ビックリマークが3つもついてる、、、
よっぽど大事なのか。
この章で書かれていることをまとめると
父親を軽視すると、
父親への不信感が募り、
我が子が根本的にダメになる。
そのために、
母親は、父親を立てる
なぜなら、子どもは母親の父親に対する態度から、
父親の偉さを感じる。
男の世界は厳しく凄まじいものなので
妻は夫の大変さを察し、
子どもに父親の偉大さを伝えよ。
らしい。
質問、言い返したいことはいろいろある(笑)
●我が子が根本的にダメになるとはどういう状態か?
→これについては書かれていない。
●父親はがアル中でも軽視してはいけないというのか?
→アル中の場合とは書いてないけど、
「いかなる事情があっても父親軽視のタネマキはするな」
と書いてある。
妻として夫を立てろ、とは書いてない。
妻として、夫を尊敬できなくても、
子どもの母として、子どもの父を立てることはできるのか?
確かに、私にとっては夫であって、父親ではない。
他人の父親を悪く言わないのなら、
我が子の父親を悪く言わない、というのも
解せなくはない。
男の世界は厳しく凄まじいというが、
今は働く女性も多く、女の世界だって厳しく凄まじいものがあると思う。
子育ての中にだって辛さはある。
ただ、
夫が仕事での泣き言や愚痴を言っているのは聞いたことがなくて。
それに比べて
私は子育ての泣き言や愚痴を夫に聞いてもらっている
そういう意味では、
男は口にしないだけど女性より忍耐しているのかもしれない。
家の外での厳しさと家の中での厳しさは種類が違うとも思うし
家より会社の方が心地が良い人もいるかもしれない
個々のケースを考え出したら、
「〜は○○なものだ」と抽象化ができないんだけど。
とりあえず、
私は、我が子が、父親を軽視することに繋がるような
言動は控えたいと思う。
その理由の一番は、
やっぱり森先生の言ってることだから、
まずはつべこべ言わずやってみたい。
あとは、
私は、夫をよい父親と思っているから。
ここで、
私自身の幼少期を振り返ったみたい。
私の父は、借金を苦に失踪した。
そんな父を、まわりの大人は悪く言った。
そのせいにするわけじゃないけど、
気がついたら私は父を尊敬しなくなった。
父親軽視は、世の中の全ての男性へと向けられた。
父親軽視は男性軽視への姿を変えた。
男に頼りたくない男勝りな生き方の必要性を感じ
キャリアウーマンに憧れた。
いくつか恋愛もしたい
男性の女子もいたけど、
私はどこかで男の人をバカにしていたのかもしれない。
どうせ男は、と。
でも本当は守られたかった。
父に守って欲しかった、頼りたかった。
父を尊敬する家庭で育ちたかった。
本当は、男の人に守られたい、、、
それが私の本音だったよう思う。
もし、
父が借金を苦に失踪した時、
まわりの大人たちが、
今回、お父さんがしたことは許されないことだけど、
でも、あなたのお父さんには素晴らしいところがあった
というような言い方をしてくれていたら
父親軽視は軽症で済んだのかな。
という訳で、
私は自分の人生を振り返った時、
父親軽視がいいものはと言えない。
だから、我が子には、その逆をやってみたいと思うのだ。
子どもにとって家族は小さな家庭。
父親は世界で一番、頼り甲斐があって、
母親は世界で一番、愛に溢れている、
幼少期にそんな風に感じることができたら、
その子の世界はそういう風になっていくのだと思う。