、ミカも脇腹を本格的にくすぐり始める。そんな中セレーネはだけ今だに太腿を優しく撫で続けている。
「きゃははは!やはは!たすけったす、ひゃはは!ば、バルディッシュ~!バルっぅんん~!やああ~ははは!」
急に強烈になったくすぐりにフェイトの小さな体は耐えられずに狂ったように跳ねまわる。魔法も封じられ、手足の自由もきかないいま、フェイトはただの歳相応の女の子でしかないのだ。
「もう最高ね!こんなに可愛い上にいいデータが取れそうな大きな魔力の子がひっかかるなんて」
「ほんとにねぇ~。いいデータが取れなかったときのお仕置きはつらいですからぁ」
「そお??あたしは結構好きだよ♪さすがに長時間はヤだけどね」
そんな会話の最中も三人のくすぐりは止まらない。フェイトの顔はもう真っ赤になってしまい、涙や涎がわずかに溢れてしまっている。
「さて、この子のデータはさっきの斧みたいなのから抽出するとして…今回はどんな風に可愛いがろうかしら?」
「わたしは試したい道具がたくさんありますよぉ。こないだの子のときはミカがやりすぎてあっという間に駄目になっちゃったしぃ」
「そうね…こんなに可愛い子は滅多につかまらないし、私はじっくりいきたいな」
「ええ~!いいじゃん、変な道具とか使ったりじわじわくすぐるなんてつまんないよっ!」
議論の間もフェイトは叫び続ける。生まれてから今まで、遊びでちょっとくすぐられることはあってもこんなに長くやられることはなかった。まさか自分の体がここまでくすぐりに敏感だなんて思ってもみなかったのだ。
「フェイトちゃん、どんな風にくすぐられたい?」
「きゃははは、も、もうやぁはは!やめてぇぇ!くふふひゃはは!」
「もう、冗談ばっかり♪こんなに楽しそうに笑ってるのに…もう一回聞くわよ?どんな…」
『警報!警報!侵入者デス!』
「もう、なんなの?せっかくいいところだったのに」
エミーニが空中に表示枠を出現させ状況を確認し、ミカもそれを覗き込んでいるため、フェイトへのくすぐりは止まったかのように見えたが、セレーネだけはいまだに優しく太腿を撫で上げているため、フェイトはじたばたはしないものの、悶えるような動きをしてしまう。
「な、なにが…ぁぅ…起きてるの?」
フェイトが問うとエミーニが表示枠をフェイトに見せる。そこには親友である高町なのはの姿が映っていた。
続く
- 130 :くすぐり好きの名無しさん:2008/11/26(水) 19:09:09 ID:uJcVpb5M
- 実に神だ……
続きにwktk
- 131 :くすぐり好きの名無しさん:2008/11/27(木) 00:42:23 ID:bKgt2TeU
- 「フェイトちゃん、この子は知り合い?」
そう言ってみせられた表示枠に映っているのは間違いなくフェイトの親友である高町なのはの姿だった。おそらくフェイトが長い時間戻らないので探しに来てくれたのだろう。フェイトが入って来たときと同じように、ゆっくりと奥に進んで来ている。
「し、知りません…」
知り合いだということが不利になる可能性を考えて、フェイトはそう答える。
「ほんとですかぁ?もし嘘なんかついちゃってたらぁ…もっとすごいことしちゃうよぉ?」
いまだにフェイトの太腿を弄び続けながらセレーネが言う。
「ぁぁう…ほ、ほんとに…ひゃうっ!しりま…ぅう…知りません…」
すぐにばれてしまうかもしれないが、今のフェイトにはなのはを信じることしかできないし、親友に危険が迫るようなことはしたくない。
「…まっ、いいわ。撤収のためにもうトラップもほとんどとっちゃったし、私が出る。…この子もすごい魔力だし…なによりすごくいじめがいがありそう…念のため、セレーネはデータの防衛に回って。」
「まっ、仕方ありませんねぇ」
そう言ってセレーネもフェイトをくすぐるのをやめ、エミーニと共にドアの方へ歩いていく。
「ねえ、じゃあフェイトちゃんはあたしが好きにしちゃっていいの!?」
「だ~めよ。あの子を捕まえるまでちょっと可愛がるくらいにして。本部に戻っちゃったらしばらくできないんだから、私達も楽しみたいわ」
「ちぇっ、いじわるぅ~」
「それじゃ、頼むわね」
そう言うと二人は部屋から去り、ミカと動けないフェイトの二人が残された。
- 132 :くすぐり好きの名無しさん:2008/11/27(木) 00:44:43 ID:WD2mc4W.
-
「フェ~イトちゃん♪うふふ~♪」
二人になるとミカは楽しそうにフェイトに抱き着き、フェイトのまだ膨らみかけの胸に顔を擦り寄せながら、手で背中からおしりにかけてを、つつ~となぞったり、首筋を撫でたりしてフェイトを弄び始める。
フェイトは自分より小さな子に体を好きなようにされる羞恥と、微妙なタッチのくすぐりで顔を赤く染め、ときたま、ぁう、とか、ひゃう、などと声を漏らしたりして、ほとんどミカのなすがままにされてしまっている。
「ねえフェイトちゃん、こんなにくすぐられるのって初めてでしょ?くすぐらるのはどお?結構楽しいでしょ?」
「ふぁぅ…ん…そ、そんなこと…ぁ…くぅん…」
「あたしは結構好きなんだけどな~。たしかにやられてると、もうやめて~って感じになっちゃうけど、終わった後はなんかむずむずするというかもの足りないっていうか、そんな感じ」
「ひゃふふ…ん…だった…ら…ぁぁぅ…あな…たが、くすぐられればいいじゃない…きゃははっ!んぁ…」
「残念でした!あたしはくすぐられてる女の子を見る方が全然好きなの!」
そう言うとミカはフェイトをくすぐる手を少し強める。
「くふっ!ひゃはは、ぁう…くぅ!きゃはは!」
「それにしても…さっき入って来た女の子、かわいそうだな~。エミーニがあんな嬉しそうな顔してたんだもん。正気で返してもらえるかわからないよ。フェイトちゃん、知り合いなんでしょ?」
「きゃはは!ち、ちが…んんっ!ひゃふっ!さ、さっき違うって、ひゃはは!」
「別に隠さなくても平気だよ。態度でバレバレだったし。あの子がどんな子なのか知らないこど、いろんな世界のデータを持ってるあたし達には勝てないよ」
「んくく、くぅぅ!ゃはは、ぁうく!そ、そんなこと、ひゃはは!なああ!あ、あの子なら、なんとかして、ひゃは!くれる!きゃはは!」
「ふ~ん…ずいぶんあの子を信頼してるんだね。なら、賭けてみる?」
「ゃああ!ひゃ!か、け!?くふふ、かけってぇえ!い、いったいぃ、ひゃはは!」
「あの子がエミーニを倒してここまで来れたらここにいる子たちもフェイトちゃんもみんな解放する。でも、もしあの子が駄目だったときは…」
「きゃはは、と、ときは?」
「あたしがフェイトちゃんのことを好きにできるってのはどう?」
ミカがくすぐる手を一旦止めて言う。フェイトはぐったりしていたが、ここぞとばかりに一生懸命息を整えながら先程の賭けについて考える。
なのはのことは信じてる。たとえエミーニ達がどんなデータを持っていても、彼女ならなんとかしてくれると信じることができる。
この賭けに乗らない理由はなかった。
「…はあ…はあ…わ、わかった。その賭け…いいよ…」
「ホントに?約束だよ?」
ミカの言葉にフェイトはうなずく。
「それじゃ、交渉も成立したことだし、続き、やろっか♪」
「えっ??」
「だって、あの子が来るまでくすぐらないとは言ってないし、エミーニも遊んでていいって言ったもん。それに…結構くすぐられたいとか思ってるんじゃない?」
「そ、そんなことにゃっ!ひゃふふ、ぅんんっ!きゃは、や、やだぁ!ぁうく、ひゃはは!」
「やっぱフェイトちゃん、可愛いよ♪…エミーニの方、そろそろ決着着いたんじゃないかな?」
続く
- 133 :くすぐり好きの名無しさん:2008/11/27(木) 01:09:01 ID:WUgRRqlg
- これは実にいい……。
捕まって嬲られる姿がここまで絵になる魔法少女はそういないだろう。
- 134 :くすぐり好きの名無しさん:2008/11/27(木) 14:48:35 ID:WD2mc4W.
- 一方、なのはは大広間で綺麗な長い黒髪の女の子、エミーニと向かい合っていた。
「ええと…勝手に上がり込んじゃってごめんなさい。私、高町なのはっていいます。友達を探してて…フェイトちゃんっていう私と同い年で金髪の子なんですけど…ここに来ていませんか?」
「あら、丁寧にどうも。私はエミーニ。ここで、その…研究みたいなことをやってるわ。そのフェイトって子なら…こっちよ、ついてきて」
そう言うとエミーニはなのはに背を向けて歩きだす。しかし、なのははそんなエミーニに対して本能的に警戒心を抱いていた。たしかフェイトは魔法少女誘拐事件の調査でこの辺りにきていたのだ。真面目なフェイトが任務中に長い間この洋館に留まるというのは考えにくい。だが、目の前を歩くなのはより少し年上程度に見えるエミーニが誘拐事件の犯人には見えず、少し警戒するに留まっていた。そんななのはの疑いは、突如エミーニの側に現れた表示枠の映像によって確信にかわることになる。
『エミーニ~!、そろそろ終わった!?』
そこにはなのはよりも幼く見える少女と、
『ひゃはは!ぁうっ!くふふ、きゃあははは!あっ!ああっ!ひゃふふ、んあ~!』
白い触手のようなものに四肢の動きを封じられ、その少女にくすぐられて金髪を振り乱して笑い悶えているフェイトの姿が映っている。
「フェイトちゃん!?そんな…これは一体どういうことですか!?」
『ありっ?まだだった?』
「もう…タイミング悪いんだから。せっかく楽に捕まえようと思ってたのに…」
『やははっ!な、なのは~!?ひゃはは!』
「あら、やっぱり知り合いだったのね。フェイトちゃん、後でお仕置きよ」
「大丈夫!?フェイトちゃん!?あなた達が誘拐事件の犯人ですね!?今すぐフェイトちゃんを解放してあげて!」
なのはがレイジングハートをエミーニに構えながら言う。
「そうね…なら条件があるわ」
「条件?」
「ええ、ひとつ。あなたが武装を解除して、私達の魔力の研究を少しだけ手伝ってくれること。もうひとつは…」
ここまで言ってエミーニは笑う。
「フェイトちゃんの代わりにあなたが私達の趣味に付き合うことよ」
続く
- 135 :くすぐり好きの名無しさん:2008/11/27(木) 22:43:33 ID:z1yId0TM
-
「だ、だめぇぇ!ひゃはは!にゃ、なのは、わた、わたしは、きゃは!へ、へいきだからぁぁ!」
エミーニの言葉に最初に反応したのはフェイトだった。くすぐったさを堪えながら、なんとかなのはに呼び掛ける。
「で、でも…」
『ひゃはは、だ、騙されちゃ、だめぇぇ!』
「別に騙すつもりなんかないわよ。ホントにちょっと遊ぶだけよ。私達はもうすぐ本部に引き揚げだし。痛いこととかもしないって約束するわ」
「…ホントに…私が捕まれば、フェイトちゃんは解放してくれるの?」
「もちろんよ」
『ちょっとエミーニ!そんなのヤだよ!あたし、その娘がエミーニに負けたらフェイトちゃんのこと好きにしていいって約束してるんだから!』
フェイトをくすぐる手を更に強めてミカが言う。
『きゃははは!わ、わたしはぁあ、いいから、たたかってぇぇ!ひゃはは!』
「フェイトちゃん!……わかったよ」
そう言うとなのはは表情を引き締め、エミーニに向き直った。
「ホントにいいの?私達はいろんな世界の魔力を研究してるんだから、フェイトちゃんが持ってたデバイスの戦闘データを見ても、あなたじゃ私には勝てないわよ?素直に捕まって可愛がられるより、抵抗して徹底的にいじめられる方がいいのね?」
「…行くよ!レイジングハート!」
エミーニの言葉を無視してなのはが叫び、レイジングハートのディスプレイに『StarLightBraker』の文字が浮き上がると、なのはの周りに魔力が集まっていく。
「あら…これはすごい…いいデータがとれそうね」
「全力全開!スターライト・ブレイカー!!」
なのはが叫んだ瞬間、巨大な魔力砲がエミーニに向かって撃ち出され、閃光で何も見えなくなる。
「…やった…よね?」
エミーニが全く避ける動作をとらなかったのが不気味だが、自分の持つ最高の魔法を直撃させ、なのはは勝利を確信する。だが光が収まらないうちに光の奥からエミーニの声が聞こえてきた。
「うふふ、すごいわね、なのはちゃん。でも、最初に言ったでしょ?あなたじゃ私には勝てないって」
「そ、そんな…」
見ればエミーニのいた場所には白い繭のようなものが出現しており、その奥からエミーニの声が聞こえてきている。そしてその繭から触手のようなものが凄い速さで飛び出し、呆然とするなのはを絡めとる。
「しまっ、く、んんっ!離して!」
「だ~め♪」
声と共に白い繭はなのはを絡めている触手部分を除いて消え、姿を現したエミーニがゆっくりとなのはに近付いてくる。
「んっ!くぅ!このっ!」
「すごいでしょ?私の『白軟鎖(はくなんさ)』は。これは私の思い通りに動いてくれる可愛い子なのよ。女の子を可愛がる時にも使えるし、増殖も切り離しも自由に行える便利な武器よ」
エミーニはそう語りながらなのはの目の前まで来ると、なのはにネックレスを付ける。すると暴れていたなのはの抵抗が一気に弱まった。
「くっ、これは…」
「フェイトちゃんが付けてるものと同じ、魔力を拡散させるちょっとした装置よ」
そう言ってなのはの腕からレイジングハートを奪うと、宝石の状態に戻してポケットの中にしまってしまう。
「これはちょっと調査のために預かるわね。心配しなくても後でちゃんと返してあげる。…それより…」
エミーニはここで言葉切り、舐めるようになのはの全身を見回し始めた。なのははその視線に背筋がぞくぞくするような感覚を覚えたが、魔力も手足の自由も封じられているのでどうすることもできない。
「なのはちゃんは、くすぐりってどう思う??」
「どう、って…」
聞かれてなのはは考える。思い付くのはくすぐったいというあの感覚だ。
「くすぐったい…こと?」
「そう。でもそれだけじゃないのよ?」
そう言うとエミーニは動けないなのはの顎をくすぐり、耳に息をかけ始める。
「ゃ…ぁぅ……ゃ…めぇ…ぁぁ…」
途端になのはの口から甘い声が洩れ始め、顔がほんのり赤く染まりだす。
「もう♪なのはちゃん、最高に可愛いわよ♪それじゃ、続きはまた後で…ね?」
そう言うとなのはの顔に何かのガスが吹き付けられ、なのはは意識を失った。
続く
- 136 :くすぐり好きの名無しさん:2008/11/27(木) 23:32:21 ID:agEbu6io
- 誰か。挿絵を、切に、希望。
- 137 :くすぐり好きの名無しさん:2008/11/28(金) 00:42:34 ID:vvZIcKR2
- 「きゃは♪フェイトちゃん、エミーニから連絡あったよ!なのはちゃんは捕獲したって!」
「う、うそ…」
「ホントだって。ほら」
そう言ってミカは表示枠をフェイトに向ける。そこには傷一つ負っていないエミーニと白い触手に拘束され、フェイトと同じネックレスを付けてぐったりしたまま運ばれているなのはが映っていた。
「なのは!起きて、なのは!…うそ…そんな…」
『あら、フェイトちゃん。心配しなくてもなのはちゃんは眠ってるだけよ。あなたと同じ催眠ガスを使ったから、半日もすれば目を覚ますわ』
「なのはに何をするつもり!?」
『そんなこと…フェイトちゃんならよくわかってるでしょ?眠っている間にちょっとデータを取ったあと、私達の趣味に付き合ってもらうだけ。そんなにひどいことはしないわよ』
「そんな…お願い…私なら、何されても構わないから…なのはは解放してあげて!」
『だ~め♪フェイトちゃんもすごく可愛いけど、なのはちゃんもすごくいじめがいがありそうなんだもの。それよりフェイトちゃんはミカと何か約束してたんじゃないの?』
そうエミーニが言うと、フェイトはっとしてミカの方を見る。
「うふふ~、フェイトちゃん♪なのはちゃんが負けたら…好きにしちゃっていいんだよね?」
「そ、それは…」
満面の笑みを浮かべてフェイトのことを見つめるミカの視線にフェイトは凍り付くような恐怖を覚える。
『ミカ。自由にしていいのはなのはちゃんのデータが採り終わるまでの間だけだからね』
「ええ~!たったそれだけ~?」
『十分でしょ?仕事もしないで遊んでばっかりだとセレーネも怒るわよ?』
「ちぇっ、わかりましたよ~だ」
『それじゃ、フェイトちゃんに使ってる白軟鎖は自由に使えるようにしておくから。くれぐれもやり過ぎないでね?好きにしていいって言っても限度があるんだから』
「わかってるよ!あたしだって本部でお仕置きされるのはヤだもん」
『なら、いいわ。それとフェイトちゃん』
「な、なに…?」
突然声をかけられてたフェイトがびくっとふるえながら答える。
『私に嘘をついた罰…後でたっぷりとしてあげるから楽しみに待っててね?』
その言葉を最後に表示枠は消えた。部屋には動けないフェイトとミカだけが残される。
「フェイトちゃ~ん♪」
表示枠が消えるなり、ミカがそのフェイトより小さな体でフェイトに抱き着いてくる。
「それじゃあ、短い間だけどいっぱい遊ぼうね♪」
フェイトはその言葉に恐怖を感じることしかできなかった。
- 138 :くすぐり好きの名無しさん:2008/11/28(金) 00:47:06 ID:9MIbzatI
- すみません…非才の身ながらフェイトをくすぐりたくて小説を勢いで書いてしまっている者です。
次からフェイトちゃんを本格的にいじめるわけなのですが…才能も想像力も乏しいのでどんな風に責めるか思い付かないです。
誰かこんな風に責めろー!というアイデアがあれば教えて下され~(>_<)
- 139 :くすぐり好きの名無しさん:2008/11/28(金) 01:51:48 ID:KosfKb.Q
- フェイトを縛る白軟鎖となのはを縛る白軟鎖を連動させて、フェイトが
くすぐりに耐えられず体を動かすたびになのはが激しくくすぐられるようにし、
なのはを守るためにピクリとも体を動かさないように耐えるフェイトを
くすぐるのはどうでしょうか。
- 140 :くすぐり好きの名無しさん:2008/11/28(金) 17:37:34 ID:FgO70hZs
- 「ま、また…くすぐるの?」
フェイトは抱き着いて胸に顔を埋めながら猫のようにごろごろと動いているミカに尋ねる。それを聞いたミカは「う~ん、そうだな~…」と考えるようなそぶりを見せたが、やがてフェイトの胸をじっと見詰めたまま止まった。
「ど、どうしたの…?」
フェイトはピチっとしたボディスーツによって強調されている二つの小さな膨らみを、年下の少女に見詰められる羞恥に顔を赤く染めながら尋ねる。
「フェイトちゃんってあたしよりちょっと年上なくらいだよね?」
「えっ?ぅ、うん、多分そうだと思うけど…」
フェイトはミカの正確な年齢は知らないが、外見や態度、仕草などを見ても、ミカの方が年下だろう。
「おっかしいな~。あたしの胸、まだおっきくなんないんだよね~…どうしてだと思う?」
「そ、そんなこと、聞かれても…」
思わぬ質問にフェイトは思わず視線を逸らしてしまう。
「う~ん…フェイトちゃんはいつ頃膨らんだの?」
「わ、わからないよっ!そんなの!」
「う~…なんか、ずるいな~……えいっ!」
「ひゃんっ!や、ちょっとなにするの!?」
「ちょっとくらい触らせてくれてもいいじゃ~ん。うりゃうりゃ♪」
「ぁうっ!んっ!ゃ…やめ…ひゃんっ!」
最初は軽くつつくだけだったが、フェイトの反応が面白いのか、ミカの触り方がだんだんいやらしいものにかわり始める。
「ぁ…んぅ…ゃだ…ゃめ…て…んぁうっ!」
「あはっ♪フェイトちゃんえっちぃ~♪やっぱり胸って触られると気持ちいいの!?」
「ぁあっ!そん…なの…わからな…いぃい!ゃめっ…こんな…ところ…ぅぁんっ」
「触るのは気持ちいよ。フェイトちゃんの、ぷにぷにしてて癖になりそう♪」
調子に乗ったミカはどんどんエスカレートしていき、ついにフェイトの胸をくわえてしまう。
「~~~っ!!」
ぎりぎりくわえられるか、というくらいの、まだ弾力のあるその小さな胸をくわえられるという、言い表せないようなものすごい感覚に、フェイトは声も出せずに身を硬くして絶叫する。やがてミカは「やっぱりまだ出ないか~」というと再びフェイトに向き合った。
「フェイトちゃん、顔、真っ赤だよ~♪そんなに気持ちいいの?」
その質問にフェイトは答えず、真っ赤になった顔を逸らした。瞳は潤み、泣きだしてしまいそうである。
「あっ、そうだ!フェイトちゃん、ちょっと動かすね?」
ミカがそう言うとフェイトを大の字に拘束していた白軟鎖が動き始め、腕を万歳よろしくピンと真上に伸ばし、背筋を伸ばして、まるで胸を前に突き出しているかのような体勢に変えてしまう。
「コレ、ホントに便利だよね~…今度本部に帰ったら、あたしも使役契約しようかな…」
恥ずかしい体勢をとらされながら、たしかに万能だよね…一体どんな仕組みになってるんだろう?などとフェイトも考える。だが、そんなことを考えられるのもつかの間、ミカの言葉であっという間に現実に引き戻される。
「ふふっ♪それじゃ、いい感じの体勢になったし、行くよ……こちょこちょこちょこちょ~♪」
「ゃはっ!ひゃぁ…めぇ…くぅぅ、ぅぁはは!はぁぅ…」
今回の胸に対するミカのくすぐり方は、先程のように激しいものではなく、強く胸を撫でてほぐしていくようなものだった。ミカの小さな手と指から生みだされる刺激と、幼さを残す高い「こちょこちょ~♪」と言う声は、くすぐっている場所が胸ということもあって、フェイトにたまらないくすぐったさだけでなく、ほんの少しのもどかしいような甘い感覚を与えていく。
「ぁははっ!んん~!だ、だぁぅ…めぇ…これいじょう…は…ぁんん~!くあぁぁ!」
「フェイトちゃん、あたし、まだ胸ってくすぐられたことないんだよ。ねっ、どんな感じなの!?やっぱり気持ちいい!?」
「し、知らないぃぃ!だめ…だからぁあ!ほんとにぃ…らめぇ…ゃあ…」
執拗に胸をくすぐられ続け、フェイトの抵抗がだんだん小さくなり、声も弱々しいものに変わっていく。だが、この甘い刺激以外にもフェイトを苦しめるある感覚が沸き上がってきていた。
「あれっ?フェイトちゃん…」
ミカが一旦くすぐるのをやめ、フェイトの下半身の方に視線を移す。
「もしかして…おしっこ漏れちゃいそうなの??」
そこにはきつく閉じられたフェイトの両足が見えていた。
続く
- 141 :くすぐり好きの名無しさん:2008/11/28(金) 17:43:08 ID:RGGrX77E
- なんだかくすぐりから離れていってしまってるんですが…平気ですかね?
あと、フェイトがなのはとリンクさせられてくすぐられるのに耐える、というアイデア、使わせて頂きます。この流れでいけば明日か明後日までにはそのシーンまでつなげられる予定です。とはいえ電車の中の空いた時間で妄想を文字にしているだけなので、つまらない作品ですが、長い目で待っていただけたら幸いです。
- 142 :くすぐり好きの名無しさん:2008/11/28(金) 18:34:00 ID:ZwZHecsc
- 足の裏の文字当ては欲しいな
失敗したら何度も歯ブラシで消して当てられるまでやり直し
- 143 :くすぐり好きの名無しさん:2008/11/28(金) 19:56:05 ID:afTh35Uc
- 白軟鎖が自由に使えるなら、細く増殖させ、BJ(バリアジャケット)の隙間から
侵入させてくすぐるってのもありじゃないですかね?
- 144 :くすぐり好きの名無しさん:2008/11/28(金) 20:28:20 ID:afTh35Uc
- ミカにも何か能力と加えてみては?
- 145 :くすぐり好きの名無しさん:2008/11/28(金) 22:01:18 ID:I6qEEmi2
- 漏れそうなのか、というミカの問いに対し、フェイトは真っ赤になって俯くことしかできなかった。ただでさえ恥ずかしいことを、自分より幼い女の子に言えるはずもない。
「別に、ここでしちゃってもいいよ?着替えならいっぱいあるし」
「そんなこと…できないよ…」
もじもじとしながらフェイトが答える。
「う~ん…トイレに行かせてあげたいのは山々なんだけど…勝手なことするとエミーニ怖いし…それにここのトイレはセレーネが「私がどうかしましたかぁ?」
ミカの言葉の途中でドアが開いてセレーネが姿を現す。その瞬間ミカが背筋を伸ばして硬直した。
「ミカちゃん、余計なことをしゃべって私の楽しみを奪ったりしたらぁ、また私の発明品の実験台になってもらいますよぉ?」
「べべ、別に変なことしゃべってたわけじゃないよ!ただ、ちょっとフェイトちゃんがおしっこしたいっていうから…」
そこまで言ってちらっとフェイトを見る。それにつられるようにセレーネも真っ赤に俯いているフェイトを見ると「なるほどぉ」と頷いてから言った。
「それはちょうどよかったですぅ。さっきエミーニから連絡があってぇ、ちょっと細工するために白軟鎖を一旦回収したいそうなんですよぉ」
「えぇ!まだ全然使ってないのに~!それじゃ、何か別のもので縛るの?」
「いえいえ、あのネックレスがついている限り別に拘束なんて必要ないですよぉ。ミカちゃんならわかるでしょぉ?」
「そうじゃなくて!何かで縛らないとあたしがフェイトちゃんと遊びにくくなっちゃうじゃん!ねぇ、セレーネのあれ貸してよ~」
ミカが言うが、セレーネは首を横に振って答える。
「だめですよぉ!ミカちゃんはこれからお仕事。次は私がフェイトちゃんと遊ぶ番なんですからぁ」
「そんな~!あたしまだ全然本気出してないし、楽しみは後でとっておこうと思って力も道具も使ってないのに~!」
「まだまだ撤収まで日はありますからぁ。焦らなくても大丈夫ですよぉ。じゃあ、拘束は解きますねぇ?」
セレーネがそう言うとフェイトを拘束していた白軟鎖が消え、しばらくぶりにフェイトの四肢が自由になった。長い間くすぐられたり、胸を愛撫されたりしていたのでまだふらふらしていたが、なんとか立ち上がると、セレーネに向かって一応「ありがとう、ございます」と律儀にお礼を言う。
「それじゃあフェイトちゃんはこっちへ。ミカちゃんは、これ。このデータをまとめておいてくださいねぇ」
そう言ってミカにディスクのようなものを渡すと、ドアの外に向かって歩きだす。
「フェイトちゃん、ひとりで歩けますかぁ?」
「あ、はい、平気です」
そうしてどちらからともなく二人は並んで歩きだす。
歩いている間、フェイトはどうにかしてセレーネを倒すか、うまく逃げ出す方法はないだろうかといろいろ考えたが、魔法を封じられている今、いくら運動神経がいいといっても、年相応の少女の力しか出せない自分では無理だろうという結論しかでない。
「はい、着きましたぁ。ここがトイレですぅ」
そうこうしているうちに結局二人はトイレに到着してしまった。
続く
- 146 :くすぐり好きの名無しさん:2008/11/28(金) 22:17:47 ID:lXBDCN2w
- トイレの内部は、少し大きく、空間にゆとりをもっているサウナのような造りで、便器に大きめの背もたれがついていることを除けば普通のものと何のかわりもなかった。
「では、私は外で待っているのでぇ、早く済まして遊びましょうね♪」
その言葉を聞いてフェイトは背筋に寒いものを感じたが、今はこの尿意をどうにかしようと思い、素直に中にはいる。
セレーネが扉から覗いてくるのでは、と考え、しばらく扉を見詰めていたが、どうやら少し移動したらしく、姿は見えない。そこまで確認してやっとフェイトはバリアジャケットの下の部分をはずし、便器に腰かけた。
だが、フェイトが便座に座ると同時に、突然目の前に表示枠が出現した。
『やっほーフェイトちゃ~ん♪』
そこに映っているのは外で待っているはずのセレーネだった。
「こ、これは一体…まさか…ここはトイレじゃないんですか?」
『もちろんトイレですよぉ。私がちょこっと改造しましたけどぉ。フェイトちゃんおしっこしたがってたしぃ、調整が終わるまでは私がフェイトちゃんと遊んでいいって言われたけど、漏らされちゃうのもヤなんで連れてきてあげたんじゃないですかぁ。ほら、早く済ませちゃいなってぇ』
そんなことを言われても、人の目がある中で用をたすことなどできるはずもなく、フェイトは赤くなったまま股を閉じ、手で大事な部分を押さえ、尿意を堪えてもじもじと足を動かすことしかできない。
『もぉ…仕方ないなぁ…』
セレーネがそう言って何かボタンを押すと、壁から機械腕が現れてフェイトの腕をバンザイさせるように上げ、足元から現れた機械腕はフェイトの足を固定し、後ろの方。つまりフェイトの足を開脚させるように動き出す。
「~っ!ゃ、ゃだ、お願い!やめて!ぁぁう、んん~!」
『フェイトちゃんが早くおしっこしちゃえばいいんですよぉ。別に私のことは気にしなくていいんでぇ。』
「そんなの…無理…ぅぅ…見ない…で…」
『見ないわけにはいきませんよぉ。一応監視しなきゃいけないんでぇ。一緒に入ったりしないだけでも十分譲歩してると思うんですけどぉ…仕方ない、アレを使いますかねぇ』
そう言って再びセレーネが何かを操作すると、ウィーンという音と共に、フェイトの頭にヘッドフォンのようなものが取り付けられる。
『こうやってトイレに来る子が何故かみんな止まっちゃうんでぇ、しやすいようにって私がどんどん改造していったんですぅ。ポチっとな』
セレーネがボタンを押すと、フェイトに取り付けられたヘッドフォンから、生暖かい風が、フェイトの耳にまるで息を吹き掛けるように送り込まれ始めた。
「ゃぁ…めぇ…ぅあぁぁ!んん~っ!」
耳から送り込まれるいやらしい感覚に堤防が決壊してしまいそうになるのをフェイトは必死に我慢する。
『ありゃ、粘りますねぇ…ではお次はこれを…ポチっ』
次のボタンが押されると、今度は横の壁からブラシや羽のようなものがいくつも現れ、バンザイさせられたことによって無防備になった上半身を撫で回し始めた。
「くあぁあ!ゃめて、ひゃは、ぅくく、だ、だめぇ!い、いまくすぐられたらぁあ!」
『早く出して楽になっちゃって下さいよぉ。』
「ゃはは!やだ、やだ、お願いだから、見ないでぇ!」
『う~ん…これ以上長引くと遊ぶ時間がなくなっちゃいますねぇ…ではぁ、最終兵器ですぅ』
セレーネのその言葉と共ににフェイトの目の前に巨大な電動歯ブラシのような、高速で振動する繊維状のものが下りて来て、ゆっくりとフェイトの開脚された股に近付いてくる。
「ひゃはは、ぁう、ま、まさかぁあ!う、うそ、こ、こないでぇぇ!」
ブラシが目的地に達したときの感触を思い浮かべ、フェイトが絶叫する。しかし無情にもブラシはゆっくりと確実に目的地に向かって進んでくる。
『はいぃ~!これで終わりですぅ。』
「ゃ…ゃだ、やだ、やめぇぇ!あっ、あぁあああ!!」
ブラシが目的地に達した瞬間、フェイトはついに我慢の限界を迎え、絶叫と共に堤防を崩壊させてしまった。
続く
- 147 :くすぐり好きの名無しさん:2008/11/28(金) 22:27:14 ID:RGGrX77E
- こんな作品に対して意見を下さってありがとうございます!!
ミカの能力についてはいろいろ考えてはみるんですが、どんなものがいいですかね?なんかありきたりなものしか思い付かなくて…
細かくなった白軟鎖のバリアジャケット侵入は考えましたよ♪現在シナリオのどこに組み込むか構想中なので、近いうちには出て来るかもです。
足の裏についても責めてやろうと思っているので文字当てクイズはそのときに…
ゆっくりな執筆スピードでありますが、長い目でゆるりと待って頂けると幸いです。
- 148 :くすぐり好きの名無しさん:2008/11/29(土) 09:48:53 ID:lVRuFS1s
- 一方、その頃、別の部屋ではなのはが目を覚ましていた。
「あれ…私…たたかって…そっか…負けちゃったんだ…」
見ればなのはの体は、先程の戦いの前に見たフェイトのように、白軟鎖で大の字に拘束されていた。なんとか脱出を試みるが、魔力が拡散して力も出ず、ただの少女となった今のなのはに、この拘束を解く方法はないようだった。こうしてなのはが脱出を試みている間に、扉が開き、長い黒髪をゆらしてエミーニが登場する。
「おはよう、なのはちゃん♪」
エミーニはそう言いながらゆっくりとなのはに近付き、そのまま自然な流れでなのはの頬に軽くキスをした。あまりに自然だったのでなのはは一瞬呆然としたが、なにをされたかを理解すると、少し赤くなりつつ口を開く。
「…私を、どうするつもりなんですか??」
「別にどうってことはないわ。なのはちゃんが眠ってる間にもうデータはとっちゃったから。あとはさっきフェイトちゃんがされてたみたいに私達と遊んでくれるだけでいいの♪」
「そうだ…フェイトちゃん!フェイトちゃんは無事なの!?」
エミーニの言葉で思い出したかのようになのはは親友の無事を問う。
「心配しなくても、他の部屋で別の子と遊んでるだけだから」
「遊ぶって…さっきみたいに…その…く、くすぐっているって…こと…?」
なのはの頭に、戦闘前に見た、くすぐりに笑い悶えていたフェイトの姿が浮かぶ。なのはにはもちろんあんな風に拘束されたままくすぐられた経験などないが、そのくすぐったさを想像しただけで思わず背筋が震えてしまう。
「う~ん…基本的にはそうね。他にもいろいろするけど、痛いこととかはないから平気よ」
エミーニの言葉に、なのはは恐怖感を振り払って
「わ…私が…フェイトちゃんの分も、く、くすぐられるから!フェイトちゃんは…」
と言ったがエミーニは首を振って
「それはだ~~め♪さっき私がその提案したときは断ったじゃない。なのはちゃんの負けなんだから、二人ともたっぷり付き合ってもらうわよ。…それにしても」
ここで少し止まってエミーニは言う。
「二人はホントに仲がいいわね。フェイトちゃんもあなたのことすごく心配してた…今はそんな二人のためにとっておきの遊びの準備をしているのよ?」
「とっておきの遊び?」
不吉な言葉に思わず聞き返してしまうなのは。
「そう。でも今はまだ秘密よ。もう少しで準備が整うから、そうすれば嫌でもわかるわよ。それよりなのはちゃん。なのはちゃんはくすぐりは苦手?それとも意外と強かったりするのかしら?」
エミーニの言葉に身を硬くするなのは。なのはも、魔力が大きいことを除けば普通の少女なので、くすぐりは当然得意な方ではない。むしろ苦手とさえいえるレベルである。だが、正直に苦手と言ってしまっては、なにか不利になるかもと思い、思わず
「普通…だと、思うけど…」
と答えてしまっていた。
「ふ~ん…そっか…」
エミーニはそれを聞いて少し考えてが、やがて妖しい笑顔を浮かべると
「じゃあ…ちょっと検査してみよっか♪」
と言った。すると、なのはが言葉を返すよりも早く、なのはを拘束していた白軟鎖が細かく増殖し、襟元や袖、そしてスカートの中へと侵入し始める。
- 149 :くすぐり好きの名無しさん:2008/11/29(土) 09:50:15 ID:jtspLB/2
- 「や、ちょっと…ひゃんっ!ぅあ…くふっ!ふふ、ふひゃはは!」
くすぐりが苦手ななのはは途端に声を上げ、くすぐったさから逃れようとするが、四肢を拘束されているのでどうしようもなく、身を硬くして必死に堪えるしかない。
「な~んだ、なのはちゃん、敏感なんじゃない♪フェイトちゃんも敏感だったけど、それ以上かもね♪」
なのはの反応を見たエミーニが嬉しそうに言う。
やがてバリアジャケットの中に侵入した白軟鎖は更に先端を細かく分岐させて、本格的にくすぐり始める。
「ゃははは!んぅぅ、ゃぁ…めぇ、ひゃはは!きゃふっ!んくくく、くぅぅぅ!」
滑らかな肌の上を細い触手がはい回るという、今まで経験したことのないくすぐったさに、なのはの笑い声はどんどん大きくなってゆく。
「ホントに敏感…これはすっごく楽しみね♪さて、次は…」
エミーニがそうつぶやくと全身をくすぐっていた白軟鎖の動きが緩やかになり、なのはの笑い悶える声も、叫ぶようなものから、甘い吐息のようなものへと変わり始める。そして何本かの白軟鎖がその細かくなった先端でなのはのまだほんの膨らみかけの小さな胸をくすぐり始めると、なのはの反応にもくすぐったいという以外のものが現れ始める。
「ぁふ……ぅぅん…ふぁ…ぁぁ…ゃ…ゃめ…て…」
そんななのはを愛おしそうに見詰め、エミーニは、ちゃんとくすぐったさとの区別はつくのね、とうなずく。
「ふふっ♪ホントにやめてほしいの?この白軟鎖のくすぐりは、いいでしょう?」
くすぐったさよりも気持ちよさが少し勝るように白軟鎖を操りながら、エミーニが意地悪く聞く。
「そ…んな…こと…ぅ…ぁ……な…ぁふぁぅ!ない…ひゃ…んぅ…」
「そうなの?なら仕方ないわね」
なのはの返事を聞いてエミーニは再び白軟鎖の動きを活発化させる。
「ぁうっ!くぅ、ぅはは、ひゃはっ!だ、だめ、きゃはは!もう、だ、やぁははは!」
「準備が整うまでもうしばらく遊びましょうね?」
その後しばらく、部屋にはなのはの悲鳴が響き続けた。
続く
- 150 :くすぐり好きの名無しさん:2008/11/29(土) 16:49:31 ID:5nHjWbCc
- 胸へのくすぐり責めっていいね
- 151 :くすぐり好きの名無しさん:2008/11/30(日) 11:24:35 ID:YZ1oNpKw
- 「ぅ…ん……ぁれ…ここ…」
フェイトは気が付くとベッドのようなものの上で、開脚して柔軟体操をするような体勢で拘束されていた。上半身は比較的自由で、手錠のようなもので腕を軽い万歳にさせられているだけだったが、下半身の拘束は厳重で、腿と膝と足首はがっちりとベッドに固定され、足の裏が全開になるように足の指の一本一本まで開いたまま動かないように固定されている。腰や首には何の拘束もされていないので、周りを見回していると、セレーネが現れた。
「起きましたかぁ?あの後フェイトちゃん、気を失っちゃったんですよぉ。っていってもほんのちょっとの間でしたけどぉ。すっごく気持ちよかったみたいですねぇ、あれぇ」
そう言われ、フェイトはさっきの『あれ』を思い出して真っ赤になって俯いた。ミカによって何十分にも及ぶ愛撫をうけた後にあんな強烈な刺激を受ければ当然のことだが、それを同性とはいえ他人に見られた羞恥はすごく大きい。
「こ、今度は…なにをするの…?」
恥ずかしさをごまかすために話題を変えようとしてフェイトがそう言うと、セレーネは待っていたかのように
「ミカには一方的にくすぐられたりして辛かったでしょぉ?だから私とはゲームをするんですぅ」
と提案する。
「…ゲーム……?」
「はいぃ♪」
フェイトの言葉にセレーネは楽しそうにうなずく。
「ルールは簡単ですぅ。これから私がフェイトちゃんの足の裏に文字を書くのでぇ、フェイトちゃんはその文字を当ててくださぁい。書く文字を全部つなげて言えたら、エミーニの準備が終わるまでは自由にしてあげますぅ」
フェイトはこれを聞くと、ようやく下半身の拘束がこのゲームのためのものだと知った。ただ文字を当てるだけでしばらく自由にしてくれるという条件を聞いて
「…わかった、やろう」
と了承する。足の裏を触られるのがくすぐったいということは知ってはいたが、フェイトに足の裏をくすぐられた経験はない。しかし、書かれた文字を当てるくらいならなんとかなるはず、今は早く自由になってなのはを探して一緒に脱出したかった。
「うふふ♪それでは始めますよぉ♪」
そう言ってセレーネがフェイトにペンを見せると、フェイトはこれから書かれるであろう文字を当てるべく、意識を足の裏に集中した。
- 152 :sage:2008/11/30(日) 22:08:36 ID:d/wMIGxo
- 指の一本も動かせない状態って非常にエロいと思いますわ~
しつこくねっとりと足裏を責めてやって下さい!
- 153 :くすぐり好きの名無しさん:2008/11/30(日) 23:23:13 ID:F1wUWyy2
- 「でわでわぁ…ひと文字めぇ♪」そう言ってセレーネは、素足で指を広げられて全く動かせないフェイトの右足の裏にペンを走らせる。その瞬間、足の裏からきた予想以上のくすぐったさにフェイトは思わず「ひゃうっ」と声を挙げてしまう。だが、書かれる文字を当てるには足の裏に意識を集中しなければならず、そのことが余計に刺激を大きくしてしまっていた。
「ふふ、わかりましたぁ?では、ふたもじめぇ♪」
「(う、うそ…全然わからなかった…)」
初めて感じる足の裏からの刺激を意識しすぎて文字が全くわからない。だが、そんなフェイトの焦りに関係なく、ゲームは進んでいく。
「…ぁぅ…ぅぅん…?…くくっ、ぅぅぁふふっ!…?…っ、ん、ふぅぅ…んぁぅ!…んんっ!…《つ》?」
「次でラストですぅ♪はちもじめぇ♪」
「…くぅ、ぁふっ!…《て》?」
「さぁ、フェイトちゃん、答えをどうぞぉ。もちろん、全部つなげて言わなくちゃダメですからねぇ♪」
「そ、そんな…」
かろうじて理解できたのは最後の二文字だけ。これでは八文字全部を予想することさえできない。
「あれぇ?わかりませんでしたぁ?」
答えることができないフェイトを見てセレーネがわざとらしく言う。
「わからないのなら不正解ってことでもう一度、今度はこっちの足に書きますけどぉ」
そう言ってセレーネはフェイトの左足の裏を爪でカリカリとひっかく。
「うひゃうっ!も、もう一回チャンスをくれるの…?」
「もちろんですよぉ。答えが言えるまで何回でもやってあげますぅ♪」
それを聞いてフェイトは少しホッとして体の力を抜く。大丈夫。こんどこそちゃんと文字を読み取ってみせる。
だが、フェイトが気合いを入れ直した直後、何故かフェイトの右足の周りに機械腕の持つ何本もの歯ブラシが現れた。フェイトは何か不吉な予感がして、口を開きかけたが、それより早く歯ブラシ達が一斉にフェイトの右足の裏を磨き始めた。
「な…ゃめ、くふふふふっ、ぁ、あはははっ!ひゃっ、あぁああ!やぁめぇぇ~!」
「あぁ、言い忘れてましたけどぉ、書いた文字はちゃんとブラシで擦って落としてあげますから安心して下さいねぇ♪」
「ぁははは!そ、そんなのぉぉ、くふふ、ぃ、ぃぃ、からぁぁぁ!ゃ、ゃめ、ゃ…ぁあ~~ひゃはは!んん~、くふっ、きゃはははは!」
フェイトの懇願虚しく、油性ペンで書かれた文字はなかなか消えず。それを落とそうとするブラシはフェイトにたまらないくすぐったさを与え続ける。
「ぁははは!ほ、ほんとに、ぃぃ、ぃいからぁ~ははは!と、とめてぇぇ!お願いぃぃ!」
「ダメですよぉ。フェイトちゃんの可愛い足を汚したままにしておけませんからぁ。それよりぃ…そろそろ二回目を始めますよぉ♪」
そう言ってセレーネはフェイトの左足の裏に文字を書き始める。もちろん、汚れの落ちきっていない右足の裏はたくさんのブラシによって磨かれたままである。
「ゃははは!む、むりぃぃ!ふふっ、ぁはは!こ、こんな、ぁあ!くふふひゃははは!だめ、ひゃははは!」
右足から与えられる強烈なくすぐったさで、フェイトは書かれる文字を考えるどころではない。だが、無情にもセレーネは一つ、また一つと文字を書いていく。やがて八文字全てを書き終わると
「さぁ、フェイトちゃん♪答えをどぉぞ♪」
と聞いた。もちろんフェイトは送られてくるくすぐったさで、一文字もわからないどころかさっきわかった最後の二文字も頭から出ていってしまっていて、答えることなどできない。
「ぁ~っはははは!だ、だめ、わ、ひゃはは!わからにゃぃぃひひひ!や、やめぇぇ!くふふ!も、もう、んきゃはは!」
「二回目もダメでしたかぁ」
セレーネの言葉と共に左足の裏の周りにもブラシが出現する。
「ひゃっははは!だめぇ!ぁくぁっははは!ほ、ほんとに、だめっ!きゃはは!こ、これ、以上はぁ~ははは!」
フェイトはいくらか自由に動かせる上半身をぶんぶんと振って懇願したが、無情にもブラシは左の足の裏も磨き始める。
「あぁ~ぁっはははは!ひゃははは!や、やめてっ!やめぇぇえ!」
「あ~ん♪フェイトちゃんすっごく可愛いですぅ♪右足の汚れがなくなったら、三回目を始めましょうねぇ♪」
悪魔のようなセレーネの言葉が響き、ゲームは続く。
- 154 :くすぐり好きの名無しさん:2008/12/01(月) 00:12:11 ID:aqPku7lQ
- いやっほぅ!人生ポイントに百ポイント加算せよ!盛り上がってきたぜ!
もっと「もっとくすぐって」あげてください!
- 155 :くすぐり好きの名無しさん:2008/12/01(月) 10:01:40 ID:J5Ul7AgI
- 案が浮かんだので書きました。
奪ったレイハとバルディをエミーニ達しか命令できるないよう改造するってのはどうですか?
そんで改造されたデバイス達はなのはフェイトのバリアジャケットをくすぐられやすく再構築(布地を薄く等)し
ちゃったり、服の内側にくすぐったさな触手を生やしちゃったりなんかして、最終的には二人を全裸にしちゃう
なんてどうですか?
- 156 :くすぐり好きの名無しさん:2008/12/01(月) 10:29:23 ID:J5Ul7AgI
- 私も案を考えたので書きます。セレーネとミカの能力です。
セレーネの能力は幻術系で、筆や羽なので幻術を相手に見せる。しかもまるで本当にそうさせられているような
感触を相手に与える。。
ミカの能力はエミーニと同じ召喚系(?)で、白軟鎖との違いはくすぐりに特化していること。
どうでしょうか?
- 157 :くすぐり好きの名無しさん:2008/12/01(月) 18:52:31 ID:zgeaGtV.
- 「ふふふ…フェイトちゃん♪九回目も失敗ですぅ♪」
セレーネがそう言うと、何度目であろうか、ブラシ達がフェイトの足の裏に群がっていく。下半身を全く動かせないままにかれこれ数十分くすぐられ続けたフェイトはぐったりとした状態で、いつもは幼さを残しつつも凜としていた可愛らしい顔は溢れた涙と涎でまみれ、それでも笑いを搾り出そうとするブラシのくすぐりによっていやいやをするように金髪を振り乱して弱々しく笑い悶えている。
「くぁははは、ぁぅ、ふひゃはは!ぁっ、ぁあっ!も、もう、ひゃははは!もうやめ、てぇ、はははは!」
文字を書かれている間はブラシでもう片方の足の裏を磨かれていたので、くすぐったさのあまり文字を考えるどころではなく、フェイトは地獄のような悪循環に陥ってしまっていた。
だが、今回セレーネは片方の足の文字を磨き終えてもすぐに文字をかかず、両足のブラシが動きを止めるまで待っていた。
「…はぁ…ぁ……ぉ…ぉわり、に…してくれるの…?」
「いえいえ♪フェイトちゃんがちゃんと言えるまで続けるって言ったじゃないですかぁ」
「そ…そんな……」
解放してもらえるかもしれないというフェイトの希望は簡単に打ち砕かれる。
「でもぉ、もう次で十回目だしぃ、ちょっとサービスしようかなぁと思って待ってたんですよぉ♪」
その言葉に、フェイトは息を切らしながらも首を傾げる。サービス、とは何だろう。まさか…サービスと称してもっとくすぐるつもりなのだろうか?
そんなことを考えていると、涙と涎で汚れてしまったフェイトの顔をハンカチで拭いながら、セレーネが答える。
「そんなに怯えなくても平気ですよぉ♪今回はブラシも止めて、文字もゆっくり丁寧にかいてあげますからぁ、頑張ってくださいねぇ♪」
それを聞いてぐったりとしていたフェイトの体が再び強張る。きっとこれがこのくすぐり地獄を抜ける最後のチャンスになるにちがいない。これに失敗したら…また、あのブラシで……想像しただけでぞっとする。
そして、フェイトが恐怖を打ち払ってセレーネを見据えると、セレーネが嬉しそうに笑い、十回目のゲームがはじまる。
- 158 :くすぐり好きの名無しさん:2008/12/01(月) 18:53:43 ID:mEWpJtq2
- 「じゃあ、いきますよぉ?ひともじめぇ♪」
楽しそうなセレーネの声と共に、あのたまらない刺激が足の裏から送りこまれてくる。
「…んぅ、くく、ぁぁぅ…《も》?……くぅっ…《つ》…ぁぅっ、ふふふっ…《と》…?」
だが、集中したお陰なのか、くすぐったさに多少慣れたからなのか、フェイトは今回文字の読み取りに成功していた。
「ふふふ、フェイトちゃん、その調子ですぅ♪よんもじめぇ♪」
「…ぁふふっ…《く》?…ぁくっ、んんっ…す、《す》……くふっ、ん…《ぐ》?…っ!ま、まさか…?…くぅっ…《つ》…ぁふぅっ…………ぅ、ぅそ…」
八文字目をセレーネが書き終わると。フェイトははっとしたように少し潤んだ目でセレーネを見詰める。
「さぁて、フェイトちゃん、全部わかった?」
セレーネの問いにフェイトは答えず、言いにくそうに俯くだけである。
「フェイトちゃん?わからないんですか?それなら…」
「わ、わかった!わかったから!……………」
「聞こえないですよぉ。もっと大きな声でぇ」
セレーネがそう言ってブラシをフェイトに近付けると、ついにフェイトは意を決したように
「も、《もっとくすぐって》!!」
と叫ぶ。フェイトがそう叫ぶとセレーネは本当に嬉しそうな笑顔になった。
「うふふ、正解ですぅ♪でもぉ、フェイトちゃんが《もっとくすぐって》なんて言うなら、解放しないでもっとこのままくすぐってあげますねぇ♪♪」
「そ、そんな…ぅ、ぅそ、ずる、ぃぃひひひっ!くぁっ、ぁ、ぁあああ!ゃめ、ひゃははは!だ、だめぇ、ぁ~っははは!」
死刑宣告のようなセレーネの言葉と共に、ブラシがフェイトの足に群がり、それだけでなく、今回はセレーネ自身がベッドに上がり、フェイトを後ろから抱きすくめて、脇腹を指でくすぐったり、耳に息を吹きかけたり、はむっ、と加えてみたりする。
「ぁあ~っ!ぁ~っはははは!ひゃめてぇ!ひゃめ、お願いぃ!んぁ~ははは!だめ、た、たす、ぅぁあ~はははは!お、おかしくなっちゃうぅ!」
下半身だけだったくすぐりが上半身にまで及んだことで、フェイトはもう泣き笑いの顔で叫び続けることしかできなくなっている。
「フェイトちゃん…♪♪今、楽にしてあげますねぇ♪♪」
そう言うとフェイトを抱きすくめてくすぐっていたセレーネは、右手をフェイトの股間に当てる。当然、下半身を完全に拘束されているフェイトは、恥ずかしい部分に手を伸ばされても抵抗できず、なすがままだ。
「私は作った機械で遊ぶのが好きなんですけどぉ、フェイトちゃんには特別に私の力を見せてあげますぅ」
その瞬間、フェイトの目にはセレーネの右手がスライム状になってフェイトの股間を覆い、ぶるぶると震え出すのが見えた。
「な…ぁあ~っははは!にゃん、で、ふひゃははは!ゃ、やだぁははは!ゃめて、やめてぇぇ!」
股間をぶるぶると刺激され、いいようのない感覚を感じてフェイトの叫びが大きくなる。
「どうですかぁ?私の幻は♪まるで本物みたいでしょう?」
セレーネは幻と言うが、フェイトに見えているスライム状の腕は、間違えなくフェイトに振動と甘い感覚を与えている。これが本当に幻なのだろうか?
「ゃ~っははは!ゃめて、ひゃははは!こ、このままじゃぁあ!このままじゃ、だめ、ほんとにだめぇぇ!」
だが、今のフェイトは全身からのくすぐったい刺激と、込み上げてくる熱い感覚で、それを考える余裕がなかった。
「ふふ、そろそろ限界ですねぇ…それじゃぁフェイトちゃん、それぇ♪」
セレーネがそう言ったとたん、フェイトに見えているスライム状の右手の振動がものすごいものになる。
「んんんあぁあ!ゃっ!ゃぁ~っはははは!やめぇぇぇ!くぅあぁあああ!」
その瞬間、フェイトは遂に限界を向かえ、びくびくと痙攣すると、ぐったりと気を失ってしまった。「う~ん、可愛いですぅ♪♪」
いまだに痙攣し、時折ぴくっと動くフェイトの体を抱きすくめたまま、セレーネが笑う。
「たまには自分の力を使って遊ぶのも悪くないですねぇ」
そう言ってセレーネがフェイトから離れようとすると突然表示枠が出現する。
『セレーネ?準備が整ったからそろそろフェイトちゃんを連れてきてくれる?』
そこに映っているのは同じように気を失ったなのはを抱きすくめているエミーニの姿だった。
- 159 :くすぐり好きの名無しさん:2008/12/01(月) 19:03:06 ID:mEWpJtq2
- 皆さんいろいろなアイデアをありがとうございます。
セレーネの幻術はさっそく使わせて頂きました。ミカについてもどんなものになるかわからないですがそのうちくすぐり特化の能力を♪♪
デバイス達が改造されてフェイト達を襲うというのも使わせて頂きたいと思います♪全裸にまで剥いてしまうからわかりませんが。。。
いつ頃になるかわかりませんが、気長に待っていてもらえると嬉しいです。
また何かアイデアが浮かんだら教えて頂けるとありがたいです。
- 160 :くすぐり好きの名無しさん:2008/12/01(月) 20:38:40 ID:m8RPUSWI
- ども、能力の案を出したものです。小説読みました。
まさか本当に使ってくれるとは思っていませんでした。
それでお願いなのですが、フェイトがセレーネにくすぐらていた頃のなのは
側の方を書いてください。お願いします。
(*もし書いている最中なら無視してください)
- 161 :くすぐり好きの名無しさん:2008/12/02(火) 01:55:22 ID:lUadgVi2
- 時は戻ってフェイトがセレーネとのゲームを始めたころ、なのはに対するエミーニのくすぐりの手は一旦止まっていた。というのも、エミーニの言う《とっておきの遊び》の準備が整ってきたからである。
「なのはちゃん、嬉しいニュースよ。もうすぐ準備が整うわ♪」
そう言ってエミーニは自らの手でなのはの首筋を撫でる。
「ぅ…んぅ……一体…なにをするつもりなの…?」
優しいタッチのくすぐりに身をよじりながらなのはが聞く。
「ふふ、知りたい?」
そう言うとエミーニはなのはの正面に歩いていく。そこにはなのはと同じくらいの体格の人間がすっぽり入りそうな白軟鎖の繭のようなものがあって、そこから伸びた白軟鎖がなのはを拘束し、バリアジャケットの中にまで侵入している大量の白軟鎖とつながっているのだ。
「ちょっと待っててね…うん、よし…えい!」
そう言ってエミーニが繭をたたいた瞬間、何故かなのはの体にくすぐったさが走る。
「な、なに…?」
なのはが驚く間にも、エミーニはべしっ、べしっ、と繭をたたき、そのたびになのはが感じるくすぐったさは大きくなってゆく。
「ゃはっ!くふふふっ、ひゃうっ!ど、どうなってるの…?」
「驚いた??これに振動を与えると、なのはちゃんがくすぐられるようにしたのよ。白軟鎖もなのはちゃんの持ってた杖みたいなものだからちょっと調整に時間がかかってたの。なにしろ規模が大きいから、くすぐったさの威力調整にも気を使ったのよ?あんまり強くていきなり気絶とかされちゃったらつまらないもの」
なのははこの説明を聞いて、嫌な可能性を頭に思い浮かべる。
「まさか…その中にフェイトちゃんを…?」
なのはの問いにエミーニは笑顔を浮かべる。
「察しがいいわね。正解よ。なのはちゃんを守るために動くのを我慢してくすぐられるフェイトちゃん…きっとすごく可愛いわ♪」
うっとりとしたまま、エミーニはなのはの側まで再び歩いてきて続ける。
「さて、楽しみは後に取っておいて…もう少し私と遊びましょう?」
- 162 :くすぐり好きの名無しさん:2008/12/02(火) 01:56:17 ID:YxFn282M
- エミーニがそう言うと大の字だったなのはの拘束が、万歳に変わる。そして真後ろにハンモックのような白軟鎖の網のようなものが現れ、エミーニがそこに仰向けになると、その上に拘束されたまま抱きすくめられるようになのはが横たわる。網状の白軟鎖の上で体の一回り大きいエミーニに抱きすくめられるなのはは、まるで蜘蛛に捕われた獲物のようであった。
「なのはちゃん、さっきみたいにくすぐられるのと、気持ちよくされるの、どっちがいい?」
耳元でエミーニにそう聞かれ、なのはは先程までのくすぐったさと、さらに前、胸や敏感な部分を優しくくすぐられたときの甘い感覚を同時に思いだす。
「ど、どっちも…ぃや…」
「そうなの?…それじゃあ体に聞いてみようかな♪」
そう言うとエミーニは白軟鎖は動かさず、抱きすくめているその手でなのはの脇腹やお腹をくすぐり始める。
「ゃ…ぁははっ、くふふふ、んぁ、ひゃはは、ははふふ、くぅ~ふふふふっ」
それはバリアジャケットの上からで、絶叫してしまうほどのくすぐったさはなかったが、くすぐりが苦手ななのはに笑い声をあげさせるには充分なものだった。
「ねぇ、なのはちゃん。このまま白軟鎖も使ってもっとすごいくすぐりをされるのがいいの?それとも……こうされるのがいい?」
エミーニは耳元でそう囁くと、なのはのバリアジャケットの中に手を突っ込み、お腹を優しく撫で回し始める。さらに、ジャケット内部に侵入している白軟鎖を使って、お尻や内股、胸などの敏感な場所にも甘い刺激を送り込んでいく。
「ぅぅ…ゃ…ぁ…ん…ぁふふ、っんん…っふぁぁ!…ぁぁ…ふぁぅぅ…ぃ、ぃ…や…ぁぅぅ…」
「ふふ、我慢しなくてもいいのよ?……はむっ」
そう言うとエミーニはなのはの耳をしゃぶり出す。
「…だめ…ゃ…ぁふぅ…ぉ、ぉかしく…なっちゃ…ぅ…」
「ほら、いいでしょう?なのはちゃんが望むなら、もっとすごいこと、してあげるわよ?」
「…ぁんぅ…ぃ、ぃら…ない…そんな…の…ゃ、ふぁぅっ…」
なのはは悪魔のような甘い提案を辛うじて拒否するが、既に全身から送られてくる甘い刺激に、目はとろんとして、体にも全然力が入らなくなってしまっている。
「そんな、うっとりした顔で言われても説得力ないけどなぁ。なのはちゃん、ほんとはもうメロメロなんでしょ?」
「…そん…な…こと…ぁふ…ぅ…ん…」
「もう、仕方ないな。まっ、これでこそ可愛がりがいがあるんだけど♪」
エミーニがそう言うと白軟鎖の動きが活発なものに変わる。
「ぁ…ゃ…ぁふっ、ふぁははは!だめっ、ひゃははは!くぁっははは!やめえぇぇ!」
「なのはちゃん♪これから、すっごく気持ちいいこと、してあげるね♪」
そう言ってエミーニはお腹をくすぐっていた手を上にもっていき、なのはの小さな胸を弄び始める。
「お、お願いぃぃ!やめへぇぇ!ひゃははは!へんになるぅぅ!」
「くすぐられながらえっちなことされるの、最高でしょ?もう我慢しなくていいから、ほらほらほら~♪♪」
「ひゃははは!ら、らめぇぇぇ!も、もう、ゃあ~っはははは!ぁっ、ぁっ、ぅあぁぁ~!」
全身を白軟鎖にくすぐられ、胸を嫌らしく責められたなのはは、遂に限界を迎え、がくがくと痙攣するとエミーニに体重を預けるように気を失った。エミーニはそんななのはを愛おしそうに見詰めながら頭を撫でると、セレーネと連絡をとるために表示枠を呼び出すのだった。
- 163 :くすぐり好きの名無しさん:2008/12/02(火) 20:09:35 ID:hVsvZdN.
- 読みました。願いをお聞きいただき有り難う御座いました。
- 164 :くすぐり好きの名無しさん:2008/12/02(火) 21:21:45 ID:hVsvZdN.
- もうすぐ完結っぽい流れですね。がんばってください。
- 165 :くすぐり好きの名無しさん:2008/12/05(金) 21:22:39 ID:tIYAYI6M
- 「…―――ちゃん…フェイトちゃん!」
「……な…のは…?」
フェイトはなのはが自分を呼ぶ声で目を覚ました。見れば、体は繭のような白軟鎖でからめとられてはいるものの、先程のように下半身ががっちりと拘束されているわけではなく、全身に触手がゆるくまきついているような感じだ。
「なのは!?なのはなの!?」
そして、目の前には同じように大量の白軟鎖に包まれ、こちらはきつめの拘束をされたなのはの姿がかろうじて見えていた。
「待ってて…今、助けるから…このっ!えいっ!」
「~っ!だ、ダメっ!フェイトちゃ、んぅぅっ!ぁくくっ」
「なのは?どうしたの!?くっ…これさえ…なければっ!」
急に悶え始めたなのはを助けるため、フェイトはこのゆるい拘束から何とか抜け出そうともがく。だが、ゆるく巻き付いた白軟鎖は、フェイトの動きに合わせてゆるやかに動くだけで、解ける気配はない。
「ふぇ、フェイト、ちゃんっ!ひゃふっ、だ、ダメなの!ぁぅく、くふふ、んんっ!ぅ、動いちゃ駄目ぇ!ん…くぅぅ~っ!」
なのはが笑い悶えながら言う。
「で、でも…」
「ぃ、ぃから…ぁぅ…動かない…で…ん…」
「い、一体、どうなって…」
目の前で悶えるなのはに動くなと言われ、疑問に思いつつもフェイトはもがくのをやめる。
そのまましばらく待つと、なのはの動きが止まった、
「なのは、大丈夫?」
「ぅ、うん…平気だよ、これくらい」
「それで…これは一体…」
どうなってるの?とフェイトが聞こうとした瞬間、部屋のドアが開いてエミーニ、セレーネ、ミカの三人が現れた。
「ふふ、二人とも起きたみたいね。フェイトちゃん、お久しぶり、まだくすぐられる体力が残ってるみたいで安心したわ♪」
エミーニがフェイトのもとへ近付き、微笑みながら言う。一方、ミカとセレーネはなのはの方へ向かう。
「なのはちゃん、はじめましてぇ。私はセレーネと言いますぅ。」
とセレーネは微笑むと軽く頭を下げ、ミカは
「あたしはミカだよっ!よろしくね♪」
と言うと悪戯っぽく微笑み、大きさを確かめるように軽くなのはの胸を揉み始める。
「な、ゃめっ…ぅぁ…ん…」
「う~ん…おっぱいはフェイトちゃんの方が大きいかな…」
ミカのその発言に、なのは、そしてフェイトもわずかに顔を赤くする。
「こら、ミカ。今回はなのはちゃんに手を出すのはなしよ?」
「えぇ~!エミーニは遊んだんでしょ!?ずるいよ~」
「そうですよぉ、こんなに可愛い子を独り占めするなんてぇ」
ミカに続いてセレーネもなのはの内股を撫で上げながら不満の声を漏らす。
「その分二人はフェイトちゃんと遊んだでしょ?」
三人がなにやら議論を開始すると、フェイトは今のうちになんとか逃げる方法がないかと考える。正直、この拘束から抜けてもエミーニの白軟鎖にすぐ捕まってしまうと思うが、このまま待っていては、また永遠のようなくすぐり地獄が待っているのはわかりきっている。あんな感覚を何度も味わってしまったら…考えただけで背筋が凍る。
なのはを見ると、内股を撫で上げられるあのくすぐったさと快感の混ざった甘い感覚を、顔を赤くして堪えていて、他のことを考える余裕はなさそうだ。
やっぱり…私がやるしかない…!
そう考えてフェイトがゆるい拘束を抜けようと、先程のようにもがくのではなく、ゆっくりと、まずは腕の拘束を解こうとしてぎゅっ、と引っ張った瞬間
「~っひゃうっ!」
悶えていたなのはが何故か急にビクンと跳ね、エミーニがこちらを振り返った。
「ふふ、フェイトちゃん、動かない方がいいわよ?あなたを拘束しているこの白軟鎖が動くとなのはちゃんにくすぐったい刺激を送り込むようになってるんだから♪」
「そんな…っ!…だから、さっきなのはは動くなって…」
「なのはちゃんがくすぐられるところを見たくなかったらフェイトちゃんは動いちゃ駄目よ?さて…それじゃ、そろそろ始めようかしら♪」
そう言ったエミーニの手にはフェイトの相棒、バルディッシュが現れていた。
続く
- 166 :くすぐり好きの名無しさん:2008/12/07(日) 14:28:30 ID:F6ecI35E
- 「まず、フェイトちゃんにはちょっと着替えてもらうね」
エミーニがそう言うとバルディッシュに『sonic form』の文字が浮かび、フェイトのバリアジャケットが一瞬にして高速機動型のソニックフォームに変わる。本来このフォームは防御を捨て、フェイトの持ち味であるスピードを活かすために装甲を削ったものだが、まるで肌にぴったりとフィットしたレオタードにスパッツというような格好で、さらに腋などのくすぐったい部分が丸出し。くすぐる側としては好きな場所がくすぐり放題、くすぐられる側としては最悪の格好である。
「くっ…なんで…?バルディッシュ!」
フェイトが呼びかけるが、相棒からの返事はない。
「ふふ、この子、ちょこっと改造させてもらったの。この世界は着替えまで装置に頼るのよね。私達の世界とはちょっと違うな…それじゃ、セレーネ、ミカ」
エミーニの声に応じて二人が期待に瞳を輝かせてフェイトのすぐ側に寄る。
「ゃ、ゃめて…」
その迫力に思わずフェイトは弱々しい声を漏らすが、それはかえって二人の嗜虐心をくすぐるだけ。
「そんな、くすぐって下さぁい、みたいな格好で言われてもぉ」
「うんうんっ、もう我慢できない!今回はあたしも力使っちゃうからね~♪」
と、やる気満々である。
「フェイトちゃん!ぉ、お願い…くすぐるなら、私だけを…」
「あら、なのはちゃん、くすぐられたいの?ひょっとしてさっきので好きになっちゃった?」
「ち、ちが、そういうわけじゃ…」
「心配しなくてもすぐにくすぐったくなるわよ。もう狂っちゃうってほどにね♪それじゃ、始めましょうか。二人とも、最初はちゃんと手加減してよ?いきなり全力じゃつまんないから」
「わかってますよぉ。じっくりやるのが私の好みなんですからぁ。そういうのはミカちゃんに言って下さぁい」
そうセレーネが言うとフェイトの周りに柔らかそうなふさふさの羽根が何本か現れる。
「あたしだって分かってるよ」
そう言ったミカの指はいつの間にか耳かきについている梵天に変化していた。
「じゃーん!本邦初公開。これがあたしの力だよ♪手足と髪の毛くらいならなんでも好きなものに変えられちゃうんだよ♪すごいでしょ~♪」
そう言ってミカが計10個の梵天になった両手をフェイトの両脇の下にぴとっ、とくっつけると、それだけでフェイトはびくっと跳ね、身を硬くする。
「わっ、すごく敏感になっちゃってますねぇ♪まぁこれだけくすぐられてれば仕方ないんですけどぉ。じゃあ、いきますよぉ」
セレーネのその声で羽根達はフェイトの首や太腿を撫で始め、ミカは変化した両手をフェイトの脇役でゆっくりと上下させる。
「ぁぁ…は…ぅぅん…ゃ…ひゃ…くくっ…んんっ…くぅぅ…ぁぅ…ぅ…ん…」
なのはを守るために、なんとか大きく動くのだけは堪えたが、敏感になった体を撫でられ、自然と甘い声が漏れてしまう。
「あはっ♪フェイトちゃん、くすぐられるの病み付きになっちゃったでしょ?」
「くくっ…そ…んな、こと…ぁふふ、ない…ひゃふっ、ぁふぅっ、くぁぁ…ゃぁ…」
「フェイトちゃん…くっ…」
目の前でまるでなぶられるかのようにくすぐられ、なのはを守るために動きたいのを必死に我慢しているフェイトの姿を見て、なのはが思わずつぶやく。拘束を解こうともがいてみても、巻き付いた白軟鎖は全く動かない。
「ふふ、なのはちゃん、くすぐられたくてうずうずしちゃってるの?」
そんななのはの様子を見て、一人くすぐりに参加していないエミーニがなのはのもとへやってくる。
「いくらフェイトちゃんが我慢強い子でも、もってあと5分くらいよ。それより、なのはちゃんにも着替えもらわないとね♪」
そう言ってエミーニはレイジングハートを取り出す。
「なのはちゃんにはフェイトちゃんみたいなくすぐりやすそうなフォームがなかったから、いろいろ追加してみたんだけど、スクール水着とか体操着にブルマとかYシャツとか…あっ、一応フェイトちゃんの色違いとかも用意したわよ。どれがいい?」
「そ、そんなの選べ…ひゃっ!」
なのはが答えようとした瞬間、体にくすぐったい刺激が走る。
「ゃぁ~っ、ゃめ、んぁぁ!ひゃはっ、くぅっ、ん…ぁふっ、ふふふ、くぁぁ~!」
見れば、梵天化した指でくしゅくしゅとお腹や胸をくすぐられ、羽根に撫でられているフェイトの動きが少し激しくなっている。
「ほら、早く決めて?決めないと裸にしちゃうわよ?」
背筋が凍るような笑顔でエミーニはなのはに聞いた。
続く
- 167 :くすぐり好きの名無しさん:2008/12/10(水) 01:23:28 ID:kN5Ib1Ss
- 「え、選べません…」
「…まぁ、そう言うと思ったけどね。とりあえずフェイトちゃんとお揃いにしときましょうか」
エミーニの言葉と共になのはのバリアジャケットもフェイトのようなレオタードにスパッツだけのようなものに変わる。違う点はフェイトが黒なのに対し、なのはは白ということだけだ。
「ふふ、似合ってるわよ♪それにしても…フェイトちゃん粘るわね~。セレーネ、ちょっと甘すぎるんじゃないの?」
「そうですかねぇ?それじゃあ、フェイトちゃん、こんなのはどうですかぁ?」
セレーネがそう言うと、フェイトの足元からさらさらとしたベールをまとった人の手のような幻が何本も現れ、ほぼスパッツだけの状態であるフェイトの剥き出しの下半身を撫で上げ、さすり、時にはいやらしく揉んだりして、くすぐったい感覚を送り込み始める。
「っくく、ひゃはは、だ、だめ、お願いっ、だから、なのはは、ぁぁぅっ!解放、してぇぇ~っ!っんん、わ、私なら、ぃくらくすぐっても、ぃぃからぁぁ~っ!んあぁぅ!」
「だ~め~よ♪なのはちゃんがくすぐられるのが嫌ならフェイトちゃんが我慢すればいいのよ。フェイトちゃんが動かなければなのはちゃんには何も起きないんだから」
フェイトの嘆願はエミーニに一蹴されてしまう。
「ぁっ、くぁぁ、む、むりぃぃ~っ!ゃめ、これ以上は、ひゃふふふ、ふふ、ぁくくっ、くぅ~っ!っんんぁぁ、ゃ、ゃだぁぁ!だめぇぇ~っ!はぁぁぅ!」
セレーネとのゲームのせいで特に敏感になっている下半身を責められ、フェイトの苦悶の声が少し激しくなり、なのはのもとに刺激が来る回数も少し増え始める。
「なのはちゃん、フェイトちゃんはもうすぐ限界みたいだから覚悟しといたほうがいいわよ♪」
「そ、そんな…きゃふっ!」
「ひゃぁっ、な、なのは~っ!だめぇぇ!な、なのはには、ぁぁあんぅ~っ!ゃめへぇ~っ!んぁぁ!ひゃぁぁ~っ!」
「フェイトちゃん!ぁふっ、わ、私は平気だからっ!大丈夫だからっ!くぅっ!だから…」
目の前でくすぐられ続け、凜とした幼い顔は笑い泣きの表情に崩れ、閉じられなくなった可愛い口からは涎が溢れ出してしまっているフェイトの姿を見て、なのはが必死に呼びかける。だが、声をかけてもどうにもならないことはなのはにも薄々分かっていた。そしてこの後自分も同じようにされてしまうということも…
- 168 :くすぐり好きの名無しさん:2008/12/10(水) 01:24:32 ID:FtDy5wSU
- 「うふふ…ミカ、そろそろ好きにやっていいわよ♪」
「待ってました~♪♪」
そんな二人の様子を見て、エミーニがミカに許可を出す。エミーニの言葉を聞いてミカは満面の笑みを浮かべると髪の毛を伸ばし始め、伸ばした髪の毛の先端を孫の手のようなものに変えると、その大量の孫の手でフェイトの上半身をくすぐり始める。
「ゃっあっ~~っ!だめっ、ゃあぁ~っははははっ!ひゃはははは、ぁう、ひゃふふ、ゃめ、ゃぁめぇ、やぁあ~~っははははっ!」
「ふ、フェイトちゃ、ふぁぅっ!きゃは、ひゃははは、フェイトちゃんぅぅん!ぁっぁ~~っ!はひゃふふふ、ふぁ~、ひゃはは、はぁぁ~っ!」
無数の孫の手によって上半身のいたるところをくすぐられ、首筋は羽根に責められ、下半身をさらさらの手に余すとこなく撫でさすられたフェイトは、全身からくるあまりのくすぐったさに絶叫し、ついに体をじたばたと動かしてしまい、その動きはそのままなのはにもくすぐったさを送り込んでしまう。
「ぁははは、にゃ、なのはぁぁ~っ!ゃふぁはは、ご、ごめ、ぁ~っははは!だめぇぇ~っ!だ、ぁぁっぁっひゃぁ~ははは!にゃのはぁぁ~っ!」
「ぁぅ、ぁっ、ひゃははは、ふぇ、フェイ、んぁぁ~っ!きゃふ、きゃははは~っ!ぁはははひゃぅっ、はひゃははは~っ!」
「ほらぁ、なのはちゃんが苦しんでるわよ?フェイトちゃんがちゃんと我慢しないから」
我慢のリミッターがはずれてしまったフェイトにエミーニが意地悪く声をかける。
「ぁ~~っははは、そ、そんなぁぁ~~っ!ゃめぇ、ゃめひぇひゃはははっ!」
フェイトは頭では我慢しようと思っても、一度リミッターがはずれてしまえばもう動かずに我慢することなどできない。
「あっは~♪フェイトちゃんすっご~い!お腹ピクピクしちゃってるよ♪ほらほら~♪」
「ごめんねぇ。イカせてあげたいのは山々なんですけどぉ、今回は気持ちぃのはなしってルールなんでぇ」
ミカは手加減する気がなく、セレーネは絶頂によって気絶するという選択肢はないと告げ、フェイトが絶望しかけたとき、部屋の隅にあった通信機のようなものが鳴り出した。
「本部からだわ。…ちょっと出るね。………はい、調査は終了しています。今は…少し遊んでいるだけで、2、3日中には帰還しま……はぃ?…はい…はい…了解です。それでは。……ふふふ」
何故かエミーニは受話器を置くと嬉しそうに笑い出す。
「どうしたんですかぁ?」
ミカとセレーネがくすぐるのを中断して尋ねる。
「ふふ、本部のワープ装置が故障したらしくて、もうしばらくこの世界で遊んでていいっていう連絡だったわ」
エミーニはそこまで言うとフェイトとなのはを一度ずつ見て、そしてこう続けた。
「あと一日だけの予定だったけど予定変更。フェイトちゃんとなのはちゃんには、本部のワープ装置が治るまでの間、私たちと遊んでもらうことにするわ♪」
「そ、そんな…」
「ぃ…ぃったぃ、どのくらいで、治るの…?」
「さぁ?そんなことより、今はゲームの続きをしましょ♪時間はたっぷりあるわよ♪」
エミーニの言葉で、ミカとセレーネも嬉しそうにくすぐりを再開する。
「ぃ、いゃぁ~~っはははっ!ゃ、もぅ、ゃめぇぇえっ~!ぁあ~~っ!」
「きゃ~っはははは!ぁっぁっあっ~!ひゃめてぇぇ!」
二人の地獄の日々はまだ始まったばかりである。
<Fin>
- 169 :くすぐり好きの名無しさん:2008/12/10(水) 02:14:37 ID:GS4TT5GM
- 超大作乙でした!
