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三反園知事 審議中にSNS投稿 「他意はない」 議会側は反発 鹿児島県

 鹿児島県の三反園訓(みたぞのさとし)知事が県議会審議中に自身の公式フェイスブックで投稿した内容を巡り、議会側が「議会軽視だ」と批判し、知事に説明を求めていた問題で、三反園知事は16日の県議会本会議で「他意はない」と述べるにとどめた。議会側は反発を強めている。

 投稿は9日午後5時前。九州電力川内原発1号機の運転再開について知事が取材に応じた内容で、公約の原子力問題検討委員会設置に関し「できるか予断を許さない状況。絶対必要だと思う」などと記した。

 当時、設置を巡る審議が議会総務委で継続中だったため、15日の議会運営委で「提案者が審議中に意見を発信するのはおかしい」などと知事への批判が噴出。本会議での説明を求めた。

 16日の本会議後、自民県議団の堀之内芳平会長は「他意の一言で終わせようとするのは残念。リーダーの資格が問われる」と批判。公明県議団の成尾信春団長も「納得できない」と述べた。定例県議会は同日、閉会した。

この記事は2016年12月17日付で、内容は当時のものです。

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