秋田大、野球場の取り壊し検討 財政改善のため施設見直し、部員ら反発し署名活動
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秋田大学が老朽化の進んでいる野球場の取り壊しを検討している。国からの交付金の減額や物価高の影響で悪化した財政状況を改善するのが狙いという。ただ、野球場を使用する野球部員らは反発。取り壊しに反対する意見書の作成や署名活動を進めている。大学側は代替施設を探すとして理解を得たい考えだ。
野球場は手形キャンパスに隣接しており、面積は2万378平方メートル。ナイター用の照明が6機設置されている。1950年に秋田県が県営野球場として開設。74年に大学が買い取った。その後は硬式、準硬式、軟式の各野球部の活動などで学生が利用している。2008年にネットのかさ上げ工事をして以降は手入れが追い付いておらず、現在は水はけが悪い状態で地面の凸凹も目立つという。
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