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マガジン

  • 批評記事まとめ

    大きく誤読されている(良い方向/悪い方向ともに)作品の評論記事まとめ

  • その他の個人的に重要だと思う記事

  • 「合理主義」の神話

    科学は合理的に進歩した、合理的に考えれば間違うことは無い、などの「合理主義」の神話をまとめています。

  • 生成AI関連の主要記事

    記事数が多くなって来たので、生成AIに関連する記事の中で特に重要と思われるものをピックアップしました。「全部読むなんて無理」と言う方も多いと思うのでこちらを。

  • 「史実」として受容されるフィクション(偽史)

    フィクション(偽史)があたかも「史実」のように受け入れられている事象を扱った記事のまとめ

最近の記事

  • 固定された記事

【ルポ】画像生成AIの不都合な真実 ~私はXで何を見たか ~

サムネイル: NHKスペシャル「未来への分岐点」より これから私が話す事は一切脚色の無い真実である。だがそれをそのまま書くとあまりにも現実から遊離したフィクションのように見えるため、あえてフィクションの形式で書くことにした。その方がかえって頭に入りやすくなると思ったからである。 だが繰り返すがこれは私が目撃した真実である。フィクションではない。 事の発端は一年前、邪知暴虐なるElon MuskがTwitter APIを有料化し、私のトレンド解析botが動かせなくなったこ

    • 学マス攻略~最初のサポートの選び方から最終試験のスキルの使い方まで~

      学マスはゲームを始めたばかりと慣れてきた後で攻略方法が変わってくるので、この記事ではそれぞれの段階に分けた攻略方法を書いていきます。 始めたばかりの頃※既にある程度プレイしてるならここは流し読みで大丈夫です。 基本の理解 アイドルのタイプはまずセンスとロジックに分けられ、センスでは集中・好調(+絶好調)が、ロジックでは好印象とやる気(元気)が重要になります。 「大きいほど良い」というざっくりとした理解も間違ってませんが、ゲーム内の「研修」で実際に体感しながらそれぞれの効

      • 「現実」の中で「魔法」を見つけるということ アニメ『シンデレラガールズ』(無印)が描いたもの

        Blu-ray BOXが発売されたアニメ『シンデレラガールズ』(U149で無い方)の再放送が終了したが、最初の本放送中「話題」になった一方で妙な「批判」も多く見た記憶がある。検索しても当時のブログなどはあまり出てこないのだが、思い出せるものとしては、 美城常務は無能 暗い展開ばかり キャラの行動原理がわからない だがハッキリ言ってこれはイチャモンに近い「批判」だ。最後のについては確かにわかりにくい部分があるが、それでも「ヒント」は多く出ている。本記事ではこれらの「批判

        • 論理的に考えれば間違えることは無い。もしそれが【可能】なら

          認知心理学者ジャン・ピアジェはそれまでの観念的な心理学ではなく実験により人間の心理を解き明かそうとしたことで後世に大きな影響を与えました。彼は「幼い子どもにも数の感覚はあるか?」を調べるため次のような実験を行ないました。まず、コップと瓶を6個ずつ一列に等間隔に並べたものを四歳児に見せ、コップと瓶の数はどちらが多いかを尋ねます。すると子どもは同じ数だと答えました。次にコップだけ間隔を広げ列を伸ばし再度どちらの数が多いか尋ねました。すると子どもはコップの数の方が多いと答えました。

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        【ルポ】画像生成AIの不都合な真実 ~私はXで何を見たか ~

        • 学マス攻略~最初のサポートの選び方から最終試験のスキルの使い方まで~

        • 「現実」の中で「魔法」を見つけるということ アニメ『シンデレラガールズ』(無印)が描いたもの

        • 論理的に考えれば間違えることは無い。もしそれが【可能】なら

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          8本
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          4本
        • 「合理主義」の神話
          10本
        • 生成AI関連の主要記事
          8本
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          3本
        • 法と倫理と技術
          8本

        記事

          「ステマ」は何が問題なのか、の「具体的」な説明(言語化)

