法華狼の日記

他名義は“ほっけ”等。主な話題は、アニメやネットや歴史認識の感想。ときどき著名人は敬称略。

考えれば、あって当然の話にしても

朝市というものに行ってきた。


並べられたパンを前に悩む老婆が一人。どうやら朝食にしようと思っているらしい。しかしほとんどが菓子パンのたぐい。
そこで売り子が、さつまいものパンを勧めた。甘味が抑えられていて、朝食に良いだろうと。そこで老婆が答えていわく。
「芋は戦時中を思い出すからねえ……」
……おばあちゃん、たかがパン選びでいきなりヘビーなことを口にしないでくださいな。


結局、あんパンを購入していかれました。

  • /éipmæ̀n/ (id:Apeman)

    従軍経験を持つひとは残り少なくなっていますが、子どもとして戦争中を生きた人々は現在70代で、まだまだ沢山おられるということなんですね…。

  • scopedog

    私の父も戦時中子どもでしたが、芋ばかり食わされたおかげで、今でもさつま芋は好きじゃない、と言ってます。食べれないわけじゃないんですけど、なんか駄目だそうで・・・

  • hokke-ookami

    Apemanさんへ。
    まったくその通りで、戦争犯罪における証言者の高齢化が印象に残っていましたから、不意打ちをくらったような気分でした。平均寿命から考えても、兵役こそ経験せずとも戦時中の記憶を持つ人が残っているのは当然だ、と反省しました。
    ちなみに手押し車こそ押していましたが、受け答えはしっかりしていました。

    scopedogさんへ。
    戦時中の食べ物が記憶に残っていて口にしにくいという逸話はフィクションでは目にしたのですが、実際に耳で聞くと違った衝撃がありました。

    >芋ばかり食わされたおかげで、

    あまり本題と関係ありませんが、御中元で素麺ばかりもらって食べた時期があり、子供のころは好きだったのに今は苦手です(苦笑)。

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