05 甘 釗霞経営コンサルティング事業本部2013年新卒入社甘 釗霞

PROFILE

経営コンサルティング事業本部 総合コンサルティング事業部 シニアコンサルタント2013年新卒入社

甘 釗霞

外国人人材として一人目に採用。化学工学専攻からコンサルティング業界へ。

外国人人材として
一人目に採用

ビジョンを達成するために企業をどのように成長させていくか。コンサルタントという客観的な立場から事業計画の策定や現場業務の改善を担っています。若いうちから経営者の悩みを直接聞きながら重要な意思決定に最後まで携われるのが仕事の醍醐味です。

大学では化学工学を専攻していたのですが、いわゆる研究職ではなく人と接する仕事がしたいと考え、コンサルタントを志望しました。そのなかで面接の際に「外国人採用実績がまだない」と聞き、上海現地法人が立ちあがるタイミングだったこともあり、「これはチャンスだ」と山田コンサルティンググループへの入社を決めました。

当時は財務を含む経営に関する知識もまったくありませんでしたし、外国人としては一人目に採用されたこともあり、日本と中国のカルチャーショックを感じることもありました。でも、先輩がメンターとしてしっかり成長をサポートしてくれる体制が整っているのが山田コンサルティンググループの魅力です。おかげさまで今年で10年目を迎えることができ、外国人として採用された後進たちも続々と育ってきています。

「パートナー」を
超えていく存在に

6年間にわたり伴走してきたクライアント企業をM&Aへ導くことができたプロジェクトが忘れられない成功体験になっています。還暦を迎えるなかで今後の事業をどうするべきか。「引退」という選択肢も含めて人生の重要な局面に悩んでいた経営者の考えをしっかりと聴きながら本当に解決すべき課題を引きだしていく。新型コロナウイルスの影響により事業環境が劇的に変化するなかでも寄りそいつづけられたことはとても大きな自信になりました。

コンサルタントは「話す」イメージが強いかもしれませんが「聴く」ことがなによりも大切です。最近はオンライン会議も増えてきましたが、状況が許すかぎりクライアントのもとへ駆けつけて対面で向きあうように心がけています。相手のためになにかできることがないか。定型化されたようなコンサルティングサービスを単に提供する視線ではなく、経営者の人生にまで踏みこんで考えるような意気込みで「聴く」ことが重要です。

実際にわたしもクライアントである経営者の娘さんと一緒にゴルフへ行ったり、家族ぐるみの関係になっていたりもします(笑)。外国人人材として言葉の壁があるからこそ、「パートナー」という枠組みすらも超えていく親密な関係性づくりをこれからも目指していきたいです。

言葉の壁を
「個性」に変えていく

山田コンサルティンググループは若いうちから圧倒的に成長できる会社です。他のコンサルティング企業で働いている友人もいますが、やはりプロジェクトのフロントになかなか立たせてもらえないという話もよく聞きます。とくに外国人人材だと経営者とダイレクトに話すのも難しい状況があるようです。

山田コンサルティンググループはとにかくクライアントとの距離が近いですし、言葉の壁がある外国人人材についてもむしろ「個性」と前向きにとらえてプロジェクトの最前線にどんどんアサインしてくれます。どんな人材も垣根なく経営者のそばで刺激を受けながらガンガン成長していけるのが山田コンサルティンググループです。

最近は海外市場について現地感覚の生の情報を知りたいお客様も多いですし、日本で働く外国籍や中国人の経営者も増えてきています。その点、日本語ではなく中国語で直接話すことで信頼関係をつくれるのがわたしの強みにもなっています。これからも外国人人材が自分たちの個性を最大限に発揮しながら働きやすい環境をわたし自身が率先してつくっていきたいです。

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