          ステマ(ステルスマーケッティング)は良くない、と多くの人が考えてると思います。しかしWikipediaを見ても「倫理的」問題があるとしか書かれておらず、問題の具体的な言語化が行われていないようなのでこの記事ではそれについて書きます。 通常のテレビのCMやネット広告で例えば「すごく面白いゲームです!」と表示されてても、見た人は普通そのまま信じたりはしません。広告はその商品を売りたい人が金を払って出してるのだから「本当はつまらない」とかネガティブな情報を載せる訳が無いからです。

          「ステマ」は何が問題なのか、の「具体的」な説明(言語化)

          「オタクはもはや帝国側」であることはオタク自身が認めている

          「オタク差別が無くなったのはポリコレのおかげ!」という言説があります。 で、当然上記のようにボコボコに反論されています。そりゃそうでしょう。別にみんなが正義の心に目覚めて「弱者を守らなければ」と思うようになったからではなく、オタクが経済を回してるんだという言葉に代表されるようにオタクであることが普通になり著名人がラブライバーであることを公言するなど誰もがアニメやゲームやVtuberを楽しむのが当たり前になったからオタク差別が無くなったんです。今やオタク代表として立候補した人

          「オタクはもはや帝国側」であることはオタク自身が認めている

          現実への現実逃避 ~ 『この世界の片隅に』 と『オッペンハイマー』~

          『この世界の片隅に』の作者こうの史代は映画『オッペンハイマー』を以下のように評している。 オッペンハイマーと『この世界の片隅に』の主人公すずは同時代人とは言え対照的に思える。交戦国同士で性別も異なり、オッペンハイマーが国家機密に関わる天才科学者である一方すずは一庶民に過ぎない。 だが上記のこうの史代の評はすずにも、いやいつでも・どこでも・誰にでも当てはまるのだ。 『この世界の片隅に』は「戦時下の平凡な日常」を描いたことで話題となった。確かにすずは「普通」に見える。軍国主義者

          現実への現実逃避 ~ 『この世界の片隅に』 と『オッペンハイマー』~

          自民党改憲案は「性道徳」含む【公益】を害する「表現の自由」を禁止している

          信じがたいことに自民党改憲案の表現の自由についてちゃんと論説してる記事が無かったためこの記事で詳細を書く。現行の日本国憲法では第二十一条で表現の自由を保証しているが、自民党改憲案では以下のように第二項が追加されている。 この部分について自民党自身が以下のように説明している。 ここではオウム真理教が例示されているが、サリンを撒くような団体をピンポイントで禁止できるならいいが、条文には公益及び公の秩序を害するのはダメとしか書いてない。 で、この「公益及び公の秩序」って何?こ

          自民党改憲案は「性道徳」含む【公益】を害する「表現の自由」を禁止している

          【追悼】山本弘 代表作『アイの物語』 - 技術的特異点(シンギュラリティ)SF小説

          山本弘が永眠した。いや、彼は無神論者だったので「眠る」という比喩も適切ではなく消滅した、無に帰したと言うべきかもしれないが、上記記事でも代表作のトップして挙げられているのは『アイの物語』だ。 だが、本作はAIの設定や言ってることが(作中の世界観から見ても)おかしいのだ。 設定 まず「AIが心を持つためには(仮想的なものであれ)肉体を必要とする」という話が出てくる。「感動で胸が熱くなる」「恐怖で背筋が寒くなる」と言った表現を理解できるようにするためだ。なるほど確かに「人間

          【追悼】山本弘 代表作『アイの物語』 - 技術的特異点(シンギュラリティ)SF小説

          『オッペンハイマー』と『永遠の0』 ~人間、あるいは戦争の複雑性~

          映画『オッペンハイマー』のノーラン監督は『ゴジラ -1.0』を絶賛している。また、『ゴジラ -1.0』の山崎貴監督も『オッペンハイマー』を絶賛している。 山崎貴は『オッペンハイマー』を「悪い人間、素晴らしい人間を決めつけていない、その両方が渾然一体となっている」と評しており、ノーラン監督も同様のことを語っている。 そこで思い出したのが同じく山崎貴が監督した『永遠の0』だ。 山崎貴監督作品は原作の大筋はそのままだが「本質」を大きく改変していることが多いので原作を知っている人

