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労働組合が婚活推進とは。職場のセクハラを止めるはずの労働組合が、結婚への圧力というセクハラを推進しているようなものでは。「恋GOパーティ」「企業婚パーティ」「連コン」男性が座席を移動しながらゲームやバーベキュー、ケーキ作りや写真撮影フォトコンテスト…。寄稿文を読むと「結婚は個人の自由で他者は介入を慎まなければならない」と言いながら、「未婚率の上昇が少子化の加速要因」「いまや結婚は社会課題」と、人口管理のために個人の自由に介入し、結婚させ子を産ませるという国家の意図に労働組合が無批判に乗っかってしまっていることへの怖さ。「男性はたいていすぐに集まるのに対し、女性がなかなか集まらないことがある」とも書かれているあたり、職場のセクハラに対する問題意識に疑問を持ってしまう。 なかには「35歳以下でパートナー不在の方」が参加できるという婚活パーティは、「セクシャルマイノリティの方も希望があれば参加できる」と書かれていて、ただ「過去に実績はない」と。唖然としてしまった。職場の異性愛前提の婚活パーティに参加できるわけがないのでは。「希望があれば参加できる」という点にも、ただでさえカミングアウトが難しいのに、そうした認識も全くないのだろうなと思った。さすがに「多様性」に対応する素振りだけ見せているようにしか思えない。 紹介されている事例のなかで、クレディセゾン労働組合がやっているゴミ拾い活動など「異業種交流×社会貢献活動」は、あくまで婚活支援が目的ではなく、活動や交流のなかで結果的に出会いにつながることがあると、こうした取り組みは問題ないのではと思う。でも「労働組合は旧来からおせっかいをする存在」という語りもあり、結婚への圧力などセクハラに繋がってしまっているのではと懸念も感じる。
「寄稿②労働組合が『婚活イベント』を行う是非ー背後にあるストーリーを探る」という文章のスクリーンショット
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「労働組合が主催・連携している婚活イベント」の図。大分、山口、香川、新潟の事例が掲載されている。
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