10万キロ無交換?
バガこぐでねえ。
今のお手軽全自動車はそれで
もいいのかどうかは知らない。
だが、旧車二輪では2ストも
4ストもキャブ車ではプラグ
チェックは必須事項だ。
燃調をセッティングした時と
かもそうだし、消耗部品とし
て短いスパンで交換する。
ただ、キャブセッティングで
プラグを物差しに診る場合は
全開走行してから点火カット
して滑走して止めてからプラ
グを見ないと正確なところを
診断できない。
1980年代にすでに電子制御の
FIは二輪の2ストグランプリ
ワークスマシンには使われ
ていた。2ストでもだ。
だが、一般公道市販車はつい
先ごろまでキャブレターだ。
市販ロードレーサーは全部
キャブ。公道市販車もキャブ。
キャブレターの利点は、FI程
対応性が低いながらも、簡単
にセッティングが行える事だ
った。
2スト原付スクーターもギア
付オートバイもすべてキャブ。
キャブレターは不調になり易
いという欠点もあるが、専門
家のメカニックだけでなく乗
る人間である自分でも面倒み
られるという最大利点があっ
た。
電子対応ではないので、標高
の高い場所に行くと燃調が濃
くなってしまうけどね。
標高1400m級ビーナスライン
あたりでも結構2ストマシン
はガボガボになっていた。
しかし、スロットルワークで
カバーできる範囲だ。
それでも途中でプラグを被ら
せて頂上のレストハウスまで
登れない2ストマシンが大勢
いたのは目の前の事実だった。
いわゆるエンコ。
予備プラグを持って来てない
ようで、立往生している2スト
二輪がかなりいた。
プラグの焼け具合確認はかな
り大切。
特に旧車の2ストと4ストキャブ
車に乗っているならば。
私の2スト車のプラグ。#9番。
公道乗りでカリンカリンに焼
けているが、交換時期だ。
2ストの場合は1000km、4スト
の場合は2000km程で私はプラ
グを交換している。
当然昔にレーサーでコース走行
時は毎回交換していたし、セッ
ティング出す時も毎回交換。ス
ポーツ走行でも交換。つまり、
30分でプラグはレーシングマシ
ンの場合は交換。プラグケース
はライフル弾のケースのような
物で、ドワッとプラグを差して
並べていた。
プラグ大切。