【卜占事件簿】(後編) 「いつもの時間に出勤して行きましたよ」 この言葉を受け、私たちはざわめきました。 いつものように仕事に出掛けたはずのAさんが職場に来ていない…。 来る途中に何かあったとしか思えません。 Aさんは高齢です。 途中で倒れてしまった、あるいは 何か事件に巻き込まれたのではないか…。 みんなで心配しました。 その日は個々の仕事の時間が過ぎ、私も自分の仕事を終えて退勤。 さて、その後今回の件の真相が判明したのですが、 結局は「会社側のシフトミス」という、なんとも締まらない話に(笑) Aさんに渡されていたシフト表と 会社で把握していたシフト表に齟齬があり、Aさんはその日休みだと思って遊びに出掛けたのでした…。 そして我々をざわつかせた同居人の「出勤した」という言葉ですが、 実は同居人が出勤したと勘違いしていたらしく、 来訪した上司が帰った後になって、仕事に持ってゆくAさんのカバンが部屋に残っていたのを見つけたようです。 いくつか行き違い、手違いが重なるという 今回の事件(?) 奇門遁甲の盤で言えば、「置閏法」の方の盤の坎宮に 日と時の干が入り、まさに今回のAさんを象徴するかのように「休門」が入りました。 この手違いだらけの状況は「伏吟」が示すのでしょうかね…? とりあえず今回は気になって最初に作った盤が ある程度の状況を捉えていたようです。 ちなみにAさんは釣りに出掛けたらしく、”水場”という事で「坎宮」の象意。 そして水の五行が当てられている「天蓬星」にも”水産物”の意味があり、「休門」には水。休暇。娯楽。の意味。 その辺はずばり出ていたようですね。 「事件簿」と言うにはしょうもない話でしたが(笑) 兎にも角にも、大きな事件に発展するような事もなく、 Aさんが無事だったのがなによりでした。
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