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MRI室で女児盗撮、南生協病院の放射線技師の男に有罪判決 名古屋地裁「犯行態様は卑劣」

2024年10月10日 18時24分 (10月10日 18時24分更新)
 名古屋市緑区の南生協病院で女児の下半身を盗撮したなどとして、不同意わいせつや性的姿態撮影などの罪に問われた放射線技師で、元同病院職員の太田直斗被告(32)に、名古屋地裁は10日、懲役2年、執行猶予4年(求刑懲役2年)の判決を言い渡した。
 判決理由で、吉田智宏裁判官は「放射線技師の立場を悪用し、繰り返し幼い被害者を狙った。犯行態様は卑劣だ」と指摘。一方、各被害者らと示談が成立したことなどを考慮して執行猶予を付けた。
 判決によると、2023年5~12月、同病院のMRI(磁気共鳴画像装置)室などで女児3人の下着を脱がせた上、下半身をスマートフォンで撮影したり、撮影データを保存したりした。

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