【人との付き合い方に関する姿勢について】
特定の友人知人との付き合いに関しまして、様々なXで様々なご意見を頂戴しております。
先ず以て、ご心配をいただき、お心遣いに感謝を申し上げます。
そうした中で、私、中谷一馬は個人としても政治家としても、自分と考え方の違う者や立場の違う者とか交流しないというスタンスはとっておらず、どんな政党の方でもどんな人種の方でもできる限り親交を深め、違いを知り、多様性を大切にしていきたいと考えている人間です。
この思想は、私の育ってきた環境・境遇から起因しているものと考えていますが、母子世帯の貧困家庭で育ち、政治家になったという原体験から私の周囲には多様な方々がいます。
生活保護を受給していた方や道を逸れて今でも挫折を続けている方もいれば、総理大臣として国家の運営を代表して行った方や社会的に大きな成功を収め多大な功績を称えられている方など多岐に渡ります。
私自身、多様な立場の者と類似した原体験を重ねてきたことで、様々な立場にいる人々との共感力や、相手の視点に立った想像力は、政治家としての自分自身の強みだとも思っております。
世界人口が約80億人いる中で、お会いすることができた方々とのご縁は非常に尊く、出会えたお一人お一人との繋がりを心から大切にしたいと想っております。
私自身は、多様なすべての生きる方々の尊厳があたりまえに守られる社会を形成したいと考えていますので、他人を卑下することで自分自身の尊厳を保とうとする者を好みません。
マイノリティへの差別をなくし尊厳を守ることはとても重要ですし、私自身も微力ですがお役に立てるように尽力したいと思います。
一方で特定のマイノリティが至上主義化してしまい、他の考え方を排除し、鎮圧しようとすることを私自身は好みません。
好ましくない者と付き合わないという発想自体がある意味では差別であり、排除だと思いますので、私はできる限りそうした選択はしたくありません。
誰にでも思想及び良心の自由がありますので、そのことを尊重しつつ、それでも改善された方がよいと思うことがあれば、
むしろ相手を深く知って、私自身が何かポジティブなエネルギーを共有することができるなら寄り添い向き合い続けて対話を重ねたいと思います。
私は、人権問題に取り組む友人であるヒューマン・ライツ・ウォッチの吉岡利代さんから教えて頂いた、「お互いの違いを受け入れ、愛を持って接する」という言葉を好んで引用しますが、すべての生きる者たちの尊厳を守り、マイノリティの権利を守る多様性を重んじていくためには、器用な生き方ではないかも知れませんが、特定の思想や人との付き合いを排除するのではなく、向き合いながら知り合い続けることでより良い方向に改善を目指していくことができたならば、そのことの積み重ねが社会全体をより良くすると信じています。
ご理解を頂けないこともあるかも知れませんが、これが等身大の自分自身でありますので、こういう考え方の人間もいるのだなとご寛容に向き合って頂けましたらそんなにありがたいことはございません。
様々至りませんが、懲りずに今後ともご指導のほどよろしくお願い申し上げます。
Quote
中谷一馬@立憲民主党 神奈川7区(横浜市 港北区) 前衆議院議員
@kazuma_nakatani
須藤元気さん、久保優太さん、新藤加菜さんと政治談義
やはりチャンピオンになった方々の人生観や勝負感は大変勉強になりますし、志の高い同世代の友人との懇談は良い刺激を頂いてとても元気が頂けます
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