【競馬】相変わらず投稿をサボッた時に限って京都大賞典で大穴を的中させてしまう始末…笑。あと東京の馬場は相変わらずウンチ。そしてやっぱり過去を反省できないJRAさん、不正がまた発覚【秋華賞2024】
今秋の運を早々に使い果たした…w
全然関係ないのですけど、最近夜が冷えてきて本当に過ごしやすいですね。その影響かなんか知らないですけど、ムカデがまた大量に沸いてきて…w 記事を投稿できなかったのその影響もあるのですけど、本当にどっから湧いてくるのかな?と。一応、ウチって玄関に入るまでに階段があるから、登ってくるまでに時間がかかると思うんですよね。どっかに穴でもあいてんのかな?と格闘してたら普通にハチに腕を刺されましたw 予想外すぎる。
ハチも、どうやら秋になると暴れ出すみたいなので皆さんも気を付けてくださいね。涼しいからって窓をあけてるとアイツら挨拶もなく勝手に入ってくるので。
で、初手またしてもJRAさんの不正発覚ということで。騎手がスマホを持ち込んだっていう話ですね。先に言っておきますけど、この後ボロカスのボロカスに叩きますw 見たくない人は回れ右でお願いしますね。
ほんと、もうええわって感じですよねw 笑えないですけど、何回同じようなことをやってんだっていう。ここらへんって、過去にも何度か話題に挙げたことありますけど通信機器の持ち込みって本当に論外なんですよね。理由も明白で、八百長・不正がやりたい放題になるから。
競馬って、その時々の情報開示が本当に重要なギャンブルですから、前日~当日までに一般のファンが知り得なかった情報を仕入れることができるというだけで、とんでもないアドバンテージが生まれるんですよ。当たり前ですけど。外部と通信できる環境にあったら、いつでも指示役と情報収集役に分かれてやりたい放題ができるので、マジで論外中の論外なんですよね。
だから、一流騎手はパドック周回中の動作1つでも気を使っていて、ファンから声をかけられてもほとんど無視するわけです。その動作1つが、八百長の合図じゃないのか?って疑われないようにするためですね。
こういうの、別にJRAというか競馬に携わっていない一般人でも、倫理や道徳上の観点から誰もが理解できることと思うんですけど、未だに平気でこういうことをやっているのが本当に意味が分からないというか。
何をどう考えたらそういう行動に繋がるのか。
スマホは現代人にとって必須…とかいうズレた意見を言ってたメディアも過去にあったのですけど、たかが1日~2日間スマホを触れない状況の何が厳しいんだ?って疑問しかないですよねw それこそ一般人でも、1日まるまる平気で我慢できますし。仕事中にスマホいじったりしないが?って感じですもんね。スーパーやコンビニで働いてる人達がレジの前や品出しで個人用のスマホいじってる姿みたことあるのか?って話で。
悪いけど、本当に「現代人は~」とかで一緒にしないでほしい。
他の人達にも失礼すぎるので。調整ルームでの生活って、それこそプロとしての仕事の一環だと思うんですけどね。
というか、根本的な話としてこういうの普通に法規違反ですしね。
だって、日本競馬って競馬法で成り立ってるんだから。競馬の公平性の確保を邪魔したらダメですよ、犯罪ですよ、って普通に書いてますし。今回の件もメチャクチャ悪質で、2台のスマホを準備して片方を提出してた…って感じなんですよ。しかも、同じような手段で2人の騎手がそれやってるから、競馬開催中であっても遠隔で連絡取れるんですよ。
マジでやってることヤバすぎですよね。
騎手の仲間内で秘密裏に連絡取りあえたらガチで八百長やりたい放題やん、っていう。これ実際に別競技でスマホを使った八百長ありましたからね。当たり前ですけど、その人達は逮捕されましたし。
これも最近の日本の話ですからね?