作品の規模もさることながら、これだけ長期間モチベーションを維持できるのは凄い事です…!
- 170 :くすぐり好きの名無しさん:2008/12/10(水) 03:19:44 ID:3sSPa6rk
- 少女とくすぐり……これほど相性のいい物が他にあるだろうか!
実にGJでした。
- 171 :くすぐり好きの名無しさん:2008/12/10(水) 09:11:13 ID:WN7LqwCw
- 結局こういう終わり方かよ
- 172 :くすぐり好きの名無しさん:2008/12/10(水) 16:09:22 ID:mAMhyZpw
- くすぐり鬼女は謎の多い妖怪です。今回は、そんな彼女たちの生活を覗いてみましょう。
朝・・・彼女たちはしっかり目を覚まし、活動を開始します。生活リズムは人間と同じなのです。
くすぐり鬼女は主に洞窟を住処とします。大きな群れを築き、女王が統治する、アリのような社会を形成しています。
目を覚ました鬼女たちは地下の湧水で顔を洗い、さっそく朝食を食べに食堂に向かいます。
ほら、食堂では鬼女たちが楽しそうに食事をしています。
鬼女「ほ~ら♪こちょこちょこちょこちょ・・・♪」
男性「うぎゃはははははははっひっひひひひひひひ・・・!!!」
鬼女たちの主食は人間の負の感情です。こうやってくすぐり責めにすることで
苦しい思いをさせ、そこから出てくるエネルギーを摂取するのです・・・。
食堂では今日も大の字に拘束された人間の男たちが、鬼女たちの食欲と好奇心を満たしています・・・。
昼・・・この頃になると鬼女たちは役割ごとに仕事を始めます。と言ってもその内容は様々です。
子供は大人から人間に変化する術を教わったり、くすぐり合いをして遊んだりします。
一方大人の鬼女たちは子供の世話、捕らえた人間の管理、デザート(果物とか)の調達、
人間の村の観察、人間の捕獲などを行います。鬼女は元々かなりの美女なので、ちょっと人間っぽくすれば
相手からホイホイ寄ってきてくれます。後はその獲物を巣まで案内し、そのまま縛り上げるだけです。
夕方・・・鬼女たちの憩いの時間です。仕事を終えた鬼女たちが帰宅し、それぞれの収穫を女王に報告します。
くすぐり鬼女は基本1日2食なので、夕食が待ち遠しくてうずうずしている者が多数を占めています。
夜・・・鬼女たちの夕食の時間です。テーブルには拘束された健康な男性が無数に設置されており、
バイキング形式で食事を行います。人間によって味が違うらしく、人気のある男は真っ先にくすぐられ、失神します。
失神したら別の男と交代・・・そんなことを繰り返し食事は進みます。人間にとっては地獄ですね・・・。
人間はくすぐりやすいように腹と脇の下が露出した服を着せられます。もちろん裸足です。
意外と人間の扱いは良く、食事も3回出されるし、自由時間もあります。脱走しようとすれば公開処刑ですが・・・。
これは人間が家畜を育てるやり方に似ています。鬼女にとって、人間はその程度の存在なのです・・・。
最後に鬼女の繁殖方法ですが、それは女王の役割です。普通の鬼女は子供を産みません。
女王が負のエネルギーを大量に吸収し、それを自分の妖力と混ぜて子を産むのです。
- 173 :くすぐり好きの名無しさん:2008/12/10(水) 17:35:06 ID:zLOHYeWw
- フェイトとなのはの小説を書いた者です。
ここまでモチベーションを保って書いて来れたのは読んで下さった皆様のお陰です。ありがとうございます。
ちょっと忙しくなりそうなので一旦終わりにしましたが、時間があればまた続きを書きたいと思っていたので、一応続きが書けるように終わらせました。つまらないと感じた方、すみませんでした。あと、理想の終わり方などあったら是非、教えて下さい。今後の参考にさせて頂きます。
未熟ですが、今後も時間があったらこの続きだけじゃなく、別のキャラの小説なども書きたいと思っているので、その時はまたアドバイス等を頂けたら、と思います。特にシチュエーションが中々思い付かないので、このキャラをこんな風に、とか言って頂けるとありがたいです。
- 174 :くすぐり好きの名無しさん:2008/12/10(水) 20:23:20 ID:WN7LqwCw
- もう帰らなくちゃいけないからこれで御開き、できれいに終わったらダメなの?
- 175 :くすぐり好きの名無しさん:2008/12/10(水) 21:40:56 ID:3sSPa6rk
- こういう解放されないラストが大好きな人間もおりますよ。
理想の終わり方というなら、エミーニ達は帰るけど白軟鎖は作動したままで
捜索隊に発見されるまでそのまま、あるいはもがきながら白軟鎖を停止させよう
とするも失敗してくすぐられ続けるなのはとフェイト、なんてのが思い浮かびます。
- 176 :暇つぶし・前編2:2008/12/11(木) 20:31:06 ID:VSvjLqtU
- 前書いた奴の続きです。季節がずれてるのはいいっこなし。
初夏を過ぎ、蝉の声と共に陽射しが益々きつく降り落ちてくる。
その灼熱地獄をよしとする人間がいようか。いやいまい。
住んでいる人間でさえ、毎年辟易としているのだ。ましてや、それが他から来た者であるなら、尚更である。
そんな日光が槍の如く、アスファルトに突き刺さる中、
ロングドレスを着た一人の女性がヨタヨタと人通りの少ない道を歩いていた。
「あっついのぅ…、あっついのぅ…」
「マッタク、嫌ニナルワネ」
「お前さんはまだマシじゃろうが…、こっちはこの暑さの中、歩いとるんじゃぞ」
無防備に胸元を開いて、手で風を送りながらブツブツとつぶやく女性に対し、
指輪から涼しげな少女の声が響く。お互いにうんざりした様な感があるのは、
先程から何度もこのやり取りを繰り返しているからだ。
しばしの無言なの後、疑い深げに女性が指輪に問う。
「本当にこの辺なんじゃろうな…。これで、見当違いだったら、お前さんを一週間ぶっ続けで……」
「ダ、大丈夫ヨ! アイツニハ私ノ…、ソノ…、体液ガ染ミ付イテルカラ。ドレダケ離レテモ感ジ取レルノ」
指輪の答えに、その様を想像したのか女性がケラケラと笑い出す。
「しかし、お前さんも間抜けじゃのぅ。虜にするつもりが虜にされて、そいつの前で醜態晒すとは」
「ウルサイウルサイ! ダカラ、今コウシテ、アイツニ復讐スル為……、ッ!!」
指輪の声が不意に止む。それを受けて、女性は顔を上げて、近くにある一軒屋に目を留めた。
「見付ケタ。間違イナイワ」
「ほほ、ようやく。着いたか」
「レシ。指輪ヲ外シテ」
言われるままレシと呼ばれた女性は指輪を外し、軽く放り投げた。
その瞬間、指輪から液状の何かが飛び出し、次にその何かは、ワンピースを着た少女の姿になって現れた。
「フゥ…、ヨウヤク出ラレタワ」
「……フム」
肩を回し、軽く伸びをする少女に、
レシはそっと近づき、脇の下をススッと撫でる。
途端に、少女は可愛らしい悲鳴をあげ、脇を庇いながら慌ててレシから離れた。
「フヒャアッ! ナ、何スルノヨ! レシ!」
「クックック、すまんすまん。ついルサルカが可愛くてな」
悪びれず答えるレシに、ルサルカは溜息で応えた。
- 177 :暇つぶし・前編2:2008/12/11(木) 20:32:11 ID:VSvjLqtU
- インターフォンを押しても返事がなかったため、
ルサルカ達は、粘体状の水を使ってドアの鍵をこじ開け、
家の中を押し入り、物色していく。
「…やはり、留守のようじゃな」
「デモ、イイ物ヲ見付ケタワ」
ルサルカが持って来た写真立てには、親子と兄妹の4人家族の写真が入っており、
その中に写る兄は、ルサルカに一生忘れられない苦汁を舐めさせたあの男に違いなかった。
「フ、フフフ…。ヤット見付ケタワ…」
「ほほう、なかなかいい男じゃのう。嬲り甲斐がありそうじゃ…」
「エェ、タップリ地獄ヲ見セテヤリマショウ。フフフ、クスクスクス…」
人でない二人に、慈悲や情けはない。
ただ、欲望のまま、哀れな生贄を貪り尽くすだけである。
その饗宴を思い浮かべ、二人は残忍な笑みを浮かべた、その時。
カチャリ…と玄関の扉が開き、トタトタと軽い足音が聞こえてきた。
「ッ!」
「帰って来たか」
ルサルカは自分の右腕をロープのように長く変形させ、あの男がこの応接間の扉を開くのをジッと待つ。
そして、その人物は真っ直ぐに二人のいる部屋へ向かい、
何の疑問も抱かず、地獄への扉を開いたのを見て。
「ハッ!」
「えっ? きゃあああ!!」
ルサルカは一気に右腕を伸ばし。そこにいた、ランドセルを小脇に抱えた少女を引き寄せた。
何が起こったのか全く分からずに、簀巻きにされた少女を、
ポカンとした表情を浮かべて眺めながら、レシがルサルカに聞く。
「……? 誰じゃこいつは?」
「……アノ男ノ妹ミタイネ」
「あぁ。さっきの写真に写っとったな」
「お、お姉さん達、誰……」
レシはうんうんと頷き、拘束から逃れようと足掻く少女に近づき、その頭を優しくなでる。
「のぅ、お嬢ちゃん。名前は何と言うのかね」
「え…、さ、小夜です…」
「そうかそうか、ワシらはお前さんの兄に用があるんじゃがの。今、どこにいるか分かるかね?」
「……え、お兄ちゃん? し、知らないです」
「ほっほ、さて…、本当に知らないのかのう」
「マタ、レシノ悪い癖ガ出タワネ…」
ルサルカは溜息をつきながらも、右腕から幾つもの触手を伸ばし、
小夜を大の字にして、床に縛リ付けた。少女は悲鳴を上げて身をよじるも、ルサルカの束縛はびくともしない。
- 178 :暇つぶし・前編2:2008/12/11(木) 20:33:37 ID:VSvjLqtU
- 「さて、小夜ちゃんや。もう一度聞こうか。兄の場所はどこかね」
「し、知らないです…」
「そうか、じゃあ、本当に知らないのか試させて貰おうかの」
怯えた様子の小夜の答えに満足げに頷くと、
レシは小夜の両脇に指を這わせクシャクシャと揉み解した。
「ぅあっ、きゃはっ! あははあぁっ! きゃはははははははぁっ!」
可愛らしい悲鳴を上げて、ジタバタと手足を動かす小夜を見て、
加虐心がそそられたのか、レシは指の動きを激しくしていく。
「ックッククク、いい反応じゃ。子供と遊ぶのは、実に楽しいのぉ」
「あひっ、あはぁあっ! あひゃははははははぁっ!!」
「全ク、悪趣味ナンダカラ」
ルサルカは苦笑しつつも、小夜の足元を縛っている触手を少しずつ増量させ、
完全に足を包むように広げていく。
「きゃああはははははははははは!!く、くすぐったいぃっ! あひゃひゃひゃ! ヒッ!!」
レシに擽られながらも、足元から徐々に冷たい物が這い上がってくるような感触を感じ取ったのか、
恐る恐る視線を下に移した小夜は、自分の足が奇妙な粘体に包まれているのを見て、怯えたような悲鳴を上げた。
「ああ、心配することはない。何も取って食いはせんよ、
……もしかしたら喰われた方がマシかも知れんがのぅ、クックック」
「サァ、踊リナサイ。アノ男ノ妹ニ生マレタ事ヲ恨ミナガラ」
ルサルカが念じた瞬間、少女の足元を覆ってた粘体が一斉に蠕動し、小夜の足を擽り始める。
「あひっ!? あぎゃはっはあひひひっひひっ! や、止めっ、く、くすぐったいいいぃっ! うひひひひはははっ! ひははははははははははは!!」
特に、足の裏はもろい靴下をあっという間に破り、
ヌルヌルの触手が這い回り、敏感な足の裏に貼り付いて、耐え難い刺激を与えていた。
更に触手は動きを変え、細かい毛のブラシの様に変化すると、
高速で動きながら、足の裏や膝の裏、太ももなどを擦り始める。
「ひゃぁぁあああはははははははは! ぎひゃはははははははははは! し、死んじゃっ! 死ぬ! ひゃはははははは本当に! 死ん…ばぁぁぁぁあははははははははは! はひひひひひひひひ! あひゃひゃひゃひゃ!」
「やるのう。じゃあ、ワシも本気でやるか」
レシは、今まで擽っていた指の動きをさらに早め、小夜の苦手な脇腹・お腹等をグニグニと揉み。
また、ドレスの下からスルスルと尻尾を伸ばすと、それを筆のように使って、
脇の下や臍をサワサワと、掃除するように這わせて行く。
「やぁっははははははははははは! あっひはははははああはははははははは! や…、それやめぇっ! あはあははっはははあっひひははははははは! 触らないでええぇははははははは!!」
先程のくすぐったさとは比べ物にならないほどの刺激が襲い掛かり、
小夜はどうにか逃げようと、その小さな体であらん限りの抵抗をするが、
粘ついた液体も、レシの擽りも振り払う事は出来ず、
逆に彼女たちの遊戯を更に盛り上げるだけであった。
- 179 :暇つぶし・前編2:2008/12/11(木) 20:34:03 ID:VSvjLqtU
- 「ふふふ。いい声で鳴くの、これだから止められんわ」
「クスクスクス…、ネェ、今ドンナ気分? 苦シイ? クスグッタイ? モットモット味ワワセテ上ゲル♪」
「んぎははははははは! あははははしんあははははははっ! たすっ、きゃひゃはぁははははははっはぁっははははははは! たすけっ! んぎゃあああゃぁっはっははははは!!」
まだそれほど時間がたったわけでもないが、人外の擽りを受けた小夜の体は汗でびっしょりと濡れ、
呼吸が出来ない為に、目の焦点も揺らぎ、耐え難い苦しさの中で頭が真っ白になっていく。
「ぎひははっあははははっ! あああひっ! ひひひっあははっ! ぎっぎぎゃひっははははっ!!」
「アーア、ソロソロ壊レチャイソウネ」
「ふむ、じゃあ、仕舞いといくか」
「あっあっははっはははははははははは! あは!? ……ひっ! ひやああああああぅぅぅぅ!!」
激しい擽りの中で、突然別の刺激が小夜に襲い掛かった。
ルサルカが小夜の秘部に当たる部分の触手をブルブルと小刻みに震わせ、
レシが長い舌で小夜の乳首をベロリと舐め回し、吸い付いたり責め方を更に変えた為だ。
既に精神の限界まで、嬲られ続けていた小夜に、これを耐え切れるはずもなく。
「あひひっひぃぃぃ!! ああぁぁぁぁっ! ひひはっはははははーっ! あ、んあああぁぁぁぁぁあああ!!」
子供ながらも甲高い嬌声を上げ、快楽とくすぐりの中、小夜の精神は弾け、その意識を手放した。
それでも、まだ笑いながらピクピクと痙攣している小夜を二人は愛しそうに見つめる。
「ふ、短い時間だったが結構楽しめたわ」
「ソウネ。アイツニ復讐シタラ、コノ子持チ帰ッチャイマショウカ」
「そりゃいい。まだまだ楽しめそうじゃからな」
お気に入りの玩具を手にした子供のように、二人は無邪気にはしゃぐ。
しかし、ルサルカはふと、真顔に戻ると、置時計に目をやり、不満げに腕組みした。
「ソレニシテモ遅イワネ。アイツ、今ドコヲホッツキ歩イテルノカシラ」
「まぁ、待ってればそのうち帰ってくるじゃろ。そういや、この子に尋問するんじゃったな。いやいやすっかり忘れてたわ」
「アノネェ、貴女イイ加減ソノ悪イ癖ヲ」
……ガチャリ、と、タイミングよく玄関の扉が開いたのは、口論が始まろうとするその時だった。
- 180 :暇つぶし・前編2:2008/12/11(木) 20:37:39 ID:VSvjLqtU
- まぁ、そんなこんなで暇つぶし終了。
レシとルサルカの猛攻に主人公はどう対抗するのか。
ぶっちゃけ、妹を生贄に帰ってもらうと言う外道な手を使いかねない主人公です。
- 181 :くすぐり好きの名無しさん:2008/12/12(金) 04:35:18 ID:TOsxpcs.
- いやまったく、(レシ流に)子供と遊ぶのは実に楽しいですよねw
小夜がこれからどんな目に遭うのか楽しみにしてます。
主人公の外道ぶりにもw
- 182 :くすぐり好きの名無しさん:2008/12/12(金) 23:51:56 ID:8hwLo3fk
- あの主人公が困ってる所が想像できないw
- 183 : ◆h44221MlYo:2008/12/13(土) 02:59:09 ID:FC.mvLP6
- 食人植物の森
大陸のほぼ中央に、“迷いの森”と呼ばれる広大な森林があった。足を踏み入れた者の大半が帰ってこない
事から、冒険者たちの間でいつの間にかそう呼ばれるようになったのだ。
帰ってこないのは道に迷うからなのか、森の奥に何かがあるからなのか、それとも命を落とすからなのか。
それすらも分からない。
地元の人間は『森の神様の祟りだ』とか『ぬし様の怒りを買ったのだ』などという根拠のない憶測を口に
して恐れ、決して森に近づこうとしなかった。
足を踏み入れさえしなければ何の危険もない。だが、『危険と謎に満ちている』と言われれば逆に好奇心を
かき立てられるのが冒険者という連中である。
自分が迷いの森の謎を解いてみせる、と息巻いて足を踏み入れる者が後を絶たない。なんと大陸の外から
わざわざやってくる冒険者までいる始末だ。
どうやら人から人へ話が伝わって行く内に尾ひれがつき、迷いの森の奥には莫大な財宝が眠っているとか、
この世の楽園があるとか、根も葉もない噂がまことしやかに流れているらしい。
今日もまた、腕に覚えのある冒険者がやってきた。
この冒険の結末がどのようなものになるのかも知らずに……
「へえ……なんだか見たことない植物がいっぱいあるなぁ……」
下草の少ない場所を選びながら、ルシアは迷いの森の奥へと歩いていた。
女剣士ルシアは、大陸のギルドではちょっとは名の知れた冒険者である。歳は若いが、パーティを組まずに
単独でクエストに出られるほどの実力者だった。
「痛ッ! もう……草がちくちくする……」
ルシアは太ももを撫でて血が出てない事を確認する。彼女が身につけているのは俗にビキニ鎧と呼ばれる
露出の多い部分鎧であるため、草むらを歩くとむき出しの太ももに草が当たるのだ。
とても森を歩く格好ではないが、ルシアの戦い方は敏捷性が身上であるため、装備は軽ければ軽いほど
良い。革鎧という選択肢もあるにはあるが、蒸れるのでルシアは嫌いだった。
一時間ほど歩いただろうか。森の景色が入口付近とはまた違った様子になっていた。他では見たことのない
草花があるのは相変わらずだが、その大きさが半端ではない。
中でもルシアが一番目をひかれたのは、巨大な寝袋のような器官をぶらさげた怪しげな植物だった。
- 184 : ◆h44221MlYo:2008/12/13(土) 03:00:55 ID:FC.mvLP6
- 「何だろうコレ……食虫植物みたいだけど……この森にはこんなに大きな虫がいるのかな…?」
地上から2m程の高さにあるそれはちょうど人が1人入れるくらいの大きさで、縦に裂け目が入っている。
見た目はまさに宙吊りになった寝袋だ。よく周囲を観察してみるとその一帯には同じ植物がいくつもあり、
寝袋の口が開いているものもいくつかあった。
「何だか甘い匂いがする……この匂いで虫を誘うのね……」
熟れはじめた果実のような淡い香りがルシアの鼻孔をくすぐる。どうやらその香りは寝袋状の器官から
発生しているようだ。
「なんだか……この匂い好き……」
ルシアの目が次第にウットリと蕩け、無意識に足が謎の植物の方へと向かっていく。
気がつくと、ルシアはいつの間にか寝袋の真下にまで歩み寄っていた。
「……まさか、人間を取って食べるって事はない…よね…?」
ようやくその危険性に気付く。ルシアは『巨大な食虫植物』だとばかり思っていたが、大きさ的には人間を
捕食してもおかしくない。考えてみれば、人間サイズの昆虫がいる事より、人間を捕食する植物がいる事の
方がはるかに現実的である。
「……離れた方がよさそうね」
近くにいたらどんな危険があるか分からない。ルシアはその場から離れようとして――すでに自分が罠に
かかっていた事を知った。
「な…! なに……これ」
足元から生えてきた蔓がルシアの脚にからまり、動きを封じていた。ルシアは慌てて解こうとしたが、
蔓の力は意外に強く、手で引っ張ったくらいでは解けない。
剣を抜こうと柄に手をかけたが、蔓はまるでその動きを読んでいたかのように、ルシアの腕にも絡みつく。
「うう…っ! はな…して…!」
足元の地面から次々と蔓が生えてきてルシアの身体に巻きつく。ほんの10秒足らずでルシアは身動きが
取れなくなっていた。
もう疑う余地もない。食人植物に間違いなかった。
ルシアが『虫を誘うのね』と言った香りは、人間を誘うためのものだったのだ。食人植物は特殊な成分を
分泌して人間の判断力を鈍らせ、魅惑的な香りで誘引する。そうやって人間を近くまでおびき寄せておいて
から無数の蔓でからめ取り、捕食するのだ。頭上の寝袋状の器官と足元から生えてきた蔓は、地面の中で
つながっているに違いない。
「こ、こんな所で……! こんなオバケ植物に食べられちゃうのは嫌…!」
ルシアは、ウツボカズラに捕まった虫のようにじわじわと消化される自分を想像し、青ざめた。
しかし、この食人植物の捕食方法は、ルシアの想像を絶するものだった――
- 185 : ◆h44221MlYo:2008/12/13(土) 03:02:36 ID:FC.mvLP6
- 「ひゃあはッ! ちょ……やめ…! くすぐ…ッ! あははははっ!!」
ルシアは身体をクネクネとよじり、眉をへの字に歪めて笑い声をあげた。
蔓の先端がブラシ状に変化し、ヌルヌルした液体をこすりつけ始めたのだ。程よい柔らかさの無数のブラシ
が、細かく動いてルシアの身体を刺激する。これがもうくすぐったくてたまらない。
「きゃひひひひひひひひひッ! ば、ばか! 腋の下とか…! やめへへへはははははッ!」
ルシアが装備しているビキニ鎧は、小さな胸当て、肩当て、腰当て、籠手、ブーツというパーツからなる、
敏捷性を高めて攻撃をもらわない事が前提の防具であった。動きを封じられてはその効果は全く発揮出来ず、
ましてやくすぐり攻撃に対しては無防備そのものである。ブーツで足が守られているのがせめてもの救いだ。
「あひゃひゃははひはははッ!! な、何でこんな…! あははっ! やめてってばぁあははははッ!!」
ルシアは蔓に絡みつかれた手足を夢中で動かして抵抗を試みるが、いかんせんブラシの数が多すぎる。多少
身体を反らせたりくねらせたりした程度では、蔓ブラシのくすぐり攻撃から逃れる事は出来なかった。
しかもヌルヌルした液体が潤滑剤の役割をしてくすぐったさを倍加させる。ルシアが今まで体験した事の
あるくすぐったさとは明らかに次元が違っていた。
「あひひ! ひゃひひひひ! これ…以上は…! ふぁはッ! ダメへへッ! あぁ~っはははははッ!!」
ジタバタと笑い悶えながら、ルシアは何故こんな事をされるのか理解した。理解して恐怖をおぼえた。
金属製の鎧が溶け始めている。鎧だけではない。剣も、布製のインナーも、身につけていた革袋も、まるで
水に濡れた紙細工のようにボロボロと崩れ、ルシアの身体から落ちて行く。
(裸にする気だ…)
ヌルヌルした液体の正体は、身につけているものだけを溶かす溶解液だった。痛みや熱さなどを感じない
ので、人間の体を溶かす効果はないようだ。
体を溶かされて消化されるわけではないらしいと分かり、ルシアはひとまず安心する。
だが、安心している場合ではなかった。
「ひぃ~ひははははははははッ!! あっひ! 足の裏はやめひぇえへへはははははははははッ!!」
ブーツが溶けてなくなったことで、くすぐりに弱い足の裏が露出したのだ。そこにも容赦なくブラシが
襲いかかる。
ルシアは無我夢中で足をばたつかせ、少しでもくすぐったさから逃れようとした。しかしすぐに足首にも
蔓が絡みつき、動けないように固定してしまう。
「キャハハハハハハハッ!! もうやめて! もうやめて!! もうやめてぇえええッ!!」
すでにルシアが身につけていたものは全て溶けてなくなり、これ以上溶かすものなどないのだが、ブラシは
一向に止まる気配がない。全裸で動けないルシアの全身を、しつこくブラシでこすり続ける。
食人植物は獲物が服を着ているのか裸なのかを判断する事が出来ないのだ。だから獲物の状態に関係なく
体内時計できっちり3時間、溶解液をこすりつける作業を淡々と続ける。
ルシアがどんなに暴れようがわめこうが、このくすぐり責めは3時間経たないと終わらないのだ――
- 186 : ◆h44221MlYo:2008/12/13(土) 03:04:06 ID:FC.mvLP6
- 3時間後――
全身ヌルヌルにされたルシアが、食人植物の根元にぐったりと転がっている。
もう身体は束縛されていない。逃げるなら今しかないのだが、ルシアは起き上がる事も出来ずにいた。
やっとくすぐり責めから解放され、全身の力が抜けてしまっているのだ。
(逃げないと……今度こそ食べられちゃう…)
何とか身体を起こそうとルシアが動いた時、とうとう捕食が始まった。寝袋状の器官が大きく口を開け、
ルシアを丸呑みにしようと迫る。
寝袋の中には人間の指ほどの太さの触手がビッシリと生えていた。全体的に赤くて、まるで巨大ないちじく
のようだ。
「いや……いやぁ!!」
その場から動く事が出来ないルシアは、両手で寝袋をおさえて必死に抵抗した。だが食人植物はルシアの
必死の抵抗をあざ笑うかのように、内部の触手をのばしてルシアを捕らえ、寝袋の中に引きずり込む。
「お願い…! 食べないで…! 私なんか美味しくないよぉッ!!」
やがてルシアは寝袋のなかにすっぽりとおさめられ……そしてゆっくりと寝袋の口が閉じていった――
寝袋の中は意外と明るかった。外からは分からなかったが、小さな通気孔が無数にあって光を通すらしい。
「うう……どうなるんだろう……」
ルシアは、自分がこれからどうやって食べられるのかを想像した。
「消化液で少しずつ溶かされるのかな……それとも、ぐちゃぐちゃに噛み砕かれるのかな……」
どっちの死に方もぞっとしないが、噛み砕かれる方がマシかなと考えていた。同じ死ぬなら、なるべく
苦しくない方法で殺して欲しい。
「お願いだから、やるんなら早くやってよ……」
ルシアのお願いが聞こえた訳ではないだろうが、食人植物が動きだした。無数の触手がウネウネと蠢き、
ルシアの全身を撫ではじめたのだ。その刺激は――
「ひぎゃあひゃひゃははひひひはははははははははッ!! くすぐったひぃいひひひひひひひっ! やめ!
キャハハハハハハッ!! こんな…! こんなのガマンできにゃひひひはははははははッ!!!!」
全身のありとあらゆる場所をくすぐられ、ルシアは狂ったようにもがいた。だが寝袋の内壁は全面触手
である。どんなに激しく動いても触手から逃げられない。ルシアの周囲に、触手が待ち構えていない空間など
ないのだ。
「ぃやはははははははッ! やーっ!! あああ~ッ!! 許して! 許して許して許してェへへへへ!!
ゴメンさないひひひひっ!! タイムタイム! 降参ッ!! ギブッ!! くすぐりはやだあははははッ!」
この世のものとは思えぬくすぐり地獄は、まだ始まったばかりだった――
- 187 : ◆h44221MlYo:2008/12/13(土) 03:05:27 ID:FC.mvLP6
- 「やめれ! ひゃめれ!! くしゅぐったひひゃはははッ! おねが…ッ! おにぇがいやめてえへへへッ!
誰か…! 誰かたしゅけてぇ! もうやだあはははッ! きゃっは! キャハハハハハハハハッッ!!!!」
凄まじいくすぐったさがルシアの全身を襲い続ける。
鎧や衣服を溶かす事を目的とした蔓ブラシの責めとは違い、無数の触手はくすぐったがらせる事を目的と
してくすぐっている。触手の一本一本が人間の指のように繊細かつ機敏に動き、皮膚の表面をコショコショと
掻いたり、先端を軽くくいこませてクニクニと揉んだりと、様々なテクニックを駆使してルシアを苦しめる。
くすぐりに弱い急所ごとに的確な責め方をいくつか使い分け、しかもランダムに強弱を変える事で、同じ
刺激が続かないようにしているのだ。
「あひひひひ…ッ! もう…! もうらめぇ…! くすぐり止めひぇへへへへへへへ!!」
こんなに苦しい思いをするくらいなら、痛くてもいいから殺して欲しい。ルシアは笑い悶えながらそう
思った。だがしかし、この食人植物の本領はこんなものではなかった。
「!!!!! ぐぎゃははははははははっ!! それダメェ!! ヌル…ヌルぅふふひひひひッ!!」
触手の先端から、ローションのような粘液が分泌され始めたのだ。ヌルヌルと滑りやすくなった事で触手の
動きが加速し、くすぐったさがさらに増す。
「たしゅけ…! ここから出してへへへッ!!」
ルシアは激しく悶え、寝袋の裂け目を開こうと両手の爪をたてた。しかしヌルヌルしていて指をひっかける
事が出来ない。寝袋の内壁を夢中で押したり叩いたりしたが、勿論出口は開かなかった。
「ゆるひて!! ゆるひてぇへへッ!! くしゅぐりはもうやらぁああははははははははッ!!!!」
ルシアは動かせる部分を目一杯動かして暴れる。無駄とは知りつつも、じっとしてなどいられないのだ。
だが食人植物は無情にもルシアに残された最後の自由をも奪いにかかる。寝袋を収縮させてルシアの身体に
密着させ、身動きが出来ないように完全に包み込んでしまったのだ。
無数の触手がルシアの柔肌に押し付けられ、皮膚の下にある神経に怪しい刺激を送り込む。動けない事と
あいまって、その責め苦はまさに生き地獄であった。
「ギャハハハハハハハハハハハハハッ!! あっはは! ひひひはははははははははッ!! ぐるじい!!
あたまが…! ヘンになるぅふふひゃははははははははははははははッ!!」
ルシアの足がガクガクと震え、股間から黄色い液体が噴き出した。くすぐったさのあまり失禁したのだ。
しかしそれでも食人植物のくすぐり責めは容赦なく続く。
「もうやらぁははははははははッ!! ひんじゃう! ひんじゃうぅううふひゃひひはははははッ!!」
いっそ気絶してしまえればいいのだが、食人植物はそれを許さない。ちゃんと呼吸が出来るよう適度に
くすぐりをゆるめつつ、気絶しないギリギリのくすぐったさを与え続けているのだ。また内部の酸素濃度を
調節し、ルシアが酸欠になったり、逆に過呼吸になったりしないようにしている。
食人植物がくすぐりをやめない限り、ルシアがこのくすぐり地獄から解放される事はないのだ――
- 188 : ◆h44221MlYo:2008/12/13(土) 03:06:39 ID:FC.mvLP6
- ―エピローグ―
迷いの森の中を2つの人影が並んで歩いていた。風貌からして冒険者のようだ。
一人は巨大な剣を担いだ体格のいい男で、歳は20代後半くらいだろうか。身につけたブレストプレートは
傷だらけで、この男がいくつもの修羅場をくぐりぬけてきた猛者である事をうかがわせる。
もう一人は長身で細身の女性だ。長くとがった耳と褐色の肌――ダークエルフである。スラリと長い脚を
惜しげもなく露出させ、男に寄り添うように歩いている。
「なあ、本当に大丈夫なんだろうな? 俺達も森から出られなくなったりしねえか?」
「身体は大きいのに肝っ玉小さいのね。エルフが森で道に迷うなんて事あるわけないでしょ」
二人は迷いの森の謎を解きに来た訳ではなかった。たまたま近くを通りかかったので、巷で噂の迷いの森を
ちょっとのぞいてみようと寄っただけだ。
そもそもダークエルフの女は、行方不明事件の真相も大方見当がついていた。
「何だか拍子抜けだな。事件どころかモンスター1匹出やしねえ」
「あら、そんな事ないわよ? 見渡す限りモンスターだらけだわ。今ここから見える範囲だけでも11種類の
食人植物が獲物を待ち構えているわよ。帰ってこない人はみんな食べられちゃったのね」
そう言ってダークエルフは、寝袋のような器官を持つ巨大な植物を指差した。
「中でも、あれに捕まったらおしまいね。あれはクスグリブクロって言って、人間の女子供をつかまえて
くすぐり責めにする恐ろしい植物よ。声が外に漏れないから分からないでしょうけど、中はきっと地獄ね」
「食うんじゃねえのかよ……食人植物のくせに……」
「人間がくすぐったがる時に出す精神波が大好物なの。しかも一旦捕まったら最後、植物と同化してしまって
植物が枯れるまで死ぬこともなければ年を取る事もないそうよ」
「へえ、じゃああの袋の中には生きた人間が一人ずつ入ってるって事か……助けなくていいかな?」
「助けるって言っても、植物を切ったら中の人間も死んじゃうわ。それにクスグリブクロは何も悪い事なんて
してないのよ? 生きるためにやってる事なんだから。邪魔したらかわいそうよ」
「ま、俺には関係ねえしな。誰だか知らねえけど捕まった奴は運が悪かった、って事でいいか」
「いいんじゃない? あの植物は何もなければ300年くらい生きるから、中の人も長生き出来るしね。さ、
もう帰りましょ? 早く宿に帰ってえっちの続きしよ?」
ダークエルフは男の腕にしがみついて甘える。男は優しく微笑んで、クスグリブクロに背を向けた――
ルシアがくすぐり地獄から解放される唯一のチャンスが、今消えた。
明日になれば、膣内に入り込んだ触手がルシアの体内に根を張り、ルシアは死ねない体となるだろう。
そしてクスグリブクロが枯れるその日まで、人知れず笑い悶え続けるのだ。
300年間、助かる事も、休みを与えられる事も、くすぐったさに慣れる事もないまま――
- 189 : ◆h44221MlYo:2008/12/13(土) 03:15:30 ID:FC.mvLP6
- ビキニ鎧ってある意味最強じゃね? と思って書き始めたものの、割とすぐに
やっぱり邪魔じゃね? となって結局脱がす事にw
終わってみればこんな話になってました
手が空いた時にでもまとめお願いします
- 190 :くすぐり好きの名無しさん:2008/12/13(土) 03:23:43 ID:HMGAHz7c
- 無感情な人外に徹底的にくすぐられて死ぬことすら出来ない……
実に素晴らしい展開です。GJでした。
- 191 :くすぐり好きの名無しさん:2008/12/14(日) 16:13:06 ID:s73ggoHA
- ぐっじょぶ! 丸呑みもビキニ鎧も大好物であります! ノ*>ω<)ノ
しかし、名前を見た時に某D&Dが思い浮かびまして、
以降ルシアのイメージが完全にあのエルフに…
ビキニアーマーは脱がさずくすぐれるのが肝ですが、丸呑みと言えば衣服消化が肝。
個人的には良い塩梅なのではないかと!
丸呑みの本質は自身の絶対領域に引きずり込む事にあると思うんです、
丸呑みに限らず、夢内のナイトメア(夢魔)とか、ゲームのゲームマスターとか、
何かに取り込まれて逃げ場なく色々されちゃうのはエロエロですね! ヾ(>ω<)ノ
- 192 :くすぐり好きの名無しさん:2008/12/20(土) 23:48:42 ID:C/G8.ORko
- 神
- 193 :くすぐり好きの名無しさん:2008/12/23(火) 21:05:48 ID:hqayFXmoC
-
とある世界のとある場所で、クリスマスイヴの日、ひとりの少女が友達から電話でクリスマスパーティーの誘いを受けていた。
『ユキ、今夜空いてる??クリスマスパーティやるんだけどあんたも来ない??』
「え~と…ごめん、あたしはちょっと用事があるから無理…」
少女の名前は宮河ユキ。15歳の高校一年生である。
『そっか…ユキ…可愛いもんね…そりゃそうだよね…この裏切り者~!』
「ち、ちがうって!別に彼氏とかそういうんじゃないのっ!ただちょっと…用事が…」
友人の言うように、少し低めの身長で、短めに揃えたさらさらの髪にパッチリとした目を持つ少し幼さを残した顔のユキは、美少女と言われても不思議はない。しかし、ユキが予定を空けられないのは本当に浮いた話が原因ではなかった。
『わかった、わかった。そういうことにしといてあげる。それじゃ、バイバイ』
「こらぁ!ホントに違うからっ!変な噂とか流したら承知しないからね!!」
友人に釘をさして受話器を置くと、ユキはため息をつく。
「あ~あ…いいなぁ…まっ、仕方ないか。それより、ちょっと急がなきゃ『集会』に遅れちゃう」
そう言うとユキはクローゼットから衣装を取り出す。それは赤を基調として、所々にふわふわの白い綿のついた服と帽子。いわゆるサンタクロースの装束だった。もちろんユキに合わせて女性用で、さらにユキは動き易いように黒いタイツを穿き、スカートをミニにアレンジしていた。
「やっぱこの格好は恥ずかしいな…」
ユキは着替え終わると鏡の前で一人、照れながら呟く。そして時計を見上げるとはっとした表情になりそれから身支度を整えると再び鏡の前に立ち、おまじないのようなものをしてから口を開いた。
「え~と…サンタ協会まで。合言葉は『赤鼻のトナカイ』!」
次の瞬間、ユキは鏡に吸い込まれるようにして部屋から消えた。
ユキがサンタ協会の本部である屋敷に着くと、同じようにサンタのコスチュームに身を包んだ12~20歳くらいの女の子達がパーティー会場のようになっているフロアで大勢くつろいでいた。
この世界では、12~20歳の間の女の子に魔力が発生することがあり、そのような魔力を持つ女の子がスカウトされたり親から受け継いだりしてサンタの仕事をこなしているのだ。
「ユキ、遅刻よ」
そう声をかけて来たのは小林セツミ。ユキより一つ年上で、同じくサンタをやっている。
「あっ、セツミ先輩。平気です。まだ仕事開始までには時間ありますし」
「もう…最初から全体説明はサボる気だったのね?」
「えへへ…だってどうせいつもと同じ説明だし、聞かなくていいかなーって。あたしそういうの眠くなっちゃうから…それより、今年は負けませんよ」
「ああ、プレゼントの軒数?」
「はいっ」
彼女たちサンタは魔法をかけると欲しいものに変化する星型のアイテムを一つ持って子供の家に行き、プレゼントに変化させたら戻ってきて報告。これを繰り返すのが仕事である。一回ずつ戻ってくる理由は、何か事故があったときに魔法のアイテムがたくさんあってはまずいからだ。最近ではこのアイテムやサンタの秘密を狙って彼女達を捕らえたりする者もいるため、行き先や帰還の報告は絶対なのである。長時間帰還の報告がないサンタの元へは別のサンタが救出に向かう。
彼女達の間ではプレゼントに成功した軒数がそのまま実力として認識されるのだ。そしてセツミは去年全体の3位、ユキは8位。二人とも文句なしのエースだった。
「勝負は構わないけど仕事はしっかり気をつけてよ?」
「大丈夫だよ~。見つかるようなヘマはしないですって」
「そうじゃなくて、誘拐とかよ。…毎年増えてるし、ユキは去年救出やってないからわからないかもしれないけど…捕まったサンタはすごくひどいことされるのよ?それでも秘密は絶対守らなきゃいけないし」
「ホントに大丈夫ですって~。あたしが強いの先輩も知ってるでしょ?」
「それはそうだけど…」
「まあまあ、そんなことよりなんか食べましょうよ。もうあたしお腹ペコペコです」
そう言うとユキは食べ物の置いてある机の方へ歩き出した。
- 194 :くすぐり好きの名無しさん:2008/12/23(火) 21:06:50 ID:nE69hoLcC
- 「おじゃましま~す…サンタで~す」
小声でそう告げるとユキは大きな屋敷に侵入した。この屋敷は8軒目に指定された家で、今まで来た家の中で一番の巨大さだった。
「え~と…この家には女の子が一人…も~っ!なんでこんな広い家に当たったかなぁ、時間かかるとセツミ先輩に負けちゃうよ~」
ユキは愚痴をこぼしながらも、魔法を駆使してセキュリティを解除しつつ屋敷の中を高速で進んでいく。そしてやっと女の子の部屋を見つけ、中に入ろうとした瞬間に
「あら、随分可愛いサンタさんですわね」
と声をかけられて凍り付いた。
「(やばっ、見つかった?)」
慌てて振り向くとそこには美しいメイド姿の女性が立っていた。年はユキより一つか二つ上だろうか?
「私、この屋敷のメイド長を勤めている美咲と申します。一体どんな「ふっ!」
美咲の言葉が終わらぬ内にユキはサンタとしての咄嗟の判断で目撃者を気絶させるために飛び掛かっていた。魔力を込めて加速し、延髄に一撃をいれる見つかった時にいつも使う戦法だ。しかし、今回は上手くいかず、腕を取られ、床に組み伏せられてしまった。
「あらあら…随分乱暴なあいさつですわね」
「ぁ、ぁなた、何者…?」
「それは今こちらが聞こうとしていましたのに…まぁ噂のサンタクロースだということはわかります。聞きたいことは山ほどありますが、まずはお名前を教えて下さい」
「………」
美咲の言葉にユキは無言で返す。
「ふふ、仕方ありません。皆さん、この可愛いお客様におもてなしを」
美咲がそう言うと、暗闇の中から何人ものメイドが姿を現す。
「(まずい…なんとか今脱出しないと…!)」
そう思ってユキは力を振り絞って逃れようとしたが、次の瞬間走った刺激で阻まれた。
「ふぁっ!な、ゃははははっ、ひゃ、ぁくふふふっ、ひゃひゃひゃ、んぁっ、くぁ~っ」
ユキを押さえつけていた美咲がそれを読んでいたかのようにユキの体をくすぐり出したのである。突然与えられた刺激にたまらずユキは笑い悶え、そうしているうちに現れたメイド達に両手両足を固められてしまった。
「可愛い声ですね。敏感なのにそんな衣装着ちゃって…」
サンタ装束を眺めながら言われてユキは顔を赤く染める。
「さて…では」
「宮河ユキよ。最初に言っておくけど、名前は教えてもサンタについては何も話す気ないから。もちろん、道具についても」
「そうですか…」
ユキの拒絶の言葉を聞くと、美咲は少し考え、やがておもむろにユキの太腿をタイツの上から撫で始めた。他のメイド達もそれに続いて二の腕や背中などを撫で始める。
「く…ふ…ぁぁ…な、なんの…つも…り…ぃ…ぅ…」
「どうです?気持ちいいでしょう?私達はこういう技も仕込まれておりますから。もしいろいろと教えてくれたなら、後ほどもっとすごいことを好きなだけ堪能させてあげますよ?」
「だ…れが…ん…そん…な…ぁ…ふぁふ…な、なにを…されても…ぁた…しは…しゃべらない…わよ…くぅ…ふぅ…」
顔を真っ赤にし、悶えながらもユキはきつぱりと拒絶する。
「では、話してくれる気になるまでいろいろとサービスさせて頂きましょう。皆、ここではお嬢様を起こしてしまうから場所を変えますよ」
美咲の声でメイド達がユキの体を持ち上げる。ユキは抵抗しようとしたが、送られてくる甘い感覚で力が入らず、なすがままだ。
「どちらにしますか?」
「そうですねえ…あっ、音楽室にしましょう。あそこならユキさんがいくら可愛い声を上げても漏れる心配がありません」
笑顔の美咲の言葉と共に、ユキの体を撫でながらメイド達は移動を始めた。
- 195 :くすぐり好きの名無しさん:2008/12/23(火) 21:08:33 ID:ezVHt4w2C
- 「ぁ~っはははははっ!くぁひゃひゃひゃ、くぅぅ、ゃはっ!きゃはははは、はひゃくふふふ、ぁっ、ぁぁ~っ、はぁぁあぁ、ゃ、ぁ、ひゃ~っははは、んぁぁぁああ~っ!」
防音バッチリの音楽室の中にユキの笑い悶える声が響いている。体の力が抜けるような甘い刺激を受け続けたユキは、ろくな抵抗もできずにここに連れてこられると、10人を超える数のメイド達によって、両手両足を大の字で抱えられ、四肢を固められたまま『サービス』を受けさせられていた。
動きやすさを意識したサンタ装束は、くすぐられる側としては最悪で、メイド達の指は薄い生地の上から脇腹やお腹などを走り回り、剥き出しの太腿をストッキングの上から揉んだに撫でたりしてたまらなくくすぐったい刺激を送り込んでくる。
「どうですか、ユキさん?話してくれる気になりました?」
「ぃや~っはははは、ひゃははは、くぁぁっはぁぁっ!こ、こんなのぉぉぁはは、はは、ゃ、はぁぁ~っはははっ!」
「あらあら…皆さん、まだサービスが足りないみたいですよ?」
美咲がそう言うとユキに群がっているメイド達が笑顔を作り、足を抱えていたメイドはユキのブーツを脱がし、足の裏やふくらはぎをくすぐり始め、上半身をくすぐっていた者はユキのやや小振りな胸もくすぐり始めた。
「ぁぁ~っぁははは、ゃだ、くぁはぁぁ~っひゃはゃひゃ、だめぇぇぇぇ!んぁあ~~っはははは、ぅくぁぁぅ、ぁぁっ!ひゃははは、きゃ~っはははは」
全身から送られてくるくすぐったさに、ユキは顔を真っ赤にして唯一自由な首をぶんぶんと振り回す。小柄なユキの可愛さを引き立てていたサンタ服は大いに乱れ、蒸気した肢体と相まって妖しい魅力を放っている。
メイド達はそんなユキを見てますます嗜虐心をくすぐられ、容赦ないサービスを加えていた。
それが10分くらい続き、ユキの笑い声が少し弱々しいものに変わり始めた頃、美咲の合図でユキへのサービスが一旦止められた。
「どうです、私達のサービスに満足して頂けましたか?」
「はぁ…はぁ…こ、こんなことしても…む、無駄よ…そのうち…はぁ…あたしの仲間が助けに来てくれる…」
意地悪く聞いてくる美咲を潤んだ目で睨み付けながら荒い息でユキが言う。だが、ユキの顔は涙と涎で濡れ、時折お腹や足がぴくぴくと動いてしまって、全く迫力がない。
「その時はより多くの方をおもてなし出来ますね。メイドとしては嬉しい限りです。サンタはみな可愛い女の子だと聞きますし…」
ユキは美咲のその言葉に背筋が凍るようなぞっとする感覚を覚えたが、そんなユキに構わず美咲は続ける。
「だけど今はユキさんへのサービスが先です。これでも満足して頂けないとなると…」
そこで美咲は言葉を切り、笑顔でメイド達に合図を送った。
- 196 :くすぐり好きの名無しさん:2008/12/24(水) 03:37:36 ID:WVNi5PTAC
- 良作ktkr
快楽責めも交えて助けに来た先輩達も一緒にくすぐられたりする展開キボン
- 197 :くすぐり好きの名無しさん:2008/12/24(水) 11:36:30 ID:aXxzfh7MO
- 先輩たちも一緒にくすぐられる展開も良いが、助けだされた後に失敗した罰として先輩たちにくすぐられまくる展開もありかな、と思うが…違うか。
- 198 :くすぐり好きの名無しさん:2008/12/24(水) 22:33:10 ID:5PpxkjjYO
- ドSの人がくすぐられてるものも結構いいと思うけど
- 199 :くすぐり好きの名無しさん:2008/12/24(水) 23:10:54 ID:rUsRk7zYO
- 「ぁぁっ!…ぅ…くぁぅ…んんっ!ひぁ、ぁぅっ…はぁ…ふぁぁぅ、くふぅっ、ん、ゃ、ゃぁぁぁはぁ…」
美咲の合図によって再び始められた『サービス』は、先程までの激しいものではなく、愛撫のような、くすぐったさと快感が入り混じった優しいタッチのくすぐりだった。メイド達はよく手入れされた細くて美しい指を駆使し、慣れた手つきでユキの体を弄ぶ。
「ゃぁ…ん、はふぁぁっ、く、くぁぁっ!こ、こんな…ぁはぁぁぅっ、ふぅぁん…だ、だめぇぇ、なぁっ、くぅんんっ」
「ふふ、ユキさん、素敵ですよ。話したくなったらいつでも言って下さい」
ユキの下に手を滑り込ませ、お尻を優しく揉みほぐしながら美咲が意地悪く言う。ユキはくすぐったさに身をよじり、気持ち良さに甘い息を漏らしながらも、サンタとしての使命感から拒絶を続けていた。しかし、メイド達のくすぐったさを混ぜ合わせた巧みな愛撫のテクニックは、確実にユキから理性を奪い、快感を自覚させ始めつつあった。
「はぁぁ…ぁ…ぃ…ひゃふぅ…ゃぁ、ゃだぁ…んくぅっ…ゃ…だめっ、だめぇ…くぁぁ、ぁぁっ…ぁふふっ、ふぅっ!ゃ…」
「ユキさん、教えてくれたらちゃんと止めてあげることを約束しますよ。それに、もしお望みなら、私達の技巧の全てを駆使してユキさんに気持ち良いことをしてあげても構いません。教えて頂けませんか?」
美咲のこの提案は今のユキには魅力的であったが、ユキは悶えながらも泣き笑いの表情でふるふると首を振る。そしてそのまま絶頂に近付き、どんどん息が荒くなってゆく。そんなユキの様子を見て、美咲は
「仕方ありませんね…」
とつぶやくと、メイド達に合図を送り、サービスを愛撫から激しいくすぐりに切り替えた。するとユキの発する声が甘いものから再びけたたましい笑い声に変わり、込み上げていた絶頂感も消え去っていく。
「教えて頂けるまでたっぶりとサービスを受けてもらいますよ」
再び笑い悶えるユキを見て、美咲は微笑んだ。
- 200 :くすぐり好きの名無しさん:2008/12/24(水) 23:18:04 ID:rUsRk7zYO
- なのフェイに続いて、サンタ娘をくすぐりたくて書き始めてしまった者です。
思うように時間が取れなくてクリスマスが過ぎても完結は難しいです…
先輩サンタが助けに来て一緒にくすぐられるか、失敗の罰でくすぐられるかは悩みます。同時にできるシナリオは…やっぱり難しいですかね。。。
ともあれこなまま書き続けると季節に合わなくなっちゃうかもしれませんが大目に見てやって下さい。
- 201 :くすぐり好きの名無しさん:2008/12/25(木) 02:15:16 ID:QUEZK13w0
- 実に良い。
- 202 :くすぐり好きの名無しさん:2008/12/25(木) 03:24:06 ID:12McvdoM0
- >>200
先輩サンタが捕まってお仕置きされ、
その後やってきたベテランサンタがメイドたちを逆お仕置きし、
最後に、未熟サンタたちに罰を当てれば皆幸せになれるよ。
- 203 :くすぐり好きの名無しさん:2008/12/25(木) 12:31:19 ID:uZsTREW60
- >>200
実にGJ
>>202
なんという…素晴らしい
- 204 :くすぐり好きの名無しさん:2008/12/25(木) 12:52:16 ID:9tGRi/eMC
- 「…な、なにを…話せば、ぃぃの…?」
愛撫のような優しいくすぐりでなぶるように快感を与え、絶頂が近付くと激しいくすぐりで絶頂感を奪う。そんな『サービス』を繰り返され、何度か目の愛撫が始まったとき、あまりのくすぐったさともどかしさで、ついにユキは美咲に尋ねた。繰り返されるくすぐったさと気持ち良さの嵐によって、ユキの顔は涙と涎でくちゃぐちゃで、サンタ服の襟元や胸の部分までびしょびしょ。そして恥ずかしい部分から流れた液体は、黒タイツの股間部分を変色させるほどになってしまっていた。
「そうですね…サンタ協会のトップの人の名前とかはどうでしょう?」
ユキが答える気になったのを見ると、メイド達に停止の指示を出して美咲が言う。
「はぁ…はぁ…そ…それは………」
「おや、答えて下さらないんですか?」
ユキが言いよどむと再びくすぐり愛撫が始まる。
「ぅぁぁっ、ん…ち、ちがうぅ、ふぁ…ちがうのぉぉっ!ぁた、ぁたしは、はぁぅ…ぁたしは…ただの配達、員だから…ぁぁっ、し、知らない、くふっ、くぅ~っ」
「本当ですか?」
そう問い詰めながら美咲はユキの恥ずかしい部分に綺麗な手を伸ばし、そのまま少し強めの刺激を与える。
「はぁぅぁぁんんっ、ほ、ほんとうだからぁぁぁっ!ぉ、お願いぃ、これ以上はぁぁっ、くぁぁぁっ!」
「そうですか…それならこれの使い方なんかはどうです?」
美咲がそう言って取り出したのは、星型のプレゼントアイテムだった。
「まさか、プレゼントであるこれの使い方を知らないなんてことはないでしょう?」
そう問われたユキの頭の中は様々な感情が渦巻いていた。もちろん使い方は知っている、魔力を込めて合言葉を唱えればいい。しかもセキュリティのため合言葉は毎年変わるので、もし言ってしまってもそこまで大事にはならないだろう。だがそれを教えてしまったら救出された後、本部でとてつもないお仕置きを受けることになってしまう…
「(だけど…もう…もうこれ以上は無理だよ)」
かれこれ1時間近く何度も焦らられながらくすぐられ、身も心も限界を迎えていたユキは、結局話すことを選び、
「ま、魔力を込、めて合言葉を、んぁぁっ、『良い子に幸あれ』って唱えるのぉぉ!、はぁぁぅっ、ゃ、ゃめてぇっ、話した!話したからぁぁふぁぁ、止めてよぉっ、これ以上ゃられたら、ぁっ、ぁぁっ、はぁんんぅ、ぉ願ぃ、ぁふぅぅんっ」
「本当はまだ聞きたいこといっぱいあるんですけどね…そんなに可愛くお願いされたら仕方ありません。一度イかせて差し上げましょう」
美咲がそう言うとメイド達の指の動きが、よりいやらしくなる。
「そ、そんな、話が違っ、ふぁ、ぁぁっ、ゃめ、やだっ!ゃぁは、ぁぁはぁぁあっ!だめっ、だめぇぇぇぇぇ!ぅぁぁああぁぁぁ~~っ」
ユキは抗議の言葉を発しようとしたが、長時間の愛撫で体がすっかり出来上がっていたこともあり、メイド達の巧みな指使いが激しくなり、美咲が秘部に強烈な刺激を送り始めると、すぐに絶頂に達し、がくがくと痙攣すると、そのままぐったりとして余韻に浸り始めた。
「ふふ、時間はまだたっぷりありますから。皆さん、ユキさんを大浴場へ。服を洗濯して、体を洗って差し上げますよ」
美咲の指示が飛び、メイド達がユキの体を運び始める。長時間責められて絶頂を迎えたばかりのユキは、体に力が入らず、声もろくに出せないまま、なすすべなく運ばれていくのだった。
- 205 :くすぐり好きの名無しさん:2008/12/31(水) 20:55:41 ID:NHp4/JMIO
- 「は、離してっ!くっ、このっ!」
大浴場の脱衣所に連れて来られたユキは絶頂の余韻も冷めて、まだ少しふらつくものの、無理やり服を脱がされそうになると、抵抗できるくらいの元気は取り戻していた。
しかし、少し元気になったといっても多勢に無勢。何人かのメイドに力の抜けるように優しくくすぐられ、その間に一枚、また一枚とサンタ装束を脱がされ、やがてユキの少し幼さを残した綺麗な肢体があらわにされてしまった。
「…綺麗ですね。少し妬けちゃうくらいに…」
美咲が思わずつぶやく。やや小振りだが形の良い胸、綺麗なおへそ、そして健康的な足。小柄なユキは美人というよりは美少女だが、その裸体は美しいものだった。そんなユキがメイド達の視線を浴びて羞恥に顔を赤く染め、目を潤ませて俯くと、メイド達の心には、もっといじめたい!という期待がどんどん膨らんでいく。
「もう抵抗しないんですか?」
俯いたまま動きを止めたユキに、内心の期待を押し殺しながら美咲が尋ねる。
「もうすぐ、あたしを助けに他のサンタが来るもの。それまで体をきれいに洗って待つのもいいかなって思ったのよ。助けが来たらあなた達なんて…くひゃぅっ、ん、ふぁっ、くぅぅ…!」
ユキの言葉を遮り、美咲の指がユキのさらさらの肌の上を踊る。
「この屋敷の警備は完璧です。それに罠も仕掛けて置きましたし、まだ忙しいクリスマスの今夜にそう大勢のサンタさんが助けに来れるとは思いません。来た娘はユキさんと同じように『もてなす』だけですよ」
美咲はそう言いながら指をつつーっと降ろして行き、ユキの恥ずかしい部分に到達すると、弄び始める。
「ぁ…は…はぁぁ…ふぅ…ん…ぃ…ゃ…」
「さて、とりあえず体を隅から隅まで念入りに洗ってあげます♪私達のテクニックはすごいですよ?」
言い終わると美咲はユキを弄ぶのをやめ、自身も服を脱ぎ始めた。
「わぁ…大きな屋敷ですね~」
「そうね、…本部で聞いた情報より全然大きいわ…」
ユキが大浴場に運ばれ、新たな『サービス』を受け始めようとしていた頃、屋敷の外に大小二人のサンタ装束の女の子の姿が現れた。すらっとしたスタイルの良い体にサンタ装束を纏ったセツミと、セツミに誘われてついてきた、やや小柄なユキよりさらに小柄なサンタ、シホである。
本来ならクリスマスの夜が明けてから点呼を取り、チームを組んで救出に向かうのだが、勝負に気合いを入れていたユキの記録が伸びていないのを見たセツミが気になって受付に聞くと、この屋敷に行ったまま戻って来ていないというので調べに来たのだ。
その際、近くを通りかかったシホにも万が一のためについてきてもらったのである。シホはサンタの中でも最年少組である14歳で、勝負事にがつがつしていないからランキング上位ではないが、その小柄さを活かしたスピードはかなりのものだ。勝負に興味がないことが幸いして、突然のセツミの要請にも応じてくれた、いわゆる『いい子』だ。
「こんなに大きな屋敷なら、ユキ先輩、ただ時間かかっちゃってるだけなんじゃありませんか?それか嫌になってサボってるとか?」
「う~ん…その可能性もあるけど…あの子は実力もあるし、仕事にすごい真剣だから…とりあえず二手に別れてざっと確認しましょう。女の子にプレゼントが届いているかの確認と、ユキがいるかの確認。くれぐれも気を付けて、無理はしないように。30分後にここで合流。もし私が戻って来なかったら本部に連絡して」
「了解しましたっ」
セツミはシホの返事を聞くとうなずき、二人は別々の方向へ向けて走り出した。これから苦痛とも快楽とも言える感覚を味わう無限のような一晩を迎えることになるとは知らずに。
- 206 :くすぐり好きの名無しさん:2009/01/01(木) 16:58:31 ID:mUZi7K9o0
- たいへんすばらしいです
- 207 :くすぐり大好き:2009/01/01(木) 23:55:52 ID:SY7SSdMg0
- 女の子が男の子に意地悪されしながらくすぐられる小説っていいですよねっ!
私はバカだからできませんが誰かできるならよろしくお願いします。
- 208 :くすぐり好きの名無しさん:2009/01/02(金) 00:12:42 ID:iSxmbelEO
- 「これが…お風呂なの…?」
大浴場に入れられたユキは思わずつぶやいた。たしかに巨大な浴槽にたくさんのシャワーと、パッと見ただけならただの大きな大浴場なのだが、所々にあるベッドのような柔らかそうな突起や、どんな効果や機能があるのかわからない異様な形の風呂が何十種類もあるのだ。だが、ユキがそんな大浴場に戸惑う暇もなく、メイド達はあっという間にユキを柔らかい突起の上まで連れていくとそのままユキを取り押さえる何人かを残して散って行き、『サービス』の準備に入る。
「さて…ユキさんにはこれから我が屋敷の特別風呂をたっぷり堪能して頂きますが、その前にしっかり体を洗ってあげますね。うちのはちょっと刺激が強いかもしれませんが…どこか念入りに洗って欲しいという希望あります?」
ベッドの上で仰向けに四肢を広げるようにして寝かされているユキにシャワーでお湯をかけながら美咲が尋ねる。
「ぁ、熱っ…別にないっ…なんでもぃぃから、ゃるなら早くすればぃぃじゃないっ」
お湯で濡らされた艶やかな肢体を光らせながらユキが投げやりに答える。
「あら、早くって…そんなに私達のサービスを気に入ってもらえたんですか?さっきのも気持ち良さそうにしてましたからねぇ…」
「なっ…ち、違うっ!そんなんじゃなくて、あれは、ぅぁっ、な、何…?」
美咲のからかいの言葉に反論しようとしたユキは、ふいに体に垂らされた冷たい液体の感覚に思わず言葉を止める。
見ればメイドの一人がユキのお腹にボディソープのような液体をかけている。
「これはユキさんのような可愛いお客様のためのボディソープなんです。効果は…まあ、すぐにわかります。そしてこれが…」
そう言って美咲は他のメイドから繊維状の手袋のようなものを受け取り、手にはめる。
「より細かい部分までお客様の体を洗って差し上げるための特注の手袋なんですよ」
見れば他のメイド達も皆同じ手袋をして笑顔でユキを見下ろしている。
「この手袋、私も何で出来ているのか詳しくは知らないんですけど…水を吸うとすごいんです。こんな風にね♪」
「ん…っふぁぁっ」
繊維状の手袋でボディソープで濡れたお腹を撫でられて、ユキが思わず声を漏らす。
「ふふふ、ユキさんの肌…すごい、滑らかですべすべですね♪みんなもちょっと触ってみて」
そう言われると、他のメイド達も妖しい笑みを浮かべたまま、次々にユキの体に手を伸ばしてゆく。
「ゃ、ゃだっ、さわらな、ぃ~っ、ふぁぁぁっ!ぃゃっ、ぁぁぅんっ、駄目っ、ひゃひゃ~~っ、ぅぁ~はぁぁぁふっ、ゃめてぇぇぇ~っ」
肌触りを楽しむようなメイド達の指の動きに弄ばれ、ユキの体が跳ねる。捕まってからずっとくすぐられ続けたために、少しの刺激に過剰に反応してしまうのだ。
「さて、そろそろ本格的に洗いますよ」
美咲の言葉を合図に、メイド達による『サービス』がスタートした。
- 209 :くすぐり好きの名無しさん:2009/01/02(金) 00:19:52 ID:iSxmbelEO
- あけましておめでとうございます。
もう新年なのにまだクリスマスのネタを書き切れてない未熟者です。
一応の筋は立ってるので、(といっても勢いで登場させてしまった他のサンタをどうするかが微妙ですが…)時間が取れた時にでも最後までいきます!その時までこの場をお貸りさせてもらいますっ…
拙い文章ですが、今年もよろしくお願いします。
- 210 :くすぐり好きの名無しさん:2009/01/02(金) 11:52:36 ID:vhjghNxI0
- 新年おめです。そしてGJ!
これは『サービス』が楽しみですね
- 211 :くすぐり好きの名無しさん:2009/01/02(金) 15:20:09 ID:iSxmbelEO
- 「ゃははっ、くすぐっ、ひゃぃぃっ!ぁ~っははははっ、ゃだ、ゃぁ~っくくく、ふひゃっ、ぁはっ、ぁっぁひゃはははっ!」
「ユキさん、腋もしっかり手入れしてるんですねぇ…でもまだまだ綺麗にできますよ♪」
と、手入れされた腋の下を指でしつこく撫でられ、
「おへそもいい形♪しっかり洗わないといけませんね~」
と、おへそを掻き混ぜられ
「おいしそうな脚…♪」
と、太腿からふくらはぎにかけてを撫でられる。
水を吸った手袋をしたメイド達にボディソープでぬるぬるになった体を弄ばれ、くすぐったいようなもどかしいような刺激にユキは笑い声とも悲鳴ともいえる声をあげさせられていた。
やや小柄ながらも無駄のないユキのしなやかな裸体は濡らされて妖しい魅力を放っている。
「ユキさんったらこんなに嬉しそうにしちゃって…どうです?どこかかゆい所とかあります?」
笑い悶えるユキに更なるボディソープをかけながら美咲が聞く。
「ひゃはははは、ぅ、ぅれひゃぁふぁはは、ぁぁ~っくぅぁはは、ぅれしくなんかなぃぃったらぁぁ~っ!」
動かせる首をぶんぶんと振りながらユキが叫ぶ。
「やはり満足とまではいきませんか、では…」
言いながら美咲は繊維に包まれた手をユキの胸にもっていき、その小振りな胸を包み込むように撫で始める。
「私がマッサージも兼ねて胸を洗って差し上げます。私のはすごく気持ち良いって評判なんですよ?」
そう言って手の動きを撫でるものから徐々に揉む動きに変えていく。
「ふぁぅひゃはははっ、んぁぁっ、はひゃ、ぁははははっ、だ、だめ、さ、むぅぅふぅ~っ、ぁははぁ、ぁはぁ、くひゃははっ、や~っははは、はぁぁ~っ」
くすぐったさにほんのちょっと甘い刺激を加えられ、ユキはもう感覚がどうなってるのかわからないまま悶え苦しんでいる。
「このボディソープの効果…感覚を鋭敏にしてくれるんですけど、そろそろ効いてきましたか?」
問いかけながら美咲が固くなってしまったユキの胸の先端の突起をつまんでくりくりと遊ぶ。
「~~っぁぁっ、~ぁ、ゃぁ、もうむりぃぃぃ、止めて、くぁぁ~~っ、ぉ願いぃ~っ、こ、のまま、じゃぁぁ~っ」
全身を突き抜けるような感覚に耐えきれず、ユキが涙を浮かべて懇願する。
「心配しなくてもこのボディソープの匂いを嗅いでいればそうそう意識が飛んだりすることはありません。私達のサービスを長く堪能してもらうにはもってこいですね♪」
笑顔で言いながら美咲がユキの胸を弄び続ける。他のメイド達も楽しそうにユキの肌の上で指を踊らせている。
「もう少し洗ったら今度は反対側よ、みんな気合い入れてっ!」
サービスはまだまだ続く。
- 212 :くすぐり好きの名無しさん:2009/01/03(土) 23:28:06 ID:rDB0unFw0
- GJ!
貴方の書く小説は今までで一番好きだわ
- 213 :くすぐり好きの名無しさん:2009/01/05(月) 03:51:16 ID:.gtCSNHc0
- オリキャラスレで出てきたネタをもとにしたSS、とりあえずこっちに投下する。
話の流れが分からない人はあっちのスレを覗いてくれると幸いです。
- 214 : ◆AjN2xCq7C6:2009/01/05(月) 03:52:02 ID:.gtCSNHc0
- 生徒会長の日常
「あ、あの…梨華様……?その、それはいったい…?」
くすぐりと絶頂寸留め生殺しという2重の地獄で陥落させられ、幼い生徒
会長への忠誠を誓わされた体育教師佐伯陽菜は、おびえを隠せない様子で主
人に問いかけた。
『下僕への躾』と称する激しいくすぐりの後、意識が朦朧としたところで梨
華への服従を自らの口で宣言させられることを連日繰り返された結果、陽菜
は自分自身に催眠術を掛けたような状態となり、梨華に逆らう意志は完全に
奪われてしまった。
だが人の心を弄ぶ悪魔のような天才児は、それだけでは満足してはいなか
った。ゆくゆくは、陽菜の生まれ持った正義感や使命感をねじまげていくつ
もりなのだ。陽菜への洗脳といっても良い処置の最終目標は、しっかりとく
すぐることこそが生徒のためになる、そう信じてやまない熱血教師だ。
(出来上がったら面白い見せ物になりそうだね)
自分以外の全ての人間を低能と見下す梨華にしてみれば、役に立たない凡
人を天才である自分のために役立つ道具や自分を楽しませるオモチャにして
やることは慈悲なのである。
さて、今日も気が狂いそうになるまでくすぐられるのかと憂鬱な気分が8
割、目覚めつつある被虐の悦びへの期待が2割といった心境で生徒会室に呼
び出された陽菜の目に付いたのは、昨日までなかったモノである。
「ん?やっぱりこいつに目がいく?自信作なんだよコレは」
梨華は、ニヤニヤと笑いながら自分の座る椅子の肘掛けをぱんぱんと叩い
た。
生徒会室の威容に負けず鎮座する玉座のように大きなその椅子は、主に人
間で出来ていた。首から指先、爪先までの全身を覆う肌にぴったりフィット
した黒のレオタードを身につけた5人の少女が、梨華を支える人間椅子とな
っていた。アイマスクとボールギャグを付けられて分かりづらいが、仲の良
い人間が見れば気付くだろう。それがリコールされた前生徒会のメンバーだ
ということに。
まず書記だった2人がぴったりと並んで四つん這いになり、2人分の腰や
背中が梨華のちっちゃなお尻を乗せるための腰掛けとなる。2人の頭が背も
たれ側で、正面の陽菜からは梨華の足でぐりぐりといじられる尻と太股しか
見えない。股間をチューブの繋がった金属らしき部品が覆っていたが、その
用途を陽菜は考えたくなかった。そして2人の書記のかかとを覆うように、
前生徒会長高賀瀬花梨が足置き台としてそこにいた。花梨だけは何故か、レ
オタードではなく制服のままだった。
腰掛けの左右にある台の上には会計の2人が仰向けで乗っている。台から
半身を腰掛けの上に乗り出している2人の会計の頭は前側に、かかとと太股
が付きそうなほど曲げられた足は背もたれ側にある。ちょうど2人のお腹か
ら胸にかけてが肘掛けとなるよう位置は調整されており、たわわに実った会
計の胸を弄びながら会議を行えるようになっていた。
背もたれになっているのは副会長。彼女は腋を開くように両腕を頭の後ろ
にやり、足をがに股に開いて書記2人の頭をまたぐようにして立っていた。
副会長は後ろに立てられた支柱で体を支えながら腰を落とし、梨華の頭が胸
にあたる位置で止まっている。副会長だけは他の4人と違いボールギャグで
はなく口全体を覆うマスクを着けさせられていた。背もたれからよだれが垂
れてくるのを梨華が嫌ったためだ。
彼女たちはいずれも苦しそうな姿勢にも関わらず、何故かピクリとも体を
動かさない。陽菜の疑問を予測していた梨華はとても嬉しそうに解説を始め
た。
- 215 : ◆AjN2xCq7C6:2009/01/05(月) 03:52:36 ID:.gtCSNHc0
- 「こいつらが着ているスーツはボクが作った特製なんだよ。スイッチ1つで
硬化して、完全に体が固定されるスグレモノ!だから長時間不自然な姿勢だ
って平気なんだ、こいつらの体じゃなくスーツが支えてるんだからね。それ
から、トイレの我慢もできないこいつらのためにわざわざ採尿チューブもつ
けてやったんだよ。ボクって優しいでしょ?」
「はい。テスト中に粗相をした者達へのお嬢様の寛大なる処置、この真、感
服いたしました」
背後に黙って控えていた神野真は、内心を一切見せない鉄面皮で追従の言
葉を述べた。梨華と真を良く知る人間なら、これが一切の虚飾のない本心か
らの言葉であることを理解しただろう。真にとって、それくらい梨華の存在
は絶対なのだ。ちなみに5人の股間につけられたチューブの先は、腰掛けの
下にあるタンクである。
「けど、そんなぴったりした服で圧迫され続けてたら、血行不良になるんじ
ゃ…」
陽菜の危惧は当然だった。長時間体を動かさずにいれば、床ずれのように
血行不良による深刻な障害が発生する。
「そんな凡人でも思いつく問題に天才であるボクが気付かないとでも思って
るの?ちゃんと血行を促進するためのシステムも内蔵してるよ。今パワーを
上げるから、これならお前にも分かるだろ?」
梨華が懐から取り出した携帯端末をいじると、途端に人間椅子が騒がしく
なる。
「んふおおおお!!ふぉっ!ふごおぉっ!」
「ふぁがあ!ぶふぉ!」
「んぎいいぃぃ!!ひぃっひっひひひひひひひひぃぃl!!」
前生徒会のメンバーは皆、唯一自由になる首を振りながら言葉にならない
叫びをあげる。よく見ると、レオタード自体がブルブルと震えているようだ
った。
「振動、電流、繊毛による3段重ねのくすぐりマッサージ。これで全身刺激
してやってるから血行不良になんかならないよ。まあちょっとくすぐったい
けど、すぐになれるから」
「おっおおっんおおおっ!!ほおっ!ふぉおおお!!」
「おおおっごっごおぉぉ!!あががががふぁふぁふぁふぁふぁふぁ!!ふぁ
えふぇ!ふぁえふぇぇぇ!!」
「うんうん、そんなに喜んで貰えてボクも嬉しいよ。高賀瀬に従った馬鹿な
君達でも、ボクは見捨てずにちゃ~んと使ってやるから」
そんなかつての仲間の惨状に耐えかねたのか、その背に梨華の足を乗せた花
梨がぼろぼろと涙をこぼしながら声を上げた。
「お願いです梨華様!どうかこれ以上みんなを苦しめないで下さい!私が奴隷
になれば他のみんなへの罰則は免除するって言ったじゃないですか!?」
花梨の言う罰則とは、リコールされた生徒会に対するものだ。リコールされ
るということは、選挙で選ばれた役員でありながら生徒の信頼を裏切ったとい
うことであり、後任の生徒会は解任された生徒会に対し奉仕作業への参加をは
じめとする罰を与えることが出来るというものだ。花梨以外で今までにリコー
ルが行われたことは一度もないのだが。
「私がみんなの分までくすぐられますから、どうか…」
- 216 : ◆AjN2xCq7C6:2009/01/05(月) 03:52:59 ID:.gtCSNHc0
- 生真面目で優しい性格の花梨にしてみれば、自分1人だけましな扱いを受け
て他の全員がくすぐられているこの状況は耐え難い苦痛だった。それを見透か
している梨華は実に気分が良さそうだったが。
「言っとくけど、生徒会の備品にしてくれって頼み込んできたのこいつらの方
だよ?ボクはちょっと、反省が足りないとか、こいつらの親の仕事の話とか、
ちょっと新しい椅子が欲しいとかの話しただけなんだけどね」
「そんな、なんて事を…」
「それに、授業中もボクに踏まれてなきゃいけないお前と違ってこいつらが備
品なのは放課後だけなんだよ。
………と・こ・ろ・で!今日は随分反抗的じゃないか。まだ躾が足りなかった
みたいだね」
「えぇ!?あぅ、あの、それは…」
クスリと笑った梨華は、唐突に佐伯陽菜に話を振った。
「佐伯せんせーい、高賀瀬がもっとお利口さんになれるようボクの代わりに躾
けてくれる?」
大体にして、梨華がニコニコしながら陽菜を『先生』などと呼ぶときはろく
でもないことを思いついたときだった。当然今回もそうである。
「高賀瀬のこと上手にくすぐれたら今日の躾は無し。でもあんまり無様だった
ら、くすぐりの手本をその体で覚えてもらうからね」
陽菜に逆らうことなど出来るはずもなかった。
数分後。
机の上に抑えつけられた花梨を陽菜が慣れない手つきでくすぐる。周りには
生徒会の現メンバーが付き、陽菜のサポートを行っていた。
「ここを…こうかしら」
「ああぁぁぁ~~~~!?先生、だめ!それだめやめてくださぁ~いぃぃ!!
