直井達也
(チームリーダー)
聖徳大学 心理・福祉学部 心理学科卒業、国際医療福祉大学大学院在学中
30数年の社会人生活のなかで、うつなどで働けなくなった方々の復職支援をしたい思いを抱き、心理職になるために勉強中です。心理職を目指して勉強している方々、すでに心理職として活動されている方々が従事する領域や支援の対象者は様々だと思います。
しかし「一人ひとりと心から向き合い理解する」ことの大切さはきっと共有できるものだろうと思います。そうした思いを共有しながら、一緒に一歩ずつ進んでいける勉強会にしたいと思っています。
下奥 あゆ美
(チームリーダー)
聖徳大学 福祉・心理学部卒業
運営チームの下奥(シモオク)です。仕事をしながら大学院進学は難しいと思いつつ、ただ、大学での学びを終えた後も学び続けたいと思い勉強会に入りました。
この勉強会では現役専門職の方から直接お話を伺うことができるので学びを広げることができます。
また、勉強会で学んだことを通して同じ志を持つ仲間と、身の回りのニュースや世の中の出来事に対して議論しあえることも自分にとっては魅力です。
この勉強会で皆様にお会いできることを楽しみにしています!
スタッフ・K
(人事)
聖徳大学 心理・福祉学部 3年
元より心理職を志しており、大学院の学費を貯めたら院進したいと考えていました。満を持して院進しようとした際に、公認心理師の資格取得における学部の単位が足らないことが分かり、現在は通信大学にて単位取得を目的に学びなおしをしています。そんな私ですが、最近になって「本当に心理師になりたいの?」「どんな心理師になりたいの?」「本当に向いてると思う?」と進路に悩みはじめました。自分を見つめなおす中で、心理の世界と距離を置いてしまうのは避けたいという思いもあり、今は自分自身も学びながら、学生心理学勉強会の運営チームの一員として皆さんの学びのサポートができればと考えています。
大場 すみれ
(経理・事務)
聖徳大学 心理・福祉学部 心理学科 4年
運営チームの大場(おおば)です。子どもと関わる上でもっと多くのことを学び、意見を取り入れていきたいと思い、運営チームとして携わっていきたいと思いました。 この勉強会は皆様にとって有意義な場所になるのではないかと思っています。
新スタッフ
(経理・事務)
聖徳大学 心理・福祉学部 心理学科
準備中
勉強会運営に携わる
チームのみんなへ
勉強会創始者から、運営メンバー達へ、最後のメッセージ
姿の見えない精神疾患や障害と共に生きる人々のなかには、24時間混乱の中で苦しんだり、周囲からの絶え間ない偏見の視線に傷ついたり、さまざまな思いから助けを求められず、一人生死の狭間で恐怖や孤独と向き合っている人がいます。
どこに傷があるのかも分からず、痛みと傷ばかり増え続け、絶望の中で生きている人もいるかもしれません。
もしかすると周囲を振り回す迷惑な人に見えたり、「もう、関わりたくない」と思うような人に出会うかもしれません。教科書を読み、「きっとこの病気の、この症状なのだ」と理由をつけることで、その人の理解し難い言動を、『理解した』と思いたくなる時もあるかもしれません。
学生にとって、学校や教科書での学びは必須です。一方で、誰一人として同じ物語を持つ人はいないということ、実際の病は教科書のようにシンプルに名付けられるものではなく、複雑に糸が絡み合うように、人によって全く違うものであることを忘れないでください。
そして、いつか、みんなが経験豊富な支援者になったとしても、初めて出会うクライエントの方は「あなたが人生で初めて会う人」であり、その瞬間、初学者に戻る謙虚さを持ち続けてください。はじめて、勉強会で傾聴のボランティアをした時の緊張と怖さ、大きな不安を忘れないでください。
どうか、「慣れないで」ください。
一度つかんだ手を、離さないでください。
技術や知識、経験よりも、いま持っている言葉にならない「誰かへの想い」を持ち続けてください。
精神疾患や障害を、その人のせいにしたくなる日が来るかもしれません。どんなに努力しても、その人を理解できずに、全てを投げ出したくなる日が来るかもしれません。その人を否定したくなる日が来るかもしれません。
そんなときは、この勉強会で「なぜ臨床心理士・公認心理師を目指しているか」「なぜ心理学を学んでいるか」未熟な学生の私たちが、時に熱く、時に迷いながら語り合った日々を思い出し、仲間達・先輩達に相談してください。お互い涙しながら語り合った時間を思い出してください。
以上、私の勝手なお願いです。最後まで自分勝手でごめん。
一番の願いは、みんなの心身が、どうかずっと健康であり続けますように。そのために、誰もが安心してSOSを出せるチームであり続けてください。
最後に。
誰にも知られないところで、自分の持つ全てで、目の前の人の命を繋ぎ止めようとした直井さん、下奥さん。教科書には載っていない心から言葉で、消えそうな命の灯火を一生懸命守り続けようとした二人、私の大事な友人に、この勉強会を託します。
3年間近く、君たちと喧嘩したり、笑いが止まらない時間を過ごしたり、将来の夢を語れたこと、二人に出会えたこと、そして何より、私を諦めないでくれたことに心から感謝します。
「真の支援者とはなにか」、教えてくれてありがとう。君たちに続く学生達は本当に幸せだと思います。
いつかまた、どこかで語り合えることを願って。(2024年10月8日)
(時期が来たら、このメッセージは二人の判断で消してください)
相談役の先生の紹介(五十音順)
喜田 智也 先生
臨床心理士・公認心理師・産業カウンセラー・専門健康心理士・心理学検定特1級・ Certificate of Proficiency in the Rorschach Comprehensive System lv.1等
株式会社ポルトクオーレ・代表取締役
次世代の皆様のご活躍を心より応援しております。
北川 清一郎 先生
臨床心理士・公認心理師
(株)心理オフィスK・代表取締役
臨床をする際、実は大学外の学生、院生、臨床家との繋がりがとても大事になるので、勉強だけではなく、そうした繋がりを作り、育てていってください。
服部 信子 先生
博士(臨床心理学)、米国心理療法士(ライセンスド・サイコロジスト)、トラウマリソース研究所(TRI)准上級講師コミュニティ・レジリエンシー・モデル講師、コレモ・ジャパン代表、日米ケアCEO
人の心は、人の心が癒します。心理技法だけでは癒せません。悩み、助けを求め、助けられ、癒される体験を大切にしてくださいね。同僚として皆さんと研鑽できる日を楽しみにしています。
樋口 隆弘 先生
臨床心理士・公認心理師・医学博士
保育士・アニマルセラピスト・SNSカウンセラー・アロマハンドセラピスト
関西医科大学総合医療センター
大阪総合保育大学大学院
各自治体スクールカウンセラー等
心理職は生涯学んでいく必要はありますが、学生時代にはどのような色にも染まっていける強みがあると思います。
何かに縛られるのではなく、自分がどうしていきたいのかを中心に据えて、みなさんそれぞれがいいと思う色をつけられたらいいなと思うので、そのお手伝いやきっかけづくりができたらと思います。
他にも数名の心理職・医師の先生に相談役として在籍していただいております。
相談役になっていただける先生は、ぜひ、学生心理学勉強会運営までご連絡いただければ幸いです。
学生心理学勉強会は、他数名のボランティアによって運営しております。
運営に携わりたいという方は、ぜひ運営までご連絡ください。