そういうの疑われることをやるのって、最悪の場合は逮捕もあり得るリスクなんですけどメチャクチャやばいことやってるって自覚ないのかな? 何回も言いますけど、日本競馬って法律がちゃんとありますからね。
刑事罰もありますし。
今年って、不幸な事故とかそれを踏まえての馬場造りの失敗とか、今回の不正みたいなのとか一杯やらかしてますけど、客観的に見ても反省とか全然してないし、ファンの意見とか何も心に刺さってないんだろうなって率直に思いますね。
今回の件でも心底終わってるなーって感じるのが、その中の1人のスマホ案件の第一報がJRAの発表じゃなくて週刊誌のタレコミだっていう点ですね。これバレなかったらずっと無かったことにされてたわけだから、マジでもう何でもアリですよね。まぁ本当に隠蔽が大好きなJRA様はまだまだ健在というか…日本って法治国家のはずなんですがw
こういうのあると潜在的に何人が不正やってたのかなんてもうわからんわけで、信用性とか1つもないですよね。
結局のところ…
「競馬に携わっていない外野がワーワー言ってるだけ」
ってナァナァの認識で甘い蜜を吸ってる人らも多数だから、こういう部分って何も変わらないんだろうし、何度も同じ不正をやり続けるんだと思います。現実的に、こういうの報道して徹底的に叩かないといけないメディアもJRA側と癒着してるから、大きなこと言えない現状だし。
ファンが賭けてくれた金銭で競馬って言う興行が成り立っているっていう認識すらないんでしょうね。
超法規的に勝手に解釈して罰を軽くしてるから、こういうことって改善されないし、JRA側も責任を取りたくないから競走中の妨害等のルールすらずっと曖昧にしてるんでしょうしね。ここらへんも、オイラは本当にずっと何年も指摘し続けていますけど。
いい加減に言い訳して逃げ回ってるんじゃなくてJRA側が責任取らんと。
これ本当に何億回と言ってますけど、「主催JRA」だからねw JRAが主催なんだから、不正があった時の責任は全部JRA側の責任だよ。
ギャンブルの主催者がその中で不正があったのに「責任取りません」って、どこの世界でそんな話が通るのかw 普通は主催者側も一発でアウトだからね。実際に海外のカジノ主催者側のディーラーとか不正して一発で逮捕されたこともありますから。
これが普通なんですけどねほんと。
まぁ本当にこれからの競馬どうなることやら。
ちゅーことで、競馬の回顧的なもの。
秋華賞とか、事前に言ってた通りハッキリ言って予想することないですもんね。なので回顧的なものに力を入れようかなーと。馬場が正直、これからどうなるのか面白そうなので。
先々週はスプリンターズSとかあったのですけど、まぁ全然当たらずw あんなに荒れるとは思わなかったですね。正直、よくわからなかったですしまぁ見てて楽しかったから良かったかなぁと。ピューロマジックが、オイラの想定した100倍の思いきりの良さでぶっ飛ばしてくれたのでw 逃げ馬を応援して馬券を購入した身としては、ああいう競馬をしてくれるとマジでスッキリしますね。
素晴らしい競馬でした。
ただこの時期のレースや馬場って、やっぱり今は点で見るより線で見た方がわかりやすいので、そういう意味では秋中山→秋東京の馬場を説明するうえでも非常にわかりやすいんじゃないかなって思っていますね。
ここらへんの馬場予想、去年の教訓があったので気を付けた方が良いって何度も言ってきましたけど、今は中山も東京もマジで大差ないですから。
そういう去年の前提知識が頭にあったからか、開催替わりの京都も東京も予想と馬券はまぁ開幕から調子が良くて…w ハッキリ言って、ビックリするくらい当たりましたね。確率的に言って、絶対にもうこの先の秋予想は当たらないって言えますw
だから、オイラのこれからの見解と回顧は参考程度でお願いします。
まず京都の方なんですけど、こっちは馬場的に面白かったですね。春開催の京都の馬場は本当に終わっていたので、造園課さんが頑張ったんだろうなぁと。去年の京都もそうでしたけどマジで終わってて、つまらなすぎてまともに予想したレースとか1つもなかったくらいなのは、オイラの記事を見てくれてた人は知っていると思います。反対に、今年は開幕から面白いって思えるだけの状態だったから、普通に週末をずっと競馬で楽しんでましたね。
