Kindle Scribe。日本語の縦書きとの相性の悪さ。
Kindle Scribeを半年前に購入した。これがオススメかというと、日本人にはオススメでない。メモ機能については、画面分割が出来ないのがまずい。できなくても横書きであれば、そんなに問題はない。致命的なのが日本語の縦書きである。(英語であれ日本語であれ)横書きだと、そこそこメモとしては使えるが、日本語の縦書きだと文章が寸断されてしまう。これだと本の内容を見ながらメモすることは出来ない。Kindleではユーザー側で文字方向を変えることはできず、出版社側で縦書きと決めたら縦書きだし、横書きだと決めたら横書きである。もし仮に、ユーザー側で縦書き横書きを好きに変更できるならいいのだが、それはできない。日本語だと縦書きの本が9割くらいであろうし、その縦書きだと、Kindle Scribeのメモ機能は本当に使いづらい、というか、「使えない」と言い切ってよい。さて、話は変わって、読書端末としての使い勝手はよいと思う。お値段も高いから当然である。問題なのは、メモ機能のためなのか、10.2インチで433グラムと、微妙に重い。Booxの同じサイズの端末は(持っていないが)375グラムなので重いのは気の所為ではない。Kindle Oasisは7インチで188グラムだから、手元に両方あると、どうしてもOasisを使う。端末が重いと少しだけ億劫だし、気が削がれる。Scribeの方が文字がキレイで軽快だが、Oasisもそんなに悪くないし、ボタンでページがめくれるから、意外と処理速度は悪くない。ともかく、そういうことなのである。Kindle Scribeを買うかどうか迷っているのなら買わない方がよい。