          『オッペンハイマー』と『永遠の0』 ~人間、あるいは戦争の複雑性~

          『オッペンハイマー』が描いた原爆【投下】とAI(そして機械学習)に共通する危険性は「責任」の透明化

          映画『オッペンハイマー』は原爆の父を描いたことでAIの危険性と絡めて言及されることが多い。と言うと「なるほど今のAIの進歩は凄まじいから人間を超え原爆のような脅威の存在になるってことか」と思うかもしれないがそれは違う。「ディープフェイクとかもっと現実的な話だろ?」と思うかもしれないが(それも確かに危険だが)違う。監督もAIそれ自体と原爆それ自体が同じ危険性を持つとは言っていない。 本作が原爆計画を主導したオッペンハイマーを通して描いているのは原爆そのものと言うよりその投下を

          『オッペンハイマー』が描いた原爆【投下】とAI(そして機械学習)に共通する危険性は「責任」の透明化

          Bingの画像生成AIがマリオやピカチュウをそのまま出力する件を任天堂に報告するための文をBing AIに作らせた件がAUTOMATONで取り上げられてた -> User prompts Bing’s AI to report ... https://automaton-media.com/en/news/20231002-21983/

          Bingの画像生成AIがマリオやピカチュウをそのまま出力する件を任天堂に報告するための文をBing AIに作らせた件がAUTOMATONで取り上げられてた -> User prompts Bing’s AI to report ... https://automaton-media.com/en/news/20231002-21983/

          「日本は同性愛に寛容」は本当か ~『セーラームーン』と『私の推しは悪役令嬢。』そして『まどマギ』から考える~

          日本は同性愛に寛容とよく言われる。「だから同性婚に賛成」ではなく「だから同性婚制度が無くても良い」と続くのがこの言説の謎なところだが、これは本当なのか。 この根拠としてよくサブカルが出される。例えば以下の記事では、 さて、ではその後「宗教的に同性愛に厳しい」北米はどうなったかと言えば、カナダは2005年に同性婚が認められ、アメリカは2015年に同性婚が認められた。 そしてそれから8年以上経った2024年現在でも日本では同性婚は審議すらされていない。 そもそも上記の記事で、

          「日本は同性愛に寛容」は本当か ~『セーラームーン』と『私の推しは悪役令嬢。』そして『まどマギ』から考える~

          日本の「IT土方」の惨状

          「土方」は差別用語なので「土木作業員」と呼ぶべきですが、日本のITエンジニアの大半は「知的労働者」のハズなのに脳筋なのでIT土方と呼ぶべきです。理由は以下の通り。 注:なお、ここで引用している批判者たちもITエンジニアであり、まともな人たちももちろん沢山います。 35歳定年説 唱えられた理由は「IT業界は技術の進歩が日進月歩で35歳でもう追いつけなくなるから」ではなく: 体裁のためだけに雇われる「ITエンジニア」 ITパスポートでイキってしまう選民思想 これを誰もバ

          日本の「IT土方」の惨状

          【ロジハラ】相手が反論できないからってあなたの主張が正しい訳ではない【レスバ】

          ロジハラというのは変な言葉だと思ってました。「ロジック(論理)がおかしいのを指摘する」のは「ハラスメント(嫌がらせ)」では無いだろう、と。 でも考えてみるとロジックで嫌がらせは確かにできるんです。いきなり話が飛びますがヘンペルのカラスという「パラドックス」があります。 「(ほぼ)すべてのカラスは黒い」と主張したい時、普通なら「このカラスは黒い、あのカラスも黒い、見かけるカラスはどれも黒いものばかりだ」ということから「すべてのカラスは黒い」という主張の確かさはどんどん上がって

          【ロジハラ】相手が反論できないからってあなたの主張が正しい訳ではない【レスバ】

          「量子力学が自由意志をラプラスの魔から救い出した」訳では無い

          「魂」が存在しないことの論証「幽霊なんて非科学的だ」「いや『存在するかわからない』という態度こそ科学的だ」という話がありますが、実際には「一般的にイメージされるような」魂が存在しないことは証明できます。 多くの人が無意識に持っているイメージは心身二元論、つまり「精神(魂)」と「身体」が別々に存在するというものです。しかし、第一次世界大戦で多くの負傷者が出た時、「脳のどの部位を損傷したか」によりどの知的機能が失われるかが決まってるかがわかりました。また、部分麻酔をかけて脳の各部

          「量子力学が自由意志をラプラスの魔から救い出した」訳では無い

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