きゃっはっはっははははっはっははははは!!!」
「先生上手ですね。無駄に毎日私達にくすぐられてたわけじゃないんですね」
(う、嬉しくないわ……)
「花梨ちゃんは背中が結構弱いですから、ひっくり返してやさしーくさわって
あげて下さい。強くしたらあんまりくすぐったくないですから」
「そ、そうなの……ええっと、高賀瀬さん、大丈夫?」
「あひゃひゃひゃひゃひゃ!!!ダメ!らいじょうぶじゃないでしゅぅ!!ん
きゃあ~きゃっはははははははあぁぁ!」
「ダメですよ先生、もっとしっかりくすぐってあげなきゃ高賀瀬さんのために
ならないでしょ?」
「高賀瀬さんが会長の言うことをちゃんと聞ける子になれるよう、もっとちゃ
んとやってください。でないと…」
「わかったわ!わかったから!」
「んひゅいいぃぃひひひひ!!!言うことききましゅ!梨華さまのいうとおり
にひましゅかりゃあぁぁぁぁはははははははぁぁ!!ぎゃ~っはっはっはっは
ははははは!!しぇんしぇいもうやめひぇぇぇ!!」
肘掛けの巨乳をぐにぐにと弄びながら、花梨が笑い狂うのを梨華は堪能して
いた。自分に逆らった愚か者が辿るべき道はこうでなくてはならない。身も心
も完全に屈服し、梨華に全てを捧げることで初めて愚者はその罪を許されるの
だ。
- 217 : ◆AjN2xCq7C6:2009/01/05(月) 03:53:20 ID:.gtCSNHc0
- 「お前達は利口だよ、こうして自分から道具になったんだから。ボクのために
役立てる喜びをかみしめるんだよ?」
珍しく慈愛を感じさせる瞳を椅子に向けながら、梨華は肘掛けの頬をそっと
撫でてやった。聞こえているのかいないのか、椅子になっている5人はかすか
に震えながら言葉にならない悲鳴を上げるだけであった。
「しかし有希はいい仕事するね。他は固めてるのに胸とお腹と尻だけ柔らかい
のを維持するなんて。ボクの頭脳はあらゆる方向で天才だけど、発明だけはあ
いつに負けるなぁ」
ぺたぺたと椅子のあちこちを触りながら梨華は呟いた。
このスーツの基礎を作ったのは確かに梨華である。しかしどうやっても全身
を固くするか、全身を柔らかくするかの2択しか出来なかった梨華に対し、話
を聞いた木崎野由希はあっさりと部分ごとに硬度を変えるプログラムを組み上
げてしまった。梨華は確かに自他共に認める天才だが、だからといって他人の
才能を認められないほど狭量ではなかった。
「それじゃあ今日の会議始めようか」
一通りのくすぐりが終わり、白目をむいて気絶している花梨とはじめて人を
徹底的にくすぐった興奮で息を荒げている陽菜を隅の方で休ませると、梨華は
今日はじめての生徒会長らしいことを言い出した。
「テストの成績が悪かった生徒はくすぐりによる罰を受ける、これはもう確定
なんだけど問題はどこまでの範囲に罰を与えるか。ボクが思うに………」
今日もまた、生徒達を嬲るための校則が追加されようとしていた。これが生
徒会の日常である。
- 218 :くすぐり好きの名無しさん:2009/01/05(月) 14:03:28 ID:SkTto6JQO
- 「背中も綺麗なんでですねぇ…それに…いいお尻…♪」
俯せになったユキの背中にボディソープを垂らしながら美咲がつぶやく。先程まで洗われていたお腹や胸への刺激が止まったのもつかの間、ろくな抵抗もできずにひっくり返され、ひんやりとしたボディソープを垂らされただけで、敏感になったユキの体はぴくぴく反応してしまう。
「だ、だめぇ、背中は、弱い、のぉ…はぁぁ、ぅぁ…んんっ…ゃめ…てぇ…」
ユキが懇願するが、それはメイド達にとっては弱点の暴露と嗜虐心の刺激にしかならず
「こんなに可愛い顔でお願いされちゃったら…ねぇ?」
「うんうん、ユキさんみたいなお客様をもてなせるなんてラッキーだわ」
と、口々に言いながら、無防備に晒されている背中やお尻、脇腹などをボディソープを広げるように手袋で撫で上げていく。
「ぁぁ~っ、ひゃめ、くぁははっ、くぅぅ~~っ、ふ、ふぁ、ふふぅぅ~っ、ぃ、ゃはは、はぁぅぅ、は、へ、へんにぃ、ぁはっ、へんになるぅぅ」
「ユキさんったら…泣いちゃうくらい気持ち良いんですね。ふふ、背中は普段手の届きにくい場所ですから、特別丁寧にやってあげます♪」
水滴とかではないであろう液体を目と口から溢れさせているユキに美咲がそう声をかける。背中からの刺激に体を海老のように反らすことさえ許して貰えず、首をベッドに埋めて堪えようとするが、やはり堪えきれずに自然と首が後ろに反れてしまう。
「ふふふ、あとはここね」
そう言いながら美咲が指を背中からお尻まで撫で下ろす、やがてお尻の谷間の前まで来ると、更に速度を落とし、焦らすようにゆっくりと谷間の中へと向かっていく。
「ぁは、はふぁ、くぅぅ~っ、な、ゃだぁ~ははっ!そ、そん、な…とこぉぉっ、ひゃはは、ぁ、ゃめぇぇぇ~~っ、ぁはぁぁ、はぁぁ、ぃゃ、だぁぁ~っ!」
懇願虚しく、美咲の指はくしゅくしゅと谷間の中を動き回り、ユキは絶叫を搾り出す。
「駄目ですよ、ちゃんとこういう場所も洗わないと。…あれ、ユキさん?」
「くぅぅ~っ、~~っ、ふぅ、むぅぅ~~っ、~っ~くっ~ぁぅくぅ~~っ」
見ればユキはベッドに歯を立てて、真っ赤な顔で妖しい刺激を我慢している。
「あらあら…ユキさん、そろそろ綺麗になったので体を流しますよ。いいですか?それとももうちょっとだけ続けてあげましょうか?」
ユキが歯を立てたままぶんぶんと首を振る。しかし、美咲はまるでそれが見えていないかのように続ける。
「続けますか?ちゃんと口に出して言葉で言ってくれないとわかりませんよ」
それを聞き、ユキは恨めしげに美咲を見上げ、意を決して口をベッドから離す。
「~~っ、ひゃめっ、て、ぁ~っははははっ、ゃはっ、ひ、卑怯、よぉぉぉっ、くぅ~っ、ぁふゃふゃ、ゃぁ~っ」
口を離したがために再び笑い悶えてしまうユキの言葉はもちろん聞こえぬふりで、メイドたちはよりくすぐったい刺激を与えるために、ベッドとユキの間に手を差し込み、洗い終わったはずのお腹や胸にも手を出し始める。
「ひゃははは、はぁ、んぁぁ~っはははっ、も、もぉぉ、十分、でしょぉぉ~~っ、くぁぁ~ぅぅんぁぁは~っははははっ、ぉ、お願い、ゃめ、ぁははは、ゃ、ぁぁ~っはははっ、ゃめてぇぇぇ~っ!」
やっとの思いでユキが叫ぶと、ようやくメイド達の手が体から離れ、シャワーのお湯がユキの体から泡や、漏れてしまった様々な液体を流していく。
「さっそくうちの特別風呂を体験して頂きたいところですが、まぁ休憩も兼ねてまずは普通に湯舟に浸かりましょう」
そう言って美咲がユキをだっこするように抱え上げる。今回は他のメイドが手足を押さえることもなかったが、もはやユキに抵抗する力はなく、荒い息を整えるのが精一杯だった。
- 219 :くすぐり好きの名無しさん:2009/01/05(月) 23:00:53 ID:Q0a2VwLY0
- >>214->>218
早速やってるなぁw
いや、なんというか超科学はつかいやすくて助かるw
- 220 :くすぐり好きの名無しさん:2009/01/05(月) 23:37:51 ID:Q0a2VwLY0
- と、忘れてました。同じくキャラスレより小説です。
「それじゃあ次の生徒、入って下さい」
真っ白な小さな部屋の中で唯一色を添えている簡素な茶色の椅子に座り、不機嫌そうに様々な情報の記された書類に不機嫌そうに目を通していた少女が部屋の外へ聞こえる様に凛とした声でそう告げた。それから、少しの間を置いて少女の正面の入り口からセミロングの栗色の髪の少女がおっかなびっくりといった様子で入ってきた。
「1-Bの28…28…と」
少女は女性らしい先尖型の手の指で書類上の番号をなぞり目視してゆく。そして目的の番号を見つけそこにある名前を戸惑いつつ読み上げた。
「えっと…高等部、一年…アリシア・エルシュタイン…さん、ね?」
「あ、あの、はい、そうです」
「アリシア…エルシュタイン……じゃあアリシアって呼ぶけど構わない?」
「は、はい、構いません…」
「えっと…あ~あ~、生徒会長の悪口か。言ってたの聞かれちゃったってとこかな?」
「あ、あの、あ、はい、そうです。…すみませんでした」
「あ~、私にはそう言うのはいいから。別に貴方達と大して立場変わらないようなものだし。貴方は私を分かるかも知れないけれど、一応はじめまして…よね。挨拶しておきます。私は佐々木聖園(みその)。知っての通り嫌われ者の生徒会副会長です」
自嘲気味に笑って聖園は席を立つとアリシアに向かって手を差し出した。「いえ、そんなことは」と呟きながらもどこか余所余所しい僅かな拒絶の態度を見せたアリシアも差し出された手を拒みきれずおずおずと握り返した。その手に銀色のブレスレットがはめられているのを聖園はちらりと見た。
「さて、挨拶はこれくらいにしてさっさとやっちゃいましょうか。え~っと、初犯…って言い方もしっくりこないけどさておき、初版ならまあ7,8分程度で済ましてあげられそうね。それにこっちもちょっと事情があるから負けに負けて5分。それでいいかな?まあ良くなくてもやらなきゃいけないけど」
「あ、はい!ありがとうございます…」
聖園は優しく微笑み、書類を椅子の上に置いた。そして眼鏡を直し二つ結びの髪の右側を少し撫で付けるとアリシアに向き直った。
「じゃ、力抜いて楽にして」
「は、はい…」
「そんなにかしこまんないでよ…」
緊張した面持ちのまま少し余った制服の袖をきゅっと握りしめているアリシアに溜息を吐きつつ向かい合うと、アリシアの少し荒くなった息が整うのを見計らってから手に付けられたブレスレットに触れつつ呟いた。
「第三副生徒会長、佐々木聖園、懲罰試行5分」
緊張した面持ちのアリシアは聖園の最後の一言を聞いてビクリと身体を竦ませた。だが、身体を竦ませたのも一瞬で、すぐさまアリシアの身体は別の動きを始めた。顔と身体の筋肉が抵抗の意を示してはいたが、見えない何かに引っ張られるようにしてアリシアの両腕が大きく開かれた。
聖園は無感動な眼でアリシアのそして自分の腕にもついている銀のブレスレットを見た。それは現生徒会が校内を支配する為に全ての生徒に着用を義務付けた反則級超科学によって創り出した「校則」具だった。
- 221 :くすぐり好きの名無しさん:2009/01/05(月) 23:40:52 ID:Q0a2VwLY0
- 「…っ―――。」
声紋と言語を解するAIの組み込まれたこの超高性能ブレスレットは小中高大一貫校の超マンモス校となっているこの学園を統治する生徒会長及び3名の副生徒会長のみが声紋登録を為され、その3種の機能を使う事が出来る。
そのうちの一つが対象の動きを封じる拘束機能で、ブレスレットが流す微弱な電気が脳からの命令を遮断し肉体に直接「両手を広げて動かない」という指示を出す。らしいという話を聖園は聞かされているが詳しい技術内容については超絶過ぎて理解する気もおきなかった。
「ごめんね…って謝っても仕方ないか。ま、どうせこんな役回りだけどね…」
恐らくは始めてこのちっぽけな腕輪の力を体験し、その凶悪な性能に驚愕しているアリシアに聖園は小さく謝罪し、直ぐに訂正した。これから行う懲罰がアリシアにとって苦しい物となる事は重々に理解しており、それを加えることに抵抗を感じてはいたが、しかし結局それをせざるを得ない以上憎まれる事は否めず、中途半端に優しさを見せることもつらくなるだろうと思い止めた。
「じゃあ~…やりますか」
聖園はアリシアの身体に手を伸ばした。アリシアはそれから逃れようとしているのか小刻みに身体を震わせた。しかしブレスレットから放たれた命令がそれを許さず、後ずさる事も腕を閉じる事も叶わなかった。
「いっ、いやっ…」
しかして聖園の感じる通り軽度の懲罰にしても生徒が行うというのは些か抵抗のあるものである。行う方も行われる方も互いに快い筈がなく、不自然といえば不自然である。しかし、この学園に置いての懲罰は普通とは大きく異なっている。それは日常でも普通に行われる行為であり、かつ懲罰にするにふさわしいと判断されたもの。
「……ふぅっ…………!」
聖園はブレザーの裾から手をいれ
「ぅっ!っはははははははあっ!やっはははははははぁ!」
ブラウスの上からこちょこちょとアリシアの脇腹をくすぐり始めた。
そう、即ちこれが、くすぐりという行為こそが懲罰の正体だった。
「いやぁああはははははははは!いっひひひ、いきなりぃいいひひひひ!つっ…つよすぎませっひひはははははははっぁ!」
「だって…仕方ないじゃない。そういう風にやれって言われてるんだし」
淡々とそしてもぞもぞこちょこちょと真顔で聖園はアリシアのブレザーの中で手を這い回らせる。ブレザーの中で手が蠢く度にアリシアは首を仰け反らせ、身体をくねらせる。しかしやはり開いた両腕は閉じられず、身体も決して引く事は出来なかった。
「やめぁはははははははぁああははははははっ!」
「懲罰って受けた事ないけど、やっぱ苦しいよね?自分でやっといてアレだけど苦しいよね?くすぐったいよね?」
「あははは…はひひひははっ、ははははあっははっっはは!」
聖園の問いかけにも答えられず、ひたすらに脇腹を這い回るくすぐったさから逃れようと試みるアリシア。その目の端には早くもこぼれそうなばかりに涙が溜まり、歪んで閉じられそうもない口からは僅かに涎が垂れかかっていた。
聖園の手によるブレザーの膨らみが上の方へ向かい、かと思うと急に下に這い下りた。
「どうなの?やっぱりもう止めて欲しいって思うの?」
「あぅうはははははあっ…っっっっっっくくくはははははは!ぅひゃっ、はうっ!はっ、ははははは!」
- 222 :くすぐり好きの名無しさん:2009/01/05(月) 23:42:43 ID:Q0a2VwLY0
- 「ねえ、どう?今の気持ち」
自らの手によって返答できない状態に陥っていると分かってはいても聖園は執拗に質問を繰り返した。その質問が耳に入っていながらなんと答えていいか分からず、どうやったら返答の意思が伝わるかも分からないアリシアは、くすぐられる事による反射を抑えどうにか首を縦に振った。身体の外からのような内からのようなどちらから来ているのか分からないくらいの抑え切れないくすぐったさが首振りを一回だけに留める事を許さず何度も続けられた。
手は背中側を這い回りアリシアの首を仰け反らさせた。そうして暫くゾクゾクとしたくすぐったさを与えると脇腹を通過し今度はお腹辺りでもぞもぞと蠢いた。意識していなかったポイントをくすぐられアリシアは更に吹き出した。
「うひゃはははははぁあああいっひゃははは!はぃいいはははっはははは!」
「そう、やっぱりくすぐったくて苦しいのね?」
「ははははっはいっ!…ッ……はぁっ……ぁい…そ、そう…っはぁ……ですっ…」
漸くアリシアの意思を読み取った聖園はブレザーから手を出しため息を吐き両手を振った。アリシアはくすぐったさの余韻にブルっと震え、安堵の溜息と共にがくりと首をうなだれ、随分と久しぶりに思えるまともな呼吸を始めた。
ブレザーのポケットから携帯を取り出して表示された時間を見た聖園は少し苦々しい表情を浮かべ低く唸った後携帯の画面をアリシアに見せた。
「残念。まだ一分くらいしか経過してない」
聖園は本当に残念そうに肩を落として呟いた。
「ま…まだ、…後…っ…4分…もっ……」
その言葉に既に憔悴していたアリシアは困惑した。この苦行をまだ4分も続けなければならない。そう考えるだけで辛くなりそうな事実を前にして更に疲労がのしかかった気がした。
「キャリー先生の地獄みたいに退屈な50分に比べたらずっと短いからいいじゃない」
「そ…そう、言われても……」
聖園はがっくりとうなだれて未だ呼吸を整えることに終始しているアリシアの顔を下から覗き見た。涙の溜まった目で聖園の黒髪には珍しい深い紅い瞳を見つめ返した。その瞬間アリシアはまだ呼吸が整っていないのにも関わらず魅入られたように息を呑み、身体を竦ませた。アリシアには眼鏡の向こうの瞳が静かに燃えているように感じられた。
「アリシアさん…どう?もうこれ以上やられたくない?」
身体を起こし両手でアリシアの顔を持ち上げる聖園。その瞳に魅入られているアリシアはなすがままにされ、頷く事も返答することも出来なかった。
聖園は少しの間身じろぎもせず自分の目を見つめているアリシアの返答を待ったが、直ぐにしびれを切らし、顔を親指の付け根だけで支え首筋を指先でこちょこちょとくすぐった。
「あっ、ひゃっ…くっ…はぅっ……そ、そうです。ふひっ、やられ…たくないです…」
「そうよね。でも一応時間までは止めちゃいけないの」
聖園は首から手を離してアリシアの前にかざして見せた。次に反応が遅れると何をされるか分からないアリシアは頭を垂れて呼吸に専念したいところを我慢し、顔をあげてその手を見た。
「だから、このくすぐったさを忘れないで、次からは気をつけること。いい?」
「はっ…はいっ…!」
アリシアは聖園に伝わるように大げさに首を振って声を振り絞った。聖園はそれを聞き微笑むと両手を握って開いてみせた。
「この手って、よくくすぐったそうな手って言われるんだよね」
自分の手を見つめながら聖園は指先をゆらゆらと蠢かせた。目の前でそれを見せられたアリシアは「ひっ」と小さく声をあげ再び身体を竦ませた。
「別に私は人をくすぐるのが好きでもないし全然嬉しくないけど、なんか言われ続けてるとそうなのかなって思っちゃうのよね」
独白の様に呟きながら更に指先を動かす聖園。その手がいつ自分の身体に襲い掛かるか気が気でないアリシアは目の前の指の動きに合わせてピクピクと身体を震わせ始めた。
- 223 :くすぐり好きの名無しさん:2009/01/05(月) 23:43:47 ID:Q0a2VwLY0
- 「どう?見てるだけでくすぐったい?」
「いやっ…あっ、はいっ!…ひっ…や、やめてっ…!…」
「どう?どう?」
指を蠢かしながら脇や脇腹に近づけてゆく聖園。その動きを見るだけでくすぐったさが煽られるアリシアだったが、その手が何処に行くか分からない以上目を背けるのも恐ろしく、自分で自分を苦しめると分かっていながらも聖園の手の動きを見続けるしかなかった。
「こちょこちょ…こちょこちょこちょ……こちょこちょ…」
「あ、はっ…ふぅっ…くくくっ……そんな…指を動かさないでっ……」
「こちょこちょこちょこちょ…」
「こちょこちょ言うのも止めてくださいっ……ひぃっ…」
もうアリシアの言葉など聞き入れる様子もなく聖園は意地悪く呟き指を蠢かした。その手はまだアリシアの身体に触れては居ないが、頭の中ではもう聖園の指が身体を這い回る様子しか想像できないアリシアは完全な生殺し状態で身悶えていた。
「くすぐったいよね…ねぇ…ねぇ?」
「……!!!」
耐えかねて目を瞑ったアリシアに追い討ちをかけるように聖園は耳元で呟きかけた。耳に掛かる吐息と「くすぐったい」と言う単語がアリシアを身震いさせた。
「こちょこちょこちょこちょこちょこちょ…こちょこちょ?こちょこちょこちょ…」
「ひゃっ…はぁっ…あぅ…ふくくくくくっ…耳ぃ、ひゃぁあ…ダメッ…」
「じゃあ…つんつん?」
「ひゃうぅうん!いやぁ!」
唇が耳たぶをくすぐったく掠めるように呟きながら聖園は次の行動を起こした。耳のくすぐったさと背筋を駆け巡るゾクゾク感に気をとられているアリシアの脇腹をつんつんとつつき更に悶えさせた。
「いひゃっ…くひゃっははっ!ダッ…は、くすぐったいぃいひゃはぁははっ!」
「今度はブレザーの外からだよ?もう駄目なの?」
「ダァァッメ…でひゃっ、ですっ…うくっ!?あうっ!?」
「今後また懲罰受けたりとかしたら大変だし、もっと我慢できるようにならないときついよ?」
耳元で囁きかけ、隙を見つけてはつつく。また脇腹のくすぐったさに翻弄されていると唐突に囁きかける。そういった事を繰り返し、耳と脇腹とどちらのくすぐったさにも集中させずに聖園はくすぐり続けた。
「こういうのも駄目?くすぐったい?」
「ひゃぃい!?…きゃふっ…だっ、だめぇひゃっ!…です…っ!」
注意が散漫になっているところを狙い、聖園は両脇腹を親指でつつき、かるくぐりぐりと指を押し込んだ。アリシアはビクンと身体を痙攣させ、首を仰け反らせた。全身を射抜くような刺激が走り、手足の先が痺れたかの様に感じた。
「じゃあこうして…」
「あっひゃぅう!?」
聖園はアリシアの脇腹を一気に腰骨までなぞり下ろした。じわじわと全身に広がるくすぐったい感触。だが当然それだけでは終わらなかった。腰骨にまで至った聖園の手はそのままアリシアの腰をがっと掴みぐりぐりと揉みくすぐりながら再びブレザーの裾に侵入していった。
「っ~~~~~~!!!いやっいやぁっ!」
「大丈夫、後1分くらいだから…どんなに、くすぐったくてもね…」
本人も気付かない程に自然なうちに聖園は唇の端をゆがめて笑った。アリシアはその笑みを涙で滲んだ目で見てしまった。とても彼女が言う様にくすぐる事を嫌っている顔にはとても見えなかった。その瞬間アリシアの背筋をゾクリと何かが駆け巡ったのはくすぐったさの所為だけではなかったかもしれなかった。
「いひゃぅっっっっっっっ~~~~~~!!あぁっ!あっ、あっああぁっはぁぅっきゃはははっはははははあははははは!!!」
聖園の手はアリシアの脇腹を這い回った。
聖園の手はアリシアの背中を這い回った。
聖園の手はアリシアのお腹を這い回った。
聖園の手はアリシアの脇の下を這い回った。
聖園の手はアリシアの胸周りを這い回った。
脇腹を這い回った。お腹を這い回った。脇腹を這い回った。背中を這い回った。脇の下を這い回った。臍周りを這い回り、臍下丹田をくすぐりまわった。執拗にくすぐり続けた。スカートのラインを辿り腰を半周し、そしてまた戻ってくすぐり続けた。
先程までのくすぐりがいかに加減されたものだったのかアリシアは理解させられた。
「へふぅ!っくははははははははははは!しゅっ…しゅみまへっ…ぇええへへははははいひひひひひひひぃいいいい!!いぁっ!はぇっ、しゅみまぅう!ぅえっへへへははひひひひひいいひひひひひひいぃい!ごめんらはぁぅ!?ぅいひゃひゃひゃひゃははひひゃひゃははぁっ!!」
そして漸く最後の一分が過ぎた。
- 224 :くすぐり好きの名無しさん:2009/01/05(月) 23:44:59 ID:Q0a2VwLY0
-
「ごめんねっ……ほんとごめん。まさか五分くらいでこんなになるとは思わなくて…」
「いえっ、あの、ほんとに、大丈夫ですからっ!みっともないものを見せてすみませんでした…だから、あのごめんなさい!」
元いた真っ白な懲罰室の外の待合室を兼ねた更衣室で、聖園は両手を合わせ平謝りしていた。紺のジャージ姿に着替えたアリシアはそれに恐縮しそして恐怖しながら平謝りに謝り返した。彼女の抱える体操着袋にはぐっしょりとしめった制服が入っており、更には下着も詰め込まれていた。時間は既に30分も過ぎていた。
最後の一分間、聖園は自分でも何をしているか分からない心地でアリシアをくすぐり続けたのだが、時間が過ぎ拘束が解除されアリシアが失神し倒れてから漸く足元に水溜りができていることに気付いた。本人は至っていつも通りにしていたつもりだったのだが、ここまでのくすぐりが初めてで耐性のないアリシアには過ぎた刺激だったらしく限界をもらしてしまったらしかった。
失神は自身の放った匂いによって直ぐに回復したが、失神した際自ら作った水溜りの上に倒れこんでしまいアリシアは全身着替える必要に迫られそれに大きく時間を割いた。
「制服よかったら私が洗って返すよ?生徒会権限で無料でクリーニングも出来るし」
「いえ、結構です…これ以上ご迷惑なんてかけられませんっ…」
「でもさ…ほらやっぱ貸してよ」
「!さっ…触らないでっ!」
体操着袋に聖園が伸ばした手をアリシアは目を見開いて振り払い、後退りした。直ぐにはっとした表情になり深々と腰を折って頭を下げた。
「ごっごめんなさいっ!すみませんでした!もう致しませんっ!だからっ…」
謝罪の言葉を並べながら顔を上げたアリシアの目の前に聖園は引きつった笑顔で掌を突き出して見せた。アリシアは小さく悲鳴をあげながら後退った。
「もういいから…うん、もういい。もう帰っていいから…」
「あ…あ、あの…?」
「だからいいって、帰っても」
「はっ、はいっ!分かりました。直ぐに帰ります!失礼しました!」
再び深々と頭を下げてからアリシアはドアに飛びつくと全速力で駆け出した。暫く同じ体勢で開けっ放しのドアを眺めていた聖園だったが、ゆっくり眼鏡を外すと目頭を押さえて天井を仰いだ。
「あ~…また、か…」
言いようのない感情にクラリときた聖園は一度深く深く溜息をついて心を落ち着けると眼鏡を再び掛けなおした。それから長机に置いた書類をぱらぱらとめくり、ざっと目を通した。
「今日だけで16人かぁ…自分の行いの結果くらい自分で全部処理しなさいよ…」
書類にはアリシアを含め今日聖園がくすぐった生徒の名前が書かれていた。その概要部分に内容はそれぞれ違うものの何れも現生徒会へ不満を持つ生徒の規則違反行為が記されていた。自分達のトップへの数多い不満と自分の立場に辟易しながら聖園は壁に立てかけていた鞄と弓袋を掴み鞄の中へ投げ捨てるように書類を入れ出口へ向かった。そして
「巻藁にあのミニマム生徒会長の顔写真でも貼り付けてやろうかな…」
などと嘯きながら懲罰室を後にした。
しかし聖園は気付いていない。生徒会に対して向けられている畏怖の念が実はその3割以上を、生徒会中随一に忠義心の無い聖園の「懲罰」の恐ろしさに向けられていることと、自身の強烈なサドっ気について。
- 225 :くすぐり好きの名無しさん:2009/01/05(月) 23:47:38 ID:Q0a2VwLY0
- ごっさ長いですな…
タイトル忘れてましたが「懲罰室の女」です。読んでいただけるならば
この長さですのでゆっくりと読んでいって下さい。
- 226 :くすぐり好きの名無しさん:2009/01/06(火) 11:46:40 ID:P85vOXWwO
- 「よい…しょ、っと…ここがこの屋敷の…女の子だからお嬢様?の部屋かぁ…さすがに広い…」
ちょうどユキがひっくり返されたくらいのころ、セツミと別れたシホはこの屋敷のお嬢様の部屋らしき場所に到達していた。大きな屋敷なだけあって途中、見回りだろうメイドの姿をたくさん見掛けたが、持ち前のスピードで、見つからずに上手く切り抜けてきた。目標であるユキは発見出来なかったが、プレゼントの確認もあることを思い出して、メイド達の目のない窓から部屋に侵入したのだ。
「ホントに広い部屋だなぁ…資料だと確か…ハーフの女の子だったかな?ちゃんと確認しておけばよかったかも」
大きな部屋を慎重に進みながらシホはつぶやき、巨大な、漫画に出て来るようなお姫様のベッドらしきものを見つけると、女の子を起こしてしまわないよう気をつけながら向かっていく。
「(プレゼントは…ここからじゃレースが邪魔で見えないか…でもめくったら起こしちゃうかもしれないし…どうしよう…)」
だが、シホは考えていると、突然背後からの殺気を感じ、思わず横に跳ぶ。次の瞬間シホがいた空間を竹刀のようなものが通過するのが見えた。
「な、なに!?」
思わず声を上げるが、竹刀の持ち主である白い影は、無言で次の攻撃に入っている。
「(どうしよ…姿を見られた…っていうかこの白い学生服の人は一体…)」
小柄な体にフィットしたサンタ装束でなんとかぎりぎりで謎の白ランの攻撃をかわしながらシホは次にどうすればいいかを考えたが、経験も浅く、焦った状況なので上手く考えがまとまらず、人に攻撃を加えられるような性格ではないシホは、反撃できず、次第に追い詰められていく。そして遂にまともな一撃をくらい、二打目、三打目と続けざまに打撃を受け、痛みはあまりないのに力が入らなくなって床に倒れてしまう。
「(こ、この人…強い)」
痛みを与えずに獲物を捕縛するための攻撃の仕方にシホは内心で感嘆の声を漏らす。さらに、無言で近付いてくる白ラン姿に恐怖を覚えていると、ベッドのあたりから声が聞こえた。
「さすがだね、真。でも真の攻撃をあれだけ躱せるなんてコイツ中々じゃないか」
聞こえた声は幼い女の子のものだったが、どことなく威圧的で、傲慢さを感じさせるものだった。
やがて、足音が近付き、見上げると白ラン姿の女性(?)の隣にシホよりも小柄な、女の子が立つ。幼いながらも整った顔立ちに意志の強そうな目。その女の子にはどことなく人を引き付ける妖しい威圧感があった。
「これがサンタか…この警備の中をここまで入ってくるなんてね。噂通りだ。ボクはこういう有能な下僕が欲しかったんだよね。寝ずに待ってたかいがあったよ。最高のクリスマスプレゼントだ。…真、こんな時間まで付き合わせて悪いね」
「いえ…」
真と呼ばれた白ラン姿の女性は短く答えると、ちらっとシホに目をやり、また女の子の方へと戻す。シホはなんとか逃げだそうと体を動かそうとするが、上手く力が入らずによろけ、女の子に踏み付けられて動きを封じられてしまう。女の子はそのまま小さな足をぐりぐりと動かしながらシホのサンタ装束に包まれた小柄な体を眺め回す。
「………ボクより胸あるな…ふふふ、ここまで侵入を許したメイド達はあとで躾をしてやるとして、コイツはどうやって調教してやろうかなぁ」
幼い少女―梨華=ファルファンは少女らしからね妖しい笑みを浮かべてつぶやいた。
- 227 :くすぐり好きの名無しさん:2009/01/06(火) 12:05:39 ID:DErb.6P.0
- コラボレーションしてる・・・!!
- 228 :くすぐり好きの名無しさん:2009/01/06(火) 12:49:00 ID:P85vOXWwO
- ちょうど同じ頃、セツミは実験室のような場所に入っていた。途中ユキの姿はなかったが、ユキの帽子がこの実験室の近くに置かれていたのだ。罠かもしれなかったが、ユキを助けるため、また自分の実力を信じて侵入を決断したのだ。大きな屋敷だけあり、部屋はかなり広く、いろいろな器具、それも人を拘束するようなものが大量に見られる。
「ひゃっ!?」
「っ!」
やがて、それらを眺めながら進むと、白衣を着た一人の少女が飛び出してきた。セツミはとっさの判断で少女に当て身を喰らわせ、気絶させると、ゆっくりと床に横たえる。
「…ふぅ…ぎりぎりセーフかしら。ん、名札?…『白鐘眞宵』…ここの研究者かしら?私と同い年くらいに見えるけど…」
しかし、セツミが一息ついたのもつかの間、突如スライム状の物体が飛んできてセツミに直撃し、そのままの勢いでセツミは拘束具のひとつにスライムごと押し付けられるように突っ込む。衝撃で一瞬息が詰まったが、すぐに動けないことに気付き、なんとか脱出を試みたが、スライムの拘束はびくともしない。やがて拘束具が音を立てたかと思うと移動を開始し、まるで手術台のようにセッティングされてしまった。
「まったく…僕の眞宵に乱暴するなんて…君のその行動、万死に値するよ?」
言いながらつかつかと歩いてきたのは一人称からは想像できないかなり小柄な少女で、名札には『木崎野由希』とあった。
「梨華に頼まれてたものの実験、少しハードだから眞宵にやらせるのは心が痛んでたんだけど、君なら全く問題ないね。むしろ予定よりハードなのができそうだ」
「くっ!このっ…」
不気味なオーラを放つ少女に近付かれ、セツミがより激しく暴れるが、拘束は動かない。
「無駄だよ。それは解除用の物質を与えないと動かない、僕特製のものだから。コスプレ泥棒だかなんだかわからないけど、眞宵を傷付けたからには相応の報いを受けてもらうよ」
そう言うと由希は近くの棚からタオルのようなものを取り出し、セツミの顔に押し付ける。コスプレ泥棒というワードに反論しようと口を開きかけてしていたセツミは、もろにそのタオルに染み込んだものを吸い込んでしまう。
「ぷはっ!私はコスプレ泥棒なんかりゃにゃ…ぁ…れ…?」
タオルが顔から離れ、声を上げようとしたセツミは、呂律が回らず、何故か体に力が入らなくなったことに呆然としてしまう。その様子を見た由希は研究者の癖なのかつまらなそうに説明を始めた。
「それは『体が敏感になって力が入らなくなる即効性の薬が欲しい』っていう梨華、うちの本家のお嬢様のリクエストで作ったものだよ。まぁ、これからやる実験の前座みたいな感じかな」
そう言いながら由希はリモコンや注射器など様々な道具を持って息が荒くなり始めたセツミに寄る。
「まっ、梨華の趣味なんだけど、罰としては最高だからね。今から君には冬休み明けにデビューする予定のくすぐり器具達の実験に付き合ってもらうよ」
そう言うと由希がリモコンを操作し、『実験』が始まった。
- 229 :くすぐり好きの名無しさん:2009/01/06(火) 12:57:53 ID:P85vOXWwO
- どうも、まだクリスマスかよって感じですいません。オリキャラスレの梨華様達が可愛いかったので、性格や口調が上手くいったか微妙なんですが使わせてもらっちゃいました。梨華様は飛び級なので、まだプレゼントもらえる年齢かなぁと思ってやってしまいました。実はネタに詰まってたというのは内緒です。
これからサンタ達を責めていくんですが、責めのシーンは場所と時間がしっかりしてないと…ええと、いろいろ難しいので。。。
3月までは結構忙しいのですが、隙を見て頑張るので、こんな作品ですが長い目で見てやって下さい。
- 230 :くすぐり好きの名無しさん:2009/01/06(火) 21:42:13 ID:6sVaXVmQO
- 毎回楽しませていただいてますぜ
マイペースに頑張ってください
- 231 :くすぐり好きの名無しさん:2009/01/06(火) 22:21:11 ID:DErb.6P.0
- 梨華=ファルファンは報いを受けるんでしょうかね~?
Sな娘がくすぐられる話も見たいです!
- 232 :くすぐり好きの名無しさん:2009/01/06(火) 23:27:58 ID:P85vOXWwO
- 私、文芸部部長の網奏(あみ かなで)は仲間と共にクーデターに成功し、暴虐非道の独裁政治を行っていた梨華=ファルファンを捕らえ、四肢を拘束することに成功した。
「は、離せっ!お前ら、ボクにこんなことして後でどうなっても…ぅにゃぅっ、ひゃっ、ボ、ボクに触るなぁ~っ!」
仲間の一人が首筋を撫でると、梨華様は敏感に反応する。
「あれ~?梨華様ったらくすぐりが苦手なんですか~?」
「私達にはいつもあれ程やってたのにねぇ」
「今までのお礼に梨華様がくすぐりに強くなるよう鍛えて差し上げますねぇ♪」
クーデターに参加した仲間達は、今までの恨みを晴らすべく、目をギラギラさせている。それを見た梨華様は強気な瞳の端に涙を浮かべて…ああっ!なんて可愛らしいのかしらっ!
「ぁくっくふぁっ、ぁぁ~っははははっ、ひゃめ、ゃ、ゃめろぉぉ~っ!ぁはは、はぁ、きゃはははっ、お前ら、絶対ぃぃ~ひひゃははっ」
そして遂に始まるくすぐりの刑。くすぐられて笑い悶える梨華様は年相応の少女のような笑顔を浮かべている。あんな態度をとっていても、やっぱり体は普通の少女…いや、それ以上に敏感だったのね。小さな体は無数の手に弄ばれて鞠のように跳ねている。私が担当しているのは梨華様の可愛い胸。まだ全然小さな膨らみだけどこうやって揉んであげれば大きく育つのよ。
「やがて、刑はエスカレートしていき、ついに梨華様の恥ずかしい部分に手がかけられ、そしてっ!!」
「懲罰室に連行しろっ」
「はいっ」
そして私の腕が風紀委員によって…ってあれ…?まっ、まさか私…妄想を…口に出して?
「(部長ったらまた…)」
「(もしかして懲罰が好きなんじゃない…?)」
見れば他の部員達はこそこそと何か言っている。う、嘘…
「ぃ、いやぁぁぁぁっ!」
こうして今日も網奏は、会長の悪口を言った罪で懲罰室に連行されるのであった。
私も梨華様をちょっとくすぐりたくなったので、こんなん書いちゃいました。さっさとサンタを書けって話ですよね、すみません。。。でも、私はまだまだ梨華様には会長として居座り続けてもらいたいですね。
- 233 :くすぐり好きの名無しさん:2009/01/07(水) 00:20:37 ID:bnwFUma20
- 梨華がくすぐられるとき・・・それは最終回のときかもしれませんね。
わざわざ書いていただき感謝です!!
- 234 :くすぐり好きの名無しさん:2009/01/07(水) 00:59:22 ID:Km4naSlU0
- なんという妄想癖w
学園内では密かに生徒会長をくすぐる内容の本とか発行されてそうだ。
- 235 :くすぐり好きの名無しさん:2009/01/07(水) 19:12:02 ID:E7GZ4zgIO
- 私、文芸部部長の網奏はある行列に加わっていた。先日、遂に暴虐非道の限りを尽くした生徒会長、梨華=ファルファンがクーデターによって倒されたのだ。そしてクーデターの主犯は今日、全校集会を開き、梨華様に対するある刑の執行を始めたのだ。それは全生徒が、体育館で体操着にブルマという格好で、開脚したまま拘束された梨華様の股間を一度ずつ撫でていくというもので、今私が並ぶ列がまさしくそれなのである。。もう期待で胸がいっぱい、弾けそうだわ。
「これがあの梨華様だなんて…そ~れ♪」
「まさかこんな体験ができるなんてねぇ…えぃっ♪」
「ひと撫でじゃ我慢できないわよ、うりうりうり~♪」
みんな楽しそうに梨華様の股間を撫でて行き、その映像は巨大なスクリーンに映される。中には何度も撫でたり、終わった後で最後尾に並ぶ者もいるが、そんなことを咎める者は誰もいない。
「はぁ、はぁ…くぁぁっ!…ゃ、ゃめ、んぁぁぁっ!ボ、クは、ぁはぁぁっ!…く、くそぉ、お前ら、こんなことしてただで、きゃぁぁはぁっ!」
股間を生徒達の手が通るたびに、梨華様は震えながら甘い声を漏らす。ああっ!なんて可愛い声なのかしらっ!こんな状況でもまだあんな強がりを言えるなんてさすがだわ。
やがて、列が進むにつれてスクリーンに写る梨華様の動きが官能的なものに代わり、スピーカーから聞こえる梨華様の声に甘く、色っぽいものが混じり始める。
「あら~?梨華様、ひょっとして一丁前に感じちゃってるんですか~?」
「ち、ちが…はぁぁんぅっ!…はぁ、はぁ、こんな、ぁぁぅぁっ!触るなぁっ!ゃめ、ゃめろってぇっ!んくぁぁぁっ!」
笑い泣きで真っ赤になって叫ぶ梨華様を見てみんなぎらぎらしてる。まあ当たり前よね、あんなに可愛いんだもの。
列は進んで、梨華様の声もどんどん弱々しくなってるけど、ほとんどの人が並び直すから列は全然短くならないし、先生達も全く止めないばかりか梨華様を見てはぁはぁしてる。たしかに梨華様はすごく整った綺麗な顔をしているから、こんな風にただの女の子みたいに弄ばれてたら興奮すること間違いないけど。
さて、私の番が近付き、少女のような声を上げて悶える梨華様の姿が見えて来る。
「可愛い梨華様…どうやって撫でようかしら…すっとひと撫で?いや、やっぱりいやらしく撫で回しながらいやらしい言葉をかけるのが…」
「…懲罰室へ」
「わかりました」
いきなり腕をつかまれる。ちょっと!割り込みするなんて…ってまさか…?
「(…またか…)」
「(…部長…実は梨華様のこと大好きなんじゃ…)」
「(後で今のやつを本にする企画書作っとこうかな…)」
「いやぁぁぁ~っ!」
部員達の呆れたような目に見送られ、今日も私は懲罰室へ連れていかれるのだった。
ちょっと時間あったんで妄想第二弾です♪
- 236 :くすぐり好きの名無しさん:2009/01/07(水) 22:19:51 ID:bnwFUma20
- リアルでいたら速攻で転校の手続きするだろうな・・・。
1番辛いのは、怒ってるときや悲しんでるときに無理やりくすぐりで
笑わされることだと思います。
というか何だかんだで梨華って好かれてるんじゃ・・・。カリスマってやつか?
- 237 :さな:2009/01/08(木) 21:06:51 ID:2nA.8cdEO
- 「ありがとう、真。後はその辺を巡回してるメイドにボクの部屋の窓の警備のことを注意したら寝ちゃっていいよ。あとはボク一人で十分。当直の連中は明日にでも躾るから、明日のお昼くらいに呼び出しておいて」
シホをベッドの側にある拘束具にバンザイにM字開脚の状態で拘束し、ベッドの縁に座って剥き出しの股間に可愛らしい小さな足を当てながら、拘束を終えた真に梨華がそう声をかける。シホは動けるだけの体力は戻っていたが、派手な作りの拘束具の拘束は厳重で、首以外はほとんど動かせそうにない。
「しかし…また侵入される可能性があります。…梨華様に万が一のことがあったら…」
「大丈夫、サンタさんは良い子のボクに危害を加えたりなんかしないよ。…ねぇ、そうだろ?」
シホの股間に当てた足をぐりぐりと動かしながら梨華が意地悪く言う。シホは与えられる刺激にたまらず声を漏らしてしまうが、拘束された脚はぴくりとも動かない。真はしばらく黙っていたが、やがて
「…わかりました。では、扉の外で立ったまま仮眠をとるので、何かあったらすぐに呼んで下さい」
と言うとシホにちらりと視線を送り、部屋から出て行った。
「そこまでしなくても平気だっていうのに…ボクは子供じゃないんだからさぁ。真面目すぎるってのも大変だね。…さて、いろいろと聞きたいことがあるんだけど、お前、名前は??」
足で振動を送り続けながら梨華が問う。
「…くふっ…んっ、こ、こんなことして、ぇ、な、なんのつもり、なの…?」
答えずに質問を返すシホを見て、梨華は一瞬怪訝な顔をする。
「質問してるのはボクだよ?ひょっとして見た目がこんなんだからってナメてるのかな?」
そう言って振動を強めると、シホの苦悶の声が大きくなる。
「ぁふっ、は、ぁぁっ」
そのまま振動が与え続けられると、シホは慌てて
「んぁっ、シ、シホ!シホですぅぅ!」
と叫ぶように声を搾り出した。
「そうそう、それでいいんだよ。で、シホはボクに何をプレゼントしてくれる予定だったの?」
「り、梨華ちゃんへの、プレゼントは、んんっ、っふはぁぁぁ~っ!」
「誰が梨華ちゃんだよ。ちょっとボクより胸が大きいからって…『梨華様』だよ」
「ぁぅ、ん…り、梨華…様、への、プレゼント、は、ぁ、他のサンタが、担当だか、ら…」
その言葉を聞くと、梨華は自分より小さな娘に弄ばれる悔しさと羞恥に顔を赤く染めて俯くシホを見下ろしながら、笑みを浮かべ、それからちょっと考えると口を開く。
「つまりボクのところにプレゼントをもってくる奴が他にいたってこと?」
シホが刺激を堪えながらでうんうんと頷く。
「ボクのとこには誰も来なかったけどなぁ…まっ、その辺のメイド達に捕まって、いろいろもてなされてるのかもね。…ん?ああ、そいつが戻って来ないからシホが探しに来たのか」
シホは再び頷きながらも、この少女の頭の回転の早さに内心の驚きを隠せない。
「どっちにしろここまで辿り着けなかった無能な奴にボクは興味ないし、プレゼントならいいのがきたしねぇ…」
そこまでで梨華は一旦足をシホの股間から離し、笑みを浮かべて言った。
「シホ、サンタなんかやめて、ボクの元で働く気はない?ここまで入ってこれるお前なら、ボクがもっと面白いことに使ってやれるよ?」
- 238 :さな:2009/01/08(木) 21:08:02 ID:2nA.8cdEO
- 「…人を物扱いするような人のところで働くなんてできないよ…それに、わたしはサンタがいい」
シホがはっきりとそう答えると、梨華は笑みを浮かべる。
「まあ、そんな簡単にオッケーするとは思ってなかったけどね。そんな奴なら欲しくないし。まっ、お前はもうボクの物なんだって、これからじっくり時間をかけて分からせてあげるよ」
そう言った梨華の手にはいつの間にかリモコンのようなものが握られている。
「何をされてもあなたの言うことは聞けないよ。もうこんなことやめよう?朝になった、りゃ!?な、くふふっ、は、はひゃぁっ、ぁはは、くぁははっ」
梨華がリモコンを操作した瞬間、突如シホの体にくすぐったさが走る。見れば、シホを拘束している台から孫の手のような小さなマジックハンドが現れ、脇腹やお腹、太腿などをくすぐり始めていた。
「まずはその上から目線な物言いを治してもらわないとね。ちゃんと敬語を使って、ボクのことはさっきみたく『梨華様』って呼ぶこと。わかった?」
「ひゃははは、くはっ、こ、こんなことしてもぉぉ~っ、だめなんだってえぇ~っ、ぁはっ、ははははっ、はぁぁ~っ」
シホはくすぐったさに拘束された体を震わせながら拒否の意思を示すが、マジックハンド達のくすぐりは止まらない。
「まだ始まったばっかなのにそんなに悶えちゃって、まだコイツの性能の半分も発揮してないんだけなぁ…」
「はぁひゃっ、こ、これで、半ぶ、くひぁははは、ぅ、ぅそ、はは、ぁっ~っはははは」
「今、『梨華様すいませんでした。どうか止めて下さい』って言えば許してやらないこともないよ?」
「ふひゃははっ、そ、そんなことはぁぁ、くぅぁはははっ」
梨華はそのまま10秒ほど笑い悶えるシホを眺めていたが、やがてシホの股間に当てていた小さな足を、胸に移動させ、サンタ装束を器用にはだけさせる。
「へぇ…この服の下ってブラジャーしてないのか」
「ひゃははは、ぃ、ぃやぁははは、な、なにするのぉぉ」
露になった胸元を覗き込まれて、シホは恥ずかしさに顔を真っ赤にする。しかし、梨華は、まだほんの膨らみかけで、梨華よりわずかに大きい程度のシホの胸をその足でぐりぐりと弄び続ける。
「体格はボクと大して変わらないのに…生意気な胸だなぁ…」
「ぁはは、は、ゃ、だぁ、はは、ゃめてぇぇっ、ひゃはは、ふぁぁんぁ、む、胸なんてぇぇ、ぁぁっ~っははは」
「胸なんて、なに?ほら、続きを言ってみなよ」
シホはマジックハンドによるくすぐったさと、梨華の柔らかい足による快感の嵐に悶えながらも、梨華が胸のことをやけに気にしていることに気が付いた。
「わ、わたしの胸なんてぇぇ、ち、ひゃひゃっ、小さいしぃぃひはははっ、誰だってぇぇ、す、すぐにぉぉきくなる、ょぉぉっ」
「へぇ…それはつまりボクの胸が超小さいっていいたいわけ?」
「ち、ちがぁぁぁっ~はははっ、違うのぉぉ、そういひゃひゃ、そういうことじゃなくてぇぇ」
精一杯のフォローは逆に梨華の逆鱗に触れたらしく、梨華はシホの胸から足を離すとリモコンを操作する。すると、現れた機械がシホの胸の大きさを計り、一旦引っ込むとシホの胸にピッタリのサイズのパッドのような物を持ってくる。そのパッドは胸に吸い付くと、ぶるぶると震え出した。
「ぅぁぁはははっ、ぁはぁぁ、ゃ、ゃめてぇぇ、ふぁわぅ~っ」
「とりあえず『梨華様、馬鹿にしてすいませんでした。二度と言いません』って言えたら胸のパッドははずしてあげるよ」
「そ、そん、なぁぅふぁ~っ、はぁぁはは、ぁぁっ~っ」
朝はまだ遠い。
- 239 :さな:2009/01/08(木) 21:17:48 ID:2nA.8cdEO
- どうも、相変わらずの遅いスピードでまだクリスマスやっててすいません。なのフェイと、文芸部長の妄想を書いた者です。
一応これからこの名前でいこうと思うので、まとめサイトの方もこの名前でお願いします。
偉大なる梨華様の性格や口調が壊れてしまわなかったかが心配でなりません。。。
パソコン買った方が執筆速度上がりますかねぇ?盛り上がってるゲームスレにも参加できないし、四月くらいには買いたいです。
- 240 : ◆AjN2xCq7C6:2009/01/10(土) 02:28:41 ID:SwxPePHE0
- 桜井里璃の憂鬱
お兄ちゃん、大学でのお勉強は順調ですか?私は大ピンチです。
神那津川学園に無事転入してあのムカツク連中から離れることもできたし、今度こそ
友達たくさん欲しいなって思ってたのに、どうしてこんなことになったんだろ……。
やっぱり、人と違うこの耳が悪いのかな……。
私、桜井里璃の体には人と違うところがある。それはこのちょっとだけ長い耳。どう
いうわけか私の耳は、エルフみたいに長くて尖った耳をしている。お父さんとお母さん
は可愛いって言ってくれたし、お兄ちゃんも神様からの贈り物だって言ってたけど……
他の人はそう思わなかったみたい。
小さい頃から「耳長」「ヘンなヤツ」「幼女エルフハアハア」なんてことを何度も言われ
て、この耳が理由で何度も苛められた。私はあんなやつらに負ける気なんて無いんだけ
ど、だけどその思いもこの耳が裏切る。どうやら私の耳はすごく敏感らしく、ちょっと
触られただけで悲鳴が出てしまう。それで、みんな面白半分に私の耳を弄び、そのうち
耳だけでは我慢できないのか他の所もくすぐり出す。そんな日々に嫌気が差してた私に
お兄ちゃんが紹介してくれたのが神那津川学園だった。
転入初日。緊張しながら教室に入った私は、一人の無遠慮な女の子に声を掛けられた。
小柄な私よりもっと小さくて小学生にしか見えないその子が、この学園を支配する帝王
にして悪魔の如き精神の持ち主だと分かったのはすぐだった。
「ああぁぁ~…!耳、みみはぁ…やめてぇ……あぁ、あぅうぅぅ…」
「ダメダメ、桜井が素直になるまでやめないよ」
悪趣味極まる玉座(生きた人間だと知ったときは卒倒しかけた)に座った生徒会長梨
華=ファルファンが、柔らかいメイクブラシで私の右耳をこすっている。最高級品だと
いうメイクブラシの感触は素晴らしく、一撫でごとに心地よい刺激を脳まで送り込み、
抵抗する力を奪っていく。私は今玉座の前でへたり込み、両腕を掴まれて左右に引っ張
られた状態で梨華ちゃんに捕まっている。梨華ちゃんは私の頭を掴んでブラシで耳をい
じくるだけでなく、私の胴に絡めた足で器用に脇腹やお腹をくすぐって来る。ダメだよ
ぉ…逃げなきゃ行けないのに、力が入らない……。
出会うなり、生徒会に入れと命令(断じて勧誘ではなかった)してきた彼女に理由を
尋ねたら、「面白そうだから」なんて答えてきた。この子も、私のことを珍獣みたいに
扱うのかな、って少しガッカリしてたんだけど、梨華ちゃんはすごく綺麗な笑顔で言っ
た。「ボク、愚民の群に埋没しない個性のあるヤツって結構好きなんだよ。内面的なも
のでも外面的なものでもね。ボクの眼鏡にかなったってことを光栄に思うといいよ」な
にかものすごい物言いだけど、どうやら私の耳を褒めてくれてるようだった。こんなこ
と初めてだった。もしかしてお友達になれるかな?そんな期待をした私はすごくバカだ
った。
生徒会の人達が私の足をくすぐってる。足の裏だけじゃなく太股に膝の裏まで。皮膚
の上をそおっと指が走るたびに私は悲鳴を上げて足を引っ込めようとするんだけど、足
首を掴まれてるから全然逃げられない。
「あはは!あっはっはははは!あ、あああ!やめて!くぅぅ…ひゃぁん…!」
「桜井は耳をいじりながらくすぐってやるとすごくいい声で鳴くよねぇ。体の力も抜け
てきてるし、そんなに耳が気持ちいいんだ」
「ひっひひぃぃぃぃぃん…!ち、ちがうぅぅ!気持ちよくなんて、ない、きゃはぁ!や、
だぁぁ~!」
ウソなのは自分でも分かってる。このメイクブラシはくすぐったいのにすごく気持ち
がいい。多分お兄ちゃんに耳掃除してもらったときより気持ちいいだろう。……お兄ち
ゃんゴメンナサイ。でも、こんな風にされるのは嫌だ。オモチャみたいに弄ばれて、そ
れで気持ちがいいなんて絶対に嫌!
だから今までだって、どんなにくすぐられても心までは負けないでいた。
だけど、ここの人達は……すごく上手だ。今までされたことのあるどんないじめより
も苦しくて、そして甘美だった。くすぐったくて辛いのに何故かぞくぞくする気持ちよ
さがあって、もっとして欲しいって体が望んでる。じたばたと暴れるけど、だんだん抵
抗できなくなってるのが自分でも分かる……。
- 241 : ◆AjN2xCq7C6:2009/01/10(土) 02:30:27 ID:SwxPePHE0
- 「きゃはは!かはぁはははは!!こんなのぉ、いやぁぁぁはははは!!んきゅぃ~っひ
っひっひひひひ!!やめてぇぇぇ!!」
「大分体が温まって来たみたいだねぇ。桜井、いつもみたいにボクにおねだりするんだ。
気持ちよくさせてください梨華様って。そうしたら派手にイカせてあげるよ?」
「あぁぁっくっくくぅぅははははぁ!やらぁ!絶対やらぁ!!わらひ、ひひひぃぃ!こ
んなの、負けにゃあい!あひぃぃ!!ひひひひぃ!」
これは意地だ。この悪辣な生徒会に屈するもんかという私の意地。
「うんうんいいよ桜井。勝てない勝負と分かっていながらあえて突っ張るその性格、そ
ういうのを崩してやるのがボクは大好きなんだ」
「あへああぁぁぁ~~~!!両耳いっぺんに…んぐぃぃひひひぃぃ!!?」
1つだけだったメイクブラシが両耳に突っ込まれたぁ!?きめ細かな毛の1本1本が
私の耳の奥まで激しくこすって……あああ!ブラシが頭の中を洗ってるみたいぃぃぃ!!
「昨日はおねだりするまで生殺しだったから、今日はイキまくりにしてあげるよ。真、
そいつの出番だ」
「かしこまりました、お嬢様」
涙で視界はぼやけつつあるけれど結構近くだったので、梨華ちゃんの護衛だっていう
真さんが電動マッサージ器のスイッチを入れるのは何とか見えた。鈍い振動音を聞いて
るだけで体が揺さぶられてるみたい…。
真さんはそのままマッサージ器を私のお股に近づけて……ウソ、まさか……!
「あきゃあぁあ!ダメ、きつすぎ…ぎひぃははははははぁ!とめて、とめてぇぇ!!ん
ぎゃあぁぁぁははははははははははははは!!くひゃあ!あへ、あふぇふぁふぁふぁふ
ぁ!!ああぁぁ~~っはっはっはっははははははははははは!!!」
両耳の心地よさは電流となって瞼の裏でスパークする。マッサージ器の押しつけられ
た私の恥ずかしいところは、やけどしそうな炎が体の内側から噴き出しているみたいだ
。全身を走るくすぐったさは脊髄を駆け昇り脳を経由して全身に再び散らばっていく。
妙に冷めた視線で自分の状態を観察していたのは一瞬だったのか長い時間だったのか、
くすぐられ始めた直後なのか全てが終わった後なのか、頭の中が滅茶苦茶にされた私に
はもう分からなかった。
何を口走って、何を言わされたのかも私自身には全然記憶がない。
「ホント、最っ低!」
「まあまあ、機嫌直して里璃ちゃん」
「直せませんよっ!」
生徒会長一味が校内の視察(という名の新しい生け贄探し)に出かけたため、生徒会
室はがらんとしている。今なら文句も言い放題だった。ここにいるのは私と、会計の永
原絵美さんだけだからだ。絵美さんは私と一つ違いとは思えないほど落ち着いていて、
とても優しい人だ。あの梨華ちゃんを「本当は良い子なのよ」などと言うのはどうかと
思うけれど。
体の力が全然入らない私は、ソファーに座った絵美さんにだっこされて、私よりも随
分ボリュームのある胸に顔を埋めていた。なんか、化粧品とはちょっと違ういい匂いが
ただよってる気がする…。
「ほら、耳掃除してあげるから」
「やぁ!?耳は、今きつくて…!」
「大丈夫、やさしくするから。ほぅら力を抜いて…」
「んひ!?…ひゃあぁん…あふぅ………ああ…それ、そこぉ…」
- 242 : ◆AjN2xCq7C6:2009/01/10(土) 02:31:28 ID:SwxPePHE0
- 優しい人だけどくすぐりと無縁というわけではない。けど、本人も言ってるようにこ
の人はとても優しく触れてくる。体がふわふわして気持ちいいのがじんわり広がってく
…。そっと抱きしめられてる暖かい感触も相まって、私の心から抵抗しようという意志
が薄れてくる。今度は、心がとろけてくる……。
「梨華ちゃんが戻ってくるまで続けてあげるから、楽にしていてね」
「あぁん…ダメ、なのにぃ……こちょこちょが、気持ちいいぃ……」
「普段からそうやって素直になっていれば、梨華ちゃんももう少し優しくしてくれるの
よ?」
「ふぁうぅぅ…あんな子に、負けたくないぃぃ……」
「そう……。じゃあ今だけでいいから素直でいましょうね。気持ちよくしてあげるから」
「ふぁ、ふぁいぃぃ~」
やっぱり絵美さんは優しい。
……この優しさも梨華ちゃんの罠なんじゃないかと疑っている自分がどこかにいるけど、
だけど、今は甘えていたいな。
お兄ちゃん。里璃はいつも、いじめなんかする下らない奴らに負けるもんかって思っ
てます。だけど里璃は、卒業までお兄ちゃんの知ってる里璃じゃいられないかもしれま
せん。きついくすぐりと、甘いくすぐりを毎日繰り返されて、里璃はどんどんおかしく
されてます。辛いのに、苦しいのに、泣きたいのに、気持ちいいって思っちゃうんです。
やさしくいじめられたら、このままずぅっとこうしていたいって思っちゃうんです。
お兄ちゃん。もし里璃が苛められて喜ぶ変態になっても、ずっと里璃ののお兄ちゃん
でいてくれますか?
- 243 :くすぐり好きの名無しさん:2009/01/10(土) 02:40:20 ID:SwxPePHE0
- >>239
素晴らしいSS楽しませてもらってます。
執筆速度や季節感は気にしなくても良いと思いますよ。
あせってもいいものはできませんし、12月に海水浴場の話書いた私みたいなのもいますから。
- 244 :くすぐり好きの名無しさん:2009/01/11(日) 12:35:48 ID:IGoqTMKw0
- >>240-242
うおおお自分のキャラを使って頂いて本当にありがとうございます!
口調とか性格が自分のイメージ通りでとても素晴らしいです。
そして梨華さまだけでなく、永原絵美さんとまで絡ませて頂けるなんて、なんと有難き事か!
お兄ちゃん、応援します!
- 245 :さな:2009/01/12(月) 13:55:10 ID:vYcKE00gO
- >>243
執筆速度や季節感は気にしなくてもいい、焦ってもいい作品はできない。身に染みるお言葉、ありがとうございます。未熟者ですが、頑張っていきたいと思います。
ちょっと時間取れたので、サンタじゃないんですが、一つ投下します。。。
- 246 :くすぐり好きの名無しさん:2009/01/12(月) 13:56:57 ID:vYcKE00gO
- 「た、ただいまぁ…」
「あっ、部長、おかえりなさい。…大丈夫ですか?」
私、文芸部部長の網奏は、今日の懲罰を終えてやっと部室に戻って来た。時間はもうすぐ下校時刻…ってやばいっ!早く学園を出ないとまた懲罰決定じゃないっ。
見ればこんな時間だと言うのに部員全員(と言っても数えるほどしかいないけど)が私を待って部室に残ってくれていた。
「ぁ、ぁの…早く帰れるように部長の荷物、まとめておいたんですけど…」
そう言って私のバッグを渡してくれたのはアリシア・エルシュタイン。セミロングの栗色の髪が可愛い、ちょっと内気な一年生の子だ。私に巻き込まれて何度か懲罰室に連れてかれちゃった経験もある。アリシアが懲罰を受ける姿…見たかったなぁ…
「ぁりがとう、たしゅかるわ…」
そうお礼を言ったがさっきまで散々くすぐり回されてたせいで舌がちょっと回らない。ちくしょー、あの『懲罰室の女』めぇ…
「いつか捕まえて、あんなことやこんなことしてやりゅんだからぁ…」
「部長~、漏れてますよ~」
部員の一人に指摘されて私ははっ、と我にかえる。妄想が口にでちゃうのは悪い癖だとわかってるんだけど、ヒートアップするとついやっちゃうのよねー。思春期の女子学生なら誰でもそうよね?
「こほんっ!…みんな待っててくれてありがとう。ほいじゃっ、急いで帰るわよ。懲罰は嫌でしょ?」
私がそう言うとみんな準備が終わっていたようで、立ち上がって部室の外に向かっていく。『懲罰』って言ったときに視界の隅でアリシアがびくっ、と跳ねるのが見えた。可愛いなぁ…
やがて全員が出るのを確認すると、部室の鍵を閉めてポケットへ入れる。そしてみんなで門に向かって歩いていると、部員の一人がそっと耳打ちしてきた。
「部長、今日、この後時間あり「ひゃぁんっ!」
耳に息が当たる甘い感覚に思わず声が出ちゃう。
「ちょっとっ、真面目に聞いて下さいよっ」
「し、仕方ないじゃないっ!さっきまでくすぐられてたんだからっ!」
私の反論を聞いた部員の目は何故か冷ややか。アリシアまで苦笑を浮かべている。…私ってそんな風に見られてるのかな…
「まあいいです。部長は暇ってことで」
「ちょっとちょっと、この後何かやるの?」
私がそう言うと部員達はみんな何か意思の篭った視線を私に向けてくる。
「まあ、ここではちょっと口に出せないので、とりあえずファミレスでも入りましょう」
そう言って歩いていく部員の一人を先頭に、私達、神那津川学園文芸部一同は校門を出るのだった。
- 247 :くすぐり好きの名無しさん:2009/01/12(月) 13:58:20 ID:vYcKE00gO
- 「で、今日はどうしたの?また生徒会にたいする不満ぶちまけ大会でも開く?」
場所は学園から離れた場所にあるファミレス。ようやく舌も上手く回るようになり、席に座ってメニューを頼み終えると、私は部員達に尋ねる。正面にはアリシアが座っていて、おしぼりで手を拭き、丁寧にたたんでいるのが見える。やっぱり可愛い…
「いえいえ、似てるけどちょっと違います。今日は…生徒会の人々をモデルにした話を書く相談をするために集まったんですよ」
見れば、私以外はみんな分かっているようで、うんうんと頷きあっている。確かにこんな話は学園内じゃできないわね。いつどこで誰が聞いてるかわかんないし。
「文芸部の作品として校内配布するやつとは別に、作るんです!梨華様を始めとする生徒会や風紀委員達が責められる本をっ!文芸部にできることと言ったらそれくらいしかありませんっ!」
う~ん、確かに私だって一度は考えたけど、ばれたときのことを考えるとなぁ…今はまだ軽い懲罰で済んでるけど、さすがの私もこれ以上重い罰はきついな…
「で、でも…ばれちゃったら…その…大変なことになっちゃいませんか?」
他の部員達が熱くなっていく中、おそらく懲罰経験が私の次に多いアリシアが言う。
「たしかに、そんなこと梨華様にばれたら全員しょっぴかれる…それどころか部が潰されて全員奴隷として働かされる可能性だってありますけど…」
…梨華様の奴隷になる、かぁ…悪くない、いや、やっぱり梨華様を責める方が私は好きかもね。あの小さな体を…私の手で…私を罵倒しながらも刺激に耐えられずに悶える梨華様…そのまま…ああっ!ああっ!
「…続けますよ?別に大々的に配っていく必要はないんですよ。作ったものを、密に読みたいと思っている人に渡して、楽しんで貰えれば、文芸部としてはこれ以上ない喜びじゃないですか」
う~むたしかに…生徒会が今の体制になってからは懲罰ばかりで、書いたものを人に読んでもらうことは全然なかったかも…妄想は聞かれてるけど。
「わかった。書こうっ!さすがに校内配布以外の作品までチェックはされないし、上手くやれば大丈夫でしょ。文芸部、久々に趣味全開の活動やるわよ♪」
私の言葉にみな嬉しそうに頷き合う。
「で、どうしよっか?やっぱり梨華様を…やる?」
梨華様の名前が出た瞬間、皆の中に微妙な沈黙が流れる。やっぱりなんだかんだいっても梨華様は畏れ多いかな…ただくすぐられたりするだけならまだしも、クーデターまがいのことをしたら前生徒会のような扱いを受けるかもしれない。そんな沈黙の中、私の前でアリシアがおずおずといった感じで手を挙げた。
「ぃ、いきなり梨華様を書くんじゃなくて、まず、周りの生徒会役員を何人か書いて、読者と秘密を守る方法を見つけてから梨華様、の方がいいんじゃないでしょうか?もし見つかっても梨華様が題材じゃなければ軽い罰で済むでしょうし…」
言い終えてから恥ずかしげに俯く。もう…私はあなたが生徒会に責められる本でも全然オッケーよっ!梨華様に激しく責められた後で、会計の永原さんによって優しくくすぐられ、くすぐりの虜へと堕ちていくアリシア…
っと、妄想はさておきアリシアの意見はナイスね。私達の活動がどの程度梨華様の怒りに触れるかはわからないけど、梨華様本人に関する内容じゃなければそこまでひどいことにはならないだろうし。
「アリシアの言う通りね…じゃ、まずは梨華様以外で。誰か意見ある?」
- 248 :くすぐり好きの名無しさん:2009/01/12(月) 14:01:36 ID:vYcKE00gO
- 私が尋ねると皆が考え始める。基本的に皆、妄想好きだし、こうなると長いかも。私の頭にまず浮かぶのは、梨華様以外では、憎き懲罰室の女、佐々木聖園、風紀の三連星、それと会計の永原絵美さん…私が彼女にくすぐられたのは一度だけだけど…ぅわっ、だめだめ、思い出しただけでもう、顔が火照ってきちゃう~~っ!
私が急に顔を伏せて一人悶え始めても、部員達はそのまま話し合いを続けている。…人望ないのかなぁ…
やがて、私が顔を上げた時、部員の一人が口を開いた。
「あっ、あの子はどうですか?生徒会の一年生で、ピンクの髪で耳の長い…」
「桜井さんですか?桜井里璃さん」
同じ一年生のアリシアが答える。なるほど…桜井里璃ちゃんね…小柄な体にピンク色のショートの髪、そしてなんといってもあの長い耳。まるでファンタジーの世界からそのまま出て来たような可愛らしい容姿をした子だ。梨華様に目をつけられて生徒会に入って下っ端として働き、他の役員にくすぐられたりもしているらしい、たしかに思わずいじめたくなっちゃうような子よね…。梨華様とはまた別の魅力がある。…あの耳…触ったらどんな反応するのかなぁ…声もきっと可愛いんだろうなぁ…あっ、セーラー服とか着せるのもいいなぁ…実は放課後はハンターとして活動してて、触手とかに責められるっていうのもいいかも♪…いや、それはさすがに無理があるか…
「桜井さんも候補に挙げといて…と…彼女の情報収集はアリシアが適任かしらねぇ。じゃ、とりあえず注文来たから食べながら話しましょ。私はもう疲れてお腹ペコペコリンよ」
私の言葉と共に皆も食事に手を着け始める。律儀に「いただきます」と言っているアリシアが可愛い…
こうして、私達文芸部のひそかな反逆活動はスタートしたのだった。
- 249 :くすぐり好きの名無しさん:2009/01/12(月) 14:54:28 ID:vYcKE00gO
- 「部長、会計の永原絵美さんってどんな方なんですか?」
詳しいことはまた後日、ということで解散した後の帰り道、帰る方向が一緒のアリシアがそう尋ねてきた。結局会議は候補をばんばん挙げるだけに留まり、具体的なことは何も決まらずに終わったのだ。まぁ基本的に妄想するのが大好きな集まりだし、女の子が集まれば話が横道に逸れていくのは仕方ない。
「急にどうしたのよ~。ひょっとして永原さんのこと気になるの~?」
「ぃ、ぃえ、そういうわけじゃ…」
私のからかうような言葉に赤くなるアリシア。くぅ~っ!こんな可愛い後輩と二人で帰れるなんて、私幸せ~♪
「絵美さん綺麗だし、大丈夫っ、恥ずかしがることなんか何もないわよ~」
「違いますってっ、部長、永原さんの話になると急にもじもじしたり、トイレ行ったりして変だったじゃないですか。だから、何かあるのかなぁ、と思って…」
…聡い子だなぁ…いや、私が不審過ぎたのかも。
「まぁ、ちょっと…ね。絵美さんに、その、くすぐられたことがあって…ぁあっ、もうっ!」
私は立ち止まって頭をがりがりとやると同じように止まって待っててくれるアリシアに向き直る。可愛い後輩にこんな恥ずかしい話をするのは、なんか、こう…ねぇ…?
