たとえば北村紗衣氏*1に雁琳氏が控訴審で負けたことを問題視する、「魚か@naakass」氏*2のツイートがある*3。
やはり状況を大きく変えるためにはブラジルみたいに物理的に司法を取り囲んでの現状変更のための自力救済に動かないとダメってことなんだろうか???しかし司法の女割りとキラキラバグで今後もどんどん被害者が増えていくだろうしで。。。司法自体に自浄作用はなさそうだから。改革は必要だし。。。しかしこう現状そういう戦略取ってないと言うことは難しいか無理ということなのかもだけど、これ、雁琳さん側は職場の方に内容証明送付されて大学側から詰められた件とか、業界の上役に執拗に狙われて職を奪われて訴訟圧かけられた件とか、そのへんで精神的にダメージ受けてますねんで
ブラジルで裁判所をとりかこんだという話は、おそらくツイッター*4が裁判所の命令にしたがわなかったため遮断することになり、それに抗議する動きがあったことを指しているのだろう。
X遮断のブラジルで抗議デモ 前大統領、判事を「独裁者」と批判 | 毎日新聞
右派ボルソナロ前大統領の支持者を中心に数千人が集まった。ボルソナロ氏も参加し、演説でデモラエス判事を「独裁者」と呼び批判した。通りはXを率いる米実業家イーロン・マスク氏の写真を掲げ支持を示す人や「判事を弾劾せよ」と書かれたプラカードを持つ人であふれた。
なお遮断の前提として、裁判所が削除を命じた偽情報によって2023年1月に前大統領支持者の襲撃事件があった。しかもその時点で対象に最高裁判所がふくまれていた。
ブラジル最高裁、Xのサービス停止を命令 偽情報対策めぐり - BBCニュース
モラエス判事は、ブラジル国内でのソーシャルメディア・プラットフォームを制限する決定を下したことで注目を集めた。
また、昨年1月8日にボルソナロ前大統領の支持者たちが、大統領府や議会、最高裁判所などを襲撃し、内部を破壊した事件で、ボルソナロ氏とその支持者たちをクーデター未遂の疑いで捜査している。
ツイッターの遮断や停止が言論の自由の危機という考えを否定はしないが、先にツイッターが言論の自由をおびやかすプラットフォームとして機能してしまっていた。
さらに「魚か@naakass」氏はエコーニュースの敗訴*5にも不服らしく、裁判官という個人の家をとりかこむことを「本来はそこまでやった方が良い」と前回より踏みこんだ主張をしている。
やっぱ賠償金の相場感が狂ってる感じ強いし、司法が左翼割り、女割り入れてるよなあ。。。裁判官とか関係者晒して問題にしていかないとダメな案件っぽいな。。。
あんまり行き過ぎててもどうにもならんのなら、それこそブラジルみたいに裁判官の家を取り囲むみたいな形にでもしないとダメになりますしね。。。。まあ本来はそこまでやった方が良いんでしょうねもう。。。
ちなみに「魚か@naakass」氏は少し前、北村氏の映画感想企画が批判的に注目された時*6、北村氏への非難をきっかけにおこなわれたオープンレターに言及していた。
思い出して欲しいのはオープンレター騒動の際の発端は何だったかというと呉座先生が網野を「左翼的だよね」と評したのに対して「私はそうは思わない!!」とさえ某が反応したこと、そして「そう思う私は間違っていない」を固辞したことが原因だったんだよね。
困惑するのは、思い出してほしいと主張する当人の事実認識があやふやなこと。下記で指摘されているように、呉座氏の発言が発覚した経緯で発端となったのが誰かすら理解できていない。
呉座先生ではなく呉座先生の友達の亀田先生がそういうこと言ったような。騒ぎの日には呉座先生は奥さんと歌舞伎かなにかみてて2日?くらいおくれて鍵の中でコメントしたら、冴坊先生の容姿をからかっている(誤解だったけど)ツイートもありましたとスクショだした人がいて燃えたような。
しかもこの時に「魚か@naakass」氏が引用で同調しているのは、大月隆寛氏*7による下記の主張だった。
「アメリカンニューシネマ」の定義がどうこうとか全く関係なく、そもそもあんたその「ダーティー・ハリー」を楽しんだん? オモロい映画だと思ったん?そうでないなら、それはなんでなん? 能書きや大文字のリクツでなく語ってみたらどうなん?、と、まずはそこからなんでないん?#もうどうにでも
あえて気楽に初見感想を書く北村氏の企画に対して、ニューシネマの一般論的な説明に異論がとなえられたため、北村氏が反論したという経緯すらわかっていない。リンクをさかのぼるだけですぐわかるはずなのに。
もちろん先日に再審無罪となった事件のように明らかに不当な判決も存在するが、裁判を不服と思うのは自分自身が事実を不正確に認識しているためという可能性も考えておくべきだろう。裁判所をとりかこもうなどと思う前に。
*2:Dusseldorfniteという音楽ユニットでボーカルをつとめ、ライブ活動もおこなっている。
*3:一審で注目された寄付金募集を賠償理由にふくめる部分は削除されたようだが、かわりに曲学阿世という表現が賠償理由に認められ、賠償額の増減はなかった。 雁琳氏に誹謗中傷されたとして北村紗衣氏がうったえた名誉棄損裁判で、比較的に高額の賠償が認められたとのこと - 法華狼の日記
*4:現X。
*5:江藤氏自身が真実性の立証を断念したところもあるらしく、それで勝訴するのはきわめて難しいのではないだろうか。「エコーニュース」を運営する江藤貴紀氏が、仁藤夢乃氏と支援団体Colaboに名誉棄損でうったえられ、敗訴したとのこと - 法華狼の日記
*6:最初に注目された批判は妥当なものと思えず、その同調者にいたっては明らかな誤読や、陰謀論も散見された。「魚か@naakass」氏もそのひとりだ。Wkipediaの「アメリカン・ニューシネマ」項目から『ダーティハリー』が削除されたことに大月隆寛氏らが何らかの陰謀を見いだしているらしい - 法華狼の日記
*7:はてなアカウントはid:king-biscuit。