苦楽をともにしてきた仲間たちと、
さらなる成長を目指して

塙 慧
八潮工場 製紙部 製紙第一課 | 2011年入社
PROFILE
高等専門学校在学中に、先生からの紹介を受けてレンゴーへ就職。入社後は製紙部製紙第一課に配属され、抄紙機のオペレータとして仕上げ工程に9年間ほど従事した。10年目より抄紙機のスタッフとして管理業務に携わる。
抄紙機の安定的な稼働を、
連携力から
私の所属する製紙部は、その名の通り「紙をつくる」役割を担う部署です。中でも第一課では、全長30m以上、幅5〜7m程もある巨大な抄紙機を扱っており、私はそのスタッフとして機械の修理やオペレータの方々を取りまとめる管理業務に携わっています。具体的には、抄紙機を動かすために必要な消耗品や整備に使う備品の発注、さらには現場の不具合を聴取しながら他部署の修理を依頼することなどを行っています。
こうした業務の中で重要なのは、他部署や他社との協力体制です。非常に大型の抄紙機であることから、機械の修理一つとっても幅広い分野があり、綿密な計画や打ち合わせが必要になります。加えて、紙をつくるうえで排出される排水対策やCO2削減など環境への取組みも大切です。そのため、他部署や他社から情報収集をしつつ、必要があれば連携を取りながら業務を進めています。
現場の声に耳を傾け、
寄り添っていく
抄紙機の管理者として現場の方々の意見をくみ取る中で、すべての意見を尊重し続けることに難しさを感じています。私が行う操業管理は、生産性や安全性、作業のしやすさ、さらには環境への配慮など多種多様な要素が絡んでおり、考慮すべきことがたくさんあります。そのため、オペレータからの要望にうまく寄り添えないこともあり、スタッフとしての力不足を実感するとともに心苦しく感じています。
また、私が携わっている仕事は工場全体として捉えるとごく一部であり、技術面にしても、機械の不具合やトラブルへの対応力が足りていないと実感することもあります。しかし、そうしたトラブルが起こる度に上司や先輩にサポートされ、解決に至ったときには大きなやりがいを感じますし、成長できていると思うと嬉しいです。これからも周りの力を頼りつつ、一歩ずつ管理者としての実力を身に付けていければと考えています。
オン・オフ、
どちらも充実できる日々
自分が今できることを精いっぱいやりきる。そんな意識を常に持って仕事に向き合っています。失敗するかもしれない、判断が間違っているかもしれない。そんな不安もありますが、目の前の仕事に一生懸命取りかかることで、毎日の成長につながると信じています。一方で、仕事に集中しすぎてしまわないよう休日はしっかり休み、家族との時間を大切にしています。レンゴーは福利厚生が充実しており、昨年はリフレッシュ休暇(連続5日)を取得しましたし、子どもが生まれた際には育児休業も取得しました。そのほかにも数多くのサポート制度がありますので本当に助かっています。
また、入社して10年が経った今、思い返してみると一緒に働く工場の方々とは長い付き合いの中でさまざまなことがありました。先輩と食べに行ったラーメンや飲み会、後輩と遊びに行ったスノーボードなど。仕事はもちろん、プライベートでも学ぶことがあり、成長させてもらえる環境があることに日々感謝しています。そんな周りの皆さんと、これからも安全な職場を目指してともに働き続けたいと思っています。