「部長?」
小首を傾げるアリシア。これは反則でしょ…
私はため息を一つつくと、絵美さんに会った日のことを話し始めた。
・
・
・
・
「あなたも馬鹿みたいな妄想なんてやめればいいのに…たしかに今の体制はちょっとおかしいけど、上手く立ち回ってればこんな目に合わされなくてすむのよ?」
「ぅ、ぅるさ、ぃひゃっ、ひゃははは、くく、くぅぁぁ~っ、ぁっ~ははははっ」
その日、私はまた梨華様を責める妄想を口に出してしまい、懲罰室で拘束され、佐々木聖園にくすぐられながらねちねちと嫌味を言われていた。この人にこうしてくすぐられるのは何度目かになるのでよく分かる。冷めた目とだるそうな態度だが、的確に私の弱点をくすぐり、私の悶える様を楽しんでいる真性のドSだ。
なんとか堪えようとするんだけど、私も成長途中な年頃の女の子なわけで、やはりくすぐりには強いわけじゃなく、堪えきれずに笑い悶えてしまう。
「反省の意思が見られないな~。それにスカートの丈が規定より若干短いんじゃない?30分くらい延長しようかな~?」
眼鏡の奥の紅い目だけをぎらぎらさせて聖園が白々しく言う。くぅ~っ!スカートの丈はちゃんとぎりぎりセーフだって言ってるのにぃ~っ!私は丈が長いのはどうにも苦手で…ぅぅ、結構きつくなってきた…あと30分は…さすがに無理…
「ぁふぁっはは、ゃ、ご、ごめんなさいぃひひっひゃはぁぁ、ぉ、お願だから30分ははぁぁあぁっ~っ」
「う~ん、どうしようかな?」
私の抗議を受けて聖園が思案顔になる。この人は後ろが詰まってるときや、仕事があるとき、弓道部の大会が近いときはさっさと切り上げるけど、暇なときは延々と続ける傾向がある。そして残念なことに、今日は私の後ろに懲罰対象者はいない。つまり延長の可能性大だ。
コン、コン
だが、私の暗い想像はすぐにかき消された。私をくすぐり続けたまま「は~い」と聖園が答えると、ドアが開き、ふんわりとしたオーラを纏った一人の女の子、永原絵美さんが入ってきたのだ。
「お仕事中ごめんね、聖園ちゃん、ちょっと生徒会のお仕事で。今梨華ちゃん達は出掛けちゃってて、残ってるメンバーだけじゃどうにもならないの…あとどのくらいかかりそう?」
絵美さんの言葉を聞くと聖園は舌打ちして時計を見上げる。っていうか梨華ちゃんって…この人いろいろ凄いな…
「ホントはまだまだやるつもりだったけど…いいや、仕事することにする」
と、冷めたように聖園がくすぐりを停止する。よっしゃ、これで解放される。だが、私の内心の喜びもつかの間、絵美さんが何故かぷりぷりと
「くすぐるのをやめるなんて駄目よ。ちゃんと最後までくすぐってあげないと…」
と言う。ああ、やっぱりこんな慈母みたいな人でも生徒会役員なんだなぁ…
聖園はちょっと考えたが、やがて
「なら残りの時間…そうだねぇ、一時間くらいは絵美がやってあげて。いつまでも仕事滞納してちゃまずいでしょ?私はそのまま帰るから、鍵お願いね」
と言い残して出て行った。ちょっとっ!一時間って……
- 250 :くすぐり好きの名無しさん:2009/01/12(月) 14:57:28 ID:vYcKE00gO
- 私が身勝手な悪夢の一時間宣告に、怒りとも恐怖ともいえる感情を向けていると、絵美さんがつかつかと近付いてくる。
うわぁ~…こんなに近くで見るのは初めてだけど、すごくナイスバディな人だなぁ。小柄な私としては、その…胸とかはやっぱり羨ましい…
「ごめんね、聖園ちゃんも本当はもっとくすぐってあげたかったと思うんだけど、今から一時間は下手なんだけど、私が代わりにくすぐってあげるから、許して、ね?」
笑顔でそう言われて、私は思わず頷いてしまう。この人は考え方がどことなく生徒会っぽくないなぁ…でもラッキー。くすぐるのは苦手って言ってるし、一時間じっとしてるだけで済むかも…
そう思うな否や、急に私の体が椅子に座った絵美さんに吸い込まれるように向かっていき、小柄な私は抱っこされるような形になる。校則具の効果だ。…すごい、柔らかくて…気持ち良い…この感触を体験して、官能的なことしか浮かんでこないのは、私が変だからじゃないはずだ。
「それじゃ、始めるね?」
その言葉と共に、絵美さんによるくすぐりが始まる。ってちょ、こ、これは…
「ふぁ、わふぅ…ん、ぁっ、ゃ、はぁぁっ、ひゃめ、へぇぇっ、くふぅんぅ…」
絵美さんのくすぐりは、やばかった、もう気持ち良くてたまらないのだ。さっきまでくすぐられていて体が敏感になっていたってこともあるんだろうけど、背中に回った二つの手、その十本の指が私の肩甲骨の周りやお尻へのラインを撫でると、体がふにゃふにゃになって、抵抗なんて思いつかないくらい力が抜けちゃう…
「ふふ、お名前、聞いてもいい?」
そう尋ねられた私はあまりの気持ち良さになにがなんだか、反射的になんとかクラスと名前を言う。舌が回らなくて上手く言えた自信がなかったんだけど、絵美さんはちゃんと聞き取ってくれたようで、
「あら、同じ学年だったのね。奏ちゃん、ちっちゃいからてっきり年下だと思ってたわ」
と言った。そりゃ、私は年の割に小柄だけど、胸はまぁそれなりにあるし、部長としての風格を出すための努力もしてるんだけどなぁ…ぁぁ…とろけちゃいそう…ゃばい…こんなのが一時間も続けられたら…私、変になっちゃう…
「でも、一時間もだなんて、奏ちゃん、一体何をやったの?」
そんな私の気持ちなど知らず、絵美さんは優しいくすぐりを続けながら私にどんどん質問をぶつけていく。私はもう声を出すのも一苦労っていうくらいメロメロにされちゃてるのに…でもこういう風に質問されてなかったらあっという間に意識が飛んでるかもしれないし…助かってる、のかな?
「気持ち良い?」
「ぁふ…ぁ…そんな、こと…んんっ、ふぁわぁぁ…」
本当はすっごく気持ち良いんだけど思わず否定してしまう。だって、やっぱりこんなことされて気持ち良いって認めるのは恥ずかしいもの。しかもそれが初対面で同世代の女の子相手なら尚更だ。
「無理しなくていいのよ?くすぐられるのはとっても気持ち良いことなんだから。ほら、涎出ちゃってる」
そう言われると、私は慌てて口を閉めようとするが、ゆるくなった口は塞がらず、どうすることもできない。…超、恥ずかしい…っていうかこのままだと…
「ゃ、ひゃめ…制服ぅ…ょごれちゃ、ぁはぁぅ、はひゃ、んふふ、ふぅっ~っ」
私の涎が絵美さんの制服を汚してしまうのを危惧した発言だったんだけど、絵美さんは全く気にせず、それどころか私の顔をその豊満な胸に押し付けると、頭をなでなでとしてきた。
「いいのよ、制服は洗えば済むもの。それより…」
そう言うと悶えてたせいで捲れ上がった私のスカートらへんに手を伸ばす絵美さん。ていうか、駄目っ、ぁぁ、その辺は、弱いのにぃ~っ!
「スカート、規定より短くしちゃだめなのよ?」
「ひゃ、ひゃいぃ、わ、わかったぁぁ、わかったからぁぁ、そ、そこは、ゃめぇぇっ!」
ゃば…ぃ…お尻とか太腿とか、敏感なところをピンポイントでそんな風に撫でられたら…!
「この辺が気持ち良いのね?ふふ、ほらもっと楽にして、あと45分くらいだけど、精一杯やってあげるから」
- 251 :くすぐり好きの名無しさん:2009/01/12(月) 14:58:13 ID:vYcKE00gO
- ・
・
・
・
「それで、そのあと45分もくすぐられちゃったんですか!?」
ここまで話して止めた私にアリシアが尋ねてくる。
「いや、15分くらいかな?えっと…その…私、漏らしちゃって…おしっこ…」
そう。あの後も延々と愛撫みたいに優しくくすぐられ続けて、私は漏らしちゃったのだ。しかもその後、制服を洗濯している間、学園のシャワー室で絵美さんに残りの30分をやられて……今の私、顔真っ赤だろうなぁ…ぁあっ、恥ずかしい。アリシアどんな顔してるんだろう?
だが、真っ赤になって俯いている私にアリシアからかけられた言葉は意外なものだった。
「わ、私も…しちゃったこと、あり…ます…」
「えっ??」
見ればそう言ったアリシアの顔も真っ赤に染まっている。普段の私なら興奮していろんな妄想をするところだけど、今は余裕がないので思わず、ホントに?、と聞き返してしまう。
「はい。前に、懲罰室でくすぐられた時…」
「そ、そっか…」
二人して真っ赤になったまま無言で歩いていく。…どうしようこの空気…調子でないなぁ…
やがてアリシアと別れる場所まで来ると、アリシアがまだ若干顔を赤くしたまま口を開いた。
「部長でも、そんなことがあるってわかって良かったです」
それはどういう意味なのかしら…私だって、というか私じゃなくてもあれには堪えられないよ。
「それじゃ、冊子のこと、頑張りましょうね。お疲れ様でした」
そう言ってぺこりとお辞儀をすると、アリシアは歩いていく。私が「さっきの話は秘密だからね~?っていうか忘れてっ!」というと笑顔で手を振ってくれる。…大丈夫かな…
さてっ、なんか恥ずかしいこと思い出して火照っちゃったし、もうちょっとぶらぶらしてから帰ろ~っと。
「……今夜、眠れるかな……」
ちょっと心配になりながらも、私は歩き始めるのだった。
- 252 :くすぐり好きの名無しさん:2009/01/12(月) 23:47:53 ID:SEqxxS3QO
- 愛撫のような優しいくすぐりこそ正義!
- 253 :くすぐり好きの名無しさん:2009/01/13(火) 00:01:55 ID:zT65c7mI0
- 文芸部は仲良さそうでいいですな。部長がいい味だしすぎです。
果たして冊子が出来るまで口に出さずにおれるのかw
そして永原さんのやさし-い責めもたまりません。
GJでした。
- 254 :くすぐり好きの名無しさん:2009/01/31(土) 15:39:56 ID:CrgnU2uAO
- 「…ぁ…ぁは……ふぁんっ、ゃ、ゃめへぇ…絵美さ、ぁふふ、く、ぅぅぁんっ、だ、駄目ぇっ、これ以上は、ぁぁっ」
「ふふ、いいのよ奏ちゃん。素直になって。くすぐられて気持ち良くなるのは恥ずかしいことなんかじゃないんだから」
「そ、そんな…くふっ、ぁひゃひゃ…はぁぁんぅ…む、むりぃ…ぉ願いぃ、とめてぇぇ、このままじゃ、ぁはは」
・
・
・
・
・
「だぁ~も~!またこんなの書いてる~!私を題材にするなって何度言ったらわかるのよっ!私たち文芸部が書くのは生徒会が受けの話でしょ!?」
そう言いながら私、文芸部部長の網奏は、部員から、私と絵美さんが絡むいかがわしい文章の書かれた原稿用紙を取り上げる。あのファミレスでの会議以降、部活の時間は生徒会受けの話を書こうということになっていたんだけど…絵美さんの話になると私が挙動不振になるというのはアリシア以外のみんなも気付いていたことらしく、私が例の懲罰の話をしたあと気を使うようになったアリシアが、他の部員に『尋問』されてゲロってしまったので、それ以降は私に隠れてこんな話を書くようになったのだ。散々いろんな人で妄想してきたけど、自分がされるっていうのはどうにも平静を保てないのよね…ちらっとアリシアの方を見ると、申し訳なさそうに苦笑しながら俯いている。結構楽しんでるな…まぁ可愛いから許すけど…
「全く油断も隙もないんだから…こんなの読んでも喜ぶ人なんかいないでしょうに…」
「そんなことないですっ」
つぶやくような私の言葉に部員の一人が立ち上がりながら反論し、他の部員達もうんうんと頷く。
「部長は知らないかもですけど、部長のファンだっていう子は結構いるんですよ!?人当たりも良くて運動神経抜群。顔も整ってるし、小さい胸は需要あります!なによりそのスカートの長さ!もう誘ってるとしか思えませんっ」
「なっ…スカート短くしてるのは動きにくくて邪魔だからっていつも言ってるでしょ!?それに、私の胸はそんなにちっちゃくないっ!」
思わず反論してしまう。まったく…たしかに私は小柄だけど、胸は結構あるってなんで誰もわからないかなぁ…スカートは…まぁ短いけど、この学校の規定ぎりぎりでセーフだし。
「とにかくっ!これは部長権限により処分させてもらいますっ」
私はそう言って席を立つと部室備え付けのシュレッダー(手動)に取り上げた原稿用紙をセットすると取っ手を回して用紙の処分にかかる。だが、用紙の先端が切り刻まれ始めると、飛び掛かってきた部員三人に取り押さえられ、床に倒れてしまう。
「わっ、ちょ、こらっ!離しなさーいっ」
じたばたと暴れるが、さすがに三人相手では勝負にならず、あっというまに原稿を奪われる。くぅ~っ!切断できたのは先っぽだけだったか…
「この最高傑作を処分させるわけにはいきませんよ」
原稿を取り上げた部員がそう言って不敵に笑う。…なんの演技だよ…
「わかったわよっ、処分はしない。その代わり完成したら私に見せて。この部の人間以外には見せないでよね」
- 255 :くすぐり好きの名無しさん:2009/01/31(土) 15:42:17 ID:CrgnU2uAO
- 私は観念してそう言うと、取り押さえている部員がどくのを待つ。しかし、三人は笑顔のまま、一向に私を解放する気配がない。…うわ…ちょっと怖いって…
「ど、どうしたの…?処分しないから早く、ぁふぁっ!?ちょ、ちょっと、どこ触って…んんっ」
恐る恐る声をかけようとすると急に胸を揉まれ、思わず声が漏れる。最近は少し減ったとはいえ、懲罰室常連の私はこういう刺激には…ぁぁっ…敏感になっちゃってるんだよね、やっぱり。
「いやぁ、せっかくだから部長がいつも小さくないって豪語してる胸がどのくらいなのか確かめようと思って」
胸を揉んでいる部員が悪びれもせず言ってくる。ちょっと…そんな形を確かめるような揉み方はやめ…くぁっ、やばい…乳首立つ…かも…
「部長~、これは胸あるっていいませんよ。たしかに感触はいいですけど…Aカップですね…?」
「び、Bカップはあるわよっ…くっ、ぁぅっ、もうっ!」
…まあぎりぎりBカップっていうのが事実なんだけど…
「ほら、アリシアもおいで。部長の胸揉めるなんてチャンス、滅多にないよ」
完全に悪ノリした部員達がアリシアにも声をかける。ふふんっ、あのアリシアがそんなことするわけ…えっ?ちょっと…なんで顔赤くしてて近付いて来るの?
「…部長、ご、ごめんなさいっ」
アリシアはそう言うと真っ赤な顔のまま私の側にしゃがみ込む。ここからだとスカートの中が見えていい景色なんだけど、くにくにと揉まれる胸からくる刺激のせいでゆっくり堪能できない…ぅぁぅっ…この子、意外とやらしい揉み方するなぁ…これは…効く…
アリシアはしばらく胸を揉んだ後、律儀にありがとうございます、と礼を言うと席に戻る。もう私はエッチぃ声が出ないように我慢するだけで精一杯だったわよ。
「よし、みんな揉んだね~?それじゃ、部長、お疲れ様でした」
一通りみんなが揉み終わると、ようやく私は解放される。…正直結構危なかった…いろいろと。
「もう、絶対その原稿、部外秘だからねっ!」
そう言いながら私はへなへなと椅子に倒れ込む。部員におもちゃにされる部長…ああ…格好悪い…ちゃんと牛乳飲んでるのに…梨華様のような威厳は私には出せないのか…
「部長、感じちゃいました?」
「感じてないっ」
本当のとこは結構感じちゃってたけど、そんなこと言えないし
「やっぱり永原さんじゃなきゃ駄目ですか~?」
「だ~か~ら~!」
からかいの言葉に怒ってみせながらも私はちょっと絵美さんにくすぐられたときのことを思い出してしまう。…あの指使い…本人は苦手だって言うけど、あのテクニックがあれば誰だっておとせるんじゃないだろうか?絵美さんが梨華様とかくすぐったらどうなるんだろう……なんか喉乾いてきた…
「私、飲み物買いに食堂行ってくる」
「あっ、私も行きますっ…その…トイレに」
私が立ち上がるとアリシアも席を立ち、二人で部室を出る。それにしても、トイレって言うだけでこんなに恥ずかしがっちゃうなんてさすがアリシア。ここ女子校なのにねぇ…
- 256 :くすぐり好きの名無しさん:2009/01/31(土) 15:43:47 ID:CrgnU2uAO
-
「部長…すいません…」
並んで廊下を歩いているとアリシアが口を開く。う~ん…さっきのやつなら気にしなくていいのに…あんなの教室でもよくある悪戯だし、懲罰に比べればなんともない。
「気にしなくていいって、あんなの。私の胸、そんなに小さくなかったでしょ?」
「えっ?ええと…まぁ……でも…そ、その…乳首、立っちゃってましたよね?」
うがっ!ばれてたのかぁ~!
「ぁ、ぁれは、仕方ないでしょ!?アリシアこそ、やらしい揉み方しちゃって。相手でもいるの~?」
「そ、そんな、いませんよ」
「ホントにぃ~」
そうやって歩いていると、不意にアリシアが立ち止まる。…心なしか顔が赤くなってる気がするけど…いつも赤い気もする。一体どうし…た……の…?
「あら、奏さん、こんにちは」
前から歩いてきた絵美さんにそう声をかけられて私も硬直する。絵美さんは隣に長い耳が特徴的な可愛い小柄な女の子、桜井里璃ちゃんを連れていた。里璃ちゃんもぺこりとお辞儀するんだけどこれまた可愛いっ!うちの連中も私なんかじゃなくてこう言う子を題材にすればいいのに…
「こ、こんにちは、絵美さん。生徒会のお仕事?」
私は緊張しながらもなんとかそう言い、絵美さんと軽い世間話を始める。…でも絵美さんに会うとやっぱりあのことを思い出しちゃうんだよなぁ…絵美さんにならくすぐられても…って駄目駄目っ!それじゃただの変態だ。私は妄想好きだけど変態じゃないんだからっ。アリシアは…何故か顔を真っ赤にして里璃ちゃんから目を背けてる。あれ?里璃ちゃんもなんか赤くなって俯いてるような…
「奏ちゃん?スカートはちゃんとしなきゃ駄目って前も言ったでしょ?」
二人の間に流れる妙な空気に気を取られてた私は絵美さんの言葉ではっと気が付くと、スカートはぎりぎりセーフだということを説明し、話を切り上げると、絵美さんたちに別れを告げてトイレの前までやってきた。だけど、トイレが目的のはずのアリシアはぼーっとしたままトイレの前を通過していく。…こりゃ重症だ。
「アリシア~、トイレはここだけど~」
「えっ…?ぁ、すいませんっ、じゃあ、ちょっと行ってくるので少し待ってて下さい」
アリシアは恥ずかしそうにそう言うとトイレに入っていく。…やっぱりさっきの、里璃ちゃんが原因だよね…たしかアリシアと里璃ちゃんは同じクラスだったと思うけど…気になるな…あ、いいこと考えた♪私もいろいろ秘密知られたり悪戯されたりしてるし、ちょっと尋問しちゃったってばちは当たらないよね。
私は久々に芽生えたSっ気を胸に、トイレの中へ侵入するのだった。
- 257 :くすぐり好きの名無しさん:2009/01/31(土) 16:28:06 ID:CrgnU2uAO
- 「…閉まってる個室はひとつ…ここで間違いない…」
トイレに入った私は鍵のかかった個室がひとつなのを見て、アリシアがそこに入っていることを確信する。今は放課後の部活の時間なので、食堂横のここに入ってくる人はいないと思うけど、一応入口まで戻って人がいないことを確認すると、アリシアのいる個室の隣に入り、そこから便座を踏み台にしてジャンプし、個室の壁の上に上がった。
「わわっ、ぶ、部長、どうしたんですか!?」
私はそのまま、スカートを上げようとしていたアリシアの横に飛び降りると、後ろからがっちりと抱き着いた。ふんわりと柔らかみのある細身の体から漂う良い香り…やっぱりアリシアはたまらないわぁ…
「えへへっ、捕まえたぞ。私にかかればトイレの壁なんて簡単に飛び越せるのよ」
「そ、それはすごいですけど…いきなりどうしたんですきゃっ、ゃ、ぁはは、ぶ、部長!?」
抱き着いたまま指先をぐにぐに動かすと、アリシアがくすぐったそうに身をよじる。最近はくすぐられてばかりだったから、これは新鮮♪
「ぁははは、ひ、く、くすぐったいです、ぶ、ぶちょー、ゃはは、きゃははは」
ちょっと調子にのって際どいとこまで手を伸ばすと、アリシアの反応はさらに大きくなる。…あれ?私何しようとしてたんだっけ…あっ、そうそう。
「さっきの桜井さんとの妖しい空気はなんだったの~??」
くすぐるのを中断してアリシアに尋ねる。抱き着いたままの体から伝わってくる荒い鼓動がなんだか心地良い。ちょっとくすぐっただけでこれって、アリシアはかなり敏感だよね。私もくすぐったいのは苦手な方だけど…
「り、里璃ちゃんと…ですか?…ぇぇと…それは…」
アリシアが顔を赤く染めながらちょっと考える。やっぱ可愛い子は何やってても可愛いんだよね。私なんかだと考えごとしてても、よからぬ妄想をしている、とかって懲罰室に連行されるのに…全く世の中って理不尽だよっ。
こういう真面目な子が考え込んでいるときは待ってあげるのが一番。アリシアが黙り込んでいる間、私はアリシアの背中に顔を擦り寄せて感触を楽しむ。身長が足りなくて肩に顎を乗っけたりできないのが悔しい。
「…部長、今から話すことは誰にも秘密にして下さいね」
・
・
・
・
・
「…なるほど」
アリシアの話によると、アリシアと里璃ちゃんのクラスには、梨華様の勅令によって作られた『桜井里璃の体を洗ってあげる係』というのがあるらしい、係は交代制で、登下校の際に巨大バスルームで里璃ちゃんの体を洗うというもの。そして今朝はアリシアがその係だったそうだ。
里璃ちゃんが生徒会でなにかやらかしたのか、梨華様のいつもの気まぐれなのか知らないが、クラスメイト達は当然これを生徒会に対する復讐の絶好の機会と考え、役員である里璃ちゃんはそれはもう凄い責め方をされたらしい。
…まぁ当然といえば当然よね。里璃ちゃん可愛いし、生徒会役員の体を好きなようにできるって聞いたらみんなそうするだろう。
「…でも、里璃ちゃんはひどいことをしたわけじゃないし、私、みんなに普通に洗ってあげようって言ったんです。そしたら…」
そこでアリシアが言葉を止める。…なんとなく予想できるけど…こういうのは自分で言わせないとね。…それにしてもトイレの個室で二人きり……っ!駄目駄目っ、不謹慎だぞ私!そんな風に私が葛藤しているのにも気付かず、アリシアが続ける。
「私も取り押さえられて、一緒に…その……ゴニョゴニョ…」
…くすぐられながらイかされちゃったわけか…気持ちは分からなくもないけどねぇ。自分が責めてるときってついつい調子に乗ってやり過ぎちゃうもんだし、それが里璃ちゃんやアリシアのような美少女相手ならもう…ぁぁっ、羨ましい限りだよっ!
「ふ、部長、苦しいです~」
「あっ、ごめんごめん」
つい回した腕に力が入っちゃったみたい。
「事情はわかったよ。つまりアリシアは里璃ちゃんが大好きなんだね?」
「ち、違います!あっ、嫌いとかそういうわけでもなくて…」
「わかった、わかった」
名残惜しいけど私はアリシアの体から離れると、ジャンプして個室の壁に手をかけ、上に上がると鉄棒を跨ぐような姿勢になる。短いスカートの中がアリシアにまる見えっぽいけど、まぁ気にしない。
「ちゃんと秘密にしとくから。とりあえず部室に戻ろ?みんな心配するし」
そう言って隣の個室に降りようとした瞬間、バキッ!という音がして、宙に投げ出され、私は反射的に受け身を取る。
「部長!?大丈夫ですか??」
「ぁは…は…は……これはやばい…かな?」
私は壊れた個室の壁を見て乾いた笑いを漏らす。器物破損。これはばれたら懲罰室で合宿することになりそうだ。
- 258 :くすぐり好きの名無しさん:2009/01/31(土) 21:34:40 ID:ny.LeoXE0
- 部長と部員達の心温まるスキンシップがいいですなw
GJです。
- 259 : ◆AjN2xCq7C6:2009/02/05(木) 21:17:28 ID:zKWZvL4Y0
- アリシアと里璃が何かに目覚めた日の話
発端は生徒会長の気まぐれ、『桜井里璃の体を洗ってあげる係』である。生徒
会に身を置きながら梨華に嬲られる玩具でもある桜井里璃は、生徒会のメンバー
のみならずクラスメートにまで弄ばれる事になってしまった。
「ほぉら、きれいきれいしてあげるからねぇ」
「ここも汚れたまってるよ?生徒会のメンバーなんだもん、体はきれいにしとか
なきゃ」
「あきゃあははははっ!やめ、てよっ!こんな、のぉひひひぃ…!くひゃははは
ぁっ!」
生徒会によって毎日のようにくすぐられて来た里璃の体は敏感になる一方で、
少しくすぐられるだけで彼女の体は彼女の意志通りに動かなくなってしまう。本
人がどんなに拒もうとも、ブラシで数回耳をいじられ息でも吹きかけられればそ
れまでだ。瞳をとろんとさせて脱力した里璃は大して抵抗もできないまま脱衣所
に連れて行かれ、服を脱がされて浴場の中でされるがままとなる。周囲が全員水
着なのに自分だけ裸で体を洗われるというこの状況はひどく恥ずかしいものだっ
たが、くすぐったさでそんなものはすぐにどこかに飛んでいってしまった。
「あひぃぃ…あぁぁ……んひぃ!?そこぉっ!」
「ん?ここがいいんだ、じゃあ念入りにしてあげるから。ほぉら、こちょこちょ
こちょ……」
「ひゃはははははは!ダメ、ダメだからぁ!んくくぅ…耳元でこちょこちょ言う
のやめてぇぇ!!」
くすぐりというものを体に馴染まされた里璃は、目の前で宙をくすぐるように
指をわきわきと動かされただけでその指が自分の肌の上を這い回る感触をリアル
に想像してしまう。耳元でこちょこちょという擬音を囁かれれば、背筋から発し
たぞわぞわする感覚を体の末端まで走らせてしまう。
「あはあぅっ!くひゅうっ!?あひ、ひぃひひっひっひぃ…!」
「うわぁ……桜井ってやっぱ変な色気があるよね」
「うん。なんかこう、ムラムラ来るっていうのかな」
「ああ分かる分かる。すっごいかわいいからもっといろんなかわいいとこ見たく
なるんだよね」
「しょんな、うれしくないぃぃ……あひゃひゃひっはっははぁ!!ああぁぁぁ…
はふぅぅ…!」
小柄で中学生、下手をすれば小学生にも見えるというだけではなく、特徴的な
長い耳が醸し出すある種妖精のような外見。そんな少女が甘い悲鳴を上げ、体を
くねらせながら悶える姿は同性をも魅了するものだった。その魅力はサディスト
の資質を持っていない人間でさえも嗜虐心を呼び起こす。気の毒なことに里璃が
普通の友達を欲しいと思っても、周囲の人間は彼女を見ていると無性にいじめた
くなってしまうのだ。里璃自身がマゾヒズムに悦びを見出していれば今の状況を
幸福に感じることも出来たろうが、残念ながら彼女はいつだって普通の人間であ
りたいと願っていたため現在まで彼女が幸福を感じることはあまりなかった。
さて、『桜井里璃の体を洗ってあげる係』は基本的に当番制である。自発的に
係の仕事を手伝うことも認められており、生徒会への憂さ晴らしがしたい者や里
璃をくすぐりたいと思う人間は毎日のように参加していたがクラスの中には里璃
に同情的な人間も少なからずいた。里璃が生徒会の中でもくすぐられている事を
知っている人間は多く、彼女が一般生徒へのお仕置きに参加していることはほと
んどなかったからである。しかしいくら内心では里璃に同情しているとは言って
も、うかつに生徒会を擁護すれば矛先が自分に向いてくるかもしれない。だから
みんな余計なことは言わず梨華の言いつけ通り浴場で里璃の体を洗うことにして
いた。
だがしかし、本日の当番であるアリシア・エルシュタインは違った。彼女は空
気が読めない子だったのだ!
……ではなく、彼女は困っている子を見捨てられない優しい子だったのだ!
- 260 : ◆AjN2xCq7C6:2009/02/05(木) 21:17:59 ID:zKWZvL4Y0
- 「へえぇ…?アリシアは生徒会の肩を持つんだ」
「いえ、そういうわけじゃなくって……里璃ちゃんは別にひどいことをしてない
んだし、くすぐらずに普通に洗って上げるだけでもいいんじゃないかなって思う
んです」
この場で主導的な役割を果たしている野川春奈とアリシアのやりとりを、当番
に参加している生徒達が興味深げに見守っている。一方、既にくすぐられて理性
がとろけつつある里璃だがアリシアの言葉を聞いて内心感激していた。
(私のこと助けてくれる子がいたんだ!ううぅ…嬉しいよぅ…)
日常的にいじめられている里璃は家族以外の人間に優しくされることに慣れて
いない。だから優しくしてくれる人間には簡単に好意を持ってしまう。生徒会の
中でも、自分のことを優しく気持ちよくくすぐってくれる永原絵美に懐いている
のもそのためだ。
(けど、やっぱり気が変わって他の子と一緒に私のことくすぐるかも……。私、
アリシアさんのこと信じて良いの…?)
疑心暗鬼に陥る里璃をよそに、春奈とアリシアは合意に達した様子だった。
「OK、わかった。じゃあアリシアも一緒に洗ってあげるよ。それならいいでし
ょ?」
「はい、それなら……ええぇぇっ!?」
「桜井一人がくすぐられるのがかわいそうなんだよね?一緒にくすぐられる子が
いれば桜井も寂しくないし、アリシアも桜井のことくすぐらなくて良い。これで
万事問題無しだね。じゃ始めよっか」
「ええ!?ちょっと待ってください!あぁ、ダメ!水着脱がさないでぇ!」
訂正しよう。春奈の出したタチの悪い提案に周りの生徒達が乗ったのだった。
「アリシアって結構懲罰受けてるよね。もしかして好きでやってるの?」
「そんなわけじゃ…ひゃあぁぁうん!?」
「アタシ、この子くすぐったらどんな反応するのか結構興味あったんだよねー」
「実は私も。うわぁー、肌スッゴイすべすべ。触り心地いいよ」
「きゃあ~~あぁぁぁぁ!?アアははハッハッハはヒヒヒィ!ひゃめぇ!!あっ
ああっ!?」
「やっぱアリシアも反応がいいね。何度もくすぐられてるとそうなっちゃうんだ」
「ひょ、ひょんなのわからにゃ…はっはははっひひひいぃぃ!」
さして力が強いわけでもないアリシアでは4人掛かりでくすぐりに来る相手に
抵抗できるわけがなかった。あっさりと水着を脱がされ、腋などを守れないよう
両手を引っ張り上げられながら無遠慮にくすぐられる。4人の生徒は前後左右か
らアリシアを取り囲み、それぞれが思い思いの場所に手を伸ばしていた。快感を
抽出するように胸を優しくこねたかと思えば、背中から腰にかけてボディソープ
を垂らしながら撫でていく。ボディソープを塗り込むという名目のもとで腋の窪
みを延々ほじり続けたかと思えば、内股にそっと這わせた指を激しく蠢かせてく
すぐる。以前からくすぐりの風習があったこの学校では、生徒会や風紀委員会で
なくともくすぐることに長けた生徒はかなりいる。4人掛かりでそれをされるア
リシアには、最早されるがままに悲鳴を上げて体をくねらせる以外に出来ること
はなかった。
- 261 : ◆AjN2xCq7C6:2009/02/05(木) 21:18:26 ID:zKWZvL4Y0
- 「ひぇあぁっ!?ひゃっ!ひゃあ~っはっはははっはははははあああぁぁ!!!
ごめ…ぐひひゅひゅひゅふうひひぃ!?ごめ、なしゃぁい!あへぇあぁ!?はっ
ははぁはは~~ああ!!!」
「ん~?どうして謝るの?アリシアは、桜井が1人でくすぐられるのはかわいそ
うだから苦しみを分かち合おうと思ったんでしょ?」
「あああっ!ち、ちが…わらひ、しょんな、んふぅふふへへへへぁあぁぁぁ!!」
自分をかばった人間がいじめられている。里璃はその光景を見て今日初めて涙
をこぼした。
「ひどい…ひどいよこんなの!どうしてアリシアさんまで―――――」
ふうぅぅ~~~~、と。叫ぼうとする里璃の耳に息が吹きかけられる。
「ひっひぃぃ~~…!?」
たった一息、耳に吹きかけられた一息だけで里璃は瞳をとろんとさせて脱力する。
「桜井ちゃんってホント耳弱いよね~」
「ひゃうぅぅ……こんなこと、されたって…わらひ……」
「いつも口ではそうやって突っ張ってるよね。けど、体はスゴイ正直」
「それなんかオヤジくさくない?」
「いいじゃん別に。じゃあ口も正直になるまで念入りに体を洗ってあげようか」
「サンセ~イ!」
里璃の周りにいる生徒達は口々に勝手なことを言いながら手を動かし始める。本
格的なくすぐり地獄の幕開けだった。
―――――――――――――――――――――――――
「あはっああっははははっは!!もう、むりぃ!きつ、ひいぃぃぃぃぃ!!あっ!
はああっ!くひゅひゃヒャヒャハはっはっははハハっはは!!ううぅぅへぇへっへ
へええ!!」
普段とてもおとなしいアリシアが、ビクンビクンと激しく体を震わせながら涎を
垂れ流し笑い狂う。その姿に嗜虐心が刺激された春奈をはじめとする何人かは、も
っと乱れる姿が見たい、と思いますます手に力を込めた。
「ひゃあぁんっ!ひゃめっ、ひゃめぇぇ!うっううっ、くぅぅん!はひぃぃはは!
きゃあっはっははははははは!!あぅぅ!あぁぁっくああぁんっ!!!」
一方の里璃は笑い声の中に艶が混じっている。本人の意思とは裏腹に、里璃の体
にはくすぐりを快楽として受容するシステムが構築されているからだ。
「きゃははは!きゃはっははははっははああ!!もうらめ!きゃひぃ!はひっ!は
ひぃぃぃ!!ひゃあはぁぁぁぁぁ!!!」
「んくはぁっ!?はぁっ、は、はっはっはははははあぁぁ!!やら、わらし、もう
…うきゅうふふひひいい!!あっ!あひゃあぁぅぅ!?あひゃひゃひゃひゃひゃあ
ああ!!!」
一際大きな叫び声と共におしっこを漏らしながら気絶するアリシアと、体を強く
仰け反らせて絶頂に達する里璃。どちらが先だったのか、当人達にはわからないこ
とだった。
―――――――――――――――――――――――――
「桜井さん、大丈夫ですか?」
ぐったりした様子で長椅子に横たわる里璃を気遣って、アリシアは声を掛けた。
今日の分が終わり、他の生徒達が帰ってしまったこの脱衣所にはバスタオルを体に
巻いた里璃とアリシアの姿だけがある。
「はひゅうぅぅ……ごめんなしゃい、アリシアしゃんごめんなしゃあぁい…」
ほこほこと湯気を上げながらろれつの回らない様子で里璃は謝る。巻き込んでし
まった事への謝罪だろう。
「いえその…私の方こそ、楽をしちゃって」
- 262 : ◆AjN2xCq7C6:2009/02/05(木) 21:19:08 ID:zKWZvL4Y0
- 気絶したアリシアはお湯で汗を流された後春奈に抱えられながら湯船に浸かって
いたのだが、里璃は湯船の中でもくすぐられ続けていたのである。完全に理性が飛
ぶまでくすぐられた里璃は、焦点の合わない瞳のままでブツブツと呟いている。ど
うやらアリシアの言葉は聞こえていないようだ。
「あぁう~~……みんなひどいよぅ…わらひ、おともだちになりたいだけらのに…
…みんなでいじめるぅ…」
「……桜井さん?」
「おにいちゃぁん……りり、もうだめだよぅ……」
「…………」
「おにいちゃん、はやくかえってきてよぅ……」
目尻に涙を浮かべた虚ろな視線の里璃。彼女が今口にしているのは普段内に秘め
ている思いなのだろう。そしてそんな状態でもアリシアに謝っていた里璃。本当は
友達思いの優しい子なのだろう。それなのに生徒会に引きずり込まれて毎日くすぐ
られ、教室でもクラスメートにくすぐられる。逃げ場を無くした里璃は本当に壊れ
てしまうかもしれない。
(そんなのダメ…。私が桜井さんの力になってあげなきゃ…!)
実際の所毎日くすぐり責めを受けていた里璃は性的な意味でおかしくなりそうだ
ったのだが、アリシアがそれを知る由もなかった。
「私、決めました。桜井さんとお友達になります!」
―――――――――――――――――――――――――
………とまあこういった経緯を経てアリシア・エルシュタインと桜井里璃は友達と
なったのだが、この日はここで終わりではなかった。
「えへへ…アリシアさぁん」
意識を取り戻した里璃に「お友達になってくれますか?」と尋ねたところ、感極
まった里璃は涙を流しながら抱きついてきた。驚いたアリシアだったが、いじめら
れ続けてきた今までの経緯を考えればこの反応もしょうがないのかもしれないと思
い、里璃のやりたいようにさせることにした。アリシアの胸元に仔猫のように顔を
すりつけて喜びを表す里璃の様子は実に愛らしい。
「桜井さんって結構甘えん坊なんですね」
愛おしさを感じたアリシアは里璃の体をそっと抱きしめて、ピンク色の髪を優し
く撫でてやる。アリシアの手が触れた瞬間里璃の体に力がこもるが、頭を撫でられ
ているとすぐにその緊張も解けていった。
ところで今この場には2人の他には誰も居らず、お互いの体に纏っているのはバ
スタオルだけという状況で長椅子に座って抱き合っている。有り体に言ってかなり
エロいシチュエーションだった。かかる緊急事態において、アリシアの脳内では表
向きの落ち着いた様子とは裏腹にピンク色の妄想がスパークしていた。何しろ彼女
は文芸部の次代を担う逸材なのだ。
(ど、どどどどうしましょう!私、桜井さんみたいなかわいい子とこんな格好で抱
き合ってる!じ、自分が優しく攻められるの妄想したこと有るけど、ここは私が攻
めでいったほうがいいの!?あああ、でも私のことお友達って思ってる桜井さんに
そんなことしたら嫌われちゃう!部長!私どうしたらいいんですか、部長!)
『是非とも後で感想聞かせてね~』
脳内でシミュレートされた文芸部長は何の役にも立たなかった。
「ひゃぅんっ」
「え?あ、ご、ごめんなさい!」
- 263 : ◆AjN2xCq7C6:2009/02/05(木) 21:19:30 ID:zKWZvL4Y0
- 素晴らしく余計なことを考えながら里璃を撫でていたアリシアは、小さな悲鳴を
聞いて反射的に謝りながら現実に引き戻された。どうやら頭を撫でていた手が耳に
触れてしまったらしい。
「ごめんなさい。耳、敏感なんですよね」
「う、うん。けど、そんなに強くなければ大丈夫だから」
それだけを言うと、ちらちらと物欲しげな視線でアリシアを見上げてくる。
(これ、もしかして…)
ピンときたアリシアは思い切って里璃に尋ねてみることにした。
「あの……耳、触ってもいいですか?」
「………………………………うん」
里璃はしばらくためらっていたが、やがて小声で肯定した。
―――――――――――――――――――――――――
「ひゃあ……あぅ…ふ、くぅ、くぅぅん……」
アリシアの腕の中で里璃はとろけるようなあえぎ声をあげていた。ゆったりとし
たマッサージチェアにアリシアが腰掛け、そのすべすべの膝の上にまたがるように
座り向かい合ったままで抱き合う、いわゆる対面座位に近い格好を里璃が望んだの
である。アリシアの左手は里璃の華奢の腰をしっかりと抱え、逃れることを許さな
い。里璃に逃げる気が無いのはアリシアにも分かっていたのだが、何故か彼女は力
を込めずに入られなかった。おとなしい性格のアリシアでさえも里璃が持つ独特の
魅力、最早魔力と言っても差し支えがない、の前には平常心が維持できなかった。
(里璃ちゃんかわいい……もっとかわいいところが見たい……)
既に友人同士のじゃれ合いの領分でなくなっていることはアリシアにも分かって
いるのだが、それでも彼女は手を止めることが出来なかった。里璃をここに連れて
くる際、おとなしくさせるためにメイクブラシで耳をくすぐるのだが、そのブラシ
が都合良く置いていかれたままだったのでアリシアはそれを利用することにする。
右手に持ったブラシはゆるく円を描くように動き、里璃の左耳の先端から穴の中ま
でをゆっくりとこすっていった。
「こんな感じでどう…?」
「はわぁ~…それ、いいよぅ…」
童女のような舌っ足らずな口調で気持ちいいことを伝える里璃。そしてアリシア
の口調からはいつのまにか普段の丁寧さが消えていた。
「片方だけじゃ寂しいよね。じゃあこっちのお耳は私が食べちゃう」
「ひゃひいぃ~ぃぃ!?あっあっ!右の!ひゃめっ!はううぅぅ…!」
フリーだった里璃の右耳をアリシアは口に入れてもごもごとやる。唇と歯と舌の
三重奏が襲いかかり、左耳のブラシと合わせて里璃の快楽の許容量を容易く突破す
る。
「あぅんっ!らめっ!耳が!みみぃ!ひゃふぅぅぅぅ!!!」
ビクビクと里璃が体を痙攣させ、同時にアリシアの太股にぬるりとした感触が当
たる。里璃の秘部が蜜をこぼしているのだ。未だに制服に着替えていない2人が身
に纏っているのはバスタオルのみで、しかもそれも段々はだけてきており徐々に裸
で抱き合うのに近づいていく。そんなイヤラシイ状況がますますアリシアを興奮さ
せていくのだがそのことにはアリシア本人も気付いていなかった。
- 264 : ◆AjN2xCq7C6:2009/02/05(木) 21:19:50 ID:zKWZvL4Y0
- 「耳以外のところはどんな感じかな?」
「ひゃっひゃひゃっひゃぁ!」
里璃の腰に回した左手で脇腹をくにくにと揉んでやる。効果は覿面で、里璃は腰
をゆらしながら気持ちよさそうな笑い声を上げる。
「こちょこちょするの気持ちいい?」
「んひゃ!ひゃっはひひぃ!きも、ち、いいぃぃ!けど、きついよぉぉ…!おねが
い、もっとやさしくぅ…!」
「ご、ごめん!」
里璃の懇願に思わずアリシアは素に戻る。何かに憑かれたかのようにSなモード
に入っていたアリシアだったが、本気で辛そうな里璃の姿はアリシアの冷静さを取
り戻すには十分だった。
ちなみに他の人間ならますます攻めたくなってしまうところだ。
「あぁぁ……んん、そんなかんじがいいのぉ…」
脇腹を揉むのをやめて背筋をそっと撫でると、里璃は再び気持ちよさそうなとろ
んとした瞳に戻る。里璃の表情から苦しさが消えたのを見るとアリシアの中に罪悪
感がむくむくと湧いてきた。
(私、何やってるんだろう……桜井さんのお友達になってあげようって決めたのに、
こんなエッチな事ばかり……。これじゃあ生徒会の人達と同じだ。やめないと……)
「あの、桜井さん」
「うぅぅん…なぁにぃ…?」
里璃はアリシアの顔を見上げた。アリシアに体を預け、心までも委ねきったよう
な幸せな表情。
「………っ!」
それを見るとアリシアの中でまた何かが鎌首をもたげる。普段妄想という形で処
理している黒い欲望が燃え上がるのをアリシアは押さえることが出来なかった。
「桜井さん」
「え?あ……んむっ!?」
里璃の唇を奪っている、と自覚したのは唇同士が触れあってから5秒後だろうか
10秒後だろうか。
「ん……ふぅ……」
「んちゅ……んむぅ…」
突然のアリシアの行動に驚いて目を見開く里璃だったが拒絶する様子はなく、す
ぐに体から力を抜いて再度アリシアにもたれてきた。もっと強く、と唇を押しつけ
てくるように。
それに応えたのか、アリシアが伸ばした舌先でノックをするように里璃の唇をつ
つくと、里璃もそれを受け入れる。里璃の中に侵入したアリシアの舌は最初は遠慮
がちに前歯をなぞっていたが、里璃の方から伸ばされた舌に気付くと積極的にそれ
を味わおうとする。やがて2人の舌はお互いを求め合って、艶やかな粘液の音を響
かせながら絡み出した。
- 265 : ◆AjN2xCq7C6:2009/02/05(木) 21:20:11 ID:zKWZvL4Y0
- 「ふぅ……ふ、ふぅぅん……」
「んふ、ん……ちゅ……」
アリシアも里璃も頭の中は真っ白で何も考えることが出来ない。ただ確かなこと
は一つだけ。
この時2人は深く深く繋がり合っていた。
キーンコーンカーンコーン……。
「…!」
「!!」
ちゅぷ、と音がして2人の唇が離れる。どちらから離れたのかは当事者にも分か
らない。無粋なチャイムに釣られて時計を見れば随分と時間が経っていた。
「え、もうこんな時間!?」
「大変!生徒会室に行かなきゃ!」
同時に声を上げ、同時に顔を見合わせ、そして同時に顔を真っ赤にして俯いた。
何か気まずくてアリシアの顔を直視できない里璃はそそくさと膝の上から立ち上が
ると、
「ええと、その、私用事があるから!ごめんなさい急がなきゃ!」
そう言って猛然と服を着始める。そのペースについて行きかねているアリシアは
座ったままボンヤリとしていた。
「それじゃあ私もう行くから!さよなら!」
あっという間に制服を着終えた里璃はそれだけを言い残してダッシュで去ってい
く。ぽつんと残されたアリシアは呟いた。
「どうしよう、私……」
―――――――――――――――――――――――――
それからの数日、アリシアと里璃はなるべく顔を合わせないようにしていた。お
互いの顔を見るとあの日のことを思い出して体が熱くなってしまうからだ。何かあ
ったことに気付いた奏がトイレの個室の中にまで入り込んで尋問してきたのには驚
いたが、「里璃と一緒にくすぐられた」という内容でどうにかごまかしきれた自分
の精神力をアリシアは褒めてやりたい気分だった。
(あれはさすがに……絶対言えない…)
そんな奏だが現在彼女は器物損壊の罪で懲罰室にしょっぴかれている。風紀委員
曰く、下校時刻よりも遅くなるから待たないで先に帰るように、とのことだ。奏本
人も待たないで良いと言っていたので今日は定刻よりも早く文芸部は解散する。
「しっかしトイレの壁に穴開けるとか、部長いったい何やってたんだろうね」
「もうあれはお仕置きされたくてやってるとしか思えないなあ」
「どんな罰だったのか、明日部長から聞き出さないといけないね」
部長が懲罰室に連れて行かれることに慣れっこになっている文芸部一同は割と薄
情だった。
「アリシアはこの後どうする?」
「今日はこのまま家に帰ろうと思います」
「そっか、じゃあまた明日」
「はい。それではさようなら」
- 266 : ◆AjN2xCq7C6:2009/02/05(木) 21:20:37 ID:zKWZvL4Y0
- そうして先輩達と別れたアリシアは帰路へとつく。その筈だった。
「ねえアリシアさん……少し時間有る?」
「桜井さん…」
どこか思い詰めた様子の里璃が姿を見せなければ。
―――――――――――――――――――――――――
「桜井はさ、言ってみれば魔性の女なんだよ」
「魔性の女、ですか?」
およそ桜井里璃という少女には似つかわしくない表現をする生徒会長梨華・ファ
ルファンの言葉に、桃瀬桃香は首をかしげた。
(里璃ちゃんが魔性?)
里璃が生徒会に引き入れられてから梨華にお仕置きされる回数が減って、桃香は
ホっとしつつもどこか物足りなさを感じている。梨華に激しくくすぐられて笑い悶
える里璃を羨ましいと思ったこともあったが、あの可愛らしい少女と魔性という単
語はどうにも結びつかない。
「ボクたち生徒会だろうがクラスメートだろうが教師だろうが、桜井と一緒にいる
人間はアイツのことをいじめたくて仕方が無くなるんだよ。趣味嗜好人間関係全部
関係なしにね。この学校に来るまでもずっとそうだったみたいだ」
おそらくは人間のサディズムを刺激するフェロモンを出す体質なんだろう、と梨
華は自分の推論を述べる。
「どんな聖人君子だろうとアイツの前ではSとなる、そう言う意味で魔性の女なん
だ」
「ああなるほど……なんだか分かる気がします」
この生徒会に入って幾度と無く梨華にくすぐられて、いじめられるのも悪くない
と思うようになってしまった桃香だったが、里璃へのくすぐりに参加したときには
言いようのない興奮を覚えていたことを思い出す。あれが里璃の体質によるものだ
ったのだろうか。
「まあ体質のことを差し引いても桜井は逸材だよ。見た目もかわいいし体の感度も
良い、くすぐられることが快感にもなってる。ただ一つだけ問題があった。アイツ
強情なんだ」
里璃がおとなしくくすぐりを受け入れたことは実は今まで一度もない。少し耳を
弄べばすぐに抵抗する力がなくなるくせに、最初は必ず断固として拒否するのだ。
一旦理性が麻痺すればくすぐられて「キモチイイ」と言ってしまうというのに。
「どんなに体が正直になっても心までは自由にさせない、そういうヤツを屈服させ
るにはどうすればいいと思う?簡単だ。心を堕とすんだよ、こんな風にね」
そう言うと、梨華はノートPCを操作した。モニターに映るのは学園内のとある
空き教室、そこにいるアリシアと里璃の2人だった。書類をチェックしながら梨華
の話を聞いていた役員達も、興味を引かれて梨華の周りに集まってくる。
『桜井さん……怒ってないんですか?私、桜井さんにたくさん意地悪しちゃったの
に…』
『だってアリシアさんやさしくしてって言ったらちゃんとやさしくしてくれた。私
がやめてってお願いしてやめてくれる人なんていなかったのに』
ちなみに生徒会の中では最も優しい女性である永原絵美もやめてくれない人の1
人である。彼女の場合は「分かったわ、けどもう少しだけ我慢してね」と言ってす
ぐにはやめてくれない。それに気持ちよくくすぐられて抵抗の意志が奪われ、やめ
てとすら言えないことの方が多い。
- 267 : ◆AjN2xCq7C6:2009/02/05(木) 21:20:58 ID:zKWZvL4Y0
- 『それに……あの時のことが忘れられなくて……私…』
『桜井さん……』
抱き合ってお互いのぬくもりを確かめ合う2人の少女。その光景をモニター越し
に見る者がいるとは夢にも思っていなかった。
「うわぁ、すごい……」
桃香は顔を真っ赤に染めながらも目を離すことが出来ない。画面の中では里璃と
アリシアが濃厚なキスをしていた。そしてアリシアは里璃が望むままに制服の中に
手を入れ、腋を軽くくすぐり出す。
『わっ…ひゃんっ、あ、あっ!くくく!ふぅっふっふふ…!』
『気持ちいいですか…?』
『うん…!はっふぅっ!くすぐったいのが、いい、のぉっ!』
「見なよあの気持ちよさそうな顔。ボクがくすぐってイカせまくってもあんな表情
は見せたことがないのに、少しくすぐられただけであんなに乱れちゃって」
「心を堕とすって、こういう事ですか」
「そうだよ。好きになった相手の手で体を開発されれば精神的な抵抗もないしね。
しばらく続けさせればくすぐられるのが嫌だなんて言えなくなるだろうね」
そこまで聞いて佐々木聖園はふと気がついた。
「もしかして桜井さんを洗う係っていうのは」
「このための布石だよ。まあここまで展開が早いのは予想外だったけど。桜井のヤ
ツ、ボクが考えてる以上に愛情に飢えてたんだねぇ」
とはいえ、ここまで的確に人間心理を読んでいる梨華の頭脳はやはり非凡である
生徒会のメンバーはあらためてこの小さな会長のすごさを実感した。
しかしこの場で1人だけ全く違う感想を持った人間がいた。
「やっぱり梨華ちゃんは優しいのね」
「え?ええぇぇっ?」
永原絵美の突然の発言に驚いた桃香は思わず大きな声を上げてしまう。
「永原、なんでそう思うのかな?」
「だって、なかなか学校になじめない里璃ちゃんに仲のいいお友達が出来るように
梨華ちゃんが手伝ってあげたってことでしょう?里璃ちゃんもなかなか素直になれ
ない子だから、ああやって素直に自分が出せるお友達が出来るのはとてもいい事よ」
その発想はなかった、奇しくもこの場にいたほぼ全員が同じ事を思った。
「くく、その通りだよ永原。これはボクなりの優しさ。よく分かってるじゃないか。
……ところで桃瀬、さっきの『ええぇぇっ?』の意味するところが聞きたいんだけ
ど」
「えっ!それは、その……」
「なーに心配しなくていい。何しろボクは優しい生徒会長だからね。今日は優しく
尋問してあげるよ」
「はうぅ……お手柔らかにお願いしますぅ」
ソファーに仰向けに横たわった桃香の上に跨り、柔らかな膨らみを堪能しつつ梨
華は各所をくすぐる。それは生徒会ではよく見られる光景。
神那津川学園は今日も平和だった。
- 268 : ◆AjN2xCq7C6:2009/02/05(木) 21:36:06 ID:zKWZvL4Y0
- >>256を見た瞬間この2人にはとてもエロいことがあったに違いないと確信した。
あと、懲罰室の常連である網奏に生徒会への奉仕をもって罰とする情景が頭に浮かんだ。
梨華「永原が上手に人をくすぐれるようになるまで実験台になること。それがお前がやる
仕事だから」
奏「ええっ!?あの、梨華様…?それっていつまでですか?」
梨華「毎日永原の気が済むまで。期間は永原が上手にくすぐれるようになるまでずっとだ。
くすぐりの腕が上達したかどうかはボクが判断する」
奏「そっそんなぁ!毎日永原さんにだなんて…ホントにおかしくなっちゃいますよ!」
梨華「じゃあ積極的に訓練に協力するんだね。しょっちゅうくすぐられてるんだから、ど
こをどんな風にされるのが一番効くのかよく分かってるだろう?」
絵美「そういうわけだから……しばらくよろしくね?私も頑張るから」
奏「いや、頑張られても…ひゃぁっ!やっ、ダメ…!んっふぅっ!ひゃあっ!んううぅ!」
絵美「ねえ奏さん、私のくすぐりが梨華ちゃんや聖園さんみたいにうまく出来ない理由と
か分かるかしら?」
奏「ひっううっ!うまくないわけじゃ…あぁんっ!?くぅぅっ!こんなのずっとだなんて…!」
- 269 :くすぐり好きの名無しさん:2009/02/11(水) 18:42:02 ID:g0Cuou3A0
- そういえば、以前なのフェイの話を書いた人の「サンタ娘」の話ってどうなったの?
- 270 : ◆AjN2xCq7C6:2009/02/25(水) 19:37:32 ID:VlFUkjHk0
- ファルファン邸の抱き枕
「今日の枕はどれにするかなー」
神那津川学園を支配する小さな女帝、梨華・ファルファンは楽しげな様子で品
定めをしていた。ここは彼女の住むファルファン邸、その一室である。
「やははははは!!あひっひひひひぃっ!!おにぇがいでしゅ!なんでもしまし
ゅからぁぁっ!ぎゅぅっへっへっへへへへぇ!?もうゆるひてぇぇぇ!」
柱型の磔台に固定された女子大生が激しく笑いながら懇願する。彼女の世話を
任された3人のメイド達が、決して休ませないようくすぐり続けていたからだ。
「きゃひっひひひひ!!!んっくっくっくぅぅっ!もう、ダメェェェ!!!」
「ああぁ~~っ!!あっ!あっ!ひゃあっはっはははははぁっ!」
この部屋では他にも何人もの女性がメイドの手で、あるいは機械でくすぐられ
ている。梨華の機嫌を損ねて捕らえられたり、梨華の気まぐれで買い取られたり
した女達。この哀れな虜囚達―――なかにはミスをしてお仕置きを受けているメ
イドもいたりするのだが―――に許されているのは、くすぐられて悶え狂うこと
だけだ。身も心も完全に屈服して従順な奴隷と成らない限りは解放されることも
ない。
「寝心地が良さそうなのはどいつかな?」
そんな地獄とも言える場所で幼い支配者は無邪気に笑う。財力、権力に恵まれ
常人を凌駕する頭脳をも持ち、何の才能もない人間がくすぐられることで自分に
奉仕できるのは幸福だと思っている梨華にとってはごく当たり前の光景だからだ。
「うーん…」
唸りながら梨華は縛られている女達を見渡す。ぐったりと俯いたまま体を震わ
せるだけの女子高生、まだくすぐりが始まって間もないのか罵詈雑言をぶつける
中学生、どろりと濁った瞳でくすぐりの快楽を甘受する人妻など。中には梨華の
視線に応えるように笑い声混じりで救いを求める者もいたが、そんなものは完全
に無視される。少しの間、女達を観察していた梨華は柔らかそうな胸をぷるぷる
震わせてくすぐりに狂う高校生に目を留めた。器量、スタイルともになかなかの
ものだ。
「よし、今日はこいつだ」
「かしこまりました。ほら、梨華様が選んで下さったのよ?ちゃんとお礼を言い
なさい」
「はひゅうぅっ!?もう、いやぁっ!ひぃっ!あはぁははぁ!たひゅけてぇ!」
ローションでぬめりを帯びた背中の上に指を這わせていたメイドは、自分が担
当していた少女に礼を言うよう促すがくすぐったさで今にも気が狂いそうな彼女
はそれどころではなかった。この屋敷に仕えるメイドは、人をくすぐっていると
きは主が来たときでも手を止めてはいけないことを良く知っている。
「申し訳ございません。お見苦しいところを……」
「別に良いよ。じゃあこいつはいつも通りの枕にしてボクの部屋に運んでおいて」
「かしこまりました」
「私が枕って、何を…んひひひひひひぃ!!」
- 271 : ◆AjN2xCq7C6:2009/02/25(水) 19:37:56 ID:VlFUkjHk0
- メリハリの利いた体型を持ち、この屋敷に来てからのくすぐったさを伴うエス
テによってすべすべの肌となったこのアヤと言う名の少女にとって、今宵は長い
夜となるだろう。
梨華が退室してすぐ、アヤはメイド達に風呂場に連れて行かれた。
「お嬢様をお迎えするんですもの、綺麗にしとかなきゃね」
「ひぃっひ、やめっ!あはっあははははは!!きつ…やぁっ、こんな…!あひぃ
ぃ!ひゃあっ!きゃははははは!!んぎぃ~~ひゃひゃひゃひゃひゃひゃっひゃ
っひゃあぁぁ!!」
メイドの1人に抱きかかえられたままボディソープを染み込ませた柔らかいス
ポンジで全身をくまなくこすられる、それが済めば肌を滑らかにするオイルを数
度に渡って塗りつけられる。たっぷりくすぐられて体力を失ったアヤはただ震え
ながらそれを受け入れるしかなく、肌の敏感さが増して高まる一方のくすぐった
さについには失禁してしまう。しかしアヤにはそれを恥ずかしいと思うことも出
来なかった。今の彼女の頭の中にあるのは『くすぐったい』ただそれだけだった。
髪を洗われるだけで笑い声を上げるアヤには、やめてくれ、という思考すらなく
なりつつあった。
そうして意識が朦朧となりつつも体はピカピカにされたアヤは脱衣場で水気を
拭かれると、SMに使うような怪しげなボディスーツを着せられた。黒光りする
質感から皮と思われたが意外に伸縮性のあるそれは、アヤの肌にぴったり吸い付
くような触感だった。
(これ、なんだろ……)
茫洋とした思考の中でアヤは自分が着せられた衣装について考える。肘から先
と膝から先、それに首周りを黒い生地が包む。そしてそれ以外の場所はメッシュ
生地で、その上を手足と同じ素材の黒い生地のベルトが斜めにクロスするように
何本も走っている。この数本の黒いベルトは胸や股間などアヤの大事な部分を全
く隠していなかった。特に股間はメッシュ生地そのものに割れ目が入っており丸
出しに近い有様となっている。胸やお腹、太股に巻き付くベルトを見てアヤは、
もっと太ければボンレスハムみたいになるかも、とどこか他人事のようにくだら
ないことを考えていた。あるいは、苛烈なくすぐりが彼女の思考を幼児退行気味
に変えていたのかもしれない。彼女がこの衣装の意味を知るのは少し後のことだ。
「ふぅぅっ、う、うぐぐぅ…!く、くくっくくぅっ!ううぅぅ、むぐ~っ!」
無人の部屋の中でアヤは猿轡越しにくぐもった声をもらす。梨華・ファルファ
ン用の抱き枕になった彼女は梨華の寝室に据えられた豪華なベッドの中で主の帰
りを待っていた。梨華が来るまでに布団を暖めておくのもアヤの役目だ。
(うごけない……くすぐったい…………)
- 272 : ◆AjN2xCq7C6:2009/02/25(水) 19:38:16 ID:VlFUkjHk0
- 腋を大きく露出するよう両手を頭の後ろで組み、柔らかな美乳をメッシュ越し
に突き出して足を軽く広げた体勢でアヤは身動き一つ取れないでいた。別段鎖で
繋がれているわけではない。実はアヤが今着ている服は、梨華が生徒会室で椅子
になっている少女達に使わせている全身固定型くすぐりスーツの改良型なのであ
る。これは一見すると黒い全身タイツのようなのだが、薄手の生地の中に詰め込
まれた脅威の技術によって好きな体勢で硬化させ家具のように扱うことが出来る、
着ている人間の全身をくすぐることが出来るという特徴を持っている。
そして今アヤが着ている改良型は、体を拘束するのに必要な最低限の面積だけ
硬化生地を用い、残りをメッシュ生地にすることにより全身を拘束した上で人の
手でくすぐれるようにしたものだ。しかもこのメッシュ部分には外部から与えら
れた圧力を増幅して肌に伝える機能があり、簡単に言えばメッシュ部分をくすぐ
られるととんでもなくくすぐったく感じてしまうのだ。これにより梨華は、身動
きのとれない抱き枕の敏感な部分をくすぐりながら就寝することが出来るように
なった。ちなみに手足が硬化生地で覆われているのは、梨華が抱き枕の柔らかい
胸に顔を埋めながら寝る際に必要とされるのはせいぜい腋から腰までで、足の裏
は機械によるくすぐりに任されるためだ。尚、抱き枕が粗相をして梨華のベッド
を汚すことがないようアヤの秘部には成人1日分のおしっこを吸着できる吸水ポ
リマーを使ったパットが貼り付けられている。
「うぅ…ぎ、ぎぎぃ…!ふっくっくくくぅ…!」
黒い硬化生地で覆われた手足がスーツの内側にビッシリ生えた毛でくすぐられ
る。今までも拘束されてくすぐられてきたアヤだが本当に『指一本動かせない』
状況でくすぐられるのは初めての経験だった。唯一自由になるはずの頭も固定さ
れた両腕にはばまれて動けない。圧迫による血行不良を防ぐためくすぐりで血行
を促進するよう設計されているとはいえ、完全に身動きがとれない状況でのくす
ぐりはアヤの精神に深刻な負荷を与えていた。
(くすぐったい…くすぐったいぃ~…!私、このまま放っとかれて死ぬまでくす
ぐられ続けるのかな……そんなのやだ…。誰か、助けて、助けてよ…!)
暗い部屋に1人で放置されくすぐられていると、思考がどんどん暗い方向へと
流れていく。くすぐったさで口元は無理矢理笑みの形に歪まされてはいるが心の
中は絶望に沈もうとしていた。実際身動きのとれないこの状態のまま放置され続
ければやがてアヤは衰弱死してしまうだろう。
(助けて…お願い、誰か…!助けてくれたら何でもするよぅ…!)
ふごふごと笑い声を漏らしながらアヤは救いを求め続ける。そんな時だった、
カチャッという音がして部屋に光が差し込む。ドアが開かれたのだ。
「おおぉっ!?」
くすぐったさではなく寂しさと恐ろしさと参りかけていたアヤはその光の中に
立つ人影を救世主のように感じた。角度が悪くそこに誰かがいる、程度にしか見
えないがアヤは涙をこぼしながらその人物に助けてくれるよう必死で叫んだ。
「ふぁ…ふぁえふぁ!ふぁえぇ、ふぁあふぉおおぉ!」
だがこの部屋を訪れたのは―――いや、この部屋に帰ってきたのは真を引きつ
れた梨華。すなわち、アヤをさらに責め立てる人物だった。
- 273 : ◆AjN2xCq7C6:2009/02/25(水) 19:38:34 ID:VlFUkjHk0
- 「じゃあお休み、真」
「はい。梨華様もゆっくりお休み下さい」
「少し楽しんだらそうするよ」
アヤの懇願などどこ吹く風といった様子の梨華が軽く就寝前のあいさつをする
と、真は部屋の隅に控える。いついかなる時にも梨華の側で彼女を守る、それが
真の勤めであり生き甲斐でもあった。
「お待たせっ。待ちかねたかな?」
「うーっ!ふうぅーっ!」
そしてようやくアヤに意識を向けた梨華は暖められた布団の中にもぐりこむと、
笑顔で声を掛けた。
「そんなにがっつかなくてもすぐにくすぐってあげるよ」
「ふぐぅー!?ふがうぅー!」
一瞬でも救われるかもしれないと思った自分がバカだった、そんな思いがアヤ
の頭の中を埋め尽くす。だが、それでも。これからまた気が狂いそうなほどくす
ぐられると分かっていてそれでも、アヤの中に喜びがあったことは否めない。暗
い部屋に据え付けられた柔らかいベッドの中で孤独に死ぬのかもしれないという
心細さに冒されていたアヤには、例えそれが自分をくすぐるための魔手であって
も、誰かのぬくもりに触れていられるのが幸福だと感じられてしまったのだ。つ
まりは、梨華にくすぐられることが幸福であると、そう感じてしまった。
今はまだアヤには自覚がないが、彼女もやがてはここに連れてこられた他の女
達同様それを受け入れるようになるだろう。異常な状況は人の精神を容易く変え
てしまう。
「真、照明落として」
「かしこまりました」
そうして部屋が暗くなり始まる。気が狂いそうなほど苦しく、気持ちよく、つ
らく、甘美な、梨華に所有される日々の本当の意味での一夜目が。
梨華はまずアヤの胸の谷間に顔を埋め、ぐりぐりとこすりつけた。精神を沈静
化するアロマが配合されたボディソープの香りと汗の微かな香りが入り交じって
梨華の鼻腔をくすぐる。このアロマは梨華が心地よく眠れるようにするための物
だ。
「ふぃぃ~~っ!?ふぉごっ!おおっ!?ふぉふぃふぉふぁふぁはははぁっ!」
途端にアヤの胸に柔らかい羽で何度も撫でられたような感触が走る。
(ん、良い感触だ)
一方梨華は枕にしたアヤの美乳の感触に満足を覚える。まだ体が子供なため胸
が全く育っておらずこれみよがしな巨乳には怒りすら感じることもある梨華だっ
たが、こうして自分だけの所有物となったおっぱいは彼女の好物であった。気分
を良くした梨華はメッシュ生地の下で汗ばんでいるアヤの腋に手を伸ばす。
「ううぅっ!?んぎぐぅぅぅ~~~っ!!」
- 274 : ◆AjN2xCq7C6:2009/02/25(水) 19:38:52 ID:VlFUkjHk0
- 左右それぞれの腋の窪みを人差し指と中指でこしょこしょとほじくってやると、
アヤはがくがくと体を震わせながら悲鳴を上げる。聞き慣れた言葉にならない叫
びは梨華にとって子守歌の代わりだ。眠気を感じてきた梨華はアヤの体の上に乗
っかると、アヤの首元についている小さなスイッチを入れてから柔らかい脇腹に
手を伸ばす。
「!!!!おっ、おお、くおぉっ!?ほごぅっ!!?」
途端にアヤの表情が先ほどまで以上に歪み出す。アヤが着ているスーツのメッ
シュ部分に微弱な電流が流れ、梨華の手が触れていない部分にもむずがゆい刺激
が走り始めたからだ。
「あっ!!!ふぁあっ!?ひうっ、うっううぅぅ~~っ!!!」
一際大きな悲鳴を漏らしたアヤはそれっきり静かになり、梨華もアヤの胸に顔
を埋めたまま眠りにつく。一度眠りにつくとなかなか起きない梨華が目覚めるま
での数時間、固定された全身にくすぐり責めが施されるアヤは夢と現実の間を行
き来しながらくすぐったさに悶え続けることになるのだ。
苦痛から逃れる必要のあったアヤの脳はこの状況を甘美な悦びであると誤認し、
くすぐりの快楽として彼女の精神に刻み込んで行く。朝が来て拘束を解かれた憔
悴しきったアヤは、しばらくの間は解放された喜びに浸りながら休むだろう。だ
が、体力を取り戻し落ち着いたところでアヤは気が付く。自分が再度がんじがら
めに拘束されてのくすぐりを求めていることに。
彼女が身も心も梨華に屈服する時はそう遠くない。
- 275 :くすぐり好きの名無しさん:2009/02/25(水) 22:39:25 ID:yjY6oXXU0
- >>274
GJ!
学園内だけじゃなくて、日常生活でもこうなのか梨華様は…
- 276 :くすぐり好きの名無しさん:2009/02/25(水) 23:20:32 ID:Yrr6MJQQ0
- 皆文才凄ぇなぁ。
・・・俺も文系だから少しはSS書けるように練習しよう。
- 277 :くすぐり好きの名無しさん:2009/02/26(木) 00:56:34 ID:T4VXQaUo0
- >>◆AjN2xCq7C6氏
梨華様の私生活も半端なくドS
アヤは堕落してもしかたがないよね・・・だって梨華様だもん
>>276
文系理系は関係ない、必要なのはエロスのみだ!
- 278 :暇つぶし ◆VKxwdqcVHs:2009/03/04(水) 20:46:25 ID:5qRRtaJc0
- >>176辺りの続き、後編です
「いやいや、ルサルカさん。久しぶりですね」
「遺言ハソレダケカシラ」
両手を後ろ手に縛られたまま挨拶する俺の前で、ルサルカは殺気丸出しで笑顔を浮かべてる。
家に帰ったら、ロシア旅行の帰りに会った妖怪がいて、即効で捕まるなんて想像つくわけがねー。
おまけに、その横では、胸も体もでっかい女がニヤニヤしてこちらを眺めている。
近づいてきたルサルカが、ヒンヤリとした手で俺の頬を撫でる。
「アレカラ毎日、貴方ノ事ヲ思イ出シタワ。寝テモ覚メテモ忘レラレナクテネ、トウトウ来チャッタノ」
「っくっくく。まるで熱い恋の様じゃのう」
「フフフフ、本当ニ、本当ニドレダケコノ時ヲ待チ望ンだカシラ」
ヤバイね。本当なら、賭けで負けたお前が悪いんだろバーカ、と言いたい所だが。
そんな事したら、ソファの横でピクピクしながら倒れてる妹の二の舞決定だし。
かといって、このまま待ってても、間違いなく俺にとって面白くない事になる。
こうなったら、やる事は一つだけだな。俺は毅然とした態度でルサルカを見返した。
「ルサルカさん」
「何ヨ」
「ゴメンなさい」
「謝ッテ許スト思ッテルノ?」
ですよねー。
「いや、本当に悪いと思ってますよ。確かにあれはやりすぎたなぁって」
「別ニイイワヨ。今カラ貴方ノ体デ払ッテモラウカラ」
ニヤリとでも言いそうな邪悪な笑顔をしたルサルカの右手がウネウネと動き始める。
やばい!やばい!やばい!
このままじゃ、間違いなく死ぬより辛い目に遭わされる。
とりあえず、謝っても駄目っぽい。なら次は媚びるまでだぜ。
「じゃ、じゃあ、お詫びとして宴でも開きますよ。少しですが、美味い酒と料理でも…」
「ダカラソンナ物イラナイッテ……」
「酒じゃと!」
後ろにいた女が反応した。これだ、これを利用するしかねえ!
……焦るな。落ち着け、僕ならできる。
「は、はい。うちの親父が酒好きでして。和洋色々と揃えてます」
「フムフム…」
「あと、俺も料理が趣味でして、ちょっとした料理であるなら作れますけど」
「ほうほう…」
女がゴクリと喉を鳴らし。ルサルカを手招きする。
「……ルサルカ、ちょっと」
「何ヨ」
俺を拘束したまま、ルサルカがレシの方へ顔を向ける。
「まぁ、悪いと言ってるようじゃし、少しは見逃してやってもいいじゃないか」
「フザケナイデヨ!」
「やれやれ、それじゃあ、仕置きは宴の後って事でどうじゃ」
「……アンタハ、タダ酒飲ミタイダケデショ」
「ハッハッハ。で、それでどうかね少年」
ルサルカをスルーして、豪快に笑う大女。
よし、ここは出来るだけすまなそうに。
「そうですね…。ルサルカさんに酷い事したのは事実ですし…、少しでもお詫びが出来るなら構いません」
「……フン。少シハ反省シテルヨウネ」
ルサルカは俺の拘束を解くと、俺を縛っていた自分の腕を元の腕に戻す。
よし、今しかねえ。俺は立ち上がり、急いで部屋から出た。
「それじゃ。お酒用意してきますね」
「言ットクケド、逃ゲタラドウナルカ…」
「分かってます。ちゃんと罰は受けますよ。これはお詫びの宴なんですから」
「早く頼むぞー」
「はーい」
- 279 :暇つぶし ◆VKxwdqcVHs:2009/03/04(水) 20:47:28 ID:5qRRtaJc0
- 父親の元からくすねて来たブランデーやら日本酒やら、
グビグビと飲み干しながら、レシとか言う大柄な女は親父臭く、声を漏らした。
「くっはー、生き返るのう! 人間の酒はやはり美味い!」
「全ク、イイ加減ニシナサイヨネ」
その横で、ミネラルウォーターを飲みながらルサルカが愚痴をこぼす。
水の妖精らしく、食事は水だけで、事足りるらしい。
「おーい! 酒が足らんぞー」
「はいはい、今すぐお持ちします」
「フフフ、イイ様ネ」
あくせく働く俺の姿を見て溜飲が下がるのか、ルサルカが嬉しそうに笑う。
しかし、よく飲むな。これで瓶5本は空けたぞ。
俺は、ソーセージを炒めていた手を止め、新しく酒瓶をレシの所へ持っていく。
「おお来た来た、ングッングッ。おーい、つまみが足らんぞー」
「はいはい、今お持ちします」
「フウッ、全ク…」
ルサルカがなんとはなく手持ち無沙汰に、小夜の体をなぞる。
まだ気を失ってるようだが、妹の体は敏感に反応し、苦悶の声を上げる。
レシは酒と料理で満足してるし、ルサルカはしばらく、妹で暇つぶししているだろう。
フフフフ、この宴が終わる時がお楽しみだぜ。
俺はにやりと笑いながら、ソーセージを焼くフライパンを跳ね上げた。
その時、ピンポーン。とインターフォンが鳴る音が響く。
「ん? 何じゃ?」
「誰カ来タミタイネ」
「あ、多分、華代姉さんだな」
俺が玄関に出て行こうとすると、ルサルカが俺の袖をつかんだ。
「待チナサイ。誰ヨソレ?」
「あぁ、俺のいとこにあたる人で、時々、様子を見に来てるんです。
うちの両親、仕事で海外に行ってて、俺と妹しかいないから」
「フーン」
ルサルカは納得したのか、俺の腕をつかんだまま玄関に向かう俺についてくる。
「えっと、ルサルカさん?」
「分カッテルデショウケド、助ケヲ求メラレタラ困ルカラネ」
「もし楽しめそう奴なら、ここに連れて来てもいいしのぅ」
瓶を傾けグビグビと酒を飲み干しながらレシが付け足す。
逃してくれる様な真似するとも思えんので、俺は大人しく玄関に向かい、
覗き窓から来客を確認し、扉を開いて招きいれる。
「華代姉さん、久しぶり」
「ええ、久しぶりね。えっと、そちらの方は?」
腰辺りまで長く伸ばした、黒髪の女性がニコリと笑いかけてきた。
手元に土産物らしい、風呂敷包みを持っている。
俺の横にいるルサルカニは、同じく微笑を返す。
「ルサルカヨ。初メマシテ」
「あら、こんな可愛い子と知り合いなんて隅に置けないわね」
そう言ってクスクスと艶やかに笑う華代姉さんに、乾いた笑いで俺は返す。
「ハハハ…。ところで姉さんは今日は何の用で来たの?」
「あぁ、これをお土産にしようと思ってね」
そう言って、風呂敷包みを掲げる姉さん。
ルサルカはそれを見て、口元を歪め、
「ネェ、セッカクダシ、コノ人モ宴に招待シマショウヨ」
俺の腕を強くつかみながら促す。
どうやら、姉さんを新たな玩具として気に入ったらしい。
「あ、ああ、でも姉さんはどう?」
「あら、私なら構わないわよ」
「ソウ、ソレハヨカッタワ」
無邪気に微笑みながら、ルサルカは俺を応接間に引っ張っていく。
俺はずるずると引きずられながらも、一言姉さんに向かってつぶやいた。
「じゃあ、よろしく頼むね」
- 280 :暇つぶし ◆VKxwdqcVHs:2009/03/04(水) 20:48:28 ID:5qRRtaJc0
- 応接間に戻ると、相変わらずレシが新たな酒瓶を開けてラッパ飲みしていた。
やがて、それも飲み干したのか、口元を拭う仕草の後、
ようやくこちらに気付いたかのように、やや赤い顔で手を振ってきた。
「おぉ、何じゃ、用はもう済んだのか」
「えぇ。なかなか面白そうなのを連れて来たわ」
「ほぉ? どれど、れ……」
俺とルサルカの後ろから、姉さんが顔を出すのを見て、一瞬、レシは瞳をパチクリとし。
「……ば、ばか! お前!」
慌てて、ソファから立ち上がろうとするも、その隙を逃さず、
姉さんは手に持った三枚の札を、レシめがけて投げつける。
投げられた三枚の札は、途中で鎖に姿を変え、レシをソファに縛り付けた。
「エ? …エ? キャッ!」
電光石火の早業に反応できていないルサルカを、今度は俺がうつ伏せに押し倒し、
姉さんが白い糸で、その足首と手首を縛り上げる。
終わってみれば、わずか数秒の出来事だった。
「ナ、何ヨ。何ヨコレ!」
ようやく硬直状態から覚めたルサルカが芋虫のように身動ぎするが、既に遅い。
念糸によって、ルサルカの力は封じられ、また、鉄の手錠よりずっと強い念糸が切れるはずもなかった。
「馬鹿…もん…。そいつは退魔士だ。キチンと気を探れば分かるはずじゃろうが」
同じく鎖につながれたレシが、苦しそうに説明する。
それを聞いて、みるみる青ざめたルサルカの頭を俺は優しくなでる。
「さて、ルサルカ君。君と初めて会った時の事覚えてるかな?」
「ナ、何ノ話ヨ?」
「あの時、疑問に思わなかったかな。妖精のような異形の存在を前に、俺が動揺してなかった事を。
そこまで考えが回れば、俺が【君のような存在】と近しいという所まで気付かないはずがないんだけどね。
いやぁ、携帯電話って実に便利だ。メールとか使えば、簡単に危険を知らせる事も出来るから」
俺の言葉に、ルサルカがカタカタと震えだす。
「マ、マサカ……」
実にいい表情だ。これを待っていたのですよ。僕はね。
ニッコリと微笑みながら、俺はルサルカに一枚の札を見せ付けた。
「些少ながら、退魔士補佐見習いしてます。どうぞよろしく」
「ワ、私ヲ消スツモリ?」
「場合によってはね。でも、安心するといい。俺は優しいからねぇ、っふふふふふ」
そう言って、俺はルサルカの体をひょいと持ち上げた。
小柄な彼女の体は片手で持ち上げられるほどに軽い。
「じゃあ、姉さん、そっちは任せるよ」
「……程ほどにしておきなさいよ」
「ナ、何スルノヨ! 離セ! 離シナサイ!」
ルサルカが喚いてるが、そんな言葉を聞くはずもなく、
俺は鼻歌を歌いながら自分の部屋へと向かうのだった。
- 281 :暇つぶし ◆VKxwdqcVHs:2009/03/04(水) 20:49:50 ID:5qRRtaJc0
- 自室の鍵をかけ、ビニールシートを敷き、ルサルカをそこに転がす。
抵抗できないように両手足をロープで引っ張って、Iの字に固定。
これで、簡易的な尋問所の完成だよ。わーすごーい。
手足を縛られ、怯えた表情のルサルカが堪らないねワクワクさん。
「さて、君は質問に対して、黙秘する権利がある」
「……フン」
この期に及んでまだ強気な態度を崩そうとしないルサルカ。うーんいいね、実にいい。
「じゃあ、尋問開始。まず、ここに来た理由は? 3秒で答えて下さい。3、2…」
「エ。チョ、チョット早ス…!」
「1。はい時間切れです。グリグリグリ…」
「クッ! クック…キャッハッハハハハッハ!!」
まずは、ルサルカの脇腹、肋骨の辺りを拳でグリグリと責め立てる。
比較的、軽い責めの筈だけど、それでも、一瞬でルサルカの顔が崩れた。
「はい答えて下さいねー。あなたは何故来たんですかー」
「キッキャハハハハハハハハハハッハハ! イヤアアハハハハハハァ!」
頭を振り乱して暴れるが、当然、それで何が変わるわけでもなく、俺の手も止まりはしない。
肋骨グリグリの後は、わき腹をこねくり回したり、脇の下を引っ掻いてみたり、
責め方を変える度に、ルサルカは激しく悶え、笑い狂う。
「キャヒャアァァァ! ギャハッハッハッハッハッハッハアアァ!
