来年4月に沼田高校と沼田女子高校が統合して誕生する「新生・沼田高校」の校歌が発表され、両校の生徒が初めて合唱しました。
沼田高校と沼田女子高校は、統合に向け様々な行事を合同で開いていて、9日は両校の全校生徒の前で、新しい校歌が発表されました。
校歌を作詞したのは、芥川賞作家の絲山秋子さんで、作曲は伊藤康英さんです。
絲山さんは、去年6月から実際に両校を訪れ、周辺の風景や在校生の想いなどを取材し、歌詞をつくりました。
そして、どちらの卒業生にも親しみを覚えてもらえるように今の校歌から採用したフレーズがあることも紹介し、「伝統を汲み、格調高く仕上げ長く歌い継いでもらえるようにしました」と話しました。
そして、音楽の教員による指導で練習し絲山さんが見守る中、いよいよ校歌を合唱です。両校の生徒は、校歌を歌いながら新生・沼田高校の学校生活へ期待を膨らませていました。