自民県連大会 会長、幹事長が辞任 前事務局長不正で引責 /滋賀

2022年夏の参院選に向け参加者が「ガンバロー」と拳を突き上げた自民党県連大会=大津市におの浜4のびわ湖大津プリンスホテルで、庭田学撮影

 自民党県連は15日、定例大会を大津市内のホテルで開き、武村展英会長(衆院議員)と川島隆二幹事長(県議)が、前県連事務局長による約3600万円不正流用の責任を取って辞任する役員改選をした。新会長には大岡敏孝衆院議員、新幹事長には細江正人県議が選ばれた。

 武村氏は「会長、幹事長の管理責任は大きい」と党員・党友に陳謝し「不正支出分は貸付債権として確実な回収を図りたい。一円たりとも県連の財政に傷が付かないよう努力する」と述べた。

 武村、川島両氏は1年間、役職につかないことを表明。上野賢一郎衆院議員も「前事務局長の不正は、私が県連会長在任中から発生した。責任を痛切に感じ、私も1年間の役職停止を申し出た」と述べて謝罪した。

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