アヒイイィィ! ダメ! クスグッタ……フヒャハハアアアハッハハハアア!」
「早く答えてくれよ。あんまり強情張ると、答えても答えなくても続けるぞ」
「ギャアハハハハハッ! イヒヒヒヒヒヒヒィィィッ! 分カッタ! 分カッタカラ止メェエヘヘヘヘ!」
うむ、ようやく、答える気になったか。
でも手は止めない。脇の下コチョコチョコチョ。
「ヒギャアッハハハハハアッハハ! 答エ…ルカラハアッハハハハハハ! 答エルカラ止メエエヘヘへへエエッテエェ」
「うん、分かったから早く答えてくれ」
「ウハヤアハハハハハハハハッハアハハッ! フ、フクシュウウウゥ! 貴方ニフクシュウスルタ、メェヘヘエヘエヒャッヒャハヤハアアアアア!」
- 282 :暇つぶし ◆VKxwdqcVHs:2009/03/04(水) 20:50:20 ID:5qRRtaJc0
- フクシュウ…あぁ復讐ね。ってチョット待て。
「あの謎かけならは俺の勝ちだった筈だけど」
「ヒッ! ヒッヒイイイアアアアアア! ゴ、ゴメンナサアハハハハハヒャヒャヒャヒャ!!」
まぁ、予想は出来てたが、単純な恨みだけで裏はなさそうだ。。
しかし、負けたのに力づくとは、改めて思うととんでもない奴だな。よし、これには罰が必要だ。
「ルールを破るとは悪い子だ。お仕置きとして今しばらく続けるぞよ」
「ヒャ! ソコダメエェェエエ!!」
ワンピースのスキマから手を突っ込み、ツルペタなルサルカの胸を探るように撫でる。
うむ、スベスベお肌が実に心地よい、乳首をつまんですり合わせてみたりして。
「駄目…! フッ……、アッ……ヤアァ……」
「………ハァハァ、やべぇ、これマジでいいわ」
「アウッ…ンッ! コノ……変態……!」
ほほぅ、変態と申したか。生意気な小娘さんめ。
取りあえず、乳首を苛めるのは止めだ。
脇の下の窪みに指を持っていき、ワシャワシャと蜘蛛の足のように掻き回す。
ルサルカの弱点は既に大体分かっている。その中でもここは特に弱い部分なのだ。
「君は、自分の、立場がわかってるのかなぁ?」
「アハハハハハハハハ! ゴ、ゴメンナサッキャッハハハハハハハハハハ! ゴメンサァアアアヒヒヒヒッヒヒヒヒヒ!!」
「もっと心を込めて!」
「アハハッアッハハハハハハハハ! ヤァハハハハハ! ゴメ、ゴメンナサイイイィヤハアハハハッハアアッハハ! 死ヌ、死ンジャウウウゥ! ヒャーッハハハハハハ! ヤ、止メテェ! ゴメンナサァアァイイ! ゴメ…ブハアアサアアイイィィ!」
「もっと本気出せよ! 熱くなれよ!」
「アヒャアハッハッハハハハハアハ! ホ、本気ッテ何ヨォォ!」
「躊躇わない事さ!」
「ヒャハヤアアアアアハハアアハハハハハアッハ! オ、オ願イダカラヤメテエエエヘヘヘヘヘヘ!」
ちっ、ノリが悪いな。ここでそう言って責め続けてもいいんだが、まだ全然尋問してないからな。
さすがに、遊びすぎてたら姉さんにボコられてしまう。
俺はルサルカをくすぐる手を止め、汗とも、体液ともつかないヌメりをタオルで拭き取った。
「さて、では次の質問と行こうか」
「ゼェッ…、ゼェッ…、チョ、チョット待ッテ…」
「そう言われて、君は待った事はあるのかな?」
「ウゥ……」
「君は何故ここに来れた? 確か川辺からあまり離れらないはずでは?」
「ソ。ソレハ…」
「制限時間は5秒です、5、4、3」
「ユ、指輪よ! 指輪ノ魔力!」
「指輪?」
ルサルカの説明を簡単にまとめると、彼女たち水の精霊は、基本的に生まれ故郷を離れられないが、
水の精霊力やら魔力やらが詰められたその指輪の中で休む事で、
遠くへ移動する事が可能らしい。つまり簡易シェルターって事だな。
「で、その指輪はどこだ?」
「………」
コチョコチョコチョコチョ……
「イッヒヒャアアアアアアハハハハハシャハア!!! イ、今出スカラ止メテェエエェェ!!」
- 283 :暇つぶし ◆VKxwdqcVHs:2009/03/04(水) 20:50:54 ID:5qRRtaJc0
- ルサルカが目を瞑ってなにやら念じると、青い宝石のはめられた指輪が空中に現れ、
そのまま床に落ちてコロリと転がった。
「ほぉ。面白いな」
「ハァ…ハァ…。オ、オ願イ。壊サナイデ…。ソレガ無クナッタラ私ハ…」
「ああ心配するな。そこまで鬼じゃないぞ俺は」
俺の発言にルサルカがなんとなく、何か言いそうな顔をしたが、結局言葉には出さなかった。
チッ、下手な事いったらまたお仕置きしてやろうと思ったのに。
しかし、綺麗な指輪だ、何となく俺はそれを指にはめてみる。
「おー、ぴったりだ」
「アアァァァァァァァッッ!!!!!」
急にルサルカが叫んだので、少し、ビックリした。
だが、ルサルカの驚きは俺のそれとは比べ物にならないようだったようで。
「ナ、何シテルノヨ! 何デ嵌メチャッタノヨォ!!」
「え? これ嵌めたら何かまずいのか」
やばい、命削られる呪いの指輪とか言われたらどうしよう。
「ソノ指輪ハ精霊ノ契約ノ証ナノ! ソレヲ嵌メタラ、ソノ者ニ仕エナクチャイケナイノヨ!」
「なんだって、それは大変だ! どうすれば契約は解けるんだ?」
「指輪ヲスグニ外シテ! ソウスレバ契約ハ解ケルカラ!」
「そうか、ありがとさん」
「エ?」
いやぁ、契約方法から解約の仕方まで、実に親切に教えてもらっちゃった。
今時、ここまで親切なサポートって、営利会社でもあまりないよね。
「ア……、アアアアアアアアァァァァ!!」
ようやく自分でやった事が、とんでもない間違いだったと気付いたのか。アホの子め。
精霊の言う契約というのは、まぁ、平たく言えば、借家に等しい。
主人は精霊を養い、その代わりに精霊は主人に力を貸す。
まぁ、価値観の違いはあれど、概ね人間が得する話だ。
その分、契約を破れば命を取られても文句言えないし、そもそも、そんな物好きな精霊はかなり少ないのだが。
「クックック。という事はこの契約で、俺は君のご主人様となったわけだな」
「ア、ァァ…」
呆然としてるな。無理もない。
復讐しに来たのに、その相手に仕える事になるなんて夢にも思うまいて。
- 284 :暇つぶし ◆VKxwdqcVHs:2009/03/04(水) 20:51:15 ID:5qRRtaJc0
- 「さて、それでは、続きといこうか」
「チョ、チョット待ッテ…、モウ、私ハ限界……」
「契約は成されたが、まだ、お仕置きは終わってないからな。
ついでだから、最後まで行っておこう」
俺がルサルカの足を抱え上げ、太ももから足先まで軽くなぞり始めると、
ルサルカは芋虫のように身じろぎし、悲鳴を上げ、泣き叫んだ。
「キャハハハハハハハッ! モ、モウ止メテエェッ!!
イッソ…、一思イニ殺シテエェェッ!!!」
「ハハハ、何を馬鹿な事を。貴方は死なないわ。私が殺さないもの」
「ヒッ、ヒイィィィィッ、ア、アヒャヒャハヒャヤハハアアアアアアッ!!」
ゆっくりとナメクジが這うようなスピードで何度も指を往復させ、そのたびにルサルカは嬌声を上げる。
それが30に達した所でルサルカの体がビクンと大きく跳ね上がり、その股間から水溜りが広がっていった。
どうやら、意識を完全に失ってしまったみたいだな。
まぁ、そうなるのを見越して、ビニールシートを敷いていたわけだが。
このまま責めてもいいんだが。それでは流石に可愛そうだし。
少し休ませてから本番と行こう。
「ア、アア…、モウ嫌ァ……」
数分後、意識を取り戻したルサルカは、俺の顔を見ただけですっかり怯えてしまったようだが。
まぁ、心配要らない。その方がやり易い色々と。
「さて、ルサルカ君。最後の確認だ。嘘をついたら分かっているね」
コクコクと、涙目で頷くルサルカ。さすがに、調教の成果が出ていますね。
「もう一度聞くが、ここにきた理由は謎解きの際の復讐に間違いないな」
「ソ、ソウヨ…」
「う~ん、まだ仕置きが足りないかな」
「イヤアアアアアア! ソ、ソウデス! ソウデス! ゴメンナサイゴメンナサイ!」
手をワキワキさせただけでこの怯えよう。あぁ、可愛すぎる。
しかし、まぁ、愛でるのは後の楽しみに取っておこう。質問を続ける。
「あのレシってのは仲間か?」
「ハ、ハイ。森ニ棲ム悪魔レシエス。私ノ友人デス」
「他に仲間は? お前たちが戻らんと追っ手とか来ないだろうな」
「仲間ハイマセン…。ソレニ貴方ノ匂イヲ知ッテルノハ私ダケデス…」
「本当かよ。精霊は仲間意識が結構強いって聞くぞ」
「コンナ辺境マデ追ッテクル仲間ハイマセン…」
「フム…」
まぁ、という事はこいつら抑えればしばらくは大丈夫と言う事か。
とりあえず、情報はコレで十分だな。
「じゃあ、戻るかね」
「ヒ…、イヤ!」
俺の伸ばした手を振り払うようにルサルカは暴れる。
ちょっと傷ついた。
「別に、俺はもう苛めんよ。心配すんな」
「ホ、ホントデショウネ? 精霊ニ嘘ヲツイタラ…」
「あぁ、心配すんな。俺はそこまで鬼じゃない」
尋問もとりあえず済んだし、ルサルカを小脇に抱え上げ居間に戻る事にした。
そろそろ、向こうも終わってるだろう。
- 285 :暇つぶし ◆VKxwdqcVHs:2009/03/04(水) 20:51:37 ID:5qRRtaJc0
- 「あら? そっちも終わったのね」
玄関先で華代姉さんとゲッソリとしたレシに出くわしちょっと驚く。
が、それ以上に、驚いたのはルサルカだった。
「レ、レシ? 何ヤッテルノ?」
「お、おぉ。ルサルカか、まぁ、なんだ…、しばらくこの娘に仕える事になった」
「ハァ!? 何デソンナ事ニナルノ! アナタ悪魔ノぷらいどトカ無イ……フヒャア!」
声がうるさかったので、肋骨辺りをグニっと揉んで黙らせる。
なんか、涙目でこちらを睨んできたが、まぁ無視だ。
「一応、この二人だけらしいですよ。姉さん」
「そう。でも、一応結界は張っておいたわ。それで、その娘はどうするの?」
「とりあえずコッチで何とかしますよ。ご苦労さんした」
「別に構わないわ。こっちも高等悪魔を一人、式に出来たから」
「なんじゃ、お前さんも人間の手に落ちたんじゃないか」
「ウルサイウルサイ!」
「ほら、けんかは後にしなさい。もう行くわよ」
華代姉さんはレシを引っ張ると、軽く手を振って出て行った。
それを見届けてから、ルサルカが顔を俺に向けて尋ねる。
「…ネェ、アノ人何者ナノ」
「ん、退魔士だよ。ただ、普通の退魔士と違ってああいう風に強制契約できるんだけど」
「強制契約?」
「そうそう、まぁ平たく言えば、相手を負かせれば仲間にできる。ドラやポケ的退魔士なのさ」
「ウウゥ……、ソンナ…」
かなり意気消沈としてしまったようだ。
あのレシがルサルカが逃げられる最後の望みだったわけだし、
それがあっさりと破れたせいか、無理もないな。
「まぁ、そんな風に落ち込むなよ。ここも慣れれば悪い所じゃないさ」
「ドノ口デアナタガ言ウノ…」
「こんな口ですー、目が見えないんですかー」
「ムキィーー!!」
ハッハッハ、いやコイツからかうの面白いわ。
だが、その前にもう一つやらなきゃいけない事があったな。
「そう言えば、ルサルカ君」
「ナ、何ヨ…」
「君は妹を色々可愛がってくれたね、そのお返しをしておこうと思う」
「ヒ…、モ、モウ嫌…」
完全におびえ切ってしまってる。少しやりすぎたかも知れんなぁ。さすがの俺も少し反省だ。
「そう心配するなって。俺はもう手を出さん。妹に5分ばかしお返しさせるだけさ」
「ホ…、本当ニ5分ダケデショウネ…」
「そうそう、5分だけだ」
ルサルカは少し逡巡したようだが、
5分程度ならどうにかなると思ったのか、コクリと頷いた。
「それじゃ、改めて紹介を兼ねて、妹の所にいきましょうか」
俺は今のドアノブに手を掛け、ルサルカの耳元で一言つぶやいた。
「ただ、妹は俺の数十倍テクニシャンだけどね」
やりすきたからこそ、更に一歩踏み出すのが俺流。
それから、数分後、
ルサルカの死にそうな笑い声が家中に響く事になるのだが。
それは、また別の話である。
- 286 :暇つぶし ◆VKxwdqcVHs:2009/03/04(水) 20:54:27 ID:5qRRtaJc0
- そんな訳で、ルサルカの復讐はくそみそな結果に終わったのでした。
ゲームが捗らんので、小説にいった結果がこれだよ!
また、余裕があれば、レシ編などもやって見たいと思います。ではでは。
- 287 :くすぐり好きの名無しさん:2009/03/04(水) 22:26:03 ID:z8FNWjVc0
- GJです。
レシ編楽しみにしてます
- 288 :くすぐり好きの名無しさん:2009/03/04(水) 23:33:03 ID:FujIIgNUO
- 小夜・・・テクニシャンとはやりおる!
- 289 :くすぐり好きの名無しさん:2009/03/21(土) 00:16:13 ID:REjXVj.60
- 下がってるので上げ。
このしたらばってどれ位書き込まれないと落ちるんだろ
- 290 :トルエス:2009/03/22(日) 22:54:29 ID:D6VQOtRw0
- 牡丹「た、助かりましたです。玉藻さま・・・」
ここは地下牢。九尾の妖狐玉藻が捕らえられた牡丹・薊の2人を助け出したところだ。女3人寄れば何とやら
先ほどまでの状況を余所にし、3人はからくり部屋の前で他愛もない話を始めるのだった
玉藻「まったくお主らと来たら情けないぞ。それに薊ときたら完全に余裕を無くして溺れきっていたでは無いか」
たしなめる玉藻に対し、2人が顔を真っ赤にして反論する
薊「だっ、だって玉藻様! あのからくりったら動きが凄いんですよ。そりゃ、玉藻様より強くはありませんけど」
牡丹「わ、私の方だって楽なんかじゃ無かったんですよ!? あんな動きをする乳首攻めなんて初めてでしたし」
玉藻「クックックッ、悪かった 悪かった! それじゃ先を急ごうとするかのう・・・ちと惜しい気もするが」
2人「玉藻様!」
そう言って部屋を去ろうとする玉藻を2人は袖をつかんで引きとめる
- 291 :くすぐり好きの名無しさん:2009/03/22(日) 22:55:23 ID:D6VQOtRw0
- 薊「惜しいってど~いうことですか! 」
牡丹「だったらいっそ、玉藻様も経験してみてはいかがですか? 鍵はすでにあるんですし」
薊「そうですよ。玉藻様も大変だったんでしょうけど、私達だけなんか不公平な気がしてきました」
そういって2人はぐいぐいと玉藻を部屋へ押していく。行く先は乳首責め拷問の部屋だ
玉藻「分かった 分かった! 何時になく強引じゃな2人とも。まあ良いわ、少し興味もあったしの」
そう言って玉藻は特に気にする事もなく、スルリと衣を落とす。輝かしい金色の尻尾が下着を整えて床に置き、一糸纏わぬ姿となった
玉藻「ええと・・・ここはこの様に手を通せば良いのか?」
勝手がいま一つ分からず、動かなくなった装置の前で困る玉藻に対し、先程まで捕まっていた牡丹が装置の拘束方法を教える。
牡丹「はい、ここで腕を拘束する様になっています。で、足を下の方に整えて・・・」
- 292 :くすぐり好きの名無しさん:2009/03/22(日) 22:55:55 ID:D6VQOtRw0
-
ガチャン・・・・
そして玉藻が腕を広げ、ちょうど十字の様な姿勢になった時、拘束具が作動して装置が動き始めた
牡丹をくすぐっていた時と同じように、装置は筆を取り、からくりの外見には似つかない滑らかな動きで乳首に殺到する
玉藻「うひょひょひょ、こ・・・これは確かにむず気持ち痒い・・・」
ゆらゆらと尻尾を揺らしながら玉藻は乳首責めを耐える。豊満とは言えない胸が、筆の攻撃を受けてプルプルと震えている
しかし身体の方は下肢がたまに動く程度であり、小刻みに肩が震えているものの牡丹ほど取り乱してはいない
薊「よっ・・・と、今度はコレですよ玉藻様!」
何時の間にか居なくなっていた薊が、別の部屋からからくりを持ってきた。先程まで自身が捕まっていた"いじわる膝小僧"だ
牡丹「よし、薊は装置を持って来て。私が玉藻様の動きを抑えるから、その隙に取り付けて」
乳首責めマシンはその名の通り乳首しか責めないからくりの為、下肢の部分は足を拘束する装置しか付いていない
逆にいじわる膝小僧の方は下半身を攻める事に特化している為、高さは腰の下程度しかなく、スペース的にもちょうどいい
玉藻「こっ、こりゃ、なにをするか2人とも!」
焦って2人を制しようとする玉藻だが、流石に拘束されていてはどうにもならない。
それにこの状況を少し楽しんでいる節もあり、何より愛弟子2人がする事の為、本気で怒るきにはなれない
- 293 :くすぐり好きの名無しさん:2009/03/22(日) 22:56:36 ID:D6VQOtRw0
- 「あっひゃっひゃっ、はっははっははっ、うひぃ・・・いひひひひ! だっ、だめ・・・っく あははははははは!」
だがその頃、玉藻のそれとは比較にならないほど切羽詰まった状況の物が居た
牡丹「ひゃっ、っふぁ・・・いじじじじぎっ、ひぃぃぃぃぃいぃぃ!」
撫でるかと思ったら壊すかのような激しい責め、変化自在の九尾によるくすぐりのこうげきである
他の誰でもない、妲己によって攫われて、今の今まで調教と称した拷問を受け続けて居る本物の牡丹である
妲己「ほらほら、いい加減にして楽になっちゃえよ! お友達なんかもうあんなに素直になっているんだぜ?」
薊「おろぢ・・・あははっは、さまっ、ひっひゅふふうふぅ! イイ! 気持ちいいいいいいいい!」
部屋の奥で悲鳴を上げるような笑いを続けて居るのは捕らえられたもう一人、薊だ
くすぐっているのは鬼女のアオイ、アカネ、そしてキチガイ筆を操るヤマブキの3人である
忠誠を誓い、おろちと妲己を誉め湛えながら気絶するまで擽られるか
もしくは今の牡丹のように、気絶しないぎりぎりの強さでくすぐられ続けるか
どちらを選んでも地獄であることに変わりはない、それにくすぐりで気絶出来たしたとしても
誉め方が不十分とみなされた場合はもう一度くすぐりで起こされて最初からだ・・・それこそ本気で奴隷従属を誓うまで
牡丹「た、玉藻さまが、来て下さるから! いっ・・・やははははっは! あっ、あはぁあああああああ!」
妲己「だといいねぇ♪ あのくそ女は私の変化の術を見抜けなかった前科があるけどね♪
あんた達を細部まで真似た私の部下を、一体いつ見破れるか見ものだね」
- 294 :くすぐり好きの名無しさん:2009/03/22(日) 23:00:30 ID:D6VQOtRw0
- 術に使ったのは他でもない、2人を閉じ込めた袋だ。あの袋の中で屈伏を100%、つまり精神の抵抗を0にする事が出来れば
袋に仕込まれた特殊な呪いによって対象の姿・形が記憶されるのである。もちろん、精神の抵抗を奪う事は簡単ではないが
鬼女1「玉藻様どうです? こうして余裕を無くしてくると乳首責めが堪らなくなってくるでしょ?」
鬼女2「それより膝小僧責めですよ! ひざの裏までくすぐられると、頭が真っ白になってどうでも良くなりますよね!」
2つの装置に責められた玉藻は、その状態でさらに偽牡丹と偽薊に延々とくすぐられ続けていた。偽牡丹が脇の下、偽薊が足の裏
そして2つのからくりが乳首と下半身を徹底的にくすぐっているのである。強い精神が備わった玉藻も、そろそろ限界が見え始めてきた
玉藻「ひぎっ、ひぇふっ! や、止めるんじゃ~! 2人とも~!! も、もうおかしく・・・あひゃひゃひゃぎゃひひひひひ」
「あああああ、ふぁ・・・くっ、乳首が・・・揺れる! ああ、ひざ小僧もそんなに・・・わ、脇をよゼ! あしの裏~」
鬼女1「ね、そろそろいいかもね」
鬼女2「そうね、そうしましょ。指、疲れたし」
そうして2人はくすぐるのを止めた。もちろん、からくりはまだ動きを止めては居ないが
鬼女1「それにしても流石玉藻様ですね、正直ここまでとは思っていませんでした」
鬼女2「そんな玉藻様にプレゼントです! もしこの状態で鉄の擽り処女へ閉じ込めたらどうなるでしょう?」
玉藻「そ、そんなまさか! や、止めろ! やめてくれい!」
2人を助ける前に玉藻は一度・・・もとい二度三度引っかかった事があるが、
あの時は両手が自由だったからこそ暴れる事で脱出する事が出来たのである。もし今の状態で閉じ込められたら・・・
- 295 :くすぐり好きの名無しさん:2009/03/22(日) 23:01:10 ID:D6VQOtRw0
- 鬼女1「さ、玉藻様。こちらになります」
鬼女2「この中でお好きなだけくすぐられて下さいね」
2人はそう言うと、拘束された玉藻をからくりごと鉄の擽り処女の前に置いた。仕掛けが発動し、鉄の処女は妖狐を飲み込む
玉藻「ひょわ~!」
獲物をくすぐる為の手が、四方八方から殺到してくる
玉藻(くっ・・・こうなったらこの手がからくりを壊してくれる事を期待するしかないわい。
幸いにも、死角が無いような擽りじゃったしの)
全身からくすぐられるという事は、もちろん、その前に何かがあれば遮られる事となる。玉藻を拘束するからくりは決して小さくない為
幾つかの拘束具がマジックハンドで壊れるかも知れない・・・だがそんな玉藻の期待は脆く崩れ去る事となった
玉藻「ふぎゃははははっはは! な、何でじゃ! そ、そこじゃない! もっと横、あと少しずれれば手錠が・・・ぎゃはははっは!」
まるでその様に設計したが如く、擽り処女はからくりを避けてくすぐり始めた。
そしてその様子を満足げに見守る2人の影が・・・
鬼女1「ふう、どうやら中の様子は無事上手くいったみたいね」
鬼女2「くすぐり衛門の連作は、どれも互いに干渉しない作品だというのは本当みたい」
鬼女1「おっと、忘れるところだった・・・開かないように鍵をしっかり掛けて・・・っと」
カチリ・・・
- 296 :くすぐり好きの名無しさん:2009/03/22(日) 23:04:47 ID:D6VQOtRw0
- 牡丹「た・・・玉藻さま・・・申し訳・・・ひぃぃぃいぃぃぃぃぃ! ひぃゃぁあぁぁぁぁあっ、妲己様! す、すいませぜーん!」
最後の葛藤を口にしようとした途端、妲己がくすぐりの手を強めた事によって、無理やり中断させられる
既に折れてしまった牡丹は、妲己への忠誠を口にしながら何度も気絶させられた。そしてもう一度・・・
牡丹「妲己さまー! ああああああひゃはははっはあ・・・妲己さま! し、しあわせですぅぅぅう!」
そうして、牡丹はガックリと肩を落とす。意識が途切れ、全身が弛緩する
妲己「ふん、落ちたか・・・いや、堕ちた。の間違いだったな・・・くくく・・・まあ寝かせてやる気はないがな! 起きろオラ」
玉藻「ぼ、牡丹・・・薊・・・!」
牡丹「妲己さまー! 妲己さまー!」
薊「おろち様! あろち様! もっとぉぉぉ!」
そして3人の意識は闇の中へ・・・くすぐりの日が終わりを見る事はもうないであろう
- 297 :くすぐり好きの名無しさん:2009/03/23(月) 01:24:39 ID:/hdb47bQ0
- GJ過ぎる。
やっぱ玉藻様と臣下二人は可愛いんだよなぁ・・・・。
- 298 :くすぐり好きの名無しさん:2009/03/24(火) 22:19:30 ID:9VrVxh9o0
- ナイスバッドエンド。
- 299 : ◆VvRW3PmOUM:2009/03/27(金) 11:09:05 ID:U.EhT45c0
- モンスター娘スレのアイディアを頂いて……
長文&駄文で申し訳ないですが、こんなのはどうでしょうか?
『TCワールドクエスト』
レンガの家と木の家。
石畳と畦道。
貴族と貧民。
村人と冒険者。
剣と魔法。
人間と……魔族。
ラグナと呼ばれるこの世界は、大凡このような部類に分けられる。
剣と魔法が入り混じり、貧富の差がはっきりと分かれ、
人間と魔族が対立している。
ラグナでは無い世界からやってきた魔族は、
ラグナを我が物にせんと、人間達を襲う。
人間達もまたそれに抗う為、剣を取り魔術を学び戦いを繰り広げていた。
それは、そんな世界でのお話。
- 300 : ◆VvRW3PmOUM:2009/03/27(金) 11:09:33 ID:U.EhT45c0
- 女冒険者 アンナ・シュティフナー編『巣窟』
人里より少し離れた山の中に、1人の少女がいた。
軽鎧に身を包み、背中には身の丈程の剣を担ぐその姿はまさに、『戦いの術を知る者』である。
栗色のショートヘアーにまだ幼さを残した顔立ち、
18歳にしては若干成長の遅れが見える身体つき。
名はアンナ・シュティフナー。無名の冒険者である。
彼女は今、同業者組合(ギルド)の仕事であるモンスターの討伐を遂行している。
といっても、山の中にいる野良のモンスターでは無く、
住処を持ち徒党を組んでいるモンスターの討伐である。
その住処というのが、この山にあるはずの洞窟なのだ。
ギルドからの情報を頼りに、山中を探索するアンナ。
中腹までいくと、そこにぽっかりと穴が開いた洞窟を発見する。
大体直径2メートル程の横穴。
「ここですね……」
誰にともなく独りごちるアンナ。
外の光が途中で途切れる程に、中は深い。
アンナは臆する事無く、洞窟の中に進んでいった。
腰に備えつけたポシェットからランタンを取り出し、洞窟内を照らしながら進む。
洞窟は単純な構造で、ただただ一直線に穴が続いていた。
しばらく歩くと、ふと気配を感じる。
アンナはランタンを仕舞い、得物の剣を取って構えた。
同時に、背後から何かが襲いかかってくる。
「後ろ!?」
アンナは振り向き様に、闇を一閃。確かな手ごたえを感じた。
斬った時の独特の感触からして、その正体がいとも簡単に判明した。
「スライム……ギルドの情報通りですね」
徒党を組んだモンスターとは、スライムの事である。
スライムとは、森や洞窟、街の下水など何処にでも住むようなモンスターである。
驚異となるような力は持っておらず、駆けだし冒険者がまず始めに倒すようなモンスターだ。
知識などは無く、捕食と繁殖という本能のみで動いている為、およそ徒党を組むなんて事は考えられない。
しかし、現に被害が出ている。アンナの仕事はモンスターの討伐と同時に、徒党を組む原因を調べる事でもある。
前から、後ろから、スライムは何処からともなく現れ、アンナを襲う。
アンナは苦戦していた。
狭い空間で身の丈程の剣を扱うのは、些か難儀する。
前方の敵をコンパクトに薙ぎ払い、後方の敵を迎え撃つために、前にステップを踏む。
その時だった。
地面が突然底抜ける。
「トラップ!?」
突如開いた縦穴に飲み込まれるアンナ。咄嗟に大剣を刺し、落下を免れる。
剣一本で宙ぶらりになったアンナ。そこに、新たな苦行が迫る。
穴の上からスライムが落下してくる。
「く!この!!」
手に、顔に、身体に、スライムが纏わりつく。
右手で剣を掴み、左手でスライムを払い落すアンナ。
だが、全て払い落す前に新たなスライムが降下してくる。キリがない。
当のスライムは、ただアンナの身体にへばり付くだけではない。
「っひ!?」
アンナに襲う、突然の刺激。
「鎧の中に……!」
スライムはその軟体を生かし、僅かな隙間から鎧の中に侵入してくる。
首元から、腰の下から、小指の先も入らない隙間からスライムは我先にと突入する。
そして、アンナを翻弄する刺激。
「っく!……くすぐ……ったい……!」
鎧の下には布製の黒いインナーしか着こんでいないアンナ。
スライムはインナーの上からアンナの肌を責めていた。
スライムの捕食は自身を対象に纏わりつかせ、己の持つ酸性の体液で溶かしながら養分にする。
その際、捕食を促す為に身体に突起を作り体液を刷り込むのだ。
だが、スライムの持つ酸の威力は精々布を溶かす程しかなく、金属やレザー、人間の肌を溶かすには至らない。
しかし、スライムは捕食行為を続けるため、捕らえられた者は取り払うまで延々スライムの捕食に付き合わされる。
- 301 : ◆VvRW3PmOUM:2009/03/27(金) 11:09:50 ID:U.EhT45c0
- 鎧の中で、スライムが暴れまわる。
すらりとしたお腹、ひっそりと空いたお臍、平に近い胸、穢れの無い背中、首筋……
上半身の殆どをスライムに蹂躙される。
「くくく……この……!」
中のスライムを振りほどこうにも、鎧が邪魔で排除する事が出来ない。
「いひひひひ……離れて……」
身体を振るも、全く効果が無い。
その間にも、スライムは降り注ぎ、鎧の中に殺到する。
スライムの一匹が、大きく開いた右腋に身体を伸ばす。
「くっひゃあああ!?」
その衝撃で、悲鳴をあげるアンナ。
スライムは身体を細め、綺麗な腋を左右に撫でる。
「くひぃ!ひぃ!ひぃいいい!!やめ……そこ……弱い……!」
防御不能の責めに、なす術の無いアンナ。
思わず、右手を離してしまいそうになるも、何とか耐える。
また、スライムを追い払っていた左手も剣を握らせる事で持ちこたえようとする。
しかし、それは同時に弱点を露呈してしまう結果となる。
スライムは左腋にも勢力を伸ばしてくる。
「ひゃはっ!!りょ、両方なんてぇぇぇ……」
上半身のあらゆる場所で、スライムが暴れる。
「くひひひひ……いやぁ…手が抜ける……」
そしてついに、アンナは手から柄が離れる。
「っ!きゃあああああああああああ!!!!」
アンナは底の見えない穴に飲み込まれていった。
- 302 : ◆VvRW3PmOUM:2009/03/27(金) 11:10:10 ID:U.EhT45c0
- 落下し続けたアンナの身体は、柔らかい物体の上に埋まった。
「助かった……の?」
仰向けになりながら、ブヨブヨする物体の上をもがくアンナ。
非常に柔軟なその物体に身体が沈み、うまく動きが取れない。
感覚的には、巨大なクッションの上に居るようだった。
ふと、辺りを見渡すと、広めで半円球状の部屋で、部屋全体が明るかった。
「ウフフ……獲物がまた1人……」
どこからか女性の声がした。
アンナは首を起こし、声のした方向を見る。
目の前に居るその存在を見て、アンナは我が目を疑った。
「驚いてるようネ。無理もないワ」
その正体は、人の形をしたスライムだった。
青く半透明な身体、顔の輪郭や手足がハッキリとしている。
肌がスライムなだけで、あとは人間と変わらない容姿だった。
「クイーンスライム……まさか、本当に居たなんて……」
アンナが独りごちる。
クイーンスライム。人の形を象るスライムの一種。
多数のスライムが合体した時、何らかの影響で突然変異を起こし生まれるモンスター。
クイーンスライムは、多くのスライムを統率すると同時に、
スライムを爆発的に増殖させる能力を持つ。その繁殖力は極めて高く、人間一人を捕食するだけで、
大小様々なスライム数十匹を生む事が出来る。
また捕食能力も並のスライムとは違い、金属であっても溶かしてしまう。
非常に恐ろしいモンスターなのである。
- 303 : ◆VvRW3PmOUM:2009/03/27(金) 11:10:24 ID:U.EhT45c0
- 「ここは良い場所ネ、人間はよく捕まえられるシ、私に適しタ住処もあるシ……」
クイーンスライムがゆっくりと近づいてくる。
「この……!離して下さい!」
アンナがスライムの上でもがく。
起き上がろうにも、手足を踏ん張るとスライムが沈み、力を入れる事が出来ない。
「っ!……この!!」
更に、アンナの手足にスライムが纏わりつき、両手両足を広げた状態で拘束してしまった。
アンナが巨大スライムの上でもがいている内に、
クイーンスライムは巨大スライムの元に到着する。
自身の身体を巨大スライムにうずめると、身体が同化、
次の瞬間にはクイーンスライムの上半身のみがアンナのすぐ傍に生える。
「活きがいいわネ。久し振りの御馳走だワ~」
クイーンスライムは両手をアンナに振りかざすと、そこから体液を降り注ぐ。
ポタリ、ポタリと落ちる体液が、アンナの軽鎧に付着すると、忽ちその部分に穴が開く。
体液は身体全体に塗され、アンナの身につけている物は次々と溶けていった。
背面部の方も、巨大スライムと密着している所が徐々に溶けだしてきている。
1分もしない内に、アンナは生まれたままの姿となってしまう。
「……くっ!」
一糸纏わぬ姿に羞恥を覚えるアンナ。クイーンスライムはその姿を見てニヤついていた。
「可愛いワ……折角だかラ、楽しい事してあげル」
クイーンスライムはそう言うと、突然両手をアンナの脇腹に潜り込ませた。
「へっ!?」
素っ頓狂な声を上げるアンナ。
それを余所に、クイーンスライムの軟体十指が高速で動き出した。
「ひゃははははははははははははは!!!な、何するんですか!?」
予想だにしなかった攻撃。アンナは思わず声を荒げた。
「何って、くすぐってるノ。こうすると、肉が解れて食べやすくなるノ」
「食べやすく……」
その言葉を聞いて、アンナは青ざめた。
しかし、クイーンスライムの指が蠢き続ける今、その恐怖はすぐさま消し飛ぶ。
「くひひひひひひひ!!いひゃ!?あははははははははは!!!!」
脇腹を責める指が、激しく上下する。また腕自体もスライドし、
広域に渡ってアンナの脇腹を責めた。
「くひいいいん!!ふきゃはははははははははは!!!」
アンナは左右に身を捩り、くすぐりの手から逃げようとするが、
例によって例の如く、手足が拘束されているので逃げれる距離というのはたかが知れている。
「ふひひひひひひひひ!!そこばっかりいいいいい!!!」
「あラ?他の場所もして欲しいノ?」
クイーンスライムの指が、上へ上へと進む。その先には、アンナの苦手とする場所があった。
「やめ!やめ!!!そこ苦手だからぁぁぁああああああ!!!!!!」
腋窪にスライムの指が潜り込む。
「っきゃははっははははははははははあ!!!!」
「ほラほラ~!」
腋の中を細かく動いたり、
「くひひひひひひひ!!!こしょこしょだめぇぇぇぇぇぇ!!」
指を立てて絶え間なく突いたり、
「っひ!あふっ!っくひいいいいいいい!!」
肩の付け根から、中心部へ向かって螺旋を描いたり、
「はぁぁぁぁぁぁぁあああははははははははは!!!!」
責め方も多彩だった。そのどれもに、アンナは激しいリアクションを取った。
「いやぁぁぁぁぁははははは!!いきがぁぁぁぁできないぃぃぃぃ!!!!」
開きっぱなしの口からは絶えず酸素と涎が吐き出され、瞳から流れる涙は頬を伝った。
- 304 : ◆VvRW3PmOUM:2009/03/27(金) 11:10:40 ID:U.EhT45c0
- 「中々楽しめたワ~」
クイーンスライムはふと、責める手を止めた。
「はぁ……はぁ……くひんっ!……はぁ……」
余韻に打ちひしがれているアンナは、いよいよ覚悟を決めた。
自分が、捕食されるという覚悟を。
「じゃア、第2ラウンド行きまショウ」
「だい……に……?……ひっ!」
だが、クイーンスライムの責めはまだ終わりでは無かった。
気がつくと、上半身だけ生やした人型スライムが自分の周りを囲んでいる。
クイーンスライムよりも小さく、幼い女の子のように見える。
「可愛いでショ?次はこの子達と一緒にくすぐってあげル」
クイーンスライムを始め、スライム達がその手をゆっくりと伸ばす。
「や、やめ……」
だが、アンナが拒否する言葉を放つ前に、手は動き出す。
「きゃははははははは!!ひひゃっ!!ひゃはははははははあはははああ!!!!」
全身を覆い尽くす程の、数えきれない手が、アンナを埋め尽くした。
腋、脇腹、下腹部、足の裏や太股、脹脛、膝や膝の裏、二の腕や手の先、首筋、耳、胸や乳首などが
スライムの手によって蹂躙される。
脇腹を責めるスライムは、左右から別々の動きをしてアンナを翻弄した。
右側のスライムは、場所をランダムに変えつつ指先で突く。
「ふひゃ!いひゃははははははああ!」
左側のスライムは、脇腹をマッサージするかのように揉みしだく。
「くふぅん!!はふ!はひひひひひひひひひひひ!!」
左右から違う刺激を与えられる事で、常に新鮮な感覚が送られてくる。
また、身を捩ろうにも左右で別々の対処をする必要があるため、アンナの頭は混乱し、
我武者羅に身体を動かす事しか出来ない。同時にそれはアンナの体力を急激に消費する行為でもあった。
腹部より少し上、左右から胸を責めるスライム達。
「いいひひひひひひ!!おっぱいくしゅぐったいいいいい……!」
大きいとは言えないが、いくらか実りのある双乳を責める。
「ひゃああああああ……ああああ!!」
胸の付け根を横から責め、先端を五指の先で優しく責める。
「ひゃん!いや……抓らないで!」
時折、先端を責める指が、主張する突起を捻る。
その行為により、くすぐられながらも甘美な快感が身体に渦巻くのもまた確かだった。
腋、二の腕、手を責めるスライム達。
右腋は、スライムの小さな手によって嬲り回されていた。
「腋はダメなのおおおおおお!!!きひいいいひひひひひひ!!」
耐えられない刺激から逃げる為、腕が痙攣するように動く。
一方左腋には、スライムが顔を近づけ、腋を直接舐めていた。
ペロ、ペロ、ペロ……チュッチュッチュ……
「いひいいい!!!そんなとこ舐めないでぇぇぇぇぇぇ!!!」
「お姉さんの腋……しょっぱくテ、美味しいれス……」
左腋を責めるスライムが、アンナの耳元でそう囁いた。
「いやぁぁぁ!!言わないでぇぇぇぇへへへへへへへ!!!」
アンナは顔を赤らめ、首を左右に振った。
それを見た右側のスライムも、それに習って右腋の舐め始める。
舌を使って広く撫で、時に舌を尖らせ突くように舐め、唇をすぼめ吸う様に責める。
「ひいいいい!!!!!吸っちゃいやぁぁぁぁぁぁははははははは!!くひゃははははは!くっひいいいい!!」
腋窪の責めに加え、別のスライムが二の腕や掌をくすぐる。
「くひゃはははは!!くしゅぐったいいいい!!!そこくしゅぐったいいいいい!!」
普段くすぐられる事の無い所が、こんなにもくすぐったかったとは、思いもしなかったアンナ。
掌は大きく広げられた状態でくすぐられている為、防御不可能な状態にある。
「きひひひひひ!!くひゃはははあああ!!!」
身体を左右に揺らし、叫び声ともとれる笑声を上げるアンナ。
- 305 : ◆VvRW3PmOUM:2009/03/27(金) 11:10:56 ID:U.EhT45c0
- 下半身にも及ぶスライムの責め。こちらもアンナを翻弄するばかりであった。
足の裏を責めている2体のスライム。
このスライムは、片手を少し硬めのブラシ状に変形させていた。
普段から昼夜を問わず歩き続けているアンナの足は、綺麗な見た目とは裏腹に鍛え抜かれている。
その為、皮膚が普通の人間と比べると固いのだ。スライムはそれをも見通し、
皮膚にあった固いブラシで足の裏を責め立てる。
「くひ!!いひひゃひゃひゃはははははは!!く゛ひい゛い゛い゛!!」
少し痛くもあるが、それに勝るくすぐったい刺激。
それに加え、アンナの足の指の間に、空いた自分の手を指を入れ、敏感な指の間や指その物を舐め回す。
「くっ!あひいいいいいい!!!そこ!!そこはあああはははははは!!」
不浄な所に舌を這わされ、背徳と羞恥に悩まされる。その苦悩が感度をより一層高める。
スライムの侵攻は他の場所にも及ぶ。
太股に指を這わすスライム。
膝の表、裏をソフトかつ高速で責めるスライム。
脹脛を舌で横断させるスライム。
そして、大きく開かれた股下に居座り、足の付け根を責めるクイーンスライム。
アンナは拘束された両足を内股にしたり、ガニ股にしたりと、関節が外れんばかりに激しく動かした。
「きひひひ!!きひゃはははは!!!!あひゃあああああ!!」
だが、無数の指はそれしきの回避運動で威力を減らす事はなかった。
永遠に続くと思われていたスライム達の責めは、突然止まる。
「ハイ、ストップでス」
クイーンスライムの一言で、アンナを責め立てていたスライムは指を止め、巨大なスライムの中に溶け込んでいく。
「はぁ……も……はぁ……はぁ……もう……やらぁ……」
肩で息をし、涙声になって訴えるアンナ。
「くすぐり」という一見お遊びにも思える行為に対し、とてつもない恐怖を植えつけられていた。
「貴女かラ、負のエネルギーは沢山貰いましタ。とっても美味しかったですヨ」
だが、クイーンスライムはそんなアンナを尻目に、嬉々として感想を述べていた。
「エネルギーの次は、養分を頂きまス。やがて、骨も何も無くなってしまうと思いますガ、
苦しまず、楽しく吸収してあげまス。あ、でもこれは苦しいのかナ?」
クイーンスライムは、まるでトビウオのように跳ねると、巨大スライムから分離し地面に降り立った。
「それじゃあ、頂きまス~」
女王の言葉を皮切りに、巨大スライムがアンナを飲み込み始める。
「え……まって……!まって!!!」
アンナはその事態に対し、とっさに我に返ると身体をもがき、逃れようとする。
しかし、依然アンナの四肢は拘束されたまま、身体は逆らう事スライムの中に入っていく。
「やめ……いや……いやぁぁぁぁぁぁぁ!!」
仰向けの状態で呑みこまれていくアンナ、その叫びが響く。
- 306 : ◆VvRW3PmOUM:2009/03/27(金) 11:11:09 ID:U.EhT45c0
- かくしてスライムの中に吸収されたアンナ。
巨大スライムの中は、非常に不思議な空間であった。
体温と同じくらいの温度で、全身をゲルに包まれ、そしてどういう訳か呼吸も出来る。
「ふふふ……安心しテ。窒息で殺すようナ真似はしません。呼吸困難になるかしれませんがネ」
外からクイーンスライムの声がした。
「それでは、最後の時をお楽しみ下さイナ」
クイーンスライムの言葉に反応するかのように、巨大スライムが流動を始める。
「え……何……!?ひゃ!身体が……くくくく……いや……あああああ!!」
全身を包まれたアンナに、逃げ場所なんてなかった。
「い、いやああははははははははははははは!!!」
全方向からスライムが襲いかかってくる。
とっさに身体を縮こませて防御を図るが、スライムの自在な伸縮性の前には何の効果も無かった。
「いひひひひひ!!!へああああああああ!!!」
無駄だと分かると今度は身体をばたつかせ、スライムを払おうとする。
しかし、水中で水を掻いても、水は離れる事はない。それと同じでスライムを遠ざける事は失敗に終わる。
アンナが抵抗しているうちに、スライムの責めはより一層激しい物となっていく。
全身に一括して同じ刺激が与えられるが、そのどれもが異なる刺激となって脳に送られる。
脇腹や腋窪、背中やうなじ、尻肉や谷間、胸全体そして乳首、足の付け根からクレヴァス、更にはその上にある小さな突起、
足の裏・甲、指の間、舌までも蹂躙される。
またスライムの一部が、アンナの膣に侵入。中から優しくくすぐり回す。
そのどれもが、まるで細かな泡に包まれるような、小さな指でなぞられるような、舌で舐められるような、
ともとれる責め方をしている。
「くひゃはははあああ!!!ひいいいいん!!あああああひゃはははははあああん!!」
「出してぇぇぇぇ!!!ここから出してぇぇぇぇぇぇ!!!!」
スライムの中を必死に泳ぎ、スライムの中から出ようと画策するが、
進行方向の先にスライムが身体を伸ばし、脱出を許さない。
「あっ!あっ!あっ!!!出る!漏っちゃうよおおおおおおお!!!」
アンナに強烈な尿意が込み上げ、たまらず股間を抑える。
膣内に居るスライムによる責めが、アンナの尿意を込み上げたのだ。
甘酸っぱい快楽の中、膀胱が圧迫される。
「くひひひひひひひ!!出る!!出りゅううううう!!」
アンナの股間から、熱水が迸り、スライムに吸収される。
無論、その間もアンナはくすぐられ続け、くすぐられながら放尿するという未知なる快感に身を委ねていた。
「あひいいん!くひゃああはははははは!!!止まらにゃいいい!!止まらにゃいよおおおお!!」
その快楽がスイッチとなり、アンナのタガが外れた。
「はひひひひっひひひ!!!くしゅぐったいのおおおお!!気持ちいいいいいい!!!!」
眼は虚ろになり、
「アソコもおっぱいもこしょこしょ気持ちいよおおおお!!」
身体は抵抗を辞め、
「くひ゛ゃ゛はははは!!イグ!!イッぢゃううううううう!!」
その快楽にただただ身を任せるだけとなる。
アンナの身体が大きく仰け反り、股間から尿とは違う液体が噴き出る。
「きゃああああはははははん!!きゃふううう!ひゃははははははははは!!!」
「もっとおおお!!もっとくすぐってぇぇぇぇぇぇ!!!あはははははぁぁぁぁぁ!!!」
「クスクス……殺すのが惜しいくらイ……でも、弱肉強食なこの世界を許してネ」
クイーンスライムは不敵な笑みを浮かべ、そう独りごちる。
その後、女冒険者・アンナシュティフナーの姿を見た者は誰もいない。
- 307 : ◆VvRW3PmOUM:2009/03/27(金) 11:17:09 ID:U.EhT45c0
- ――――終わり――――――
いかかでしょうか?
一応、モンスター娘スレで『ここでSSを上げるべきか』と聞いてみたら、
小説スレで上げてみては?という案を頂いたので、今回はこちらでうpさせて
もらいました。迷惑でしたら申し訳ないです。余所を探します。
ファンタジー物で、よくあるRPGな設定の世界で繰り広げられるお話です。
モンスターや人間の立場・職業・クラス、建築物など考え付くシチュエーションは沢山あるので、
汎用性が高いと思いまして、ファンタジー物にしました。
作品の感想、アドバイス等ございましたら、何なりとおっしゃって下さいませ。
- 308 :くすぐり好きの名無しさん:2009/03/27(金) 12:10:07 ID:egSkyQ9I0
- スーパーGJ!!b
- 309 :くすぐり好きの名無しさん:2009/03/27(金) 14:22:03 ID:P8CEdXtM0
- このクオリティなら言える事は一つだけだ。
どんどん続き書いて下さい!
- 310 :くすぐり好きの名無しさん:2009/03/27(金) 16:22:43 ID:ozGoZ9qg0
- クイーンスライムとか考えた者です。スライムの動きが伝わってきてGJでした!!
一応元ネタでは人を死に至らせる程の危険度はないのですが、これはこれで素晴らしいと思います。
他のモンスター娘のSSも楽しみにしたいと思います!
- 311 :くすぐり好きの名無しさん:2009/03/27(金) 22:19:04 ID:PHrTpHEs0
- くすぐりも補食もいける俺には神作品でした。
- 312 : ◆VvRW3PmOUM:2009/03/28(土) 00:30:00 ID:CSYpkDdA0
- 御感想ありがとうございます!
お褒めの言葉を頂ける事こそ、作者冥利に尽きるものです。
今後も、オムニバス形式で続きを書いていこうかと思いますので、
どうぞよろしくお願いします。
>>310
アイディア頂戴致しました。ありがとうございます!
ですが、オリジナルの設定を無視して調子に乗ってしまい、申し訳ないです。
原案者のイメージを崩さない作品づくりを目指しますので、またその時はよろしくお願いします。
- 313 :くすぐり好きの名無しさん:2009/03/28(土) 04:51:55 ID:bz1OQzuM0
- >>312
ファンタジー大好き、そしてスライムと触手をこよなく愛する俺にはたまらんですよ!
女冒険者がモンスターに蹂躙されるネタは俺の原点です
オリキャラスレやモンスター娘スレと連動して、ひとつ世界を作れないかなあ…?
- 314 :くすぐり好きの名無しさん:2009/03/28(土) 13:22:36 ID:Ci3r/4pk0
- いくつもの異世界と時代で構成された異次元世界って設定どうでしょう?
梨華たちの学校やハルキSSの世界を現代として、過去が玉藻前が活躍した世界、
そしてそれらとは別次元でくすぐりモンスターが横行するファンタジー世界・・・。
それらの世界の他にも沢山の異世界があって、本来それぞれの世界は互いに干渉できない。
だがある時時空に歪みができ、世界の境界が破壊され妖怪やモンスターが連合軍をつくり大暴れ・・・。
そこを各世界の代表(梨華様や玉藻前様など)が手を組んで立ち向かう・・・とか・・・。
一応1つの世界ってことで・・・
- 315 :くすぐり好きの名無しさん:2009/03/28(土) 14:38:29 ID:DE8/aL2sO
- 某弾幕シリーズみたいに過去現代未来関わらず1つに纏めるのが一番ラクじゃないか?
- 316 :くすぐり好きの名無しさん:2009/03/29(日) 16:13:37 ID:3rNvwK.IO
- ガンダムvsガンダム的な感じで
ロリホワイト&梨華vs玉藻様&霊子
・・・みたいな
- 317 :くすぐり好きの名無しさん:2009/03/30(月) 00:38:33 ID:JcFHkRgE0
- 「このロリシルバー凄いよ! 流石ロリホワイトのお姉さん」
「人が人に罰を与えようなど」
「玉藻様、敵の弱点属性は?」「そこまで分からん」
「人が・・・安心してねむる(成仏)為には!」
- 318 :くすぐり好きの名無しさん:2009/03/30(月) 21:42:48 ID:Og5bYgjIO
- 妖怪とかは長生きだし、一部の妖怪や神様は不死身だろうから
人外キャラのほとんどは現代でも余裕で生きてそうな気がする。
- 319 :くすぐり好きの名無しさん:2009/04/01(水) 00:32:58 ID:ytfO0tVwO
- >>317
間違いない・・・天才だ
玉藻様の下りはリアルですげーよ
- 320 : ◆h44221MlYo:2009/05/06(水) 15:43:02 ID:uW94K8Y60
- 生徒会室の隣室――かつては第二会議室と呼ばれていた――は、今現在はお仕置き部屋、もしくは拷問部屋
と呼ばれている。
生徒会長の梨華=ファルファンが自分の趣味のために搬入させた拷問器具や拘束具が所せましと並べられて
いるからだ。ちなみにこの部屋は梨華専用で、校則違反者用の懲罰室は別にある。
学園が平和だった頃はほとんど使い道がなく、生徒会の備品庫として物置代わりにされていたこの部屋も、
梨華が生徒会長として君臨して以来は毎日のように使用されていた。
この部屋に連れ込まれた者のたどる運命は一つ。
教育、躾、罰ゲーム、お仕置き、拷問、処刑……後ろにつく言葉は色々あるが、前につく言葉は全て同じ。
神那津川学園の絶対権力者、梨華=ファルファンに逆らった者は、生まれてきた事を後悔するくらい凄絶な
くすぐり地獄が待っているのだ――
「ひゃひひひひッ! わ、わかた! わかたヨ! ははは反省したアルから……! もう……! あははッ!
もうやめるヨロシひひひひひひっ!!」
拷問部屋に設置されたくすぐり用の拘束台にハリツケにされた烈小鈴(リー・シャオリン)は、涙を流して
激しく笑い悶えながらくすぐりの停止を訴えた。
「お前の“反省”は聞き飽きたよ。今日という今日はもう許さない。気が狂うまでくすぐり続けてやるよ。
何か言い残す事があったら聞いておこうか?」
自らの手で小鈴をくすぐり責めにしながら、梨華はニヤニヤと笑った。
「…… ……!」
「え? 何だって? 聞こえるように言ってくれないかな?」
梨華は小鈴の腋の下のくぼみに指を這わせながら、小鈴の口元に耳を近づけた。その直後――
「ふぁああ~ッ!?」
ノリノリでくすぐっていた梨華が突然悲鳴を上げてその場にへたり込んだ。小鈴が梨華の耳に優しく息を
吹きかけたのだ。
不意打ちを受けてしゃがみ込んだ梨華を見下ろしながら、小鈴が楽しげに笑った。
「ハハハ。オマエ耳が弱いアルナ。今の声とてもかわいかたヨ~?」
小馬鹿にしたような口調でそう言われた梨華は顔を真っ赤にして小鈴を睨む。
(こいつ……! どうしてボクに屈しないんだ……!)
梨華が小鈴にお仕置きをするのはこれが4度目だったが、小鈴がくすぐりに屈した事は一度もなかった。
反応を見る限りくすぐったがっているのは演技ではなさそうだし、くすぐられて悦んでいる風にも見えない
のに、何故かお仕置きされる事を面白がっている。苦痛を好む変態なのだろうか。
「もういいよ! お前みたいなドMに付き合うほどボクは暇じゃないからね! 真、後始末しといて!」
拗ねたようにそう言って、梨華は足早に部屋を出て行った。
耳に息をかけられた時にびっくりして危うくオシッコを漏らす所だった……などとは言えなかった。
- 321 : ◆h44221MlYo:2009/05/06(水) 15:44:22 ID:uW94K8Y60
- 「梨華はくすぐりが上手アルネ~。今日のは本当に苦しかたヨ」
真に拘束を解いてもらった小鈴はそういって笑った。革のベルトで固定されていた部分を軽くマッサージ
しながら上履きを履く。
「――何故ですか? 何故小鈴さんは、わざわざお嬢様を怒らせるような事ばかりなさるのですか?」
普段は余計な事を喋らず、淡々と梨華の命令に従うだけの真が、珍しく小鈴に話しかけてきた。
真が見ている限り、小鈴は梨華に憎しみを抱いているようには見えないし、反抗心を持っている風でも
ない。それなのに小鈴はことあるごとに梨華を挑発し、そのたびにお仕置きをされている。それが不思議で
ならなかったのだ。
「小鈴さんは……その、お仕置きをされるのが好きなのでしょうか……?」
「ハハ、好きではナイヨ。くすぐられるの苦手アル。だからとても頑張てるネ」
「だからそれは何故……」
「――この学校のみんな、梨華を怖がて近づかないネ。話しかけないネ。だから梨華いつもひとりぽっちヨ。
ひとりぽっちはつまんないヨ。ホントは梨華さみしいヨ。だたらワタシが遊び相手になてやるネ」
「――!」
小鈴の言葉は真に衝撃を与えるに十分だった。
真はいつでも梨華の側にいた。精一杯梨華に尽くしてきた。真は梨華に対して最大の敬意と信頼と愛情を
持っているし、梨華も自分を信頼してくれていると信じている。いままでそうしてきたように、これからも
ずっと、梨華の為に出来る事はどんな犠牲を払ってでもするつもりでいる。
だが真には分かっていた。どんなに努力しても、どんなに時間を費やしても、自分は決して梨華の“友達”
にはなれない事を。自分一人の力では梨華を孤独から救ってやれない事を。
「……小鈴さんは、お嬢様のためにそんな無茶をしてまで……」
「ワタシは兄弟いないガ、中国いたころは近所の悪ガキどもの遊び相手をしてたヨ。子供の遊び相手するのは
バイタリティ必要アルけど、それでも子供には遊び相手が必要のコト。ワタシ梨華よりお姉さんアルからネ」
小鈴は簡単に言うが、梨華はその日の気分次第では本気で相手をくすぐり殺しにかかる事もある。実際に
何人も病院送りにしており(各方面に金を掴ませてその事実をもみ消しているが)、子供同士のくすぐりっこ
とはワケが違うのだ。
小鈴だってそれを知らない訳ではない筈なのに、お仕置きを覚悟の上で梨華に近づき、あえて馴れ馴れしい
態度を取る事で距離を縮めようとしている。
真は小鈴の事を無謀なお調子者だとばかり思っていたが、すべて計算の上でお調子者を演じていたのだと
したら恐るべき女性だと言わざるを得ない。あの梨華でさえ小鈴の真意に気付かないのだから。
「小鈴さん……ありがとうございます」
「ワタシが勝手にやてるコトネ。真が礼を言うコトではナイヨ」
小鈴は手をひらひらと振って見せ、拷問部屋の出口へと向かう。長い三つ編みが揺れ、トレードマークに
なっている鈴の髪飾りが可愛らしい音を立てた。
その後ろ姿を、真は多大な敬意と僅かな嫉妬心をもって見送ったのだった――
- 322 : ◆h44221MlYo:2009/05/06(水) 15:46:12 ID:uW94K8Y60
- 翌日も拷問部屋からは笑い声が響いていた。
「あひひひひっ! 梨華様ぁ! おね……ッ! お願いですぅうふふはひゃははははッ!! こんなの……
ごんなのもうやめでぇええええッ! 二度と……! にどどざがらいまぜんがらぁあああああッ!!」」
梨華の激しいくすぐり責めを受け、涙と鼻水を垂れ流しながら笑い悶える一人の生徒。
梨華を子供扱いして馬鹿にするような態度を取ったため、梨華の怒りを買ったのだ。
(まったくコイツといいあの中国人といい、このボクをチビ呼ばわりするなんて許せな――)
「ぃよーうチビスケ! オマエは相変わらずちんちくりんアルナ! 昨日からちとも成長してないネ」
拷問部屋のドアが勢いよく開き、聞きなれた――聞き飽きた声が梨華に浴びせられた。小鈴である。生徒の
誰もが恐れている拷問部屋に、呼ばれもしないのにやって来る物好きは彼女だけだ。
梨華はもう小鈴の挑発には乗らない様にしようと昨日心に決めたばかりだったのに、今日の小鈴の発言には
無視出来ない部分が山ほどあったため、思わずムキになって反論してしまう。
「お、お前だってちんちくりんだろ! ボクより年上のくせに貧乳だしさ! 恥ずかしくないわけ!?」
「こう見えてもチビスケよりもスタイル良いアルネ~。胸が重くて肩がこるヨ~」
「ウソつけ貧乳! ボ、ボクだって大人になったらもっと大きくなるんだから……!」
自分の胸を両手で押さえた梨華は、珍しく自信なさげに言った。ファルファン家にはどういうわけか貧乳の
遺伝子が受け継がれていて、ファルファン家の女性は例外なくぺったんこなのだ。
「ほほーう? それは楽しみアルネ。まあその頃にはワタシもグラビアアイドルみたいになてるけどナ」
「なるか! お前なんか今がピークだよ!」
梨華は、すっかり小鈴のペースに乗せられて子供っぽい言い争いを始めた。そこには冷酷非情な天才少女の
面影はない。真ですらあまり見る事の出来ない梨華の素顔があった。
(すごい人だ……本当にお嬢様との距離を縮めてしまった……)
二人のやりとりを眺めながら、真は改めて烈小鈴という女性に敬服した。
梨華の残念な体格に言及して無事でいられた生徒は少ない。梨華にとっては最大のコンプレックスなのだ。
その梨華をチビスケ呼ばわりした小鈴などくすぐり殺されてもおかしくはないはずなのに、梨華はどこか彼女
に対して心を許しているフシがある。うるさいとは思っているだろうが、憎いとは思っていないらしい。
それは小鈴が高校生の平均を遥かに下回る体格の持ち主だからに違いない。小鈴が梨華に対して言う言葉は
全て小鈴自身にも当てはまる為、絶対に厭味に聞こえないのだ。小鈴はそれが分かっているのである。
「ふん……! もうやめた。今はこいつに制裁を加えるのに忙しいんだ。お前の相手なんかしてらんないよ」
梨華は拘束台にハリツケにされた女生徒を指差した。梨華が小鈴と言い争いをしている束の間だけくすぐり
から解放されていた女生徒は、くすぐり責めの続きが始まると知って狼狽する。
「制裁とは穏やかでナイナ。コイツは何をしたアルカ?」
「こいつはボクを馬鹿にしたんだ……! 幼児体型の生意気なチビだって……!」
「ヒドイ事をいうネ! 身体的欠陥をあげつらうのは人として最低アルヨ! なあチビスケ!」
「お前が言うなよ!!」
梨華の全力のツッコミが拷問部屋にこだました。
- 323 : ◆h44221MlYo:2009/05/06(水) 15:47:42 ID:uW94K8Y60
- 「さ~て、ちょっと邪魔者が入ったけど、まさかこのまま許してもらえるかも、なんて思ってないよねぇ?」
指をワキワキと蠢かしながら、梨華はハリツケにされた女生徒に近づいた。
「梨華、ちょと待つヨロシ」
今まさに梨華の指先が女生徒の身体に触れようかという瞬間、小鈴が突然待ったをかけた。
「何だよ? これ以上ボクの楽しみを邪魔すると本当に許さないぞ?」
「いやいや、オマエにヨイ事を教えてやろうと思てナ。天才のオマエもきっと知らない事ヨ?」
「……何……? ボクの知らない事だと……?」
小鈴は悪戯っぽく笑うと、訝しげな顔をしている梨華の隣に立った。
「人間の身体にはナ、無数のツボがあるアルネ。その中には指を突き立てられると大変くすぐったいツボが
全部で108穴存在するとされているのヨ。ワタシはその内の48穴をみつけたアルネ」
小鈴はそう言うと、ハリツケにされた女生徒の左の腋の下に右手の人差し指を軽く押し当てた。
その途端、女生徒は激しく身悶えして狂ったように笑いはじめた。
「ふひゃあはははははははッ! や……! やめへへへッ!! シャオ……! おねが……ッ! 指ぃ!!
指どけてぇええええ!!」
小鈴は人差し指一本しか使っていない。しかもその指を一切動かしていないというのに、女生徒はまるで
激しくくすぐられているかのように笑い悶えている。その様子を梨華はまるでキツネにつままれたような顔で
眺めていた。
「これは……どうなってるんだ……?」
「コイツのくすぐったいポイントを押さえているだけヨ。この指を少しでも動かしたら死ぬほどくすぐったい
ネ。コイツの身体は本能的にそれを知っているのヨ。だから指で押さえられただけで神経の情報伝達が忙しく
なて、筋肉が勝手に痙攣するアル。それが無数の小さな手でくすぐられているような錯覚を覚えさせるのヨ」
にわかには信じがたい話だが、実際に小鈴が指をどけると女生徒は悶えるのをやめてグッタリとなった。
「へぇ……どれどれ?」
梨華は見様見真似で女生徒の左の腋の下に指を立ててみる。だが女生徒はピクンッと身体を震わせただけで
それ以上の反応を示さない。梨華は小鈴の方を見て意見を求めた。
「人間の神経はとても細かく張り巡らされているのコトアルから、押さえるポイントがちょとでもずれると
効果はないのヨ。それと、チビスケはちょと力を入れすぎネ。押すのではナイヨ。押さえるのヨ」
小鈴はメカニズムとコツを丁寧にレクチャーし始めた。それを見て慌てたのは目下実験台にされている
女生徒である。手加減を知らない梨華がこんな危険な技を身につけたら自分も学園もお終いだった。
「ちょ……! シャオ! 梨華にそんな事教えるなんでどういうつもりひひぃッ!?」
女生徒は小鈴につっかかろうとしたが、その言葉は腋の下に奔るくすぐったさによって中断させられた。
試行錯誤を繰り返す梨華の指がいい感じにツボをとらえたらしい。
「梨華“様”だろ? 今のでコツが分かったよ。なるほど、これは面白い。研究する価値があるよ」
「喜んでもらえて何よりネ。だたら両腋の下にある残り9穴も教えてやるヨ」
(じょ、冗談でしょ……? 冗談だと言って……)
残念ながら冗談ではなかった。
- 324 : ◆h44221MlYo:2009/05/06(水) 15:49:20 ID:uW94K8Y60
- 「ひぎぃいひひひはははははははッ!! やめで! もうやべでぐだざひひひッ!!」
女生徒の懇願と笑い声が拷問部屋に響きわたった。女生徒は革製の拘束具を引きちぎらんばかりの勢いで
暴れて必死の抵抗をする。女生徒は制服を剥ぎ取られて下着姿にされていた。梨華が『服の上からだとツボの
位置が分かりにくい』と言ったため、真がハサミを使って女生徒の制服を切り裂いたのだ。
「暴れるなよ馬鹿。指がツボから離れるだろ」
梨華は小鈴に教えてもらったばかりの、左右の腋の下に5穴ずつある“くすぐったいツボ”を10本の指で
押さえていた。梨華は今までに数えきれない程の人間をくすぐってきた実績があるため、大変飲み込みが早く
すぐにその技を自分のものにした。
「あひひひひひっ!! 許してぇ!! シャオお願いぃひひっ! 梨華を止めてぇえええッ!!」
梨華に懇願してもやめてもらえそうにないと悟った女生徒は、小鈴に助けを求める。
だが小鈴はフンと鼻で笑うと、いつものキャラクターからは想像もつかないような冷たい口調で言った。
「そのお願いは聞けないネ。オマエは梨華を侮辱して傷つけたのヨ。子供相手に大人げないとは思わなかた
アルカ? 梨華よりもお姉さんなのに、梨華の気持ちを考えてやれなかたアルカ? そんな奴は人間失格ヨ」
小鈴の言葉には慈悲の欠片もなかった。
身長や体格は遺伝に左右される部分がほとんどで、生まれた時点である程度は決まってしまうものだ。また
たとえ小さくても親から貰った大切な体だ。
それを『努力した訳でもなく偶然立派な体で生まれて来ただけの奴』に嘲笑される事がどれほどくやしくて
どれほど悲しいか――小鈴には梨華の気持ちが痛いほど分かるのだ。
梨華は少し意外そうな顔で小鈴を見つめていたが、やがて表情を和らげた。
「ふん、お前に同情なんてされたくないよ。――でも、ボクはお前のそういうところ、嫌いじゃないぞ」
「謝々。ではもっとヨイ事を教えるヨ。チビスケ、耳を貸すヨロシ」
小鈴が梨華に耳打ちしようと近づくと、梨華は反射的に飛びのいた。
「み、耳に息を吹きかけるつもりじゃないだろうな!?」
昨日の事を思い出して、梨華が珍しく狼狽する。
「ハハハ、昨日は悪かた。もう二度とやらないネ。チューゴクジンうそつかないアルヨ」
「どの口が言うんだよ……」
梨華は警戒して身構えながらも、小鈴が耳元に近づく事を許した。
「極意を教えるヨ。このツボはナ…… …… …… ……」
小鈴の耳打ちを頷きながら聞いていた梨華。やがてその口元がニタァ~っと歪んだ――
(……虎に翼が生えたようなものだなコレは……)
真は梨華の様子を眺めながら、そんな事を考えていた。
くすぐり責めが大好きな梨華に、特殊なくすぐりテクニックを次々と伝授する小鈴。このまま放っておけば
学園は大変な事になるに違いない。
もっともそれは真の知ったことではなかった。
(小鈴さんはいいお友達になってくれそうだし……お嬢様が楽しそうだから私としては何の問題もない)
今までに例がないほどはしゃいでいる梨華を、真は微笑を浮かべたまま見守っていた。
- 325 : ◆h44221MlYo:2009/05/06(水) 15:50:54 ID:uW94K8Y60
- 「……! ……ヒッ……!! やめ……ッ! し……! 死ぬ……!!」
梨華のくすぐり責めに悶え苦しむ女生徒。だがその口からは言葉がほとんど発せられない。
あまりのくすぐったさに呼吸をするだけで精一杯で、笑い声すらあげられないのだ。
「ホラホラ、幼児体型の生意気なチビに処刑される気分はどうかなぁ?」
梨華の両手が女生徒の腋の下を徹底的にくすぐっている。その指の動きは、小鈴のレクチャーのおかげて
格段に進化していた。
「アイヤー……今更アルが、オマエはくすぐりの天才アルナ……」
小鈴が梨華に伝授した極意は二つだ。
ツボから指を離さずに指先だけを動かせば、ただツボを押さえるだけよりずっと効果的だという事。
ツボだけを責め続けるより、通常のくすぐりをまじえた方が、より神経が混乱するのだという事。
その二つを教えただけで、頭のいい梨華は最も効果的なくすぐり方を瞬時に編み出した。これは理屈さえ
分かれば誰でも真似が出来るというものではない。日頃からくすぐりに慣れ親しみ、しなやかで器用な指先を
持つ梨華でなければこうは行かなかっただろう。
「ぐる……じい……!! やめで……! あひひ……ッ! ギブ……ギブ……!!」
「ん? ギブアップ? ボクの辞書にそんな言葉はないなぁ~」
梨華にくすぐられ続けている女生徒の全身ががくがくと痙攣し始めた。小鈴の見立てでは割と危険な状態
だったが、梨華が手を緩める気配はまるでない。
「末恐ろしいチビスケアル……まあワタシがくすぐられている訳ではナイからどうでもヨイけどナ」
「たすけて……シャオ……ひひッ!! だずげ……!!」
再び小鈴に助けを求める女生徒。だが――
「ゴメンナサイヨー。ワタシニホンゴワカラナイヨー」
小鈴は全く取り合わなかった。それどころか、
「チビスケ、オマエにあと10穴教えるからよく見ておくヨロシ。残りは宿題ネ」
そう言って、女生徒の脇腹に10本の指を立ててくすぐり始めた。
「ひぁあ!! ……ァ! カヒ……ッ!! 息が…… 出来な……ひひ……っ!!」
梨華に腋の下を、小鈴に脇腹をくすぐられ、女生徒は激しく暴れはじめた。くすぐったいツボを20箇所同時
に責められて耐えられる女の子はいない。
しかも、おなかや脇腹へのくすぐりは横隔膜を激しく痙攣させ、呼吸を不自由にさせる効果がある。
地獄の苦しみであった。
「……ひぎ……が…… ……!!」
脳に酸素が行かなくなり、女生徒の意識が次第に遠のいて行く。そして――
「あーあ、高校生にもなってお漏らし? みっともないなぁ」
梨華が嘲笑した。
女生徒の太ももを伝って黄色い液体が流れ落ちていた。失神と同時に肛門括約筋が緩み、女生徒はガマン
していたオシッコを漏らしてしまったのだ――
- 326 : ◆h44221MlYo:2009/05/06(水) 15:52:16 ID:uW94K8Y60
- 黒い全身タイツのような特殊スーツに身を包んだ生徒が数人呼ばれて後始末をはじめた。失神した女生徒を
運び出し、オシッコで汚れた床を熱心に雑巾で拭いている。
特殊スーツの女の子たちは梨華の奴隷だ。彼女たちが着ている全身タイツは梨華特製のくすぐりスーツで、
これを着ている限り梨華には絶対逆らえない。梨華がポケットに忍ばせたリモコンを操作するだけで、全身を
覆うスーツが耐えがたいくすぐったさを与える仕掛けなのだ。
「ふふ……このスーツも改造しなくっちゃ。くすぐりに弱いツボを責める機能を実装すれば、ますます面白い
事になりそうだなぁ……」
天才少女梨華の脳内では、はやくも設計図が引かれていた。
「ほいじゃあ、ワタシは部活があるアルから、そろそろ失礼するアルヨ。再見~」
小鈴は三つ編みを揺らし、鈴の音を残して部屋を出て――いこうとした。
「再見じゃない! ちょっと待て!」
梨華が小鈴を呼びとめた。
「お前がボクのくすぐりに屈しなかった理由が今分かったよ。お前は上手く身体を動かして、ボクの指がツボ
に入らないようにしてたんだろ?」
結構本気でくすぐったはずなのに、小鈴だけはどうにも手応えを感じなかった理由を梨華はそう分析した。
「それでも苦しかたヨー。チビスケにはツボの事を教えてしまたアルから、次はもう耐えられないと思うネ」
小鈴はあっさりと認めた。だが梨華は、小鈴をくすぐりの刑にかける事にはもう興味がなかった。
「そのツボの事をもっと詳しく知りたいんだよ。お前、ボクの生徒会に入らないか? お前は使えるよ!」
梨華がこんな形で生徒を勧誘するケースは稀だ。基本的に自分以外は全員カスだと思っている梨華が、小鈴
の事を高く評価しているのだ。
「……面白そうアルナ。チビスケと組めば、108穴あるくすぐりツボを全部見つけられるかも知れないネ。
でも、ワタシは人に上に立つのは苦手アル。生徒会などというガラではナイヨ」
「生徒会の雑務なんてのはそのへんのゴミクズカスにやらせておけばいいよ。何ならお前は働かなくてもいい
からさ、ボクと組もうよ。ボクはお前の能力が欲しいんだ」
梨華は、自分より高いくすぐり技術を持つ小鈴をどうしても味方に引き入れたかったのだ。
小鈴は腕を組んでしばらく考え、やがてこう言った。
「――チビスケがワタシの出した宿題を解けたらナ。もし解けなかたら、耳に息を吹きかけるの刑アルヨ?」
「そそそんなのズルイぞ! もう二度としないって言っただろ? チューゴクジン嘘つかないって……」
「アイヤー、ワタシニホンゴワカラナイネー」
「くっそぅ……ムカツク……!」
最後まで小鈴にからかわれて手玉に取られている梨華を、真はニコニコと眺めていた。
(小鈴さんと喋ってる時のお嬢様、とっても楽しそう……)
その後、小鈴のおかげで梨華のくすぐり責めがより強化される事になるのだが、それはまた別の話である――
- 327 : ◆h44221MlYo:2009/05/06(水) 15:55:08 ID:uW94K8Y60
- タイトル考えてなかった……
まあいいかw
- 328 :くすぐり好きの名無しさん:2009/05/06(水) 16:29:00 ID:UnMAGhkw0
- GJ!
