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【卜占事件簿】(前編) 前置きとして二点。割としょうもないと言えばしょうもなく、前後編に分ける意味もあるのか?という点。そして、今回使用した奇門遁甲卜占。私は初級レベル程度の未熟さである、という点についてご了承いただければ、と思います。 9月3日。いつものシフトの通り昼下がりに仕事に行くと、職場ではちょっとざわついていました。 同僚に話を聞いてみると、その日出勤予定のAさんが時間をかなり過ぎても来ておらず、本人に電話しても一向に出ない由。 Aさんはもう高齢で、そもそもあまり携帯に親しんでいなかった、という点もあるので連絡が取れないという事も仕方ないのかな、と思う。 しかし気にはなるので、廊下に抜け出し、スマホを操作して奇門遁甲のアプリを起動しました。 そして出たのが一枚目の画像。日干の庚が坎宮に伏吟で、時干の甲に変化している。そしてなによりも「休門」である。真っ先に「休暇」が思い浮かぶ。直符が付いて「年長者」である事もAさんを指し示しているように思える。 (う~ん…?今日を休みだと間違ってしまったのだろうか…?) このアプリは盤の出し方を変えられる便利さがある。 この盤は「置閏法」で出したので、念のため「拆補法」で出して見ると…。 今度は日干が坤宮に居て「死門」が入っている…! (え…?まさか…) 職場ではこの件について、本人と連絡が取れないので、決まりにより上司が本人宅に訪れて安否確認をする事になっている。 …そして時間は経ち、現場に訪れた上司から連絡が入り、職場は更にざわつきました。 (上司)「訪ねてみると同居人が居たんだよ。その同居人に聞いてみたんだが…。こう言うんだ。」 「いつもの時間に出勤して行きましたよ」 事件の予感です…。(後編に続く)
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