で、京都大賞典の方は察しが付いてるかもしれないですけど、ディープボンドが出てたので当然この馬を中心に買ってたわけでw 馬連ワイド共に当たりました。でも、オイラが自画自賛したいのは元POGのディープボンドを贔屓目に買った馬連ワイドじゃなくて、ちゃんと考えて圧倒的人気のブローザホーンやサトノグランツを切って単勝を1点で突破できたことですかね。
我ながら、よう1点突破でいけたなーと。いつもの豆馬券↓
ダービー以来で久々に直線で体が前のめりになりましたねw
正直、どっちが勝ってくれてもうれしかったので。
なんでシュヴァリエローズが本命だったのかというと、少なくとも先週の京都開催って明らかに欧州志向の血統馬が活躍してたからです。これ本当にわかりやすかったです。
最初はリオンディーズあたりが無双してたから…
「あぁこれ春開催と同じかも…」
って思ったのですけど、上位に連れてきてる馬の血統を見ると、とある共通点がポンって出てきてたんです。それが何かって言うと、サドラー系です。先週の京都、実は重いノーザンダンサー系を持っている馬が無双してました。ここらへん、オイラが馬券的に勝ちまくってた夏競馬の新潟に近いものがありましたね。
京都大賞典って、その傾向が極まってて上位は血統的には欧州志向の強いステイヤー気質の馬が来ただけです。
・シュヴァリエローズ→ディープ×ニジンスキー系(イギリス三冠馬の系譜)
・ディープボンド→キズナ×ダンシングブレーヴ系(凱旋門賞馬の系譜)
3着に突っ込んできたメイショウブレゲも父親はスタミナお化けのゴールドシップに、母系に長距離砲を大量に輩出したダンスインザダークを持っています。で、このダンスインザダークも母父はニジンスキーです。ちなみに、ディープボンドの母系にいるマルゼンスキーもニジンスキーが父親ですw こんな感じで、重厚なノーザンダンサー系かそれに近い血統を多く持っている馬で上位独占してるんですよね。わかりやすく言うと、それこそ凱旋門賞とか英ダービーとかで活躍してた馬の系譜ですね。
この傾向って、マジで京都は土曜日からずっと続いていました。
だから、このレースって実は何も難しいことは無くて単純にステイヤーとしての資質が高かった馬のワンツースリーなんです。これ、去年の今頃とは完全に真逆ですね。
去年の秋開催の時にもメチャクチャ言ってたのですけど、今のトラックバイアスが存在する状況下では着差とか着順とかあんまり気にしちゃダメなんですよね。何でかって言うと、その馬の得意馬場になると簡単に着差が付くし、着順がひっくり返っちゃうから。これは強さ云々じゃなくて、あくまでも得意不得意の話だから真に受けちゃダメなんですよね。逆を言えば、不得意な馬場になるとアッサリ負けることを意味してるので。
今回のサトノグランツやブローザホーンとか典型的な存在でしたけど、オイラは何回かこの血統に関して本質的にステイヤーではないって話はしたことあったと思うんですよね。去年の菊花賞を勝ったドゥレッツァについてもずっと言ってきましたけど、本質的には明らかに中距離の血統だって。
じゃあ、なんでこういう血統が3000m以上で活躍できてたのかっていうと、近年の日本の馬場が異常だから、で終わる話なんですよね。
ここらへん本当に、タイトルホルダーが阪神・中山で圧勝してた時からずっと言い続けてましたから。トラックバイアスが無くなるとおそらく勝てなくなるよっていう話。結果的に、その通りでしたもんね。
あの時も、オイラは同じ京都で穴馬券取ったのは皆さんもご存じの通り。
だから、サトノグランツやブローザホーンもこれに近いんです。凡走したからって別に悲観することないと思いますよ。多分、また自分の得意な馬場になると復活すると思うので。
春の天皇賞時の馬場状態がヤバかったの、それこそちゃんと馬場や血統を把握してた人じゃないと本当にわからなかったと思いますしね。実際に、春天を勝ったテーオーロイヤルとか兄弟全部ダート馬ですからw 母の母方がアメリカ由来でその影響が強くて、それこそ兄貴のメイショウハリオとか砂のGⅠ級を勝ってるくらいだし。そういう血統の馬が圧勝できる状態だったって知ってないと、多分こういう馬場状態になった京都大賞典の馬券とかは取れないと思うんですよね。理屈が意味不明すぎて。
