北海道警滝川署は3日、浦臼町役場で川畑智昭町長の胸ぐらをつかむなどしたとして、公務執行妨害の疑いで浦臼町晩生内、自称農業、甲角斎容疑者(79)を現行犯逮捕した。町長にけがはなかった。
町によると、甲角容疑者は町が発注した河川工事の隣接地の地権者。同日午後、川畑町長が町長室で打ち合わせをしていたところ、突然入ってきてつかみかかり、大声で工事への不満を述べながらお茶もかけたという。
逮捕容疑は3日午後1時半ごろ、町長の胸ぐらをつかんだほか、持っていたペットボトルに入ったお茶をかけたとしている。
署によると、お茶をかけたことは認める一方、胸ぐらをつかんだことは否認しているという。