濃厚なツボ責め描写がここまでエロく昇華されるとは
チューゴク4000年の歴史を垣間見た気がするぜ・・・
- 329 :くすぐり好きの名無しさん:2009/05/06(水) 21:17:20 ID:nddAq36o0
- 梨華様の全力ツッコミに萌えてしまった。
なんていきいきとキャラが動いているんだ!
- 330 :くすぐり好きの名無しさん:2009/05/06(水) 22:44:30 ID:4mT4MOKkC
- 最高それと梨華様の意外な弱点に激しく萌えたw
- 331 :トルエス:2009/05/29(金) 00:04:09 ID:YNtnFzKA0
- 「青の砂を入れて・・・よし!」
3色の砂を入れて調合のレバーを引く・・・もしこれで上手くいけば次へ進めるアイテムが出来上がるはずなのだが
玉藻「・・・ゲテモノじゃな」
牡丹「あーん、もう! 何で上手くいかないのよ」
薊 「うーん・・・何か見落としている・・・とか」
ココは鬼女が住まう場所、3人は女王の為に先へ進みたいたいのだが、砂の調合で足止めを食らっていた
どうやらイソギンチャクの巣で入手できる色の付いた番号が砂の調合ヒントだと気が付いた様だが、
砂を入れる場所に違いがある事に気が付くのはもう少し先の様である
牡丹「ひょっとしてこの部屋にも何かヒントがあるんじゃないですか? あそこの本棚とか怪しいですし」
薊 「でも私達怪しいところ結構探したよね? 井戸にも投げ込んでみたりして・・・酷い目にも遭って・・・」
玉藻「くっくっくっ、まあ過ぎた事は気にするな。さて、わらわはゲテモノを捨ててくるからお主達は考えを練っていてくれ」
そう言って玉藻は出来上がったゲテモノをひょいと担ぐと井戸の方へいそいそと向かっていった
本気で悩んでいた2人が"ゲテモノを井戸に投げ込む"事に気が付いたのは、玉藻前の笑い声が聞こえて来てからの事だった
牡丹「た・・・玉藻様は、一体いつになったら懲りるという事を知るのですか!」
薊 「ま、まあまあ! いまさら私達が言っても聞かないよ。それに今度は私達を巻き込まないようにしてくれたし、
解けなくて一番悩んでいるのは玉藻様なのかもしれないよ? あれぐらいの気晴らしは多目に見てあげようよ」
牡丹の悩みも尤もだが、薊の言葉ももっともだ。結構な時間をここに費やしてしまっており、2人のストレスも少なからず溜まっている
そしてこうしている間にも、2人の目の前には新しいゲテモノが出来あがっていた。砂の数を合わせるだけでは足りないのだ
牡丹「仕方が無いわ! こうなったらここに置いてある本全部読みましょう」
薊 「全部・・・本棚がひのふのみの・・・ううっ、本当にぜんぶ?」
玉藻「致し方があるまいて、今までの情報で先に進めなかったのじゃからのう」
さり気なく会話に混ざっていた玉藻に2人はたっぷり15秒後に突っ込みを入れる
牡丹「玉藻様!」
薊 「い、いつの間に」
玉藻「ついさっきじゃ、あ奴もケチよの、たったアレだけで解放しよってからに。ところで新しいゲテモ・・・もとい薬は出来たかの?
まあこうして悩んでいる所を見るに結果は聞くまでもなく分かりそうなものじゃが」
牡丹「玉藻様ご所望のゲテモノはこの通りですが・・・(怒) 生憎と薬の方はご覧の有様です(落)」
玉藻「ふむぅ・・・まあしょげるでない牡丹。お主はよくよく真面目にやってくれておる。この場は仕方があるまい」
薊 「やっぱ読むしかないのね・・・はぁ~」
そして3人は黙々と本棚に並べてある本を読み始めた。洞窟の中なので分かりにくいが、とっぷり日が暮れる頃には
3人は薬について大体の見当は付く所まで来ていた・・・皮肉にもイソギンチャクの巣で得た数字が要らなくなる位には
- 332 :くすぐり好きの名無しさん:2009/05/29(金) 00:04:49 ID:YNtnFzKA0
- 玉藻「んん~、どうやら調合の分量に問題は無さそうじゃな。問題は調合の手順じゃな」
薊 「普通に赤から順にじゃ駄目だったんだね。でもここまで分かったら総当たりでいった方が早いね」
牡丹「そうですね。じゃ、後は私がやっておきますから2人は休んでていいですよ」
そう言って牡丹は砂を調合し始めた。薊は疲れたとばかり伸びをし・・・そして玉藻は再びゲテモノを投げ捨てに行った
する事が無い薊が暇つぶしに本棚で見つけた妖怪図鑑を読み始めて1~2分、牡丹の元気な声が聞こえてきた
牡丹「出来たわ! 完璧よ! あれ? 玉藻様? 何処です?」
薊 「また井戸の方へ行ったよ。もう暫くすれば戻ってくるんじゃない?」
またか・・・と肩を落とす牡丹。そして遠くから聞こえてくる玉藻前の笑い声をBGMに、薊と一緒に図鑑を眺め出した
薬調合から1間後、未だ鳴りやまない玉藻前の笑い声に牡丹が異変を感じ取った頃、薊は井戸の植物精霊に関するページを見つけた
ドリアード・水草種(掲示板:人外娘・モンスター娘のくすぐりを参照)
・・・また、この種族は井戸の様な特定の水源に住み付く事もあり、水質の管理に生涯を捧げる事もままある
高い使命感と強い縄張り意識を持っており、自分の住み家を綺麗に保つ事に対して尋常じゃない執着を見せる
もし意図的に水を汚そうものならば、問答無用で襲ってくるので注意が必要である
元々優しいモンスターなので2度までは許してくれるが、3度目を迎えると容赦なく罰を与える
窒息する程の卓越したくすぐり技術や神経を破壊する程の強力な媚薬は使って来ないが、
あっさり楽になる事は許されず、無言・無情で淡々と続くくすぐりは十分過酷な拷問である
薊 「一度目は私達皆で・・・2度目はさっき・・・そして今回・・・」
牡丹「た、大変! 急いで玉藻様を助けに行かなきゃ!」
2人は青くなって武器を取り、玉藻前の笑い声が響く方へ向かう
実はこの後のページに説明が続いており、"アンモニア臭を嫌い、おしっこを本体にかけると撤退する"と
弱点の解説があったのだが、焦っていた二人が気付く事は無かった
「ぎょははははっはあっ、あっ、ひっ、いいいいいぃいぃぃぃ! これっ・・・くらひぃ、ひぎぃぃいぃぃぃいぃゃははははは!」
2人「玉藻様!」
井戸の元に辿り着いた二人を迎えたのは、巨大な緑の拘束具。井戸から伸びる大量の妖植物で作られたモノであった
そこには脱ぎ散らかされた衣装と、一糸纏わぬ姿で宙吊りのままくすぐられている玉藻前の姿があった。
口からは大量のよだれが吹き出ている。全身に光る汗がこのくすぐりの凄惨さを物語っており、股間からは雫が流れて光っていた
失禁だろうか? 愛液だろうか? それとも両方であろうか? 床一面に玉藻前のものと思われる体液が拡散しており、判断どころでは無かった
井戸の精「お前たち、さっき見た顔だな!? さては井戸を汚そうとまたやってきたな!」
ドリアードはそう言うと、ぎろりと睨んで触手を伸ばす。2人はどう答えるか悩み、一瞬顔を見合わせた
井戸の精「さあ言え! この女狐の仲間なのか? 違うのか!」
薊(どどどどうしよう? このままじゃ私達まで標的だよ)
A:仲間だと言う
B:仲間だと言わない
- 333 :くすぐり好きの名無しさん:2009/05/29(金) 00:05:30 ID:YNtnFzKA0
- Aルート
牡丹(玉藻様を見捨てるなんて出来ないわ。ここは私達で助け出しましょ)
玉藻「ひゃ、ぼ・・・牡丹! そ、のままじゃ無理じゃ! 恐らく妖力で・・・ひぃぃぃぃぃぃぃいぃ!」
何かを伝えようとした玉藻前を激しく触手がくすぐる。成程、確かに水気を含む触手と言っても、強力な妖力を備える玉藻前が
振りほどけないというのもおかしい。恐らく、何かしらの呪を使っているのであろう。
牡丹(それが何かの術であるなら、この解呪の粉が役立つかもしれない)「えい!」
そう考えて彼女は先ほど精製した解呪の粉・・・ではなく、間違えてゲテモノを投げてしまった
うっかりしていたのだろう。この状況で気が動転していたのかもしれない。だが、井戸の精にとっては間違いで済むものでは無かった
井戸の精「ほうほう、そうかいそうかい、そんなにこの井戸を汚したいのかい・・・おまえら覚悟しろ!」
牡丹「いや~、間違えた!」
薊「だから私は逃げようと!」
Bルート
牡丹「い、いいえ! 私達は無関係よ。ゲテモノを投げ込むつもりはないし、貴方に関わる気もないわ」
(このまま闇雲に戦っても返り討ちに遭うだけ、一旦引き返して対策をたてなおしてから挑むのが得策だわ)
しかし、そんな牡丹の考えは通用しなかった
井戸の精「汚い・・・仲間を見捨てて自分だけ逃げようなんて・・・なんて汚い心、もう我慢がならん!」
牡丹「いや~、そんなー!!」
薊 「だから私は助けようと!」
- 334 :くすぐり好きの名無しさん:2009/05/29(金) 00:07:06 ID:YNtnFzKA0
- 蔦・・・そう表現するには卑猥過ぎる触手が何本も井戸から伸びてくる。剣と弓で必死に振り払うも、抵抗むなしく2人は宙吊りにされてしまう
手足を拘束した後、武器も含めて衣類を全て剥ぎ取られ、二人は丸裸で大の字にされて引き離された。
牡丹「ひぃいいいぃ、い・・・いや、このポーズは何か妙な既視感が」
奇しくも、牡丹は以前夢の中でくすぐられた状況に近い状況となっていた。もっともあっちの場合は触手ではなく8体の淫魔だったが
薊「はぁぁぁぁ、ひゃひぁぁぁぁ、こちゅぐったひぃぃぃぃいぃぃぃい! ふっひぃぃぃっぃぃいぃぃつぃいぃぃ出るうぅうぅぅうぅぅ!」
遠くからは卑猥な笑い声が聞こえてくる。薊が、早速くすぐられながら漏らしているのだろう。以前の淫夢で変な癖が付いたらしい
井戸の精「お前はわざわざゲテモノを投げ込んでくれた礼をしてやる! あの女狐と同じ目にな!」
そう言ってドリアードは、牡丹に奇妙な粘液を全身に吹きかける。あの時、玉藻前の全身に光っていたのは汗だけじゃなかったのだろう
変な熱を帯びていて、身体が少し引き締まる様な妙な感覚を引き起こされる。その奇妙な感覚に、牡丹は少し身体を捻らせる
・・・途端に、"その" 感覚が始まった
牡丹「はあああああああああ! 何これ、何これぇ! かゆい、カユイ・痒い・かゆい 痒いぃいぃぃいぃいぃぃっぃ!」
身体を捻った箇所が少し「キュ」っと締まった途端、皮膚の外側から恐ろしい痒みが襲ってきた。続いて、その反応によって身体の至る所が
捻られ、全身の感覚が連鎖反応を起こす様にして痒みに塗り替わる
牡丹「いやぁ! だ、誰か掻いて、掻いて掻いて掻いて!! おかしくなっちゃう~!!」
声に応えたという訳ではなく、単にもっと責め苦を与えるために様々な触手が襲いかかる。ふさふさした蔦。滑らかなしなりの蔦
イガイガした蔦、棘が付いた蔦、デコボコした蔦、なにやら先に果物らしきものが付いている蔦
ふさふさした蔦が牡丹の耳や尻尾を撫でまわし、くすぐったさをより激しく掻き立てる
滑らかな蔦が全身を撫でるように纏わりつき、身体が擦れる度に恐ろしい痒さが集中する
イガイガした蔦が大の字に牡丹を取り囲み、姿勢を崩して触れた途端、激しく震動してくすぐり姿勢を矯正する
棘が付いた蔦が全身に引っ掻き傷を作り、痛さと痒さのアクセントでよりくすぐりを引き立てて来る
その根幹を成すのがデコボコした蔦だ、全身を微妙な凹凸によって大変なくすぐったさでくすぐって来る。
このクスグリのせいで牡丹は身体を捻らずにはいられないのだ。そして・・・
牡丹「はひぃ、はひぃ、ひぃぃぃぃやややあやややややややややややっあ、あっ、あっ、やぁぁぁぁぁぁっぁあ」
牡丹の全身から汗が吹き出し、身体中の水分が噴出する勢いだ。口の前に差し出された果物の様な触手を、躊躇う余裕もなく牡丹は口にする
ぶしゅ・・・
確かに、その果物は多量の水分を含んでいた。栄養も豊富なのだろう。身体の芯から活力が湧いてくる。力いっぱい笑うための
1分と待たず、牡丹は玉藻前と同じ様な姿となった。全身から汗を流しながらひらすらくすぐられ続けている
快感と苦しさの余り失禁するが、粘液と汗のせいで見分けが付かない位だ。そして時々たわしの様な触手で全身を擦り洗われ、
サッパリした所でもう一度鮮度のイイ粘液を吹きつけられる。何度でも"初めて味わう痒さ" を味わわされるのだ
井戸の精「おおっと、誰か来たようだな。続きは井戸の底で行うとするか」
そう言ってドリアードは"大事そうに"3匹を井戸の底へ・・・植物の牢獄へ連れて行く
獲物を殺さないでくすぐり続ける残酷さは、誰もかも殺さない優しさの裏返しなのだろう。いずれにせよ、3匹は当分楽になれそうにない
- 335 :くすぐり好きの名無しさん:2009/05/29(金) 20:08:56 ID:EKSM8TUM0
- まさか俺的2大イベントの一つが小説になるとは....GJ!!
- 336 :くすぐり好きの名無しさん:2009/05/30(土) 01:16:47 ID:5yp45Tnk0
- 痒み攻めか、実に良い!
- 337 : ◆VvRW3PmOUM:2009/06/06(土) 23:57:34 ID:U9JavqYc0
- 『蠱惑な少女』
俺の名前は、石島 博(いしじま ひろし)。
今年で26歳。今は、エロ小説家として生計を立てている。
静津市に立つボロアパートに居を構え、日々パソコンに向き合う日々。
最近は、コンクエスターと立ち向かう正義のヒーローとやらが人気で、
俺もそれにあやかって、正義の戦隊物のエロ小説を連載中だ。
自分で言うのも何だが、人気もそこそこ。ファンレターもちょこちょこ来る。
まぁ、いうなれば何処にでも居るような一小説家と言う事に変わりはない。
- 338 : ◆VvRW3PmOUM:2009/06/06(土) 23:58:12 ID:U9JavqYc0
- 「『待っていたぞ、ジャスティゲイザー、今日こそ貴様らの最後だ、てんてんてん』っと」
キーボードを叩きながら、原稿の文を口ずさむ。
よし、今日中にこの仕事も片付きそうだ。
「おっじゃましまーす!」
来やがったか……何の遠慮もなしに、我が居城に入り込む小娘が……
「なんだよ!また仕事?天気もいいし、たまにはおひさまを浴びればどう?」
俺の背後から、まくしたてる言葉が聞こえるが、一切無視。
俺は今日中に仕事を終わらせたいのだ。
「なに?シカトするわけ?こぉんな可愛い従妹が来てやってるって言うのに、振り向きもしないの?」
「ぷっ!」
思わず吹いてしまった。こいつ、自分で『可愛い』なんて言ってるよ。
「あ、今笑ったでしょ?」
再び無視。
「……もう!」
声から察するに、ふてくされてしまったようだ。
それに次いで、ボフンという音がした。きっと、ベッドにヒップドロップを食らわしつつ座ったのだろう。
「今日さ、なんだか暑いね。あたし、脱いじゃおうかなぁ……」
ガチャガチャという音が聞こえる。きっと、ランドセルを背中から降ろしたのだろう。
「ふーあついあつい……汗びっしょだ……」
僅かな布切れ音がする。
思わず、手を止めて、少しだけ振り向いてしまった。
しかし、そこには、にやけた顔でこちらを見つめる少女の姿が居た。
ノースリーブワンピースを着た少女は、ベッドの布団をこすり合わせていたのだった。
「今、見ようとしたよね?」
俺は目線をパソコンに戻し、再びキーボードを打つ。
「いいんだよ?ヒロちゃん。あたし、ヒロちゃんなら平気だからさ~」
再び布切れ音。
絶対に振り向くかよ……俺はもう後ろを振り向かない。悲しくても、振り向かない。
「ほらほら、可愛い少女の生着替えですよー……」
全く、どこでそんな言葉を覚えてくるんだ……
こいつ、ちょっと懲らしめてやらないと駄目だな。
「お前、俺を誘ってるのか?」
キーボードを打つ手をぴたりと止め、俺はそう呟いた。
そして、むくりと立ち上がる。
「べっつにぃ~でも、ヒロちゃんにその気があるなら、付き合ってあげてもいいけ――」
「ほう……そうか……」
俺は後ろを振り向く。
そして、ベッドに腰を落とした少女……石島 みゆに近づいた。
- 339 : ◆VvRW3PmOUM:2009/06/06(土) 23:58:30 ID:U9JavqYc0
- 「な……なに?ヒロちゃん……キレてんの?ちょっと怖いよ……?」
さっきまでこちらを挑発していた態度から一転、慄く表情を浮かべるみゆ。
小悪魔的なツインテールが何とも可愛らしい少女は、少しだけ後ずさりをした。
だが、それよりも早く、俺が動いた。
半ば、ベッドに飛び込むようにダイブし、みゆの上に覆いかぶさる。
そして、間髪入れずにみゆの両手を掴み、頭上に持って行き、左手で押さえつけた。
「この先、そんなやり方で、別の男をひっかけてみろ?きっと後悔するぞ?
伯父さんと伯母さんも、きっと泣くぞ?」
「で、でも、あたしヒロちゃんなら……」
みゆは若干頬を赤らめた。どうやら、俺の言っている事が理解できないらしい。
「まだそんな事言ってんのか……そういう大人をたぶらかす悪い子どもにはお仕置きが必要だな」
「え?お仕置きって……」
今度は少し引き攣った顔のみゆ。何か怖い事を思い浮かべたらしい。
「こうするんだよ!」
俺は、空いた右手を、みゆの左腋にあてがった。そして、五指を激しく蠢かせる。
「ちょ……!きひゃははははははははははははははははははは!!!!!!」
みゆは身体を捩らせ、力一杯笑い声を上げる。
「きゃははははははははははは!!!ちょっとぉぉ!!!やぁぁぁぁめぇぇぇぇてぇぇぇぇぇひゃはははははは!!」
ノースリーブワンピースを着ているため、腋を覆う布は無い。そこに遮る物は何もない!
俺は、みゆのツルツルとして柔らかな腋の感触を楽しみながらくすぐった。
「あははははははははは!!!あ、あたしいいいいい!!こちょこちょにがてなのひゃはははははははははは!!!」
目を瞑り、首を激しく振りながら、告白してきた。
みゆは、同情を誘おうとしたのだろうが、俺はそんなに甘くない。
「そうか、だったら好都合だな」
手を止める所か、更に激しく蠢かす。
「っきひゃははははははははははは!!!おに!!あくまぁぁぁ!!!へんたいいいいいいひひひひひひひ!!」
何とでも言うがいいさ。貴様の全てはこちらが掌握している。
罵声にも臆さず、俺は手を止めない。
指をバラバラに動かし、腋窪を引っ掻いたり、ツボを押すようにぐにぐにとしたり、時には揉んだり、
決して飽きさせないように責める。
「きひゃひひゃはははははは!!もうやめぇぇぇへへへへへ!!じんじゃうううううううう!!!!」
みゆの腕が、解放を求めて激しくのたうちまわる。
腕だけではなく、身体全体が俺を押しのけようと必死に暴れる。
しかし、俺はみゆの腰元に、少しだけ体重をかけてマウントし、脱出できないように固定してある。
そう簡単には逃げられない。
むしろ、逃げられないに逃げようとするその必死さから、嗜虐心が生まれ、より一層苛めたくなる。
「どうだみゆ、少しは反省したか?」
「したぁぁぁぁぁ!したからぁぁぁははははははははははは!!早くやめてぇへへへひゃははははははは!!!!」
「駄目だな。反省の色が見えない。継続」
「いやあああぁぁぁぁぁはははははははははははははははは!!!!」
みゆは更に暴れる。
目からは涙が浮かび、呼吸も荒い。
- 340 : ◆VvRW3PmOUM:2009/06/06(土) 23:58:45 ID:U9JavqYc0
- そろそろ止めてやるか……
「はひゃはははははははははははは……はひぃ……はぁ……はぁ……」
くすぐりを止めた瞬間、みゆは大きく呼吸をする。
最初は目を見開いて、必死に酸素を取り入れていたが、呼吸が整ってくると、
その瞳が安心しきったように、虚ろになっていく。
汗をかき、ワンピースが素肌にくっついているのが見える。
こいつ、ワンピースの下に何も着てないのか!?
「はぁ……はぁ……反省……してます……はんせいぃ……してるからぁ……」
俺の驚きなど余所に、みゆは激しく呼吸をしながら、反省の意を込めた言葉を紡いでいた。
その姿に、俺の中で何かが切れた。
俺の右手は、知らず知らずにみゆの左腋に延びていた。
そして、俺の顔が、みゆの右腋に接近する。
「え……な、なに!?はんせい……してきゃはははははははははははははははは!!!」
右手はみゆの左腋をくすぐり、舌はみゆの右腋を舐める。
「ちょ!やっ!舐めないでよ!くひゃははははははははははははははははは!!!!」
突然の刺激に、驚きを隠せないようだ。
俺の頭を振り払おうと、身体が左右に揺れている。
「ちょ!ちょっとおおおお!!変態いいいいぃぃぃぃ!!!」
俺は、お構いなしにみゆの腋を堪能する。
ソフトクリームを舐めるように上下に動く。
勿論それだけでは無く、じゅるじゅると啜ったり、逆に息を吹きかけたりする。
その度に、みゆは新鮮は反応を示してくれた。
「きゃははははははは!!!吸わないでよぉぉぉぉ!!!」
「わきぃぃぃぃぃ!!ぞくぞくするってばぁぁぁぅ!!!」
ふと、俺の視線内に『突起』を捉える。
それは、みゆの胸元、薄手のワンピースを押し上げて、
小さく自己主張する可愛らしい物であった。
今思えば、それは越えてはならない一線……
踏み入れてはいけない領域だったのかもしれない。
だが、この時の俺は、みゆの乱れっぷりを目の当たりにして、半分自我を失っていた。
もう半分は、恐らくリスク管理が働いたのだろう。
俺は、少しずつ、少しずつ、舌を腋からみゆの胸元に移動させた。
「きゃひひひひひひひひ!!そっちだめぇぇぇぇぇへへへへへへへ!!!」
ワンピースを押し上げ、舌を伸ばし、ゆっくりと、ゆっくりと近づいていく。
その間、舌の動きを悟られないように、右手を総動員させて、色んな場所をくすぐった。
「きゃははははっははっはははは!!!はひ!!や、激しいいぃぃぃぃ!!!!」
「くひゃ!いひゃはははははははははははははは!!!!!もうやらぁぁぁぁぁ!!!」
「やめてぇぇぇぇぇぇ!!はひゃん!は、んせい、したからぁぁぁはははははは!!!!!」
俺は、無我夢中で舌を伸ばした。先端を窄ませ、ギリギリまで接近する。
知らず知らずに、俺の息は上がっていた。
恥ずかしながらも、女性経験は皆無に近い俺は、たかだか小娘相手にこんなにも興奮していた。
そんな自分を客観的に思いつつ、確かな硬さを持つ突起に舌が通過した瞬間だった。
「くひゃはは……はははは……ひ、ヒロちゃ……もう、やめ……」
いつの間にか、みゆは泣きじゃくっていた。
俺は、みゆのクシャクシャになった顔を見た瞬間、手を止めた。
- 341 : ◆VvRW3PmOUM:2009/06/06(土) 23:58:57 ID:U9JavqYc0
- 「俺が悪かった……ごめん……」
「ううう……えっぐ……えぐ……」
俺はベッドの前で正座し、神妙な面持ちでみゆに詫びを入れた。
みゆは、散々くすぐられた事によって、気崩れたワンピースを直さず、
ただひたすら泣いていた。
普段から人をおちょくるような性格からは、とても思いつかない姿だった。
「ごめん……ほら、アイス買ってやるから……」
「うううう……やだ……」
我ながら、何というご機嫌取りなのだろう。
しかも、それすらもみゆには効果がない。
「……って……」
みゆは、涙声になりながら、何かを呟いた。
「え?なんだって?俺に出来る事があれば、何でもするからさ……」
「とって……」
「へ?」
何を取ってほしいんだろう。まさか、冷蔵庫の上に隠してあるエロ同人誌がばれたのだろうか。
「責任……とって……」
「へ?」
「だから……責任……」
「なんの……?」
「おっぱい……舐めようとした……だから……」
「でも、お前、それ……どういう……」
「責任、取らないと……お母さんに言う……」
「分かった!分かったから!!責任でも相撲でもなんでも取ります!」
「で、具体的に何をすればいいんだ?」
責任と言われても、具体的に何をすればいいかが分からない。
これを聞かなければ、取りようがない。
しかし、俺は後に公開する。これは『出来ない』事だったのだ。
「とりあえず、彼氏になって。また、くすぐってもいいからさ」
みゆの顔に、小悪魔のような可愛らしさが舞い戻って来た。
END
- 342 : ◆VvRW3PmOUM:2009/06/07(日) 00:02:44 ID:rBmsu1jA0
- ―――――――――――――――
流れをぶった切って申し訳ないです。
『蟲惑な少女』いかがでしたでしょうか?
テーマは、『親戚との淡い関係』、『年下』です。
以前、こちらのチャットの方で、ちらりと呟いた事がきっかけで、
こちらの作品を掲載させて頂きました。
話の元ネタといいますか、インスパイアは、某マンガ家さんの、
「大人びた」「子供」が、テンプテーションしたりサティスファクションしたりする
する作品でございます。
御意見・ご感想・ご希望などがあれば、何なりと言って下さいませ!
- 343 :くすぐり好きの名無しさん:2009/06/07(日) 02:29:06 ID:KNEhH0CY0
- >>342
ほとばしるほどGJ!
生意気な小学生にくすぐりのお仕置き!
それも親戚の女の子っていう微妙な距離感がイイですねー
妹より他人で、他人より身近っていう…
ヒロシ青年が一線をもう一歩越えてしまう日もくるのだろうか…?
- 344 :くすぐり好きの名無しさん:2009/06/07(日) 17:22:32 ID:F6RaN9uI0
- 小悪魔系少女かわええ。
狂おしくGJでした。
- 345 :くすぐり好きの名無しさん:2009/06/08(月) 20:21:26 ID:A7tUiS2Q0
- >>342
とてもよかったです。
また何か書くことがあるなら今度はもうちょっとあっちこっちくすぐってほしいかも
- 346 : ◆VvRW3PmOUM:2009/06/08(月) 22:05:34 ID:mHLf5XAM0
- >>343
>>344
>>345
御意見、御感想、ありがとうございます!
今回の話は、ソフトな責めに重点を置いて書かせて頂きましたが、
次回、もし書く機会がありましたら、御意見を参考にさせて頂きます。
御期待に添える作品が書けるか心配ですが、尽力致します。
- 347 :くすぐり好きの名無しさん:2009/06/08(月) 22:56:30 ID:mxYIZb5EO
- >>346
俺は!博士の!続きを!待っている!
まあ続編の予定はなさげですぬ
- 348 : ◆VvRW3PmOUM:2009/06/12(金) 00:17:54 ID:V89t4lkY0
- >>347
待ち望んでくれる人がいるだなんて…!
もう暫くお待ちくださいませ m(_ _)m
- 349 :くすぐり好きの名無しさん:2009/06/13(土) 01:25:41 ID:VAkI.o52O
- >>348
いや、博士めっちゃ好きなんですよ!
「私追加」に続く名言を期待しとります
博士は責めで輝くだろjk
- 350 :くすぐり好きの名無しさん:2009/06/13(土) 12:49:31 ID:bWQjZqxIO
- 梅雨入りなので
長靴女の足裏くすぐりが読みたい
- 351 : ◆AjN2xCq7C6:2009/06/14(日) 15:35:46 ID:HcjrDO4o0
- 満員電車のくすぐり痴漢
『○○線の××駅のあたりで痴漢が出るらしいよ』
『しかもね、その痴漢、たださわるんじゃなくてくすぐってくるらしいの』
『くすぐられてる間、声は出ないし体も動かないんだって。変だよねー』
とりとめのない噂話、携帯サイトで見た怪しい話、そんなものだと思っていた。
実際この目で見るまでは。
切欠は表情だった。
人でいっぱいの電車の中、私の目の前に立っていた女の子は友達といるわけでもなく
電話で話しているわけでもないのに笑っていた。
楽しそうに、嬉しそうに体を揺すって笑っていた。
そのことにどこか不自然さを感じた私が女の子をじっと観察していると、
何がおかしいのかはすぐに気が付いた。女の子のとは別の手が、彼女の体の上を動き
回っていたから。
「………っ!……ぁ…!……!!」
ピクンピクンと体を震わせながら声にならない悲鳴を上げる女の子。
その姿から私は目が離せなかった。
私より少し背が低いショートカットの女の子、多分3年生か4年生なんだろうと思う。
その子は後ろに立っている男の人に体の色んな所をまさぐられていた。
お腹を遠慮なくぐにぐにと揉まれ、脇腹をつんつんとつつき回され、腋を素早く動く指で
わしゃわしゃとほじられる。さっきからこれをずっと繰り返していた。
あんなことをされたら普通大声で笑ってしまうだろうし、腋を閉じたり体をくねらせたりして
必死でくすぐりから逃げようとするだろう。
それなのに、その子は軽く腋を開いたまま後ろの男の人にもたれるようにしてされるがままだった。
体を震わせているけど、決してそこから動くことも声を出すこともなかった。
くすぐったくないはずがない。だって、あんなに苦しそうに笑っているんだから。
「……!…く……ひぅ…!!」
女の子はすごく笑ってる時みたいに体を揺すっている。いや、実際笑っているんだろうと思う。
だけど声が出ていない。口の端から涎が流れて、目にいっぱい涙を溜めて、それでいて笑いながら
くすぐりに耐えている。彼女は真正面に立っていた私の方を見て、何事か口をぱくぱくとさせる。
きっと、たすけて、って言いたかったんだろう。
だけどそれもすぐに消えた。男の人が袖の隙間から指を二本入れて直接腋をいじり始めた瞬間、
女の子の視線は私からそれて宙をさまよい、がくっがくっと頭を微かに前後に揺すりながら
笑みを深めたからだ。
涎をてらてらと流したすごく楽しそうな笑顔、こんな表情を私は今まで見たことがない。
本当に、声も出せないし体も動かせないんだ。そしてそんな状況で遠慮なくくすぐられる。
想像したこともない状況が目の前にあって私は金縛りになったみたいに動けなかった。
あれはどんな感じなんだろう。どれだけくすぐったいんだろう。
恐ろしいと思うと同時に、好奇心が疼いてしまう。
- 352 : ◆AjN2xCq7C6:2009/06/14(日) 15:36:05 ID:HcjrDO4o0
- だから私は動くことが出来なかった。この人痴漢です、そう言えば目の前にいるこの子は
助かるかもしれないのに、このままくすぐられたあの子がどうなるのか見たかったから。
男の人の指は左右で早さが違ってた。やさしく円を描くように腋をさする右手と、
虫が這うみたいに高速で指を蠢かせて腋をほじくりまくる左手。
同じ場所に左右で違うくすぐり方をやるとどんな風にくすぐったいんだろうか。
女の子がどんな風に感じているのかまでは分からないけど、くすぐったさは今までで一番キツイらしく
小刻みに体を震わせながらガクンッガクンッと体をけいれんさせている。
そしてイヤイヤをするように首を少しだけ左右に振ると、一際大きくびくんと震えてそれっきり動かなくなっ
てしまった。
力が抜けグッタリした様子で後ろの男の人にもたれる女の子。男の人はそんな女の子を優しく支えると、
お腹の辺りをさすってあげていた。
半開きになった目と口に、虚ろな視線。女の子が気絶しちゃったかどうかは私には分からない。
『××~、××~』
と、そこで電車のアナウンスが駅名を告げる。私の降りる駅だ。
あの女の子がここで解放されるのか、それともまだまだくすぐられるのかは私には分からない。
けれどそれは私には関係のないこと。そう思って見て見ぬ振りをすることに決めた私は
そそくさと電車を降りた。
………はずだった。
あれ?おかしいな?
どうして降りる前なのに扉が閉まってるの?
私、そっちに歩いていったはずなのに……どうしてくすぐられてた女の子の前に立ったままなの?
そう思ったとき、脇腹がつんとつつかれた。
「………!!」
びっくりして思わずひゃあ!と悲鳴を上げる私。
だけど声が出ない。声が出てない!
一体何が起こってるの!?
私が混乱してると今度は誰かに腋を触られた。
「っ!…っ!!」
くすぐったい!やだ、そんなところ触らないで!!
わき、わきがぁ、こしょこしょされてる!
反射的に腋を閉じようとしたけど……閉じれない!
まさか、これ、私も…!?
くすぐり痴漢は一人じゃない。そのことに私が気付いたときにはもう手遅れだった。
- 353 :くすぐり好きの名無しさん:2009/06/14(日) 15:37:27 ID:HcjrDO4o0
- チャットで出たネタを短編にしてみました。
ちょっとした実験作かな?
- 354 :くすぐり好きの名無しさん:2009/06/14(日) 17:34:16 ID:k7UjK8RI0
- ひとり語り、充分上手いじゃないですか!
実験は成功かと思います。
こういう形もいいなぁ…
- 355 :くすぐり好きの名無しさん:2009/06/16(火) 01:16:56 ID:B0ckgRpoC
- サンタ娘の方はもうここには来ないのかな・・・
- 356 :くすぐり好きの名無しさん:2009/06/16(火) 08:22:24 ID:IPE62wqk0
- 声を出せないのもいいな
- 357 :くすぐり好きの名無しさん:2009/06/21(日) 15:09:14 ID:OThUGHLE0
- 私は中2の女子でこの前学校帰りに男子4人女子は私一人でちょっとしたゲームをしました。その内容は、トランプの婆抜きで負けた人は、罰ゲームを受けるというものでした。しかしその時私は負けてしたって罰を受けることになってしまいました。男子達みんな太股が大好きで罰は私の太股や胸を触るに決定してました。そんなこととは知らずに私はベットの上に寝これべと言われてされるがままにされるとベットの四隅にある拘束器具で私の手足を止めてしまいました。「何するの?」と聞くと一人の男子が「皆かかれっ!!」と言うと、一斉に私の太股をくすぐってきました。膝上20センチ位のミニスカートを履いていたので太股全体をくすぐられました。他人に太股を触られたことなどないのでとても敏感でした。くすぐったくてまともに喋ることができずやめてと言うことができませんでした。それから約二時間太股、股間、胸を触られました。
- 358 :くすぐり好きの名無しさん:2009/06/22(月) 08:39:13 ID:U0P9jbvg0
- F/M系はやっぱりここじゃない方がいいかな・・・?
- 359 :くすぐり好きの名無しさん:2009/06/22(月) 16:33:10 ID:DnU7i4ZY0
- ※荒れる原因となりますので、「*/M可」が明言されていないスレでのx/mの話題は禁止とします。
- 360 :くすぐり好きの名無しさん:2009/06/22(月) 18:31:35 ID:8X.O3ZeY0
- くすぐる女の子/くすぐられる男の子スレか
【ふたなり】おちんちんスレ【オトコの娘】スレへどうぞ。
お待ちしています。
- 361 :名無し:2009/06/25(木) 19:56:10 ID:cIYxQWuY0
- おまんここしょこしょ。グフフフフ
- 362 :くすぐり好きの名無しさん:2009/07/01(水) 03:08:19 ID:KA.QgE.U0
- 以前、フェイなのの小説を書いてくれた人って、リクすればまた書いてくれるかな
- 363 :くすぐり好きの名無しさん:2009/07/01(水) 03:08:36 ID:KA.QgE.U0
- 以前、フェイなのの小説を書いてくれた人って、リクすればまた書いてくれるかな
- 364 :くすぐり好きの名無しさん:2009/07/01(水) 15:24:33 ID:bwjlVMjY0
- 君の中では、言うのはタダだから言わなきゃ損なんだよね
物凄く自分勝手な理由だけでわざわざ上げ直すとか、
「レスが欲しいだけで質問時に上げる」を超えた真の自己中だよ…
- 365 :な:2009/07/03(金) 18:38:43 ID:ZxwCvhW.O
- リクエストしたらまた小説かいてくれますか?
- 366 :くすぐり好きの名無しさん:2009/07/03(金) 21:20:22 ID:j6DjN72c0
- かきません
- 367 :な:2009/07/04(土) 01:32:04 ID:NiMppZsIO
- そうですか…。
残念…。
いつになったら書いてくれますか?
- 368 :くすぐり好きの名無しさん:2009/07/04(土) 01:34:33 ID:ZUYY6nzs0
- >>367
お前もう消えろよ
- 369 :くすぐり好きの名無しさん:2009/07/04(土) 16:55:02 ID:LoqiKDtY0
- SS書いてくれる人を「言えば自動的にSSが出てくる機械」とでも思ってるの?
しつこリクは嫌われるしクレクレばっかりじゃ誰も来なくなるよ
- 370 :な:2009/07/04(土) 20:59:14 ID:NiMppZsIO
- 悪かった
- 371 :くすぐり好きの名無しさん:2009/07/04(土) 22:22:20 ID:2Ihda6jQ0
- 敬語じゃなくなった・・・
- 372 :な:2009/07/05(日) 11:36:33 ID:LSPzjK8EO
- 自分はくすぐりたい芸能人とかいるの?
- 373 :くすぐり好きの名無しさん:2009/07/05(日) 12:43:42 ID:HhPMXkB20
- >>372
お前さあ、この掲示板の一番上の
4つの※の印の文章読んだ?
※18歳未満は閲覧禁止です。
わかったら餓鬼は失せろ。
- 374 :くすぐり好きの名無しさん:2009/07/05(日) 13:12:12 ID:v5xAeYLIO
- ここもなんか廃れたね
一時期はすごい盛り上がってたのに、なんでだろ?
- 375 :くすぐり好きの名無しさん:2009/07/05(日) 22:20:14 ID:sCLZQQ160
- 荒らしが多いからかな?
クレクレとかなりすましとかが横行してるらしい
- 376 :汐:2009/07/06(月) 03:00:42 ID:sjjorNZU0
- むしろ自分で書いたら?っていいたい(
どんな下手な作品でも、熱意を評価してくれる人もいるだろうし…
書いたら書いたで、一つの作品を作る苦労が分かるはず!
(何か書いたことある人だったらスマソ)
- 377 : ◆h44221MlYo:2009/07/08(水) 03:19:05 ID:/f6eXXS.0
- >>376
そんな事言われたら投下しにくいじゃないのさw
まあ、するんだけどねww
熱意を評価してくだされw
- 378 : ◆h44221MlYo:2009/07/08(水) 03:22:28 ID:/f6eXXS.0
- 夢の中でイッてみたいと思いませんか
神那津川学園高等部1年、桜井里璃は、少し憂鬱な気持ちで廊下を歩いていた。
「はぁ……行きたくないなぁ……」
ため息とともに独りごちる。6時限目が終わった直後、梨華からの呼び出しメールが来たのだ。
生徒会に(不本意ながら)所属している里璃は、本来なら学園を牛耳る生徒会役員として様々な権限を行使
出来るはずである。だが実際は奴隷かペットかオモチャのような扱いで、明らかな差別を受けていた。
何の権限もないどころか、役員が一堂に会する定例会議に呼ばれない事さえある。生徒会としての仕事は
あまりさせてもらえず、生徒会室に呼ばれるのは多くの場合、梨華が良からぬ事を思いついた時だ。
呼び出しメールも梨華本人の携帯から直接送られてくる。実は梨華のメアドを知っている生徒は学園内に
数人しかおらず、かなりレアである。役員への連絡や召集は全て生徒会室にあるPCで行われるのが通例で、
形式の上ではナンバーツーであるところの副会長、佐々木聖園ですら直接連絡を取る手段を持っていない。
里璃がその数人の中に含まれているのは、それだけ梨華に気に入られているからに他ならなかった。ただし
気に入られていると言っても里璃の場合は人材としてではなく、玩具としてだが……
「し、失礼します……」
生徒会室のドアを静かに開け、おずおずと入室する里璃。生徒会役員が生徒会室に入るのは当たり前のこと
なのに、里璃はまるで職員室に呼ばれた生徒のように神妙な顔をしていた。
「お、来たか桜井。まあ座んなよ」
応接セットの上座、特製の椅子にふんぞり返った梨華が、向かいのソファに座るよう促した。
梨華が「座れ」ではなく「まあ座んなよ」なんて優しい言葉をかけてくれたのは初めてだった。里璃の脳内
で早くも警戒警報が発令される。。
(な、何!? 全然梨華ちゃんっぽくない……! 絶対何か企んでる! まさかソファに仕掛けがあって、
座った途端に拘束されてくすぐられちゃうとか……!?)
梨華ならやりかねない――というかもっとトンデモナイ事を思いつく相手なのでまったく油断が出来ない。
とはいえいつまでも突っ立っている訳にもいかなかった。梨華を始めその場にいる全員が、里璃の着席を
待っているのだ。
恐る恐る腰掛ける里璃。ソファは梨華が選んだ超高級品で、里璃が今まで体験したことがないほどフカフカ
だった。今のところ、拘束具やマジックハンドが飛び出してくる気配はない。
応接セットの下座に座った里璃は、席についている面々を上目使いで見渡した。
生徒会の会議にしてはメンバーが少なすぎる。副会長の佐々木聖園や実働部隊は出払っていて、今部屋に
いるのは神祭真、永原絵美、烈小鈴、そして梨華=ファルファンと自分だけだ。
(真さんと絵美さんはいいとして……シャオちゃんってこないだまでお仕置きされまくってなかったっけ?)
何の集まりなのかよく分からないメンバーに囲まれ、里璃は戦々恐々としながら梨華の言葉を待った。
- 379 : ◆h44221MlYo:2009/07/08(水) 03:24:45 ID:/f6eXXS.0
- 真が淹れてくれた紅茶(里璃は睡眠薬入りじゃないかと疑った)を恐る恐る飲んでいると、梨華が突然こう
切り出した。
「実はさ、桜井に折り入ってお願いがあるんだ」
「……ッ!? ケホッケホッ!! ゲホッ!?」
その言葉を聞いた途端、里璃は激しくむせ返った。そんな言葉が梨華の口から出てくるとは思わなかった為
びっくりしすぎて気管に紅茶が入ったのだ。
(お願い? 命令じゃなくてお願い!? こんなのもう梨華ちゃんじゃない! まさか影武者!?)
目を白黒させている里璃の背中を絵美が優しくさすってくれた。小鈴は腹を抱えてケタケタと笑っている。
「なんだよその反応は? ボク、そんなに驚く事言った?」
「チビスケに“お願い”されたら誰でもビックリするアルヨ~」
まだむせている里璃に代わって、小鈴が笑いながら説明した。
学園の全てを“命令”で動かせる梨華が、誰かに“お願い”をする必要など全くないのだ。絵美も小鈴も
里璃の驚きの理由が良く分かるが、当の本人は特に意識して“お願い”という言葉を使ったわけではないので、
小鈴の説明にも今一つピンと来ないようだ。
「よく分からないけど……まあいいや。桜井にはさ、新しく開発した装置の実験台になってもらいたいんだ」
(なんだ……またそれか……)
最初からそう言ってくれればいいのに、と桜井は思った。梨華がつくった機械や器具の実験台にさせられる
事にはもう慣れっこだから、今更驚くほどの事でもないのだ。
もちろん、だからといって実験台にされてもいいというわけではないのだが。
「うぅ……イヤだけど……イヤだって言ってもやめてくれ……ないよね?」
「うん。ボクはもうお前で実験するって決めてるから」
やっぱりいつもの梨華だった。お願いとか命令とか以前に、すでに決定事項らしい。
最初の頃は断固拒否して抵抗していた里璃も、今ではすっかり諦めてしまっている。抵抗したら抵抗したで
力づくで実験台にされた挙句、余計な手間を取らせた罰としてお仕置きが追加されるだけなのだ。
「またヘンテコなくすぐりマシンの実験台にさせられるのかぁ……」
「くすぐりマシンかどうかは……まあお前次第だよ。ホラ、ついて来い」
里璃が連れて行かれたのは、生徒会室の隣にある第二会議室――もといお仕置き部屋だった。
梨華が搬入させた拷問器具や拘束具が所せましと並ぶ部屋で、つい先日まで小鈴がここの常連だった。
「そういえば……シャオちゃんはいつから生徒会役員に……? お仕置きされてたはずじゃ……」
絵美に小声でたずねると、
「いくらくすぐっても屈伏しないから、梨華ちゃん諦めちゃったみたい。それにシャオちゃん、くすぐりが
とっても上手なの。梨華ちゃんの知らないくすぐり方もいっぱい知ってるんだって」
と、教えてくれた。梨華が苦虫を噛み潰したような顔で小鈴を睨んでいる。
「諦めはしたけど、ボクをチビ呼ばわりする事を許したわけじゃないからな!」
「マアマア、大目に見てやるヨロシ。ヤツも反省してるアルネ」
「他人事か! お前の話をしてるんだよ!」
悪びれもせず軽口を叩く小鈴とそれに振り回されている梨華を、里璃はポカンと眺めていた――
- 380 : ◆h44221MlYo:2009/07/08(水) 03:25:59 ID:/f6eXXS.0
- お仕置き部屋には何度も来た事があるが、いつ来ても室内の様子が違う。新しい機械をどんどん開発して
行くかたわら、飽きた機械はすぐに処分してしまうためだ。
(新しい装置って、アレかな……?)
部屋の奥に、ひときわ大きな機械が設置されている。機械の事などサッパリ分からない里璃が見ても、金と
手間がかかった装置であることは分かった。
手足を拘束するためのものと思われるアームが数本と、無数の配線が伸びたヘルメットのような装置が一つ。
さらにその周囲には、カテーテルのような極細の人造触手が無数にあった。
「コレ自信作なんだ。テスト段階だから名前はまだないけど、そうだなぁ……『架空現実体感装置』とでも
呼ぼうか」
「かくう……げんじつ……?」
「ま、平たく言えば、見たい夢が見られる装置ってトコかな」
梨華の頭脳とファルファン家の科学力は一体どうなっているのだろうか。こんなのは最早22世紀のひみつ
道具クラスの大発明である。
「ホントに……? それがホントなら、スゴイよ梨華ちゃ……梨華様」
「だろ? この超画期的マシンの体験者第一号になれる事を光栄に思うといいよ。じゃあ早速始めようか。服
を全部抜いてそこに立って」
「う……はいぃ……」
里璃はしばらく逡巡したあと、4人に背を向けてのろのろと制服を脱ぎ始めた――
「うぅ~……こわい……」
一糸まとわぬ姿になった里璃は、手足と腰をアームに掴まれて空中でハリツケにされた。
さらに梨華が端末を操作すると、周囲に設置された人造触手が里璃の全身を包みこむように配置される。
身動きの取れない今、無数の触手が一斉に動き出したら……と考えただけで身体中がムズムズとこそばゆく
なってしまう。
「よし、これで準備完了。あとはプログラムを選ぶだけ……なんだけど、まだ開発段階だからプログラムは
あまり用意出来てないんだよ。『宇宙人襲来編』『剣と魔法のファンタジー編』『くすぐり地獄編』のうち、
どれがいい? 桜井に選ばせてあげる」
梨華は優しい口調でそう言ったが、装置の形状から考えればどれを選んでもくすぐりが絡んでくるのは明白
であった。
(どれを選んでも同じな気がするけど……くすぐり地獄編だけは絶対にやだ……!)
里璃が迷っていると、
「自分で選べないなら、ボク一押しのくすぐり地獄編に決めちゃうよ。空想の世界でしか味わえないくすぐっ
たさを全身隅々に受け続けるっていう最っ高のプログラムなんだ。じゃあそれで決……」
「ファ、ファンタジーがいいです! ぜぜ是非ファンタジー編で!」
慌てて言った。
「そう? まあ装置の動作実験だからボクはどれでもいいんだけどさ。じゃあ始めるよ~」
梨華はプログラムを入力し、最後にヘルメット型の催眠装置を里璃にかぶせた。
里璃が覚えているのはそこまでだった――
- 381 : ◆h44221MlYo:2009/07/08(水) 03:27:12 ID:/f6eXXS.0
- ――里璃は森の中にいた。
何本もの巨大な樹が枝葉を伸ばして視界を覆い隠している。里璃は方角を確かめようと上を見上げてみたが
太陽の位置は分からない。
「困ったなぁ……こんな所で道に迷うなんて……」
里璃は冒険者だった。この森の奥深くに古代の神殿があり、神殿の中には様々な財宝が眠っている、という
情報を聞きつけ、単身ここまでやってきたのだ。
里璃は冒険者としてはまだ駆け出しで、装備は小ぶりの剣と革鎧、そして革のブーツ。革鎧の中には水着の
ようなインナーを着てはいるが防御力は期待出来ず、モンスターと戦うには心許ない装備だった。
ちなみに、里璃にはこれが夢の中であるという認識はない。勿論神那津川学園の事も、梨華の事も今は全く
記憶になかった。里璃はこれが現実だと思っているのだ。
「引き返そうにも帰り道が分からないし……困ったなぁ……」
せめて仲間がいれば……と里璃は思ったが、ハーフエルフで長耳の里璃は幼いころからいじめられてばかり
で、友達はほどんどいなかった。最近出来た唯一の友達のアリシアだけはとても仲良くしてくれるが、彼女は
本を読んだり小説を書いたりするのが好きな子で、冒険者ではなかった。
「よし……とにかく進もう。暗くなる前に、せめて野宿出来るところを探さなきゃ……」
道に迷ったら動くな、という言葉があるように、自分の居場所も分からない状況で闇雲に動いて事態が好転
する事などあるわけがない。
案の定歩けば歩くほど里璃は森の奥深くに迷い込み、本人は気付いていないが既に取り返しがつかないほど
奥地へと足を踏み入れてしまっていた……
「あっれ~? 何だか変な所にでちゃった……」
里璃は他とは様子の違う場所に出て、素っ頓狂な声をあげた。
森の中にあってそこだけ樹が一本も生えておらず、下草もあまり伸びていない。人工的に作られた空間の
ように見えるが、あたりを見回しても人工物らしき物は何もない。
直径10mほどの円形の空間で、ミステリーサークルを思わせる。
「なんでココだけ……? 何かあるのかな……?」
里璃は慎重に足元を確かめながら、円の中心まで進んだ。だが足下には何もなさそうだ。上を見ても何も
ない。ずっと上の方に空が見えるが、すでに陽はだいぶ傾いているらしく、残念ながら太陽は見えなかった。
「……ヘンなの……」
不思議な空間ではあったが、ここには何もないと里璃は判断した。数時間ぶりに手足を伸ばせる空間に出た
里璃は、下草の少ない所を選んで腰をおろし、歩きづめでくたびれた足を休めた。
結論から言えば、里璃はもっと警戒心を持つべきだった。この不自然な空間の意味を考えるべきだった。
その判断の甘さが、彼女を地獄に落とす事になる――
- 382 : ◆h44221MlYo:2009/07/08(水) 03:28:13 ID:/f6eXXS.0
- 「ひッ……!?」
突然、里璃のお尻の下で何かがモゾモゾと蠢いた。
いや、お尻の下だけではない。この円形の空間全体がまるで生き物のようにウネウネと動いているのだ。
「な、何?」
ただならぬ危険を感じた里璃は、慌てて立ち上がった。否、立ち上がろうとした。
「ひゃ……何、これぇ……?」
地面からヌルヌルした粘液が染み出していて、里璃の手足やお尻を濡らしていた。粘液はまるでローション
のように滑り、何度立ち上がろうとしても転んでしまう。
里璃が粘液まみれになりながら悪戦苦闘しているうちに、円形の空間は更なる変化を始めていた。
ただの雑草だと思っていた下草がミミズのように動き出したのだ。よく見れば草というよりも細長い蔓の
ような形をした触手で、どうやらその先端部分から粘液を分泌しているらしい。
そして里璃のお尻の下で蠢くそれは、里璃に耐えがたい刺激を与えていた。
「ああッ! やは……っ!? くすぐっ……!! だ、だめだってぇ!!」
革鎧の下に着ているのは身体を隠すことだけが目的のインナーのみだ。くすぐり触手からお尻を守る術は
ない。
しかも触手は里璃の無防備な太ももや腕、腋の下なども攻撃してくる。触手はそれほど長くないから、立ち
あがる事さえ出来ればこのくすぐり攻撃から逃れる事も出来そうだが、ヌルヌルの粘液に足を取られてしまう
ため、立ちあがるどころか四つん這いになるのがやっとであった。
「きゃははははははっ!! いや! いやぁああっ!! くすぐったぁいひひひひッ!!!!」
里璃は剣で触手を斬り払おうと考えたが、粘液でヌルヌルになった手が滑って鞘から抜く事も出来ない。
そうこうしている内にも触手の動きはますます活発になり、革鎧に守られていない首筋や肩、膝の裏など、
素肌が露出している部分を余すところなくくすぐってくる。
(逃げなきゃ……! ここから逃げなきゃ!)
この謎のくすぐり触手から逃れるためには、この円形の空間から脱出するしかない。そう考えた里璃は必死
に這いずって移動を始めた。もちろん、その間もくすぐりは続いたままだ。
触手は里璃の手足に絡みついてつかまえようとするが、粘液でヌルヌルになっているため抜け出すのは容易
だ。もっとも里璃の方もヌルヌルに足を取られてあまり速くは動けないのだが。
(あそこまで……あそこまで逃げれば大丈夫だ……!)
円形の空間の外に出るまで残り2m。頑張れば何とかなりそうだ。
だがそんな必死の抵抗をあざ笑うかのように、円形の空間が新たな動きを始めた。円形の中央がゆっくりと
窪みはじめ、すり鉢状の穴に変わったのである。
「ひひっ! そんなぁ! あははははッ!! ダメ! 落ちる……! 落ちちゃうぅううっ!!」
何事もなければ簡単によじ登れる角度だが、今は里璃の身体も周囲も粘液でヌルヌルになっている。里璃は
重力に引かれるままズルズルと下へ――窪みの中心へと落ち始めた。
滑り落ちるのを何とか止めようと里璃は必死に足掻くが、暴れれば暴れるほど粘液がまとわりつき、体を
支える事が困難になる。
里璃はもはや脱出不能のトラップにかかってしまっていたのだ。
- 383 : ◆h44221MlYo:2009/07/08(水) 03:29:12 ID:/f6eXXS.0
- 里璃をくすぐり責めにしているこの円形の空間の正体は、クスグリジゴクという巨大な植物型のモンスター
であった。無数の触手を持つ花弁を広げて地面に擬態し、知らずに踏み込んだ者を捕らえ、捕食する。
中央部に本体があり、最終的にはそこに獲物を引きずりこんでくすぐり責めにして、汗や涙、愛液や糞尿と
いった人間の分泌物や排泄物を栄養源として摂取するのだ。
ちなみにクスグリジゴクという名はアリジゴクの巣によく似た形状からつけられた名前だが、その名に偽り
はない。捕らえられたら最後、文字通りくすぐり地獄を味わう事になるのだから。
「きゃあっはっはっは!! もうやらぁ!! あはははははッ!! ゆるひて……! ゆるひてくらさぃひひ
ひひひっ!! 死ぬ! 死んじゃうぅうううっ!!」
森の中に里璃の笑い声がこだましていた。数百本もの触手が里璃の上半身に群がり、ヌルヌルした粘液を
こすりつけながらくすぐったい刺激を与え続けているのだ。
里璃は両手を必死に振り回して触手を追い払おうとするが、数が多すぎて抵抗が追いつかない。逆に脇を
しめて防御を試みても、ヌルヌルの触手は里璃の防御を簡単にこじ開けてもぐり込んでくる。
頼みの綱である防具――革鎧も、このくすぐり責めの前には全く意味をなさない。細長い触手はどんな隙間
からでも侵入してきて、鎧に守られた里璃の弱点をくすぐってくる。おなかや脇腹など、特にくすぐりに弱い
ポイントを集中的に狙ってくるが、里璃はこれに抗う事が出来ない。本来身体を守るはずの鎧が邪魔で、触手
に触れる事さえ出来ないのだ。
上半身をくすぐる無数の触手と戦い続ける里璃。
下半身は――もう見えなかった。
クスグリジゴクの中央、ぱっくりと開いたイソギンチャクのような穴に腰まで飲みこまれている。すでに
体半分が食われているのだ。
クスグリジゴク本体の内部は妙に生温かく、ヌルヌル、ネチャネチャとしていた。感触が気持ち悪い事と、
身動きが取れない事を除けば、今のところ実害はないように思えた。
里璃はまだ知らなかったのだ。本体に飲み込まれてからが本当の地獄なのだという事を――
「ひひぃいッ!! ぎゃひゃははははははははッ!! やめぇ! きゃぁあはははははははははは!!」
里璃は狂ったように笑い悶え、上半身をクネクネとよじり、両手をめちゃくちゃに振り回し始めた。
クスグリジゴクに飲み込まれた下半身を、すさまじいくすぐったさが襲っているのだ。
中の様子は見えないが、どうやらクスグリジゴクの内部には無数の細かい触手がびっしりと生えていて、
それが里璃の下半身をくすぐり始めたらしい。
触手の動きも密度もケタ違いで、そのくすぐったさは上半身を責めている触手の比ではなかった。
「助け……! だずげでぇええ!! は、はひっ! ひひひははははははッ!!」
今はまだ下半身だけだが、いずれ上半身も飲み込まれるだろう。すでに気が狂いそうになるほどのくすぐっ
たさを味わっているというのに、この上まだくすぐったさが上乗せされるのだ。
助けは来ない。自力脱出も出来そうにない。
里璃は絶望的な気分になった。
- 384 : ◆h44221MlYo:2009/07/08(水) 03:30:12 ID:/f6eXXS.0
- 「うぁああああッ!! あヒッ……! 足の裏だめぇえええッ!!!」
これまではブーツに守られてくすぐり責めを逃れていた足の裏に、とうとう触手が襲いかかった。
細い触手は里璃のブーツの隙間に易々と入り込み、粘液をこすりつけながら土ふまずや指の間をクリクリと
くすぐる。
里璃は足を動かして少しでもくすぐりから逃げようと試みるが、上半身の鎧と同じくブーツが邪魔をする。
足の指を動かそうとしてもブーツの中では動ける範囲が限られていて逃げられないのだ。
さらに里璃は今、足にばかり気を取られているが、その間もクスグリジゴクの捕食は着々と進行している。
ついさっきまでは腰骨あたりまで飲まれた状態だったが、いつの間にかおへそまで見えなくなっている。
里璃はおへそやお腹をくすぐられて初めてその事実に気が付いた。
「ひぎ……ッ! 息が出来ないッ!! おながッ!! おにゃかだめぇえええッ!!!!」
お腹まわりへのくすぐり責めは、そのくすぐったさもさることながら、腹筋と横隔膜を激しく痙攣させ、
呼吸を困難にさせる効果がある。窒息死の恐怖を味わいながらも笑いが止まらない、地獄の責苦と呼ぶに相応
しい攻撃なのだ。
里璃は両手をついて必死に下半身を引き抜こうとした。だが粘液でヌルヌルしていて上手く力を込める事が
出来ず、仮に僅かばかり引き抜く事が出来ても、すぐに触手によって引きずり込まれてしまう。
里璃はクスグリブクロを夢中で叩いたり引っ掻いたりして、何とかこの地獄から逃れようとするも、なにせ
相手は植物である。植物は痛みなど感じないし、そもそも里璃程度の力では傷一つつける事も出来なかった。
「きゃぁあはっはっはっははははは!! もうやだ! もうやだ!! もうやだぁあああッ!!!!」
身体がより深く飲み込まれるにつれ、腕に力が入れにくい体勢になってしまう。またくすぐったさもより
強烈になって行くため、ますます脱出は困難になる。そうなればもう身体は引きずり込まれるばかり。
もう既に胸の高さまで飲みこまれている。あと少しで革鎧が完全に見えなくなりそうだ。そうなったら鎧の
隙間という隙間から触手が侵入してきて、里璃のほぼ全身が激しいくすぐりにさらされる事になるだろう。
やがて全身が飲み込まれれば、もう抵抗すらも許されない。全身を無数の触手にくすぐられ続ける生き地獄
が待つのみである。
このクスグリブクロに捕らえられ、生きて脱出に成功した者はただの一人もいない。誰もが終わる事のない
地獄を味わいながら、長時間かけて養分を搾取され、無残な最期を遂げるのだ。
新米冒険者、桜井里璃。
彼女の冒険の旅は、今ここで終焉を迎えた――
- 385 : ◆h44221MlYo:2009/07/08(水) 03:31:18 ID:/f6eXXS.0
- ― G A M E O V E R ―
架空現実体験装置のモニターに、赤い文字がデカデカと表示された。
「桜井はアレだな。冒険者になったら隣町にたどり着く前に死ぬタイプだね。スライムとかに襲われてさ」
真が調理実習室で作って来たクレームブリュレをつつきながら、梨華はそう感想を述べた。
里璃には話していなかったが、この架空現実体感装置にはもう一つ画期的な機能が備わっていた。対象者が
見ている夢を、モニターを通して鑑賞する事が出来るのだ。
梨華たちはお仕置き部屋に椅子とテーブルを運ばせ、午後ティーを楽しみながら里璃の冒険の顛末を鑑賞
していたのである。
「ん? チビスケ、夢の結末は最初からこうなると決まてたのではナイのコトカ?」
「まさか。それじゃ何も面白くないだろ? まあ今は実験段階だから選択肢はそんなに用意出来てないけど、
桜井の立ち回り方次第ではくすぐられずに済むルートだってあったんだよ」
いずれはもっと複雑なプログラムにして、ゲームの世界に入り込んだような夢にするんだ、と梨華は語った。
そのプログラムはゲーム部に依頼してある。弱小だったゲーム部は梨華の一存で新しい部室と最新の機材、
潤沢な活動資金を与えられ、今や梨華専属のくすぐりゲーム研究所と化していた。
「使えるね、あの連中は。ボクの期待以上に働いてくれるよ」
ゲーム部はもともと、既存のツールを使ってくすぐりRPGだのくすぐりSLGだのを作っていた隠れくすぐり
フェチ集団であったため、梨華の依頼は願ったり叶ったりだったに違いない。
「ねえ梨華ちゃん。里璃ちゃんは大丈夫? 全然目を覚まさないんだけど……」」
装置から解放され、ベッド(本来はくすぐり責め用のハリツケ台)にぐったりと横たわって眠っている里璃
の顔をのぞきこみながら、絵美が訊いた。
「問題ないよ。もの凄くくすぐったい夢を見せたってだけで、身体には全然負担をかけてないんだから。永原、
桜井が目を覚ますまでついててやんなよ。起きたらいつもみたいに慰めてやって」
絵美はこくんと頷いた。梨華にいじめられた里璃を優しくくすぐって慰めるのが絵美の役目だ。
「オヤ? チビスケにしては優しいアルネ~?」
「お前たちと違って、桜井は取り扱い注意のコワレモノなんだ。これがもしお前だったら一週間くらい夢の中
に閉じ込めておくところだよ」
そう言って笑った。お気に入りの玩具を壊さないよう、梨華は梨華なりに大切に扱っているのだ。
「よし、今日の実験は終了。色々データも取れたし、ゲーム部にハッパをかけに行くか」
梨華は真を引き連れていそいそとお仕置き部屋を出て行った。呼ばれもしないのに小鈴がついて行く。絵美
は里璃の側に腰掛け、眠っている里璃の頭を何度も何度も優しく撫で続けた――
その後も様々なプログラムが組まれ、里璃をはじめ多くの生徒が実験台にされる事になるが、実験に参加
した生徒に夢の感想を聞くと、全員が一様に同じ感想を述べるのだ。
『くすぐったかったけど、面白かったからまた続きがやりたいよ』と。
- 386 : ◆h44221MlYo:2009/07/08(水) 03:42:24 ID:/f6eXXS.0
- マシンスレの>4を使って、里璃をファンタジー世界に放り込むという荒業を試みてみました。
チャットでも同じ話をしたんですが、この万能アイテムを使えば大概の無茶が出来そうです。
学園の生徒に玉藻前物語の世界を体験させる事だってやろうと思えば可能です。
別世界として存在するものをゴッチャにするとカオスになるので誰もが意識して避けてると
思うんですが、この万能マシンの存在という『言い訳』があれば、結構何でも出来そうな気が
するんですが…いかがなモンでしょ?
しかし実験的試みとはいえ、前置きが全体の半分を占めるという、くすぐり小説にあるまじき
ていたらく…
自分で読み返してみても「ありゃ?」ってなモンでしたw まあ次頑張るから勘弁してくだされw
- 387 :かず:2009/07/08(水) 22:34:59 ID:igfIYh.sO
- 初カキコします。
いつも見ているだけだったのですが。
最近荒れてて寂しいなぁって思っていたところに 、小説掲載されてて嬉しかったですっ。
個人的には宇宙人襲来編も気になるところですが・・・面白かったですp(^^)q
- 388 :汐:2009/07/08(水) 22:42:17 ID:MAQT2zs20
- 熱意もさることながら
この文章力、構図、設定
どれをとっても一流ぢゃないですか!w
投稿しづらい空気作っちゃってゴメンナサイネ←
- 389 : ◆h44221MlYo:2009/07/09(木) 00:11:32 ID:0er3Rhs.0
- >>387-388
感想ありがとうです
過疎っているように見えますが、このくらいがフツーだと思います
職人さんがいなくなってしまった訳ではないので、波が来れば動きますよ。多分w
他のスレで妄想をたれ流したりしながら、気長にお待ちくだされ
- 390 :くすぐり好きの名無しさん:2009/07/09(木) 23:02:50 ID:xHMzuSYs0
- おおう、これは素晴らしい。
これで現代世界の住人が遠慮なくファンタジーな生き物の
餌食になれるわけですな。
GJでした。
- 391 :くすぐり好きの名無しさん:2009/07/11(土) 22:36:28 ID:wuq2sYoE0
- GJです、自分も何か作りたいとは思ってるのですが、
どうにも忙しく…。
また夏休みになれば、色々増えるかもしれませんね、
- 392 :くすぐり好きの名無しさん:2009/07/13(月) 21:56:05 ID:mwl7BroI0
- だいぶ前に「お風呂場の怪人」というくすぐり小説を投下した者です。
今回はアニコチョの中で一番好きな、マジンガーZのさやかがくすぐられるシーンを小説にしてみました。
原作と違う部分は書いたやつのアレンジによるものと理解してください。
それではどうぞ。
↓
- 393 :くすぐり好きの名無しさん:2009/07/13(月) 21:56:43 ID:mwl7BroI0
- 弓さやかの受難
話は光子力研究所の三博士が何者かに誘拐されたところから始まる。
博士が残した手がかりを頼りに追跡を開始したさやかは、町はずれの廃工場までたどりついた。
しかし、荒れはてた敷地の中にある建物に入ろうとしたところで、誘拐犯に銃をつきつけられてしまうのだった……
「だ、誰なのあなたたち? ドクター・ヘルの部下なの?」
両わきを浅く開き、肘を曲げた格好でホールド・アップしたさやかは、目の前で銃を構える二人の男に問いかける。
全身をすっぽりと覆うようなフードと覆面で顔を隠した彼らの正体が、実はボスの子分(ヌケとムチャ)だということも、突きつけられた銃がおもちゃだということも、さやかは知らない。
さやかに銃を向けてはいるが、彼らの目的は博士に自分たち用のロボットを作ってもらうことだけで、人に危害を加えるつもりなどはない。
連れてきた博士たちも、最初のうちこそしぶしぶだったが、今はいかにも科学者的な好奇心からか、工場の奥で自ら進んでロボット製作に取り組んでいる。
「博士は? 博士達はここにいるの?」
最初は脅して追い返すだけのつもりの子分たちだったが、目の前で無防備に両手を挙げているさやかを見ているうちに、ムクムクといたずら心がわきあがってきた。
彼らのリーダーであるボスは今、博士に頼まれた部品を調達するために外に出ている。そのせいで気のゆるみもあったのだろう。
(なあ、どうする?)
(この際、やるか?)
小声で何やら相談した二人は、銃を突きつけてさやかに命じる。
「手をあげろ!」
- 394 :くすぐり好きの名無しさん:2009/07/13(月) 21:57:25 ID:mwl7BroI0
- 「あげてるじゃない!」
すでにホールド・アップしているさやかは言い返す。
だが、ヌケとムチャは、銃は構えたまま身振りで上空を指し示して、
「もっともっと、いっぱいに!」
「マシンガンで蜂の巣にされたくなかったら言うとおりにしろ!」
「……!」
なんだか不合理な命令だが、目の前に銃口があっては逆らうわけにもいかない。
さやかは曲げていた肘をピンと伸ばし、両手をまっすぐ上に伸ばす。
二人の脅迫者の前で、バンザイしているような格好に両手を挙げたさやか。
「ようし、いい子だ」
「そのまま動くなよ。動けば蜂の巣だからな」
命じながらさやかの後ろに回り込んだヌケは、名前に似合わぬ抜け目なさで、彼女が腰に差している銃を抜き取る。
武器を取りあげたところで自らのおもちゃの銃を降ろし、自由になった両手をスッとさやかのわきの下に伸ばして……
「コチョコチョコチョコチョ……」
「キャァッ! 何するのよ!」
いきなり後ろからわきの下をくすぐられ、反射的に両手をすぼめようとしたさやか。
だが、正面から銃を構えるムチャがすかさず命じる。
「動くな! 撃つぞ!」
「だ、だって……」
「だってじゃない! 両手はピンと伸ばしておけ!」
圧倒的に不利なこの状況では、気の強いさやかも相手に従わざるをえない。
不安を感じつつも、降ろしかけた両腕を再びまっすぐ伸ばしたさやかに、
「ふふふ、怖がらなくてもいいよ、お嬢さん。これはただの身体検査だからね」
後ろからささやいたヌケが、コチョコチョとくすぐりを再開する。
「コチョコチョコチョコチョ、コチョコチョコチョコチョ…」
「くっ……ぷっ……アハッ……アハハハやめて……くすぐったい……」
両手を挙げたまま、身をよじらせながらくすぐったさに耐えるさやか。緊張と悔しさで固く結んだはずの唇からは、場違いな笑い声が漏れ聞こえる。
「いやいや、武器を隠し持ってたら大変だから、身体検査は念入りにやっておかないとな。コチョコチョコチョ……」
ヌケは、小刻みに動く指でさやかのわきの下からわき腹にかけてを執拗にくすぐる。
実際には伸ばした腕がまだ疲れを感じないほどの短い時間だったが、子供の頃から人一倍くすぐりに弱いさやかにとってその責めは、何十分にも感じられるほどの苦しい拷問だった。
- 395 :くすぐり好きの名無しさん:2009/07/13(月) 21:58:29 ID:mwl7BroI0
- 「あはっ…あはは…やめて…同じところをいつまで調べてるのよ!」
「うふっ…だいたい…そんなところに武器なんてあるわけないでしょ!」
「いいや、騙されないぞ。そう思わせるのがおまえの作戦なんだろ?」
元々その趣味があったらしいヌケは、自分でも信じていない理屈でさやかの言い分を却下して、時にはリズミカルに、時には荒々しく、女体のくすぐったい部分に指を這わせ続ける。
「おい、おまえばかり楽しんで……あ、いや、検査してるのはずるいぞ。俺にもやらせろよ」
正面でおもちゃの銃を構えていたムチャも、ここで銃を降ろし、
「動くなよ。下手な真似をすると、工場の中にいる仲間が人質を撃つからな」
しっかりと脅しつけてから、両手をさやかの胸のふくらみに伸ばす。
「あははは……キャッ! 何するのよエッチ!」
いきなり左右のおっぱいを鷲掴みにされ、両手を挙げたまま抗議するさやか。
「もちろん身体検査だよ。このふくらみは怪しいな。何か隠してるんじゃないか?」
「あはは……バカなこと言わないで! それはただの……」
「つべこべ言うな! こっちには人質がいるんだからな!」
実は当の人質には監視もついておらず、工場の外で何が起こっているかも知らないまま、ロボット作りに没頭しているのだが……
口先だけの脅しで抵抗を牽制しつつ、ムチャはさやかのおっぱいにかけた指をモミモミと動かしはじめる。
まだ誰にも触らせたことのない乳房に加えられる刺激が、先ほどから続くくすぐり攻撃と同時にさやかを責める。
「コチョコチョコチョコチョ…」
「ぐふふ…この柔らかさが逆に怪しいな。秘密兵器じゃないのかモミモミ…」
「あっ……アハッ、やだそこは……キャハハっ……そこはだめ……あっ、あははっ……」
- 396 :くすぐり好きの名無しさん:2009/07/13(月) 21:59:06 ID:mwl7BroI0
- もしもこれが自分の身一つの問題なら、さやかはとっくに反撃に出ていただろう。
しかし、どんなに苦しくて、くすぐったくて、恥ずかしくて、屈辱でも、人質の命には替えられない。
皮肉なことに、彼女の強すぎる正義感と優しさが、どんな拘束具よりも強力にさやかを縛り付けていた。
さやかが抵抗しないのをいいことに、二人の責めはますます大胆になっていき、
「コチョコチョコチョコチョ、あコチョコチョコチョ……」
ヌケは最初のうちこそ遠慮していたさやかのアンダーバストや、身体検査と全く関係ないのどや太ももまでをもコチョコチョとくすぐりだす。
ムチャのほうは、
「ここも怪しいから調べておくか……ほうほう、パンツは白か~」
スカートをめくったり、お乳をもんだり、お尻を触ったりと、男の子のやりたいことをやりたい放題。
くすぐり責めとセクハラ攻撃で身も心もぐちゃぐちゃになったさやかが、
「あっ、アハッ……あははいや……おねがいやめて。武器を持ってない証拠に……うふふっ……裸になってもいいから……もうやめて……!」
ついに自分からそう言い出す。それを聞いた二人がウヒヒと笑い合った時、
「おい? おまえら……何やってんの?」
いつの間にか買い物から帰っていたボスが、無警戒に素顔を晒したまま、状況がつかめずにポカンと三人を眺めている。
二人の子分が同時に叫ぶ。
「ヒィィィッ! ボ、ボス!」
「ボ゙? ボス…? ……ってことは、あんたらは……あんたらはぁぁぁ~!」
さやかの中で怒りがメラメラと燃え上がり……
「ひぇぇぇ~っ!」
「ご、ごめんなさぁぁ~!」
その後、ヌケとムチャがボッコボコに殴られたことは言うまでもない。
(了)
- 397 :くすぐり好きの名無しさん:2009/07/14(火) 00:11:21 ID:Jgvij8c20
- GJ!