それと同時に、ここらへんの理屈を理解してたらそういう環境下でいつも上位に来てるディープボンドってとんでもないステイヤーだってそれこそわかりやすいと思う。あの馬、全く真逆のフォワ賞も平気で勝ってますし。
というか、ブローザホーンに関してはマジでロベルトとシーザリオ牝系の悪いところが全部出たって感じでしたからねw やっぱり血統って面白いなぁと。ここらへんも本当に口を酸っぱくして何度も言ってきてますけど、この手の血統は穴馬や相手として買うのが正解であって、圧倒的な人気では軸にするべきではないとオイラは思っていますので。何年も前にまとめた種牡馬辞典やエピファネイア論評にすら、自分でそう書いてますからねw
これがロベルトでありシーザリオだよ、っていう。
まぁそれにしても、11頭立てで8馬人気と11番人気の馬が馬券内ってヤバイですよねw なかなか見れないレースになったなぁと。
注意が必要なのが、やっぱり今週以降の馬場傾向ですね。散水をちゃんとしなかったり、ラチを移動させて馬場状態を良くさせようとすると去年や春開催の時と同じような状態になるかもしれないので。
これがどういう状態かっていうと、ダートや短・マイル志向の血統を持った馬が無双するっていう状態ですね。距離に関係なく、そういう血統を持っていないと話にならない…って状態になる可能性は来週以降もあるので、本当に注意です。特に、京都は改修工事で排水性能を向上させたって当の造園課さんが白状(?)しているので、仕様上で内々から渇きやすく固くなりやすいです。去年秋と今年の春はマジでそういう状態で終わってたので。
ここらへんを加味しながら、秋華賞を考えた方が絶対に良いですね。ベストなのは、やっぱり当日に状態を確認することですけど。
ちゅー話からの、東京競馬場さんです。こっちの馬場状態に関しては、ハッキリかつ控えめに言ってもウンコですねw ほんと毎度のことですけど、終わってんなっていう。唯一救いなのは、土曜日にメチャクチャ雨が降ってそれが少しだけ緩和されたっていう点ですかね。
ちなみにですけど、京都よりも馬場が終わってて簡単だったので、こっちの方も馬券は当たりましたよ。豆馬券↓
こっちもPOG馬ですけど、全くそれとは関係なく毎日王冠に関しては京都大賞典の100億倍は自信ありましたからね。というか、本当に何で毎回毎回毎回毎回キズナ産駒ってこんなにも人気ないんですかね?w 意味が分からないというか。
何か変な諜報機関でも暗躍してるの?って疑いたくなるw
あと、これも毎度のことで誤解のないように言っていますけど、ここで活躍した馬や陣営は素晴らしいので。オイラがイヤなのは、こういう馬場を造る主催者側なのでそこらへんは分けて考えてくださいね。
東京に関しては、予想も秒で終わったし馬券も当たったのでボロカスに言わせてもらうのですけど、これもう馬場とラップの状態を見たらいつも通りのしょーもない秋開催の東京だってマジでわかりましたね↓
()は後半3Fのラップ
・1800m(12.0 - 11.3 - 10.9)
・1600m(11.5 - 11.4 - 11.4)
・2000m(11.3 - 11.3 - 11.2)
東京って、土曜日の朝に4つの芝レースが組まれていたのですけど、この時点で3つのレースのラップがコレ。で、唯一加速ラップじゃなかったのが東京第1レース。理由はなぜか。
前日に雨が降って溜まっていた湿気の影響で、朝のうちにまだ乾いてなかったから。メチャクチャ簡単な理由ですね。で、運よく雨が本格的に降り始めた午後にこの傾向が少しずつ緩和されていきましたって流れ。
これ見てパッと頭に浮かんだ人は、おそらく正しいです。そう、これ前開催の野芝の中山とまっっっっったく同じ傾向なんですよね。↑を見たらわかる通り、この状態になったら1600mだろうが2000mだろうが全馬バテることなんてないんだから、結局は脚の速い血統を買っておけば当たるんですよ。マジで簡単です。シックスペンスって野芝だけの中山でデビューしてラップ10.7を押し切った馬ですから。スプリングSもほぼ全く同じラップで勝ってますからね。本気で3秒で予想終わりました。
