SPECIAL TALK VOL.2
システム部門対談
一体感の中で、個が光る組織。
挑戦を支えるカルチャーが、
成長を後押しする。
SMBC日興証券の経営戦略の一部であるIT・デジタル戦略を担う「システム部門」。どのようなビジョンと風土の中で、業務を推進しているのでしょうか。所属する5名に話を聞きました。※掲載内容は取材当時のものです。
森田 純一郎/ 2017年中途入社
デジタル戦略部所属。データの利活用を中心としたDX案件、機械学習・AIシステム導入等の企画・推進、データサイエンティスト育成等に従事。社内外のデータ分析コンテンストに積極的に参加しており、「Kaggle」や「SMBCグループ横断データ分析コンテスト」等で複数回入賞。
永島 慎也/ 2014年新卒入社
日興システムソリューションズ出向を経て、ITセキュリティ対策室(当時)の立ち上げ、サイバー訓練企画推進、脆弱性検査等の業務に従事。ITイノベーション推進室(当時)を経て、現在は自ら希望して三井住友銀行へ出向し、サイバーセキュリティに関する業務に従事。
穐澤 里実/ 2021年新卒入社
グローバル・テクノロジー部所属。グローバル・マーケッツ領域のお客さまと接するフロント部門内のITエンジニアとして業務に従事。現在は内製化開発のプロジェクトを推進し、ユーザーとの要件定義やシステム実装を担当。
泉田 瞳/ 2022年新卒入社
システム企画部所属。入社1年目では、金融商品関連の小規模案件プロジェクトマネージャーを担当。2年目になり、システム基盤改修の案件参画のため、部内で兼務発令を受ける。大規模プロジェクトのPMサポートの役割も担当。
古川 友晃/ 2023年新卒入社
リテールIT企画部所属。SMBC日興証券アプリの運用開発を担当しており、アプリの機能追加やデザイン改善の案件にて、要件定義やプロジェクト・マネジメント領域の業務に従事。
CHAPTER. 01

チームで支え合い、専門性を高めていく

部門別採用で入社された方にお聞きします。システム部門採用で入社して良かった点やその魅力を教えてください。

泉田

私は就職活動中から証券の知識とITの知識、両方を身につけられる企業を探していて、当社のシステム部門採用でのキャリアは、まさにぴったりでした。入社時の研修では、証券業務の基礎知識を学ぶ全体研修に加えて、システム部門新入社員向けの専門研修も実施されました。

古川

入社時の研修に加えて、IT・デジタル領域に特化した研修や資格取得サポートも充実しています。データサイエンティスト研修、プロジェクトマネージャー研修など、自身の目指すキャリアに合った研修があり、自身の意欲と努力次第で様々なスキルを磨くことができる環境が整っています。

穐澤

お二人がおっしゃったような研修の充実はもちろん、インストラクターの先輩社員によるOJTも魅力の1つです。普段から新入社員の質問しやすい環境が作られていることも、若手の成長を後押ししていると思います。

永島

成長をサポートしてくれる先輩社員の人柄の良さは、当社の良いところの1つだと思いますね。時に厳しくありながら、とても穏やかで親切な上司・先輩・後輩と、楽しく業務に取り組んでおり、周囲の方々に大変恵まれていると感じています。

CHAPTER. 02

若手のうちから挑戦することで、成長を実感できる

現在の業務のやりがいを教えてください。

森田

生成AIやディープラーニングといった、前例のない先端技術を活用したビジネスチャンスの発掘と、それに伴うリスク感知を模索していくことにやりがいを感じます。社内外の専門家を交えて議論する難易度が高い案件もあり、チャレンジの背中を押してくれる役員と、変化を楽しむ社員が一丸となり、スピード感をもって取り組むことが出来ています。

永島

私も緊急で発足された案件へのアサインは、スピード感を持って取り組んだ経験として印象に残っています。利用者のアンケート結果から課題分析・対策プランの検討と説明資料作成・プレゼンに至るまで、役員・管理職からご指導いただきながらシステム案件の一連の流れを推進し、結果を出すことが出来ました。自身の成長につながるとともに、やりがいを感じることができました。

