日本共産党・志位議長来県 さいたま市内で演説

 10月15日の衆議院議員選挙の公示日を前に、共産党の志位和夫議長がさいたま市内を訪れました。

 午後5時ごろ、JR浦和駅東口で演説した志井議長は、今回の選挙の争点が自民党の政治資金問題や経済政策などとしたうえで、政治資金問題で非公認となった議員がたった12人だと批判し、反省の意識がないことが1番の問題だと述べました。

 また、物価の高騰に賃金が追いつかない中で自民党の経済政策の失敗がこの苦しい生活を招いた元凶だと指摘し、緊急的な消費税減税やインボイス制度の廃止が必要だと訴えました。

 志位和夫議長は、「今日本に必要なのは表紙を変えることじゃない自民党というボロボロになった本を廃棄することではないでしょうか」と話すと共に。「ここまで反省が無い自民党につける薬は1つしかない。日本共産党の躍進ではないでしょうか」と選挙での躍進を誓いました。

トクリュウか 公園のトイレで暴行・車内に監禁疑い

 ことし8月、さいたま市西区の公園のトイレで男性に暴行を加えてスマートフォンを奪い、車内に監禁したとして、警察は10日までに20代の男2人を逮捕しました。

 被害者と2人は、SNSなどでつながる「匿名・流動型犯罪グループ」=トクリュウに関わっていたとみられています。

 強盗致傷と逮捕監禁の疑いで逮捕されたのは、東京都小平市の無職・佐藤拳太容疑者(25)と、住所・職業不詳の饗庭(あいば)元容疑者(21)の2人です。

 警察によりますと、2人はことし8月27日午後8時から翌日の午前1時ごろにかけて、さいたま市西区にある公園内の仮設トイレで、34歳の男性の腕をつかんで引きずり出してけがをさせ、スマートフォンなどを奪いました。

 さらに、男性を乗用車に押し込んで連れ回して、監禁した疑いが持たれています。

 警察は、共犯事件として、2人の認否を明らかにしていません。

 男性は、SNSの「闇バイト」に応募し、報酬を受け取るため、指示された場所で待機していたところ、被害にあったということです。

 また、2人も「闇バイト」に関わっているとみられますが、男性と面識はないということです。

 警察は「匿名・流動型犯罪グループ」のトラブルとみて、県内などで相次いで発生している強盗事件との関連も含めて、慎重に捜査しています。

住宅火災で1人死亡 川越市

 10日朝、川越市で木造2階建ての住宅が全焼する火事があり、焼け跡から1人の遺体が見つかりました。

 10日午前7時半ごろ川越市藤間の和久井酉一(ゆうかず)さん(66)の住宅で「建物から煙が出ている」と近くに住む女性から119番通報がありました。

 火はおよそ3時間後に消し止められましたが、木造2階建て住宅が全焼し、焼け跡から1人の遺体が見つかりました。

 警察によりますと、この家には和久井さんが60代の妻と2人で暮していたとみられ、火事のあと、和久井さんの妻と連絡が取れなくなっているということです。

 警察は、身元の確認を進めるとともに、火事の原因などを詳しく調べています。

衆院選公示に向け 立候補予定者説明会に68陣営

 衆議院の解散から一夜明け、さいたま市内で10日、10月15日の衆議院選挙の公示に向けた立候補予定者説明会が開かれました。

 10日の説明会には、県内16の小選挙区から立候補を予定している合わせて68の陣営が出席しました。

 説明会でははじめに、県選挙管理委員会の長峰宏芳委員長が、「少子高齢社会、外交や安全保障など、内政と外交の両面で課題が山積する中で行われるこの選挙は、極めて重要なものになる。明るい選挙の実現のために、皆さんのご協力を賜りたい」とあいさつしました。

 このあと、立候補の届出に必要な書類や、選挙区ごとに発行される選挙公報の掲載内容のルールなどが説明され、参加した人たちは公示日に向けて確認をしていました。

 一方、県警は10日、「衆議院議員総選挙違反取締本部」を設置しました。

 設置にあたり、川瀬優介捜査第二課長は、「選挙の公正を確保するため、不偏不党、厳正公平な取り締まりを推進します」とコメントしています。

子どもが稲刈り体験 食の大切さ学ぶ

 食の大切さを学んでもらおうと子どもたちが稲刈りを体験する催しがさいたま市内で行われました。

 この催しは、食育を推進するさいたま市が地元の農家の協力を得て企画しました。

 10日は、さいたま市内の9つの小中学校からおよそ80人の児童・生徒が稲刈りを体験しました。

 稲は、ことし5月に児童が植え、黄金色に実りました。

 子どもたちは、ひと株ずつ丁寧に稲を刈っていき、刈った稲を1つの束にまとめていました。

 収穫された米は、参加した小中学校に提供されるということです。

県立文書館企画展「天体観測」

 人々と天体がどのように関わってきたかを紹介する企画展が、さいたま市浦和区の県立文書館で開かれています。

 この展示は古来から縁起のよしあしを占ったり、文学で記されたりしてきた星が、人々の生活の中でどのような位置づけだったかなどを知ってもらおうと企画されました。

 会場にはおよそ45点の資料が並び、「星はすばる」という記述がある清少納言の「枕草子」の一節なども紹介されています。

現在の深谷市にあたる血洗島村の東家当主で渋沢栄一の伯父・渋沢宗助が、陰陽師の坂本半兵衛へ、方位鑑定を依頼するために宛てた書状が展示されています。

 東松山市に位置する毛塚村で活動していた半兵衛の元には、川越から江戸に至るまで広範囲の依頼者から縁談や出産などの相談が、届いていたということです。

 また、1793年に京都にある医師・橘南谿の家で行われた、日本で初めての天体観測会の様子を描いた文書もあります。

 企画展「天体観測ー歴史のなかの星と人びとー」は12月22日まで開かれています。