だから、オイラがいつも言ってた通りこういう状況になるともう競馬場とか距離とか分けて考える必要ないんですよね。こんな感じで勝つ血統って絶対に同じなので。
で、オイラがもう何億回と言ってたことを覚えていますか? こういうふうに、雨が降ったり馬場が渋ったりしたら午後に向かって内々が渇いていくんですね。
でで、先月にオイラが言ったことも覚えていますか? コレも口を酸っぱくして言いましたよね?w この馬券術を覚えていたら秋は良い思いを出来ますよ…ってピンポイントで言ってたやつ↓
何かっていうと…
「秋競馬はルメールに注目。特に近年の東京はトラックバイアスができやすい。この手の馬場はルメールが大得意で、前に行って勝ち始めたらこの騎手を買い続けるだけで儲けられる無双状態に入った合図。」
って話。
まんまこの法則通りで、日曜日だけでルメールさん6勝ですw
ルメールは、日曜日のガルダイアでこの騎乗をそのまんまやっていたので、これもわかりやすく「あぁ当週のトラックバイアスわかったんだな…」ってオイラは確信しました。
なので、誇張でも何でもなく事故がない限りは絶対にシックスペンスが勝つと思いましたね。血統もレースぶりもドンピシャだったので。
競馬に絶対はない、とかよく言いますけど最近はここらへん本気で「絶対」ですからねw この手のトラックバイアスが午後に向かって出来てきて、メインレースだけ欧州志向の馬が来ました…なんて見たことないので。
恐ろしいのが、土曜日にアレだけ雨が降ったのにこの状況になったことです。加速ラップが続いていた土曜日の午前も、午後に向かって雨が降っていた状態でやっと緩和したくらいなので、アレが無かったら一体全体にどういう馬場になっていたんだ?ってマジで恐怖ですよね。
もっと酷い状態だったはず…っていうのが容易に想像できるので。
土曜日のサウジアラビアロイヤルカップもわかりやすかったですけど、結局はアレだけ雨が降ってようやく血統的にもバラけた状態になったわけですから、通常時の散水量ってどれだけ足りてなかったんだ?って疑問しかないですよね。
メディアの毎日王冠でも特に誤解の多い回顧とかあったんですけど、例えば…
「ドスローだったから後ろが差せなかった」
って見解を多く見なかったですか? この点に関しては完全に間違いで、別にペースが速かろうが遅かろうが後ろの馬は絶対に届いてないんですよね。理由も明白で、近年のこの時期の東京は毎年この展開になるからです。
例えばですけど、全体タイムでも今年と大差なかった去年の毎日王冠のソングラインやシュネルマイスターの上がりって知ってますか?
だいたい、33秒前半から半ばでシックスペンスと大差ないんですね。勝ち馬の先行してたエルトンバローズも33.8秒で普通に速い。その前のレコードを出したサリオスも33秒台、さらにその前のシュネルマイスターが勝った年も最速は33.0…って見ていったらわかりやすくて、この時期の最速上がりって結局のところ33秒台が平均的な限界値でそれ以下なんて難しいんです。
これが当該レースのサラブレッドの限界値に近い数値なんですね。
明確に上がりの限界値があるにも関わらず、前も後ろも全く同じように上がりを出せるんだから、ペース関係なく後ろの馬が差せるわけないんです。こうなると本当にわかりやすくて、前に行った馬の方が圧倒的に有利じゃないですか? だって、前の馬はバテないんだから。
ここらへんの事情も理屈も、コントレイルがエフフォーリアを差せなかった時から何も変わってないですね。物理的に不可能、ってやつです。
上でも見た通り、距離関係なくラップ的にも前に行った馬は最後まで止まらないってわかっていますし、それ以上の上がりなんて不可能で、しかもスローだからって毎日王冠で32秒台の上がりが出るわけでもないので、スタートしてからの位置取り争い、そしてコース取りでもう勝負が決まるんですね。
