【3分要約・読書メモ】1%の努力
ご覧頂き、ありがとうございます。
今回は「1%の努力」についての記事となります。
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こんな人におすすめ
・毎日、時間に追われている人
・将来が心配で不安な人
・つまらない毎日を送っていると思っている人
・努力が報われず悩んでいる人
著者
ひろゆき
本名:西村博之。1976年、神奈川県生まれ。東京都に移り、中央大学へと進学。在学中に、アメリカ・アーカンソー州に留学。1999年、インターネットの匿名掲示板「2ちゃんねる」を開設し、管理人になる。2005年、株式会社ニワンゴの取締役管理人に就任し、「ニコニコ動画」を開始。2009年に「2ちゃんねる」の譲渡を発表。2015年、英語圏最大の匿名掲示板「4chan」の管理人に。
1:前提条件
・「エッグスタンドなんて、いらなくない?」
人生において、すべてのものがあなたにとって必要とは限らない。卵を置くためだけのエッグスタンドが本当は不要であるように、豊かであるるように見せているだけのモノを見破れるようにしよう。
・「この人とは『前提』が違うんじゃないか?」
自分と違う意見を持つ人がいた時に、シャットアウトするのはもったいないい。「なんでそういう考えをしているのか」を予想してみると、新しい考え方にも寛容になる。どんな人からも学べるのだ。
・「彼らは太古からずっといた」
想像力を絶やしてはいけない。自分が生まれるはるか以前にまで考えを巡らせてみよう。きっと親近感を持つことができる。偏見だってなくせるし、差別だってなくせるかもしれない。
・「自分はどうなったらヤバいと感じるのか?」
自分にとっての底辺を考えて「最悪の状態」を想定しておくといい。できれば実際に見てみるのがおススメだ。旅行、映画、本、ネットなど、手段はいくらでもある。
・「片手は常に開けておけ」
いくらチャンスが目の前に現れても、そのとき「余裕」がないと取り逃がす。両手がいっぱいだと、何も新しいことが始められない。まずは手放そう。スケジュールに余白をつくろう。
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2:優先順位
・「自分にとっての『大きな岩』はなんだろう
ツボの中に最初に「大きな岩」を入れないと、後から入れる隙間はなくなってしまう。砂利や砂や水は、後からでも入れることができる。その順番は、自分が決めるしかない。
・「それは修復可能か?」
何がムダで、何がムダじゃないかは、判断が難しい。それを決めるコツは、後からでも取り戻せるものは、いったんムダなほうにすることだ。後から取り戻せないなら、それは「今しかできないこと」なのだ。
・「世の中はチョロいし、意外とちゃんと回っていく」
「社会はちゃんとしたものだ」と思い込んでいるのは、思考がまだまだ幼い。会社も学校も政府も、意外と適当に回っているところがある。所詮、自分と同じような人間が運営しているだけだ。構える必要はない。
3:ニーズと価値
・「好きなものは好き。だって好きだから」
「なぜそれがすきなのか」は、すべて後付けだ。理由なんて意味はない。勝手に好きなことを勝手にやればいい。ただし、説明できるようにしておくと便利なのは間違いない。
世の中は2つのことに分けられる。
「やりたいけど、できない」
「できるけど、やりたくない」
だからみんな悩んでいる。
「やりたい」よりは、「できる」ことから始めて、少し背伸びするくらいのレベルにすればいい。「やりたい」と「できる」の間を徐々に埋める。
・「なくなったら困る体験は何か?」
好き嫌いで仕事をするのはお勧めしない。それは、ニーズを見誤るからだ。では、ニーズはどこにあるのか?自分にとって「これがなくなったらイヤだな」と思えるもの、そこにニーズが隠れている。
・「物事は大きくなりすぎると、やがて『共存』する」
中途半端に目立ってしまうと、周りに潰されてしまう。そうならないためには、先に「数による影響力」を作ってしまうのがポイントだ。コツコツ石橋を叩いて渡るより、思い切って進むことも、時には重要だ。
・「やられたときだけ、やり返す」
まずは相手を信じたほうが得だ。悪意を持って攻撃されたことは少ない。だだし、やられたときは、すぐにやり返せるようにしよう。ずっと信じてしまうのは、それはそれで損する人生を送ることになる。
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4:ポジション
・「場所があれば、人は動きはじめる」
人は、やる気があるから動くのではない。動きたくなる環境があるときに、初めて動きはじめる。大事なのは、場所だ。何の気力もないように見える人でも、場所を変えれば別人のように働く。
・「いつだって、発信者は強い」
集団では、先に意見を言う人が立場が強くなる。正しいか、正しくないかより、最初に言うことが大事だ。それも、ただ当たり前のことを言うよりは、周囲をハッとさせる逆張りの意見を言うほうがポジションをとることができる。
・「人とちょっと違うことは何か?」
同じようなタイプの人間が多い中で、ちょっとした差異は、武器になる。自分にとって当たり前で、いまさら言うようなことでもないことが、他人にとっては面白いポイントになったりする。
人が人を選ぶ基準は、優秀さではない。
「面白いかどうか」だ。
面白ければ一緒に仕事をしていて楽しい。
5:努力
・「最後に勝つにはどうすればいいか」
プロセスがどうであれ、結果が出れば、人は評価してくれる。東大卒と聞けば、きっと頭がいいのだと誤解してくれる。どんなに勉強を頑張ったとしても、大学に受かっていなければ誰も評価してくれない。
・「競争のいらないところに張る」
努力できることも才能の一つである。それを持っていない人は、ラクに結果ふぁだせるところを常に探そう。他人と争わなくてもいい場所がきっとあるはずだ。
6:パターン化
・「ゼロイチ以外でできることは何か?」
ゼロからイチを生み出すクリエーターのような生き方はかっこいい。ただし、それだけでは社会は成り立たない。それ以外にも光を当てよう。改善したり維持させることも立派な能力だ。
・「この1週間で、『新しいこと』はあっただろうか?」
人生を楽しめているかどうか。それは、「最近こんなことがあった」と語れるものがあるかどうかである。日常が同じことの繰り返しになっていないだろうか。刺激を受けているだろうか。問いかけてみよう。
7:余生
・「笑い話をいくつ持っているだろうか?」
失敗を失敗にさせないテクニックがある。それが、「話術」だ。自虐を話して憐れんでもらうより、バカにされて笑ってもらったほうがいい。世の中、すべてネタである。成功だけがすべてではない。
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感想
自分では思いつかないアイディアが噴水のように出てくる人物と思っていたが、全然違っていた。いかに楽するのか?考え、最低限の努力で最大限の結果を出してきたひろゆき氏の人生哲学が凝縮されていた一冊だった。
特に印象に残っているのは、「物事は大きくなりすぎると、やがて『共存』する」という言葉。スモールテストを繰り返して、成功の確度を上げるのが定石だが、時に他社を引き離すほど大きなアクションが必要になることを改めて学んだ。
新社会人から管理職まで、幅広いビジネス層に刺さる本だった。どんな人も、この7の章のどこかに心に引っ掛かりを感じていて、その悩みのヒントになる言葉が沢山ある。またアカデミックな本よりも、ひろゆき氏と会話をしているようにスラスラと入っている文章で読みやすいです。普段ビジネス書を読んでいない方にもお勧めです。
最後まで読んでいただきて、ありがとうございました。
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