南シナ海、ミャンマー巡り論戦 ラオスで東アジアサミット

11日、ラオス・ビエンチャンで東アジアサミットの開始を待つ石破首相(AP=共同)
11日、ラオス・ビエンチャンで東アジアサミットの開始を待つ石破首相(AP=共同)
  • 11日、ラオス・ビエンチャンで東アジアサミットの開始を待つ石破首相(AP=共同)
2024年10月11日 12時34分

 【ビエンチャン共同】東南アジア諸国連合(ASEAN)と日米中ロなど18カ国が参加する「東アジアサミット(EAS)」が11日、ラオスの首都ビエンチャンで開かれた。地域の主要課題であるミャンマー情勢と南シナ海問題に加え、ロシアのウクライナ侵攻や中東情勢など世界規模のテーマも含めた論戦が展開される。

 石破茂首相のほか、ブリンケン米国務長官、中国の李強首相らが出席。一連のASEAN関連会議はこの日で閉幕する。

 ASEAN筋によると、EASで採択を目指す首脳声明の文案を巡って日米と中ロなどの対立が続いており、議長声明にとどまる可能性もある。

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