速報!リンクス愛知電子版221号
 2日に、大西 豊さんこと上倉誠さんについて「笹島日雇労組委員長の焼死!-驚愕とやるせなさと・・・と書いたが、この「やるせない気持ち」と、大西さんのことをまだ知らない人がいるなら、と速報として第221号を4月3日付で発信した。その内容は以下のものだった。
   C&Lリンクス愛知電子版Ⅱ・第221号 2024年04月3日
1)悲報 大西 豊さんが不慮の死 4月2日、居室が火事となり・・・
2)追悼!大西さん。お疲れさまでした 高橋 恒美(フリージャーナリスト)
3)同人誌「叛」のこと
4)コラム「ツネじい無頼帳」 №13 4月1日 導水路というボッタクリ 高橋恒美
5)書きのこし 
●4月1日のブログで「エイプリルフールとフェイク-情報の信頼性の揺らぎを懸念」を以下のように書いた。(略)●ということを書いて翌日のことだ、大西豊(上倉誠)さんが亡くなったニュースに接したのは。地域活動でずっと現役を続けていた大西さんに比べ、いち早く退いてしまった私だから、昨今のことは多くを言えないとしても、毎月の「19集会、デモ」では顔を合わせていたし、笹日労のニュースを戴いていた。共闘していたのは一昔前になってしまったが、その強い印象は忘れ難く、この号の発信となった、死去のニュースがフェイクであってほしい・・・。
 3)の、同人誌「叛」のことも部分的であるが書き留めておきたい。
この地域で「社会運動」に参加する人々によって作成された同人誌であるが、その編集発行人が、大西さんである。2021年8月に創刊され、1年後に第2号が発行された。
   短歌や俳句、SF(えぐれ笹島)等の文芸、評論、同人それぞれの「自分史」には、あまり語られない過去の名古屋の社会運動のあらまし、釜ヶ崎や笹島等の最近のドヤ街の様子、また昭和の下町や大須の様子などを記したエッセイや評論が書き込まれた。創刊号のそのなかには、あいちトリエンナーレ表現の不自由展に端を発する名古屋市長河村たかしによる愛知県知事リコール署名偽造問題を追い続けた顛末記「一人対一〇〇万人(一部偽造)の戦い、顛末記」また「大須のあれこれ」なども収録されている。