弓さやかはエロい身体をしてるんだよなぁ…
何かほのぼのとヒドイ事をしてるしw
理不尽な身体検査ってイイですよね!
だがしかし何てこった…
今書いてるSSの主人公の名前がさやかでガンかぶりだぜ…orz
別の名前考えよ
- 398 :くすぐり好きの名無しさん:2009/07/14(火) 23:17:48 ID:MFqKQ2gI0
- なんか永井豪本人のおバカ系漫画でも普通にありそうなシーンだと思ったw
抵抗できない状況って素晴らしいですな。
GJでした。
- 399 :くすぐり好きの名無しさん:2009/07/22(水) 19:58:39 ID:Sv3nLMyA0
- ご感想ありがとうございました。
調子に乗ってもう一つ書いたので投下します。
元ネタは、あの妖怪アニメです。
↓
- 400 :くすぐり好きの名無しさん:2009/07/22(水) 19:59:23 ID:Sv3nLMyA0
- 猫娘の悪夢体験
「まいったなぁ~、鬼太郎とすっかりはぐれちゃった」
暗い森の中で、猫娘は途方に暮れていた。
人間にいたずらをする悪い小鬼を追いかけているうちに、深い森の奥に迷い込んでしまったのだ。
「小鬼には逃げられちゃうし、踏んだり蹴ったりだわ」
妖怪といえども女の子である。暗くて空気のひんやりした森の中に一人でいるのはやっぱり薄気味悪いし、心細い。
さすがに妖怪の自分が人間のように遭難死することはないと思うが、こういうのは理屈ではなく、気持ちの問題なのだ。
「とりあえず、森を抜けなきゃ……」
ここでじっとしてても埒があかない。猫娘が記憶を頼りに方角に見当をつけて、来た道を引き返そうと歩きだしたとき--声のようなものが聞こえた。
「ぐらせろ~」
「えっ?」
驚いて立ち止まった猫娘。振り返ると、また声が聞こえる。
「ぐらせろ~」
音が森の木々に反響したせいで、声の方向は今ひとつつかめない。
「だ、誰なの? 誰かいるの?」
猫娘は身構えて周囲を警戒した。いくら一人じゃ心細いとはいっても、悪質な妖怪などとの合流はご免こうむりたい。
「いるんでしょ! 出てきなさいよ!」
周囲を見回しても、他の誰かの姿は見えない。声の感じからして、逃がした小鬼ではなさそうだが……
これが鬼太郎ならば、妖気をキャッチしてすぐに相手の位置を割り出すところだが、あいにく猫娘にそんな能力はない。
「あなたが悪い妖怪じゃなければ、あたしも何もしないわ! だから出てきてちょうだい!」
猫娘は呼びかけるものの、反応は何一つない。
警戒態勢のまま、しばらく沈黙の時間が続いたが……
「……空耳……だったのかな?」
そう思い始めた猫娘が、警戒の姿勢を緩めた時、
ガシッ!
音もなく背後から現れた何者かが、いきなり猫娘の手首足首をつかんだ。
- 401 :くすぐり好きの名無しさん:2009/07/22(水) 19:59:54 ID:Sv3nLMyA0
- 「にゃっ!」
猫娘は再び身構えようとしたが、時すでに遅く、彼女の両手両足は人間の手のようなものにがっちりとつかまれて、自由に動かせない状態になっていた。
これでは得意の引っかき攻撃もできない。
手首足首をつかむ四本の手は、そのまま猫娘の身体を持ち上げた。
小柄な猫娘の身体は軽々と持ち上がり、彼女の両足は地面から浮き上がる。
そして、四本の手はあたかも猫娘の身体を四つ裂きにするかのごとく、彼女の手足をそれぞれバラバラな方向に引っぱった。
「いやっ……! な、何なの? これ……?」
手足を無理矢理広げられて、自分の身長よりも高い位置でX字型に磔にされたような、そんな格好になった猫娘。
「だ、誰なの!?」
猫娘は不自由な体勢のまま後ろを振り返り、どうにか相手の姿を確認することができた。
それは、人間の大人より一回り以上も大きな妖怪だった。
身体は壁のように平べったい形をしていて、その壁面から飛び出した四本の手が、猫娘の身体をX字型に拘束している。
外見のイメージは仲間のぬりかべに似ているが、こいつは絶対にぬりかべではない。ぬりかべに手は四本もないし、第一ぬりかべはこんな事しない。
「あんた誰なの!? あたしをどうする気!?」
猫娘は問いかける。初めて見る妖怪というのは、どうも行動の目的がつかみにくい。
妖怪は無視したのか、それとも元から会話する能力がないのか--質問には答えずに、先ほどと同じ声を発する。
「ぐらせろ~」
「だから、そのぐらせろーって何よ!」
猫娘は、苛立ちのこもった声で問いかける。
返答の変わりに、妖怪の身体に変化が起こった。
今猫娘を磔にしている妖怪の壁のような身体から、新たに二本の手首がにょきにょきと生えてきたのだ。
- 402 :くすぐり好きの名無しさん:2009/07/22(水) 20:00:31 ID:Sv3nLMyA0
- 生えてきた二本の手は、まるで妖怪の身体の表面を滑るようななめらかな動きで移動し、左右から挟みこむように猫娘の身体に近づいてくる。
「な、なに? 何なの……?」
なんだか悪い予感に凍りつく猫娘。そんな猫娘の左右のわきの下に、やってきた二本の手がピトッと指を触れ……
「きゃっ! にゃ……にゃはははははは!」
猫娘は突如笑い出した。壁から生えてきた手が、彼女のわきの下をコチョコチョとくすぐり始めたからだ。
コチョコチョと動く五本の指が、Xの字のように両手を挙げさせられた猫娘の、剥き出しになったわきの下をくすぐる。
ノースリーブの服を着てきたことを、猫娘は激しく後悔した。
「あははは! やだ、何これにゃははははは……!」
磔にされたまま笑い転げる猫娘。そんな彼女の頭上で、妖怪の身体に開いた口らしき穴から、喜びに満ちた声が発せられる。
「ぐらせろ~……ぐらせろ~……くすぐらせろ~!」
「アハハえっ? くすぐらせろって……うひゃひゃひゃそんなの嫌よ!」
猫娘はすぐに言い返したが、すでに手足を拘束されてくすぐられ始めている彼女には、拒否権などないに等しい。
「キャハハやめなさいよ! ハハハやめないと、後でひどいんだからねあっはっは……!」
わきの下をくすぐられて、身をよじらせながら笑い悶える猫娘。
だが、それで終わりではなかった。
にょきにょきにょき……
妖怪の身体から新たに生えた二本の手が、猫娘に見せつけるように指をわきわきと動かしながら、彼女の左右からゆっくりとわき腹に近づいてくる。
「ちょ……はははちょっとやめてよ! キャハハハ何する気なの? アハハまさか……まさかぁ~っ!」
そのまさかである。猫娘のそばに到達した左右の手は、服の上から楽しそうに彼女のわき腹をくすぐり始めた。
「ぎゃっはっはっはっ!」
わきの下だけでも相当苦しいのに、その上わき腹までくすぐられ、猫娘は狂ったように笑い出した。
「あはははやだ、やめて! ホントやめて……」
猫娘は、以前に女の子妖怪同士でふざけてくすぐりっこをした時のことを思い出した。
あのときは、ほんのちょっとわき腹をコチョコチョされただけでもくすぐったくてたまらなかったのに……そのくすぐったさが今度は延々と続く。
それは想像しただけでも恐ろしい、まさに地獄だった。
「あはははやめなさいよ! あんたアハハハどうしてこんなのとするのよキャハハハあははは!」
わきの下とわき腹を同時にくすぐられて、猫娘はげらげらと悲痛な笑い声を森の中に響かせる。
今猫娘をくすぐっている妖怪に少しでも慈悲の心があれば、ここらへんで責めを終わらせていただろう。
しかし、残念ながら、この妖怪にそんなものは微塵もなかった。
- 403 :くすぐり好きの名無しさん:2009/07/22(水) 20:01:07 ID:Sv3nLMyA0
- にょきにょきにょき……
今度は猫娘の足下からにょきにょき生えた二本の手が、器用な手つきで彼女の靴を脱がせにかかる。
「にゃっ!? ぎゃははは……だ、ダメ、そこはだめ!」
この状況なら、次に何をされるかは容易に想像がつく。
「来ないで! アハハ来ないでっ……!」
くすぐりの恐怖におびえながら、猫娘は足先をブンブン振って抵抗する。
だが、そんなことぐらいで止められる状況ではなかった。
靴下まで脱がされて無防備な素足を晒された猫娘は、予想通りに足の裏をくすぐられるのだった。
コチョコチョコチョ……
足の裏の敏感な皮膚を、コチョコチョ動く妖怪の指が刺激する。
「いゃはははやめれ……足はやめれぇ~っ!」
すでにろれつも怪しくなってきた猫娘が、くすぐられながら懇願する。
その顔は苦しさのために真っ赤に染まり、かわいらしい顔は涙とよだれでぐしょぐしょに塗れている。
「アハハハにゃははは……!」
わきの下と、わき腹と、足の裏--この三大ウィークポイントを同時にくすぐられて、猫娘はいつまでも笑い続けていた。
- 404 :くすぐり好きの名無しさん:2009/07/22(水) 20:01:46 ID:Sv3nLMyA0
- 猫娘を責める妖怪は、鈍そうな外見に似合わずテクニシャンだった。
妖怪の身体から生えた手は、くすぐる位置や力の強弱、リズムなどを微妙に変えながら、責めが単調にならないように--いつまでも猫娘がくすぐりに慣れないように、あくどいまでの計算高さでくすぐり責めを続行していた。
「や……あは……やめ、やめれぇぇ……アハハハ他のことらら……きゃはははなんれも言うこときくから……いゃはははもう許しれよぉぉ~っ!」
これが普通の人間の娘なら、とっくに笑い死にしている頃だが……有名な歌にもあるように、何をされても妖怪は死なない。
猫娘は、この時ばかりは妖怪の生命力をうらめしく思った。
死なないということは、裏を返せばそれだけ長く苦しまなければならないということなのだから。
「くすぐらせろ~!」
やりすぎても決して死ぬことのない獲物を、妖怪は容赦なく責め続けた。
また新たに生えてきた手は猫娘のひざの裏をくすぐり、その次の手はのどをくすぐり--最後に生えてきた手などは、図々しくもスカートの中にもぐりこみ、木綿のパンツごしに猫娘の股間をコチョコチョくすぐりさえした。
「いゃははは……アハハハ……もうらめ……もういや……ぎゃははは助けれ鬼太郎、きたろぉーーーっ!」
森の中で笑い苦しむ猫娘が、彼女を捜しに来た鬼太郎に助け出されるのは、まだ先のことである。
(了)
【妖怪ぐらせろ】
女の子が一人きりになった時に現れて、全身をくすぐる妖怪。
- 405 :くすぐり好きの名無しさん:2009/07/22(水) 23:13:51 ID:h9dnHkrY0
- 猫娘GJ!
死なない(死ねない)設定のキャラを容赦なくくすぐる話は大好物です
5代目にしてようやくヒロインの座を手にした猫娘…可愛かったよな~
5代目鬼太郎は久々のヒットだったのに、大人の事情で突然打ち切り…
あれにはガッカリでした…
- 406 :くすぐり好きの名無しさん:2009/07/22(水) 23:41:51 ID:KmgdFoE.0
- なんというGJ、しかし五期の猫娘の可愛さは異常である。
ところで、まとめサイト更新の役に立てば、と
◆AjN2xCq7C6様
◆h44221MlYo様
◆VkxwdqcVHs様
◆VvRW3PmOUM様
酉付きでSSを投稿してくれている以上の4名様のSSを勝手にテキストでまとめさせていただきました。
ttp://www1.axfc.net/uploader/Sc/so/19928
x/m作品についても一緒に収録させていただいているので、それに嫌悪感を抱く方はダウンロード非推奨です。
- 407 :くすぐり好きの名無しさん:2009/07/22(水) 23:42:27 ID:KmgdFoE.0
- 失礼、言い忘れましたがパスは定番の"kocho"です。
- 408 :abyu ◆VvRW3PmOUM:2009/07/23(木) 12:16:22 ID:/dkswYDQ0
- >>406
自分の愚作まで纏めて下さるとは…
誠にありがとうございます。
- 409 :くすぐり好きの名無しさん:2009/07/24(金) 06:29:00 ID:PWq80RCEO
- おぃィ、何か聞こえたか?
決して赤子ちゃんが可愛すぎたからいてもたってもいられなくなって書いたわけじゃない小説が始まるお(´;ω;`)
- 410 :くすぐり好きの名無しさん:2009/07/24(金) 06:29:59 ID:PWq80RCEO
- ふと目覚めると彼女は逆さに自分が吊られていることがわかった。
(・・・無様ね)
迂闊な自分に嫌気が差しながら彼女はおかれている状況を把握しようと試みた。
(真っ暗で何も見えやしない・・・)
自由な上半身を振って何かを掴もうとしたが空を掴むばかり。足首から上は壁のようになっている。
おそらく床から吊られているのだろう。自分が暗くある程度の広さがある地下室的なところにいることはわかったがそれだけだ。脱出はまず不可能。となると残された方法は一つ。自分を捕えた人間に話を聞くことだけだ。
「速く!速く誰か来なさい!こっちはとっくに起きてるわよ!」
物音がして明るい光が視界を奪った。かなり強烈な光なので普通の電気ではないだろう。
「やあ、お目覚めかい五号。脱走とはなかなかやってくれるじゃないか。でも残念ながら失敗だ。気分はどうだい?」
にやにやと笑うその女を見て彼女は完全に状況を理解した。
私五号は脱走を試みたが失敗し、この外道科学者に拘束されてしまいましたとさ。
「最悪の上って何ていえば良いのかしら?」
「サナレ様最高でございます!とかじゃないのかな?」
彼女はサナレの後ろにいるピンクの髪の女の子を睨み付けた。
- 411 :くすぐり好きの名無しさん:2009/07/24(金) 06:30:51 ID:PWq80RCEO
- 「へぇ!告げ口とはやるじゃない二号!」
二号と呼ばれた少女はビクリと身体を震わせ頭をふるふるとふった。
「告げ口とは人聞きの悪い。二号はかなり頑張ったよ。ただおもらしは頂けないねぇ。」
いやらしく笑うサナレを見て五号はまた理解した。この女は頭がいい。残念なことに自分はこの性悪女に結局踊らされたのだ。二号に手伝って貰い脱走する計画は最初から全てばれていたに違いない。
そうでなくてはいきなり二号を問い詰める必要がない。そして憐れなこの二号は全てを知られている相手から一生懸命秘密を隠そうとしたのだ。
「アンタ二号に何したのよ・・・」
「大体想像はついているだろう、五号君?そして君はそれよりも自分の心配をした方がいい。
君と二号との百合の香りたっぷりな友情関係にひびが入らないようにするにはどうしたらいいかとかを考えるのも良いかもしれないね。では後は手筈通り頼むよ二号?頑張ってね。」
頭をポンッと叩かれた二号はまたもや(寧ろさっきよりもと言った方が正しいか)ビクリと身体を震わせた。
サナレは五号にウインクをして白衣をはためかせ部屋から出ていった。
五号は二号に話を聞こうと口を開きかけたがそれより速く二号が喋り始めた。
- 412 :くすぐり好きの名無しさん:2009/07/24(金) 06:31:42 ID:PWq80RCEO
- 「い、偉大なるサナレ様に対するはんぎ、反逆は罪が重いぞ金髪女!よってわたしが五号ちゃ、じゃなかったお前を痛め付けお仕置きしてやるからかくごしろ!わっはっは!」
喋ってる二号が泣きそうな顔をしているので逆に五号は心配になった。セリフは明らかにあの女が作ったのだろう。
「だいたいわかったわ・・・。悪趣味極まるあの女が好きそうなことね・・・」
五号は呆れた顔をした。どうせ自分のことを二号に痛め付けさせるつもりなのだろう。性格悪いことこのうえない。
二号は小さな身体をぷるぷる震わせながら階段を上り吊られている透明な床の上までたどり着いた。
二号は泣きそうな顔のまま五号を見下ろし言葉を紡ぐ。
「ははは、金髪女!こうか」
「二号、状況はわかるけど金髪女はないんじゃない?」
五号が上を向きニコリと笑うと二号は小さく「ひっ」と叫び軽く涙を溢した。
「ごめんね、五号ちゃん。でも、私一生懸命がんば」
「二号、罰1だよ?」
スピーカーからサナレの声が聞こえた。二号はわらわらしながら怯えきり無理な演技に再び取り掛かりはじめた。
「お、お前の弱点はわかっているぞ!今からたっぷりいじめてやるからな!」
二号は五号のブーツを脱がしはじめた。五号は吊られながら腕組みをして呟く。
「二号、後でお仕置きね。」
「そんなぁ!私だって」
「二号罰2。ペース速いよ。」
板挟みである。それと五号からお仕置き宣告されたとき二号が少し赤くなったのは恐怖から来た混乱だろうか。
二号は急いでブーツを脱がし終えると「おしおきかいし!」と呟き指を鳥の羽に変えた。
それを見て五号は少し焦った。まさか本気で?是非願い下げたい展開である。
- 413 :くすぐり好きの名無しさん:2009/07/24(金) 06:32:25 ID:PWq80RCEO
- 「ちょっと待ちなさいよ二号!アンタねぇ!」
しかし二号はふるふると首を振った。
「ダメだよ、五号ちゃん。これは罰なんだからっ!・・・・・・それにいつも私ばっかりくすぐられてズルいし・・・」
「だってそれはアンタが!ひゃっ!」
五号の足の裏の上を柔らかいものが這いむずむずした刺激を与える。笑いだしそうになったがなんとかこらえる。
「うくく・・・二号・・・覚えてなさいよ・・・」
「頑張って堪えてる五号ちゃん可愛いよぉ?」
うっとりした顔の二号は羽をを五号の右足に這わせ続ける。
実にやさしい刺激だが五号は懸命に堪えないと吹き出しそうになる。異常に敏感にサナレに作り出されたのだから仕方がない。
「んんっ、あはっ、ダメ・・・やめて、二号・・・」
許しを請う五号の姿に若干の躊躇をした二号だったが指を通常に戻し
「もう少し頑張って、五号ちゃん。」
普通にくすぐり始めた。
「ああっ、くぅ・・・ひ、くぅ、・・・ひゃめて・・・」
自由な上半身をじたばたさせ綺麗な金髪を掻き毟りながら堪える五号を気の毒そうに見る二号。
「辛い、五号ちゃん・・・?」
「むくく・・・ううう・・・や、やめて」
最早涙さえ浮かべて頼む五号を前にして思わず二号は手を止めた。
「じゃあやめ・・・」
「罰3だ、二号。」
その声と共に天井からマジックハンドが大量に降りてきて二号の両腕を掴み宙ずりにした。
- 414 :くすぐり好きの名無しさん:2009/07/24(金) 06:33:08 ID:PWq80RCEO
- 「いやぁああぁ!がんばりますっ!私もっと頑張りますからっ!」
「ダメだ。二号、君にはまだ躾が足りなかったようだ。本当はキミが五号を完膚無きまでに虐めることを楽しみにしていたのだが・・・まあいい。
最初からそこまで期待していない。それにキミは生粋のMみたいだし・・・もっと恐怖を植え付けてアゲル。」
サナレの声が無情に響きマジックハンドがわきわきと迫ってくる。半狂乱になった二号はもがきながらすでに泣いていた。
「ごめんなさい!ごめんなさいっ!許してサナレさまぁ!もう、いじめられたくないよぅ!」
サナレは苦笑した。まるで子供である。
「君は五号になら嬉しげに虐められているじゃあないか?マジックハンドに可愛がってもらえ。」
その言葉が合図だったかのようにマジックハンド達が二号に殺到した。
あるものは首筋を撫で上げ、あるものは耳を優しく撫で回し、またあるものは鎖骨周りをいじくり回す。
おへそ周りをくるくるとくすぐるものや直接突くものもある。脇腹もつついたり揉み解したり四本のマジックハンドが一生懸命だ。背中を上下に滑る指もある。
「あっきゃあああ!ははははは!やめてぇ!許してよぉ!サナレさまぁ!あははははは、ひー!」
必死に逃げようともがく二号を嘲笑うかのようにマジックハンドはくすぐり回し抵抗を許さない。五号は上の惨状を見かねて叫んだ。
- 415 :くすぐり好きの名無しさん:2009/07/24(金) 06:33:49 ID:PWq80RCEO
- 「ちょっといい加減にしなさいよこの外道!アンタ私に対する罰が目的だったはずでしょ?何で二号を虐めてるのよ!」
叫ぶ五号とは裏腹にいたって冷静なサナレの声。もちろんその間もBGMは二号の悲鳴に近い笑い声なわけであるが。
「安心しなくても君のことは後でたっぷりいじめてあげるから黙っていたまえ。さて、二号君?君の弱点はあー、どこだったかな?」
「あひゃひゃはははは!許してぇー!」
サナレの質問に二号は笑い声で答えた。質問が聞こえてないか答える余裕がないのだろう。
「つまらん・・・」
マジックハンドが止まりがくりと二号は首を落とす。
両腕を吊り上げられているのであふれ出た涎を拭き取ることも出来ない。まあ実際は自由にされたところで床に伏せてしまうだけなのだろうが。
「もう一度聞くが二号君、君の弱い所はどこかね?」
ビクリっ、と下を向いた二号が震えた。五号は上を向いていたので自然と二号と目が合う。その目は可哀想な小動物のようだった。
「答えられないのかい?ならばこちらとしては先ほどのように調べるしかないのだが・・・」
全てを諦めたような声で二号は絞りだすように答えた。
「脇・・・脇の下です・・・」
「正解だよ、今からそこを責めようかと思っているのだが異論はあるかね?」
「・・・ありま・・・せん・・・」
カチカチと歯をならしながら二号はその時を待った。
- 416 :くすぐり好きの名無しさん:2009/07/24(金) 06:34:30 ID:PWq80RCEO
- マジックハンドがゆっくり半袖の二号の服を捲り上げむき出しにする。この時間はおそらくサナレの考え通りなのだろう。しかし五号は叫ばずにはいられなかった。
二号が拷問されたときから後悔していた。きっと今見ていたことやそれ以上の苦しみを二号は受けていたのだろう。たった一人で・・・自分のせいで!後悔が口をついて飛び出す。
「二号、ゴメン!私が・・・私が変なこと言わなければっ!」
二号はこちらを向いた。そしてゆっくり微笑んだ。
「・・・謝らないで・・・五号ちゃん・・・私は五号ちゃんと二人で計画を練っていた時本当に楽しかった・・・私は・・・今でも後悔してないよ?」
その顔は虚ろで・・・何故かとても輝いていた。
「二号・・・」
「はいはい!百合色いっぱい夢いっぱいなお話は終わったかな?ではショータイムッ!」
マジックハンドが一本だけ指を立て両脇に突き立てた。
「はうっ!」
二号はガバッと顔を上げた。いや、刺激に上げさせられたと言ったほうが正確かもしれない。
続いて突き立てた指が振動を始める。早くも二号の口の端の笑顔が浮かびつつある。
五号は目を背けたくなった。だがそれは二号に失礼と言うものだろう。見届けてやるっ!五号はくすぐられている二号を睨み付けた。
「ははは、キミ達の絆には感服したよ。これは慈悲だ二号、もう焦らさす一息に楽にしてやろう。」
サナレの声が響き渡り。マジックハンドの動きが激しくなった。
- 417 :くすぐり好きの名無しさん:2009/07/24(金) 06:35:19 ID:PWq80RCEO
- 脇の下の外周を何度も走り回り二号を悶え狂わせる。
「サナレっ!言ったことくらい守りなさいよっ!もう解放してっ!」
「サナレ様だ。それに私は楽にしてあげるといったんだよ?まあ落ち着いて見ていたまえ五号。」
外周をなぞっていたマジックハンドは何と小さなマジックハンドに別れた。あるものはくぼみをつつきまわりまたあるものは滑らかな部分をガリガリと引っ掻き回す。小さくてよく見えないがどうやら形状がどれも少しずつ違って見える。
「あひひぃ、擦っちゃだめぇ、とげとげがぁ!引っ掻くのもいやぁ!だめぇ!いやははは突かないでぉ!撫でないで!もうくすぐ、ひいいいぃぃぃ!」
首を千切れんばかりに振り回した後サナレの言うとおりすぐにガックリと気絶してしまったようである。
二号が気絶したあともマジックハンドは執拗にくすぐっていたがピクピクとしか反応がないのがわかるとようやく二号を床に下ろした。
「さて・・・余興はどうだった五号?二号の弱点は拷問したときに全て入手していたからね・・・
本気を出せば気絶させることなんてたやすい。本当は二号がもっと頑張って君を責めてくれれば・・・んっ?どうした?」
床に倒れ痙攣している二号を見つめていた五号の目には悔し涙が溢れ出していた。
「サナレぇ・・・あんたは悪魔よっ!鬼!」
「原因は君なのに・・・全く酷い責任転嫁だよ・・・さて、本日のメインイベントに取り掛かろうかな・・・」
ブツンと言う音と共にスピーカーの音が消えた。静寂が二人を包む。
こんな壁がなければ二号を抱き締めて上げられるのに・・・五号は未だに泣き続けていた。
「んぅ・・・五号・・・ちゃん?」
「二号!!」
二号は五号の吊された床でゆっくりと起き上がった。
- 418 :くすぐり好きの名無しさん:2009/07/24(金) 06:37:20 ID:PWq80RCEO
- 誤植?誤謬?知らないから
この小説を読んだお前も俺と一緒に地獄に行こうぜぇ・・・?
小説書きさんって大変だなぁ・・・おやすみ
- 419 :くすぐり好きの名無しさん:2009/07/24(金) 21:57:54 ID:TUdeyNjc0
- ええいなんとけしからん。
続きが楽しみ過ぎるではないか。外道万歳。
- 420 : ◆h44221MlYo:2009/07/24(金) 22:32:32 ID:ves3uqBk0
- >>406
乙ですー
しかしこうして改めて並べてみると、結構な数があるもんですね
俺もせっせと書かないと…
>>418
GJすぐる
二号ちゃんかわええw
しかも、あと4人もいるのか…
これは期待せざるを得ないぜ
- 421 :くすぐり好きの名無しさん:2009/07/25(土) 16:38:25 ID:GXSNWyYcO
- >>419
だが残念だったな!ここから先は書くのが面倒だから予定がないぜっ!まさに外道!
>>420
ひぃ、コテハンさんに感想頂いちゃったよ!だが残念(ry
いやぁ、ぶっちゃけ三号の性格で迷ってさぁ・・・今んとこ出る予定のない三号の性格で
昨日チャット参加して二択から選んで貰おうと思ったがもしもしで参加は迷惑だからやめた、さすが俺賢い
やっぱキャラ作ってるだけの方が楽しいんだぜ・・・(・ω・)
- 422 : ◆h44221MlYo:2009/07/25(土) 23:49:03 ID:uvUuJRQI0
- くすぐり快楽倶楽部
※この物語はフィクションです。実在の人物、団体、出来事、その他色々なんかそういう感じのアレとは
一切関係ありません。かつて存在した某老舗くすぐりサイトとも関係ありませんw
前沢はるかが楠来署の生活安全課に配属されてから一年が経った。幸いな事にこれといって大きな事件も
なく、平和だが退屈な一年だった。
「もっとこう……ワクワクするような事件とかないのかな……?」
警察官にあるまじき問題発言だが、彼女の本音でもある。彼女は退屈なデスクワークがしたくて警察官に
なった訳ではないのだから。
はるかは子供の頃からドラマに出てくるような女性刑事に憧れていた。美人で聡明な女性刑事が事件の謎を
解き、凶悪な犯人を得意の合気道でネジ伏せて逮捕する……そういうのが彼女の理想とする女性警官だった。
だが刑事ドラマのような事件はそうそう起きないし、起きたとしてもそれは生活安全課の管轄ではない。
「なんでもいいから、ドラマや漫画みたいな仕事来ないかな~……潜入捜査とか……」
そんな彼女の理想は、翌日に叶う事になる。
「え? 潜入捜査……ですか? 私が?」
「うん。駅裏にある小さな鍼灸院なんだがな、大した規模でもない割には、結構な数の患者を集めて荒稼ぎを
しているらしい。ただ単に腕がいいってだけなのかも知れないが、それにしてはおかしな点がある」
はるかは部長に渡された資料をぱらぱらとめくって目を通した。
「はり・灸・マッサージ……普通ですね……どこが変なんですか?」
「資料をよく読みたまえ前沢巡査。主な患者は10代から20代の女性、しかも一人の患者が何度も通っている
らしいとの報告もある。バアさんじゃあるまいし、若い女性が鍼灸院に足しげく通うか?」
「私は学生時代から結構頻繁に行ってましたけど……柔道部でしたから。今でもちょくちょく行きますよ?
確かに若い女性ばかりって感じの場所じゃないですよね」
はるかは警察官になった今でも柔道を続けていた。身体つきこそ小さいが、彼女は今年も女子48kg級の選手
として全国大会に出場し、実業団の強豪たちをねじ伏せて優勝している。
だからこそ部長もはるかにこの任務を与えたのだ。鍼灸院というのは特殊な空間であり、経験者でなければ
勝手が分からない部分も多いのである。
「あくまで推測の範囲を出ないんだが、この鍼灸院で違法行為が行われている可能性は高い。考えられるのは
禁止薬物の使用や売買、あるいは無許可の風俗営業……いわゆる性感マッサージとかだな」
「ちょ……私にその性感マッサージをされてこいって言うんですか!? それはセクハラですよ部長!」
「バカ言うな。まだ実態は分かっていない。あくまで推測だ。君はちょっと院内を観察してくるだけでいい」
「はあ……まあいいですけど……」
この潜入捜査が彼女の人生を変える事になるとは、この時誰も考えはしなかったのである……
- 423 : ◆h44221MlYo:2009/07/25(土) 23:50:06 ID:uvUuJRQI0
- 翌日、はるかが地図を頼りに訪れた鍼灸院は本当に小さなものだった。マンションの一階部分のテナントを
借りて細々とやっている。交通の便も悪く、大通りからは見えない場所にあるため、どう贔屓目に見ても流行
りそうには見えない。
鍼灸院は通りすがりの人間が気まぐれで立ち寄るものではないから、必ずしも人通りの多い場所で開業する
必要はないのだが、目抜き通りに同業者がいれば一見の患者は全部そっちに取られてしまうだろう。
はるかが知る限り、楠来署管内には他にも鍼灸院が二つある。一つは駅前の一等地にあるジムに併設され、
プロスポーツ選手も利用する有名な鍼灸院。もう一つは立地条件こそ悪いものの、百年近い歴史がある地元民
御用達の鍼灸院だ。
はるかはどちらの鍼灸院にもお世話になった事があるが、どちらも腕が良くて流行っていた。この2つの強敵
を差しおいて患者を集めるのは決して簡単ではないはずだ。部長が言った『違法行為が行われている可能性』
と言う話はあながち的外れでもないのである。
「まあ、宣伝が上手いとか、人脈があるとか、要因は他にいくらでもあるけどね……」
何にしても調べてみれば分かる事だ。
はるかはバイクを地下の駐車場に止め、ポニーテールを揺らして入口の扉をそっと押し開けた。
「こんにちは~……」
鍼灸院内部に入ったはるかは、さりげなく院内を観察した。
小奇麗に整頓された待合室と受付があり、受付の奥にカーテンで仕切られた空間がある。おそらく診療室で
あろう。小さな診療所や鍼灸院にありがちな間取りだ。
待合室には誰もいない。受付にも誰もいなかったが、はるかの声を聞いてすぐに奥から女性がやってきた。
「は~い。あら、初めての患者さんね?」
現れたのははるかよりも少し年上の女性だ。20代後半から30代と思われるが、鍼灸院という空間に全くもって
マッチしていない容姿の持ち主だった。
白衣の胸元を開け、豊満な胸が作りだす谷間をこれ見よがしに晒している。さらに白衣の丈が極端に短く、
スラリと長い脚がかなりきわどい所まで見えていた。
「う……あ……は、はい。よろしくお願いします」
しばし絶句していたはるかは、自分の目的を思い出して気持ちを切り替えた。
鍼灸医にあるまじき容姿をした女医だが、これだけではまだ怪しいとまでは言えない。診療室の様子を見て、
実際に治療を受けてみなければシロもクロもないのだ。
「じゃ、用紙に必要事項を記入して。鍼灸院は初めて?」
「いえ。学生時代に何度もお世話になってましたねー」
女医と他愛のない話をしながら、渡されたクリップボードに名前や身体の状態を書き込む。どこも悪くない
のに鍼灸院に来たら不自然で怪しまれる所だが、幸か不幸かはるかの身体は毎日のデスクワークで疲労が蓄積
しており、割と深刻な腰痛と肩こりを抱えていた。
「……ああ、肩と腰ね。分かったわ。じゃ、こちらへどうぞ?」
はるかの症状を確認した女医は、カーテンを引いてはるかを診療室へ案内した。
- 424 : ◆h44221MlYo:2009/07/25(土) 23:51:02 ID:uvUuJRQI0
- 「ちょっと準備があるから、服を脱いで待ってて。あ、下がそれなら上だけ脱いでくれたらいいわ」
そう言って女医は診療室の奥へ消えた。
はるかはゆったりしたワンピースと靴だけ脱ぎ、スポーツブラとレギンスという格好になる。鍼灸院で治療
を受けるのに都合がいい服装だが、別にそれを意識して着てきた訳ではなく、動きやすい服装として普段から
愛用しているものだ。
診療台に腰掛けたはるかは、女医がいない間に診療室の様子を観察した。元々さして広くもないテナントを
カーテンで仕切って、待合室と診療室に分けているのだ。お世辞にもスペースに余裕があるとは言えない。
(この広さにカーテンだけじゃ、風俗営業は無理だろうなぁ……)
性感マッサージならベッド一つあれば可能だが、待合室からのぞけるような開けっぴろげの空間でやるもの
ではないだろう。
部長がもう一つの可能性として挙げた『禁止薬物の使用及び売買』については今の所確認のしようもないが、
これこそ隠蔽された空間でやるべきものの代表だ。
(どうやら……部長の杞憂だったみたいね。まあそれならそれでいいけど)
退屈しのぎの面白い仕事にはならなかったが、犯罪がないに越したことはない。はるかはやり甲斐のある
仕事を求めているだけであって、事件が起こって欲しい訳ではないのだ。
(せっかく来たんだし、肩こりと腰痛治してもらお)
鍼灸院での治療はごく一部を除いて保険がきかないため、意外と金がかかるものだ。今日の治療費は部長が
持ってくれる手筈となっているから、この機会にバッチリ治してもらおうとはるかは思った。
「ゴメンゴメン。お待たせしちゃったわね」
女医が戻ってきた途端、診療室中に甘い香りが漂った。見ると、女医の手に小さな香炉が乗っている。
「これね、リラックス効果があるお香なの。これはサービスで代金は取らないから安心してね」
ほんのりと淡い香りだが、確かに気分が落ち着き、自然と身体の力が抜ける。
「じゃ、マッサージから始めるわね。ひどいようだったら鍼を打ってあげるから」
そう言って女医ははるかをうつ伏せに寝かせ、ゆっくりとマッサージを始めた。
(うわわ……やばいくらい気持ちいい……)
マッサージや整体を受けた経験は何度もあるが、この女医のテクニックはケタ違いだった。長い指でツボを
的確に押さえ、絶妙な力加減ではるかの身体をほぐす。下手な人にやらせると痛かったりくすぐったかったり
して大変なのだが、この女医ははるかに全く不快感を与えないのだ。
「あらあら……ずいぶんと疲れがたまってるみたいじゃない? 今日は予約の患者さんもいないから、時間を
かけて徹底的にマッサージしてあげるわね」
はるかは返事も出来なかった。気持ち良すぎて頭も身体も蕩けそうなのだ。
(こ……こんなに腕が良かったら、性感マッサージじゃなくても虜になっちゃうよ……)
快楽の波に飲まれ、はるかの目がうつろになって行く。
動く事も考える事もだんだん億劫になって行く自分に、はるかはまだ気付いていなかった――
- 425 : ◆h44221MlYo:2009/07/25(土) 23:52:02 ID:uvUuJRQI0
- 数十分後、女医はおもむろに携帯電話を取り出して電話をかけた。
「――姉さん? 落ちたわよ。――ええ。――ええそう。――問題ないわ……あ、いや……一つ問題が」
患者に処置を施しながら電話で話すというのは大変に失礼な行為だが、はるかは文句も言わない。何故なら
すでに正気を失いかけているからだ。
「――警察関係者だわ、このコ。――ええそうよ。――嗅ぎまわってるって感じじゃないけど、一応ね」
女医ははるかの腰にまたがったまま、左手で電話をかけつつ、右手ではるかの秘所を弄っていた。お尻の
隙間から手を差しこんで、レギンス越しに指でねちこく責めている。
はるかは目を開けてはいるが、その目はどこも見てはいない。よだれを垂らしながら、時折うめき声を上げ
る以外はほぼ無反応だ。
リラックス効果があるから、と言って女医が用意したお香に仕掛けがあった。中国から取り寄せた漢方薬を
配合した特殊なお香で、その煙には筋肉を弛緩させる作用と、脳内麻薬の分泌を促す効果があるのだ。
女医はこのお香に免疫を持っているが、免疫を持っていないはるかは一息吸っただけで体の自由が利かなく
なった上、快楽物質が分泌されやすい――即ち快楽を得やすい身体になったのである。
肩を揉まれただけで恍惚となってしまうほどの恐るべき薬効を持っているが、禁止薬物に分類される成分は
一切入っておらず、少なくとも今の日本の法律上では合法である。
「――ふふふ……そうね……ええ。――分かった。――じゃあいつも通り『お客様』になってもらうわね」
女医は電話を切って白衣のポケットにしまうと、はるかの背中に自分の胸を押し付けるように密着し、両手
をはるかの胸に回す。
スポーツブラの上から乳首を探り当てて指先でくすぐりながら、耳元で怪しく囁いた。
「もう逃げられないわよ? はるかさん……ふふ……ふふふふ……」
女医の言葉ははるかの耳に届いているが、その意味を考える事が今のはるかには出来なかった――
どこか広い部屋のソファで、はるかは意識を取り戻した。いや、我に返ったと言った方が正しいか。
「な……なんだっけ……? ここ……どこだっけ……?」
はるかは記憶を手繰り、鍼灸院に潜入捜査に来た事までは思い出した。だがその後の記憶が曖昧だ。
「マッサージがめちゃくちゃ気持ち良かったのは覚えてるんだけど……私寝ちゃったのかな……?」
鍼灸院の診療室や待合室ではなさそうだ。眠っているあいだに別の部屋に運ばれたのだろうか。
「今何時だろ……? とにかく女医さんに……え?」
はるかは立ち上がろうとして――自分が動けなくされている事を知った。
- 426 : ◆h44221MlYo:2009/07/25(土) 23:53:02 ID:uvUuJRQI0
- はるかはソファに座った体勢で拘束されていた。
「何……? これ……どういうこと……?」
手足を動かそうと試みるが、頑丈なベルトで手首と肘、足首と膝を固定されていて少しも動かせない。
(私が警官だってバレたのかな……でもそれだけでココまでする!?)
その時、背後でドアの空く音が聞こえた。続いてハイヒールの足音。二人分だ。
「は~るかさん。気分はど~お?」
後ろが向けないから見えないが、一人はあの女医の声だ。そうしてもう一人は――
「あなたが新しいお客様ね」
(え……?)
はるかは耳を疑った。もう一人の声も、あの女医の声なのだ。
二人はソファを回り込んで、はるかの前に立った。白衣、髪型、胸の谷間、長い脚……全てが全く同じ女性
が二人いる。
「紹介するわ、はるかさん。私の姉、翠(みどり)よ」
「うふふ……葵(あおい)とそっくりで驚いた?」
双子の女医は同時に髪をかきあげ、同じポーズで笑った。ちなみにどうでもいい事だが、翠はグリーンの、
葵はブルーのカラーコンタクトを入れているので一応区別がつかない事もない。
「……あのぅ、これは一体……?」
はるかの言う“これ”とはもちろん拘束具の事である。
「あら。質問をするのは私たちよ? ねえ? おまわりさん?」
「……ッ!!」
やはりバレていた。だが何故バレたのだろうか。今日は警察手帳も免許証も持っていないし、もちろん保険
証も提示していない。
「おまわり……さん? 何の事ですか?」
はるかは素知らぬ顔でスットボケる事にした。カマをかけているだけという可能性もあるのだ。
「あら、まだシラを切るつもり? じゃあ、正直になるようにマッサージしてあげるわね」
翠と葵はニヤニヤ笑いながらはるかに近づくと、二人がかりではるかの身体をまさぐり始めた。
「ひぅ……ッ!! んぁああッ!!」
四本の手がはるかの全身を撫で回す。その刺激は時に気持ち良く、時にくすぐったく、身動きの取れない
はるかには耐えがたいものだった。
「うふふ……どうしてバレたと思う? それはね、あなたがとっても練習熱心だからよ」
「これだけ体を鍛えていて、なおかつ手に拳銃ダコがある人の職業なんて、警察官か自衛官か殺し屋くらいの
ものよ」
そう言って葵ははるかの腹筋を撫でた。軽く触られているだけなのに、お腹がヒクヒクと痙攣してしまう。
はるかはくすぐったがりなのだ。
「ここに来た目的は何? 正直に話せばつらい思いをしなくてすむわよ~?」
翠と葵はサディスティックな笑みを浮かべ、指をワキワキと蠢かせてみせた――
- 427 : ◆h44221MlYo:2009/07/25(土) 23:54:02 ID:uvUuJRQI0
- 「あぁはははっ! く、くすぐるのは許して!! ホントにダメ……! ホントにダメなんだからぁ!!」
ソファをギシギシ言わせながら、はるかは笑い悶えた。
翠と葵がくすぐったいポイントをいやらしい手つきで撫でまわしている。くすぐりと呼べるほどの動きでは
ないのだが、くすぐりに弱いはるかはそれでも過敏に反応してしまうのだ。
「はるかさん? はるかさんは、おまわりさんよね?」
葵ははるかの内ももに五指を立て、虫が這うような動きでなぞった。レギンス越しのソフトなタッチだが
その力加減は絶妙で、はるかは全身のゾクゾクを抑える事が出来ない。
「そ、そうです……! べべ別にいいじゃないですか……! 何も企んでなんかいにゃはははははッ!!」
はるかは自分が警察官である事を認めた。認めればくすぐりをやめてもらえると思ったのだ。
「ええ。別にいいのよ? おまわりさんが鍼灸院に来ちゃいけないって法律はないものね。だったらどうして
最初から言わないのかしら?」
「それは……! それはあひゃひゃッ!!」
言われてみればその通りだった。はるかの任務は『ちょっと院内を観察してくるだけでいい』のだから、
身分を隠す必要などなかったのだ。
潜入捜査、という言葉に固定観念を持ちすぎていたのである。TVの見すぎであった。
「正体を隠すって事は、お仕事で来たんでしょう? 何を調べに来たのかな?」
翠の両手がはるかの脇腹をモミモミとくすぐり始めた。今までのソフトなくすぐりとは一転、暴れずには
いられないくすぐったさだが、はるかの手足は拘束されたままだ。肘かけに固定された腕が少しでも動かせれ
ば脇腹を守れるのに――と思うともどかしく、余計に苦しい気がする。
「やめひゃははははは!! ダメダメダメダメ!! そこはダメェ!! あははははははッ!!」
柔道部だった学生時代、はるかがくすぐりに弱い事を知っていた友人はよくイタズラをしかけてきた。寝技
の練習の際、はるかを上四方固めで押さえ込み、無防備な脇腹をくすぐって困らせるのだ。
それ以来はるかは脇腹をくすぐられる事が何よりも苦手になり、しまいには寝技恐怖症になった。だがその
おかげではるかは寝技に持ち込まれる前に決着をつける速攻型の柔道を身につけ、大会で優勝している。
「あらぁ? どうやら脇腹が弱いみたいねぇ? ここがイイのぉ? ほ~ら、コチョコチョコチョ……」
はるかの弱点を発見した翠は徹底的に脇腹を集中攻撃し始めた。友達同士のじゃれ合いとは次元の違うくす
ぐったさだ。この地獄の責め苦から逃れる方法は一つしかない。
「ひゃあっはははは!! ひゃめッ! やめてぇ! わ、分かったぁははっ! 何でも喋るからぁああああ!」
生まれて初めて味わう拘束されてのくすぐり拷問にはるかはあえなく屈し、全てを白状した。
この鍼灸院の繁盛ぶりが不自然で、違法行為が行われている可能性を疑われていること。自分はそれを調べ
るために来たが、特に違法性を指摘する証拠を持ってる訳ではないこと。結果シロと判断し、今日は普通に
治療を受けて帰るつもりだったこと。
「あら。じゃあ私たちの本業がバレた訳じゃなかったのね? それは悪い事をしてしまったわ」
「ほ、本業……?」
「うふふ……今からその本業を教えてあげる。どの道このまま帰す訳にはいかないんだしね……」
不敵に笑う二人を見てはるかはたまらなく不安になったが、拘束された手足はピクリとも動かなかった――
- 428 : ◆h44221MlYo:2009/07/25(土) 23:55:03 ID:uvUuJRQI0
- 「こんにちは……お邪魔します……」
その少女は、消え入りそうな声で挨拶をしてぺこりと頭を下げた。
「あ~らいらっしゃい、亜樹ちゃん」
翠と葵に迎えられて部屋に入ってきたのは地元の中学校の制服を着た少女だった。シワも汚れもない新品の
夏服を着ている事から推測して、おそらく一年生であろうと思われる。
亜樹と呼ばれた少女はソファに拘束されたはるかを見て少し驚いた顔をした。
「ああ、このお姉さんはね、新しいお客さんよ。今から見学してもらうの」
「え……? わたしが……見られるんですか……?」
「そうよ? 恥ずかしい?」
「……は、はい……でも、お姉様たちがそうしろって言うなら……我慢します……」
少女は顔を真っ赤にしてモジモジしながらはるかの方をチラチラと見た。内気で恥ずかしがり屋という感じ
の女の子だ。
(こんなコを連れ込んで……一体何が始まるというの……?)
二人の本業とは何なのか――動けないはるかは黙って成り行きを見守るしかなかった。
「それじゃ、準備して」
「は……はい」
葵に促され、亜樹はのろのろとセーラー服を脱ぎ始めた。靴やソックスも脱ぎ、さらには可愛らしい下着も
脱いで全裸になる。
最近の子供は発育がいいなどと言われるが、去年まで小学生だった亜樹はまだ子供っぽい体つきをしていた。
ふくらみかけた胸と股間を恥ずかしそうに隠している。
「おいで、亜樹ちゃん」
翠に呼ばれた亜樹は部屋の真ん中まで行く。そしてバンザイをし、天井からぶら下がった手枷に自分の両手
を拘束させた。
「大丈夫? 痛くない?」
「はい……でも……はずかしいです……」
はるかの視線が気になるらしく、亜樹はしきりに脚をすり合わせる。だがもちろん、両手を鎖でつながれた
状態ではどんなに恥ずかしくても身体を隠す事は出来ない。
一方ソファに拘束されたはるかは、少女の初々しい裸体をのんびり観察――している場合ではなかった。
(性感マッサージどころか、未成年を相手にSMでも始める気!? それともまさかAVの撮影とか!?)
どちらにしても法に触れる行為だ。その上警察官を監禁・拘束しているのだから、裁判所にかけ合えば即日
逮捕状(オフダ)を何枚でも発行してくれるに違いない。
だが、今さらそれが分かっても時すでに遅し、であった。
「それじゃ亜樹ちゃん。マッサージを始めましょうね」
そう言った葵の手には、見覚えのある小さな香炉が乗っていた――
- 429 : ◆h44221MlYo:2009/07/25(土) 23:56:02 ID:uvUuJRQI0
- 「ふぁああ……ッ! おね……お姉様ァ!! くすぐったあいひひひっ!! きゃははははははははッ!!」
亜樹は身体をよじりながら笑い悶えた。翠と葵の二人にくすぐり責めにされているのだ。
翠と葵は両手に持った羽根バタキで亜樹の全身をフサフサとくすぐっている。ハイヤー運転手が客待ちの
時に使うアレだ。
柔らかい羽根が亜樹の腋の下やお腹、太ももや股間、お尻や背中をコチョコチョとくすぐる。亜樹は身体を
クネクネとよじり、足をバタバタさせて抵抗するが、もちろん逃げられない。
「うふふ……もうすぐお香が効いてくるわよ。それまでガマンして」
「はひっ! はひひひひひっ!!」
亜樹はキャッキャと笑いながら頷いた。くすぐったがってはいるが、イヤがってはいないようである。
(お香が……効いてくる……?)
はるかは葵の言葉が気になっていた。
(あのお香は確かリラックス効果があるお香だって言ってた……同じものよね? あれがこのくすぐり責めと
どう関係があるんだろう……?)
お香の正体を知らないはるかは首をかしげた。
だが観察しているうちに、その意味がなんとなく分かってきた。お香が持つ本当の効果も――
「あはぁああん! お姉様あ! もっと……! もっとコチョコチョしてぇ……!」
亜樹の反応が明らかに変わっていた。恥ずかしがり屋で内気な少女の面影はなくなっている。しかも亜樹は
もどかしそうに身をよじり「もっとくすぐって欲しい」とおねだりしているのだ。
「もう、分かってるわよ。ホーント亜樹ちゃんはエッチなんだから」
「はい……! わたしはエッチな悪い子ですぅ! くすぐられて気持ち良くなっちゃうヘンタイですぅ!!
悪い子にお仕置きしてくださいぃ!! もっと……もっともっとくすぐったくしてくださいぃいいッ!!」
亜樹は眉をへの字に歪め、涎を垂らしてよがっている。
くすぐられて悦んでいるのだ。
(くすぐられて気持ち良くなっちゃうなんて事があるの……? まさか私も同じ目に遭うの? 絶対無理!)
ついさっきくすぐり拷問をされ、その苦痛から逃れるために全てを喋ってしまったはるかには理解出来ない。
(でも……あのコ本当に気持良さそう……)
亜樹にはあのくすぐったそうな羽根が気持ち良く感じるのだろうか。身体中をくすぐられ、身体中が気持ち
いいのだろうか。
(あんなにおとなしそうなコが、あんなに乱れちゃうなんて……どんな気持ちよさなんだろう……?)
くすぐられてよがり狂っている亜樹を見ている内に、はるかの身体にもある変化が現れはじめていた――
- 430 : ◆h44221MlYo:2009/07/25(土) 23:57:02 ID:uvUuJRQI0
- 「ふぁあ! んにゃははは……っ! おねえ……ひゃまぁ! おかひく……なっちゃうぅうう!!」
羽根バタキが身体の各所をコチョコチョとくすぐるたび、亜樹は悲鳴のような喘ぎ声をあげて身悶えする。
どう見てもいじめられているようにしか見えないが、その表情は快楽に蕩け、悦びに満ちていた。
(ん……ッ! こんなの見せられたら……私まで堪らなくなっちゃう……)
はるかは頬を上気させ、拘束されて不自由な体をモジモジと動かした。
(ガ、ガマンしなくちゃ……ああ……でも……)
喘ぎ悶える亜樹を見ていると、どうしてもその気持ちよさを想像してしまい、身体が疼いて堪らないのだ。
もし出来る事なら、今ここで思いきり自分のアソコを弄りまわしたい。
柔道部時代から百合っ気のあったはるかは女の子に興奮する。実は二十歳を過ぎた今でも男性経験はなく、
バージンはペニスバンドによって失った。ちなみにその相手は柔道部ではるかにイタズラをしていた友人だ。
(ふぅうう……! 動けないとなると余計にウズウズしちゃう……ガマン出来ないよぉ……!)
はるかは僅かに動かせる腰をしきりに動かし、何とか疼きを鎮めようとした。だが身体にピッタリと密着
したレギンスは多少動いたくらいでは擦れてもくれず、余計にもどかしくなってしまう。
痒い所がかけないような気分だった。
「うっふふ……はるかさん? どうしたのモジモジしちゃって?」
必至に疼きと戦っているはるかに、葵がニヤニヤしながら声をかけた。
「な……なんでも……ない……です……」
本当はオナニーがしたくてたまらないのだ。拘束を解いてくれと言いたいのだ。だがそれははるかの中に
残っている僅かなプライドが許さない。
「そう? 何でもないのね? だったらいいんだけど……困った事があったらいつでも言って頂戴?」
葵はおもむろに、はるかの右腕を拘束していたベルトを外した。
「……ッ!!」
「どこか痒いんでしょ? 右手だけ自由にしてあげるから、おとなしく待っててね」
葵はそれだけ言うと、再び亜樹をくすぐりに戻って行った。
(これで自分を慰めちゃったら……心が折れちゃう気がする……でも……でも……!)
はるかは歯を食いしばって耐えた――しかし、耐えられたのは数秒だった。
(もうどうだっていい……! ガマン出来ない!!)
はるかは自由になった右手で、疼いて疼いてたまらなかったアソコを夢中で弄り始めた。
「はぁ……! うぅ……んッ!! あはぁ……! んんん~ッ!!」
レギンスの上から指を深く食い込ませ、しきりに上下に動かすはるか。
最初は少しだけ弄って疼きがおさまったらやめるつもりだったが、一度動き出した指はもうはるかの命令を
聞いてくれない。
レギンスの生地が肉襞や肉芽とこすれあうたび、決して抗う事の出来ない甘美な刺激がはるかの背筋を駈け
登る。しだいにはるかの指の動きが激しくなり、それに比例して快楽も青天井式に高まっていった。
(キモチイイ……! あたまがヘンになりそう……!!)
お香の効果で倍増された快感をむさぼるように、はるかは指を動かし続けた。
- 431 : ◆h44221MlYo:2009/07/25(土) 23:58:02 ID:uvUuJRQI0
- 「ホ~ラ亜樹ちゃん見える? あのお姉さんがくすぐられる亜樹ちゃんをみながら一人エッチしてるよ~?」
翠がそう言うと、亜樹は途端に困り顔になって顔を伏せた。
「やぁああ! そ、そんにゃの……! はずかしひひひっ!! お姉様のイジワル~!!」
見られるだけでも恥ずかしいのに、自分が乱れる姿を目の前でオナニーのオカズにされるなど、中学生には
耐えられない恥辱であろう。
だが両手を縛られていてはどうする事も出来ない。亜樹はせめて声だけでも漏らすまいと歯を食いしばるが、
翠と葵は容赦なく羽根バタキの動きを加速させて亜樹の素肌を蹂躙する。羽根バタキを洗車機のように回転さ
せて、羽根で下から上へ撫で上げる刺激を絶え間なく与え続けた。
「ふぁああはははははッ!! それダメぇえええっ!! くすぐ……ッ! くしゅぐったいれすぅうう!!」
「我慢したってダメよ? 私たちは亜樹ちゃんのくすぐったい所は全部知ってるんだから」
「恥ずかしがらないで、あのお姉さんに全部見せてあげて? そのかわり、後で亜樹ちゃんにもあのお姉さん
をくすぐらせてあげるから」
亜樹の両側に陣取った二人は、さらに羽根バタキの動きを変化させて亜樹をくすぐり回す。羽根バタキを
前後、上下、左右に目まぐるしく動かしつつ、さらに回転を加えて亜樹の幼い身体をいじめ倒した。
相当くすぐったいらしく、亜樹は鎖をがちゃがちゃ言わせて悶えるが、その表情に苦痛や嫌悪の色はない。
「ほらほら亜樹ちゃん、くすぐったくて気持ちいいでしょう? いつもなら手加減してあげるんだけど、今日
はオシッコ漏らすまでやめてあげないからね? うふふふ……」
「にゃはひゃひゃははははッ!! やぁん! 狂っちゃう……! 亜樹、狂っちゃうよぉおおおおっ!!!」
くすぐられて気持ち良くなる、という感覚がはるかには分からない。分からないが、笑い声と喘ぎ声が入り
混じった悲鳴をあげながらクネクネと身悶えする亜樹を見ているとアソコの疼きが止まらない。
はるかはレギンスの上から弄るだけでは物足りなくなり、レギンスの中に右手を差し入れて直接かき回して
いた。蜜があふれ出る秘洞に指を突っ込み、指先をかぎ状に曲げてクリトリスを刺激している。
(ひ、人前でこんなことしちゃダメなのに……ダメなのにぃ……!)
こんな事をしては駄目だ、という考えは頭の片隅にあるものの、指は止まるどころかその動きに一層熱が
こもって来ている。おそらく誰に命令されてもこの指は止まらないだろう。
「ふぁ……! あ……! ゾクゾクが……ゾクゾクがいっぱい来るぅ!! 漏れちゃうぅ……! オシッコ
漏れちゃうよぉおおおッ!!!」
亜樹の膝がガクガクと痙攣していた。鎖につながれていなければ立っている事も出来ないに違いない。
「いいのよ亜樹ちゃん、出しちゃっていいのよ? 我慢しないで、ホラホラぁ」
二人の羽根バタキが、亜樹の股間やお尻、太ももやお腹に集中した。そして――
「ふぁああああああああッ!!! らめ……! らめぇええええええ!!」
「んぁあ!! イ、イクぅ……! イッちゃうぅううううううう!!」
亜樹の股間から勢いよくオシッコが漏れたのと、はるかが絶頂を迎えたのはほぼ同時であった。
- 432 : ◆h44221MlYo:2009/07/25(土) 23:59:03 ID:uvUuJRQI0
- 「うふふ……エッチなお客さんばかり来てくれてうれしいわぁ」
鮮やかなブルーのハイレグ水着を着た葵が笑った。同じポーズで隣に立っている翠もまた、その瞳と同じ
色の水着を着ている。二人の後ろにはスクール水着を着た亜樹が恥ずかしそうに立っていた。
はるかは全裸にされ、さっきまでの亜樹と同じように両手を鎖で繋がれている。
(……あんな狭いテナントじゃ、違法行為は出来ないと思ってたのに……)
はるかは呆れたように周囲を見渡した。
そこは大きなバスルームだった。28階建てマンションの屋上、翠と葵が住んでいるというペントハウスに
しつらえられた巨大浴場である。
はるかは当初、余剰スペースのない鍼灸院での違法行為は難しいだろうと判断した。その判断自体は決して
間違いではなかったのだが、一つだけ見落としていた事があったのだ。
(テナントの借主じゃなくて、マンションのオーナーだったとは……)
葵の説明によると、このマンションの屋上から地下駐車場まで、すべてが双子の所有物であるという。部屋
を借りている人間もたくさんいるが、全員が関係者かお得意様だそうだ。
「この秘密クラブの存在を知られたからには、おまわりさんと言えどもただで帰す訳にはいかないわよ?」
はるかは葵をキッと睨んだが、全裸で縛られている今は何の威嚇効果もない。しかもはるかはさっきまで
我を忘れてオナニーに没頭していたのだ。今さら強がってみせた所で無駄であった。
「な、何をする気……? 私が今日ここに来ている事は上司が知ってるから、監禁したりすればすぐに――」
「やぁねぇ。監禁なんてしないわよ。はるかさんにはウチのお客様になってもらうの」
「お客……様……?」
「ええ。亜樹ちゃんと同じように、くすぐられて悦ぶ身体にしてあげる。そしたらもう監禁なんてしなくても、
あなたは逃げられない……」
くすぐりと聞いて、はるかは狼狽した。
さっきのくすぐり拷問は本当に苦しかった。もう二度とあんな事はされたくない。
だがその反面、亜樹が体感していた快楽がどんなものなのか知りたくもある。内気な中学生が人前で乱れ、
失禁までしてしまうほどの快感とは何だろうか。
いずれにせよ、はるかに選択肢はない。
全裸で拘束され、何をされても逃げられないのだから――
「恐がることはないわ。すぐにあなたは知る事になる。この世のものとは思えないほどの、至上の快楽をね」
ハイレグ水着を着た翠と葵と、学校指定のスクール水着を着た亜樹が、はるかの周囲に集まってきた。
「ようこそはるかさん。我がくすぐり快楽倶楽部へ――」
- 433 : ◆h44221MlYo:2009/07/26(日) 00:00:02 ID:Xhbz7jpQ0
- 「きゃはははははああははははははははははっ!! やめて……! やめてやめてやめてぇええええッ!!」
はるかは両手につながった鎖を引きちぎらんばかりの勢いで暴れ、笑い悶えていた。
翠と葵の二人は、はるかの全身にローションを塗りたくりながらくすぐっている。ローションが潤滑剤の
役割をして指の動きを助けるため、通常よりも格段にくすぐったさが増すのだ。
「ぎゃはひははひひひははははは!! 苦しいよぉ!! 全然気持ち良くなんかなひひひひッ!!!!」
「すぐにお香の効果が出てくるわよ。それまでガマンしてね?」
翠がニヤニヤしながら言った。手加減する気は全くないらしい。
「ガマンできにゃひひひひひっ!! タッ……! タイムタイム!! あああ~っははははははは!!」
翠の指がリズミカルに動き、はるかの腋の下をくすぐる。葵ははるかの右足を持ち上げてガッチリと脇に
かかえ、足の裏に爪を立ててしつこく掻き続けていた。
「あ、あの……ホントにいいんですか……? わたしがくすぐっても……」
スクール水着の亜樹が恐る恐る聞いた。亜樹は顔を真っ赤にしながらも、興味津々といった様子ではるかが
くすぐられる様をずっと見ていたのだ。
「もちろんよ。人前でオナニーしちゃう悪いお姉さんにお仕置きしてあげて?」
「やめてぇえええっ!! 亜樹ちゃんやめてえ!!」
はるかの訴えを無視しておずおずと近づいた亜樹は、はるかの引きしまったお腹に指を這わせ始めた。
「あき……ひゃん!! お腹ダメェ! きひひひひ……っ! 許してひぇははははッ!!」
人畜無害そうな顔立ちとは裏腹に、亜樹はくすぐりが上手だった。くすぐられるのが好きなためか、どこを
どうやってくすぐれば効果的なのかを知っているらしい。
「あのね亜樹ちゃん。このお姉さんはね、脇腹をくすぐられるととっても喜ぶのよ?」
「ホントですか……? わたしも脇腹くすぐられるの好きなんですぅー!」
素直な亜樹は嬉々としてはるかの脇腹をコチョコチョとくすぐり始める。
「……ッ!! あひっ! あひゃはひははははははッ!! や……めて……!!」
弱点をくすぐられたはるかは悶絶寸前になるが、亜樹はくすぐったいのはとっても気持ちいい事だと思って
いるため手加減を知らない。翠と葵の二人よりも亜樹の方がずっと残酷だった。
「ぎひ……ひひ……ぐる……じい……!!」
「ホラホラはるかさん? 気持ち良くなる前に気絶しちゃダメよ~?」
翠と葵の手も加速する。翠は左右の腋の下を、葵は右足の裏を、それぞれ徹底的にくすぐり続けた。
(こんなの……気持ち良くなんかない……! 無理! 絶対無理!!)
お香が効いてくれば気持ち良くなると言うが、とても信じられなかった。こんなに苦しい生き地獄を味わっ
たのは生まれて初めてだ。
だが数分後、はるかの身体に異変が生じる。
それは、はるかが想像していたものとは少し違うものだった――
- 434 : ◆h44221MlYo:2009/07/26(日) 00:01:03 ID:Xhbz7jpQ0
- 「あヒッ! にゃひゃはははひひはははッ! ひゃめ……! らめぇ!!」
はるかの反応が明らかに変わっていた。くすぐったそうに笑い悶えているのは相変わらずだが、その表情
には困惑の色が見える。眉をへの字に歪め、イヤイヤと首を振って何かに抗っていた。
(きも……ちいい……!)
全身にくすぐったい刺激を与えられるたび、身体の芯に奔る甘い痺れ。股間から脳天までの道を無数の虫が
這い上がるようなむず痒さ。
それは今まではるかが体験してきたどんな責めよりも強烈な、圧倒的な快感だった。
「お香が効いてきたみたいね? どう? 気持ちいいでしょう?」
腋の下から肋骨の隙間まで、はるかの身体の側面をまんべんなくくすぐりながら翠が訊いた。
「きゃひゃははははははははははははッ!! ひぬ……! ひんじゃうぅうううう!!!!」
翠の問いかけに、はるかは答える事が出来ない。くすぐられればくすぐられるほど気持ち良くなるという
理解不能の、形容しがたい刺激にすっかり頭が混乱しているのだ。
はるかは最初、お香が効いてくればくすぐったさを感じなくなると思っていた。理屈は良くわからないが、
腋の下や足の裏で快感を感じられるようになるのだとばかり思っていたのだ。
だが実際は違った。
くすぐったさは相変わらずだ。むしろ、全身が敏感になって余計にくすぐったくなった気さえする。とても
苦しくてつらい。出来れば今すぐにでもやめて欲しい。
だが頭でそう考えるのとは裏腹に、身体はくすぐられて悦んでいる。まるで性感帯を刺激された時のように
身体の芯がゾクゾクし、切なくてたまらなくなるのだ。
「くすぐったさと気持ちよさは、本来同じ種類の刺激なの。同じ情報が脳に伝わるんだけど、人間の脳はその
二つの刺激を自動的に分類してしまうのよ。このお香には脳内麻薬の分泌を促進する効果があって、くすぐっ
たいと感じた時も快楽物質がたくさん分泌されるようになるの。だからくすぐられると気持ち良くなっちゃう
って訳なのよ。分かった?」
はるかの足指の間をクチュクチュとくすぐりながら、葵が長々と説明した。勿論はるかは聞こえていない。
性感帯は数えるほどしかないが、くすぐったい場所は全身にある。そのうちの何処をくすぐられても身体は
快楽を感じてしまうのだから、全身が性感帯になったようなものである。
(イッちゃう……! くすぐられてイッちゃう!!)
快感の高波が襲い、はるかを一気に絶頂まで押し上げる。抗う事など出来なかった。
「ふわぁはッ!! いひひひっ! イクぅふひひゃははひひはははははははははははッ!!!!」
はるかは全身をビクンビクンとわななかせ、そして果てた。
(くすぐったくて死にそう……でも気持ち良くて死にそう……スゴかったぁ……)
絶頂を迎えたはるかは、鎖につながれたままぐったりとうなだれ、放心していた。しかし――
「あらあらはるかさん? まだ休んじゃダメよ?」
顔をあげると、翠と葵の二人が指をワキワキさせながら微笑んでいた。
「はるかさんは大人コースだから、気絶するまで何回でもイカせてあげる――」
くすぐり絶頂地獄は、まだ始まったばかりであった。
- 435 : ◆h44221MlYo:2009/07/26(日) 00:02:03 ID:Xhbz7jpQ0
- 「それじゃあはるかさん、亜樹ちゃんをお願いね」
「東口のマンションね。わかった。じゃ、亜樹ちゃん行くよ」
「はい。お願いします」
あたりはすっかり暗くなっている。はるかは亜樹にヘルメットをかぶらせ、バイクのタンデムシートに座ら
せた。帰るついでに亜樹を家まで送って行く事になったのだ。
亜樹の家は駅の反対側だから普通に歩いて帰れる距離である。しかし中学生に夜道を一人で歩かせる訳には
いかない。生活安全課の警察官ならなおさらだ。
「じゃ、またそのうち“潜入捜査”に来るから」
「うふふ……待ってるわ」
翠と葵が手を振る。はるかはそれに手をあげて応え、小さな体に釣り合わない大型バイクを発進させた。
「すっかり遅くなっちゃったね」
「はい……」
国道を走りながら、はるかは背中にしがみついている亜樹に話しかけた。初めて乗るバイクが怖いのか、
亜樹はぎうっとはるかに抱きついている。
遅くなったのには理由があった。
はるかがバスルームでくすぐられた時、最初は亜樹もくすぐりに参加していた。だが亜樹は途中でくすぐり
をやめ、ぐったりとその場にうずくまってしまったのだ。
はるかの為に焚いたお香の煙を吸い、全身の筋肉が弛緩して立っていられなくなったのである。お香の効果
は汗をかけば早く抜けるという事で、はるかと亜樹は一緒にこの時間までお風呂に入っていたのだ。
お風呂の中でくすぐりっこをしたりしている内に、二人はすっかり仲良くなっていた。
「……はるかさんはおまわりさんなんですよね……? お姉様たち、捕まっちゃうんですか……?」
「ううん。やめたわ。最初はそのつもりで来たんだけど……お客様にされちゃったしね」
「よかったぁ……じゃ、また来てもいいんですよね?」
「もちろん。でも亜樹ちゃん、エッチな事ばっか考えてないで、ちゃんと勉強もしないとダメだよー?」
「はーい」
亜樹を家まで送り届けたはるかは、途中コンビニに寄ってから自分のアパートへと帰った。
(今夜はよく眠れそう……)
気絶寸前になるまでくすぐられ、数えきれないほどイカされたはるか。その身体には心地よい疲れと満足感
だけが残っている。
ミイラ取りがミイラに――はるかはすっかり『くすぐり快楽倶楽部』の虜になってしまっていた。
翌朝、部長には「違法行為は認められず。女性患者が多いのは鍼灸師が女性だから」と説明した。これで
翠と葵の鍼灸院はこれからも“本業”を続けていけるだろう。
新たな楽しみが出来たはるかはウキウキしながら、今日も退屈なデスクワークに取りかかる――
- 436 :くすぐり好きの名無しさん:2009/07/26(日) 00:04:58 ID:0Jv6IZ32O
- 何というリアルタイム遭遇・・・
素晴らしいお(´;ω;`)、やはりコテハンさんは格が違った
- 437 : ◆h44221MlYo:2009/07/26(日) 00:06:09 ID:Xhbz7jpQ0
- 夏休み突入に伴い、一本投下してみました
しかし…神那津川学園も書きたいし、SF企画にも参加したいし、玉藻の話も思いついたし…
一週間じゃ足りねえや…
- 438 : ◆h44221MlYo:2009/07/26(日) 00:16:32 ID:Xhbz7jpQ0
- >>436
おお、早速の感想ありがとうです!
とりあえず一本書けたので、オリキャラスレSF企画のネタを考える事にします
梨華様たちの話も、まだまだ書くけどね!
- 439 :くすぐり好きの名無しさん:2009/07/26(日) 02:53:33 ID:XXH3gQMI0
- 素晴らしいボリューム&展開、GJでした。
くすぐったさと気持ちよさが同時に押し寄せる描写がたまりません。
- 440 :くすぐり好きの名無しさん:2009/07/26(日) 03:46:49 ID:0Jv6IZ32O
- 私は自分の可能性をこの小説に賭けて見たいのだ・・・
一度途中を消してしまったのでめちゃくちゃになってるかも(・ω・)
- 441 :くすぐり好きの名無しさん:2009/07/26(日) 03:47:25 ID:0Jv6IZ32O
- 起き上がった二号は頭を押さえ軽く首を振った。
「二号!あんた、大丈夫なの?サナレにボロボロにされちゃったみたいだし・・・」
「私は大丈夫。」
二号はゆったりと逆さづりにされた五号に近づく。
「それより私五号ちゃんに言わなくちゃいけないことがあるんだ・・・」
ふらふらした二号を心配しながら五号は聞き返す。
「何?サナレが見ていないうちにこの足枷を外して欲しいんだけど・・・」
すっかり泣き止んだ五号の足元に二号はしゃがみこみゆっくり手を伸ばす。
「あのね・・・サナレ様だよ?」
かりかりかりかり!
突然足の裏に爪を立てられた五号は悲鳴を上げながら上半身を仰け反らせた。
まるで二号のテクニックではない。爪を立て細かく土踏まずをかき回しかかとを掻き毟るようにひっかく。
「いやははははは!二号!?ははははやめきゃはははは!」
「いつも私ばかりくすぐられて不公平だと思ってたんだぁ・・・サナレ様のお許しも出たし今日はたっぷりいじめてあげる。」
左手で頭を抱え込み何もない空間に右手を振り回し五号は考える。どう考えてもこのテクニックはおかしい。
- 442 :くすぐり好きの名無しさん:2009/07/26(日) 03:47:53 ID:0Jv6IZ32O
- 右足の土踏まずを撫で回しながら左足の指の間を責めることなど二号に出来るはずがない。さっきサナレは何といっていた?五号は身を狂わすくすぐったさに耐えながら考える・・・考える・・・
「ひゃはははは!さ、サナレっ!あんた二号に何したの!?」
「イヤだなぁ?五号ちゃん、私は二号だよ?くすぐったくて頭おかしくなっちゃった?」
声も仕草も二号である。だが五号は確信した。コイツは・・・コイツはサナレだっ!
