関東周辺で山あいの一軒家が相次いで狙われた連続強盗事件で、逮捕されたベトナム人の男2人が、長野県松本市の事件に関与したとして、強盗致傷などの罪で起訴されました。

強盗致傷と住居侵入の罪で起訴されたのは、いずれもベトナム国籍のホアン・フー・ホア被告(26)と、マイ・ヴァン・シー被告(23)です。

起訴状などによりますと、2人は、今年5月6日の午前2時ごろ、松本市の住宅に無施錠の台所の窓から侵入し、住人の50代男性に刃物を突き付け「わかるな」などと言って脅迫しました。男性の両腕と両足をガムテープなどで縛って殴るなどの暴行を加え、現金13万8000円を奪って逃走したとされます。

検察は認否を明らかにしていませんが、警察の当初の調べではいずれも黙秘していました。

2人は、これまでに栃木県内の強盗事件で逮捕・起訴されていて、警察は、群馬や福島県内の事件についても関連を調べています。

長野放送
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