だからスローだから届かない、他の馬は脚を使ってない…じゃなくて全馬同じように脚を使ってるって解釈が正しいんです。ただ、相対的に見てそれがわからないようになっているだけで。全馬同じように脚がいつでも使えるから、自然と序盤から前々で内々の競馬ができる速い馬・速い血統が圧倒的に有利になるんです。そうなると、当たり前ですけど枠順の有利不利も強烈に出てきて、外を回される馬なんてのは圧倒的に不利で不公平な状態になるわけです。これほど簡単な理屈ないですね。
これが、今の日本の超高速馬場の本当に不公平でダメダメな部分です。
こういう状況下で好走した馬が、環境が変わるだけで上位に来られなくなったり、簡単に馬券外に飛んじゃったりするのもわかりやすいですよね。毎日王冠と京都大賞典の違いって本当にわかりやすくてそういう意味では面白かったです。まぁ、POG馬という贔屓目で見たらシックスペンスは普通に強いと思いますがw
今の競馬って、本当にここらへんの見極めをきちんと行っておかないと馬券も長期的に当てられないので注意も注意ですよ。
という、長々と講釈を垂れた後での、短い秋華賞予想。
なんですけど、本当に予想することないと思うんですよね。オイラはこのレース人気どころで決着すると思っているので。とか同じこと言ってたSSは大荒れだったんですがw
でも、秋華賞これ荒れるのかな? なんか穴を買うのリスク高いなぁと。
おさらい。基本的に、3歳牝馬戦線って今のところ上位拮抗です。この理由も割とわかりやすくて、完成度の高い馬が揃っているから。
血統的にも裏付けがあって、完成度が高くて早期活躍するハッピーパスの一族であるチェルヴィニアと同じように早期完成しやすいロカの一族であるステレンボッシュの戦いなので、大きく崩れることはないのかな?と現状の戦況分析。
もちろん、怖い部分というか不安な点もありますよ? 例えば、両方とも既にピークを過ぎちゃっているパターンですね。それこそ上でもちょっと書きましたけど、チェルヴィニアの一族とかメチャクチャわかりやすくて先週も同族の圧倒的な人気だったアルレッキーノが馬券外にぶっ飛んだじゃないですか? アレがやっぱり典型的なハッピーパスの一族なんですよね。ここらへんの一族の話、オイラの記事では本当に何度でてきたかわからないくらいに説明してますもんねw ほぼ準レギュラーだし。
早期完成はするけれど、変なところで線がキレちゃって上位で安定しなくなるのがパターンなんです。
こういうの見ても、実力的に早期完成型が揃ってるから上位は強いんだろうけど、成長とかメンバーを加味すると進んで買いたいレースではないな…っていうのがやっぱり今のオイラの率直な感想ですね。ハッキリ言って、どの馬に逆転の可能性があるのかもわからないですし、どっちに転んでも妙味ないですし。
血統的な馬場適性で人気どころを分けると…
【ある程度はスタミナが求められて時計がかかっても大丈夫】
ステレンボッシュ、ランスオブクイーン、タガノエルピーダ、
【超高速決着になっても大丈夫】
チェルヴィニア、クイーンズウォーク、ボンドガール、ミアネーロ、クリスマスパレード、アドマイヤベル
って感じだから、買いやすいのはスタミナが必要になる方ですかね。でも、天気の状況とか見てるとどう考えてもまたアホみたいなウルトラ超高速馬場になりそうな気配もあるのでw
なので個人的には、やっぱりどちらに転んでも春の実力を保ったままなのだったらチェルヴィニアかステレンボッシュで手堅いかなぁっていうのが率直な感想ですし、早熟だったらどっちも飛びそうだなーって思いがあるのも率直な感想ですし、だからと言ってこれら2頭を逆転できそうなのを見つけるのも難しいなーって感想ですねw
どないやねんって感じですが。
そんな感じなので、大人しくまたクイーンズウォークの単勝でも買って応援しておきますw 馬場が渋ってくれたら一気にヤル気も起きるのですけど、期待薄かなーと。
ちゅーことで、今週も安全にかつ公平に競馬を開催できるように願っていますよ(/・ω・)/
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