「二号はっはははは、二号はそんな人をなぶるような目をしないわっ!ひははは!アンタはサナレね!」
ピタリと指が止まった。生き地獄から解放されブランと重力に引かれ五号は吊られた。
- 443 :くすぐり好きの名無しさん:2009/07/26(日) 03:48:19 ID:0Jv6IZ32O
- 「へぇ、ご名答だよ五号。私をいつまでも呼び捨てににするくせに余計な所には気が付くらしい。」
五号がガクガクと上を向くと二号がサナレの目で見下ろしていた。嫌な光景だ。
「はぁはぁ・・・アンタ二号に何したの・・・?」
「意識ジャック・・・かな?気絶した二号の身体に入り込ませて貰った。ニジロクの力を借りてね・・・」
「六号・・・」
五号は歯を食い縛った。自分はこれから二号に蹂躙されるのだ・・・中身はサナレだが見た目は二号である。頭でいくら理解しても精神的には非常に追い込まれる。五号はサナレの性格の悪さを改めて呪った。
「それで?二号の身体で私をいたぶろうってわけ?」
息を整えた五号が二号に問い掛けると二号はにこやかに笑い首を振った。その目を見て五号は吐きそうになった。何故目だけサナレなのだろう・・・どうせなら完璧になりきってくれればまだ・・・
「そうしようと思ったのだがね、君の察しの良さに敬意を表してキミが許される機会を与えようと考えるのだよ。」
「どうせろくでもないことでしょ?大体二号の身体でその話し方やめてくれない?バカだから二号の話し方覚えてないのかもしれないけど吐き気がひぅ!」
つー
- 444 :くすぐり好きの名無しさん:2009/07/26(日) 03:48:53 ID:0Jv6IZ32O
- 二号は最後まで言わせなかった。人差し指で五号の足の裏をなぞりながら若干怒ったような声で話す。
「五号ちゃんは、自分の立場を理解したほうが良いと思うよっ?あんまり私を怒らせるとせっかくのチャンスが!無駄に!なるよっ!?」
言葉の最後の方はもはや暴力的なくすぐったさである。指の間を広げて人差し指でひっかかれた。しかし五号は尋常ではない精神力で笑い声を抑えつけた。
「はひっ、くくっ、・・・や、やれば出来るじゃない・・・で、チャンスってのは何?・・・っ、どうせただじゃっ、ないんでしょう?」
五号の足の裏を人差し指でなぞりながら頬ずえをつき二号は五号を眺める。サナレは実に楽しかった。そしてこう思った。やはり私は天才だ。
「口元が震えてるよ五号ちゃん?辛いなら笑えばいいのに・・・チャンスっていうのは簡単なゲームだよ五号ちゃん。私が両方の足の裏にそれぞれ文字を書くからそれを五号ちゃんが当てるの。頭の良い五号ちゃんなら簡単だよね?」
「くくっ、・・・そうね、素晴らしく、うっ、くだらなくて簡単、ひゃっ、そうだわ・・・速く始めましょう?」
五号の身体は正直もう笑いをこらえきれないと悲鳴を上げていた。それを知ってか知らずか二号はくすぐるのをやめ両手の指をボールペンの先のようなものに変え始めた。
「ふぅ・・・サナレ、二号の能力も使えるわけ?」
「サナレ様は六号ちゃんの能力で自分の意識を俗に言う電波って物に変えて私の身体に入ったんだよ?つまり私の身体は今、余すところなくサナレ様の物なの。」
変化が完了した二号は中指と薬指を使い器用にスカートをめくって見せた。パンツが顕になる。だが天地が逆転したかのような状況にいる五号には最初からパンツなど見えている。
「・・・アンタバカじゃないの?」
五号は様々な意味でサナレを嘲笑った。二号の顔が少し赤くなった。伝わったのだろう。
「ゲームスタートだ。私を侮辱したことをたっぷり後悔させてあげるよ五号。」
- 445 :くすぐり好きの名無しさん:2009/07/26(日) 03:49:18 ID:0Jv6IZ32O
- そう言って二号は足の裏にペンを走らせ始めた。猛烈なくすぐったさが五号を襲う。五号は頭を抱えてじたばたと暴れ狂った。文字を読み取るどころではない。ペン先が走る刺激に頭が壊されそうである。
「五号、笑いすぎだろう?そんなんで読み取れるのかい?・・・足の指が邪魔だなぁ・・・」
二号は嫌らしく笑いながらペンを走らせ続ける。かりかりかりかり・・・
「終わったよ五号。さあ答えを・・・大丈夫かい?」
五号はだらんと身体を垂らしてぴくぴくと痙攣していた。二号は更に口元を歪めた。惨めな物である。
「かっ・・・はっ・・・さ、さな・・・れ」
「それが答えかい?」
五号は痙攣したまま言葉を続けた。
「こ、答えはわからないけど・・・アンタ・・・二号の真似・・・忘れてるわよ?怒りで・・・我を忘れるなんて・・・無様ね・・・」
二号の顔に浮かんでいた笑顔が消えた。無表情になった二号は言葉を発した。
「不正解だ五号。罰ゲーム。六号、アレを動かせ。」
五号は音がした下を無気力に見た。またひどい目に合わされるのかと思ったがただテレビがせり上がってきただけだった。
- 446 :くすぐり好きの名無しさん:2009/07/26(日) 03:49:40 ID:0Jv6IZ32O
- 「見えるかい五号?正解は右足にプリンス、左足に王子様だ。君にぴったりな問題だろう?だが今はそんなことはどうでもいい。君の足の裏をまた白紙に戻さなくてはね。」
テレビの映像は五号の足の裏を映していた。確かに二号が言ったとおり文字が書かれている。少し歪んでいるがこれは五号が暴れたせいだろう。
自分の足の裏をテレビで見るって何かシュールね・・・
五号はボーっとした頭でそんなことを考えていた。
しかし足枷から妙な紐のような物が伸びて自分の足の指に絡みつこうとしているのを見て無抵抗ではいられなかった。
足の指を動かしながら二号に向けて擦れた笑いすぎて声を上げる。
「さなれぇ・・・これは一体何なのよぉ?」
「言っただろう?足の裏の掃除だ。足の指が邪魔なので縛る。ただそれだけだ。」
抵抗むなしく絡み付いて来た紐は二号の言うとおり五号の全ての足の指を無理やり固定した。足の指の間を紐が通るのはこそばゆかったがそれだけだ。
「・・・掃除?」
「そう、掃除だ。この文字を消す。あと声が擦れているが唾を飲み込めば治る。そう作った。」
ゴクリと五号が唾を飲み込むと喉の痛みが引いた。しかしテレビに映った二号の姿を見てまた五号は叫ぶ羽目になった。
- 447 :くすぐり好きの名無しさん:2009/07/26(日) 03:50:06 ID:0Jv6IZ32O
- 「ちょっと!掃除ってまさか!?」
「ああ、文字を消さなくてはね?」
ぶぃぃぃぃ!二号はいつの間にか、左手の指を電動歯ブラシに変え、右手の指を普通の歯ブラシに変えていた。そしてそのまま問答無用で磨き始めた。
「電動歯ブラシは便利な物だね。動かすだけでいい、まあ乾いているからなかなか落ちないが。」
電動歯ブラシは無機質な音を立てて五号の足の裏を磨く。五号は悲鳴を上げて暴れるがその刺激に彼女が出来ることは悶えることだけなのだ。なぜならば今彼女の周りには何一つ掴める物も叩ける物もない。完全な自由だ。唯一拘束されているのが足の指である。
「普通の歯ブラシも前時代的だが捨てた物じゃないな。細かい所まできちんと磨ける。」
二号の言葉通り二号の右手は静かに丁寧にかつ繊細に五号の足の裏を磨く。それこそ皺の一本一本まで残さずに。彼女の足の指は勝手に暴れるが紐が右足と同じくそれを許さない。歯ブラシの繊維一本一本が彼女を狂わせ思考を溶かしていく。
「やははははは!だる、だれか、たしょたしゅけてははは!ひひひけくく!」
魚のように喚きながら跳ね回り暴れる五号を見て二号は満足気に笑った。
- 448 :くすぐり好きの名無しさん:2009/07/26(日) 03:50:33 ID:0Jv6IZ32O
- 「ははは!どっちが無様だよっ!涎を撒き散らして暴れて・・・猿以下の獣じゃないか五号!」
五号はここに来て初めて上半身が自由にされている本当の意味を知った。何もない空間ではどこにも力を入れられない。笑い悶えることしかできない。たまに天井を叩くがまるで意味がなく触ることも出来ない。あまりにもくすぐったい。気が狂う。ひょっとしたらもう狂ってる?そんなことを考えながら五号は徐々に明るいはずの周りが暗くなっているような気がした。
五号は気が狂ったかのように笑い暴れて暴れて・・・やがては静かになって腕をブランと垂らした。
「クロノクル・ドールの限界ではない・・・精神面で限界が来たか・・・まあ漏らさなかったことは誉めてあげるよ五号・・・」
二号は冷たく気絶している五号を見やりせせら笑い叫んだ。
「ニジロク!第二ラウンドの準備だっ!」
そして小さく呟いた。
「五号・・・まだまだ序の口だよ?」
- 449 :くすぐり好きの名無しさん:2009/07/26(日) 03:55:01 ID:0Jv6IZ32O
- サナレ、二号、五号が頭の中でめちゃくちゃになってて・・・ミスってたら誰かこっそり教えてくだせぇ
だが私は遣り遂げた!途中でもしもしが僕様ちゃんの文章を消しやがったから書きたかった所まで行かなかったが遣り遂げた!
私はまだ自分を弱者と認めていないっ!来るべき安価の為にもっと多くの文が必要なのだっ!
・・・次回辺りにとりあえず五号の話は完結させたいお(・ω・)
- 450 :くすぐり好きの名無しさん:2009/07/26(日) 07:15:26 ID:Wamde43cC
- ここ数日の投下ラッシュには畏れ入る。職人さんがた、本当にGJです。
- 451 :くすぐり好きの名無しさん:2009/07/26(日) 09:11:13 ID:hBZsRUZc0
- 小説書ける人ってすごいなぁ。
GJGJ
- 452 :くすぐり好きの名無しさん:2009/08/03(月) 00:21:23 ID:Qa2OVmTQO
- 「くすぐる」を使えるポケモンの中で誰が一番くすぐるのがうまいかを競うコンテストがあったらいいな
くすぐられるのはハルカとカスミ
審査方法はハルカとカスミを失神させるまでにかかった時間
- 453 :くすぐり好きの名無しさん:2009/08/03(月) 23:02:18 ID:yvmP4bSsO
- ボク達は投下時間を選ぶ事が出来るんだ・・・それが許される世界ならっ!
ごめん、週末までには間に合わなかったよ・・・
- 454 :1:2009/08/03(月) 23:02:30 ID:yvmP4bSsO
- 「ううっ・・・けほっ・・・」
「目が覚めたかい五号。」
五号が目を覚ますと目の前のテレビに二号がニコニコしながら映っていた。
「・・・何なのよ、まだ足りないわけ?」
気絶をして若干の休憩を経た五号は体力を取り戻してはいたが精神的にはまだかなり弱っていた。
「何を言ってるんだい?これからが本番じゃないか五号。大体君は文字を読み取ることも出来なかったわけだしね。」
「くっ・・・」
確かに二号が言うとおり五号は文字を読み取れなかった。
「さあ、第二ラウンドを始めようか?」
「ちょっと待ちなさいよっ!この変な紐みたいなのを外しなさい!」
「私の可愛い可愛い妹が作った物を変な紐と言うのは頂けないな。その紐の名前は・・・えー、何だっけな?とりあえず外さないが。」
五号は何となくサナレ妹に同情した。コイツは人を愛することなど出来ないのだ。姉妹と言えど酷い目にあっていただろう・・・発明品の名前すら覚えていないとは。
- 455 :2:2009/08/03(月) 23:03:08 ID:yvmP4bSsO
- 「何でアンタの妹が作った物をアンタが持ってんのよっ!」
「パクっ・・・貰ったからに決まっているだろう?下らないことはいいから速く始めるよ?」
二号は先ほどと同じようにボールペンを足の裏に突き立てた。激しい刺激が五号を襲う。だが五号には勝算があった。クロノクルドールには自動耐性機能がついている。要するに一度受けた攻撃に対する防御耐性が自動でつくのだ。先ほどは文字を読み取るどころではなかったが二回目なら・・・
しかし五号は考えが及んでいないことがあった。今、五号の足の指は動きが取れないのだ。この違いがすぐに五号を苦しめることになる。
「むぅ!うひゃひゃ!何で、何で!くすぐったいいいぃぃぃい!」
「くすぐったいことに疑問を挟む余地はないだろう?そりゃ私が散々くすぐったいるからねぇ。さっきより刺激が強く感じるのは足の指を縛っているからじゃないか?ここまでの効果があるとは予想外だったが・・・」
ニヤニヤしながらボールペンを走らせ二号が喋り続ける。おそらく予想済であった考察が実験により実証され満足気である。
- 456 :3:2009/08/03(月) 23:03:40 ID:yvmP4bSsO
- 五号は悶え苦しみながら必死に文字を読み取る努力をしていた。何だ?最初の方は無理だったが・・・フ?リ?
しかしそんな五号に襲い掛かる更なる脅威があった。尿意である。くすぐられると膀胱が緩む。まして五号は起きてから一度もトイレに行っていない。脱走時から考えるとかれこれ九時間近い。そろそろ限界である。
「いやはははははっ!おしっ、はははおしっこ漏れちゃううぅうぅう!」
「おやおや、二号と同じく漏らすのかい?とりあえず終わりだ。」
どうやら文字を書き切ったらしい。二号が手を離した。
「はっはっ、お願いサナレっ!トイレに行かせてっ!」
息を切らし五号は思わず懇願した。しかし対する二号の反応は非情だった。
「ダメに決まっているだろう?そんなに行きたければ速く当てたまえよ。」
「悪魔めっ!アンタは悪魔よサナレっ!」
「なんとでも言いたまえ。だが君はそんなことよりも自分の義務を果たすことを優先したほうがいい。制限時間はあと20秒だ。」
二号は腕時計を確かめる仕草をした後顔をしかめた。二号は腕時計をしない子だったのだ。
「仕方ない、原始的な方法だが秒読みしてあげることにしよう。1、2・・・」
五号は一生懸命考えた。フとリと文字数が七文字だと言うことしかわからない・・・これでは何も・・・
「フ、リ、・・・七文字?」
「19、20、タイムアップということでいいかな?」
「待ちなさい!答えはフリルよ!四号が大好きだから!」
二号は哀れんだ目をした。そしてゆっくり首を振った。
- 457 :4:2009/08/03(月) 23:04:08 ID:yvmP4bSsO
- 「私が四号に見えるのなら眼科に行くべきだ。まあ目が悪くなるなどという無駄な機能はつけた覚えがないのだが・・・大体七文字と自分で言ってたじゃないか・・・文字も数えられなくなったのかい?」
その本気で憐れんでいるような目に苛立ち五号は負け惜しみを言うことにした。
「トイレに行きたかったのっ!まともな状態ならこんなことには・・・!」
「負け惜しみは自分を惨めにするだけだよ五号。ちなみに答えはソフトクリーム、子供っぽいことこの上ないが大好物だろう?」
五号は自分の足の裏に書かれた文字を恨めしく見た。まさか大好物の名前をこんな気持ちで見るとは思わなかった。しかし次の二号の言葉でそんな気持ちもどこかに飛んで行ってしまった。
「君はここでは必ず正解を当てるべきだった。この後には罰ゲームがあるんだよ?間違えなく君は漏らしてしまうだろう、残念だよ。」
五号は凍り付いた。そしてとてもじゃないが残念な顔はしていない二号に五号は頼み込んだ。
「お願い、お願いサナレっ!先にトイレに行かせてっ!その後なら、その後ならいくらでもくすぐっていいからっ!今はダメッ!」
- 458 :5:2009/08/03(月) 23:04:41 ID:yvmP4bSsO
- 二号はニッコリと笑いぬるぬるになった両手を見せつけ言った。
「ううん、それは聞けない頼みだよ五号ちゃん。」
そして一心不乱に二号は五号の足の裏にそのぬるぬるを塗り付け始めた。
「あっははははっ!いや、やめてぇええぇ!」
時には爪を立て引っ掻き、撫で回し、皺の間まで逃さないようにしながら二号は話した。
「前回はなかなか文字が消せなくて時間がかかってしまったからね。これを塗って消しやすくしてあげようと言う素晴らしい考えだよ。私は優しいだろう?」
たっぷり五分間足の指の間まで逃がさずぬるぬるを塗り終わり二号は満足気に言った。
「ふう、こんなものか。おや、まだ頑張っているね。おもらしは恥ずかしいからね。」
五号は息を整えるのもそこそこに震えながら股を押さえている。唇を噛み締めながらむっつりと黙りこみ睨み付ける五号に二号は蔑みながら言葉を続けた。
「なんだいその目は?もちろん君が思っているようにまだ終わりではないよ?」
両手を何かに変化させ始めた二号に五号はポツリと言った。
「トイレに・・・」
「ダメだ。」
ゾリッゾリッ!
- 459 :6:2009/08/03(月) 23:05:07 ID:yvmP4bSsO
- 二号が今回選んだのはブラシだった。普通のブラシとヘアブラシが五号の足の裏にぞわぞわとした刺激を与える。
「あっきゃっはははっははは!やめえええぇぇ!」
「はははっ!何てザマだよ五号!今、君自分が股間を押さえながら跳ね回っていることに気が付いてる?それと教えてあげよう!どんどんくすぐったくなってくるよ。」
五号は悲鳴に似た笑い声を上げながら叫んだ。
「サナレええええ!ははひははひ!あんた、ひはは、何をしたのよっ!」
「別に、ただ洗浄液の中にちょっとだけ敏感になる薬が入ってたのさ。まあ薬にはよくある副作用だよ。」さらりと言う二号とは裏腹に五号の今の状況は尋常ではなかった。今や五号は自分を苦しめるブラシの毛一本一本がどう動いているかをはっきりと感じとるほど敏感になっていた。加えて尿意も限界まで迫ってきた。あと、ちょっとでも何かをされたらっ!
「ブラシは細かい所が責めにくくていけないね。ニジロク、頼むよ?」
二号が歌うように言うと五号の足の指を押さえていた紐が小さな羽を生やし高速で回転を始めた。
「あっきゃあああああああ!」
五号の我慢は崩壊した。
- 460 :7:2009/08/03(月) 23:05:34 ID:yvmP4bSsO
- 五号はびしょ濡れだった。そして何もかもを諦めたような絶望的な気持ちになっていた。
「自分のモノでびしょびしょになる気分はどうだい五号。後学のために知っておきたいのだが。」
「殺しなさいよ・・・」
言いながら五号は以前拷問を受けていた少女のことを思いだしていた。彼女も何度もこのセリフを言っていた。名前ももう忘れてしまったが助けてあげればよかったと思った。
「おや、五号、泣いているのかい?」
「そうかもね。」
五号は死んだような目をした。サナレはそれを見て二号の声で譲歩を口にした。
「次は仕方がないから刺激の少ない筆で書いてあげることにするよ五号。優しいサナレ様に感謝することだね。」
「何が、優しいのよこの鬼ッ!」
まだ五号は泣き続けていたが叫んだ。叫んだと言うことはまた反抗する気力が湧いてきたということだ。サナレは内心ほくそ笑み、そんな五号を冷たく二号は突き放した。
「文句を言う前に頑張り給えよおもらし姫。次で規定回数の三回ミスだ。想像を超えたお仕置きが待っていると理解しておきたまえ。」
- 461 :8:2009/08/03(月) 23:06:00 ID:yvmP4bSsO
- 五号は身体が一気に冷えた気がした。全てがどうでもよくなった気がしたがこの苦痛と屈辱を超えた物が自分を襲う・・・と考えただけで恐ろしさに鳥肌がだった。それだけは避けなくてはならない!五号は泣き止み足の裏に神経を集中した。
「いいわ!速く始めましょう。」
「おしっこまみれで何をかっこつけているのやら。ではまず一文字目・・・」
筆はべちょりと五号の足の裏を蹂躙した。確かに非常にくすぐったいし今までの刺激とも違う・・・だが笑い転げながら五号は希望を持った。自分は二回の文字書きでコツを掴んだ。足の裏が未だに非常に敏感にされていることもありこれなら読み取れた。
「ふふっ、どうやら読み取れそうだね。これは期待出来る。」
そう言いながら二号は嬉しそうな顔で筆を走らせ続ける。その態度を五号は訝しんだ。なぜこいつはこんなに嬉しそうなんだろう?
文字は進んでいく・・・さ、な・・・
筆責めの苦痛に絶え、ついに五号は文字を読み取った!だが・・・
- 462 :9:2009/08/03(月) 23:06:26 ID:yvmP4bSsO
- (サナレ様ごめんなさいが答え?ふざけんじゃないわよっ!)
五号は怒りに震えた。こんな酷い目に合わせておいてまだ謝罪の言葉を要求するのだサナレは。
意地をはり答えない選択肢もあるにはある。だが答えなければ規定の三回ミスだ。どんな目に合わされるかわかったものではない。
「速く答えたまえ。考える時間はもう沢山あたえたろう。」
もう笑いすぎてお腹が痛い。いくら人間より強化された身体と言えど限界はあるのだ。書かれた墨にもおそらく敏感にする効力があるのだろう。サナレもそろそろ焦れて来ている。五号は結論を出した。息を大きく吸い込み・・・
A「答えは、・・・サナレ様ごめんなさいよ!」
B「誰がアンタの思い通りの答えを言うもんですかっ!」
- 463 :A:2009/08/03(月) 23:07:02 ID:yvmP4bSsO
- 「どうしておしっこ被っちゃったの?」
二号の問いかけに五号は頭を抱えた。あの後サナレは二号の身体のまま五号を解放すると風呂に入るように言い二号の身体から離れた。二号は何も覚えていずこの質問になったわけである。
「アンタが盛らしたからよ。私にかかったの!」
「えー、私おもらししてないもん。」
五号は隣で服を脱ごうとしていた二号に飛び付いて押し倒した。
「何?じゃあ私が漏らして自分でびしょびしょになったっていうわけ!?」
「そうなの?」
「アンタはあ!」
五号は服に絡まっておろせないだろう腕をチラッと見て二号の脇の下にたっぷり自分の苦しみをわからせることにした。
その頃サナレは五号の部屋の目覚ましに細工をし終わり部屋から出てきた所だった。
「これでアイツも私に少しは従順になるだろう。」
次の朝、五号の部屋から大音量で
「サナレ様っ!」
と五号の声が響き渡ったのは別の話である。
- 464 :B:2009/08/03(月) 23:07:35 ID:yvmP4bSsO
- 「任務だって五号ちゃん!」
「あひっ!わ、わかってるわよっ!後ノックして入りなさい二号!」
わかってると言う言葉に若干首を捻りながら二号が出ていくと忌々しげに五号は自分の足に履かれているブーツを見やった。
「今回の任務の概要は以上だ。」
一号が生真面目な顔で話終わると五号の足の裏にくすぐったさが走った。
「きひっ!何よサナレ!」
「コーヒーが飲みたい。」
サナレは文字を間違えた五号に一週間奴隷になれと命じた。その時に履かされたのがこのブーツである。
五号が苛立ちながら厨房に行くのを皆きょとんとした顔で見やった。
「五号は素直になったんだよ。向こう1週間は少なくともね・・・」
サナレがいかにも愉快そうにそういうのをみんな不思議そうに聞いていた。理由を知っているはずの六号はいつも通り無関心な表情でゆっくりと水羊羹に手を伸ばした・・・
- 465 :くすぐり好きの名無しさん:2009/08/03(月) 23:11:25 ID:yvmP4bSsO
- はい、とりあえずおしまいっ!
今回わかったことは俺はキャラを考えてるだけの方が性に合ってるってことでしたっ!
俺のキャラを使っていただける人がもしいましたら大歓迎ですよー、とさりげなく宣伝しながらさよーならー!
- 466 :くすぐり好きの名無しさん:2009/08/03(月) 23:18:51 ID:3S9gjts.0
- 乙!足の裏ぬるぬるって最高にエロいじゃないか!
動かせない足の裏にボールペンって死ぬほどくすぐったいよなァ・・・いいなぁ・・・
- 467 :くすぐり好きの名無しさん:2009/08/04(火) 01:38:10 ID:fmVhR2.QO
- >>466
素早い反応に感謝したい
足の裏いいよ足の裏
ところでいいなぁって・・・やられたいってこと?
- 468 :くすぐり好きの名無しさん:2009/08/04(火) 20:23:26 ID:0t//08M20
- ボディーソープ使えば自分でくすぐってもくすぐったいしね
もし誰か他の人にやられたらどれだけくすぐったいんだろう…
- 469 : ◆h44221MlYo:2009/08/05(水) 23:16:10 ID:tSloEdvo0
- 触手が街にやってきた
「リリ! そっち行ったよ!」
『は、はい!』
仲間と無線で連絡を取り合いながら、アイリスは通路を走った。腰のホルスターから支給品のブラスターを
抜き、安全装置を解除する。
支給される装備品は安価な大量生産品だが、無線機は電子機器に強い日本が、ブラスターは兵器開発に強い
イスラエルが設計したものだ。必要にして十分な性能を備えている。
もっとも、滅びゆく地球を捨てて星の海へ逃げだした今となっては、過去に存在していた国の名前など何の
意味も持たないのだが……
「G-33かH-33に追い込んで! 挟撃して仕留めるよ!」
『了解でーす!』
インカムからリリの元気な声が返ってくる。
リリはまだまだ駆け出しでちょっとそそっかしい所もあるが、物怖じしない性格と抜群の行動力を持つ優秀
なハンターだ――とアイリスは評価している。
時々突っ走って大チョンボをやらかす(都市全体を停電にした事もある)ため、ハンターズギルドの内部では
お荷物のように扱う者も多いが、それは使う奴が無能だったからだ。どんな時でも怖気づかずに前に進める
リリのようなタイプは、上手く制御してやりさえすれば間違いなく役に立つのである。
『先輩! G-33に入りました! 今そっちへ向かってます!』
「オーケー! 後は任せて!」
リリからの連絡を受け、アイリスはG-33の通路に入った。通路の反対側からはリリが獲物を追い込んでいる。
計算通りの展開だ。
しばらく進むと、正面から走ってくるリリの姿が確認出来た。子犬ほどの大きさがある丸っこい生物を追い
かけてこっちへ走ってくる。
地球の生物図鑑に当てはめれば、ハムスターによく似た生物だ。ただし大きさはケタ違いで、やたらと長い
尻尾も生えている。だが今まで見てきた宇宙生物の中ではかなりまともな姿をしていると言えよう。
(うわ……あらためて見ると可愛いかも……)
正体の分からない宇宙生物を見た目だけで判断するのは危険だが、モコモコした容姿は実に愛くるしい。
アイリスはさすがに殺す気にはなれず、ブラスターをパラライザーモードに切り替えた。
(生け捕りにしても、ラボの連中が解剖するって言いだしたら同じだけどね……)
捕えた後の事までアレコレ考えても仕方がない。今回の任務は、船内に紛れ込んだ宇宙生物を捕獲もしくは
射殺する事――
「悪いね。お前に恨みはないんだけど……これも仕事でね」
アイリスは愛くるしい宇宙生物に狙いを定め、トリガーを引いた。
- 470 : ◆h44221MlYo:2009/08/05(水) 23:17:11 ID:tSloEdvo0
- 「ふう……思ったほど手間が掛らなくって良かったね」
「先輩のおかげです。私一人だったらとてもこうはいきませんよー」
捕獲した宇宙生物を専用のケースに回収し、任務は一段落だ。あとはこれをギルドに持ち帰り、報酬を受け
取れば仕事は完了である。
彼女たちはハンターズギルドに所属するフリーのハンターだった。
ハンターというと何となく聞こえはいいが、実際は何でも屋である。この巨大都市型宇宙船の内部でおこる
様々なトラブルを解決したり、雑多な仕事をこなしたりして報酬を得る。
仕事の内容はピンキリで、迷子捜しや引越しの手伝いといった雑務から、宇宙生物の退治、さらには未開拓
惑星の調査まで何でもアリ。『犯罪以外は何でもやる』がギルドのモットーなのだ。
「……それにしてもさ、リリ……あんたその格好何とかならない?」
アイリスはそう言って、リリの露出したお腹をびしっと指差した。
ハンターズギルドはフリーランサーの集まりだから決まった制服などない。ハンターとして登録した時に
支給されるのはブラスターと無線機、そして携帯端末とIDのみで、服装は個人の自由となっている。だから
何を着たっていいのだが、リリの服装はあまりにも無防備すぎる。
丈の短いノースリーブにホットパンツという肌の露出が極端に多い服装で、腕も脚もおへそも丸見えだ。
防御力はないに等しい。
「だって……先輩みたいにスタイル良くないから……ボディスーツ着るの恥ずかしいんです……」
リリはピンク色の髪の間からにゅっと生えた長耳を赤くしながら上目使いでアイリスを見た。
アイリスは女性ハンターの多くが着用している特殊素材のボディスーツを着ている。動きやすさを重視して
身体にピッタリ密着するようつくられており、なるほど服の上からでも身体の線がハッキリ見える。
もちろんただの全身タイツではなく、高温や低温、酸や紫外線、さらには放射線までも軽減する高性能な
防具なのだ。その上軽くて柔らかく、内部の温度や湿度を一定に保つ効果もある。防御効果を考えたら是非
着用すべきなのだが、本人が嫌がるものを無理強いする訳にもいかなかった。
「ま、あんたがいいってんならいいんだけどさ。未知の生物と戦う時は気を付けなよ。防御力ないんだから」
「はーい」
そうは言ったものの、新米のリリにそんな危険な仕事はまず回ってこない。今回の宇宙生物捕獲の任務も、
ベテランであるアイリスの名義で回してもらった仕事だ。ギルドへの登録はフリーでも、回ってくる仕事は
ランク別で、いい仕事を取るためには名前を売らなければいけない。
ハンター稼業も楽ではないのだ。
- 471 : ◆h44221MlYo:2009/08/05(水) 23:18:11 ID:tSloEdvo0
- 「今日は、一緒に仕事が出来て良かったです。色々勉強させてもらいました」
「こちらこそ。無理を聞いてくれてありがとね。約束通り、報酬の半分は夕方までにあんたの口座に振り込ん
でおくから」
リリをパートナーに使いたいと言い出したのはアイリスの方だった。アイリスはギルドでも屈指のハンター
だが特定のパートナーがいない。アイリスのような腕っこきと組んで仕事をしても名前が売れないため、誰も
彼女と組みたがらないのである。
「は、半分だなんてそんな……ホントにいいんですか?」
「アガリは折半。最初にそう約束したよね? 今回の仕事は二人でやり遂げたんだから遠慮なんかしないで。
胸を張って受け取ってちょうだい。あんたはいいハンターなんだから」
リリは泣きそうな顔でこくんと頷いた。
ここの所失敗ばかりしていて、周りのハンターから『ドジ』『天然』『お荷物』などと陰口を叩かれ、割と
めげない性格のリリもさすがに少しへこんでいた。
エース格のアイリスから「手伝って欲しい」と頼まれた時も、何度断ろうと思ったか。
だが今回こうして任務に成功し、アイリスに励まされたリリは、一緒に仕事をして本当に良かったと思った。
「もしあんたさえ良ければ、また手伝ってくれると助かる。あんたも、もし手伝ってほしい事があったら遠慮
なく私に言って」
「は、はい! ぜひまたご一緒させて下さい!」
リリがぺこりと頭を下げる。アイリスはニッコリ笑って踵を返した。
(恐い人だと思ってたけど……すごくいい人だ……)
ポニーテールに結った金髪を揺らして颯爽と歩くアイリスの後姿を、リリは見えなくなるまで見つめていた。
――翌日、想像以上に多額の報酬が口座に振り込まれているのを見て、リリは卒倒しそうになった――
この数日、ギルドは急激に忙しくなっていた。
都市の各所で宇宙生物の侵入が確認される事が多くなったのだ。といっても人に危害を加えるような危険
生物は今のところ見つかっていないが。
「生物が住める星が近くにあるって事よ。いい事なんじゃない?」
ギルドのラウンジで休憩中のアイリスはのんびりとコーヒーを飲みながら、リリに説明した。
近くに星を見つけると調査隊が小型艇で調査に向かう。宇宙生物はその小型艇が帰還する時に紛れ込んで
来るのだ。
移民に適した星はなかなか見つからないものの、生物が住める環境が近くにあるという事は大きい。
西暦2000年前後に地球付近の惑星を調査した時は、動物どころかバクテリアさえ見つからなかったのだから。
「移民は無理でも、食糧の調達は出来るかも知れないしね。まあ、みんな張り切ってるわよ」
そういうアイリスも少し浮かれていた。未知の生物との遭遇は危険も多いが、やはりワクワクするものだ。
「私に手伝えそうな事があったら……協力しますよ先輩」
「ありがと。じゃあピンチになったらSOS入れるから、すっ飛んで来てね」
そんな冗談を言って、アイリスは笑った。
- 472 : ◆h44221MlYo:2009/08/05(水) 23:19:11 ID:tSloEdvo0
- 第8倉庫付近で妙な物音がした、という情報を聞き、アイリスは単独で現場に向かっていた。
どんな危険があるかも分からないのに単独行動を取っているのは、決してアイリスが自信過剰になっている
からではない。宇宙生物の目撃例があまりにも多すぎて人手が足りないのだ。アイリス以外にも、上位ランク
のハンターは皆単独で動いている。
リリに手伝って貰おうかとも思ったが、前回のハムスター騒動の時と違い、まだ相手の正体が分からない。
呼ぶなら危険がないと確信してからだ。
「しかし……面倒な所に逃げ込んでくれたな……」
倉庫は広く、また隠れる場所も多い。さらに省エネのため必要最低限の照明しかないときている。どんな姿
なのかも分からない(そもそも本当にいるのかどうかさえ分からない)相手を探すのは大変な作業であった。
アイリスは油断なくブラスターを構え、周囲360度を警戒しながら暗い倉庫の中を進んだ。物影を一つ一つ
マグライトで照らしながら物音の原因を探す。
「お願いだから……急に襲いかかってきたりしないでよね……」
紛れ込んだ宇宙生物の探索や捕獲は何度も経験して慣れている。また面白い仕事だとも思っている。しかし
視界が確保出来ない暗闇となれば話は別だ。索敵能力は激減し、危険と恐怖が激増する。
「こないだの小動物みたいな奴なら何でもないんだけどなぁ……」
恐怖を追い払う為か、無意識に独り言が増えるアイリス。
だが残念ながら、今回の相手は彼女の想像を遥かに上回る――非常識極まりない生物であった――
「いた!」
倉庫の奥、積み上げられたコンテナの間で問題の闖入者を見つけた。
「何なの……? この化け物は……」
それは地球のどの生物とも似ていない、生理的嫌悪を抱く不気味な姿をしていた。
お椀型の体に無数の触手を持つ軟体動物で、目や口らしき物はどこにもない。大きさは直径2m弱、高さは
1mほどもある巨大な生物であった。
こんな大きな生物が小型艇に紛れ込めるとは思えないから、かなり前に侵入し、この倉庫の中で成長したに
違いない。倉庫内には備蓄した食糧が山ほどあるから食べ物には事欠かなかっただろう。
「……宇宙は広いのね……一体何のためにこんな形状に進化したのかな……」
地球の常識で考えれば、生物というものはその生態に合わせ、もっとも合理的で都合のいい姿に進化する。
この不気味な生物は何の目的でこのような姿になったのだろうか。
「ま、それを調べるのはラボの連中の仕事だけどね……」
そう、アイリスは目の前の獲物を始末すればいいだけだ。大きいとは言ってもその場にデンと居座ったまま
動かない生物だ。倒すのは簡単なはずである。
アイリスはブラスターの出力を最大まで上げ、触手の怪物のド真ん中を狙って撃った――
- 473 : ◆h44221MlYo:2009/08/05(水) 23:20:10 ID:tSloEdvo0
- 「う、うそでしょ!? なんて化け物なの……?」
ブラスターは支給品の安物とは言え、最大出力なら人間を丸焦げにするほどの威力を持っている。しかし、
触手の化け物にはダメージどころか傷一つつけられなかった。
「よーし……見てなさいよ」
アイリスはブラスターを腰のホルスターに戻し、背中に背負っていたショットガンを構えた。
こういう事態を想定して自腹で用意した特殊兵器で、射出するのは散弾ではなくマイナス196℃の液体窒素
をカプセルに詰めた冷凍弾である。実戦で使うのは初めてだが、この武器なら効果があるはずだ。
しかし、アイリスはその秘密兵器を使う事が出来なかった。
動かないと思っていた化け物が予備動作もなしに飛びかかってきて、アイリスを押し倒したのである。
「くっ……! 油断した……」
巨体にのしかかられ、身動きが取れないアイリス。頼みの綱の秘密兵器は押し倒された時に手放してしまい、
数m先に転がっている。
触手の化け物はかなりの重量があるが、その体はスポンジのように柔らかく、圧殺される心配はなさそうだ。
化け物はうつ伏せに倒れたアイリスの背中にその柔らかい体を密着させ、動きを封じている。
「逃げられな……ちょ……っ!! こ、こら!! モゾモゾ動かないで……ッ!!」
捕えた獲物を調べているのだろうか。化け物はアイリスに密着させた部分をウネウネと動かし始めた。
背中やお尻、太ももなどを無数の手で撫でまわされるような感覚――
「くすぐ……ったい……!! やめろ……ッ! うあ! あぁはははははははははッ!!」
それはアイリスがもっとも苦手とする刺激。最大の弱点。
自由を奪われ、防御出来ない部分をくすぐられたアイリスは、狂ったように笑い悶えた。
「やめてぇえッ!! きゃははははははッ!! くすぐるなッ! くすぐるなぁあああッ!!」
どんなトラブルでも落ちついて対処するクールなハンターの面影はどこにもない。今まで誰にも知られた事
はないがアイリスは極度のくすぐったがりで、くすぐられると身体に力が入らなくなった上、パニック状態に
なってしまうのだ。
「いひゃははははははは!! どいて……! どいてお願いぃひひひひッ!!
両手は外に出ているものの、武器がなければ何の抵抗も出来ない。アイリスは必死に化け物を押しのけよう
とするが、化け物の巨体はピクリとも動かないし、身体を引き抜く事も出来ない。
「ひゃ……ッ!! そ、そそそんなトコ……! やめろぉ! ばかぁ~ッ!!」
意図的なのが偶然なのか、化け物はアイリスの一番敏感な部分をやたらと念入りに調べている。身体に密着
したボディスーツは化け物のくすぐり攻撃を少しも遮断してはくれず、アイリスは悔しいやらくすぐったい
やら、ちょっと気持ちいいやらでますます困惑してしまう。
そんな化け物の身体検査はいつまでもねちこく続き、アイリスは困り顔で笑い悶え続けるしかなかった。
しかし、この触手の化け物にしてみれば、こんなのはまだ“序の口”でしかないのだ。
- 474 : ◆h44221MlYo:2009/08/05(水) 23:21:11 ID:tSloEdvo0
- 「はひゃははははははッ!! 離して! 離しなさひひひひひひひひっ!!」
数時間経っても、薄暗い倉庫には相変わらずアイリスの笑い声がこだましていた。
アイリスはお椀型をした触手の化け物の上で大の字にされていた。無数の触手が全身に巻きついて動きを
封じている。
下敷き状態からは解放されたものの、化け物はアイリスに逃げる隙を与えてはくれず、アイリスをお椀型の
体の上に乗せて身動きが出来ないようにハリツケにしたのだ。
化け物の柔らかい体に押し付けられた背中やお尻は、相変わらずモゾモゾとくすぐられ続けている。下敷き
にされていた時と全く同じだ。
(同じ事をするなら、どうしてわざわざ体勢を変えたりしたの……?)
ほとんど冷静さを失っているアイリスの脳裏に、ふとそんな疑問がよぎった。
だが、その疑問はすぐに解けた。
「ふぁあっ!? だ、だめぇへへへへへッ!! それは駄目ェ!! お願い許して!! お願ひひひっ!」
化け物の体に何本の触手が生えているのか知らないが、アイリスの動きを完全に封じた上で、まだまだ触手
は余っていた。
その余った触手たちがウネウネと動きながらアイリスの身体に近づいてくる。触手の先端を4つに枝分かれ
させ、人間の指のように蠢かしながら。
「ひぎゃははははははははははッ!! くしゅぐったあひひひひひっ!! やめれ! ひゃめれぇええ!!」
地獄――そう呼ぶに相応しい、耐えがたい責め苦であった。
大の字にハリツケにされ、動く事が出来ないアイリスの全身を、無数の触手がコチョコチョとくすぐって
いるのだ。
乳首を転がされ、大きく広げされられた腋の下をかき回され、肋骨の隙間をひとつひとつ丹念にまさぐられ、
おへそを弄られ、お腹を撫でまわされ、脇腹を揉まれ、足の付け根をなぞられ――
アイリス自身も知らなかった全身の急所という急所を、ポイントごとに違うもっとも効果的な方法で、徹底
的にくすぐられている。
「あぁひゃ……ッ!! あははッ!! やだ……! やだやだ!! ゆるひてぇへへへへへへへッ!!」
未知の宇宙生物との戦いを想定し、様々な攻撃に耐えられるよう開発された特殊素材のボディスーツだが、
くすぐり攻撃に耐えられるようには出来ていない。
動きやすさを重視して身体に密着するよう設計されているため、素肌をくすぐられるのと同じ――あるいは
それ以上のくすぐったさを着用者に与えてしまうのだ。
また、お椀型の背中(?)に仰向けでハリツケにされて身体を反らせた状態にされている事もくすぐったさを
より強烈にする要因だった。身体を反らされるとお腹や脇腹の筋肉が伸びきってしまうため、それ以上は全く
動かせなくなってしまう。お腹周辺を激しくくすぐられているのに痙攣すらしないのはそのためだ。
完全に動けなくされ、武器も手放してしまった。もうこのくすぐり地獄から逃れる方法はない。
『私に手伝えそうな事があったら……協力しますよ先輩』
『ありがと。じゃあピンチになったらSOS入れるから、すっ飛んで来てね』
リリとの会話を思い出したが、動きを封じられている今、SOSを発信する事は不可能だった――
- 475 : ◆h44221MlYo:2009/08/05(水) 23:22:10 ID:tSloEdvo0
- くすぐりに弱い事を自覚しているアイリスは、今日までまともにくすぐられた経験がない。親しい友人や
家族に対しても隙を見せず、くすぐられる事を注意深く避けてきた。
まさかこんな宇宙生物に、こんなにも強烈なくすぐり責めをされるとは思ってもみなかった。
しかもこの触手の化け物は、どうやらくすぐり責めに特化した体を持っているらしい。捕らえた獲物を確実
に拘束し、効果的にくすぐるための体に進化したのだ。
ヒトの精神波がエネルギーとして転用可能である事は何十年も前に証明され、研究を続けた結果、くすぐっ
たいと感じた時の精神波が最も強くて安定している事が分かっている。この宇宙船の動力源としてもそれは
使われており、今この瞬間にも誰かがリアクターの中で笑い悶えている筈である。それだけエネルギーとして
有用なのだ。
アイリスは絶望と共に理解した。
この触手の化け物は、捕えた獲物を徹底的にくすぐり責めにし、獲物が力尽きるまで、延々と精神波を吸収
し続けるつもりなのだ。
つまり、このくすぐり地獄はアイリスが死ぬまで終わらないという事である。
「キャハハハハハハハハハッ!! ぁああ~っははははは!! いや! いやぁああああッ!! だれか……
だれかたしゅけてへへへへへッ!!!!」
大声で助けを求めても、ここは居住区とは遠く離れた第8倉庫だ。ただでさえ人気の少ないエリアである上、
今回の仕事をするににあたって「誰も近づかないように」と人払いをしている。どんなに激しく笑い悶えても
誰も気づいてくれないだろう。
リリをパートナーとして連れてこなかった事を、アイリスは激しく後悔していた。新人だから危険な任務に
連れて行けないなどと言っておきながら、自分がこのザマだ。
ヤバくなったら無線で応援を呼ぶつもりではいたが、こんな風に自由を奪われ、無線機に触ることも許され
ない状況にされるとは想定していなかったのである。
(リリ……リリお願い……! 助けて……!)
心の中で必死に助けを呼ぶが、もちろんその声が届く事はない。
触手の化け物は、少しでも多くの精神波を得ようと考えるだろう。そのためには、気絶したり窒息死したり
しないギリギリのくすぐったさで、出来るだけ長時間くすぐり続ける事が必要だ。
今すぐにでもやめて欲しいこの地獄の責苦を、これから永久に続けられるのか――
アイリスは恐怖した。だが恐怖に泣きじゃくる事は出来ない。アイリスに許されているのは笑い悶える事
だけなのだ。
アイリスはくすぐられると身体の力が抜けてしまう。動けなくされてしまえば力が入ろうと入らなかろうと
あまり関係はないのだが、一か所だけその影響を受けた場所があった
「ひやぁはははははははッ!! 漏……れる……! オシッコが……漏れちゃあははははははッ!!」
アイリスは失禁した。屈辱に頬を染める余裕もなく。
- 476 : ◆h44221MlYo:2009/08/05(水) 23:23:11 ID:tSloEdvo0
- 特殊スーツは着脱に時間がかかるため、排尿、排便用のスリットがある。外からは見えないように隠蔽され、
外部から液体や物体が簡単に入らないような構造になっているのだが、少し強めに引っ張れば開くようになっ
ている。
触手に股間をくすぐられた時に隙間が開いたのだろう。オシッコがスーツの外へ漏れ出ていた。
だがアイリスにはそんな事どうでも良かった。今はくすぐったがる事で忙しいのだ。
しかし触手の化け物はアイリスの失禁に反応した。オシッコが漏れ出してきた隙間を丹念に調べ始めたのだ。
「ひゃひゃひゃめれへへへへへへッ!! ソコはらめへへへッ!!!」
一番敏感な所を無数の触手にまさぐられ、アイリスは眉をへの字に歪めた。これだけくすぐったい目に遭わ
されながらも、僅かな快感に反応してしまう自分にひどく困惑している顔だ。
だが、触手の化け物の目的は、アイリスに快感を与える事などではなかった。
無数の触手の中に、一本だけ外見が違うものがあった。僅かに太いその一本は、ゆっくりとアイリスの股間
に近づいてくる。
アイリスは身体を反らせた状態でハリツケにされているため、その様子は見えていない。
無数の触手が股間部分のスリットを押し広げ、アイリスの秘裂があらわにされる。そして――
「!!!!!! いやッ! いやぁああああああああッ!!!!」
外見の違う触手がゆっくりとアイリスの膣内(なか)に侵入してきた。
男性器に比べたらずっと細くて柔らかいため、嫌悪感はあるが痛みはない。アイリスの膣内をゆっくりと
進み、先端が突き当たりに到達する。
(まさか……産卵とかする気じゃ……?)
アイリスはその可能性に思い当たり、愕然となった。
マニアックなアダルトノベルには『異生物に種付けをされて妊娠させられる』などという展開がよくあるが、
生物学的に言ったら異生物の子供を身籠る事などあるわけがない。生態の分からない宇宙生物だから絶対とは
言いきれないが、人間の側に異生物を身籠る能力がない以上、まず考えられない話だ。
だが産卵なら考えられる。受精を済ませてあとは孵化するだけの卵を人間の胎内に生みつけるだけでいいの
だから。
最初下敷きにされてくすぐられた時、いやに念入りに股間を調べていた事を思い出す。あれは産卵場所を
探していたのではないか。
だが特殊スーツに阻まれて見つけられず一旦は諦めた。しかしたった今オシッコを漏らしてしまい、それが
スーツの外に漏れ出した事で、スリットの存在を知られてしまった――
くすぐられてパニックになりながらも、アイリスはそんな仮説を立てていた。そしてそれは的中する。
「ひあ!!」
お腹の奥に熱いものを感じた。何かを膣内に出された事だけは分かった。
それが化け物の精子なのか卵なのか、あるいは全く違うものなのか、それは分からなかったが――
- 477 : ◆h44221MlYo:2009/08/05(水) 23:24:11 ID:tSloEdvo0
- 「先輩ッ!!」
何処からか、リリの声が聞こえた気がした。
(リリ……?)
助けに来てくれたのだろうか。それとも助けて欲しい一念が聴かせた幻聴だろうか。
分からない。分からないが、アイリスは笑い悶えながら夢中で叫んだ。
「リリぃひひひひッ!! れいとうだん……! れいとうだんんん~ッ!!」
リリは周囲を見渡して、アイリスが落としたショットガンを見つけた。それが『れいとうだん』なのか否か
は分からないが、直感で動くタイプのリリは一瞬たりとも迷わない。
アイリスに当たらないように――それだけを考えながら、リリはショットガンをぶっ放した――
「先輩! しっかりしてください! 先輩!!」
リリに身体を揺すられ、アイリスは目を覚ました。心配そうに覗きこんでいるリリの顔が見えた。
「リ……リ……! リリ……ッ!!」
アイリスはリリにがばっと抱きついた。
「先輩……もう大丈夫です……もう大丈夫ですよ……」
クールでかっこいいエースハンターの姿はそこにはなかった。アイリスはリリをきつく抱きしめたまま、
まるで子供のようにしゃくり上げながら泣いている。
「くるしかったよぉ……もうダメかと思ったよぉ……!」
リリは何も言わずに、アイリスが泣きやむまで背中を優しく撫で続けた――
「じゃあ……近くまで来てくれてたのね……?」
リリに肩を貸してもらいながら、アイリスは病院に向かって歩いていた。長時間のくすぐり責めの影響で、
膝が笑って一人では立つことも出来ないのだ。
「はい。コッソリ見学させて貰おうかと思って……それに、近くにいれば何かあった時すぐに駆けつけらる
し……ゴメンなさい、勝手な真似をして……」
リリは『ピンチになったらすっ飛んで来て』というアイリスの冗談を真に受け、朝からずっとアイリスを
探していたのだという。
第8倉庫付近で見たという情報を聞いて倉庫を探索している時、アイリスの笑い声が聞こえたので大急ぎで
現場に駆け付けたのだ。
本来なら『危ないから来ちゃダメでしょ』と叱るところだが、彼女が来てくれなかったらどうなっていたか
分からない。アイリスは心の底から感謝していた。
「あんたにはもう……なんてお礼を言えばいいのか……ありがとね……ホントにありがとね……」
何度も何度もお礼を繰り返すアイリスに、リリは首を振って見せた。
「もういいですよぅ先輩……私なんかが先輩の役に立ててよかったです」
しきりに恐縮するリリに、それでもアイリスは何度も何度もお礼の言葉を繰り返した。
- 478 : ◆h44221MlYo:2009/08/05(水) 23:28:05 ID:tSloEdvo0
- ――居住区から少し離れたエリアにある総合病院。
面会者入口で手続きを済ませたリリは、教えられた病室へ向かって歩いていた。
胸に、子犬ほどの大きさがある毛玉を抱きかかえている。大きなハムスターのぬいぐるみのように見えるが、
これがなんと生きて動いていた。
先日アイリスと協力して捕まえた、あの宇宙生物である。
「先輩はね、キミの事を殺さないでくれたんだよー? よかったねー」
アイリスを襲った触手の化け物がその後どうなったのかを聞きにラボへ行った時、この生物と再会した。
危険な生物ではないが研究の役にも立たないため、殺処分されるとの事だった。リリが「かわいそう……」
と口走った所「ではどうぞ」と押し付けられたのだ。
最初は戸惑ったが、おとなしくて人懐っこい生き物で、すぐリリになついた。リリもまた、抱っこしてると
妙に落ち着くため、今では出かける時も寝る時も一緒である。
「先輩……大丈夫かな……」
あれから一週間が経っている。今日やっと面会の許可がおりたので、リリはお見舞いに来たのだ。
「ああ、リリ……」
病室のアイリスは、どう見ても大丈夫そうではなかった。
まずベッドに寝かされていない。まるでコールドスリープに使うような透明のカプセルに入れられた上、
手足と腰をベルトで拘束されている。
ビキニのような服を着せられ、身体には点滴など数本の管が通されていた。
「そのコ、どうしたの? 私たちが捕まえた奴でしょ……?」
アイリスは首だけを動かして、リリが抱いている生物を見た。リリが経緯を説明するとアイリスは少しだけ
微笑む。
「そっか……リリは優しいんだね……それで、あの化け物はどうなったの?」
「あのまま冷凍保存するそうです。忙しくて手が回らないって」
宇宙生物侵入事件が多発し、アイリス以外にも多くのハンターが捕獲に動いていた。ラボはその全てを調査
しなければならないのだから大変だ。
「そう……」
アイリスはしばらく無言で何かを考えた後、真顔でリリの目を見た。
「リリ。今回の報酬は、あんたが全部受け取ってね。あんたが仕留めたんだから」
「そんな! 貰えませんよ!」
「いいの。どうせ私はしばらく病院から出られないし、それに……」
「……?」
「……ううん。何でもない。退院したら二人で美味しいものでも食べに行きましょ」
「はい! 先輩、はやく元気になってくださいね!? きっとですよ!?」
面会終了の時間まで、二人で他愛のない話をして過ごした。
それではお大事に、と病室を出て行くリリを見ながら、アイリスはさっき言い淀んだ言葉を思い出す。
(それに……私はこのまま死ぬかも知れないから……)
- 479 : ◆h44221MlYo:2009/08/05(水) 23:29:11 ID:tSloEdvo0
- 夜が来た。
宇宙船の内部なので本来は昼も夜もないのだが、時間に合わせて都市内の照明が落とされる決まりなのだ。
それは省エネのためであり、また暗くないと夜が来た気がしないという地球人の性でもあった。
病室の明かりも弱まり、闇が訪れる。
アイリスがもっとも恐れいている時間が来たのだ。
(は……始まった……!)
それは入院三日目の夜が最初だった。深夜0時頃になるとアイリスの身体に異変が起きる。
「……ッ!! ぁああ! うあッ!! くぅううう~ッ!!」
アイリスは歯を食いしばって身悶えした。ベルトに拘束された身体がもどかしいが、拘束されていなかった
としてもどうにもならない事は分かっている。
あの触手の化け物に生みつけられた卵だ。夜になると、アイリスの胎内に生みつけられた卵が激しく蠢く
のである。
レントゲンと内視鏡による検査の結果、アイリスのおなかの中にはビー玉大の卵が数百個生みつけられて
いた。何とか摘出しようと試みたが、卵と一緒に注入された粘液が接着剤のように固まっていて無理だった。
「ふぁあ……! あ……! やぁあ……!! ひゃうぅう……! んぁあはッ!!」
言葉で表すとしたら、くすぐったくて、痒くて、そして気持ちいい。たまらない感覚であった。
ラボから来た専門家が言うには、成り行きに任せるのが一番安全だろうとの事。おそらくは数日で孵化する
から、それまで卵を傷つけないように、との事だった。
言う方は簡単に言うが、アイリスにしてみたら大変な事だ。化け物がほどこしたくすぐり責めのような苦痛
はないものの、身体の中が一晩中ムズムズし続け、気がヘンになりそうだ。
アイリスの身体が拘束されているのは、暴れて怪我をしたり、自分で自分の膣内を掻きむしったりしない
ように、という配慮である。
(昨日より……昨日より何倍も激しい……! まさか……!)
孵化の時が近づいている。アイリスは直感でそう悟った。
(卵が孵ってくれれば……もうこんな思いをするのも終わりだ……! あと少しのガマンだ……!)
もうすぐ解放される。アイリスはそう信じて、内側からの刺激に耐え続けた。
孵化した後、再び地獄が待ち受けているとは考えもせずに――
ナースステーションで、けたたましいナースコールの音が鳴り響いていた。
「364号室……アイリスさんか……」
夜勤のナースは古めかしいデザインの受話器を取って光っているボタンを押した。
「はい、ナースステー……! は、はい! 今すぐ行きますから!!」
ナースは受話器を戻す事も忘れ、大急ぎで病室へ向かった。
机の下にぶらさがって揺れる受話器からは、まだアイリスの切羽詰まった声が聞こえている。
『たすけて……! 死んじゃうぅう!!』
- 480 : ◆h44221MlYo:2009/08/05(水) 23:30:10 ID:tSloEdvo0
- ナースが病室に駆けつけた時、アイリスはすでに発狂寸前であった。
「あゃはははははははははッ!! ひゃめてぇへへへッ!! ああッ!! んぁあああああ~ッ!!」
股間につけられていた排泄物用の管が外れ、緑色の液体でぐしょぐしょに濡れている。その液体の中に、
小さな蜘蛛のような生物が無数にいた。
よく見れば蜘蛛ではなく、あの触手の化け物のミニチュアである事が分かる。大きさは2㎝ほど、触手の数
は6本から8本。
「ひッ!!」
不気味な地球外生物が無数にいるのを見て、ナースが小さく悲鳴をあげる。普通の女性なら当たり前の反応
であろう。
だがアイリスは小さな悲鳴どころでは済まない。孵化したばかりのこどもたちに全身を這いまわられ、耐え
がたいくすぐったさに襲われているのだ。
「ひ、ひひひぬッ!! ひぎが……ッ!! いぎができなひひひひひひひっ!!!!」
親玉の方は、長く精神波を吸収し続けるために手加減をしていた。それでも地獄のくすぐったさだったが、
少なくとも呼吸困難にならない程度に加減はしていた。
だがこどもたちは違う。生まれたての動物が夢中で母親の乳を飲むように、小さな触手を激しく動かして
アイリスをくすぐるのだ。凄まじいくすぐったさであった。
しかも、アイリスの股間からはまだぞろぞろと新手が這いだしてきている。地獄は始まったばかりだ。
「あああ……! ど、どうしたら……!」
ナースはどうしていいか分からず、ただオロオロするばかり。
アイリスが入れられているカプセルは孵化した宇宙生物を外に逃がさないためのものである。しっかりと
ロックがかかっていて、ラボの人間の許可がなければ開けられない。
通常なら、孵化したこどもたちは新たな獲物を求めて散って行くのだろう。だがカプセルの中にはアイリス
しかいないため、全員が一斉にアイリスを襲うという事態になってしまったのだ。
「いひひはははははははッ!! たしゅけてぇ!! はやく……!! はやく何とかしてへへへッ!!」
身体をベルトで拘束されているため、暴れて払い落す事も出来ない。またブーツをはいていた前回と違い、
今回は裸足の足の裏もくすぐりの標的にされている。
いっそ気絶してしまえれば楽になるのだろうが、あまりにも激しいくすぐったさのため気絶も出来ない。
一瞬意識が遠のく事はあっても、すぐにくすぐったさによって現実に引き戻されてしまうのだ。
「おねが……ひひひっ!! いま……すぐ……! やめさ……せて……!!」
このこすぐり地獄から解放されるなら、もうどうなってもいい。止める手立てがないのなら、いっそ殺して
くれてもいい。
しかし気が動転しているナースはただ見ている事しか出来ない。大学を出たばかりでマニュアル通りの処置
しか出来ない彼女は、こんな異常事態の時には驚くほど役に立たなかった。
ナースが「麻酔を打って眠らせればいいのでは」と気付いたのは、孵化が始まってから3時間後の事だった。
- 481 : ◆h44221MlYo:2009/08/05(水) 23:31:11 ID:tSloEdvo0
- 数日後、およそ半月ぶりにアイリスがギルドへ顔を出した。
ハンターズギルド本部の1Fには、ハンターたちが待ち合わせをしたり雑談をしたりするためのラウンジが
ある。ハンター同士の情報交換なども行われているため、特に仕事がなくてもここへ来るハンターは多い。
「まったく……ヒドイ目に遭ったよ」
すみっこの席に座ったアイリスは、備え付けのベンダーで買ったパックのコーヒーを飲みながら、何度目か
分からないため息をついた。
「でも、先輩が無事退院できて良かったです」
ミルクティを飲みながらリリが微笑んだ。リリはあれから毎日見舞いに来てくれて、退院の時もいろいろ
手伝ってくれた。
「まあ、無事でもなかったけどね。大惨事だったんだから」
アイリスは卵が孵化した後の話を、リリに話して聞かせた。
あの後ラボから専門家が来て、孵化したこどもたちを回収し始めたのだが、捕まえようとすると物凄い速さ
で逃げ回るため、作業は難航した。
病室を閉め切って、ラボの女性研究員5人とナース3人が手袋をはめて追いかけ回すという、きわめて原始的
な方法で回収作業をしたのだが、相手は数百匹という大軍である。
当然といえば当然なのだが、こどもたちは女性研究員やナースの服の中にもぐり込み、激しいくすぐり攻撃
をしかけてくる。
捕獲にてこずっている内にアイリスの麻酔も切れ、病室内は9人の女性がくすぐったさに笑い悶えるという
地獄絵図と化した。
くすぐり攻撃に耐えながらようやく回収が完了した時は、全員汗だくでフラフラになっていた――
「未知の生物に気をつけろだなんて偉そうに言っておきながらあのザマだもん……当分宇宙生物関係の仕事は
したくないな……」
テーブルの上でもくもくとミックスナッツを食べている宇宙ハムスターの背中を撫でながら、アイリスは
またしても盛大な溜息をついた。
今回の件でくすぐりに弱いという弱点をみんなに知られてしまい、アイリスは今までに例がないくらいへこ
んでいる。自分は誰よりも優秀だ、というプライドが音を立てて崩れてしまったのだ。
ただ一つ救いなのは、弱点が知れ渡った事で他のハンター達がフレンドリーになった事だ。弱みを見せない
ように肩肘をはっていた今までのアイリスは、きっと近づきにくかったのだろう。
くすぐり恐怖症になっているアイリスは、目の前でくすぐる真似をされたり、耳元で『コチョコチョ』と
言われたりするだけで身体がむず痒くなってしまう。だからみんなが面白がってアイリスをからかうのだが、
本当にくすぐる者は一人もおらず、みんな二言目にはアイリスの身体を心配してくれる。
地に落ちたエースは、地に落ちて初めて仲間の有難さを学んだのだ。
「でも、宇宙生物が人間をくすぐるなんて……私もくすぐったがりだから……何だか怖いです」
「私も、あんなデタラメな生き物に出くわすのはもうゴメンだわ……」
宇宙にはそんなデタラメな生物ばかりが生息する星もある。
それを彼女たちが知るのは、もう少し後のことであった――
- 482 : ◆h44221MlYo:2009/08/05(水) 23:36:11 ID:tSloEdvo0
- というわけで、慣れないSFモノをひとつ書いてみました。
まだ宇宙船の名前も決まっていないというのに…
しかし、なんか色々ハイテクな感じのアイテムが出てくるSFモノを投下しながら、
俺のPCは投下の最中に接続が切れるというローテクぶり…あかんがなw
- 483 :くすぐり好きの名無しさん:2009/08/05(水) 23:50:14 ID:iZx8fJZYO
- 相変わらずすげーなーコテハンさんは・・・ナウいぜ!
とってもよかったです!乙!
- 484 : ◆h44221MlYo:2009/08/06(木) 00:18:10 ID:yv4vr2P60
- >>483
ありがとうなのです
そして、前回に引き続き今回もかぶせ気味の投下になってしまって申し訳ないです
という訳で皆様>>454-464もよろしくー
業務連絡:もうすぐ次スレの季節です。投下される方はレス数に注意してくださいね
- 485 :くすぐり好きの名無しさん:2009/08/06(木) 00:38:57 ID:CJ77.KqcO
- >>484
書き込むタイミング何か被りますよね・・・生き別れの妹ですか?
コテハンさんに紹介されちゃうなんて恥ずかしい///
- 486 :くすぐり好きの名無しさん:2009/08/06(木) 02:11:55 ID:wrKoc1WkO
- 永原絵美さんの小説ももっと読んでみたいです。
- 487 :くすぐり好きの名無しさん:2009/08/08(土) 14:51:28 ID:rwsXmk/A0
- SF物は難しいでしょうなあ。
よくそれをここまで・・・
- 488 :くすぐり好きの名無しさん:2009/08/08(土) 20:28:36 ID:jYsBnVOMO
- 490行ったら新スレ建てようと思ってる
それで埋めついでに今チャットで話題の10分小説やろうかなぁと・・・半から
- 489 :くすぐり好きの名無しさん:2009/08/08(土) 20:29:47 ID:jYsBnVOMO
- 強者であり続けるために犠牲は必要なのだっ!
ではスタート
- 490 :くすぐり好きの名無しさん:2009/08/08(土) 20:40:39 ID:jYsBnVOMO
- あやめは窓の外を見ながら考えていた・・・最近の雨続きはどうにも気分が冴えない・・・なんとかしたいなぁと
ピンポーン
「こんにちはー、あや姉。遊びにきたよー」
ちょうどいいオモチャがきた・・・こいつで遊ぶとしよう
「あや姉!何か新しい発明品ないの?」
「あるともー、これ飲んでご覧。」
あやめはこの小さな訪問者の脳ミソは猿以下だと考えていた。蜜柑は毎回毎回騙され酷い目に合わされてもまた騙される。今回も簡単だった。
「飲むとどうなるの?」
「スーパーマンみたいにすごい力が沸くんだ。もの凄い遠くまで物が見えるし小さな音も聞こえる。まあいって見ればスーパーマンになれる薬かな?」
「そうなの?わかったー」
ごくりと薬を飲み干した蜜柑は確かにとても身体の機能が強化された気がした。遠くでどしゃ降りの雨の中通る車の音も聞こえる。
「すごいよあや姉!」
「でしょう?外に出て力を試して見ると良い。」
蜜柑は喜び勇んで外に出た。すると・・・
「あっきゃああああ!」
身体中から猛烈なくすぐったさが押し寄せてきた。雨が当たった部分
- 491 :くすぐり好きの名無しさん:2009/08/08(土) 20:41:35 ID:jYsBnVOMO
- 10分とか明らか短いだろjk・・・
ちなみにお題は雨とのことでした
では新スレたてますお(・ω・)
- 492 :くすぐり好きの名無しさん:2009/08/08(土) 21:09:04 ID:vstw8yTs0
- >>491
スレ立て乙ですー
しかし…何という寸止めかー!
- 493 :くすぐり好きの名無しさん:2009/08/08(土) 21:15:11 ID:jYsBnVOMO
- から猛烈な刺激が襲う。蜜柑はたまらずくるくると身体を回転させて倒れた。くすぐったすぎる。
そんな蜜柑を見下ろしあやめは言った。
「身体の全ての機能をあげている。当然神経もね。それは敏感にもなるでしょうね。」
「やはははは、あや姉ー、たしゅけて・・・」
「仕方ないわね。」
あやめは嬉しそうな顔をして倒れて震えている蜜柑を助け起こそうとした。脇の下に手を入れて。
「いひははは!」
たまらずあやめの手を振り払い蜜柑はまたぺしゃりと地面に倒れた。
「何よ?助けはいらないのね?」
あやめは怒ったふりをして後ろを向いた。
「違うのぉ!違うのぉ!あや姉えええ!戻ってきてええぇぇえ!助けてぇ!」
「効果時間は一時間。ちなみに常人ならとっくに気絶してるけど薬で絶対に気絶出来ないから。」
あやめは言い捨てて窓を閉めた。のたうち回っている蜜柑を残して。
「これなら雨も悪くはないかもね。」
あやめは窓の外の景色を見ながら嬉しそうに呟いた。
埋めついでに続き
20分あれば一応終わったのじゃが・・・
- 494 :くすぐり好きの名無しさん:2009/08/08(土) 21:16:55 ID:jYsBnVOMO
- >>492
どうもぉ
いや、10分はリアル短いww
・・・俺が遅いだけかも・・・もしもしだからなんだからねっ!
- 495 :くすぐり好きの名無しさん:2009/08/19(水) 00:25:08 ID:R4bnaCTwO
- そう・・・私にはこのスレを埋める義務があるのだ!
まあくすぐりないけど・・・ご愛嬌
- 496 :くすぐり好きの名無しさん:2009/08/19(水) 00:25:46 ID:R4bnaCTwO
- 【B34ファイル】
<このファイルは超能力対策部署初期に存在したとある人間の日記のコピーと数点のメモにより構成されている>
×月○日
今日新しく科学者が転属されてきた。どうやら知識提供を頼まれたらしいがイヤらしいにやけ顔だ。私が生理的に受け付けないタイプである。絶対仲良くできる気がしない。
×月△日
恐ろしい勢いで仕事を進めているがあの勝手さには我慢ならない。私が文句を言うとそれには答えずいつものいけすかないニヤケ顔で
「不死に興味はあるかい?」
と、問い掛けてきた。頭が少しおかしいのだろうか?
×月☆日
ヤツが無許可では入れない書庫にいた。問い詰めると面倒くさげに許可を室長から貰ったと言っていた。室長は最近おかしい。それにアイツの部門にまるで関係無いものをヤツが見ていたことにも疑問がある。
×月●日
室長に<削除>のことを相談してみたがまともに取り合って貰えなかった。やはり最近の室長はどこかおかしい。アイツに何かされたのだろうか?とりあえずは1人でアイツの動向を探ることにする。最初から思ってはいたがアイツはやはりきな臭い。
×月◆日
書庫内部でヤツが読んでいた資料は存在可能性が若干しかない胡散臭い能力がそろった物だった。オカルトに興味があるのだろうか?前も不死がどうとか言っていたし・・・そして書庫に何故こんな本があったのかも気になる。
×月△日
私が探っていることがヤツに気が付かれたようだ。構うものか。加えて今日は進展があった。数日前突き止めたあの本はどうやらオカルトの話ではなく実在するらしい。だとするとヤツが調べていたのは・・・
×月□日
遂に尻尾を掴んだ!これがアイツの調べていたことなのか!機密事<>に相<>にヤツの痕跡が残っていた。バカなヤツだ。吸えないタバコなどくわえているからそうなるのだ。明日問い詰める。
×月▼日
どうやら正解だったようだ。珍しく動揺した様子だったアイツは明日話をしようと言ってきた。念のため自分の身に何かあったときはヤツの肉親にヤツの正体を暴けるヒントを送るように仕組んだ。明日こそ決着をつけてやる!あのいけすかないメガネなにやけをびびらせてやる!それにしても明<空欄>とは何なんだろう?
<数日間の余白>
<この日記の著者はその数日行方不明であった>
<数日後姿を表した時には既に錯乱しており奇行が目立った>
<日記の文章もおかしくなっておりまともにかかれた唯一の記述は下の日記である>
はれのひ
きょうも<空欄>れさまにきめちがいいこちなをもったおしえてもらえる、しあわしだ
<日記の著者はこの日記を書き上げたのを最後に精神病棟から出ることすら不可能になってしまった>
<事件性を感じた当局は操作をしたが全く手がかりが浮かび上がらなかった>
<この日記は重要証拠品であった>
<しかし現在は行方をくらませている>
<何故か今この証拠品捜索は捜査対象から外れている>
- 497 :くすぐり好きの名無しさん:2009/08/19(水) 20:31:30 ID:KLSLmQW60
- >>496
日記形式って面白いな
一人称小説の新たな可能性を見た
- 498 :くすぐり好きの名無しさん:2009/08/20(木) 01:19:01 ID:t1OnC1DcO
- あと三レス・・・埋めてみせる
>>497
うわっほい誉められた!
まあくすぐりはないんですがぬ
今回も・・・ないんですがぬ
- 499 :くすぐり好きの名無しさん:2009/08/20(木) 01:19:39 ID:t1OnC1DcO
- 「ねぇ星歌、今日の私の運、どう?」
「・・・占いはあんまり信じない方・・・でしょ?」
「まあまあそういわずー!お願い、藁にも縋りたい気分なのー!今日の任務大変でさー」
「今日のまゆら・・・星と日を考えてまさに最悪、今までの人生で一番ひどい目に会うかも・・・」
「ちょっ、ちょっとー!酷くない!こっちの気分も考えなさいよーこのこのー!」
「あはっ、くすぐらないで・・・この扱いは理不尽・・・納得出来ない・・・ははっ」
「今日はなかなかに重要な任務を君達に与える。」
「改まって何よサナレ。心代わりでもしたわけ?」
「このアホツンデレを囮に一人テロリストを生け捕る。一号、四号、アホデレ、期待しているよ。」
「了解しましたサナレ様。」
「生け捕る・・・と言うことはつまり・・・」
「もちろんだ・・・説得を手伝って貰う時が来るかもしれないよ四号。」
「よぅし!ウチ今日はめっちゃ頑張るで!」
「あっ、四号ちゃん目が珍しくパッチリ開いてる!」
「ろくなこと考えてないよきっと・・・僕と二号は留守番か・・・つまんないなぁ」
「ちょっと!誰かアホツンデレとかアホデレに突っ込みなさいよ!なに目をそらしてるのよ!しかも何で勝手に囮にされてるのよ!」
「・・・サナレ様・・・アホツンデレって・・・なに?」
「五号のことだよニジロク。」
「嘘教えるなー!死ねサナレ!」
「はあはあ・・・私のパイロキネシスが・・・」
「一撃で気絶させるつもりだったのだが・・・悪くない反応だ。強くなれるぞお前は。」
「そんなんええからはよ帰ろ!ウチの楽しみはこれからなんやから!」
「ちょっと冗談じゃないわよ!髪ちょっと焦げちゃったじゃない!大体一対一するなら元々私が囮になる必要ないじゃない!燃え損よ!」
「ワイルドになってええやん。」
「羊毛のくせに!他人事だと思って!」
「アンタ達・・・一体何なのよ・・・」
「ふふふ、我々は月に代わってテロリストをお仕置きする美少女戦士セーラ」
「やめい!」
「ナイスツッコミやアホデレ!髪もバッチリ燃えとるで!」
「やかましい!」
「うるさくてすまんな。我が主の元に連れていく。しばし眠れ。」
「おい!空野!まゆらが捕まったのはお前のせいだぞ!お前が・・・」
「離せ美央。私もその件に関しては今対策を立てている。今回はしてやられたな・・・」
「大体オレはお前のその仮面が元々・・・」
「やめてよぅ・・・まゆらちゃんが・・・まゆらちゃんが・・・ケンカなんて・・・」
「大丈夫ですわ博士。貴女はお姉さん何でしょう・・・もっとしっかりしなくちゃダメですわ・・・それとカナメとリーダー!動揺もわかりますが人にあたってどうするつもりなのです!もっとしっかりしなさい!」
「・・・っ!くそっ!部屋に戻る!」
「・・・私は弱いな・・・」
- 500 :くすぐり好きの名無しさん:2009/08/20(木) 01:21:02 ID:t1OnC1DcO
- 「・・・私は・・・どうすればいい冬華?」
「・・・仮面を外せと美央にまた言われてしまったよ・・・」
「今回のことも・・・能力を使いこなせていれば・・・こんなことには・・・」
「・・・辛いよ・・・冬華・・・グスッ・・・ごめんね、みんな・・・」
「・・・一夏・・・貴女のせいじゃ・・・ありませんのに・・・」
「みんなー!まゆらちゃんが!まゆらちゃんが!」
「どうしたチビスケ!」
「・・・博士ちゃん・・・どうしたの?」
「箱に入って・・・玄関に・・・ふえええ!」
「・・・春菜、まゆらを医務室に、プラティを部屋に。残りの者は会議室に。至急アジトを移動する。」
「空野・・・ちょっと」
「なんだ、美央。文句なら後で・・・」
「さっきは悪かった!ちょっと興奮して・・・その・・・」
「気にするな美央。私もいつか仮面を外してお前達と話がしたいとずっと思っているのだ。だが今は・・・わかってくれ・・・」
「おう、ほらほら集合だお前らー!・・・頑張れよ・・・リーダー!」
「ちょっと!星歌さん!少し離れて頂かないと歩きにくくて・・・」
「・・・星がまゆらの側にいろと輝くから・・・」
「意味がわかりませんわ!大体会議が・・・博士も!そんなにまゆらさんにくっつかなくてもまゆらさんはもういなくなりませんわよ!きゃあ!あと裾をお切りなさい!ひっかかってさっきから何度も転びそうに・・・」
「ううっグスッ、わ、私は博士的立場からこの惨状をだね・・・まやら君が・・・ううわああん!よかったよぅ・・・」
「何言ってるかわかりませんわ!あいたっ!これじゃあ絶対医務室につく前に怪我人が増えますわよリーダー!」
「星が・・・」
「何でウチをもっと速く呼んでくれなかったん!あの子ぼろぼろやったやん!」
「ハイハイすまないね、色々あって、次はかならず・・・ほら、君にはモジャデレの髪をもっとモジャモジャにする権利をあげるから、じゃあね。」
「・・・明日の記憶・・・テロリストのリーダーが持っているようだが・・・まあもう少し泳がせてやるか・・・なあに急ぐ必要はないさ、何しろ」
「私に不可能はないのだからね・・・くくっ」
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