なひたふ(事業再構築補助金差し戻し対策マニュアル)

第6回事業再構築補助金の採択事業者です。このnoteでは事務局とのやりとりの記録を書い…

なひたふ(事業再構築補助金差し戻し対策マニュアル)

第6回事業再構築補助金の採択事業者です。このnoteでは事務局とのやりとりの記録を書いていきます。交付申請や実績報告を理不尽な理由で差し戻しされて対応に困っている方の参考になることができれば幸いです。 法律を味方に付けて事務局と戦う「同人誌」も出版しました!

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【目次】事業再構築補助金 実績報告の対応記録

はじめに 私は採択事業者なのですが、さまざまな事情で実績報告の金額が少なくなりました。いくつかの物品やサービスを購入しなかったため、交付決定額より実績報告額が少なくなったという状況です。 このような場合、実績で申請した物品やサービスの補助金が交付されて、支出しなかったものに対しては交付されないだけであると交付申請のときに言われていたし、そうなるものだと考えていました。 しかし、実績報告はそんなに簡単ではありませんでした。当noteでは、主に実績報告での差し戻し対応を書いていこ

    • 5-7 音声ファイルを公開します

      10月に入ってからの文字起こしに使った電話の録音ファイルをここに置いておきます。 興味のある方はぜひどうぞ。  → 録音ファイル10月.zip

      • 5-6 永遠のゼロ回答を読み解く

        10月9日。今日は電話がなかったので、昨日の2回目の電話の内容を書き起こしてみます。電話は18:40ごろに来ました。 プロローグ事「さきほど、あのう、折り返し電話するということがあり、いま、お電話しております。申し上げることとして、特に審査を止めているということはございませんということはお伝えさせていただき、今後お伝えできること、申し上げられることが、あの、近・・、あぁ、日数の、日程のお約束はできないんですが、お伝えできるタイミングというのが、日程っていうか、何らかのいいお

        • 5-5 会話から最終審査の内容を推測してみた

          10月8日。 最初の挨拶。進捗も情報もない事「事業再構築補助金事務局の○○です。時間が経ってしまったのですけれども、審査にお時間がかかっておることを心からお詫びするものなのですけど、今日の段階でもまだお待ちいただきたいというのが今の状態ということで 私「特に昨日と変化はないということですね?」 事「そうとも言えます。」 私「進んでないということですね?」 事「いや、進んでいないということではないんですが、いや進んでいるのかと言われると、私の気持ちとしては、進め・・、ただ、こ

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        • 事業再構築補助金完全攻略マニュアル
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          5-4 勘弁プリーズ

          今日の電話では勘弁という言葉を何回聞いたでしょうか。 本当に勘弁と言いたいのはこっちですよ。 軽い挨拶10月7日。審査の進捗状況を問い合わせたら、事務局から電話がかかってきました。 事「コールセンターにお電話いただきまして、進捗ということで、金曜日もしており、もちろんお答えすべくこの時間まで来ているんですけども、審査の計算を詰めている、確認しているということで、完了といいますか終了に向けて進んでおります。」 事「差し戻しということにはしないようにしたいということにしたいと

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          5-3 確定はまだかと再度問い合わせ

          10月4日。審査の状況について再度問い合わせました。 電話の内容を、かなり忠実に書き起こしてみます。 序盤~軽い挨拶~事務局「審査がまだ進んでおりませんで、お連絡ができずに今日にいたっている。」 私「進んでないんですか?」 事務局「進んでないわけじゃないんですけれども・・」 私「担当者がつかまらないんですか?」 事務局「いえいえいえいえ。あのーチェックしています。先ほども確認したんですが・・、していた。」 事務局「詳細というか、いただいたものをチェックしているので、これまで

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          5-2 中小企業庁から誠意のない回答が来ました

          10月3日。 先月25日に中小企業庁と中小機構に「事業再構築補助金事務局による行政手続法違反および虚偽の内容での申請を指導されたことについて」という質問を送ったのですが、その回答が来ました。 その回答とは、以下のようなものでした。 一見すると「中小企業庁は個々の案件にはかかわっていないから機構と事務局に申し入れをします」という対応なのですが、以前、全く別の件で尋ねたときの回答も と一言一句同じでした。 つまり、回答の文章はコピペでした。 ところで中小企業庁の回答には回

          5-2 中小企業庁から誠意のない回答が来ました

          5-1 確定はまだかと問い合わせた

          10月2日。事業再構築補助金事務局に電話で「審査の進捗を教えてくれ」と言ったところ、その折り返しの電話が来ました。 「まだ審査中ということで、現時点では差し戻しはないが、今後はどうなるかわからない」ということを言っていました。 いや、それはおかしい。 最終の理由書を提出してから3日目くらいに差し戻しがないことの確定があって、2週間目くらいで確定通知メールと聞いていたのに、表現が後退している。なぜだ!? もしかして、中小企業庁と機構に「事業再構築補助金事務局による行政手

