【サンカ(山窩)とは何か?】
まず、彼らのあらましを簡単に解説すると
サンカ(山窩)は、日本にかつて存在したとされる放浪民の集団である。本州の山地に住んでいたとされる。呼称は日本の警察による便宜上のものであり、差別用語としても使われる。
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【人からつけられた名前で自分達ではそう呼んでいません】
今ではサンカという言葉として認識されていると思いますが、彼が自分で自分達をそう呼んでいたというより、周りの人達が勝手に名付けているという傾向が強いです。実際には「サンカ」を漢字で書き記す時には統一的な表記法は無く、当て字により「山窩」「山家」「三家」「散家」「傘下」「燦下」(住む家屋を持たず傘や空を屋根とする屋外に住む存在という意味)などと表記した。どちかというと、山賊的なニュアンスを込めて警察が付けたのは山窩という漢字をあてたのです。あと研究者もサンカと言っていますが、サンカとカタカナ表記です。
※実際にサンカによる窃盗事件と言うのが起きたので、警察は盗賊だよ!みたいなイメージでそのような漢字をあてたのです。
また、地方により「ポン」「カメツリ」「ミナオシ(箕直)」「ミツクリ(箕作)」「テンバ(転場)」など呼ばれ方も違う。(それぞれの呼称は特定の職業を指す言葉と併用されることも多い。)
サンカの実態調査を試みた実例では、「サンカ」は自分達の呼称を仲間と言う意味で「けんた」と称し、河原にテントを張って生活する一団を「せぶりけんた」、一定の宿所を持っている者を「どや付けんた」と言ったとする
~以上~
特に都会の子供とか蓑とか見た事無さそうなので、こんな感じの物です。
【画像文章ともにウィキペディアより引用】
箕は、農作業において穀物を主とする収穫物から不要な小片を吹き飛ばして選別するために古くから用いられてきた道具であり、また、とりあえずの容器としても使えることから、様々な伝統的労働における採り入れや運搬、清掃や発掘調査などにも流用されてきた。作業内容に応じて適当な大きさ・形状のものを選択することになる。
こんな風に使います
~引用以上~
つまり、サンカの方々が「ミナオシ(箕直)」「ミツクリ(箕作)」と呼ばれていたのは、こういった蓑を作ったり、修理したりする仕事をなさっていたからです。
【情報は本当に正しかったのか?】
彼らの研究の第一人者として名前が挙がるのが三角氏だと思うのですが、その他の本を読んだり、ネット上で古代愛好家の所謂詳しい人達の見解では、批判する声も多いのです。実際に私がサンカの方に単純なインタビューをしたという実録の本を見てみると、三角氏の事を作った情報が有るとサンカの方々が言っている事が何度も出てきました。
●例えば彼らは洞窟に穴を掘り焼き石を入れただけの風呂に入りますが、写真上では岩を組んでビニールシートがひかれてその中に湯が入っている状態だったりとか。所謂今風に言うとインスタ映えする為に「盛っている」情報が結構有るという事です。そういう意見が結構ある事から考慮して眉唾物として見ていくと読み取れる事が有りました。 私がこれらの情報をまるっと網羅して一番思った事は・・・・
「結局は彼らの情報を未開の何だか分からない人と言う風に持っていっているなという事です」要するに宇宙人の事なんて見たことがほとんどないと好きに書けるし、結局「実際は?本当の姿は?」と人から糾弾される機会も、指摘される声もなかったからだと思いまし。
~以上~
そんな中、彼らの生活をただ傍観して記録しただけの本が有る事が大きなヒントになりました。上記の人の話だと、結局原始的な人が昭和の時まで存在し、そしてこんなライフスタイルでしたが使っている言語や行動には謎が有る。結論が要するに【謎の原人が実在したというだけの】情報で終わる様に出来ているって事です。
しかし、とあるもので分析すると実は彼らの行動や風習って分析できるんですよ。そして一般的に流された情報と実際の彼らの姿って結構食い違っています。
次回はそんな部分に突っ込みを入れて行きます!
続きは→その②
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Re:無題
どういたしまして。これからもお気軽にお立ちより下さいませ。
たかちほ
2022-03-12 13:00:44
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