全校児童9人の小学校に新入生が3人 北茨城

9日、茨城県内の多くの学校で入学式が開かれ、全校児童が9人の北茨城市の小学校には新たに3人が入学しました。

北茨城市の華川小学校は明治12年に開校し、昭和30年代にはおよそ1000人の児童が通ったこともありましたが、この春は2年生から6年生までの在校生が9人です。
そして女子児童2人、男子児童1人の3人の新入生が入学し、体育館で在校生や教員それに保護者などが見守る中入学式が行われました。
3人の新入生たちは緊張した様子でしたが、担任の先生から名前を呼ばれると元気よく返事をしました。
そして、塙寿昭校長が「在校生や先生たちと一緒に元気に遊んだり勉強をしたり、たくさんの学校行事を楽しみましょう。立派な華川小の児童となれるように頑張ってください」とお祝いの言葉を贈りました。
式のあと3人は教室に移動して教員や保護者と一緒に教科書や道具箱を確認していました。
新入生の女子児童は「入学式少し緊張したけどうれしかった。小学校ではみんなとお外でかくれんぼをして遊びたい」と話していました。

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