何時間もかかる、面倒な Excel 作業・・・を、マクロを使って一瞬で処理できるプロフェッショナル人材を目指すコースです。

コース対象は「はじめてマクロを学ぶ方」です。

むずかしい専門用語はできるだけ避けて、「面倒な繰り返し作業を自動化する」ために必要なマクロを学ぶ、実践的な内容となっています。

たとえば・・・

• 行を挿入する、を3行おきに100回繰り返す

• 「合計」と文字を入力、を3行おきに100回繰り返す

• 合計の計算を1月から4月まで繰り返し、さらにそれを100回繰り返す

• 範囲選択 → 背景色をつける、を100回繰り返す

このように、ショートカットや関数では解決できない「面倒な繰り返し作業」をマクロで解決します。

コース前半では、マクロの基本、そして Excel 基本操作「セル選択 → 指示」をマクロで作成します。

コース後半では、繰り返しマクロ（For ～ Next や Do ～ Loop）や変数など、繰り返し作業に必要なコードを紹介します。

1. マクロの基本をマスター

• 最初の設定（開発タブ）

• Visual Basic

• 標準モジュール

• Sub, Range

• マクロの実行

• マクロを保存

• コメント

• ミスチェック

2. セル選択の基本をマスター

• セル範囲（Range）

• 選択セル（Selection）

• セルを選択する（Select）

• 隣のセルを選択する（Offset）

• アクティブセル（ActiveCell）

3. マクロ指示の基本をマスター

• 行・列の挿入（Insert）

• 行・列の削除（Delete）

• 文字の入力

• 合計の計算

• 背景色（Interior.Color）

• SUM関数（WorksheetFunction.Sum）

• コメントブロック

4. 繰り返しの基本をマスター

• For ～ Next

• Do ～ Loop

• 変数（ i ）

• 無限ループ

• 変数（ i = i + 1）

• 繰り返し回数を自動的に計算（COUNTA関数）

• 変数の宣言を強制（Option Explicit）

• 変数を確認（ウォッチウィンドウ）

• 画面の更新を停止（Application.ScreenUpdating）

5. マクロの応用（行・列番号と変数）をマスター

• 行番号を変数にして繰り返す

• 列番号を変数にして繰り返す

• Range と Cells

• 最終行の行番号を取得

• すべてのセルを指定（Cells）

6. 補足

• VBA用語（オブジェクト、プロパティ、メソッド）

• Value

• Formula

• 変数の型（Long, String, Variant）

• マクロの記録

• 個人用マクロブック