島﨑：私たちの仕事は、最初のプレゼンでいかにお客様からの信頼を勝ち得るかが勝負です。バッターボックスに立てるのはほぼ1回のみ。そこでしっかりと結果を残せるかどうかで、プロジェクトのスタートが決まります。もちろん威勢のいいことばかり言い、プロジェクトがおぼつかなくては意味がありません。お客様に対して誠実であり、そして自信を持ったご提案こそがお客様にインパクトを残します。その結果、ご提案から数年後にお声がけいただき、プロジェクトがスタートすることも珍しくありません。

中井：そうした「お客様のために」という気持ちは、驚くほどお客様に届きます。「中井さんだから相談している」と言っていただけるのは本当にうれしいですね。会社対会社の枠を越え、個人としても信頼していただけるのは、コンサルタント冥利に尽きます。
コンサルタントは人生の大先輩であるお客様から多くのものを学びながら、お客様のために働きます。非常に高い水準の成果が求められる仕事ですが、愚直に粘り強く取り組める人ほど、コンサルタントとして大成していると思います。これからコンサルタントを目指す人は、ぜひ困難の数々にも臆さずに愚直に挑戦して欲しいですね。

島﨑：コンサルティングは専門性の商売、特に事業承継は日々の学びを求められる分野です。すなわち、勉強を積み重ね、自分の強みとなる専門性を追求していきたいという人は、コンサルタントとして成功する可能性を秘めているといえるでしょう。決して簡単な仕事ではありませんが、自分の成長がそのままお客様の喜びにつながり、会社を成長させます。私たちもまだまだ道半ばです。一緒に成長し、専門性を高めていける人と働ける日を楽しみにしています。