07 渡部 浩平経営コンサルティング事業本部2009年新卒入社渡部 浩平

PROFILE

経営コンサルティング事業本部 事業再生コンサルティング事業部 部長2009年新卒入社

渡部 浩平

孤独に悩む中小企業経営者。必要なのは、伴走する事業再生のプロフェッショナル。

お客様と一生の
パートナーになれる仕事

コンサルタントとして中小企業経営者の悩みに伴走する「事業再生」に携わってきました。企業が「良い状況」にあるときは自ずと人やお金がまわりに集まります。しかし「事業再生」に挑む経営者は、ほとんどの場合、孤独な存在です。多くのコンサルタントが尻込みするような厳しい状況にあるお客様のお手伝いをする我々は、エッセンシャルワーカーと言ってもいい存在です。

お世辞にも、華々しい仕事ではありません。しかし、我々の仕事には、何物にも代えがたい喜びがあります。辛いときに側にいてくれた相手が人生の親友となるように、顧客とコンサルタントの関係性を超えた一生のパートナーになり得る仕事でもあります。会社の看板ではなく、自らの看板でお客様から感謝していただける。チームメンバーにも、そんな醍醐味を感じながら仕事に打ちこんでもらえるよう、バックアップしていきたいと思っています。

おまえは
どうしたいんだ

入社してまだ2〜3年目くらいのときに社長の増田とプロジェクトを一緒に担当する機会がありました。最終的には民事再生の申請を決断するに至った厳しい事業再生案件です。会社としてこれ以上の契約の続行が難しい段階に差しかかるなかでもクライアントからは「なんとか助けてほしい」との連絡が届き、個人の良心が疼くような大変悩ましい状況にありました。そのときに増田へ相談して、開口一番に聞かれたのが「おまえはどうしたいんだ?」ということです。そこでわたしが「ここまできたら、最後まで支援をしたい」と答えたところ、結果として最終支援まで継続することができました。山田コンサルティンググループは、トップ自身がそういう感覚を持っているからこそ、我々は目先の収益以上に、自己の信念・良心を大切にすることができます。

ビジネスの現場ではクールな判断をしなければいけない場面もありますが、最後には一人ひとりのコンサルタントの考えを大切にしながら組織がつくられていることが、我々の特徴であり、強みとなっています。

まるで「人生道場」の
ような場所

我々のようなコンサルタントは組織人でもありますが、目の前のお客様と向きあう現場では、組織に頼ることはできず、自らの価値観で判断しなければいけない瞬間の連続です。そういった意味で、コンサルタントは全人格的な技量を求められる仕事といえます。常に、自らの存在が試され、1人称で語ることが求められる山田コンサルティンググループは、まるで「人生道場」のような場所ですね。一人ひとりのコンサルタントが自分より、キャリアも経験も豊富な経営者との出会いをとおして鍛えられ、成長し、それぞれの人生を力強く躍動させているようなイメージでしょうか。

わたし自身としてはこれからも苦しんでいる人、組織へのまなざしを大切にしていきたいと思っています。企業の大小や結果の良し悪しに関わらず、これまでお客様企業が紡いできた事業とその歴史にまずはリスペクトを持つ。そして、その気持ちに寄り添い、直面している悩みや苦労をわかちあう。その上で、プロフェッショナルとして客観的なアドバイスをさせていただき、お客様を勇気づけ、ともにすすんでいく。そんなコンサルタントでありつづけたいですね。

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