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Conversation

名誉毀損訴訟は事実摘示にせよ社会的評価の低下にせよ、一般閲覧者基準とはいうものの、結局は裁判所の評価によって決まるので、裁判官がこうと思ったら、普通そうはならんだろというものでもその通り認定されることがままある。その中には先に結論があって、それに合わせるように評価するケースが散見される。保全や非訟を数多く担当する保全部や知財部より通常部の方にその傾向が見られる。自分の持っていきたい結論に理屈を合わせるようなことを露骨にやられると、裁判所ってそれで良いんだろうかと思いたくなる。私情を挟むなよと。