          X-8 バウンダリスキャン研究会の発表スライドを公開します

          今日は久しぶりに差し戻しがなく平和な1日だったので、先日行われたバウンダリスキャン研究会のスライドを紹介することにします。 事業再構築補助金に採択されて作った「偽物の半導体を発見する装置」の話です。 スライドのURLはこちらです↓↓ https://www.tokudenkairo.co.jp/blogtemp/bscan20240918.pdf 懇親会で「これ作るのお金かかったでしょ?」と聞かれて、「事業再構築補助金を取ったのですが、まだ支払われていないので、銀行から

          X-8 バウンダリスキャン研究会の発表スライドを公開します

          最後の1滴まで搾り取られた

          25日。中小企業庁に質問を送ったのとだいたい同じくらいのタイミングで電話が来ました。 なにやら98個の部品についても、安い方から先に使い切ったことにして高い方を残=対象外にしろと言っています。 2156円くらいの差なのですが、この最後の最後まで削ってこようとしています。 もはや質問と回答がかみ合っていない昨日の理由書では、「次に差し戻すなら●●の回答をしてほしい。差し戻さないなら不要」と書いておいたのですが、ご丁寧にその回答が付いていました。 24日に出した理由書がこれ

          中小企業庁と機構に質問を送りました

          Webのお問い合わせフォームから中小企業庁と中小機構に質問を送りました。1000文字で書かなければならないのでまとめるのが大変でした。 タイトルは「事業再構築補助金事務局による行政手続法違反および虚偽の内容での申請を指導されたことについて」なのですが、以下のような内容で送りました。 この質問に対して中小企業庁や中小機構は無視するでしょうか? 無視をしたら、事務局の不正行為(虚偽の申請の指導=補助金適正化法違反、および、審査基準のない不利益処分=行政手続法違反)を黙認して

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          本当に最後にしたい理由書

          約1か月続いた「原価攻防戦」も、これで最後の理由書にしたいです。 昨日の事務局から流用の否認理由「経費の配分を変えるときには事前に承認を得る必要がある」が来ましたが、これは計画変更のもので、流用の規定とは明らかに違います。 わかっていて混同しているのか、わからずに混同しているのかは不明ですが、その点をさらに強調して追及してみました。 手引き20ページに流用は申請不要とはっきり書いてありますね。 理由書の前半では交付規定や手引きの条文を挙げて、キツメに攻めておきます。

          期待通り100点満点の差し戻し

          9月24日16:04。 昨日の理由書に対して、期待通り100点満点の差し戻しが来ました! 今日は事前の電話がなく、いきなりjGrantsメールでした。 担当者も話たくないんでしょう。わかります。 何が期待通りなのか?では、順番に見ていきましょう。 昨日の理由書では3つの項目について私の意見を書いていました。 1 虚偽の記載を指示したのではないか? 私が書いた理由書はこちらです。 事務局が表6-3の備考欄に「使用した部品数と金額と、廃棄する対象外の金額を書け」と言ってき

          長い長い理由書

          9月23日(祝)今日は秋分の日。 3日間熟慮に熟慮を重ねた理由書を提出しました。 せっかくの連休を暗い情熱に費やしています。実にもったいない。 提出時刻は今日も23:59です。この時刻に提出することは深い意味があるのですが、それはまたの機会で説明します。 さて、今回の理由書は長いです。 その全文を掲載します。 この理由書を作成した目的が分かる方はいらっしゃいますでしょうか。

          交付にないものを買ってはならない根拠はない

          9月20日の電話の前半をテープ起こししました。 流用の一般的な定義・条件はない私「差し戻しをですね、拝見しました」 事務局「ああ、まぁ、ご満足の・・いくものかどうかと・・」 私「いえ、これで十分です。流用に関して4回くらい聞いているのですけれども、定義に関して、やはり、お書きいただいていないですよね?」 事務局「え、いや、この・・」 私「一般的な条件については個別の事例が発生する中でお答えしますということは、一般的な条件というのは基本的にないと思ってよろしいのですよね?」

          交付にないものを買ってはならない根拠はない

          事務局が虚偽の申請を指示しました

          9月20日。 物騒なタイトルです。(笑) まず、私の事業で今もめている件について簡単に説明します。 問題の概要 私の事業では数万個の電子部品を買い集めて新事業用の機械装置を製造するのですが、その中でAという部品とBという部品があります。 そのAとBは同じ部品ですが、仕入れ先が異なるので単価が違います。全部で14000個の部品を買ったのですが、必要な数は13680個。つまり320個余ります。余った分は廃棄するので補助対象外なのですが、この余った部品はAでしょうか、それと

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