本日は浅沼稲次郎日本社会党委員長の命日です。社会民主党は、いかなる暴力にも、いかなる戦争にも全力で反対します。暴力は何も生み出しません。もたらされるのは破壊と悲劇だけです。浅沼委員長の命日にあたり、改めて非戦・非暴力を訴えます。
1960年10月12日、東京・日比谷公会堂で自民党・社会党・民社党3党首立会演説会で訴えている最中の浅沼稲次郎委員長が17歳の右翼少年山口二矢に刺殺されました。演説会は解散・総選挙を控えて開かれたもので、会場がヤジで騒然とする中で浅沼委員長が政権の政策を批判して、「選挙の際は、国民に評判の悪い政策は、全部伏せておいて、選挙で多数を占むると……」と言いかけた午後3時過ぎ、少年が壇上に駆け上がって刃物で浅沼委員長を刺しました。ほぼ即死状態でした。少年は現行犯で逮捕され、その後11月2日、東京少年鑑別所で自殺。
いま、世界には戦争と暴力が渦巻いています。ウクライナ、ガザ、ベイルートなどでの戦禍は、収まるどころか拡大しています。暴力は何も生み出しません。
いかなる戦争や暴力にも反対を表明し、粘り強い対話と外交努力による解決を求めます。
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