泉田

私は入社2年目という早い時期から、プロジェクトマネージャーとして案件を任せてもらっています。当社では、やりがいや成長を実感できるような案件に、若手も裁量を持って挑戦できる環境があると思います。

古川

若手がやりがいのあるプロジェクトに挑戦させてもらえるカルチャーは、私も強く感じていますね。所属部署では内製開発を推進していますが、そのための新しいワイヤーフレームツールを導入したいと上司に提案した際、予算を準備して応援してもらったことがありました。上司や先輩からは、「現状に固執せず、若手が発信し、変えていっていいんだよ」というメッセージを感じます。

CHAPTER. 03

ここにいるからこそ、近づける。
それぞれが目指す、
証券×ITのプロフェッショナル

デジタルやITの業務は、他業界にも存在します。証券会社のシステム部門ならではの面白さは、どんなところに感じていますか。

穐澤

自社のビジネスに直結する点ですね。事業会社のシステム部門は、開発したシステムを納品するのとは違って、自分たちで自分たちのビジネスを変えていける面白さがあると思います。

泉田

株価の変動は1分1秒を争います。そのため、株式トレードのシステムは、処理スピードやアルゴリズム自体が競争力の源泉です。証券ビジネスを担うメインプレーヤーだからこそ作り上げられるものがあり、とても魅力に感じています。

森田

加えて、証券業界はマーケット情報を含め、様々な数値・データを扱います。データサイエンティストにとっては宝の山ですね。興味がある方は、探求が尽きずとても充実した環境だと思います。

ご自身の将来像や今後のビジョンについて教えてください。

古川

将来的には、幅広いスキルを備えたSEになりたいと考えています。現在はプロジェクト・マネジメント領域の業務が多いですが、今後は実際に自分でプログラミング・コーディング・開発をしたり、UI/UXデザインにも携わってみたいと考えています。

泉田

リリース時は画期的だったシステムも、いつかは古くなっていくものだと思います。常に自身の知識やスキルをアップデートして、今担当している業務システムと基幹システムの両方を支えていきたいです。また、同期入社の仲間を大切にし、日頃から情報交換をするなど、これからも切磋琢磨していきたいです。

穐澤

私は海外勤務を経験したいです。国内外の拠点間の協働プロジェクトを推進する中で、新たな発見や成長機会を掴みたいと思います。

森田

海外勤務、ぜひチャレンジしてください。私は2年間、シンガポールにいたんですよ。若手のうちに業務/基幹システムや、国内/海外など多様な経験を積むのは自身の成長につながると思うので、どんどんチャレンジして欲しいです。
私自身は生成AI/ディープラーニングを用いた証券ビジネスの変革に取り組んでいきたいと考えています。併せて証券ビジネスやお客さまに対する理解も深めていくことで、迅速かつ質の高いサービスを実現できると考えています。
また、データ分析コンテストでは更なる高みを目指し、社内外のデータサイエンティストとの交流を深め、金融業界全体でのデータ利活用推進の一翼を担っていきたいです。

永島

森田さんのような業界有数の専門家としてバリューを発揮している方々は私の周りにもいらっしゃいます。私もITのプロフェッショナル、特にサイバーセキュリティの分野でエキスパートとなり、当社において必要不可欠な人材になっていきたいです。

担当役員からのメッセージ
お客さまに最高のサービスをお届けするために、システム部門のありたい姿として、“証券ビジネスと最先端のテクノロジーをつなげるプロフェッショナル集団“であることを目指しています。

私たちのミッションは、ビジネス戦略をしっかりと理解し、AIやクラウドなどのテクノロジーを活用した最適なソリューションを提供することです。

そのためには、ビジネス部門と一体となったチーム体制が不可欠であり、お客さまや社内ユーザの目線に立つことで、より使いやすいシステムを開発・運用することができます。

より良いチームをつくり、案件を成功に導くためには、メンバー全員が成長し続けることが重要です。私たちは、さまざまなプロジェクトを通じ、それぞれのメンバーが専門性、能力、個性を発揮し、成長できる機会をつくっていきます。

ぜひ、私たちといっしょに、テクノロジーを活用した証券ビジネスの変革にチャレンジしませんか?

みなさんと直接お会いできることを楽しみにしています!
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