新しい校歌と制服を披露 来春誕生の「南昌みらい高(仮称)」
岩手県立不来方(こずかた)高校(矢巾町)と盛岡南高校(盛岡市)が統合して2025年春に開校する「南昌みらい高校(仮称)」の新しい校歌や制服、校章などの発表会が3日、岩手県矢巾町の不来方高校であった。両校の生徒会が中心となって準備を進めた。
新1年生が着用する新しい制服は青を基調したブレザー。在校生は来春以降も現在の制服を着るため、当面、3種類の制服を併用するという。
盛岡南生徒会長の中村茉莉那さん(2年)は「夏ごろから両校で話し合い、準備を進めてきた。よい発表会になった。新しい学校になるのが楽しみ」と話した。
10月末の全日本合唱コンクール全国大会に出場する不来方音楽部の34人に、盛岡南音楽部の1人を加えた35人は、息の合った歌声で新しい校歌を合唱した。
県立高校再編計画に基づき、不来方と盛岡南が「南昌みらい」、久慈東と久慈工が「久慈翔北」となる県立学校設置条例改正案が開会中の県議会に提案されている。募集学級数は不来方・盛岡南が計11学級から8学級、久慈東・久慈工が計7学級から6学級になる。(佐藤善一)
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