大月短大、准教授のセクハラとアカハラ認定 学生に「デートしよう」

池田拓哉
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 学生に対するセクシュアルハラスメントやアカデミックハラスメントの行為があったとして、大月市立大月短期大学(山梨県大月市)が60代男性准教授の処分を検討していることが10日、大学への取材でわかった。

 大学によると、准教授は2021年から22年にかけてLINEを使い、学生に「デートしようね」「顔大好きです」などとメッセージを送っていた。ゼミの履修生に対しては、一人でも課題を完成できなければ全員に単位を取得させないという趣旨のメッセージを送信していたという。

 大学は准教授や学生への聞き取り調査を実施した結果、学生に対する優位な立場からのハラスメント行為と認定した。准教授が行為を認めているかについては明らかにしていない。准教授は現在、授業やゼミの指導から外れているという。(池田拓哉)

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この記事を書いた人
池田拓哉
甲府総局|郡内地方・富士山担当
専門・関心分野
地方自治、街の話題