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中日、球団史上初の3年連続最下位 立浪監督は史上4人目の新人監督から3年連続最下位

2024年10月6日 16時16分

◇6日 中日0―2DeNA(バンテリンドームナゴヤ)
 中日が球団史上初となる3年連続最下位となった。セ・リーグでの3年連続最下位は2008年から12年まで5年連続で最下位となったDeNA(11年までは横浜)以来となった。
6回終了後、選手交代を告げた中日・立浪監督

6回終了後、選手交代を告げた中日・立浪監督

 立浪和義監督は就任3年間でいずれも最下位となったが、同様に同じ監督で3年連続最下位となったのは、1999年から01年まで阪神の指揮を執った野村克也監督以来。
 また、立浪監督は新人監督から3年連続で最下位となったが、新人監督から3年連続最下位となったのは1950年から52年の近鉄・藤田省三監督、56から58年の大洋・迫畑正巳監督、70から72年の西鉄・稲尾和久監督以来4人目となった。
 この日の今季最終戦は初回、DeNA先発・大貫に対して福永、石川昂の連打で2死一、二塁に。続く細川が一邪飛とされると、6回まで1人の走者を出すこともできなかった。
 
 7回には先頭の福永が右前打を放ったが、後続が打ち取られ、DeNA投手陣に0を並べられた。
 先発の松木平は、6イニング3安打2失点と力投。4回1死から佐野に右前打、牧に死球を与えた。さらに宮崎の中飛で、二塁ベースカバーが間に合わず、二走、一走がそれぞれタッチアップ。2死二、三塁とされ、続く京田の中前適時打で2点の先制を許した。
 5回には2死から2つの四球で走者を背負ったが、無失点。6イニングを投げきり、中継ぎにバトンをつないだ。
 これで今季のセ・リーグ全日程が終了。60勝75敗8分け、3年連続の最下位で2024年シーズンが幕を閉じた。
 中日からは、高橋宏が防御率1・38で最優秀防御率、マルティネスが43Sで最多セーブ、松山が43HPで阪神・桐敷と並んで最優秀中継ぎのタイトルを獲得した。

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