トヨタ自動車、三菱UFJ銀行、岩谷産業は13日、次世代燃料として期待される水素分野への投資に特化したファンドに出資すると発表した。出資額は、他の5社と合わせて約4億1000万ドル(約600億円)。燃焼時に二酸化炭素(CO2)を出さず、脱炭素の切り札とされる水素の供給網を整えて普及を図る。
ファンドは、水素の利用促進を目指す約450の企業などが参加する団体「水素バリューチェーン推進協議会」などが設立した。他の5社は三井住友銀行、福岡銀行、リース大手の東京センチュリー、脱炭素化支援機構、フランスのエネルギー大手、トタルエナジーズ。